問題一覧
1
建築やインテリアの材料に広く活用される「木材」は加工性、断熱性に優れるが、乾燥などにより狂いや変化が生じやすい材料である。
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2
「針葉樹(軟木)」は、軽くて加工性が高く、真っ直ぐ育つ物が多く、建築の構造材に多用される。年輪が明確に現れない。などの特徴を持つ。
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3
針葉樹ではないものはどれか。
カシ
4
「虎斑杢」と呼ばれる虎の縞模様に似た木目が現れる樹種を3つ選べ。
ブナ, ナラ, カシ
5
乾燥や収縮による狂いが小さく、虫害を受けにくいのはどちらか。
心材
6
木の中心付近を切ったときの木目が平行な断面はどちらか。
柾目
7
木材に含まれる水分には、細胞と細胞の間隙に含まれる「自由水」と細胞壁内に含まれる「結合水」がある。また、これら水分の割合を「平衡含水率」という。
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8
木材の乾燥プロセスでは、最初に移動しやすい自由水が蒸発し、さらに乾燥が進むと、どの種類の木材でも、含水率が「約30%」前後で自由水が完全に抜ける。この段階を「繊維飽和点」と呼ぶ。
〇
9
木材の含水率による収縮は、接線方向→半径方向→繊維方向の順番で小さくなる。
〇
10
鏡板のような雨水板材に取り付けて変形を防ぐ材はどちらか。
吸い付き桟
11
「難燃化加工」とは、木材などの可燃性を持つ材料を、燃えにくくするために施す加工のこと。
〇
12
木材が腐るには、「腐朽の4条件」である「栄養」「水分」「酸素」「湿度」の4つ全てが必要である。
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13
「合板(プライウッド)」は、木材を薄く向いた板「ベニヤ」を、木目が「直交」するように重ね「接着剤」で貼り合わせたもの。
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14
耐水性はあるが、耐熱性はない、最も安価な合板でフローリングや家具などに使われるもの。
塩化ビニル化粧合板
15
「積層材」には、同一繊維方向で接着剤を用いて張り合わせた「集成材」と単板を繊維方向を揃えて積層し接着した「単板積層材(LVL)」がある。
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16
ファイバーボードの「MDF(中質繊維板)」は、比重が0.35以上あるが、「インシュレーションボード」は0.35未満である。
〇
17
「パーティクルボード」は、木材その他の植物繊維質の小片(パーティクル)に合成樹脂接着剤を塗布し、熱圧成形したもの。
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18
「OSB」とは、木材の長さを幅の「4倍」以上の「ストランド」に加工し、繊維方向揃えて配列し「3-5層」直交させて重ね接着した板である。
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19
「縁甲板」とは、床の仕上材に用いられる和風のフローリング材のことで、本来は縁側の甲板という意味であった。
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20
フローリング以外の木質系床材には、歩行性、断熱性、吸音性に優れる「コルクタイル」や、抗菌効果があり、医療施設に用いられる「リノリウム」などがある。
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