債務者が消滅時効完成後、時効完成に気づかず借金を返済し権利の承認をした場合、消滅時効の援用はできない。

時効の利益は、時効完成前にあらかじめ放棄することはできない。

催告した時から、6ヶ月を経過するまでの間は時効の完成が猶予される。

権利(債務)の承認があると時効が更新される。

占有は、相続や売買等においても承継される。

消滅時効に該当するのは、権利を行使できることを知った時から5年間行使しなかった場合と、権利を行使できる時から10年間行使しなかった場合。

裁判所の請求や支払督促がある場合、その事由が終了するまでの間は時効の完成が猶予される。 そして、確定判決等により権利が確定した時は時効が更新される。

｢停止条件のポイント｣ ①期待権を侵害された場合には、損害賠償請求が可能となる ②条件付権利であっても、処分できたり、相続の対象となる

｢停止条件のポイント②｣ ◾︎故意にの条件の成就を妨げた時は、条件を成就したものとみなす ◾︎停止条件付契約は、停止条件が成就した時から効力を生じる

｢自ら勝手に近所の枝を切り取ることができるケース｣ ◾︎催告した期間内に切除していない時 ◾︎所有権の所在が不明 ◾︎急迫の事情がある時

隣地の竹木の根が境界線を超える時は、根を切り取ることができる。

隣地の竹木の枝が境界線を越える時は、竹木の所有者にその枝を切除させることができる。

境界標を設けた場合、境界票の設置及び保存の費用は相隣者が等しい割合で負担するが、測量の費用は土地の広狭に応じて負担する

土地の所有者は、隣地の所有者と共同の費用で境界標を設けることができる。

電気・ガス・水道・水の供給等の継続的給付を受けることができない時は、必要な範囲内で設備設置権や設備使用権が与えられる。

袋地の所有者は、囲繞地を通行することができるが、必要性が高く、損害が最小なものを選ばなければならない。

通行権者は、通行地の損害に対して償金を支払う必要がある。