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問題一覧
1
「層間区画」は、上下階の延焼拡大を防止するために、耐火構造や準耐火構造の、スラブ等の水平方向の部材や外壁のスパンドレル等の垂直方向の部材により形成するものである。
〇
2
フラッシュオーバーは、発生すると、一般に、酸素濃度が急激に低下する。
〇
3
火災時に空気と分離した煙が平面方向に広がる速さは、避難における歩行速度にほぼ等しい。
〇
4
火災室で発生した熱を伴った煙は、階段室に流入すると、一般に、3~5m/s程度の速さで上昇する。
〇
5
劇場の防災計画において、階段を下りる速度は、一般に、0.6m/秒で想定する。
〇
6
建築物に使用するアカマツ、ケヤキ等の木材は、一般に、温度が上昇すると可燃性ガスを発生し約260℃に達すると引火し、約450℃に達すると自然に発火する。
〇
7
建築物の上階への延焼防止のためには、層間区画を十分に確保する必要があり、ファサードデザインに応じてバルコニーや庇等により対応する方法がある。
〇
8
建築物の用途が異なる部分に設けられる異種用途区画については、原則として、異なる用途部分への延焼を防止するために防火区画とする。
〇
9
自然排煙の排煙量は、煙層の温度と厚さに依存し、煙層の温度が低いときや天井高が低いときにおいては排煙効果が小さい。
〇
10
人は、空気中の一酸化炭素濃度が1%を超えると、数分間で死に至る。
〇
11
水平避難方式は、一つの階を複数のゾーン( 防火区画や防煙区画 )に区画し、火災の発生時に、火災の発生していないゾーンに水平に移動することによって安全を確保する方法である。
〇
12
大規模店舗の売場内に防火区画(面積区画)を設ける場合の階段配置について、防火区画された売場ごとの避難時間と避難扉幅当たりの避難者人数が概ね均等になるように計画することが望ましい。
〇
13
第二種排煙は、押出型の機械排煙方式であり、所定の排煙量を確保するために、排煙量よりも多い給気量が必要となる。
〇
14
竪穴区画内の温度が屋外より高くなる冬期において、地下階がない建築物では、火災階が下階であるほど、竪穴区画への煙の侵入量が増える傾向にある。
〇
15
超高層建築物においては、設備シャフトや吹抜け等の屋内の延焼経路や、開口部を介した屋外の延焼経路を遮断する計画を行うことが重要である。
〇
16
超高層建築物や医療福祉施設では、災害時に一気に外部まで避難することが困難な場合が想定されるので、避難経路の途中又は途中階に一時的に滞留できる空間を確保することが望ましい。
〇
17
等価可燃物量は、対象となる可燃物の発熱量を、発熱量が等価な木材の重量で表現した値である。
〇
18
避難時に利用する階段室への出入口の有効幅員は、一般に、流動係数を考慮し、階段の有効幅員よりも狭くする。
〇
19
病院の手術室、ICU、NICU等は、籠城区画として防火計画をすることが望ましい。
〇
20
病院等で採用される水平避難方式は、階段での自力避難が困難な者などを出火したエリアから隣接する防火区画されたエリアへ移動させ、避難時間の余裕を生み出したうえで、介助避難させる方法である。
〇
21
不特定多数の者が利用する大規模量販店等において、売場の避難出口の扉は、廊下等の有効幅員に配慮しつつ、外開きにすることが望ましい。
〇
22
防火扉は、火災や煙の伝播・拡大を防ぐために、自動的に閉鎖する機構を有する。
〇
23
廊下を避難するときの歩行速度は、一般に、平均照度の低下に伴い遅くなり、1lx以下では顕著に遅くなる。
〇
24
籠城区画は、病院の手術室やICU等の患者を避難させることが困難な室において、内部からの出火を防止するとともに、外からの火災の影響を受けない構造にして、鎮火まで「たてこもる」ことができるようにした区画のことである。
〇
25
安全区画を自然排煙とする場合、避難方向と同一の方向に排煙口を設けることが望ましい。
×
26
火災室から廊下や隣室へ流出する煙の水平方向の流動速度は、2~3m/sである。
×
27
火災室で発生した熱を伴った煙は、階段室に流入すると、一般に、1~2m/s程度の速さで上昇する。
×
28
居室内避難における歩行距離は、一般に、家具の配置にかかわらず、出口に最も遠い地点から出口までの直線距離とする。
×
29
室内の可燃物量が同じ場合、一般に、外気が流入する開口面積が大きいほど火盛り期の火災継続時間が長くなる。
×
30
縦長の窓は、横長の窓に比べて噴出する火炎が外壁から離れにくいことから、上階への延焼の危険性が高い。
×
31
中央部に光庭となるボイド空間を設けた超高層集合住宅において、ボイド空間を取り囲む開放廊下を避難経路とする場合、煙の拡散を防ぐために下層部分からボイド空間への給気を抑制する必要がある。
×
32
超高層集合住宅の中央部に設けた屋根のないボイド空間(光庭)に面した開放廊下を避難経路とする場合には、開放廊下への煙の拡散を防ぐために、ボイド空間の下層部分からの給気を抑制する必要がある。
×
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