（初）問題40. 以下の記述のうち、つぎの条文の反対解釈をあらわすものとして、正しいものを1つ選びなさい。 国会法 第118条（略） 2項　傍聴席が騒がしいときは、議長は、すべての傍聴人を退場させることができる。 1. 傍聴席が騒がしくないときは、議長は、すべての傍聴人を退場させることができない。

（初）問題40. 以下の記述のうち、つぎの条文の反対解釈をあらわすものとして、正しいものを1つ選びなさい。 国会法 第118条（略） 2項　傍聴席が騒がしいときは、議長は、すべての傍聴人を退場させることができる。 2. 傍聴席が騒がしくないときも、議長は、議場の妨害をする傍聴人を退場させることができる。

（初）問題40. 以下の記述のうち、つぎの条文の反対解釈をあらわすものとして、正しいものを1つ選びなさい。 国会法 第118条（略） 2項　傍聴席が騒がしいときは、議長は、すべての傍聴人を退場させることができる。 3. 傍聴席が騒がしいときは、議長は、一部の傍聴人を退場させることができる。

（初）問題40. 以下の記述のうち、つぎの条文の反対解釈をあらわすものとして、正しいものを1つ選びなさい。 国会法 第118条（略） 2項　傍聴席が騒がしいときは、議長は、すべての傍聴人を退場させることができる。 4. 傍聴席が騒がしいときは、議長は、騒がしい傍聴人だけを退場させることができる。

（初）問題41. 法解釈の方法に関する以下の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。 1. 「わいせつな図画を陳列した者を罰する」という法の規定から、「わいせつな図画を映画館で上映した者を罰する」ことを導く解釈は、文理解釈である。

（初）問題41. 法解釈の方法に関する以下の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。 2. 「夫婦は、夫または妻の氏を称する」という法の規定から、「夫婦は、夫または妻の苗字を称する」ことを導く解釈は、拡張解釈である。

（初）問題41. 法解釈の方法に関する以下の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。 3. 「人は出生によって私権を享有する」という法の規定から、「出生する前の胎児は私権を享有しない」ことを導く解釈は、縮小解釈である。

（初）問題41. 法解釈の方法に関する以下の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。 4. 「登記をしなければ第三者に対抗できない」という法の規定から、「登記をすれば第三者に対抗できる」ことを導く解釈は、反対解釈である。

（初）問題42. 法解釈における立法者意思説および法律意思説に関する以下の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。 1. 立法者意思説によれば、制定法の解釈者は、立法当時の状況を勘案することなく立法者の意図を確定し、その意図のみに従って法律を解釈しなければならない。

（初）問題42. 法解釈における立法者意思説および法律意思説に関する以下の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。 2. 立法者意思説によれば、制定法の文言表現と立法者の意図との間に齟齬がある場合、制定法の文言表現を優先して解釈すべきことになる。

（初）問題42. 法解釈における立法者意思説および法律意思説に関する以下の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。 3. 法律意思説とは、立法当時制定法がもっていた意味に忠実に解釈すべきだという考え方である。

（初）問題42. 法解釈における立法者意思説および法律意思説に関する以下の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。 4. 立法者の意思が制定法の文言に忠実に表現されていれば、立法者意思説に準拠する解釈は、文言の立法当時の意味を明らかにする解釈ということになる。

（初）問題43. 法律とその解釈に関する以下の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。 1. 法律は、その法律が現在もつべき意味に従ってではなく、制定された時にもっていた意味に従って解釈すべきであるという考え方の背後には、法律は契約と同じく、過去の決定によって未来を拘束するという性格をもつはずだという考え方がある。

（初）問題43. 法律とその解釈に関する以下の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。 2. 法律は、立法者の真意よりも、法律文言を優先して解釈すべきであるという考え方の背後には、立法者の真意と法律文言の間に齟齬がある結果として、法律を読んで行動する国民の予測可能性が害されるなど、一般国民に多少の負担がかかるとしても、そのような負担は甘受せざるをえないという考え方がある。

（初）問題43. 法律とその解釈に関する以下の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。 3. 法律の解釈にあたっては、その法律ないし関連する諸法律の目的を考慮すべきであるという考え方の背後には、すべての法律は何らかの目的をもって制定されたはずであるという考え方がある。

（初）問題43. 法律とその解釈に関する以下の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。 4. 法律条文の解釈にあたっては、その法律の他の条文ないし他の法律の条文との体系的連関に十分配慮すべきであるという考え方の背後には、法体系は、その全体が有機的に連関してはじめて十分に機能するという考え方がある。

（初）問題44. 以下の記述のうち、文中のカッコ内に入る語の組み合わせとして、概念の包摂関係（一般性の小さな概念が大きな概念に含まれるということ）に着目して、正しいものを1つ選びなさい。 　法律の適用と解釈が素人にとって難解な理由の1つに、現行法典の多くが総則・各則という編成方式をとっていることがある。たとえば、民法における売買に関する規律の十全な内容を理解するには、売買の条文だけでなく、（a）一般に関する条文、（b）一般に関する条文、さらには（c）一般に関する条文等も参照する必要がある。 1. a = 不法行為　　b = 事務管理　c = 法律行為 2. a = 債務不履行　b = 不法行為　c = 物権 3. a = 債権　　　　b = 物権　　　c = 事務管理 4. a = 契約　　　　b = 債権　　　c = 法律行為

（初）問題45. 以下の記述のうち、「モラル・ハザード」に該当する事例を1つ選びなさい。 1. 保険金をだまし取るために配偶者に保険金をかけて配偶者を殺害する。

（初）問題45. 以下の記述のうち、「モラル・ハザード」に該当する事例を1つ選びなさい。 2. 保険金殺人に対する処罰が重くなっても、あえてそれを試みようとする。

（初）問題45. 以下の記述のうち、「モラル・ハザード」に該当する事例を1つ選びなさい。 3. 生命保険に入っている者が、命に勝る価値のあるものはないと思っているにもかかわらず、借金の返済に自己の保険金を充てようとして、自殺する。