問題一覧
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分娩が終了し、妊娠・分娩により生じ母体の解剖学的変化と機能的変化が非妊時(妊娠前)の状態に回復するまでを指す。 期間:分娩後(①) 週間とされている。 ・子宮が妊娠前の状態に回復する(②)変化、 ・乳腺が発達し乳汁分泌が始まる(③)変化がある
①6〜8 ②退行性 ③進行性
2
退行性変化 (①)・・・妊娠中に増大した子宮は、子宮収縮により胎児・胎児付属物を焼出した後もさらに収縮を続け、縮小すること 分娩直後:(②) 12時間:(③) 産褥1日目:(④) 産褥2日目:(⑤)
①子宮復古 ②臍下3横指 ③臍高 ④臍下1横指 ⑤臍下2横指
3
(①)・・・産褥期に子宮腔内や産道から排出される分泌のこと。内容物は壊死脱落・赤血球上皮細胞・細菌が排出される。 赤色悪露:(②) 褐色悪露:(③) 黄色悪露:(④) 産褥(⑤)週頃まで持続し、分娩(⑥)週後までに消失する
①悪露 ②産褥当日〜3日目 ③産褥3日目〜 ④産褥約2週間 ⑤4 ⑥8
4
(①)の方が強い。授乳時に感じる(②)分泌の影響 体温:分娩末期に多少の発熱を伴うことがあるが、(③)に解熱する 循環器:(④)で循環血液量、血圧ともに非妊時の値に低下する 呼吸器:呼吸は胸式呼吸から(⑤)へ戻る 腎・泌尿器:尿量は(⑥)排便は便秘に傾く、努責困難、腹腔内圧の減少 ※排尿障害・・・児娩出時に頭と骨盤に尿道が圧迫されて一時的に神経麻痺を起こす (⑦)・(⑧)
①経産婦 ②オキシトシン ③分娩後24時間 ④産褥2〜3週間 ⑤胸腹式呼吸 ⑥増加 ⑦尿閉 ⑧尿意消失
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進行性変化 妊娠中は(①)によって乳汁産生 胎盤からのエストロゲン、プロゲステロンにより抑制 →胎盤が娩出されて、抑制児の(②)もより下垂体後葉より(③)が分泌される。 ※オキシトシン:母乳を押し出す プロラクチン:母乳をつくる
①プロラクチン ②吸啜刺激 ③オキシトシン
6
*乳汁の特徴* (① )・・産褥2 日目から分泌される黄色あるいは水様性半透明の乳汁 易消化性の(たんぱく質) (ラクトアルブミン・グロブリン)、脂肪免疫グロブリンに富み、新生児の感染防に役立つ(IgA) (②)・・産褥5日目頃に変化する (③)・・産褥7~10 日目頃から、自青色不透明に変化する 成乳は脂肪が多く含まれ、100mlあたりのカロリーは初乳よりも高い
①初乳 ②移行乳 ③成乳
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*月経の発来 →授乳中は(①)が分泌され、下垂体ゴナドトロピンの分泌が抑制されるため(②)であることが多い。 授乳女性に比べて、(③)の月経発来は早い分娩後の初回月経は、(④)のことが多い。 月経発来前に排卵を認めることもあり受胎調節の指導が必要
①プロラクチン ②無月経 ③非授乳女性 ④無排卵月経
8
母親になることへの適応過程 ルービン。Rubin,R.v ;母親としての適応は子どもが誕生してすぐにおきるのではなく、徐々になされるものと、3つの段階で示した※ド 受容器:分娩後(①)時間関心が自分に向かう時期 ケア・・・分娩体験の統合(②) 身体的苦痛の緩和 保持期:出産後(③)日ごろ ケア・・・育児指導を始める 子どもとの関係づくり、ほめる 解放期:母親としての課題を果たす時期 ケア・・・母と児の(④)を支援 マタニティブルーズ 産褥(⑤)日を中心に(⑥)日ごろまでに生じる抑うつ気分などを症状とする軽 (⑦)の状態
①24〜48 ②バースレビュー ③2〜10 ④相互作用 ⑤3〜5 ⑥10 ⑦一過性
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種類 (①)サポート:ストレスを解決するのに必要な資源を提供したり、その資源を手に入れることができるように情報を与えたりするはたらきかけ (②)サポート:その人の自尊心や情緒にははたらきかけて気持ちを癒し、みずから積極 的に問題解決できるような状態に戻すはたらきかけ
①道具的 ②社会情緒的
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〜産褥期の看護目標〜 ① (①)の促進・・退行性変化 ②(②)の促進・・進行性変化 ③ (③)予防 ④(④)の促進 ⑤ 育児技術取得 ⑥ 心理適応過程促進
①子宮復古 ②母乳分泌 ③感染 ④母子関係
11
乳汁産生・・・(①)下垂体(②)から分泌 射乳・・・(③)下垂体(④)から放出 プロラクチンやオキシトシンの分泌を高める
①プロラクチン ②前葉 ③オキシトシン ④後葉
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乳汁産生調節 (①)・・ホルモンなどの内分泌物質による調整 (②)・・分泌される組織において、局所的な調節が行われる →乳汁産生においては、乳腺上皮細胞で産生される(③)により行われる分娩後約10日以降の乳汁産生量に関与、頻回に授乳することで多くの乳汁が産生される 乳汁の産生・分泌状態 血液とリンパが乳腺や周囲組織に増加し、乳房が硬く触れ、(④)や(⑤)を伴う状態 を(⑥)という。産(⑦)日ごろがピークで分泌された乳汁が排出されず、乳管内に乳汁分が溜まった状態を(⑧)という。
①エンドクリン ②オートクリン ③乳汁産生抑制因子 ④熱感 ⑤圧痛 ⑥乳房緊満 ⑦3〜4 ⑧乳房うっ滞
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※児の胃の乳汁停滞時間は約 (①)時間である ※直接授乳が行えないときは(②)を行い与える 母乳が不足している時 1日平均(③)gの体重増加がない
①2〜3 ②搾乳 ③18〜30
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新生児の定義 新生児とは生後(①)日間をさし、生後7日未満を(②)という
①28 ②早期新生児期
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体重による分類 (①)・・出生体重1000g未満の児 (②)・・・出生体重1500g未満の児 (③)・・出生体重2500g未満の児 (④)・・・出生体重4000g以上の児
①超低出生体重児 ②極出生体重 ③低出生体重児 ④巨大児
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在胎週数による分類 (①)・・・在胎28週未満で出生した児 (②)・・・在胎37週未満で出生した児 (③)・・・在給37週以上、42週未満で出 生した児 (④)・・・在胎42週以上で出生した児
①超早産児 ②早産児 ③正期産児 ④過期産児
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新生児の姿勢 新生児は上肢・下肢ともに(①)で曲げた状態
屈曲位
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新生児の機能 出生とともに胎盤への血液が遮断され、胎盤が代行していた様々な機能を新生児は自身で行わなければならない→(①)
子宮外適応現象
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呼吸の適応 胎児の肺は肺が産生する(①)で満たされており、膨らんだ状態にあるため、出生後、呼吸のためにその肺水を排出しなければならない。 肺水の移動には(②)が重要となり、多くは血管内に入り(③)として排出される
①肺水 ②第一啼泣 ③尿
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肺胞表面の水分と空気の界面には(①)肺表面活性物質が形成されており、表面張力で肺胞がつぶれないようにしている 在胎(②)週ごろからその産生が急速に高まる
①肺サーファクタント ②34
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呼吸の特徴 呼吸数:(①)回 リズム:周期性呼吸 型:(②) 深さ:浅表性
①40〜60 ②腹式呼吸
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循環の適応 胎児循環から新生児循環へ ・(①)が開く ・(②)が閉じる ・(③)が閉じる ・(④)が閉じる ・(⑤)が閉じる 心拍数:(⑥)回 出生直後心拍数:(⑦)回
①肺動脈 ②卵円孔 ③動脈管 ④静脈管 ⑤臍帯動脈 ⑥120〜150 ⑦150〜180
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体温の適応 体温の正常値:(①)℃ ・体重あたりの体表面積が(②) ・環境からの影響を受けやすい ・ふるえによる熱産生が(③) ・出生直後は羊水の影響で(④)になりやすい ・熱の損失は(⑤)、(⑥) 、(⑦)、(⑧)
①36.5〜37.5 ②大きい ③できない ④低体温 ⑤軸射 ⑥対流 ⑦伝導 ⑧蒸散
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消化と吸収 *(①)・・消化管の蠕動が未熟なため、幅吐を繰り返すこと *排泄* (②):出生後(③)日目 に羊水などの影響で黒っぽいのりのような便 (④):日齢(3〜4)日頃 (⑤):日齢(5〜6) 日頃
①初期嘔吐 ②胎便 ③0〜2 ④移行便 ⑤普通便
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*排便回数、特徵* ・母乳栄養児の便:日数が多く柔らかい1日(①)回 ・人工栄養児の便:日数が少なく硬い1日(②)回 *排尿回数* 生後24時間:(③)回 生後48時間:(④)回 生後72時間:(⑤)回
①6〜7 ②1〜2 ③1 ④2〜3 ⑤4〜6
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*糖代謝* →生後胎盤からの糖の供給が途絶えると、新生児の血糖は一時的に低下し生後(①)時間頃に最低値となる
2
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新生児生理的黄疸 特別な基礎疾患なしに新生児に(①)に認められる黄疸 原因:出生直後の溶血亢進と(②)の肝臓での(③)が不十分であること 出現:生後(④)日から出現 生後(⑤)日目がピーク 生後(⑥)日目で消失 ~母乳性黄疸~ 三日 母乳により黄疸が増強され、生後(⑦)週を過ぎても黄疸が遷延するもの
①一過性 ②間接ビリルビン ③グルクロン酸抱合 ④2〜3 ⑤4〜5 ⑥7〜10 ⑦2
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新生児の反射 探索反射:(①)で消失 吸啜反射:(②)て消失 モロー反射:(③)で消失 肥満反射:(④)で消失
①4〜6ヶ月 ②2か月 ③4か月 ④3か月
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生理的体重減少は(①)%が正常 生後(②)日前後がピーク 生後(③)週間で出生体重に戻る
①5〜10 ②3〜5 ③1〜2