A分野(遺族年金②)

シャロン3

問題数 31 • 3/21/2025

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遺族厚生年金では、配偶者は常に第一順位である。

遺族厚生年金は、障害3級で障害厚生年金が支給されてた者が死亡した場合にも必ず支給される。

厚生年金保険の被保険者である夫が死亡し、子のいない45歳の妻が遺族厚生年金の受給権のみを取得した場合、妻が60歳に達するまでの間、妻に支給される遺族厚生年金に中高齢寡婦加算額が加算される。

遺族厚生年金と特別支給の老齢厚生年金は併給できないため、遺族厚生年金の受給者が特別支給の老齢厚生年金の受給権を取得した場合、どちらかを選択して受給することになる。

○

遺族厚生年金の額は、原則として、死亡した者の厚生年金保険の被保険者記録を基に計算した老齢厚生年金の報酬比例部分の額の3分の2相当額である。

夫の死亡当時30歳未満で、遺族基礎年金の受給権を取得しない妻の遺族厚生年金の受給権は、当該遺族厚生年金の受給権を取得した日から5年を経過したときに消滅する。

○

被保険者であるCさん (45歳)と同居して生計維持関係にあった者が夫(50歳)と長女(21歳)である場合、夫および長女は遺族厚生年金の受給権を取得することはできない。

○

被保険者であるAさん(35歳)と同居して生計維持関係にあった者が、妹(30歳)のみである場合は遺族厚生年金の受給権を取得することはできない。

○

同一の事由により、労災の遺族補償年金と遺族基礎年金・遺族厚生年金が支給される場合には、遺族基礎年金・遺族厚生年金はそのまま全額支給され、遺族補償年金の額は減額調整される。

○

付加保険料を3年以上納付している者が死亡した場合、国民年金の死亡一時金の額に8500円が加算される。

○

国民年金の寡婦年金と死亡一時金は、併給されない。

○

死亡一時金は、遺族厚生年金を受給できるとき、遺族基礎年金を受給できるとき、いずれにおいても支給されない。

国民年金の死亡一時金の支給要件となる死亡した者の保険料納付済期間には、第3号被保険者期間も保険料全額免除期間も含まれない。

○

遺族基礎年金を受給したことがある妻は、国民年金の寡婦年金を受給することができる。

○

老齢基礎年金を受給したことがある夫が死亡した場合、国民年金の寡婦年金は支給されないが、障害基礎年金を受給したことがある夫が死亡した場合、国民年金の寡婦年金は支給される。

遺族基礎年金と中高齢寡婦加算は併給されないが、過去に遺族基礎年金を受けた場合もやはり支給されない。

遺族厚生年金の中高齢寡婦加について、死亡した夫との婚姻関係が10年以上継続していたことが、支給要件となる。

遺族厚生年金の中高齢寡婦加算について、遺族厚生年金の受給権者 (妻)が厚生年金の被保険者の場合、支給停止されない。

○

中高齢寡婦加算は、40歳に達した当時、「遺族基礎年金の支給要件を満たす子のあった」65歳未満の妻も対象となるが、妻が遺族基礎年金を受給できる間は支給停止される。

○

遺族厚生年金は、受給資格期間が10年以上ある老齢厚生年金の受給権者が死亡したときに、支給される。

遺族厚生年金は、障害等級1級、2級、3級の障害厚生年金の受給権者が死亡したときに、支給される。

遺族厚生年金は、退職した者が、被保険者期間中に初診日がある傷病により初診日から1年以内に死亡したとき、支給される。

遺族厚生年金は、保険料納付要件を満たしている厚生年金保険の被保険者が死亡した場合、被保険者期間の月数にかかわらず支給される。

○

妻が死亡した当時、55歳以上の夫に対する遺族厚生年金は、夫が遺族基礎年金を受給できるときは、その問合わせて受給することができる。

○

老齢厚生年金を繰上げ受給している者が死亡した場合、遺族厚生年金の額は繰上げした金額で計算する。

遺族基礎年金の年金額は、死亡した者の保険料納付済期間にかかわらず定額である。

○

被保険者の死亡の当時に健常者であった子が、18歳到達の年度末に達する前に障害等級2級の障害に該当した場合、20歳に達するまで支給される。

○

子のある配偶者に支給される遺族基礎年金は、配偶者の年齢を問わず支給される。

○

老齢基礎年金の受給資格期間が25年以上ある者が死亡した場合、その者の保険料納付状況にかかわらず支給される。

○

短期要件と長期要件の両方に該当する場合には短期要件に該当したものとされ、これを変更することはできない。

配偶者又は子に対する遺族厚生年金は、その配偶者又は子の所在が1年以上明らかでないときは、遺族厚生年金の受給権を有する子又は配偶者の申請によって、その所在が明らかでなくなった時に遡って、その支給を停止する。

○