問題一覧
1
音波は、波の伝搬方向と媒質粒子の振動方向が等しい縦波である。
〇
2
音の強さは、音波の進行方向に垂直な単位面積を単位時間当たりに通過する音響エネルギー量で表され、その単位はW/㎡である。
〇
3
音における聴感上の三つの要素は、音の大きさ、音の高さ、音色である。
〇
4
人間の知覚可能な音の周波数の範囲は、20~20,000Hzである。
〇
5
人の可聴周波数の上限は、年齢が上がるにつれて低下するので、高齢者は周波数の高い音が聴き取りにくくなる。
〇
6
同じ音圧レベルの音であっても、3,000~4,000Hz程度の音が最も大きく聞こえる。
〇
7
同じ音圧レベルの場合、1,000Hzの純音より125Hzの純音のほうが小さく聞こえる。
〇
8
同じ音圧レベルの場合、1,000Hzの純音より100Hzの純音のほうが大きく聞こえる。
×
9
気温が高くなるほど、空気中の音速は速くなる。
〇
10
空気中の音速は、気温にかかわらず340m/sである。
×
11
同じ厚さの一重壁であれば、壁の単位面積当たりの質量が大きいものほど、透過損失が大きい。
〇
12
同じ厚さの一重壁であれば、壁の単位面積当たりの質量が2倍になると、垂直入射する音の透過損失は3dB大きくなる。
×
13
音が球面状に一様に広がる点音源の場合、音源からの距離が2倍になると音圧レベルは約3dB低下する。
×
14
音が球面状に一様に広がる点音源の場合、音源からの距離が2倍になると音圧レベルは約6dB低下する。
〇
15
無限大の面音源から放射された音は、距離減衰することなく伝搬する。
〇
16
残響時間は、音源から発生した音が停止してから、室内の平均音圧レベルが60dB低下するまでの時間をいう。
〇
17
残響時間は、室容積に比例し、室内の総吸音力に反比例する。
〇
18
室容積が大きくなるほど、最適残響時間は長くなる。
〇
19
残響時間を計算する場合、室温は考慮しない。
〇
20
NC値は、室内騒音を評価する指標の一つである。
〇
21
室内騒音レベルの許容値をNC値で示す場合、NC値が大きくなるほど許容される騒音レベルは高くなる。
〇
22
室内騒音レベルの許容値をNC値で示す場合、NC値が小さくなるほど許容される騒音レベルは低くなる。
〇
23
室内騒音レベルの許容値は、音楽ホールより住宅の寝室のほうが大きい。
〇
24
室内騒音レベルの許容値は、音楽ホールより住宅の寝室のほうが小さい。
×
25
室内騒音レベルの許容値は、図書館の閲覧室より音楽ホールのほうが小さい。
〇
26
NC-30は全てのオクターブバンドで騒音レベルがNC-30 曲線を上回っていることをいう。
×
27
室間音圧レベル差(D値)は、隣接する2 室間の空気音の遮音性能を評価するものであり、その数値が大きいほど性能が優れている。
〇
28
吸音材料は、音の透過性が高いので、遮音性能を期待できない。
〇
29
吸音材料は、音の透過率が低いので、遮音性能は高い。
×
30
板状材料と剛壁の間に空気層を設けた吸音構造は、中高音域の吸音より低音域の吸音に効果がある。
〇
31
板状材料と剛壁の間に空気層を設けた吸音構造は、低音域の吸音よりも高音域の吸音に効果がある。
×
32
多孔質材料は、低音域よりも高音域の吸音に効果がある。
〇
33
壁を構成する材料の一部に、音響透過損失の著しく小さい部分がわずかでも含まれていると、その壁全体の音響透過損失は著しく小さくなる。
〇
34
中空二重壁の共鳴透過について、壁間の空気層を厚くすると、共鳴周波数は低くなる。
〇
35
吸音率は、壁の内部に吸収される音のエネルギーと壁を透過する音のエネルギーの和を、壁に入射する音のエネルギーで除したものである。
〇
36
壁体における遮音性能は、音響透過損失の値が大きいほど優れている。
〇
37
壁体における遮音性能は、音響透過損失の値が小さいほど優れている。
×
38
窓や壁体の遮音による騒音防止の効果を高めるには、窓や壁の材料の音響透過損失の値を小さくする。
×
39
透過損失は、同じ壁面であっても、入射する音の周波数によって変化する。
〇
40
日本工業規格(JIS)における床衝撃音遮断性能の等級Lrについては、その数値が小さくなるほど床衝撃音の遮断性能が高くなる。
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41
軽量床衝撃音への対策として、カーペットや畳などの緩衝性の材料を用いることが効果的である。
〇
42
直接音と反射音の行路差が17m以上になると、エコー(反響)が生じる可能性がある。
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43
フラッターエコーは、向かい合う平行な壁面それぞれの吸音率が低いと発生する。
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