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市場構造の区分と企業、市場機構
  • _ Platonic

  • 問題数 33 • 6/12/2024

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    問題一覧

  • 1

    完全競争市場においては、価格は伸縮的であるが、寡占市場などにおいては下がりにくくなる。このことを価格の【】という。

    下方硬直性

  • 2

    市場において企業等が不公正な行動に及ぶことを避けるため、独占禁止法が制定されており、【】がその運用を担っている。

    公正取引委員会

  • 3

    完全競争市場において、企業の一部は、価格先導者として行動する。

    ✕ 完全競争市場においては、各経済主体は価格支配力を持たない価格受容者(プライステイカー)として行動する。一方,寡占市場等においては、価格先導者(プライスリーダーが存在する

  • 4

    価格の下方硬直性がみられる市場では、価格競争が行われにくいため、非価格競争が激化する。

    〇 募占市場においては、価格競争ではなく、非価格競争が行われる。

  • 5

    企業の協調行動のうち,カルテルは企業が独立性を失うのに対して、トラストの形成においては価格等に関する協定を結ぶにとどまる。

    ✕ カルテルは価格等についての協定,トラストは同業種による合併を意味する。トラストが形成されると企業の独立性は失われる。

  • 6

    公正取引委員会は、独占禁止法を運用する行政機関である。

    ○ 公正取引委員会は、独占禁止法を運用する機関であり、勧告,命令等を行う権限を持つ。

  • 7

    株式会社の経営が破たんした際、出資者である株主は、出資額を超えて債務の弁済にあたらなければならない。このことを無限責任の原則という。

    ✕ 株式会社の株主は有限責任である。つまり、その責任は出資額の範囲にとどまる。無限責任を求められるのは、個人企業における経営者,合名会社や合資会社における無限責任社員である。

  • 8

    需要の価格弾力性が大きい場合のグラフは図【】小さい場合のグラフは図【】となる。

    2 1

  • 9

    右上がりの供給曲線と右下がりの需要曲線を前提とすると,均衡価格よりも価格が高いときには超過需要が生じる。

    ✕ 価格が均衡価格より高いときには、超過供給が生じる。

  • 10

    右上がりの供給曲線と右下がりの需要曲線を前提とすると、均衡価格よりも価格が低いときには超過供給が生じる。

    ✕ 価格が均衡価格より低いときには、超過需要が生じる。

  • 11

    財がぜいたく品である場合、需要の価格弾力性は大きくなり、需要曲線の傾きは緩やかである。

    ○ ぜいたく品は、価格の変動に対して需要量の変動が大きくなるため、需要曲線の傾きは緩やかになる。

  • 12

    財が必需品である場合、需要の価格弾力性は小さくなり、需要曲線の傾きは急である。

    ○ 必需品は、価格の変動に対して需要量の変動が小さいため、需要曲線の傾きは急になる。

  • 13

    需要量が価格に全く反応せず、一定の場合には、需要曲線は水平になる。

    ✕ 需要量が価格に全く反応しない場合は、需要の価格弾力性が0のケースであり、需要曲線は垂直となる。

  • 14

    消費者が支払うつもりであった金額の総額から、実際の取引において支払った金額の差額を【】という。

    消費者余剰

  • 15

    生産者が受け取った金額から可変費用を差し引いた金額を【】という。固定費用と利潤の合計に等しい。

    生産者余剰

  • 16

    消費者は、市場において取引することにより、支払のために準備していた金額と、実際に支払った金額との間に差が生じることがある。後者が前者より大きい場合には、消費者余剰が生じる。

    ✕ 消費者余剰は「消費者の支払準備額一取引額(実際の支払額)」で表される。

  • 17

    生産者余剰は、固定費用と利潤の合計額に一致する。

    ○ 固定費用と利潤の総和が生産者余剰である。

  • 18

    一般に、公的部門が市場に介入し、価格や取引量を統制することによって、社会的総余剰は完全競争市場における均衡より増する。ただし、公共財の市場などについては、完全競争市場に委ねるのが望ましい。

    ✕ 社会的総余剰は、完全競争市場のにおいて最大となる。ただし、「公共財」「外部不経済(市場と直接関わらない他の経済主体に損失を与える場合)」などの「市場の失敗」が生じる場合については、公的部門が市場に適切に介入した方が社会的総余剰を増大させることができる。

  • 19

    供給側に独占が生じているときには、企業の利潤は増大する。よって、独占市場における社会的総余剰は、完全競争における余剰よりも増大する。

    ✕ 社会的総余剰は完全競争市場における均衡において最大となる。

  • 20

    課税は、社会的総余剰を増大させることを目的に行われる。課税が行われないことによって生じる損害を死荷重という。

    ✕ 課税は、社会的総余剰を減少させ,死荷重を生じさせる。

  • 21

    市場において、技術革新により生産性が向上すると、取引量が増加する一方、価格は【】する。

    低下

  • 22

    類以した性質を持つ財を【】財といい,このような財の価格が低下し、消費量が増加すると、市場において、もう一方の財に対する需要は減少する。

    代替

  • 23

    需要曲線が右上がりになる財を上級財という。

    × 需要曲線が右上がりになるのは、下級財に含まれるギッフェン財である。

  • 24

    2財が代替財の関係にある場合,一方の財の価格が上昇すると、もう一方の需要曲線は左下にシフトする。

    ✕ 2財が代替財の関係にある場合,一方の財の価格が上昇し、需要量が減少すると、もう一方の財の需要量が増加する。この場合,需要曲線は右上方へシフトする。

  • 25

    費用の上昇によって供給曲線は左上方にシフトするため、価格は上昇し、取引量は減少する。

    ○ 費用の上昇や生産性の低下は供給曲線を左上にシフトさせるため,価格は上昇し、取引量を減少させる。

  • 26

    ある財のブームが起き、購買意欲が急増すると、供給曲線に急邀な変化がもたらされる。

    ✕ ブームによる購買意欲の増加は、供給曲線ではなく、需要曲線に変化をもたらす。この場合、需要曲線が右上方にシフトし、価格が上昇する一方,取引量が増加する。

  • 27

    ○ 生産性の上昇は供給曲線を右下に、所得の増加は需要曲線を右上にシフトさせる

  • 28

    超過需要により価格が上昇することで市場の不均衡が調整されることを【】的(価格)調整という。

    ワルラス

  • 29

    超過需要価格により数量が増加することで市場の不均衡が調整されることを【】的(数量)調整という。

    マーシャル

  • 30

    「1期前の価格に応じて次期の取引量と価格が決定し、それに応じてその次の期の価格が決定する」というプロセスを繰り返す調整を動学的調整という。調整過程の形状から、【】理論とも呼ばれる。

    くもの巣

  • 31

    ワルラス的に安定的な市場は、マーシャル的にも安定的である。

    ✕ ワルラス的に安定でも,マーシャル的に不安定なケース、あるいは、その逆のケースも存在する。

  • 32

    需要曲線と供給曲線がともに右上がりの場合,均衡点より上部において超過需要が生じると、ワルラス的には不安定であるが、マーシャル的には安定的な市場であるといえる。

  • 33

    くもの巣理論において,需要曲線の傾きが供給曲線より急である場合,安定的な市場であるといえる。

    ×

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