問題一覧
1
インテリア様式の大まかな流れを順番に選べ。
ロマネスク, ゴシック, ルネッサンス, バロック, ロココ, ネオクラシシズム
2
古代エジプトでは、住居が石造りであるのに対して、神殿や墳墓はレンガ造りで作られた。
✕
3
古代エジプトの神殿の柱には、柱頭に何をかたどった装飾が施されたか2つ選べ。
パピルス, ロータス
4
ギリシャ時代に石造建築の代表例「パルテノン神殿」の各部分の寸法は、円柱の基部の直径を基本として、建築部材の各寸法が比例的に決定され、この構成システムを「オーダー」と呼ぶ。
〇
5
ギリシャ時代の住宅は、どちらが一般的であったか。
レンガ造り
6
ギリシャ時代の代表的な家具に、婦人用の椅子「クリスモス」やスツール「ディフロス」、寝椅子「クリーネ」がある。
〇
7
基本的にギリシャ文化を受け継いだローマ文化では、大理石やレンガ、コンクリートを使用して大規模な建築を建造。アーチやヴォールトなどの建築技術が発展し「パンテオン」が生まれた。
〇
8
ビザンチン建築はローマ帝国が分裂した東ローマ(ビザンチン)帝国がヘレニズム文化の流れとオリエント文化が影響して形成された様式である。ハギア・ソフィア大聖堂やサン・マルコ大聖堂が有名。
〇
9
西ローマ帝国のサン・ピエトロ大聖堂などの教会建築には、バシリカ式が用いられたが、平面形状はどちらの十字形が大半を占めるか。
ラテン十字形
10
イスラム文化の建築はアラベスクアーチが特徴のひとつである。
✕
11
高い壁などを支えるフライングバットレスが特徴の建築様式
ゴシック様式
12
ゴシック様式の時代の家具は、大型で彫刻装飾が施されたものが多かったが、装飾にはどんなものがモチーフにされたか。
アカンサスや唐草などの植物や渦巻き模様
13
15-16世紀を最盛期とする芸術様式「ルネサンス」は「再生」を意味し、13世紀末イタリアのフィレンツェなどを中心に興った。
〇
14
ルネサンスの建築に見られる、階層を区分する装飾はどちらか。
コーニス
15
ルネサンスの代表例として、ミケランジェロらが設計したサン・ピエトロ大聖堂とともに挙げられるフィレンツェ大聖堂を設計したのは誰か。
ブルネレスキ
16
ルネサンス様式の家具である、詩人ダンテが愛用した古代ローマ風のX型の脚をした椅子を2つ選べ。
サヴォナローラ, ダンテスカ
17
バロックとは「歪な真珠」を意味し、バチカン市国に建築されたサン・ピエトロ大聖堂のファザードとコロネードはバロック様式の出発点と言われる。
〇
18
バロック様式のヴェルサイユ宮殿のインテリアデザインを担当したのは、シャルル・ルブランでゴブラン織りのファブリックを用いて華麗に仕上げた。
〇
19
イギリスでは、カブリオール・レッグを特徴とした後期ジャコビアン様式の家具や、寄木や象嵌の技術を用いたウィリアム・アンド・マリー様式の家具が製作された。
✕
20
ロココの語源は、貝殻や石で装飾した築山を意味するフランス語のロカイユである。湾曲した抽象的な造形が特徴である。
〇
21
フランス版ロココ様式を「ルイ14世様式」、イギリス版をクイーン・アン様式と呼ばれる。
✕
22
クイーン・アン様式の椅子の特徴は、花瓶や楽器をモチーフにした。透かし彫りの背板やカブリオール・レッグなどである。
〇
23
チッペンデール様式の生みの親、家具作家のトーマス・チッペンデールは、フランス風のカブリオールレッグのリボンバックの椅子やシノワズリー(中国風)とロココ様式を調和させた家具を得意とした。
〇
24
古代ローマ遺跡の発掘がきっかけとなり、18世紀中期からヨーロッパでは古典様式への関心が再び高まり、ネオクラシシズム(新古典主義)と呼ばれる古典的造形に目覚めた。
〇
25
ネオクラシシズムにも椅子の脚にはカブリオールレッグが引き続き用いられた。
✕
26
ルイ16世様式の代表例として、ヴェルサイユ宮殿のプティ・トリアンやマリーアントワネットが愛用したジャン・アンリ・リーズネルの家具がある。
〇
27
ネオクラシシズムを代表するデザイナーを3人選べ。
ロバート・アダム, ジョージ・ヘップルホワイト, トーマス・シェラトン
28
産業革命により量産化が進み、階層制度は崩れ、資本主義が確立した。デザイン的には、近代様式を基調としながら様々な様式が混合、折衷する傾向をより強めていった。
✕
29
19世紀初頭、ナポレオンの支配下で興った古代エジプトやローマ、ギリシャ様式を再現した新古典主義を再現した様式はどちらか。
アンピール様式
30
アンピール様式の建築の代表例には「凱旋門」がある。
〇
31
「ネオゴシック」とは、18世紀後半から19世紀初頭、イギリスでゴシック様式の再生を謳った運動である。代表建築はイギリス国会議事堂である。
〇
32
17世紀初頭から独立までの植民地時代を「コロニアル様式」、独立後を「フェデラル様式」という。
〇
33
アメリカで次第に支配を強め、ウィリアム・アンド・マリー様式や、クイーン・アン様式、ジョージアン様式など母国の様式を主流としたのは何人か。
イギリス人
34
アメリカの植民地支配が終わり、18世紀から19世紀にかけて、ニューヨークの家具職人ダンカン・ファイフのアンピール風家具が人気を博した。
〇