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地域在宅看護論Ⅲ(倉橋)
84問 • 11ヶ月前
  • 小方隼
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    問題一覧

  • 1

    介護保険法において居宅要介護者に対する訪問看護の提供が認められている場所とその利用者の組み合わせで正しいのはどれか。 1.介護老人保健施設ーーーーーーーー入所者 2.養護学校ーーーーーーーーーーーーーーーー児童・生徒 3.有料老人ホームーーーーーーーーーー入居者 4.小規模多機能型居宅介護事業所ーーーー宿泊利用者

    有料老人ホーム・入居者

  • 2

    要介護2と認定された高齢者の在宅療養支援において、支援に関与する者とその役割の組合せで適切なのはどれか。 1. 介護支援専門員 ― 家事の援助 2. 市町村保健師 ― 居宅サービス計画書の作成 3. 訪問看護師 ― 日常生活動作〈ADL〉の向上のための訓練 4. 訪問介護員 ― 運動機能の評価

    訪問看護師ー日常生活動作の向上

  • 3

    地域包括ケアシステムに関する説明として正しいものはどれか。2つ選べ。 1.地域包括支援センターには、地域課題を把握する役割がある。 2.おおむね60分以内の日常生活区域を単位として想定している。 3.地域における老人クラブや自治会などの活動は含まれない。 4.市町村が中心となって医療・介護機関の連携体制構築を図る。 5.施設系サービスは含まれない。

    1.4

  • 4

    Aさんは統合失調症で、訪問看護を利用している。前回の訪問時に、訪問看護師に対する暴言があった。 次回訪問に向けた訪問看護師の対応として、最も適切なものはどれか。 1.暴力は疾患によるものであるため、黙認する 2.Aさんの思いを傾聴するように計画する 3.すぐに警察へ通報する 4.管理者に報告して対応を検討する

    4

  • 5

    Aさん(75歳、男性)は妻(66歳)と2人暮らし。3か月前に認知症の診断を受けた。妻から訪問看護師に「夫は通所介護のときは穏やかに過ごしていると聞いているが、家では興奮することが多く、どう対応すればよいかわからない」と相談があった。 このときの妻に対する訪問看護師の最初の対応で適切なのはどれか。 1. 主治医に相談するよう勧める。 2. Aさんと散歩に出かけることを勧める。 3. 通所介護の頻度を増やすことを提案する。 4. Aさんが興奮する状況を妻と一緒に振り返る。

    4

  • 6

    Aさん(90歳、男性)は、脳梗塞による軽度の左半身麻痺がある。要介護2。最近、娘(65歳)とその家族と同居を始めた。Aさんの受診に付き添ってきた娘が看護師に「同居を始めてから疲れます」と話した。 この時の娘に対する看護師の対応で最も適切なのはどれか。 1. 心療内科の受診を勧める。 2. 娘の幼少期の親子関係を聞く。 3. Aさんの介護老人保健施設への入所を勧める。 4. 同居後に家族の生活がどのように変化したかを聞く。

    4

  • 7

    Aさん(80歳、女性)は要介護2となったため長男家族(長男50歳、長男の妻45歳、18歳と16歳の孫)と同居することとなった。在宅介護はこの家族にとって初めての経験である。 Aさんの家族が新たな生活に適応していくための対処方法で最も適切なのはどれか。 1. 活用できる在宅サービスをできる限り多く利用する。 2. 家族が持つニーズよりもAさんのニーズを優先する。 3. 介護の負担が特定の家族に集中しないように家族で話し合う。 4. 10代の子どもを持つ家族の発達課題への取り組みを一時保留にする。

    3

  • 8

    レスパイトケアの主な目的について適切なのはどれか。 1. 高度な治療を集中的に行う。 2. 家族へ介護方法の指導を行う。 3. 居宅サービス料金を補助する。 4. 介護を行う家族のリフレッシュを図る。

    4

  • 9

    筋力低下のある在宅療養者の家屋環境において転倒するリスクが最も高いのはどれか。 1. 深い浴槽 2. 段差がない床 3. 整理整頓された部屋 4. 足元灯を設置した廊下

    1

  • 10

    Aさん(82歳、女性)は、要支援2である。 Aさんの屋内での転倒予防と自立の促進のため、自宅で介護する家族への指導で適切なのはどれか。 1. 車椅子での移動とする。 2. 移動時にスリッパを使用する。 3. 手すりがない場所での歩行を避ける。 4. 移動の前に立ちくらみの有無を確認する。

    4

  • 11

    Aさん(74歳、女性)は、1人暮らし。要介護1、認知症高齢者の日常生活自立度判定基準Ⅱa。頻尿のため、自室からトイレへの移動中に廊下で失禁することが頻繁にある。1日3食の高齢者向け配食サービスを利用している。 現時点でのAさんの日常生活で最も起こりやすいのはどれか。 1. 窒 息 2. 転 倒 3. 熱 傷 4. 徘 徊

    2

  • 12

    Aさん(65歳、男性)は、肺気腫で在宅酸素療法を受けている。ある日、Aさんの妻(70歳)から「同居している孫がインフルエンザにかかりました。今朝から夫も体が熱く、ぐったりしています」と訪問看護ステーションに電話で連絡があったため緊急訪問した。 訪問看護師が確認する項目で優先度が高いのはどれか。 1. 喀痰の性状 2. 胸痛の有無 3. 関節痛の有無 4. 経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉

    4

  • 13

    介護保険による訪問看護の利用に関する説明として正しいのはどれか。 1.訪問看護指示書が交付されれば、要介護認定の申請は必要ない 2.居宅サービス支給限度額に訪問看護の介護報酬は含まれない 3.40歳以上65歳未満の慢性閉塞性肺疾患の療養者は、要支援・要介護に該当しない場合も、訪問看護を受けることができる 4.訪問看護が記載されたケアプランへの利用者の同意が必要である

    4

  • 14

    Aさん(68歳、男性)は、筋萎縮性側索硬化症〈ALS〉のため在宅療養中で、気管切開下で人工呼吸器を使用し、要介護5の認定を受けている。 Aさんに提供される訪問看護で適切なのはどれか。 1. 医療保険から給付される。 2. 特別訪問看護指示書を受けて実施される。 3. 複数の訪問看護事業所の利用はできない。 4. 理学療法士による訪問は給付が認められない。

    1

  • 15

    Aさん(75歳、女性)は、腰部脊柱管狭窄症と診断されており、要介護1、障害高齢者の日常生活自立度判定基準A-1である。 Aさんが介護保険による貸与を受けられる福祉用具はどれか。 1. 車椅子 2. 歩行器 3. 電動ベッド 4. 入浴用椅子

    2

  • 16

    特別訪問看護指示書による訪問看護について正しいのはどれか。 1. 提供できる頻度は週に3回までである。 2. 提供できる期間は最大6か月である。 3. 対象に指定難病は含まない。 4. 医療保険が適用される。

    4

  • 17

    Aさん(85歳、男性)は、5年前に脳梗塞を発症し右片麻痺があり、要介護3の認定を受けた。Aさんの子どもは遠方に住んでおり、腰痛のあるAさんの妻(80歳)が1人で介護している。Aさんは、週2日通所介護を利用している。 問題2 Aさんに優先されるサービスはどれか。 1. 訪問入浴介護 2. 夜間対応型訪問介護 3. 特定施設入居者生活介護 4. 認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)

    2

  • 18

    在宅療養者に初回訪問を行う際の訪問看護師の対応で適切なのはどれか。 2. 緊急時の連絡方法を確認する。 3. 初回訪問前の情報収集は行わない。 4. 病院で指導された介護方法は変更しない。 5. 初回訪問日は療養者に医療的な問題が起きてから決める。

    2

  • 19

    Aさん(78歳、男性)は、妻(75歳)と2人暮らし。脳梗塞の既往がある。妻から「最近、夫は食事をむせずに食べることができるが、口の中に食べ物が残っていることが多い。夫の食事について助言が欲しい」と訪問看護師に相談があった。 妻への訪問看護師の助言で適切なのはどれか。 1. 「食事にとろみをつけましょう」 2. 「自助具を使って食事をしましょう」 3. 「口に入れる1回量を少なくしましょう」 4. 「食事前に舌の動きを促す運動をしましょう」

    4

  • 20

    Aさん(83歳、男性)は、脳梗塞の後遺症で右片麻痺があり、在宅療養中である。嚥下障害のため胃瘻を造設している。義歯を装着しているが、自分の歯が数本残っている。 Aさんの口腔ケアについて、介護者への指導で適切なのはどれか。 1. 義歯を装着したまま歯を磨く。 2. 経管栄養直後に実施する。 3. ペースト状の歯磨剤を使用する。 4. 歯垢の除去には歯ブラシを用いる。

    4

  • 21

    Aさん(85歳、女性)は、要支援1で介護予防通所リハビリテーションを月2回利用している。Aさんから「最近排便が3~4日に1回しかなくて、お腹が張って困っている」と通所施設の看護師に相談があった。 看護師が行うAさんへの便秘に対する助言で適切なのはどれか。 1. 毎日、朝食後に便座に座る。 2. 就寝前に水を500mL飲む。 3. 1日1万歩を目標に歩く。 4. 蛋白質を多めに摂る。

    1

  • 22

    在宅で訪問看護師が行う要介護者の入浴に関する援助で適切なのはどれか。 1. 入浴前後に水分摂取を促す。 2. 浴室の換気は入浴直前に行う。 3. 浴槽に入っている間に更衣の準備をする。 4. 入浴前の身体状態の観察を家族に依頼する。

    1

  • 23

    Aさん(77歳、男性)は、脳梗塞による左片麻痺があり、右膝の痛みにより立位が困難である。端坐位で殿部をわずかに持ち上げることはできる。妻(77歳)は小柄で、体格差のある夫の移乗の介助に負担を感じている。 Aさんのベッドから車椅子への移乗の際、妻の介護負担を軽減する福祉用具で適切なのはどれか。 1. 歩行器 2. ベッド柵 3. 電動介助リフト 4. トランスファーボード

    4

  • 24

    Aさん(79歳、男性)は1人暮らし。要介護2の認定を受け、訪問看護を利用することになった。初回の訪問時、Aさんは敷いたままの布団の上に座っており「便利だから生活に必要なものを手の届くところに置いているんだよ」と話した。 Aさんの生活様式を尊重した訪問看護師のこのときの声かけで適切なのはどれか。 1. 「外に出て気分転換しませんか」 2. 「昼間は布団をたたみましょう」 3. 「介護保険でベッドの貸与を受けましょう」 4. 「必要なものを身近に置いているのですね」

    4

  • 25

    Aさん(85歳、女性)は、1人暮らし。日常生活は自立しており、健康のために毎日20~30分のウォーキングをしている。夜間は、廊下を歩いて1、2回トイレに行く。 Aさんの現時点での家屋環境の整備で最も優先されるのはどれか。 1. 便座の高さを高くする。 2. 廊下に手すりを設置する。 3. トイレの扉を引き戸にする。 4. 廊下に足元照明を設置する。

    4

  • 26

    Aさん(82歳、女性)は、脳梗塞の既往があり、要介護2で、夫(85歳)と2人暮らし。訪問看護師の訪問時、Aさんは体温37.0℃、脈拍62/分、血圧100/50mmHg、少し汗をかいており、唇の乾燥がみられた。訪問看護師は、翌日予定されている訪問介護の担当者とAさんの援助の方向性について共有することにした。 共有する内容で適切なのはどれか。 1. ポータブルトイレでの排泄に変更する。 2. 水分を多めに摂取するよう促す。 3. 頻繁に寝衣を交換する。 4. 入浴介助を中止する。

    2

  • 27

    Aさん(65歳、女性)は、夫と実父との3人暮らしである。脊柱管狭窄症の術後、地域包括ケア病棟に入院中である。退院後は自宅に戻り室内で車椅子を利用する予定である。Aさんの障害高齢者の日常生活自立度判定基準はB-1である。 看護師による家族への指導で最も適切なのはどれか。 1. 家族の生活習慣を中心に屋内環境を整備する。 2. 夜間の車椅子によるトイレへの移動は制限する。 3. 退院後の生活の課題に応じて福祉用具を選定する。 4. ベッドから車椅子への移動介助にリフトの導入を勧める。

    3

  • 28

    Aさん(82歳、男性)は、妻(75歳)と2人暮らし。障害高齢者の日常生活自立度判定基準B-1。日中は車椅子に座っていることが多い。Aさんの仙骨部に発赤があるのを発見したため、訪問看護師は妻にAさんへの介護方法を指導することにした。 妻に指導する内容で正しいのはどれか。 1. 「仙骨部をマッサージしましょう」 2. 「夜間は2時間毎に体位変換をしましょう」 3. 「時々お尻を浮かすよう声をかけましょう」 4. 「車椅子に座らせるときは円座を使いましょう」

    3

  • 29

    Aさん(65歳、女性)は、5年前に乳癌の左胸筋温存乳房切除術と左腋窩リンパ節郭清術を受けた。1年前に大腿骨転移のため日常生活動作〈ADL〉に一部介助が必要となり、訪問看護を利用し在宅で療養している。Aさんの左上腕内側の皮膚をつまむと健側より厚みがある。 訪問看護師がAさんに指導する左上腕のケア方法で正しいのはどれか。2つ選べ。 1. 指圧する。 2. 皮膚の露出は少なくする。 3. 保湿クリームを塗布する。 4. ナイロン製タオルで洗う。 5. アルカリ性石けんで洗浄する。

    2.3

  • 30

    終末期にある療養者の疼痛管理を在宅で行っていくうえで、訪問看護師の対応として、正しいのはどれか。 1.鎮痛薬の投与は注射薬から始める 2.レスキューは、できるだけ使わないよう指導する 3.痛みがない時は、自己判断で鎮痛薬の服用をやめて様子を見るように指導する 4.麻薬系の鎮痛薬は、小さい子供の手の届かないところに保管するように指導する

    4

  • 31

    Aさん(69歳、女性)は、主治医、訪問看護師とともに、母(91歳)を自宅で看取った。死亡確認の直後、Aさんは涙ぐみながら「母のためにもっとできることがあったのではないかと申し訳なく思います」と話した。 このときに訪問看護師が行うAさんへの対応で最も適切なのはどれか。 1. 遺族の会を紹介する。 2. 母への思いを傾聴する。 3. 遺品を整理することを勧める。 4. 新たなことに取りかかるよう促す。

    2

  • 32

    Aさん(52歳、男性)は、妻と2人で暮らしている。妻は末期の肺癌で、今朝自宅で亡くなった。 主治医が死亡診断を行った後のAさんへの訪問看護師の対応で最も適切なのはどれか。 1. 葬儀を手配するよう勧める。 2. 医療機器は早急に片づけるよう勧める。 3. Aさんの希望に沿って、死後の処置を行う。 4. 本日中に死亡診断書を役所に提出するよう説明する。

    3

  • 33

    A君(6歳、男児)は、父母と姉との4人で暮らしている。3歳児健康診査で運動機能の発達の遅延を指摘され、5歳のときにDuchenne〈デュシェンヌ〉型筋ジストロフィーの確定診断を受けた。現在は、床からの立ち上がり動作に介助が必要である。見守りが必要ではあるが、室内の歩行は自立している。在宅支援サービスは利用していない。A君の外来受診時に母親から「最近、Aの世話をしていると、8歳の姉が私にしがみついて離れないので困ります」と看護師に相談があった。 このときの看護師の対応で最も優先されるのはどれか。 1. 姉の小学校の養護教諭に家庭訪問を依頼する。 2. 姉にA君の歩行の見守りをさせるよう勧める。 3. 短期入所を利用して父母と姉とで旅行するよう勧める。 4. 居宅介護を利用して母が姉と関わる時間を確保することを提案する。

    4

  • 34

    Aさん(85歳、女性)は1人暮らし。うっ血性心不全で臥床して過ごすことが多い。訪問看護師が訪問すると、Aさんは体温37.6℃、口唇の乾燥はなく、体熱感はあるが手足が冷えると言って羽毛布団を肩まで掛けている。室温30℃、湿度65%、外気温は32℃、冷房設備はあるが使っていない。 このときの訪問看護師の対応で適切なのはどれか。 1. 羽毛布団を取り除く。 2. 冷房設備で室温を調整する。 3. 頓用の解熱薬を服用してもらう。 4. 直ちに経口補水液を飲むよう促す。

    2

  • 35

    Aさん(55歳、女性)は、夫と2人で暮らしている。進行性の多発性硬化症で在宅療養をしている。脊髄系の症状が主で、両下肢の麻痺、膀胱直腸障害および尿閉がある。最近は座位の保持が難しく、疲れやすくなってきている。排尿はセルフカテーテルを使用してAさんが自己導尿を行い、排便は訪問看護師が浣腸を行っている。夫は仕事のため日中は不在である。 Aさんの身体状態に合わせた療養生活で適切なのはどれか。 1. 入浴はシャワー浴とする。 2. 介助型の車椅子を利用する。 3. ベッドの高さは最低の位置で固定する。 4. セルフカテーテルはトイレに保管する。

    1

  • 36

    Aさん(75歳、男性)。1人暮らし。慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉のため、2年前から在宅酸素療法を開始し、週に2回の訪問看護を利用している。訪問看護師はAさんから「最近、洗濯物を干すときに息が苦しくて疲れるが、自分でできることは続けたい」と相談された。 Aさんの労作時の息苦しさを緩和する方法について、訪問看護師が行う指導で適切なのはどれか。 1. 労作時は酸素流量を増やす。 2. 呼吸は呼気より吸気を長くする。 3. 動作に合わせて短速呼吸をする。 4. 腕を上げるときは息を吐きながら行う。

    4

  • 37

    Aさん(88歳、男性)は、長女(60歳、無職)と2人暮らし。障害高齢者の日常生活自立度判定基準ランクC2。仙骨部の褥瘡の治療のため、膀胱留置カテーテルを挿入することになった。 膀胱留置カテーテルを挿入中のAさんを介護する長女に対して、訪問看護師が指導する内容で適切なのはどれか。 1. 「褥瘡が治癒するまでおしりは洗浄しないでください」 2. 「体位変換ごとに蓄尿バッグを空にしてください」 3. 「カテーテルは太ももに固定してください」 4. 「尿に浮遊物がないか確認してください」

    4

  • 38

    Aさん(88歳、女性、要介護1)は長女(58歳、会社員)と2人暮らしで、胃瘻を造設し訪問看護を利用している。看護師の訪問時、Aさんは頭痛、嘔気を訴え、ベッドに横になっていた。バイタルサインは、体温37.6℃、呼吸数24/分、脈拍96/分、整、血圧102/76mmHg、口唇が乾燥している。室温は30℃である。長女に連絡し、かかりつけ医に往診を依頼することにした。 医師が到着するまでの訪問看護師の対応で適切なのはどれか。 1. 頭を高くする。 2. 腋窩を冷やす。 3. 水を飲ませる。 4. 中枢から末梢に下肢をマッサージする。

    2

  • 39

    Aさん(80歳、男性)は、20年前に大腸癌でストーマを造設し、現在週1回の訪問看護を利用している。訪問看護師は、訪問時にAさんから「2日前から腹痛がある」と相談を受けた。Aさんのバイタルサインは、体温36.4℃、呼吸数24/分、脈拍84/分、血圧138/60mmHgである。 訪問看護師がAさんの腹痛をアセスメントするための情報で最も優先度が高いのはどれか。 1. 排便の有無 2. 身体活動量 3. 食物の摂取状況 4. ストーマ周囲の皮膚の状態

    1

  • 40

    皮下埋込みポートを用いた在宅中心静脈栄養法〈HPN〉で適切なのはどれか。 1. 抜針して入浴することができる。 2. 24時間持続する注入には適さない。 3. 同居の家族がいることが必須条件である。 4. 外出時に輸液ポンプを使うことはできない。

    1

  • 41

    Aさん(70歳、男性、要介護1)は脳梗塞の後遺症で左不全麻痺がある。家屋内は杖を使用して移動が可能である。Aさんから「入浴が不安なので安全な方法を教えてほしい」と訪問看護師に相談があった。Aさんへの助言で適切なのはどれか。 1. 手すりは左手で持つ。 2. 左足から浴槽に入る。 3. 浴室内を杖で移動する。 4. 浴槽から出るときは入浴台〈バスボード〉を使う。

    4

  • 42

    Aさん(38歳、女性)は、大腸癌の終末期である。癌性腹膜炎による症状緩和の目的で入院し、鎮痛薬の静脈内注射と高カロリー輸液が開始された。Aさんは自宅で過ごしたいと希望したため、医師と看護師で検討し、症状緩和をしながら自宅退院の方向で退院支援カンファレンスを開催することになった。 退院支援カンファレンスの参加者で適切なのはどれか。2つ選べ。 1. 薬剤師 2. 言語聴覚士 3. 臨床検査技師 4. 介護支援専門員 5. ソーシャルワーカー

    1.5

  • 43

    訪問看護の利用者に関する訪問看護と病院の外来看護の連携で適切なのはどれか。 1. 訪問看護報告書は外来看護師に提出する。 2. 利用者の個人情報の相互共有に利用者の承諾書は不要である。 3. 利用者が使用している医療材料の情報を外来看護師と共有する。 4. 訪問看護師から外来看護師に利用者の外来診察の予約を依頼する。

    3

  • 44

    Aさん(83歳、女性)は、1人暮らし。誤嚥性肺炎で入退院を繰り返していた。今回の退院後に、訪問看護が導入されることになり、退院前カンファレンスが行われた。 誤嚥性肺炎の再発を予防するために病棟看護師が訪問看護師に情報提供する内容で優先されるのはどれか。 1. 嚥下機能検査の判定結果 2. 栄養状態を示す検査データ 3. 入院中の日常生活動作〈ADL〉 4. 誤嚥性肺炎の治療に用いられた薬剤

    1

  • 45

    Aさん(78歳、男性)は、妻(70歳)と2人暮らしである。脳血管障害後遺症による右片麻痺があり、車椅子への移乗は部分介助、要介護2である。排泄はポータブルトイレを利用している。Aさんと妻はなるべく家で過ごしたいと考え、自宅での介護はすべて妻が行っている。長女(会社員)が県内に在住しているがAさんの介護はしていない。訪問看護を週1回利用するのみで、他のサービスは利用していない。最近、妻の腰痛が悪化し、妻から訪問看護師に「主治医から介護の負担を軽減するように言われました。でも夫は家から出たくないし、私も夫をどこかに預けるのは不安です。どうしたらよいでしょうか」と相談があった。 問題1 このときの訪問看護師が提案するAさんへのサービスで最も適切なのはどれか。 1. 通所介護 2. 訪問介護 3. 短期入所生活介護 4. 訪問リハビリテーション

    2

  • 46

    問題2 サービス導入後1か月。今朝、妻から訪問看護師に「夫の身体が震えています。よだれを垂らして、目が合わないです」と連絡があった。訪問看護師が訪問すると、Aさんの震えは止まっており、Aさん自身は「何が起きていたのか覚えていない」と言う。訪問時の体温36.0℃、呼吸数18/分、脈拍82/分、血圧130/62mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉95%(room air)であった。妻によると、2日間排便がなく、尿量1,500mL/日、尿の性状は黄色透明とのことだった。妻からの連絡時にAさんに起きていたと考えられる状態はどれか。 1. 感 染 2. 脱 水 3. 便 秘 4. けいれん

    4

  • 47

    問題3 Aさんは入院したが、状態が安定し入院後3日で退院することが決まった。長女が「父が退院したら、母の腰痛が心配なので、私が父のポータブルトイレへの移動を手伝いたいと思います。介助の方法を教えてください」と訪問看護師に相談があった。訪問看護師が長女に指導するベッドからポータブルトイレへの移乗の介助方法で正しいのはどれか。 1. ポータブルトイレをAさんの麻痺側に設置する。 2. ベッドから立ち上がる際はAさんに前傾姿勢になってもらう。 3. Aさんの健側に立って介助する。 4. Aさんの向きを変えるときはズボンのウエスト部分を持つ。

    2

  • 48

    Aさん(37歳、男性)は妻(40歳、会社員)と2人暮らし。筋強直性ジストロフィーで週5回の訪問介護を利用していた。1か月前に傾眠傾向が著明となり入院して精査した結果、睡眠時無呼吸に対して夜間のみフェイスマスクを用いた非侵襲的陽圧換気療法が導入された。Aさんは四肢遠位筋に筋萎縮と筋力低下があるが、室内の移動は電動車椅子を操作して自力で行え、食事も準備すれば妻と同じものを摂取できる。退院後、週1回午後に訪問看護が導入されることになった。 問題1 訪問看護と訪問介護の担当者、Aさんと妻を含めた退院前カンファレンスが開催された。妻から「夜間に停電になったらどうすればよいですか」と発言があった。 このときの妻への訪問看護師の対応で適切なのはどれか。 1. 電動式でない車椅子を購入するよう勧める。 2. 訪問看護事業所が発電機を貸し出すと伝える。 3. バッグバルブマスクでの用手換気の指導を行う。 4. 停電時にハザードマップを確認するよう提案する。

    3

  • 49

    問題2 退院前カンファレンスで、訪問介護の担当者から、これまでと同様に退院後も昼食の準備と後始末、口腔ケア、入浴介助を行う予定と発言があった。訪問看護師は訪問介護の担当者に、Aさんの状態の変化に気付いたら連絡がほしいと協力を求めた。 訪問介護の担当者に説明するAさんの状態の変化で、特に注意が必要なのはどれか。 1. 傾眠傾向 2. 眼の充血 3. 口腔内の乾燥 4. 食事摂取量の低下

    1

  • 50

    問題3 退院後1週、訪問看護師はAさんの鼻根部の皮膚に発赤があることに気付いた。 訪問看護師の妻への対応で適切なのはどれか。 1. 「鼻マスクに変更しましょう」 2. 「発赤部位は洗わないようにしましょう」 3. 「人工呼吸器の装着時間は短くしましょう」 4. 「フェイスマスクのベルトは指が2本入る程度に固定しましょう」

    4

  • 51

    Aさんは、サービス付き高齢者向け住宅で一人暮らしをしている。糖尿病のため、スルホニル尿素薬を朝1回内服する。 Aさんのバイタルサイン測定に関して、どれか 1.ホームヘルパーは血圧の測定をしてはいけない 2.生活相談員は体温や脈拍の測定をしてはいけない 3.訪問看護師は他職種から訪問日以外の測定値を確認する。 4.デイサービスで測定されていれば訪問看護師は測定しない。

  • 52

    Aさん(76歳、男性)は脳血管障害により右片麻痺と失語症があり、膀胱留置カテーテルを装着している。座位保持はかろうじて可能だが、ほぼ横になりベッド上で過ごしている状況で、訪問看護を週1回利用している。家族は長男夫婦と孫 2人の三世代世帯で、専業主婦である長男の妻がおもに介護をしている。ある日、「義父が食後かなり時間がたったあとで、突然吹き上げるように幅吐した」との連絡があった。これまでそうしたエピソードはなく、かなり不安であわてている様子がうかがわれた。 問題1Aさんの状態を把握するために訪問看護師が長男の妻に確認する情報項目として、優先度が高いものを 2つ選べ。 1.Aさんの食事内容 2.Aさんの意識状態や顔色 3.孫の在宅状況 4.Aさんの現在の体位 5. Aさんの発熱の有無

    2.4

  • 53

    問題2 担当の訪問看護師が、すぐ緊急訪問をした。そのときの観察から尿量が通常の半分で色が濃いこと、嘔吐物がコーヒー残渣様液で洗面器半分くらいの量であること、微熱があることを確認した。 この場面での対処方法として最も適切なのはどれか。 1.主治医へ連絡をとり、入院の必要性の判断を仰ぐ 2.数日は絶食するように家族に伝え、主治医に報告する 3. なにかあればまたすぐ来るので安心するよう伝える 4. 量の測定を続けるよう指導する

    1

  • 54

    翌日、主治医が往診し、入院することになった。 担当の訪問看護師から病院看護師へ伝えるAさんの情報項目として、最も優先度が高いのはどれか。 1.普段の ADLに関する詳しい状況 2.家族構成とおもな介護者の健康状態 3 今回の急変の経過に関する詳しい状況 4.利用している社会資源の活用状況

    3

  • 55

    Aさん(75歳、女性)は、夫とは3年前に死別し、1人暮らし。喫煙歴があり、5年前に慢性閉塞性肺疾患と診断された。長女は隣県に住んでおり、時々様子を見に来ている。Aさんは受診を継続しながら、ほぼ自立して生活していた。今回、咳・痰の症状に加え呼吸困難が増強したため入院となった。入院後は酸素療法(鼻カニューレ:2L/分)と薬物療法を受け、症状が改善し、在宅酸素療法を導入し退院することになった。Aさんは初めて要介護認定を受けたところ、要支援2であった。 問題1 病棟看護師がAさんに行う在宅酸素療法に関する指導で適切なのはどれか。2つ選べ。 1. 電磁調理器の使用を勧める。 2. 外出時にデマンドバルブの作動を確認する。 3. 在宅酸素療法の機材が介護保険で給付される。 4. 酸素濃縮器は日当たりのよいところに設置する。 5. 呼吸困難時にAさんの判断で酸素流量を変更してよい。

    1.2

  • 56

    問題2 退院後の生活での問題点の確認のため、カンファレンスを開催することになった。Aさんは、自宅での療養を強く希望しており、2L/分の酸素投与下で呼吸状態や日常生活動作〈ADL〉については入院前と同程度まで回復してきているが、まだ退院後の買い物や洗濯などは負荷が強く、支援が必要と判断された。また、Aさんは、呼吸困難の再発について不安を訴えている。 カンファレンスの検討内容で優先度が高いのはどれか。 1. 電動ベッドの導入 2. 娘の居宅への転居 3. 急性増悪時の対応方法 4. 介護予防短期入所生活介護の利用

    3

  • 57

    問題3 Aさんの退院後、訪問介護員は日常生活の支援のために週1回、訪問看護師は健康状態の確認と在宅酸素療法等について必要な指導を行うため月2回訪問することとなった。退院後2週。訪問看護師が訪問すると、Aさんは時々、食後に軽い呼吸困難が生じると訴えた。 この時の訪問看護師の指導で適切なのはどれか。 1. 1回の食事量を減らし、食事回数を増やす。 2. 買い物を兼ねた外出の頻度を減らす。 3. 食事の準備は訪問介護員に任せる。 4. 食後すぐに排泄をする。

    1

  • 58

    Aさん(57歳、男性)は、妻(55歳)と長女(28歳)の3人暮らし。4年前に直腸癌と診断され、手術を受けてストーマを造設した。その後、Aさんは直腸癌を再発し、治療を行ったが効果がなく、腹部のがん疼痛を訴えたため、疼痛をコントロールする目的で入院した。主治医からAさんと家族に余命4か月程度と告知され、Aさんは「痛みは取り除いてほしいが、延命治療は望まない。自宅で好きなことをして過ごしたい」と話している。現在、Aさんはオキシコドン塩酸塩を1日2回内服し、痛みがなければ日常生活動作〈ADL〉は、ほぼ自立している。 問題1 Aさんは退院後に訪問診療と訪問看護を利用することになり、今後の支援の方向性を確認するため、退院前にAさんと家族も参加するカンファレンスを開催した。 カンファレンスで確認する内容で最も優先度が高いのはどれか。 1. 看取りの場所 2. ストーマパウチの交換方法 3. 訪問リハビリテーションの必要性 4. 退院後の生活でAさんが行いたいこと

    4

  • 59

    問題2 退院後、Aさんは痛みが強くなってきたため、主治医はオキシコドン塩酸塩を増量したが、Aさんは眠気が強くなり「薬を飲みたくない」と訴えた。そのため、フェンタニル貼付剤に切り替え、レスキュー薬としてフェンタニルクエン酸塩舌下錠が処方された。 訪問看護師によるAさんの家族への疼痛緩和のための薬物療法の指導で適切なのはどれか。 1. 副作用で便秘が生じた場合には貼付しない。 2. 残ったオキシコドン塩酸塩は自宅で保管する。 3. レスキュー薬は使用間隔を気にせず使用してよい。 4. フェンタニル貼付剤の交換時に家族が貼付面に触れないようにする。

    4

  • 60

    問題3 退院後3か月。Aさんの食事や水分の摂取量は減り、徐々に傾眠傾向になってきた。Aさんの妻は訪問看護師に「少し怖いが、できればこのまま自宅で看ていきたい」と話した。 Aさんを自宅で看取るための訪問看護師の対応で適切なのはどれか。 1. 高カロリー輸液の開始を医師と相談する。 2. Aさんの清潔ケアは看護師が行うことを妻に伝える。 3. 今後起こりうるAさんの状態の変化を妻に説明する。 4. Aさんが亡くなるまで家族がそばを離れないように伝える。

    3

  • 61

    Aさん(75歳、男性)は、妻(70歳)と2人暮らし。2型糖尿病の治療中で、2年前から1日2回朝・夕食前に混合型インスリン注射が開始となった。その後、糖尿病性網膜症による視力障害が進んだため、現在は妻と一緒に単位数や針の確認をし、インスリンの自己注射を実施している。 問題1 外来受診時にAさんの妻から外来看護師に「2人で協力してインスリン注射することには慣れてきました。たまには夜に夫とゆっくり和食を食べに行きたいのですが、外出時の注射で気を付けることを教えてほしい」と相談があった。 Aさんと妻への外来看護師の指導内容で適切なのはどれか。 1. 「お店に着いたらすぐに注射を打ちましょう」 2. 「インスリンを常温で持ち運ぶことはできません」 3. 「注射ができる場所をお店の人に確認しましょう」 4. 「普段よりもインスリン量を増やす必要があります」

    3

  • 62

    問題2 インスリン治療開始後3年、Aさんは妻の付き添いで散歩を取り入れ運動療法にも取り組んでいたが、靴ずれが悪化し右第5趾に潰瘍ができた。そこで要介護1の認定を受けて訪問看護が週2回導入され、フットケアの指導が行われることになった。 訪問看護師が行う妻への指導内容で適切なのはどれか。2つ選べ。 1. 絆創膏は足趾全体を覆うように貼る。 2. 浸出液の臭いの変化に注意する。 3. 泡立てた石けんで足を洗う。 4. 足浴には42℃の湯を使う。 5. 大きいサイズの靴を履く。

    2.3

  • 63

    問題3 訪問看護が導入されて2か月、Aさんの妻が健康診査後の精査目的で数日間入院することになった。Aさんは妻の入院中もできる限り自宅で過ごしたいと考えている。妻の入院中の対応について、サービス担当者会議が開かれた。 この時に訪問看護師が行うAさんへの提案で優先度が高いのはどれか。 1. 通所介護を利用する。 2. 訪問介護を利用する。 3. 配食サービスを利用する。 4. 訪問看護の回数を増やす。

    4

  • 64

    Aさん(89歳、女性)は、認知症と診断されており、認知症高齢者の日常生活自立度判定基準はランクⅡbである。定年退職後の長男(66歳、未婚)との2人暮らし。Aさんは「役所の世話になるのは嫌だ」と言い、要介護認定を受けることを承諾していなかった。しかし、Aさんが室内で転倒したことをきっかけに、要支援1の判定を受け介護予防訪問看護が導入された。 問題1 Aさんは「家事は私の仕事だ。息子にも他人にも任せられない」と言い、タ方になると、歩いて5分程度のスーパーマーケットへ買い物に行くことが長年の習慣となっている。最近、夜になっても帰宅せず、長男が探しに行くとスーパーマーケットから離れた公園のベンチに座っていることが数回あった。長男は訪問看護師に「母は私が後をついてきたと思い込んで怒るんです。このままでは心配です」と相談した。 看護師が長男へ助言する内容で最も適切なのはどれか。 1. 「先に公園で待っていてはどうですか」 2. 「ホームへルパーの利用をお勧めします」 3. 「Aさんに買い物はやめるよう話しませんか」 4. 「荷物を持つという理由で同行してはどうですか」

    4

  • 65

    問題2 ある冬の訪問時、長男が「母がここ数日寒さを訴え、居間にある電気こたつの温度を最も高くして、肩までもぐり込んでそのまま朝まで眠ってしまう」と話した。 長男の話を受けて、看護師が最初に観察する項目で最も優先度が高いのはどれか。 1. 筋力低下の有無 2. 感染徴候の有無 3. 認知機能のレベル 4. 全身の皮膚の状態

    4

  • 66

    Aさん(70歳、男性)は、妻と長男との3人暮らしである。左被殻出血で入院し、歩行訓練および言語訓練のリハビリテーションを行い自宅に退院した。退院時の検査所見は、HDLコレステロール40mg/dL、LDLコレステロール140mg/dL、トリグリセリド150mg/dLであった。退院後、週1回の訪問看護を利用することになった。初回の訪問時、血圧は降圧薬の内服で130/80mmHgであった。右片麻痺、麻痺側の感覚障害、運動性失語があり、一本杖や手すりを利用して自宅内を移動していた。Aさん宅は、酒屋を自営しており、1階は店舗、トイレおよび浴室、2階に居室がある。各階の移動は手すりのあるらせん状階段のみで、階段昇降機の取り付けは構造上できない。Aさんは「店に出て親しい客に会うのが楽しみだ」と話した。 問題1 訪問看護計画に取り入れる内容で最も優先度が高いのはどれか。 1. 言語訓練 2. 食事指導 3. 内服薬の管理 4. 排便コントロール 5. 階段を昇降する練習

    5

  • 67

    Aさん(70歳、男性)は、妻(68歳)と2人暮らし。3年前に筋萎縮性側索硬化症〈ALS〉と診断され、在宅で療養生活を続けていた。その後、Aさんは症状が悪化し、入院して気管切開下の人工呼吸療法、胃瘻による経管栄養法を受けることになった。妻は、退院後に必要なケアの技術指導、人工呼吸器や胃瘻の管理方法、緊急・災害時の対応について病棟看護師から指導を受けた。退院前カンファレンスにおいて、訪問看護のほかに必要な在宅サービスについて検討することになった。妻は慢性腎不全のため、週に3回の血液透析を受けており、1回に約6時間の外出が必要である。 問題1 Aさんが利用する在宅サービスで最も優先度が高いのはどれか。 1. 定期巡回・随時対応型訪問介護看護 2. 通所リハビリテーション 3. 短期入所生活介護 4. 療養通所介護

    4

  • 68

    問題2 退院から1週後に妻から訪問看護ステーションに連絡があり「人工呼吸器のアラームが鳴り続けていて、どうしたらいいのかわかりません。低圧アラームが点灯しています。気管カニューレも抜けていないし、呼吸もいつも通りにしているように見えます」と尋ねた。 この時の訪問看護師の妻への回答で正しいのはどれか。 1. 「気管内の吸引を行ってください」 2. 「回路にゆるみがないか確認してください」 3. 「電源プラグが抜けていないか確認してください」 4. 「ウォータートラップに水が溜まっていないか確認してください」

    2

  • 69

    問題3 退院から2週後、妻から「昨日、私が透析を受けている病院で災害が発生した場合の診療について説明がありました。在宅での生活にも少し慣れてきたし、夫のことも気になるので、あらためて災害に備えておきたいのですが、何から始めればよいでしょうか」と訪問看護師に相談があった。 訪問看護師が妻に指導する内容で最も優先度が高いのはどれか。 1. 予備の電源の選び方 2. 福祉避難所への移動手段 3. 災害用持ち出し物品の準備 4. 足踏み式吸引器の使用方法

    1

  • 70

    Aさん(42歳、女性)は、2年前に筋萎縮性側索硬化症〈ALS〉の確定診断を受けた。夫(50歳)と長女(16歳)と自宅で過ごしている。Aさんは「なるべく口から食べるようにしたい」と話し、食事と併せて胃瘻から栄養剤の注入を行っている。要介護2の認定を受け、訪問看護および訪問介護を利用している。食事の介助を行う夫から、訪問看護師に「介助の方法が良くないのか、妻はうまく飲み込めていません」と相談の電話があった。 問題1 夫に対する訪問看護師の対応として最も適切なのはどれか。 1. 「食事の介助に時間をかけましょう」 2. 「胃瘻からの栄養量を増やしましょう」 3. 「介助方法に問題があるかもしれません」 4. 「嚥下食の宅配サービスを頼んでみましょう」 5. 「飲み込みの状態に応じた食事を一緒に考えましょう」

    5

  • 71

    問題2 6か月後、Aさんは呼吸障害と嚥下障害とが進行し、気管切開による人工呼吸療法を開始するために入院した。 退院に向けて病棟看護師が行う家族への気管内吸引の説明として最も適切なのはどれか。 1. 夜間に定期的な吸引を行う。 2. 就寝前に体位ドレナージを行う。 3. 気道内圧が低下したら吸引する。 4. 吸引時は気管カニューレのカフ圧を上げる。

    2

  • 72

    問題3 Aさんは要介護5に区分が変更され、自宅で療養通所介護を利用することになった。退院後1か月、Aさんは療養通所介護の看護師に「ゆっくりお風呂に入ってみたい」と文字盤を使って話した。入浴を開始するにあたり、看護師と介護職員との間でカンファレンスを行うことになった。 検討する内容としての優先順位が高いのはどれか。 1. 夫の介護負担 2. 座位の保持能力 3. 緊急時の対応方法 4. 入浴後の人工呼吸器の回路交換の方法 5. 入浴時の関節可動域〈ROM〉訓練の実施

    3

  • 73

    Aさん(58歳、男性)は、妻(55歳、会社員)、長女夫婦および生後5か月の孫の5人で暮らしている。頸椎の後縦靱帯骨化症と診断され椎弓形成術を受けた。リハビリテーション病院に転院し2か月前に退院した。退院時から週1回の訪問看護を受けている。現在の症状は、下肢のしびれ、知覚鈍麻、筋力低下、上下肢の痙性麻痺および膀胱直腸障害である。移動は車椅子で、食事はリハビリテーション用のフォークを使用して座位で摂取している。排泄は家族に見守られながら尿器とポータブルトイレとを使用し、自分で行っている。 問題1 Aさんへの訪問看護における身体状態の観察で、疾患に関連して最も重要なのはどれか。 1. 排尿状態 2. 上肢の筋力 3. 嚥下の状態 4. 外傷の有無 5. 下肢のしびれ

    1

  • 74

    問題2 Aさんは1週前から排便がなく、センノシドを毎日就寝前に継続して内服している。訪問看護師が観察すると左腹部に便塊を触れ、腸蠕動音は微弱であった。Aさんは、2日間排便がないときはピコスルファートナトリウム水和物を適宜内服するよう医師に言われているが、以前に内服して下痢になったため内服していないと話す。 看護師のAさんへの提案で適切なのはどれか。 1. 「もう少し様子をみましょう」 2. 「下剤は2種類とも飲みましょう」 3. 「便意を感じたらトイレに座りましょう」 4. 「浣腸をしてもよいか医師に確認しましょう」

    4

  • 75

    問題3 ある日、Aさんに軽度の歯肉出血および歯肉の腫脹がみられるようになった。疼痛はない。訪問歯科診療を受け、口腔ケアを徹底するよう促された。リハビリテーション病院に入院していたときは、自助具を利用して口腔ケアの練習をしていた。退院後は妻が口腔ケアを介助していたが、最近は仕事の帰りが遅く、Aさんは妻を待てずに寝てしまうと言う。また、Aさんは育児で疲れている長女には頼めないと話す。 看護師のAさんへの提案で最も適切なのはどれか。 1. 日中の口腔ケアを徹底する。 2. 長女に口腔ケアを依頼する。 3. 就寝時刻を遅くするよう提案する。 4. 妻が夜に実施できる時間帯を検討する。 5. Aさんが自立してできる方法を検討する。

    5

  • 76

    Aちゃん(6歳、女児)は、重症の新生児仮死で出生した。誤嚥性肺炎で入退院を繰り返しているため、今回の入院で経鼻経管栄養法を導入し、退院後は週1回の訪問看護を利用することになった。現在は四肢と体幹の著しい運動障害があり、姿勢保持が困難で、移動および移乗は全介助である。声かけに笑顔はみられるが、指示に応じることはできない。 問題1 訪問看護師が行う母親への経管栄養法の指導で適切なのはどれか。 1. 注入する前に排便させる。 2. 注入中は側臥位を保つようにする。 3. カテーテルは毎日場所を変えて固定する。 4. 家族と同じ食事を流動食にして注入する。

    3

  • 77

    問題2 訪問看護師は、Aちゃんの誤嚥性肺炎を予防するケアの方法を母親に指導することにした。 母親が行うAちゃんへのケアとして適切なのはどれか。 1. 腹式呼吸を促す。 2. 咳嗽の訓練を行う。 3. 胸郭可動域の訓練を行う。 4. 含嗽液を用いてうがいをさせる。

    3

  • 78

    問題3 母親は「Aは来年の4月には小学校に入学する年齢だけど、入学に向けてどうすればよいのか分からない」と訪問看護師に相談した。 訪問看護師が行う援助として適切なのはどれか。 1. 自宅に教員を派遣できる小学校に連絡する。 2. Aちゃんが入学できる特別支援学校を紹介する。 3. 父親に仕事を調整してAちゃんの送迎をするよう勧める。 4. 教育委員会に小学校入学に関する相談をするよう勧める。

    4

  • 79

    Aさん(50歳、女性)は、子宮頸癌の終末期で入院し緩和ケア治療を行っている。倦怠感は強いが食事は摂れている。麻薬を使用し疼痛のコントロールはできており、ふらつきはあるがトイレ歩行はできる。医師からは余命2か月と告知されており、退院して自宅で最期を迎えたいと希望している。主な介護者となる夫は58歳で、5年前の脳梗塞の後遺症で不全麻痺がある。経済的には安定している。子どもはいない。 問題1 病棟看護師はAさんと夫とを交えてカンファレンスを行った。夫は「妻は体力がとても落ちて、見ているのがつらいです。病気が進行すると動けなくなると聞きました。私は介護に自信がありません」と不安を訴えた。 Aさんと夫への今後の不安に対する対応として最も適切なのはどれか。 1. 生活保護の手続きをするよう促す。 2. 要介護認定の申請手続きをするよう促す。 3. 家事をしてくれる人を雇用するよう促す。 4. 訪問リハビリテーションの利用を勧める。

    2

  • 80

    問題2 看護師が退院に向けて最も連携すべき職種はどれか。 1. 理学療法士 2. 管理栄養士 3. 介護支援専門員 4. 保健所の保健師

    3

  • 81

    問題3 退院後1か月。訪問看護ステーションの看護師が訪問した際、夫から「妻は痛みで苦しんでいる様子はない。トイレと食事以外は眠っていることが多く、このまま死んでしまうのでしょうか。家で看取ることができるか不安です」と相談を受けた。 夫への支援で最も適切なのはどれか。 1. 夫に頑張るよう励ます。 2. 病院に入院するよう提案する。 3. 麻薬の量を増やすことを提案する。 4. Aさんが希望する看取りの場について再度話し合う。

    4

  • 82

    Aさん(73歳、女性)は夫(73歳)と2人暮らし。6年前にParkinson〈パーキンソン〉病と診断され、レボドパ〈L-dopa〉を1日3回内服している。Hoehn-Yahr〈ホーエン・ヤール〉重症度分類のステージⅢ、要介護1である。夫が付き添い神経内科外来に月1回、杖歩行で通院している。外来受診のとき、Aさんは足がすくんで転びやすくなったことを主治医に相談し、レボドパ〈L-dopa〉を1日4回に増量して様子を見ることになった。Aさんと夫は薬の副作用〈有害事象〉について外来看護師に尋ねた。 問題1 外来看護師がAさんと夫に説明する副作用〈有害事象〉の内容で正しいのはどれか。 1. 低血糖 2. 体重増加 3. 呼吸器症状 4. 不随意運動

    4

  • 83

    問題2 1か月後の外来受診のときに、Aさんは「いつもと違う時間に入浴したら転んでしまった。怪我をしなくてよかった」と主治医に話した。主治医から勧められ、Aさんは訪問看護を週に1回利用することになった。 今後Aさんが安全な入浴をするために訪問看護師がアセスメントする内容で最も優先するのはどれか。 1. 浴室の床の素材 2. 居室から浴室までの距離 3. 転倒による打撲痕の状態 4. 日常生活動作〈ADL〉の日内変動

    4

  • 84

    問題3 3か月後、Aさんは「夫は家事を楽しんでいるようで助かっていますが、友人と外出したいと言っています。私も最近は転ぶこともなくなったので、身体を動かしたり、レクリエーションに参加してみたいです」と訪問看護師に話した。 訪問看護師がAさんに提案するサービスで最も適切なのはどれか。 1. 通所介護 2. 訪問介護 3. 訪問入浴介護 4. 短期入所生活介護

    1

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    問題一覧

  • 1

    介護保険法において居宅要介護者に対する訪問看護の提供が認められている場所とその利用者の組み合わせで正しいのはどれか。 1.介護老人保健施設ーーーーーーーー入所者 2.養護学校ーーーーーーーーーーーーーーーー児童・生徒 3.有料老人ホームーーーーーーーーーー入居者 4.小規模多機能型居宅介護事業所ーーーー宿泊利用者

    有料老人ホーム・入居者

  • 2

    要介護2と認定された高齢者の在宅療養支援において、支援に関与する者とその役割の組合せで適切なのはどれか。 1. 介護支援専門員 ― 家事の援助 2. 市町村保健師 ― 居宅サービス計画書の作成 3. 訪問看護師 ― 日常生活動作〈ADL〉の向上のための訓練 4. 訪問介護員 ― 運動機能の評価

    訪問看護師ー日常生活動作の向上

  • 3

    地域包括ケアシステムに関する説明として正しいものはどれか。2つ選べ。 1.地域包括支援センターには、地域課題を把握する役割がある。 2.おおむね60分以内の日常生活区域を単位として想定している。 3.地域における老人クラブや自治会などの活動は含まれない。 4.市町村が中心となって医療・介護機関の連携体制構築を図る。 5.施設系サービスは含まれない。

    1.4

  • 4

    Aさんは統合失調症で、訪問看護を利用している。前回の訪問時に、訪問看護師に対する暴言があった。 次回訪問に向けた訪問看護師の対応として、最も適切なものはどれか。 1.暴力は疾患によるものであるため、黙認する 2.Aさんの思いを傾聴するように計画する 3.すぐに警察へ通報する 4.管理者に報告して対応を検討する

    4

  • 5

    Aさん(75歳、男性)は妻(66歳)と2人暮らし。3か月前に認知症の診断を受けた。妻から訪問看護師に「夫は通所介護のときは穏やかに過ごしていると聞いているが、家では興奮することが多く、どう対応すればよいかわからない」と相談があった。 このときの妻に対する訪問看護師の最初の対応で適切なのはどれか。 1. 主治医に相談するよう勧める。 2. Aさんと散歩に出かけることを勧める。 3. 通所介護の頻度を増やすことを提案する。 4. Aさんが興奮する状況を妻と一緒に振り返る。

    4

  • 6

    Aさん(90歳、男性)は、脳梗塞による軽度の左半身麻痺がある。要介護2。最近、娘(65歳)とその家族と同居を始めた。Aさんの受診に付き添ってきた娘が看護師に「同居を始めてから疲れます」と話した。 この時の娘に対する看護師の対応で最も適切なのはどれか。 1. 心療内科の受診を勧める。 2. 娘の幼少期の親子関係を聞く。 3. Aさんの介護老人保健施設への入所を勧める。 4. 同居後に家族の生活がどのように変化したかを聞く。

    4

  • 7

    Aさん(80歳、女性)は要介護2となったため長男家族(長男50歳、長男の妻45歳、18歳と16歳の孫)と同居することとなった。在宅介護はこの家族にとって初めての経験である。 Aさんの家族が新たな生活に適応していくための対処方法で最も適切なのはどれか。 1. 活用できる在宅サービスをできる限り多く利用する。 2. 家族が持つニーズよりもAさんのニーズを優先する。 3. 介護の負担が特定の家族に集中しないように家族で話し合う。 4. 10代の子どもを持つ家族の発達課題への取り組みを一時保留にする。

    3

  • 8

    レスパイトケアの主な目的について適切なのはどれか。 1. 高度な治療を集中的に行う。 2. 家族へ介護方法の指導を行う。 3. 居宅サービス料金を補助する。 4. 介護を行う家族のリフレッシュを図る。

    4

  • 9

    筋力低下のある在宅療養者の家屋環境において転倒するリスクが最も高いのはどれか。 1. 深い浴槽 2. 段差がない床 3. 整理整頓された部屋 4. 足元灯を設置した廊下

    1

  • 10

    Aさん(82歳、女性)は、要支援2である。 Aさんの屋内での転倒予防と自立の促進のため、自宅で介護する家族への指導で適切なのはどれか。 1. 車椅子での移動とする。 2. 移動時にスリッパを使用する。 3. 手すりがない場所での歩行を避ける。 4. 移動の前に立ちくらみの有無を確認する。

    4

  • 11

    Aさん(74歳、女性)は、1人暮らし。要介護1、認知症高齢者の日常生活自立度判定基準Ⅱa。頻尿のため、自室からトイレへの移動中に廊下で失禁することが頻繁にある。1日3食の高齢者向け配食サービスを利用している。 現時点でのAさんの日常生活で最も起こりやすいのはどれか。 1. 窒 息 2. 転 倒 3. 熱 傷 4. 徘 徊

    2

  • 12

    Aさん(65歳、男性)は、肺気腫で在宅酸素療法を受けている。ある日、Aさんの妻(70歳)から「同居している孫がインフルエンザにかかりました。今朝から夫も体が熱く、ぐったりしています」と訪問看護ステーションに電話で連絡があったため緊急訪問した。 訪問看護師が確認する項目で優先度が高いのはどれか。 1. 喀痰の性状 2. 胸痛の有無 3. 関節痛の有無 4. 経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉

    4

  • 13

    介護保険による訪問看護の利用に関する説明として正しいのはどれか。 1.訪問看護指示書が交付されれば、要介護認定の申請は必要ない 2.居宅サービス支給限度額に訪問看護の介護報酬は含まれない 3.40歳以上65歳未満の慢性閉塞性肺疾患の療養者は、要支援・要介護に該当しない場合も、訪問看護を受けることができる 4.訪問看護が記載されたケアプランへの利用者の同意が必要である

    4

  • 14

    Aさん(68歳、男性)は、筋萎縮性側索硬化症〈ALS〉のため在宅療養中で、気管切開下で人工呼吸器を使用し、要介護5の認定を受けている。 Aさんに提供される訪問看護で適切なのはどれか。 1. 医療保険から給付される。 2. 特別訪問看護指示書を受けて実施される。 3. 複数の訪問看護事業所の利用はできない。 4. 理学療法士による訪問は給付が認められない。

    1

  • 15

    Aさん(75歳、女性)は、腰部脊柱管狭窄症と診断されており、要介護1、障害高齢者の日常生活自立度判定基準A-1である。 Aさんが介護保険による貸与を受けられる福祉用具はどれか。 1. 車椅子 2. 歩行器 3. 電動ベッド 4. 入浴用椅子

    2

  • 16

    特別訪問看護指示書による訪問看護について正しいのはどれか。 1. 提供できる頻度は週に3回までである。 2. 提供できる期間は最大6か月である。 3. 対象に指定難病は含まない。 4. 医療保険が適用される。

    4

  • 17

    Aさん(85歳、男性)は、5年前に脳梗塞を発症し右片麻痺があり、要介護3の認定を受けた。Aさんの子どもは遠方に住んでおり、腰痛のあるAさんの妻(80歳)が1人で介護している。Aさんは、週2日通所介護を利用している。 問題2 Aさんに優先されるサービスはどれか。 1. 訪問入浴介護 2. 夜間対応型訪問介護 3. 特定施設入居者生活介護 4. 認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)

    2

  • 18

    在宅療養者に初回訪問を行う際の訪問看護師の対応で適切なのはどれか。 2. 緊急時の連絡方法を確認する。 3. 初回訪問前の情報収集は行わない。 4. 病院で指導された介護方法は変更しない。 5. 初回訪問日は療養者に医療的な問題が起きてから決める。

    2

  • 19

    Aさん(78歳、男性)は、妻(75歳)と2人暮らし。脳梗塞の既往がある。妻から「最近、夫は食事をむせずに食べることができるが、口の中に食べ物が残っていることが多い。夫の食事について助言が欲しい」と訪問看護師に相談があった。 妻への訪問看護師の助言で適切なのはどれか。 1. 「食事にとろみをつけましょう」 2. 「自助具を使って食事をしましょう」 3. 「口に入れる1回量を少なくしましょう」 4. 「食事前に舌の動きを促す運動をしましょう」

    4

  • 20

    Aさん(83歳、男性)は、脳梗塞の後遺症で右片麻痺があり、在宅療養中である。嚥下障害のため胃瘻を造設している。義歯を装着しているが、自分の歯が数本残っている。 Aさんの口腔ケアについて、介護者への指導で適切なのはどれか。 1. 義歯を装着したまま歯を磨く。 2. 経管栄養直後に実施する。 3. ペースト状の歯磨剤を使用する。 4. 歯垢の除去には歯ブラシを用いる。

    4

  • 21

    Aさん(85歳、女性)は、要支援1で介護予防通所リハビリテーションを月2回利用している。Aさんから「最近排便が3~4日に1回しかなくて、お腹が張って困っている」と通所施設の看護師に相談があった。 看護師が行うAさんへの便秘に対する助言で適切なのはどれか。 1. 毎日、朝食後に便座に座る。 2. 就寝前に水を500mL飲む。 3. 1日1万歩を目標に歩く。 4. 蛋白質を多めに摂る。

    1

  • 22

    在宅で訪問看護師が行う要介護者の入浴に関する援助で適切なのはどれか。 1. 入浴前後に水分摂取を促す。 2. 浴室の換気は入浴直前に行う。 3. 浴槽に入っている間に更衣の準備をする。 4. 入浴前の身体状態の観察を家族に依頼する。

    1

  • 23

    Aさん(77歳、男性)は、脳梗塞による左片麻痺があり、右膝の痛みにより立位が困難である。端坐位で殿部をわずかに持ち上げることはできる。妻(77歳)は小柄で、体格差のある夫の移乗の介助に負担を感じている。 Aさんのベッドから車椅子への移乗の際、妻の介護負担を軽減する福祉用具で適切なのはどれか。 1. 歩行器 2. ベッド柵 3. 電動介助リフト 4. トランスファーボード

    4

  • 24

    Aさん(79歳、男性)は1人暮らし。要介護2の認定を受け、訪問看護を利用することになった。初回の訪問時、Aさんは敷いたままの布団の上に座っており「便利だから生活に必要なものを手の届くところに置いているんだよ」と話した。 Aさんの生活様式を尊重した訪問看護師のこのときの声かけで適切なのはどれか。 1. 「外に出て気分転換しませんか」 2. 「昼間は布団をたたみましょう」 3. 「介護保険でベッドの貸与を受けましょう」 4. 「必要なものを身近に置いているのですね」

    4

  • 25

    Aさん(85歳、女性)は、1人暮らし。日常生活は自立しており、健康のために毎日20~30分のウォーキングをしている。夜間は、廊下を歩いて1、2回トイレに行く。 Aさんの現時点での家屋環境の整備で最も優先されるのはどれか。 1. 便座の高さを高くする。 2. 廊下に手すりを設置する。 3. トイレの扉を引き戸にする。 4. 廊下に足元照明を設置する。

    4

  • 26

    Aさん(82歳、女性)は、脳梗塞の既往があり、要介護2で、夫(85歳)と2人暮らし。訪問看護師の訪問時、Aさんは体温37.0℃、脈拍62/分、血圧100/50mmHg、少し汗をかいており、唇の乾燥がみられた。訪問看護師は、翌日予定されている訪問介護の担当者とAさんの援助の方向性について共有することにした。 共有する内容で適切なのはどれか。 1. ポータブルトイレでの排泄に変更する。 2. 水分を多めに摂取するよう促す。 3. 頻繁に寝衣を交換する。 4. 入浴介助を中止する。

    2

  • 27

    Aさん(65歳、女性)は、夫と実父との3人暮らしである。脊柱管狭窄症の術後、地域包括ケア病棟に入院中である。退院後は自宅に戻り室内で車椅子を利用する予定である。Aさんの障害高齢者の日常生活自立度判定基準はB-1である。 看護師による家族への指導で最も適切なのはどれか。 1. 家族の生活習慣を中心に屋内環境を整備する。 2. 夜間の車椅子によるトイレへの移動は制限する。 3. 退院後の生活の課題に応じて福祉用具を選定する。 4. ベッドから車椅子への移動介助にリフトの導入を勧める。

    3

  • 28

    Aさん(82歳、男性)は、妻(75歳)と2人暮らし。障害高齢者の日常生活自立度判定基準B-1。日中は車椅子に座っていることが多い。Aさんの仙骨部に発赤があるのを発見したため、訪問看護師は妻にAさんへの介護方法を指導することにした。 妻に指導する内容で正しいのはどれか。 1. 「仙骨部をマッサージしましょう」 2. 「夜間は2時間毎に体位変換をしましょう」 3. 「時々お尻を浮かすよう声をかけましょう」 4. 「車椅子に座らせるときは円座を使いましょう」

    3

  • 29

    Aさん(65歳、女性)は、5年前に乳癌の左胸筋温存乳房切除術と左腋窩リンパ節郭清術を受けた。1年前に大腿骨転移のため日常生活動作〈ADL〉に一部介助が必要となり、訪問看護を利用し在宅で療養している。Aさんの左上腕内側の皮膚をつまむと健側より厚みがある。 訪問看護師がAさんに指導する左上腕のケア方法で正しいのはどれか。2つ選べ。 1. 指圧する。 2. 皮膚の露出は少なくする。 3. 保湿クリームを塗布する。 4. ナイロン製タオルで洗う。 5. アルカリ性石けんで洗浄する。

    2.3

  • 30

    終末期にある療養者の疼痛管理を在宅で行っていくうえで、訪問看護師の対応として、正しいのはどれか。 1.鎮痛薬の投与は注射薬から始める 2.レスキューは、できるだけ使わないよう指導する 3.痛みがない時は、自己判断で鎮痛薬の服用をやめて様子を見るように指導する 4.麻薬系の鎮痛薬は、小さい子供の手の届かないところに保管するように指導する

    4

  • 31

    Aさん(69歳、女性)は、主治医、訪問看護師とともに、母(91歳)を自宅で看取った。死亡確認の直後、Aさんは涙ぐみながら「母のためにもっとできることがあったのではないかと申し訳なく思います」と話した。 このときに訪問看護師が行うAさんへの対応で最も適切なのはどれか。 1. 遺族の会を紹介する。 2. 母への思いを傾聴する。 3. 遺品を整理することを勧める。 4. 新たなことに取りかかるよう促す。

    2

  • 32

    Aさん(52歳、男性)は、妻と2人で暮らしている。妻は末期の肺癌で、今朝自宅で亡くなった。 主治医が死亡診断を行った後のAさんへの訪問看護師の対応で最も適切なのはどれか。 1. 葬儀を手配するよう勧める。 2. 医療機器は早急に片づけるよう勧める。 3. Aさんの希望に沿って、死後の処置を行う。 4. 本日中に死亡診断書を役所に提出するよう説明する。

    3

  • 33

    A君(6歳、男児)は、父母と姉との4人で暮らしている。3歳児健康診査で運動機能の発達の遅延を指摘され、5歳のときにDuchenne〈デュシェンヌ〉型筋ジストロフィーの確定診断を受けた。現在は、床からの立ち上がり動作に介助が必要である。見守りが必要ではあるが、室内の歩行は自立している。在宅支援サービスは利用していない。A君の外来受診時に母親から「最近、Aの世話をしていると、8歳の姉が私にしがみついて離れないので困ります」と看護師に相談があった。 このときの看護師の対応で最も優先されるのはどれか。 1. 姉の小学校の養護教諭に家庭訪問を依頼する。 2. 姉にA君の歩行の見守りをさせるよう勧める。 3. 短期入所を利用して父母と姉とで旅行するよう勧める。 4. 居宅介護を利用して母が姉と関わる時間を確保することを提案する。

    4

  • 34

    Aさん(85歳、女性)は1人暮らし。うっ血性心不全で臥床して過ごすことが多い。訪問看護師が訪問すると、Aさんは体温37.6℃、口唇の乾燥はなく、体熱感はあるが手足が冷えると言って羽毛布団を肩まで掛けている。室温30℃、湿度65%、外気温は32℃、冷房設備はあるが使っていない。 このときの訪問看護師の対応で適切なのはどれか。 1. 羽毛布団を取り除く。 2. 冷房設備で室温を調整する。 3. 頓用の解熱薬を服用してもらう。 4. 直ちに経口補水液を飲むよう促す。

    2

  • 35

    Aさん(55歳、女性)は、夫と2人で暮らしている。進行性の多発性硬化症で在宅療養をしている。脊髄系の症状が主で、両下肢の麻痺、膀胱直腸障害および尿閉がある。最近は座位の保持が難しく、疲れやすくなってきている。排尿はセルフカテーテルを使用してAさんが自己導尿を行い、排便は訪問看護師が浣腸を行っている。夫は仕事のため日中は不在である。 Aさんの身体状態に合わせた療養生活で適切なのはどれか。 1. 入浴はシャワー浴とする。 2. 介助型の車椅子を利用する。 3. ベッドの高さは最低の位置で固定する。 4. セルフカテーテルはトイレに保管する。

    1

  • 36

    Aさん(75歳、男性)。1人暮らし。慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉のため、2年前から在宅酸素療法を開始し、週に2回の訪問看護を利用している。訪問看護師はAさんから「最近、洗濯物を干すときに息が苦しくて疲れるが、自分でできることは続けたい」と相談された。 Aさんの労作時の息苦しさを緩和する方法について、訪問看護師が行う指導で適切なのはどれか。 1. 労作時は酸素流量を増やす。 2. 呼吸は呼気より吸気を長くする。 3. 動作に合わせて短速呼吸をする。 4. 腕を上げるときは息を吐きながら行う。

    4

  • 37

    Aさん(88歳、男性)は、長女(60歳、無職)と2人暮らし。障害高齢者の日常生活自立度判定基準ランクC2。仙骨部の褥瘡の治療のため、膀胱留置カテーテルを挿入することになった。 膀胱留置カテーテルを挿入中のAさんを介護する長女に対して、訪問看護師が指導する内容で適切なのはどれか。 1. 「褥瘡が治癒するまでおしりは洗浄しないでください」 2. 「体位変換ごとに蓄尿バッグを空にしてください」 3. 「カテーテルは太ももに固定してください」 4. 「尿に浮遊物がないか確認してください」

    4

  • 38

    Aさん(88歳、女性、要介護1)は長女(58歳、会社員)と2人暮らしで、胃瘻を造設し訪問看護を利用している。看護師の訪問時、Aさんは頭痛、嘔気を訴え、ベッドに横になっていた。バイタルサインは、体温37.6℃、呼吸数24/分、脈拍96/分、整、血圧102/76mmHg、口唇が乾燥している。室温は30℃である。長女に連絡し、かかりつけ医に往診を依頼することにした。 医師が到着するまでの訪問看護師の対応で適切なのはどれか。 1. 頭を高くする。 2. 腋窩を冷やす。 3. 水を飲ませる。 4. 中枢から末梢に下肢をマッサージする。

    2

  • 39

    Aさん(80歳、男性)は、20年前に大腸癌でストーマを造設し、現在週1回の訪問看護を利用している。訪問看護師は、訪問時にAさんから「2日前から腹痛がある」と相談を受けた。Aさんのバイタルサインは、体温36.4℃、呼吸数24/分、脈拍84/分、血圧138/60mmHgである。 訪問看護師がAさんの腹痛をアセスメントするための情報で最も優先度が高いのはどれか。 1. 排便の有無 2. 身体活動量 3. 食物の摂取状況 4. ストーマ周囲の皮膚の状態

    1

  • 40

    皮下埋込みポートを用いた在宅中心静脈栄養法〈HPN〉で適切なのはどれか。 1. 抜針して入浴することができる。 2. 24時間持続する注入には適さない。 3. 同居の家族がいることが必須条件である。 4. 外出時に輸液ポンプを使うことはできない。

    1

  • 41

    Aさん(70歳、男性、要介護1)は脳梗塞の後遺症で左不全麻痺がある。家屋内は杖を使用して移動が可能である。Aさんから「入浴が不安なので安全な方法を教えてほしい」と訪問看護師に相談があった。Aさんへの助言で適切なのはどれか。 1. 手すりは左手で持つ。 2. 左足から浴槽に入る。 3. 浴室内を杖で移動する。 4. 浴槽から出るときは入浴台〈バスボード〉を使う。

    4

  • 42

    Aさん(38歳、女性)は、大腸癌の終末期である。癌性腹膜炎による症状緩和の目的で入院し、鎮痛薬の静脈内注射と高カロリー輸液が開始された。Aさんは自宅で過ごしたいと希望したため、医師と看護師で検討し、症状緩和をしながら自宅退院の方向で退院支援カンファレンスを開催することになった。 退院支援カンファレンスの参加者で適切なのはどれか。2つ選べ。 1. 薬剤師 2. 言語聴覚士 3. 臨床検査技師 4. 介護支援専門員 5. ソーシャルワーカー

    1.5

  • 43

    訪問看護の利用者に関する訪問看護と病院の外来看護の連携で適切なのはどれか。 1. 訪問看護報告書は外来看護師に提出する。 2. 利用者の個人情報の相互共有に利用者の承諾書は不要である。 3. 利用者が使用している医療材料の情報を外来看護師と共有する。 4. 訪問看護師から外来看護師に利用者の外来診察の予約を依頼する。

    3

  • 44

    Aさん(83歳、女性)は、1人暮らし。誤嚥性肺炎で入退院を繰り返していた。今回の退院後に、訪問看護が導入されることになり、退院前カンファレンスが行われた。 誤嚥性肺炎の再発を予防するために病棟看護師が訪問看護師に情報提供する内容で優先されるのはどれか。 1. 嚥下機能検査の判定結果 2. 栄養状態を示す検査データ 3. 入院中の日常生活動作〈ADL〉 4. 誤嚥性肺炎の治療に用いられた薬剤

    1

  • 45

    Aさん(78歳、男性)は、妻(70歳)と2人暮らしである。脳血管障害後遺症による右片麻痺があり、車椅子への移乗は部分介助、要介護2である。排泄はポータブルトイレを利用している。Aさんと妻はなるべく家で過ごしたいと考え、自宅での介護はすべて妻が行っている。長女(会社員)が県内に在住しているがAさんの介護はしていない。訪問看護を週1回利用するのみで、他のサービスは利用していない。最近、妻の腰痛が悪化し、妻から訪問看護師に「主治医から介護の負担を軽減するように言われました。でも夫は家から出たくないし、私も夫をどこかに預けるのは不安です。どうしたらよいでしょうか」と相談があった。 問題1 このときの訪問看護師が提案するAさんへのサービスで最も適切なのはどれか。 1. 通所介護 2. 訪問介護 3. 短期入所生活介護 4. 訪問リハビリテーション

    2

  • 46

    問題2 サービス導入後1か月。今朝、妻から訪問看護師に「夫の身体が震えています。よだれを垂らして、目が合わないです」と連絡があった。訪問看護師が訪問すると、Aさんの震えは止まっており、Aさん自身は「何が起きていたのか覚えていない」と言う。訪問時の体温36.0℃、呼吸数18/分、脈拍82/分、血圧130/62mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉95%(room air)であった。妻によると、2日間排便がなく、尿量1,500mL/日、尿の性状は黄色透明とのことだった。妻からの連絡時にAさんに起きていたと考えられる状態はどれか。 1. 感 染 2. 脱 水 3. 便 秘 4. けいれん

    4

  • 47

    問題3 Aさんは入院したが、状態が安定し入院後3日で退院することが決まった。長女が「父が退院したら、母の腰痛が心配なので、私が父のポータブルトイレへの移動を手伝いたいと思います。介助の方法を教えてください」と訪問看護師に相談があった。訪問看護師が長女に指導するベッドからポータブルトイレへの移乗の介助方法で正しいのはどれか。 1. ポータブルトイレをAさんの麻痺側に設置する。 2. ベッドから立ち上がる際はAさんに前傾姿勢になってもらう。 3. Aさんの健側に立って介助する。 4. Aさんの向きを変えるときはズボンのウエスト部分を持つ。

    2

  • 48

    Aさん(37歳、男性)は妻(40歳、会社員)と2人暮らし。筋強直性ジストロフィーで週5回の訪問介護を利用していた。1か月前に傾眠傾向が著明となり入院して精査した結果、睡眠時無呼吸に対して夜間のみフェイスマスクを用いた非侵襲的陽圧換気療法が導入された。Aさんは四肢遠位筋に筋萎縮と筋力低下があるが、室内の移動は電動車椅子を操作して自力で行え、食事も準備すれば妻と同じものを摂取できる。退院後、週1回午後に訪問看護が導入されることになった。 問題1 訪問看護と訪問介護の担当者、Aさんと妻を含めた退院前カンファレンスが開催された。妻から「夜間に停電になったらどうすればよいですか」と発言があった。 このときの妻への訪問看護師の対応で適切なのはどれか。 1. 電動式でない車椅子を購入するよう勧める。 2. 訪問看護事業所が発電機を貸し出すと伝える。 3. バッグバルブマスクでの用手換気の指導を行う。 4. 停電時にハザードマップを確認するよう提案する。

    3

  • 49

    問題2 退院前カンファレンスで、訪問介護の担当者から、これまでと同様に退院後も昼食の準備と後始末、口腔ケア、入浴介助を行う予定と発言があった。訪問看護師は訪問介護の担当者に、Aさんの状態の変化に気付いたら連絡がほしいと協力を求めた。 訪問介護の担当者に説明するAさんの状態の変化で、特に注意が必要なのはどれか。 1. 傾眠傾向 2. 眼の充血 3. 口腔内の乾燥 4. 食事摂取量の低下

    1

  • 50

    問題3 退院後1週、訪問看護師はAさんの鼻根部の皮膚に発赤があることに気付いた。 訪問看護師の妻への対応で適切なのはどれか。 1. 「鼻マスクに変更しましょう」 2. 「発赤部位は洗わないようにしましょう」 3. 「人工呼吸器の装着時間は短くしましょう」 4. 「フェイスマスクのベルトは指が2本入る程度に固定しましょう」

    4

  • 51

    Aさんは、サービス付き高齢者向け住宅で一人暮らしをしている。糖尿病のため、スルホニル尿素薬を朝1回内服する。 Aさんのバイタルサイン測定に関して、どれか 1.ホームヘルパーは血圧の測定をしてはいけない 2.生活相談員は体温や脈拍の測定をしてはいけない 3.訪問看護師は他職種から訪問日以外の測定値を確認する。 4.デイサービスで測定されていれば訪問看護師は測定しない。

  • 52

    Aさん(76歳、男性)は脳血管障害により右片麻痺と失語症があり、膀胱留置カテーテルを装着している。座位保持はかろうじて可能だが、ほぼ横になりベッド上で過ごしている状況で、訪問看護を週1回利用している。家族は長男夫婦と孫 2人の三世代世帯で、専業主婦である長男の妻がおもに介護をしている。ある日、「義父が食後かなり時間がたったあとで、突然吹き上げるように幅吐した」との連絡があった。これまでそうしたエピソードはなく、かなり不安であわてている様子がうかがわれた。 問題1Aさんの状態を把握するために訪問看護師が長男の妻に確認する情報項目として、優先度が高いものを 2つ選べ。 1.Aさんの食事内容 2.Aさんの意識状態や顔色 3.孫の在宅状況 4.Aさんの現在の体位 5. Aさんの発熱の有無

    2.4

  • 53

    問題2 担当の訪問看護師が、すぐ緊急訪問をした。そのときの観察から尿量が通常の半分で色が濃いこと、嘔吐物がコーヒー残渣様液で洗面器半分くらいの量であること、微熱があることを確認した。 この場面での対処方法として最も適切なのはどれか。 1.主治医へ連絡をとり、入院の必要性の判断を仰ぐ 2.数日は絶食するように家族に伝え、主治医に報告する 3. なにかあればまたすぐ来るので安心するよう伝える 4. 量の測定を続けるよう指導する

    1

  • 54

    翌日、主治医が往診し、入院することになった。 担当の訪問看護師から病院看護師へ伝えるAさんの情報項目として、最も優先度が高いのはどれか。 1.普段の ADLに関する詳しい状況 2.家族構成とおもな介護者の健康状態 3 今回の急変の経過に関する詳しい状況 4.利用している社会資源の活用状況

    3

  • 55

    Aさん(75歳、女性)は、夫とは3年前に死別し、1人暮らし。喫煙歴があり、5年前に慢性閉塞性肺疾患と診断された。長女は隣県に住んでおり、時々様子を見に来ている。Aさんは受診を継続しながら、ほぼ自立して生活していた。今回、咳・痰の症状に加え呼吸困難が増強したため入院となった。入院後は酸素療法(鼻カニューレ:2L/分)と薬物療法を受け、症状が改善し、在宅酸素療法を導入し退院することになった。Aさんは初めて要介護認定を受けたところ、要支援2であった。 問題1 病棟看護師がAさんに行う在宅酸素療法に関する指導で適切なのはどれか。2つ選べ。 1. 電磁調理器の使用を勧める。 2. 外出時にデマンドバルブの作動を確認する。 3. 在宅酸素療法の機材が介護保険で給付される。 4. 酸素濃縮器は日当たりのよいところに設置する。 5. 呼吸困難時にAさんの判断で酸素流量を変更してよい。

    1.2

  • 56

    問題2 退院後の生活での問題点の確認のため、カンファレンスを開催することになった。Aさんは、自宅での療養を強く希望しており、2L/分の酸素投与下で呼吸状態や日常生活動作〈ADL〉については入院前と同程度まで回復してきているが、まだ退院後の買い物や洗濯などは負荷が強く、支援が必要と判断された。また、Aさんは、呼吸困難の再発について不安を訴えている。 カンファレンスの検討内容で優先度が高いのはどれか。 1. 電動ベッドの導入 2. 娘の居宅への転居 3. 急性増悪時の対応方法 4. 介護予防短期入所生活介護の利用

    3

  • 57

    問題3 Aさんの退院後、訪問介護員は日常生活の支援のために週1回、訪問看護師は健康状態の確認と在宅酸素療法等について必要な指導を行うため月2回訪問することとなった。退院後2週。訪問看護師が訪問すると、Aさんは時々、食後に軽い呼吸困難が生じると訴えた。 この時の訪問看護師の指導で適切なのはどれか。 1. 1回の食事量を減らし、食事回数を増やす。 2. 買い物を兼ねた外出の頻度を減らす。 3. 食事の準備は訪問介護員に任せる。 4. 食後すぐに排泄をする。

    1

  • 58

    Aさん(57歳、男性)は、妻(55歳)と長女(28歳)の3人暮らし。4年前に直腸癌と診断され、手術を受けてストーマを造設した。その後、Aさんは直腸癌を再発し、治療を行ったが効果がなく、腹部のがん疼痛を訴えたため、疼痛をコントロールする目的で入院した。主治医からAさんと家族に余命4か月程度と告知され、Aさんは「痛みは取り除いてほしいが、延命治療は望まない。自宅で好きなことをして過ごしたい」と話している。現在、Aさんはオキシコドン塩酸塩を1日2回内服し、痛みがなければ日常生活動作〈ADL〉は、ほぼ自立している。 問題1 Aさんは退院後に訪問診療と訪問看護を利用することになり、今後の支援の方向性を確認するため、退院前にAさんと家族も参加するカンファレンスを開催した。 カンファレンスで確認する内容で最も優先度が高いのはどれか。 1. 看取りの場所 2. ストーマパウチの交換方法 3. 訪問リハビリテーションの必要性 4. 退院後の生活でAさんが行いたいこと

    4

  • 59

    問題2 退院後、Aさんは痛みが強くなってきたため、主治医はオキシコドン塩酸塩を増量したが、Aさんは眠気が強くなり「薬を飲みたくない」と訴えた。そのため、フェンタニル貼付剤に切り替え、レスキュー薬としてフェンタニルクエン酸塩舌下錠が処方された。 訪問看護師によるAさんの家族への疼痛緩和のための薬物療法の指導で適切なのはどれか。 1. 副作用で便秘が生じた場合には貼付しない。 2. 残ったオキシコドン塩酸塩は自宅で保管する。 3. レスキュー薬は使用間隔を気にせず使用してよい。 4. フェンタニル貼付剤の交換時に家族が貼付面に触れないようにする。

    4

  • 60

    問題3 退院後3か月。Aさんの食事や水分の摂取量は減り、徐々に傾眠傾向になってきた。Aさんの妻は訪問看護師に「少し怖いが、できればこのまま自宅で看ていきたい」と話した。 Aさんを自宅で看取るための訪問看護師の対応で適切なのはどれか。 1. 高カロリー輸液の開始を医師と相談する。 2. Aさんの清潔ケアは看護師が行うことを妻に伝える。 3. 今後起こりうるAさんの状態の変化を妻に説明する。 4. Aさんが亡くなるまで家族がそばを離れないように伝える。

    3

  • 61

    Aさん(75歳、男性)は、妻(70歳)と2人暮らし。2型糖尿病の治療中で、2年前から1日2回朝・夕食前に混合型インスリン注射が開始となった。その後、糖尿病性網膜症による視力障害が進んだため、現在は妻と一緒に単位数や針の確認をし、インスリンの自己注射を実施している。 問題1 外来受診時にAさんの妻から外来看護師に「2人で協力してインスリン注射することには慣れてきました。たまには夜に夫とゆっくり和食を食べに行きたいのですが、外出時の注射で気を付けることを教えてほしい」と相談があった。 Aさんと妻への外来看護師の指導内容で適切なのはどれか。 1. 「お店に着いたらすぐに注射を打ちましょう」 2. 「インスリンを常温で持ち運ぶことはできません」 3. 「注射ができる場所をお店の人に確認しましょう」 4. 「普段よりもインスリン量を増やす必要があります」

    3

  • 62

    問題2 インスリン治療開始後3年、Aさんは妻の付き添いで散歩を取り入れ運動療法にも取り組んでいたが、靴ずれが悪化し右第5趾に潰瘍ができた。そこで要介護1の認定を受けて訪問看護が週2回導入され、フットケアの指導が行われることになった。 訪問看護師が行う妻への指導内容で適切なのはどれか。2つ選べ。 1. 絆創膏は足趾全体を覆うように貼る。 2. 浸出液の臭いの変化に注意する。 3. 泡立てた石けんで足を洗う。 4. 足浴には42℃の湯を使う。 5. 大きいサイズの靴を履く。

    2.3

  • 63

    問題3 訪問看護が導入されて2か月、Aさんの妻が健康診査後の精査目的で数日間入院することになった。Aさんは妻の入院中もできる限り自宅で過ごしたいと考えている。妻の入院中の対応について、サービス担当者会議が開かれた。 この時に訪問看護師が行うAさんへの提案で優先度が高いのはどれか。 1. 通所介護を利用する。 2. 訪問介護を利用する。 3. 配食サービスを利用する。 4. 訪問看護の回数を増やす。

    4

  • 64

    Aさん(89歳、女性)は、認知症と診断されており、認知症高齢者の日常生活自立度判定基準はランクⅡbである。定年退職後の長男(66歳、未婚)との2人暮らし。Aさんは「役所の世話になるのは嫌だ」と言い、要介護認定を受けることを承諾していなかった。しかし、Aさんが室内で転倒したことをきっかけに、要支援1の判定を受け介護予防訪問看護が導入された。 問題1 Aさんは「家事は私の仕事だ。息子にも他人にも任せられない」と言い、タ方になると、歩いて5分程度のスーパーマーケットへ買い物に行くことが長年の習慣となっている。最近、夜になっても帰宅せず、長男が探しに行くとスーパーマーケットから離れた公園のベンチに座っていることが数回あった。長男は訪問看護師に「母は私が後をついてきたと思い込んで怒るんです。このままでは心配です」と相談した。 看護師が長男へ助言する内容で最も適切なのはどれか。 1. 「先に公園で待っていてはどうですか」 2. 「ホームへルパーの利用をお勧めします」 3. 「Aさんに買い物はやめるよう話しませんか」 4. 「荷物を持つという理由で同行してはどうですか」

    4

  • 65

    問題2 ある冬の訪問時、長男が「母がここ数日寒さを訴え、居間にある電気こたつの温度を最も高くして、肩までもぐり込んでそのまま朝まで眠ってしまう」と話した。 長男の話を受けて、看護師が最初に観察する項目で最も優先度が高いのはどれか。 1. 筋力低下の有無 2. 感染徴候の有無 3. 認知機能のレベル 4. 全身の皮膚の状態

    4

  • 66

    Aさん(70歳、男性)は、妻と長男との3人暮らしである。左被殻出血で入院し、歩行訓練および言語訓練のリハビリテーションを行い自宅に退院した。退院時の検査所見は、HDLコレステロール40mg/dL、LDLコレステロール140mg/dL、トリグリセリド150mg/dLであった。退院後、週1回の訪問看護を利用することになった。初回の訪問時、血圧は降圧薬の内服で130/80mmHgであった。右片麻痺、麻痺側の感覚障害、運動性失語があり、一本杖や手すりを利用して自宅内を移動していた。Aさん宅は、酒屋を自営しており、1階は店舗、トイレおよび浴室、2階に居室がある。各階の移動は手すりのあるらせん状階段のみで、階段昇降機の取り付けは構造上できない。Aさんは「店に出て親しい客に会うのが楽しみだ」と話した。 問題1 訪問看護計画に取り入れる内容で最も優先度が高いのはどれか。 1. 言語訓練 2. 食事指導 3. 内服薬の管理 4. 排便コントロール 5. 階段を昇降する練習

    5

  • 67

    Aさん(70歳、男性)は、妻(68歳)と2人暮らし。3年前に筋萎縮性側索硬化症〈ALS〉と診断され、在宅で療養生活を続けていた。その後、Aさんは症状が悪化し、入院して気管切開下の人工呼吸療法、胃瘻による経管栄養法を受けることになった。妻は、退院後に必要なケアの技術指導、人工呼吸器や胃瘻の管理方法、緊急・災害時の対応について病棟看護師から指導を受けた。退院前カンファレンスにおいて、訪問看護のほかに必要な在宅サービスについて検討することになった。妻は慢性腎不全のため、週に3回の血液透析を受けており、1回に約6時間の外出が必要である。 問題1 Aさんが利用する在宅サービスで最も優先度が高いのはどれか。 1. 定期巡回・随時対応型訪問介護看護 2. 通所リハビリテーション 3. 短期入所生活介護 4. 療養通所介護

    4

  • 68

    問題2 退院から1週後に妻から訪問看護ステーションに連絡があり「人工呼吸器のアラームが鳴り続けていて、どうしたらいいのかわかりません。低圧アラームが点灯しています。気管カニューレも抜けていないし、呼吸もいつも通りにしているように見えます」と尋ねた。 この時の訪問看護師の妻への回答で正しいのはどれか。 1. 「気管内の吸引を行ってください」 2. 「回路にゆるみがないか確認してください」 3. 「電源プラグが抜けていないか確認してください」 4. 「ウォータートラップに水が溜まっていないか確認してください」

    2

  • 69

    問題3 退院から2週後、妻から「昨日、私が透析を受けている病院で災害が発生した場合の診療について説明がありました。在宅での生活にも少し慣れてきたし、夫のことも気になるので、あらためて災害に備えておきたいのですが、何から始めればよいでしょうか」と訪問看護師に相談があった。 訪問看護師が妻に指導する内容で最も優先度が高いのはどれか。 1. 予備の電源の選び方 2. 福祉避難所への移動手段 3. 災害用持ち出し物品の準備 4. 足踏み式吸引器の使用方法

    1

  • 70

    Aさん(42歳、女性)は、2年前に筋萎縮性側索硬化症〈ALS〉の確定診断を受けた。夫(50歳)と長女(16歳)と自宅で過ごしている。Aさんは「なるべく口から食べるようにしたい」と話し、食事と併せて胃瘻から栄養剤の注入を行っている。要介護2の認定を受け、訪問看護および訪問介護を利用している。食事の介助を行う夫から、訪問看護師に「介助の方法が良くないのか、妻はうまく飲み込めていません」と相談の電話があった。 問題1 夫に対する訪問看護師の対応として最も適切なのはどれか。 1. 「食事の介助に時間をかけましょう」 2. 「胃瘻からの栄養量を増やしましょう」 3. 「介助方法に問題があるかもしれません」 4. 「嚥下食の宅配サービスを頼んでみましょう」 5. 「飲み込みの状態に応じた食事を一緒に考えましょう」

    5

  • 71

    問題2 6か月後、Aさんは呼吸障害と嚥下障害とが進行し、気管切開による人工呼吸療法を開始するために入院した。 退院に向けて病棟看護師が行う家族への気管内吸引の説明として最も適切なのはどれか。 1. 夜間に定期的な吸引を行う。 2. 就寝前に体位ドレナージを行う。 3. 気道内圧が低下したら吸引する。 4. 吸引時は気管カニューレのカフ圧を上げる。

    2

  • 72

    問題3 Aさんは要介護5に区分が変更され、自宅で療養通所介護を利用することになった。退院後1か月、Aさんは療養通所介護の看護師に「ゆっくりお風呂に入ってみたい」と文字盤を使って話した。入浴を開始するにあたり、看護師と介護職員との間でカンファレンスを行うことになった。 検討する内容としての優先順位が高いのはどれか。 1. 夫の介護負担 2. 座位の保持能力 3. 緊急時の対応方法 4. 入浴後の人工呼吸器の回路交換の方法 5. 入浴時の関節可動域〈ROM〉訓練の実施

    3

  • 73

    Aさん(58歳、男性)は、妻(55歳、会社員)、長女夫婦および生後5か月の孫の5人で暮らしている。頸椎の後縦靱帯骨化症と診断され椎弓形成術を受けた。リハビリテーション病院に転院し2か月前に退院した。退院時から週1回の訪問看護を受けている。現在の症状は、下肢のしびれ、知覚鈍麻、筋力低下、上下肢の痙性麻痺および膀胱直腸障害である。移動は車椅子で、食事はリハビリテーション用のフォークを使用して座位で摂取している。排泄は家族に見守られながら尿器とポータブルトイレとを使用し、自分で行っている。 問題1 Aさんへの訪問看護における身体状態の観察で、疾患に関連して最も重要なのはどれか。 1. 排尿状態 2. 上肢の筋力 3. 嚥下の状態 4. 外傷の有無 5. 下肢のしびれ

    1

  • 74

    問題2 Aさんは1週前から排便がなく、センノシドを毎日就寝前に継続して内服している。訪問看護師が観察すると左腹部に便塊を触れ、腸蠕動音は微弱であった。Aさんは、2日間排便がないときはピコスルファートナトリウム水和物を適宜内服するよう医師に言われているが、以前に内服して下痢になったため内服していないと話す。 看護師のAさんへの提案で適切なのはどれか。 1. 「もう少し様子をみましょう」 2. 「下剤は2種類とも飲みましょう」 3. 「便意を感じたらトイレに座りましょう」 4. 「浣腸をしてもよいか医師に確認しましょう」

    4

  • 75

    問題3 ある日、Aさんに軽度の歯肉出血および歯肉の腫脹がみられるようになった。疼痛はない。訪問歯科診療を受け、口腔ケアを徹底するよう促された。リハビリテーション病院に入院していたときは、自助具を利用して口腔ケアの練習をしていた。退院後は妻が口腔ケアを介助していたが、最近は仕事の帰りが遅く、Aさんは妻を待てずに寝てしまうと言う。また、Aさんは育児で疲れている長女には頼めないと話す。 看護師のAさんへの提案で最も適切なのはどれか。 1. 日中の口腔ケアを徹底する。 2. 長女に口腔ケアを依頼する。 3. 就寝時刻を遅くするよう提案する。 4. 妻が夜に実施できる時間帯を検討する。 5. Aさんが自立してできる方法を検討する。

    5

  • 76

    Aちゃん(6歳、女児)は、重症の新生児仮死で出生した。誤嚥性肺炎で入退院を繰り返しているため、今回の入院で経鼻経管栄養法を導入し、退院後は週1回の訪問看護を利用することになった。現在は四肢と体幹の著しい運動障害があり、姿勢保持が困難で、移動および移乗は全介助である。声かけに笑顔はみられるが、指示に応じることはできない。 問題1 訪問看護師が行う母親への経管栄養法の指導で適切なのはどれか。 1. 注入する前に排便させる。 2. 注入中は側臥位を保つようにする。 3. カテーテルは毎日場所を変えて固定する。 4. 家族と同じ食事を流動食にして注入する。

    3

  • 77

    問題2 訪問看護師は、Aちゃんの誤嚥性肺炎を予防するケアの方法を母親に指導することにした。 母親が行うAちゃんへのケアとして適切なのはどれか。 1. 腹式呼吸を促す。 2. 咳嗽の訓練を行う。 3. 胸郭可動域の訓練を行う。 4. 含嗽液を用いてうがいをさせる。

    3

  • 78

    問題3 母親は「Aは来年の4月には小学校に入学する年齢だけど、入学に向けてどうすればよいのか分からない」と訪問看護師に相談した。 訪問看護師が行う援助として適切なのはどれか。 1. 自宅に教員を派遣できる小学校に連絡する。 2. Aちゃんが入学できる特別支援学校を紹介する。 3. 父親に仕事を調整してAちゃんの送迎をするよう勧める。 4. 教育委員会に小学校入学に関する相談をするよう勧める。

    4

  • 79

    Aさん(50歳、女性)は、子宮頸癌の終末期で入院し緩和ケア治療を行っている。倦怠感は強いが食事は摂れている。麻薬を使用し疼痛のコントロールはできており、ふらつきはあるがトイレ歩行はできる。医師からは余命2か月と告知されており、退院して自宅で最期を迎えたいと希望している。主な介護者となる夫は58歳で、5年前の脳梗塞の後遺症で不全麻痺がある。経済的には安定している。子どもはいない。 問題1 病棟看護師はAさんと夫とを交えてカンファレンスを行った。夫は「妻は体力がとても落ちて、見ているのがつらいです。病気が進行すると動けなくなると聞きました。私は介護に自信がありません」と不安を訴えた。 Aさんと夫への今後の不安に対する対応として最も適切なのはどれか。 1. 生活保護の手続きをするよう促す。 2. 要介護認定の申請手続きをするよう促す。 3. 家事をしてくれる人を雇用するよう促す。 4. 訪問リハビリテーションの利用を勧める。

    2

  • 80

    問題2 看護師が退院に向けて最も連携すべき職種はどれか。 1. 理学療法士 2. 管理栄養士 3. 介護支援専門員 4. 保健所の保健師

    3

  • 81

    問題3 退院後1か月。訪問看護ステーションの看護師が訪問した際、夫から「妻は痛みで苦しんでいる様子はない。トイレと食事以外は眠っていることが多く、このまま死んでしまうのでしょうか。家で看取ることができるか不安です」と相談を受けた。 夫への支援で最も適切なのはどれか。 1. 夫に頑張るよう励ます。 2. 病院に入院するよう提案する。 3. 麻薬の量を増やすことを提案する。 4. Aさんが希望する看取りの場について再度話し合う。

    4

  • 82

    Aさん(73歳、女性)は夫(73歳)と2人暮らし。6年前にParkinson〈パーキンソン〉病と診断され、レボドパ〈L-dopa〉を1日3回内服している。Hoehn-Yahr〈ホーエン・ヤール〉重症度分類のステージⅢ、要介護1である。夫が付き添い神経内科外来に月1回、杖歩行で通院している。外来受診のとき、Aさんは足がすくんで転びやすくなったことを主治医に相談し、レボドパ〈L-dopa〉を1日4回に増量して様子を見ることになった。Aさんと夫は薬の副作用〈有害事象〉について外来看護師に尋ねた。 問題1 外来看護師がAさんと夫に説明する副作用〈有害事象〉の内容で正しいのはどれか。 1. 低血糖 2. 体重増加 3. 呼吸器症状 4. 不随意運動

    4

  • 83

    問題2 1か月後の外来受診のときに、Aさんは「いつもと違う時間に入浴したら転んでしまった。怪我をしなくてよかった」と主治医に話した。主治医から勧められ、Aさんは訪問看護を週に1回利用することになった。 今後Aさんが安全な入浴をするために訪問看護師がアセスメントする内容で最も優先するのはどれか。 1. 浴室の床の素材 2. 居室から浴室までの距離 3. 転倒による打撲痕の状態 4. 日常生活動作〈ADL〉の日内変動

    4

  • 84

    問題3 3か月後、Aさんは「夫は家事を楽しんでいるようで助かっていますが、友人と外出したいと言っています。私も最近は転ぶこともなくなったので、身体を動かしたり、レクリエーションに参加してみたいです」と訪問看護師に話した。 訪問看護師がAさんに提案するサービスで最も適切なのはどれか。 1. 通所介護 2. 訪問介護 3. 訪問入浴介護 4. 短期入所生活介護

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