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問題一覧
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10.1 POCTに関する穴抜き問題 ① POCT(Point of Care Testing)とは、被験者(患者)の傍らで( )自らが行う簡便な検査である。 ② POCTの定義において、検査の種類に関わらず、医療従事者が検査の必要性を決定してから、その結果によって行動するまでの時間( )の短縮が重要である。 ③ POCTは、小型で容易に持ち運べる簡便な機器・試薬を指すものではなく、あくまで( )を示す。
医療従事者(医師または看護師), Turn Around Time(TAT), 検査の仕組み(システム)
2
10.1.2 POCT の歴史・POCT と SMBG の違い 1. 日本の検査室で日常検査に用いられている検査法は、静脈血漿を使った(① )法が主流であり、GDH法やGOD電極法も一部で使用されている。 2. 血糖自己測定(SMBG)は、患者自身が自宅で(② )をチェックするために使用するものであり、診断には用いてはならない。 3. SMBG機器では、補酵素にピロロキノリンキノン(PQQ)系を用いると、(③ )やイコデキストリンで誤差が生じることがある。 4. POCT対応機器は、測定誤差が(④ )%以内であり、ベッドサイドで診断や治療に用いることができる。 5. POCT対応機器は、全血測定が可能で、(⑤ )などの処理が不要であるため、迅速に測定結果が得られる。
ヘキソキナーゼ, 血糖コントロール, マルトース, ±10, 遠心分離
3
10.1.2 POCT の歴史・POCT と SMBG の違い(続き) 6. SMBG機器はクラスⅢに分類されており、一般の人が使用するものである一方、血糖測定用のPOCT対応機器はクラス(⑥ )またはⅡに分類される。 7. POCT対応機器は、(⑦ )にも対応しているため、測定結果は診療記録として活用できる。 8. SMBG機器は、(⑧ )がないため、転記ミスや入力ミスが起こる可能性がある。 9. データの管理においては、人為操作を少なくする方が安全かつ効率的であり、(⑧ )と連動しているPOCT対応機器の方が医療現場で安心して使用できる。 10. POCT対応機器は、測定日時、患者ID、(⑨ )などの情報が格納できる。
Ⅰ, 電子カルテ, 情報システム, 測定結果
4
10.1.3 POCT ガイドライン(CLSI) 1. CLSI とは「(① )」の略である。 2. CLSI は政府機関や医療従事者からの情報や(② )に基づいて臨床検査基準を制定している。 3. 血糖関連のガイドライン「POCT12-A3」は(③ )を含むすべての血糖異常のある入院患者に使用される血糖測定器を対象としている。 4. SMBG は国際基準「(④ )」に準拠するよう規定されている。 5. POCT12-A3で測定結果に求められる精度は、(④ )より厳しい精度が求められている。
Clinical and Laboratory Standard Institute, コンセンサス, ICU, ISO15197 2013
5
POCT12-A3とISO15197の測定結果における基準の違い 1. POCT12-A3では、100mg/dL未満の測定結果の95%が基準値の(① )以内でなければならない。 2. POCT12-A3では、100mg/dL以上の測定結果の95%が基準値の(② )以内でなければならない。 3. POCT12-A3では、75mg/dL未満の測定結果の98%が基準値の(③ )以内でなければならない。 4. POCT12-A3では、75mg/dL以上の測定結果の98%が基準値の(④ )以内でなければならない。 5. ISO15197 2013では、100mg/dL未満の測定結果の95%が基準値の(③ )以内でなければならない。 6. ISO15197 2013では、100mg/dL以上の測定結果の95%が基準値の(④ )以内でなければならない。
±12mg/dL, ±12.5%, ±15mg/dL, ±20%
6
10.1.4 POCTの市場 1. グルコース分析装置(POCT機)の2020年度市場規模は対前年度比2.6%増の(① )円と推定されている。 2. SMBG分野比較では(② )%程度の限定市場となっている。 3. POCT機器は数年内に(③ )円市場に近づく構図が読み取れる。 4. メーター別の売り上げシェアでは、1位が(④ )でシェア率は(⑤ )%となっている。
40億, 7, 50億, ニプロ, 25.0
7
10.2.1 株式会社堀場製作所 1. 院内血糖測定の専用機として先鞭をつけたのは(① )である。 2. 2004年に自社ブランド品として(② )を発売した。 3. 2013年には無線通信可能な(③ )を発売している。 4. アントセンス デュオは(④ )分析にも多数用いられている。 5. 測定原理は(⑤ )法、(⑥ )方式である。
堀場製作所, アントセンスⅢ, アントセンスデュオ, グルコース, GOD・過酸化水素電極, アンペロメトリ
8
アントセンスシリーズの各項目を埋めよ
6, 5〜20, 20, 45, 10〜999
9
10.2.2 株式会社三和化学研究所 1. 2012年に(① )、2019年には(② )を発売した。 2. 「グルテストミントⅡ」は(③ )でも測定が可能とされている。 3. データ転送は(④ )、無線LAN、NFCなど多様な方法で可能である。 4. 専用のデータ管理システムで(⑤ )と連携することができる。 5. (⑥ )のスポットチェックモニタとも連携可能である。
グルテストミント, グルテストミントⅡ, 新生児血, クレードル(有線LAN), 電子カルテ, フクダコーリン(株)
10
各項目を穴埋めせよ
0.6, 7, 10〜1000
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10.2.3 テルモ株式会社 1. 2009年に(① )を発売。 2. SMBG用の(② )で測定ができることが特長。 3. 2017年に専用の(③ )を使用する「メディセーフフィットプロⅡ」を発売。 4. 「メディセーフ QC 管理ソフト」で(④ )が可能。 5. 電子カルテとの連携は専用サーバを用いない(⑤ )でプロモーションしている。 6. メディセーフは唯一(⑥ )で測定を行う機器である。
メディセーフフィットプロ, メディセーフフィットチップ, メディセーフフィットプロチップ, 点検管理, 運用方法, 比色法
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各項目を穴埋めせよ
0.8, 9, 10〜1000
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10.2.4 LifeScan Japan 株式会社 1. 2013年に「(① )」を発売。 2. 2018年に製造終了し、(② )の「スタットストリップ エクスプレス グルコース ケトン」へ一本化。 3. スタットストリップは(③ )と同等品である。 4. エクスプレスは(④ )より大きく厚みがあり、ケトンの測定範囲が広い。 5. 通信方法は(⑤ )である。 6. スタットストリップは米国(⑥ )で院内使用が唯一認可されている。
ワンタッチベリオプロプラス, ノバ・バイオメディカル株式会社製, ニプロスタットストリップ, ニプロスタットストリップXP3, フェリカ, FDA
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各項目を穴埋めせよ
1.2, 6, 10〜900
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10.2.5 アークレイ株式会社 1. 2014年11月より「(① )」を発売。 2. 必要検体量は(② )μLで、国内で販売されているPOCT対応機で最も少ない血液量で測定が可能。 3. (③ )通信で測定値を電子カルテへ簡単に転送可能。 4. 「(④ )」とも連携。 5. QC点検機能を搭載し、QC測定時期をお知らせする。
ポケットケム BG PG-7320, 0.3, RFID, メックネット ケアラボ
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10.2.6 ロシュ DC ジャパン株式会社 1. 2021年4月より「(① )」を発売。 2. 血糖値転送システム「(② )」と併用すると、現在使用している電子カルテを改修することなく、血糖値を電子カルテへ転送することが可能。 3. (③ )にてPCへデータ転送、もしくは(④ )でペアリングした機器へデータ転送が可能。 4. ペアリングは最大(⑤ )台の機器を登録可能。 5. 操作性と形状はSMBGの「(⑥ )」とほぼ同じである。
アキュチェックガイドワン, ガイドモア, USB, BLE, 5, アキュチェックガイド
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各項目を穴埋めせよ
0.3, 5, 10〜800, 0.6, 4, 10〜600
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10.2.7 ニプロ株式会社 1. ニプロでは「(① )」XP/CTと「(② )プロ」の2ブランドの販売展開を行っている。 2. 2009年に「(① )」XP、「(① )」CTを発売開始。 3. 2011年に「(① )」XP2、「(① )」CT2を発売開始。 4. 2014年に「(① )」XP3、「(① )」CT3を発売開始。 5. 「スタットストリップ」は高性能なグルコース分析装置でありながら、比較的(③ )であり、院内でのSMBG機利用ユーザーに対しての切り替えが進展している。 6. 「ケアファストプロ」は(④ )年にケアファストシリーズよりPOCTモデルとして発売開始。 7. 血液量が(⑤ )μLと少量で測定ができ、新生児血にも対応している。 8. 電子カルテとの連携方式は「(⑥ )」、無線LAN、「(⑦ )」、「(⑧ )」の中から選択可能。
スタットストリップ, ケアファスト, 安価, 2022, 0.5, クレードル(有線LAN), NFC, Bluetooth
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各項目を朝穴埋めせよ
1.2, 6, 10〜900, 0.6, 6, 10〜1000
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10.3.1 周術期 1. 周術期血糖管理は原則として(① )で行い、経口血糖降下薬は中止する。 2. 術前のコントロールの目標は、(② )体陰性、空腹時血糖値(③ )mg/dL、または食後血糖(④ )mg/dLである。 3. 術中・術後コントロール目標は、血糖(⑤ )mg/dLとする。重症低血糖を起こさないように注意する。 4. 術後、糖尿病患者に術後高カロリー輸液を行う場合、著しい高血糖を来し、(⑥ )状態を引き起こすことがある。
インスリン, 尿ケトン, 100〜140, 160〜200, 140〜180, 高浸透圧、高血糖
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10.3.2 がん化学療法中 1. がん患者は糖尿病の基礎疾患がなくても高血糖状態の人が多い。その理由は、(① )や(② )によってインスリン抵抗性が高まるためである。 2. 制吐薬、抗炎症薬、がんを治療するための(③ )も血糖値上昇の大きな要因である。 3. がん細胞は糖の消費が大きいので、白血病やがん細胞が大きい場合は(④ )の要因になる。 4. 高血糖による免疫抑制が加わると(⑤ )のリスクが高まる。 5. ステロイドの影響による高血糖は、開始直後早期から発現し、特に(⑥ )後の血糖値が最も高くなる。
精神的なストレス, 神経の圧迫や痛み, ステロイド, 低血糖, 易感染, 昼食
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10.3.3 感染症*6*7 1. 感染症時の血糖憎悪のメカニズムとして、炎症(① )によるインスリン抵抗性の上昇、ストレスによる(② )の増加、発熱、下痢に伴う(③ )などが挙げられる。 2. 敗血症のような重症感染症患者が(④ )mg/dL以上の高血糖を呈する場合、インスリンの持続静注を行う。 3. 血糖値は(⑤ )~(⑤ )mg/dLを目標に維持する。 4. 軽~中等症の入院患者の場合、空腹時血糖(⑤ )mg/dL未満、随時血糖(④ )mg/dL未満を目標とすることが一般的である。
サイトカイン, インスリン抵抗ホルモン, 体外へのブドウ糖排泄障害, 180, 140
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10.4 ケトン体測定を行う例 1. ケトン体とは、「(① )」、「3-ヒドロキシ酪酸」、「(② )」の総称である。ニプロスタットストリップでは、このうち「(③ )」を測定し、測定範囲は 0.1~(④ )mmol/L である。 2. ケトン体測定を行う例として、以下の場面が挙げられる: • 糖尿病性ケトアシドーシス(①糖尿病内科や(⑤ )) • 周期性嘔吐症(小児科) • 妊娠悪阻(産婦人科)
アセト酢酸, アセトン, 3-ヒドロキシ酪酸, 7.0, 救急
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10.4.1 糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)*6 1. DKA とは、インスリン欠乏と拮抗ホルモンの増加により、高血糖(① mg/dL 以上)、ケトーシス(② の増加)、アシドーシス(動脈血 pH③ 以下、HCO3- ④ mEq/L 以下)をきたした状態のことである。 2. 3-ヒドロキシ酪酸は小児では(⑤ μmol/L 以上)、成人では(⑥ μmol/L 以上)が、HCO3- 18mEq/L 未満に相当する。 3. 妊婦では DKA 発生頻度が高くなり、非妊娠時よりも低い血糖値でケトアシドーシスをきたしやすい。また、SGLT2阻害薬服用中や妊娠中には正常血糖糖尿病性ケトアシドーシスとなることがある。
250, 3-ヒドロキシ酪酸, 7.30, 18, 3000, 3800
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10.4.2 SGLT2 阻害薬 1. SGLT2 阻害薬は、(① )でのブドウ糖の再吸収を抑制して尿糖排泄を促進し、血糖低下作用を発揮する。 2. インスリンと独立した血糖改善作用を介して血糖コントロールの改善が得られ、(② )の減少も認められる。 3. 「SGLT2 阻害薬の適正使用に関する委員会」の Recommendation によると、(③ 型糖尿病)への適応が承認されたことに伴い、ケトアシドーシスの報告が増加している。
近位尿細管, 体重, 1
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ステップ1 動詞
2次試験 NCV-3カタログ
2次試験 NCV-3AQ 回路の取り付け
2次試験 NCV-3AQ オンライン自動プライミング
2次試験 NCV-3AQ プライミング動作説明
テクノロジー 15章 情報セキュリティ
テクノロジー 14章 ネットワーク
テクノロジー 13章 データベース
テクノロジー 12章 ソフトウェア
テクノロジー 11章 ハードウェア
テクノロジー 10章 コンピュータシステム
テクノロジー 9章 基礎理論とアルゴリズム
マネジメント 8章 サービスマネジメントとシステム監査
マネジメント 7章 プロジェクトマネジメント
マネジメント 6章 開発技術
ストラテジ 5章 システム戦略
ストラテジ 4章 技術戦略マネジメント
ストラテジ 3章 経営戦略マネジメント
ストラテジ 2章 法務
過去問2023前半1
過去問2023前半2
過去問2023後半1
過去問2023後半2
過去問2023後半3
1部1章〜2章 輸液・末梢輸液
1部3章 中心静脈 トラブルまで
1部3章 中心静脈 感染症〜I-system
1部4章 手術室・ICUでの輸液
1部5章 小児・新生児集中治療室(NICU)での輸液
1部6章 化学療法の輸液
1部7章 感染対策
1部8章 輸液ラインのチューブ材質について
1部9章 薬剤クラック
2部1章〜2章 構成部品、優位性
3部 標準採血法ガイドライン
1章 臨床工学技士
2章 医療機器安全管理責任者
3章 輸液・シリンジポンプ「保守点検」について
4章 輸液・シリンジポンプ「定期交換部品/修理」について
5章 保守サービス
6章 ポンプリースとレンタル
7章 ユーザー設定
8章 無線連携
1章 栄養療法
2章 経腸栄養法 消化器官
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オンコロジー2
周術期
周術期2
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言語 あ〜し
急性期一般入院料Ⅰ 平均在院日数の見直し
注目の改定項目9選 働き方改革や医療DX
外来(AI)
在宅(AI)〜P10
在宅(AI)P11〜P21
在宅(AI)P22〜40
入院Ⅰ 地域包括医療病棟
入院II 急性期・高度急性期
入院Ⅲ 回復期
入院Ⅵ 働き方改革、横断的事項
入院Ⅳ 慢性期入院医療
院内 採血
院内 一般検査(APチェック、Gチェック、エルチェック、Vトラスト SARS-CoV-2 Ag)
院内 血液学的、血糖・HbA1c
院内 臨床化学検査/免疫血清学検査
院内 その他検査
院内 採血手技・感染対策
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オンコロジー
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入院Ⅴ DPC/PDPS・短期滞在手術等〜P19
入院Ⅴ DPC/PDPS・短期滞在手術等 P20〜最後
概要