鍋を常温で引き伸ばし、抵抗率が大きくなり硬くなった（　）は、回転機の整流子片、閉閉幕や送電線路などに使われる。

電気用アルミニウムは、軟鋼に比べて導電率が大きい。

電線に用いられる電気用アルミニウムは、軟銅に比べて 61%の誘電率しかないが、密度は軟銅の1/3 と小さく、重量は約半分である。そのため、超高圧や特別高圧の架空送電線路にはアルミニウム電線が使われている。

電気機器に用いられる絶縁電線は、巻線またはマグネットワイヤとよばれ、材質は（　）が多く用いられている。

紙巻線は、軟鋼線の表面にクラフト紙またはマニラ紙を数層以上重ねて巻いたもので、導体としては平角線が多い。

ある種の金属または合金を絶対温度近辺まで下げていくと、ある温度で電気抵抗が急激に減少し、0Ωになる。 この温度を（　）といい、この現象を （　）という。

調節用抵抗材料のコンスタンタンは鍋 55%ニッケル 45％の組成からなる合金あり、 電流が流れて発熱すると抵抗値の変化が大きい。

外部から加えたわずかな磁界で大きな磁束密度が得られる材料を高透磁率材料といい、この材料には鉄およびその合金が使われる。

電磁鋼板は、電気エネルギーと磁気エネルギーの変換効率が高い鋼であり、 鉄損率が高い特性を持っている。 また無方向性電磁鍋帯と方向性電磁鋼帯の2種類があり、いずれも冷間圧延によってつくられている。

方向性鋼板は一方の方向のみに磁化しやすくなうように製造されており、主に変圧器に使われる。

無方向生鋼板は特定の方向に偏って磁化しないように製造されており、発電機や（　　）、ハイブランドカーのモーターの鉄心等に使われる。

絶縁材料は、最高使用温度によって、耐熱クラスが 90（E)から220（R)および 250に分類される。

乾式の耐熱クラス 105(A)絶縁は、電圧の低いごく小容量の発電機やモーターの鉄心などに用いられる。

気体絶縁材料は、放電を開始する電圧以下では高い絶縁抵抗を持っており、いったん絶縁彼壊が起きて も容易に自己回復する利点がある半面、液体や個体の絶縁材料に比べて絶縁耐力が小さい欠点がある。

液体絶縁材料は、変圧器、遮断機、コンデンサなどの電気機紫の絶縁と冷却を楽ねて用いられている。 石油から作られる鉱油や合成絶縁油のアルキルベンゼン、難燃性のシリコーン油がある。