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薬物動態学問題集②線形1コンパートメントモデルに基づいた解析
  • 問題数 41 • 4/8/2025

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    問題一覧

  • 1

    組織クリアランス値は、その組織の⾎流速度より⼤きくならない。

  • 2

    線形1-コンパートメントモデルにおける⾎中薬物濃度時間曲線下⾯積(AUC)は、体循環に流⼊した薬物量と⽐例関係にある。

  • 3

    線形1-コンパートメントモデルに従う薬物の消失速度定数(ke)を0.231 h−1とすると、薬物の消失半減期は2時間である。 ただし、ln2=0.693とする。

  • 4

    線形1-コンパートメントモデルにおける薬物の消失半減期は、⾎中薬物濃度と⽐例関係にある。

  • 5

    線形1-コンパートメントモデルにおける薬物の分布容積は、投与直後の⾎中薬物濃度と投与量の積で表される。

  • 6

    体内動態が線形1-コンパートメントモデルに従う薬物を静脈内持続注⼊した際の定常状態における⾎中薬物濃度(Css)を表す式はどれか。 ただし、薬物の注⼊速度をk0、全⾝クリアランスをCLtotとする。

    Css=k0/CLtot

  • 7

    ある薬物を初回(0時間)、2回⽬(4時間後)に各100 mgを急速静注したところ、初回投与後の⾎中薬物濃度(C0)は1000 ng/mLとなった。2回⽬の急速静注直後の⾎中薬物濃度として最も近い値(ng/mL)はどれか。ただし、この薬物の⾎中消失半減期は4時間であり、体内動態は線形1-コンパートメントモデルに従うものとする。

    1500

  • 8

    下図は、線形1-コンパートメントモデルに従うある薬物を、患者に200 mg/hの速度で定速静注したときの⾎中薬物濃度時間曲線である。この薬物の患者における全⾝クリアランス(L/h)として、最も近い値はどれか。

    10

  • 9

    ある患者に薬物を10 mg/hで静脈内定速注⼊した。このときの定常状態における⾎中薬物濃度(μg/L)として、最も適当な値はどれか。ただし、この患者の全⾝クリアランスは40 L/hであり、線形1-コンパートメントモデルが成⽴するものとする。

    250

  • 10

    ある薬物を体重50 kgの患者に静脈内持続点滴を⾏い、定常状態における⾎中薬物濃度を200 ng/mLにしたい。この患者の全⾝クリアランスが8.0 mL/min/kgであったとき、点滴投与速度(mg/h)として最も近い値はどれか。

    5

  • 11

    線形1-コンパートメントモデルに従う薬物100 mgを急速静脈内投与した際の⾎中薬物濃度時間曲線下⾯積が50 mg・h/Lである場合、この薬物の全⾝クリアランスの値に最も近い値はどれか。

    2 L/h

  • 12

    薬物動態が線形1-コンパートメントモデルに従う場合、投与量と無関係に一定の値を示すパラメーターはどれか。

    3 全身クリアランス

  • 13

    線形1-コンパートメントモデルに従う薬物100 mgをヒトに静脈内投与したところ、以下のグラフに⽰す⾎中薬物濃度と時間の関係が得られた。この薬物の消失速度定数(h−1)はどれか。 ただし、ln2は0.693 とする。

    0.231

  • 14

    ある薬物を同⼀被験者に急速静脈内投与した時、下表に⽰す結果を得た。この薬物の全⾝クリアランス(L/h)はいくつか。 ただし、この薬物の体内動態は線形1-コンパートメントモデルに従うものとする。

    5

  • 15

    体内動態が線形 1-コンパートメントモデルに従う薬物を繰り返し静脈内投与した際、定常状態における平均血中薬物濃度を表すのはどれか。1つ選べ。 ただし、単回静脈内投与時の投与量を Div、単回静脈内投与時の血中濃度時間曲線下面積をAUCiv、全身クリアランスをCLtot、分布容積をVd、繰り返し静脈内投与時の投与間隔をτとする。

    AUCiv/τ

  • 16

    線形1-コンパートメントモデルに従う薬物100 mgを繰り返し静脈内投与したところ、定常状態に達した際の最高血中濃度は40μg/mL、最低血中濃度は20μg/mLであった。この時の蓄積率はどれか。1つ選べ。

    2.0

  • 17

    全身クリアランスが50 L/hである薬物を100 mg/hの速度で点滴静注した場合、投与開始6時間後の血中薬物濃度は1.5μg/mLであった。この薬物の消失半減期(h)として最も近い値はどれか。1つ選べ。ただし、この薬物は線形1-コンパートメントモデルに従うものとする。

    3

  • 18

    下図は、ある薬物を100 mg/hの速度で定速静注した時の血漿中薬物濃度時間曲線である。この薬物の消失速度定数(h-1)として、最も近い値はどれか。1つ選べ。 ただし、この薬物の分布容積は 14.4 Lとし、消失は線形1-コンパートメントモデルに従うものとする。

    0.35

  • 19

    体内動態が線形1-コンパートメントモデルに従う薬物を1日1回急速静脈内投与することになった。2回目投与直前の血中薬物濃度が20μg/mLとなることを想定して、初回に負荷投与する場合、この薬物の初回負荷投与量(mg)として最も近い値はどれか。1つ選べ。 ただし、この薬物の分布容積は40 L、消失半減期は24時間とする。

    1600

  • 20

    ある薬物100 mgを消失半減期ごとに繰り返し静脈内投与したところ、定常状態における最高血中薬物濃度が40μg/mL となった。この薬物の分布容積(L)に最も近い値はどれか。1つ選べ。 ただし、この薬物の体内動態は線形1-コンパートメントモデルに従うものとし、ln2=0.693とする。

    5.0

  • 21

    ある薬物を100 mg/hの速度で点滴静注する。投与開始時点から点滴静注の定常状態時における血中薬物濃度を得るために、点滴静注開始時に急速静注による負荷投与を行う場合の投与量(mg)に最も近い値はどれか。1つ選べ。 ただし、この薬物は線形1-コンパートメントモデルに従い、分布容積は50 L、全身クリアランスは10 L/hである。

    500

  • 22

    体内動態変動により消失半減期が変化する場合、ある患者に12時間毎に繰り返し静脈内投与を行ったとき、定常状態におけるトラフ値が32μg/mL を下回る条件はどれか。1つ選べ。 ただし、2 回目投与直前における血中薬物濃度は16μg/mLであり、線形1-コンパートメントモデルに従うものとする。 必要であれば、√2=1.41、³√2=1.26、⁴√2=1.19として計算せよ。

    1 消失半減期が6 hとなっている。

  • 23

    全⾝クリアランスが40 L/hである薬物を点滴静注し、定常状態における⾎中濃度を0.50mg/Lにしたい。適切な投与速度(mg/h)はどれか。1つ選べ。

    20

  • 24

    体内動態が線形1-コンパートメントモデルに従う薬物を経⼝投与した場合、最⾼⾎中濃度到達時間が遅延する原因として正しいのはどれか。1つ選べ。

    消失速度定数の低下

  • 25

    体内動態が線形1-コンパートメントモデルに従う薬物を、消失半減期ごとに同量繰り返し投与した場合の蓄積率はどれか。1つ選べ。

    2.0

  • 26

    体内動態が線形1-コンパートメントモデルに従う薬物を1⽇1回経⼝投与し、定常状態における平均薬物⾎中濃度を0.2 mg/Lとしたい。この薬物の全⾝クリアランスを0.4 L/h/kg、バイオアベイラビリティを0.4とすると、1回あたりの投与量(mg/kg)として最も近い値はどれか。1つ選べ。

    5

  • 27

    ある薬物60 mgをヒトに静脈内投与した後の⾎中濃度時間曲線下⾯積(AUC)が2.0 mg・h/Lであった。この薬物の肝クリアランスが2/3に低下したとき、経⼝投与後のAUCは、肝クリアランス低下前の経⼝投与後のAUCに対して何倍になるか。最も近い値を1つ選べ。 ただし、この薬物の体内動態は、線形1-コンパートメントモデルに従い、肝代謝のみで消失し、消化管から100%吸収されるものとする。また、肝⾎流速度は80 L/hとする。

    1.8

  • 28

    体内動態が線形1-コンパートメントモデルに従う薬物の経⼝投与に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。なお、ka及びkeは、それぞれ吸収速度定数及び消失速度定数を表し、tは投与後の時間を表す。

    2 最⾼⾎中濃度到達時間は投与量に依存しない。, 5 ka≫keのとき、⾎中濃度推移の消失相から得られる消失半減期はln2/keで表される

  • 29

    肝代謝のみで消失する薬物 400 mg をヒトに単回静脈内投与した際、図に⽰す⾎中濃度推移が得られた。この薬物の体内動態は線形性を⽰し、経⼝投与時に⾨脈⾎中に移⾏する割合は 100%である。この薬物を反復経⼝投与し、定常状態での平均⾎中薬物濃度を 3.5μg/mL としたい。この薬物の肝クリアランス(L/h)及び 1 ⽇あたりの投与量(mg)の組合せとして最も適切なのはどれか。1 つ選べ。 なお、肝⾎流速度は 80 L/h、ln 2=0.693 とする。

    肝クリアランス10L/h 1日あたりの投与量950mg

  • 30

    薬物 A 200 mg を患者に急速静脈内投与したところ、投与直後と 2 時間後の⾎中濃度はそれぞれ 20μg/mL 及び 4μg/mL であった。 同じ患者に薬物 A を点滴静注し、 定常状態における⾎中濃度を 15μg/mLにしたい。定常状態に達するまでの投与量(mg)と点滴時間(h)の組合せとして最も適切なのはどれか。1 つ選べ。 ただし、薬物 A の体内動態は線形 1-コンパートメントモデルに従うものとし、定常状態に到達するまでに要する時間は消失半減期の 5 倍とする。また、ln2=0.693、ln5=1.61 とする。

    投与量 600mg,点滴時間 5時間

  • 31

    ある薬物を1日2 回、1回量500 mg で繰り返し急速静脈内投与したところ、定常状態における最高血中薬物濃度が21.5μg/mL、最低血中薬物濃度が6.5μg/mLであった。しかし、この血中薬物濃度では効果が不十分だったので、1日あたりの投与回数は変えずに投与量の増量を検討することとなった。定常状態における平均血中薬物濃度を 25μg/mL にするための 1 回あたりの投与量(mg)として最も近い値はどれか。1 つ選べ。 ただし、この薬物の消失半減期は 7 時間であり、この薬物の体内動態は線形1-コンパートメントモデルに従うものとする。 また、ln2=0.693とする。

    1000

  • 32

    ある薬物 10 mg を被験者に急速静脈内投与した後、薬物の⾎中濃度及び尿中排泄量を測定したところ、⾎中薬物濃度時間曲線下⾯積は 0.2 mg・h/L、未変化体の尿中総排泄量は 2.0 mg であった。⼀⽅、この薬物 40 mgを同⼀被検者に経⼝投与したときの未変化体の尿中総排泄量は 3.0 mgであった。この薬物 40 mgを経⼝投与したときの体内動態の説明として、正しいのはどれか。2 つ選べ。 ただし、この薬物の体内動態は線形性を⽰し、 代謝は肝臓でのみ⾏われ、 未変化体と代謝物はいずれも腎臓から排泄される。 また、肝⾎流速度は 100 L/hとする。

    3 ⾎中薬物濃度時間曲線下⾯積は 0.3 mg・h/L である。, 5 糞中に排泄された薬物量は 15 mg である。

  • 33

    線形 1-コンパートメントモデルに従う薬物を同一被験者に静脈内投与及び経口投与したところ、下記の表の結果が得られた。この薬物を経口投与した際の消化管粘膜透過率として最も近い値はどれか。1 つ選べ。 ただし、この薬物の消化管管腔中での代謝・分解はなく、静脈内投与後は肝代謝と腎排泄によってのみ消失し、消化管管腔中への分泌、胆汁中排泄はないものとする。 また、この薬物の体内動態には線形性が成り立つものとし、肝血流速度は80 L/hとする。

    0.8

  • 34

    ある薬物を患者に100 mg急速静脈内投与後、血中薬物濃度と未変化体の尿中排泄量を測定した。投与2時間後の血中薬物濃度は1.25μg/mLであり、図は急速静脈内投与後の未変化体排泄量に関するシグママイナスプロットである。この薬物の腎クリアランス(L/h)に最も近い値はどれか。1 つ選べ。 ただし、この薬物は肝代謝と腎排泄のみで消失し、体内動態は線形 1-コンパートメントモデルに従うものとする。また、ln2は0.7とし、Xᵤ∞を尿中未変化体総排泄量、Xᵤを各時点における尿中累積未変化体排泄量とする。

    5.6

  • 35

    ある薬物を100 mg単回急速静脈内投与した際、 投与直後と投与開始12時間後の血中薬物濃度はそれぞれ、150μg/mL、37.5μg/mL であった。この薬物を1 回100 mgずつ6 時間毎に繰り返し静脈内投与したとき、 定常状態時の平均血中薬物濃度と最高血中薬物濃度に近い値の組合せとして正しいのはどれか。1 つ選べ。 ただし、この薬物の体内動態は線形 1-コンパートメントモデルに従い、ln2=0.693 とする。 なお、蓄積率Rは画像のの式で表すことができる。 また、選択肢の左が「定常状態の平均血中薬物濃度」、右が「最高血中薬物濃度」である

    216μg/mL,300μg/mL

  • 36

    体内動態が線形1-コンパートメントモデルに従う薬物Aを、ある患者に1,000 mg急速静脈内投与したところ、最高血中薬物濃度は28μg/mL、尿中未変化体総排泄量は200 mgであった。この患者に薬物A 1,000 mgを急速静脈内投与とともに薬物Bを併用したところ、薬物Aの肝クリアランスが40%低下した。薬物 B 併用時のこの患者における薬物 A の血中薬物濃度時間曲線下面積(μg・h/mL)として、最も 近い値はどれか。1 つ選べ。 ただし、薬物 A の消失半減期は 4 時間であり、肝代謝および腎排泄のみで消失する。 また、薬物Bを併用しても薬物Aの腎クリアランスや分布容積は変化しないものとする。

    238

  • 37

    ある薬物を患者に単回急速静脈内投与したところ、投与直後の血中薬物濃度は 10μg/mL、投与10時間後の血中薬物濃度は2.5μg/mLであった。この薬物を10 mg/hの速度で点滴投与し、定常状態に到達した後に投与を中止した。点滴投与中止10時間後の血中薬物濃度(μg/mL)として、最も近い値はどれか。1 つ選べ。 ただし、この薬物の分布容積は 4 L とし、体内動態は線形 1-コンパートメントモデルに従うものとする。

    4.5

  • 38

    ある薬物を同量で繰り返し急速静脈内投与したところ、定常状態における最高血中薬物濃度が 60μg/mL、 最低血中薬物濃度が15μg/mLであった。 この時、 定常状態における平均血中薬物濃度 (μg/mL)として最も近い値はどれか。1 つ選べ。 ただし、投与間隔は一定であり、この薬物の体内動態は線形1-コンパートメントモデルに従うものとする。

    32.0

  • 39

    以下のグラフは、静脈内投与後、線形1-コンパートメントモデルに従い、腎排泄のみで消失する薬物A 及び薬物Bの血漿中薬物濃度と尿中排泄速度の関係を示している。グラフ及び薬物A 及び薬物B に関する記述のうち正しいのはどれか。2 つ選べ。ただし、薬物AとBの分布容積は等しいものとする

    3 腎クリアランスは、薬物Bよりも薬物Aの方が大きい。, 4 尿中排泄速度定数は、薬物Bよりも薬物Aの方が大きい。

  • 40

    体内動態が線形1-コンパートメントモデルに従う薬物Aは、肝代謝と腎排泄(糸球体ろ過のみ)により体内から消失し、正常時の肝クリアランスは全身クリアランスの10%、消失半減期は2時間、分布容積は17.3 Lである。薬物Aを投与中の50歳男性の患者(身長170 cm、体重72 kg)が腎不全となり、糸球体ろ過速度が正常時の45%低下した。この患者の全身クリアランス(mL/min)は正常時の何%に低 下しているか。最も近い値を1 つ選べ。 ただし、腎不全によってこの患者の肝クリアランスは変化していないものとし、腎クリアランスは糸球体ろ過速度に比例して変化するものとする。

    60

  • 41

    トブラマイシンの治療薬物モニタリング(TDM)及び体内動態に関する記述のうち、正しいのはどれか。2 つ選べ。

    4 臨床効果を得るためには、ピーク値(C peak)/最小発育阻止濃度(MIC ) ≧ 8~10が必要とされている。, 5 主に糸球体ろ過により体外へと排泄される。

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