電気事業には、（①）事業、（②）事業、（③）電気事業がある。 （①）事業とは、自らの電気設備を用いて発電を行う事業のことであり、 （③）事業とは、一般の需要に応じて電気を供給する事業のことである。

送配電事業とは、自ら運用する送配電設備を用いて自社区域の内外へ電気を送る事業のことであり、 一般送配電事業、特別送配電事業、 送電事業の3 形態がある。

電気事業法で定める電気工作物とは、 電気の使用のために設置される工作物である。 ただし、以下のものを除く。 ①（①）に設置されるもの。 ②電圧（②）V 未満の電気設備で、 電圧 （②）以上の電気的設備と電気的に接続されていないもの。

電気工作物は、一般用電気工作物と事業用電気工作物に分類され、事業用電気工作物には、自家用電気工作物と電気事業用電気工作物がある。

一般用電気工作物は、一般住宅や商店などの小規模な電気設備で （①）以下の電圧で受電し、その受電 場所と（②）で使用する電気工作物をいう。また、（①）以下の（③）発電設備も該当する。

交流の電圧区分で、低圧は500V以下、高圧は 500Vを超え8000V以下である。

自家用電気工作物は、工場・ビルなどの電気設備で、600v以下の電圧で受電する電気設備をいう。 電気事業用電気工作物は、電気事業者などの電気設備で、電気供給事業を目的とする設備の電気工作物をいう。

電気事業法において、一般用電気工作物が電気設備技術基準の規定に適合しているかどうかの調査は、 その一般用電気工作物に電気を供給している送配電事業者等に委託されている。

事業用電気工作物の設置者が行う電気設備の点検のうち、日常点検は、電気設備が運転されている状態で施設の外観を点検するもので、1年にに一度行われる。

電気設備の点検のうち、定期点検は、 （　　）に一度行われるもので、主として電気設備の運転を停止しなければできない部分の点検と測定試験を行う。

保安規定で定める定期点検項目には、接地抵抗・絶縁抵抗、断電機の試験、遮断機の動作試験の他、高圧器のがいし類の清掃、絶縁油の点検がある。

電気事業法では、「事業用電気工作物の保安の監督をさせるため、（電気）主任技術者の免状の交付を受けている者のうちから、（電気）主任技術者を選任し、届け出ること」が規定されている。