換気・省エネ

シャロン3

問題数 40 • 6/25/2025

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Nearly ZEHとは、断熱性能の向上や高効率設備・再生可能エネルギーの導入により、年間の一次エネルギー消費量の50%以上を削減することを目指した住宅である。

太陽光発電の変換効率の良さは単結晶シリコン、多結晶シリコン、アモルファスシリコンの順番になる。

○

ライフサイクルカーボンマイナス住宅とは、建設時、運用時、廃棄時において出来るだけ省CO2に取り組み、さらに太陽光発電などを利用した再生可能エネルギーの創出により、住宅建設時のCO2排出量も含ライフサイクルを通じてのCO2の収支をマイナスにする住宅である。

○

建築物の環境性能を高めるために、 CASBEE(建築環境総合性能評価システム)により算出されるBEE(建築物の環境性能効率) の数値が小さくなるような環境対策を行った。

BMS (ビルディング・マネジメント・システム)を導入することで、建築物の運用段階における省エネルギー化と建築物の機能の長寿命化を図るのは適切である。

○

雨水利用システムにおける雨水の集水場所を、建物の屋根面とするのがよい。

○

夏期の冷房時における窓面からの日射負荷を低減するために、西面の窓には水平ルーバーを計画するのは適切である。

PAL*(パルスター。年間熱負荷係数)とは、ペリメーターゾーンの熱的性能を評価する指標であり、窓の断熱性能を高めることは、その数値を大きくすることに効果がある。

COPとは、成績係数のことであり、その数値が小さいほど、省エネルギーとなる。

建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律において、住宅に関する建築物エネルギー消費性能基準は、設備機器などの一次エネルギー消費量を評価する基準だけでなく、住宅の窓や外壁等の外皮性能を評価する基準もある。

○

ソーラーチムニーは、建物上部に換気用の温室を設け、太陽で暖まった空気を煙突効果で換気するシステムである。

○

CASBEEにおけるBEE(環境性能効率)を高めるため、環境負荷(L)の数値が小さくなるように、かつ、環境品質(Q)の数値が大きくなるように計画するのは適切である。

○

集合住宅の共用廊下において、高齢者、障がい者等の通行の安全上支障がないように、各住戸の外開き玄関扉の前にアルコーブを設けるのは適切である。

○

「BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)」は、第三者評価機関が建築物の省エネルギー性能を評価し認証する制度で、性能に応じて5段階の星の数等で表示される。

○

「eマーク(省エネ基準適合認定マーク)」は、建築物が建築物エネルギー消費性能基準に適合していることについて、所管行政庁から認定を受けたことを示すものである。

○

「CASBEE」(建築環境総合性能評価システム)は、建築物の環境性能で評価し格付けする手法のことで、評価結果が「Sランク(素晴らしい)」から「Aランク(大変良い)」「Bランク (良い)」Cランク(劣る)」という4段階のランキングが与えられる。

「CASBEE」は「建築環境総合性能評価システム」を意味し、その評価対象は「エネルギー消費」「資源循環」「地域環境」「室内環境」の4分野である。

○

建築物のエネルギー消費性能の向上等に関する法律(平成27年法律第53号)において住宅に適用される基事は、建物エネルギー消費性能基準と住宅事業建築主基準の2つである。

COPは、消費エネルギーを冷房能力または冷暖房能力で除して求める。

エネルギー消費効率(COP)とは、成績係数とも呼ばれ、冷暖房器具の省エネ性能を表す際に使われている。

○

換気計画上、建築基準法のシックハウス対策に関わる内装仕上げ制限の対象となる居室には、常時開放された開口部を通じてこれと相互に通気が確保される廊下その他の建築物の部分を含む。

○

1時間に室内の空気の入れ替わる回数を換気回数といい、居室に必要な換気量は、居室の面積に換気回数を乗じて計画する必要がある。

自然換気は、一般に、床面近くに排気口、天井近くに給気口を設けると効果的である。

自然換気には、温度差換気と風力換気がある。

○

住宅の換気設備の排気ダクトについては、住戸内から住戸外に向かって、先下がり勾配となるように取り付ける。

○

全般換気は居室全体での換気のことをいい、換気の目的は希釈することである。

○

必要換気量は二酸化炭素濃度を基準として一人当たり50㎡/h程度とされている。

住宅の全般換気をトイレ、浴室、台所等の水まわり部分からのファンによる排気によって行う場合、居室に設ける自然給気口は、温熱環境に影響を及ぼさないように、床面から0.5m以下に設置することが望ましい。

給気口は居室の天井の高さの2分の1以下の高さに、排気口は、給気口より高い位置に設け、いずれも常時開放された構造としなければならない。

〇

排気ガラリより、外気取入れガラリのほうが、通過風速を低くしなければならず、必要な正面面積（ガラリ面積）は大きくなる。

○

熱交換器は、冬期・夏期のいずれも省エネルギー効果が期待できるが、中間期の運転には注意が必要である。

○

空気齢とは、室内のある点の空気が、流出口までに達するのに要する平均時間のことをいう。

空気の流れは、吸い込みの影響は遠方まで及ぶのに対し、吹き出しの影響は吹き出し口付近に限定される。

局所換気とは、ファンや換気扇などを使用して水回りを局所的に換気する方法で、機械換気の一種である。

○

第一種機械換気方式は、給気機及び排気機を用いるため、正圧に保つ必要のある室にも採用することが可能である。

○

汚染物質が発生している室における必要換気量は、汚染物質の発生量が同じ場合、その室の容積の大小によって変化する。

アセトアルデヒドは加熱式たばこが発生源となる。

○

居室における必要換気量は、一般に、成人１人当たり50㎥/h程度とされている。

風圧力によって換気される場合、その換気量は、外部風向と開口条件が一定ならば、外部風速の平方根に比例する。

24時間換気で満たすべき換気回数は、住宅等の居室であるか、その他の居室であるかにかかわらず、0.5回/hである。