問題一覧
1
(① )とは、患者に外科的医療を提供するためのスタッフ、医療機器、設備が伴った治 療環境である。 病院として無くてはならない部署の一つで、それは患者への医療サービスの提供という側面だけでなく、(② )という側面からもいえる。
手術室, 収益
2
診療行為別にみた入院の1日あたり点数の構成割合で手術は全体の(① )%を占めている。手術が病院の収益の柱を担っていることが分かる。
17.6
3
室内圧 ドアの開閉により、廊下など外部から不潔な空気が清潔度の高い手術室内に入り込まな いように、室内圧は (① )Pa以上の(② )に保たれている。
15, 陽圧
4
患者看護、手術介助、感染防止、機器の整備、各科の要求の調整と手術スケジュールの 立案など、手術の安全かつ円滑な遂行を行うための部署を(① )といい、実際に手術 を行う部屋が手術室である。
手術部
5
麻酔科医は、手術中の麻酔管理だけでなく、手術前 後の患者の全身状態を良好に維持・管理する。 術中の管理としては、血圧や脈拍、尿量などの心臓や血流を管理する(① )。 手術中に体内に酸素を十分送り込むための(② )。 手術中や手術後の痛みを和らげる(③ )の3点があげられる。
循環管理, 呼吸管理, 疼痛管理
6
(① )(ある施設とない施設がある。) 手術が終わった後、手術室フロア内の(① )において、患者の呼吸や循環が安定していること、痛みのコントロールが出来ていることを確認してから、病室に帰室させる。 このため、重症な患者や高齢者などは手術が終わってから、安全の確保のため、しばらく(① )にて観察する場合がある。 合併症なく終了した局所麻酔症例は術後回復室に滞在する必要は(② )、 また、人工心肺を用いた心臓外科症例、長時間手術症例など、手術室で気管チューブを抜管せず、術後も(③ )で呼吸管理を継続する症例も(① )に入室する必要はない。 (① )で確認される要素の一例を下記に示す。 ・意識 ・呼吸(抜管、気道閉塞、気道の反射、酸素化、低換気) ・循環(心拍数、不整脈、血圧、出血) ・痛みと悪心・嘔吐 ・低体温、シバリング(ふるえ) ・区域麻酔(麻酔域の確認、回復室での硬膜外カテーテルを用いた鎮痛)
回復室, ない, 集中治療室
7
病院全体の医療事故の約(① )は手術室で発生している。
半数
8
(① )とは WHO の安全な手術ガイドライン 2009にて示された、安全確認のために取り入れられる『手術の休止』のことである。
TIME OUT
9
手洗いには (① )手洗い (② )手洗い (③ )手洗い の3種類がある 簡易な順から答えよ
日常的, 衛生的, 手術時
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日常的手洗い:食事の前後やトイレの後など日常の(① )において行う、(② )と流水を用いた手洗い。 衛生的手洗い:患者の(③ )などの医療行為の前後に行う、消毒薬と流水又は、(④ )を用いた手洗い。 手術時手洗い:手術の前に行う消毒薬と流水や(④ )を組み合わせた(⑤ )な手洗い。
介護, 石けん, ケア, アルコール擦式製剤, 厳重
11
(① )法(清拭法): 消毒薬を染み込ませた綿球やガーゼで拭き取る方法。消毒薬をたっぷりと浸すことが重要であり、皮膚と消毒薬が一定時間以上接触している必要がある。 (② )法(洗浄法): 洗浄剤を配合した手洗い用消毒薬を使ってよく泡立てて擦った後、流水で洗い流す方法。洗浄と消毒が同時に行える。 (③ )法(擦式法): アルコール擦式製剤を手掌にとり、乾燥するまで擦り込んで消毒する方法。特別な手洗い設備を必要としないため、簡便に手洗いができる。
スワブ, スクラブ, ラビング
12
麻酔は大きく分けて(① )と(② )に分かれる。 (① )には(③ )と(④ )がある。 従来は(③ )により、鎮静・鎮痛・筋弛緩が簡便に且つ有用に使用されていたが、どの要素が強く作用しているかが分かりにくかった。 最近は鎮静薬やオピオイド、筋弛緩薬の投与方法の進歩により(④ )が(③ )に迫る勢いになっている。
全身麻酔, 局所麻酔, 吸入麻酔, 静脈麻酔
13
局所麻酔の方法全て答えよ
硬膜外麻酔, 脊髄くも膜下麻酔, 神経ブロック, 浸潤麻酔
14
吸入麻酔法は、揮発性吸入麻酔薬単独で麻酔の 3 要素である (① )、(② )、(③ ) を実現でき、簡便且つ有用だがどの要素が強く作用して現在の麻酔状態を確立しているのかが不明瞭であった。
鎮静, 鎮痛, 筋弛緩
15
全身麻酔を揮発性吸入薬や亜酸化窒素などの(① )を使用することなく導入・維持す る麻酔法は全静脈麻酔(② )と称されている
麻酔ガス, TIVA
16
デクスメデトミジン(プレゼデックス)は(① )受容体作動薬である
α1
17
局所麻酔薬は(① )神経、(② )神経、(③ )神経のいずれの神経伝導も抑制するが、無髄神経は有髄神経より抑制されやすく、また径の細い神経ほど感受性が高い。
知覚, 自律, 運動
18
局所麻酔薬は知覚神経、自律神経、運動神経のいずれの神経伝導も(① )するが、(② )神経は(③ )神経より(① )され(④ )、また径の細い神経ほど感受性が(⑤ )。
抑制, 無髄, 有髄, やすい, 高い
19
標的とする神経の周辺に(① )を投与することで、上肢、下肢を始めとするさまざまな部位の鎮痛を得られる。 特に近年は(② )装置を用いて手技を行う(② )ガイド下(③ )が普及しており、全身あらゆる部位での(③ )が行われるようになった。
局所麻酔, 超音波, 末梢神経ブロック
20
末梢静脈路確保は ①静脈麻酔をする場合は麻酔薬の投与 ②術前からの絶飲食や不感蒸泄に対する (① )の補給 ③(② )を目的で確保される。 血管へのアプローチは留置針を用いるが、 基本的には(③ )Gもしくは22Gを使用する。末梢輸液の場合は 22G が多いが、手術に関していえば輸血を実施する可能性もあることから(③ )Gを選択することもある。 穿刺部位は、(④ )に近い上肢から行う。 下肢の静脈は血栓が出来やすく、また(④ )から遠いので緊急事態が発生した場合には問題がある。
水分, 輸血, 20, 心臓
21
中心静脈路確保 中心静脈路は ①(① )や輸液を行う ②(② )や特殊薬剤の投与 ③術中の(③ )モニタ ④(④ )カテーテル挿入 ⑤(⑤ )の挿入などの目的で確保される。 穿刺する血管は鎖骨下静脈や内頸静脈が多い。 上腕からアプローチする方法もあり、これにはPICCカテーテルを用いる。
大量急速輸血, カテコールアミン, 中心静脈圧, スワンガンツ, ペースメーカー
22
中心静脈路確保において穿刺する血管は(① )や(② )が多い。 上腕からアプローチする方法もあり、これ にはPICCカテーテルを用いる。
鎖骨下静脈, 内頸静脈
23
呼吸管理 多くの麻酔薬は(① )に(② )的に作用することから、全身麻酔中は(③ )を行う必要がある。 また、麻酔薬によって意識が消失すると、気道閉塞や(④ )などを起こす可能性があるため、(⑤ )を行う必要がある。 本項では術前の(⑤ )及び術中の呼吸管理について、その目的と使用する機器を解説する。
呼吸中枢, 抑制, 人工呼吸, 誤嚥, 気道確保
24
①麻酔回路 酸素と吸入麻酔薬を患者に投与するための、(① )と患者をつなぐ回路を麻酔回路と呼ぶ。 ②二酸化炭素吸収装置 呼気中の二酸化炭素を吸収して(② )を再利用するための装置である。 ③人工鼻 患者に投与する酸素等の新鮮ガスは低温で(③ )しているため、 (④ )するための装置である。気管チューブと麻酔回路の間に組み込まれる。
麻酔器, 呼気ガス, 乾燥, 加温加湿
25
手術部位感染のことを(① )という。
SSI
26
手袋には一定の割合で(① )があること、術中の鋭利物などによる破損リスクがあることから、手袋は(② )を原則とする。 術中に手袋汚染や破損があった場合は(③ )に交換し、長時間手術では (④ )時間を目安に定期的な交換が望ましい。
ピンホール, 二重手袋, 直ち, 2-3
27
医療用手袋の種類についてそれぞれ滅菌などの扱いを答えよ ・手術用手袋 (① ) ・検査検診用手袋 (② ) ・多用途手袋 (③ )
滅菌, 滅菌・未滅菌, 未滅菌
28
(① )とは 呼気中の二酸化炭素の濃度を測定する装置である。 その数値や波形、 経時的変化から(② )や (③ )の外れ、 閉塞などの(④ )、 手術中の(⑤ )などの 重篤な合併症や人工呼吸器の動作不良の早期発見に役立つ。
カプノメータ, 気管挿管, 呼吸回路, 気道トラブル, 空気塞栓
29
直腸温は温度変化に対する変化が(① )。
遅い
30
麻酔中の体温管理について ①室温の保持 (① )℃以上の室温にすると体温低下予防に効果的である。 ②(② ) 大量で急速に投与する必要がある場合に有効である。 ③(③ ) 体の下に敷いた場合は仰臥位では有効だが、接触面積が小さい体位では効果に限界がある。 ④(④ ) 手術部位に応じて体表を包み込むように使用できるので、きわめて有効である。最近は体の下に敷いて使用できるものもあり、側臥位でも有効である。 ⑤(⑤ ) 吸気を人工鼻や熱湿度交換器などで加湿する。内視鏡手術では早期の加温と加湿も有効である。 ⑥(⑥ ) 急速に体温を変化させることが可能である。 ⑦体表の(⑦ ) 氷嚢やアルコールガーゼなどで高体温に対処する。 ⑧(⑧ )輸液 異化の亢進を防ぎ、熱産生を促す。
30, 輸液・輸血の加温, 温水ブランケット, 温風ブランケット, 送気の加温・加湿, 体外循環, クーリング, アミノ酸
31
低体温が生体に与える影響 周術期における低体温はよくみられる症状であるが、(① )℃以下になると 出血量・輸血量(② ) 止血凝固系の異常 術創部感染率(② )(免疫能低下) 心筋虚血発生率の優位な(② )など をもたらす。 そのため先に述べた(③ )を常時行うべきである。なお、急激な(④ )時などでの低体温は(⑤ )保護的に作用するが、きわめて限定的である。
36, 増加, 保温・加温, 血圧低下, 脳
32
低体温が生体に与える影響 周術期における低体温はよくみられる症状であるが、(① )℃以下になると 出血量・輸血量(② ) 止血凝固系の異常 術創部感染率(② )(免疫能低下) 心筋虚血発生率の優位な(② )など をもたらす。 そのため先に述べた(③ )を常時行うべきである。 なお、急激な(④ )時などでの低体温は(⑤ )保護的に作用するが、きわめて限定的である。
36, 増加, 保温・加温, 血圧低下, 脳
33
悪性高熱の病態と対処法 悪性高熱は常染色体優性の遺伝性疾患で、 (① )万~(② )万人に 1 例程度の発症率といわれており、発症後の進行はきわめて速く、体温が (③ )℃以上になると致死率は (④ )%以上となる。 そのため、麻酔中に発症が疑われた場合は速やかな対処が不可欠である。
1, 8, 41, 50
34
悪性高熱を発症する可能性がある場合、麻酔は神経(① )と(② )麻酔で行い、筋弛緩薬を投与する場合は(③ )性のものを使用する。 モニタは持続的に(④ )と呼気終末二酸化炭素濃度を監視する。適宜(⑤ )分析を行い、(⑥ )を留置しておく。
ブロック, 静脈, 非脱分極, 中枢温, 動脈血ガス, 尿道カテーテル
35
水分の体内分布 生体の約(① )%が水分であり、 細胞内液(② )%、 細胞外液(③ )% (組織間液 (④ )%、血漿(⑤ )%) の比率となっている。 人間の体には(⑥ )があるため、水分バランスはほぼ一定に保たれている。
60, 40, 20, 15, 5, 恒常性(ホメオスタシス)
36
手術中の輸液 手術中は術前の絶飲食や手術による出血(血漿の減少)によって、水分分布の均衡が崩れ てしまう。 手術中の輸液は、その崩れた均衡を補正するために行い、用いられる輸液製剤は、(① )の組成に近い生理食塩液やリンゲル液が多い。輸液量は多すぎても少なすぎても周術期合併症の発生率を上昇させてしまうので、注意が必要である。
細胞外液
37
(① )手術は、腹壁を切開して腹腔内の治療を行う手術方法である。 切開方法には主に交差切開法や腹部正中切開、傍腹直筋切開などがある。 執刀医が患部を直接(② )ことができるため、(③ )感覚を確認しながら治療が進められること、 (④ )などがあってもいち早く対応することができることがメリットである。 また、腹腔鏡手術と比べて手術費用が(⑤ )済む。 一方で、ある程度の大きさの傷ができるため、身体の負担が大きくなること、手術後の(⑥ )などがデメリットとして指摘される。
開腹, 見る, 触った, 出血, 安く, 痛み
38
(① )手術は、肺、心臓、主要な動脈などの病気の治療に用いられる胸部の外科的切開である。 (② )手技では診断がつかない、または確実な治療ができる可能性が低い場合に行わ れる。 アプローチする場所によって、 前方小開胸術または側方小開胸術、後側方開胸術、胸骨正中切開などに分類される。 小開胸術を受ける患者は 術後(③ )~(④ )日間の胸腔ドレーンの留置が必要であり、 多くの例では (⑤ )~(⑥ )日で退院できる
開胸, 非侵襲的, 1, 2, 3, 4
39
(① )手術 脳は体の中で最も重要な臓器にも関わらず、きわめて柔らかく壊れやすいため、多重の防護がなされている。表面から皮膚、筋膜(腱膜)、頭蓋骨、硬膜、クモ膜などが脳を覆っており、これらを開けて脳を露出する手技が開頭術である。脳腫瘍や脳動脈瘤、クモ膜下出血、脳出血、脳梗塞などの血管障害だけでなく、脳動静脈奇形や硬膜動静脈瘻といった症例に対して行われている。
開頭
40
腹腔鏡下手術は、お腹に数カ所の小さな穴をあけ、(① )を注入してスペースを作り、 そこから(② )や鉗子を入れて手術を行う方法である。 下部消化管や(③ )での手術で実施され、手術部位によって穴を開ける位置は異なるが、1~(④ )カ所程度の穴をあける。開腹手術と比べて傷が(⑤ )、痛みも軽度であるため入院期間が短く、術後早期に日常生活に復帰できるメリットがある。
炭酸ガス, スコープ, 婦人科, 4, 小さく
41
ロボット手術は 保険適応となる症例は限られており、最初は(① )の治療のみだったが、 2018年度の診療報酬改定で(② )等12種類に増えた。 2020年度改定ではさらに7種類の術式が追加された。
腎臓がん、前立腺がん, 胃がん、肺がん、大腸がん
42
妊婦の手術の例として、(① )手術がある。 (① )手術は、腹部と子宮壁を切開して胎児を出す方法である。 母胎か胎児のどちらかに異常があるために産道からの(② )が困難な場合か、急いで分娩させなければならない場合に行われる手術に伴う麻酔は、(③ )脊椎麻酔か(④ )麻酔が一般的である。 手術に要する時間は 30分~1時間程度が通常であるが、以前開腹手術をしたことのある産婦は(⑤ )があることがあり、 それ以上の時間が掛かる。 手術は、子宮下部を(⑥ )に切って胎児を出す方法が多く用いられる。
帝王切開, 自然分娩, 腰部, 硬膜外, 癒着, 横
43
鎮静薬は?
プロポフォール
44
鎮痛薬は?
レミフェンタニル
45
レミフェンタニルは投与時間にかかわらず半減期は(① )。
変わらない
46
体温管理 術中は体温が下がりやすく、術直後は脳が体温を上昇させようとして、(① )(ふる え)が起きやすくなる。(① )の対処法は、(② )と(③ )が基本である。 ただし(② )によって末梢血管が拡張すると循環血液量減少性(④ )やさらなる体温(⑤ )を招くリスクがある。加温中は中枢と末梢の温度差が大きくならないように、中枢温と末梢温の経時的な変化を観察する。
シバリング, 加温, 酸素投与, ショック, 低下
47
術後痛とは 手術後の痛みは、単に創部の痛みだけを感じるのではなく、手術侵襲が及んだ組織や臓 器の損傷と関連している。 骨・関節や脊椎などの(① )が関わる手術、開腹術など(② )が関与する手術は、(③ )のみの開頭術、胸壁、腹壁、皮膚の手術に比べて術後痛が強い。 術後痛は手術後(④ )時間が最も強く、それ以降減弱していくことが多いが、遷延する場合もある。 術後痛は、侵害受容性痛、炎症性痛、神経障害性痛からなるが、術前からの不安の 強さなど、(⑤ )疼痛も術後痛の一因となりうる。
深部痛, 内臓痛, 表面痛, 24, 心因性
48
術後痛の評価 適切な鎮痛を図るために、痛みの強さ(程度)を知ることは治療効果判定の意味からも 重要である。評価法として、信頼性及び妥当性が検証され、臨床の場で汎用されているも のは、 NRS(numerical rating scale) VAS(visual analogue scale) VRS(verval ratingscale) である。 (① )は、痛みを 0~10 の 11 段階に分け、痛みがまったくないのを 0、考えられるなかで最悪の痛みを 10 として、痛みの点数を問うものである。 (② )は、100mm の線の左端を「痛みなし」、右端を「最悪の痛み」とした場合に患者の痛みの程度を表すところ に記しを付けてもらうものである。 (③ )は 3 段階から 5 段階の痛みの強さを表す言葉を数字順に並べ、痛みを評価するものである。
NRS, VAS, VRS
49
患者自己調節鎮痛法を何というか?
PCA
50
PCAに二種類あり、IV-PCAとPCEAなど投与経路によって呼称が変わる。 PCEAとはどちらか?
静脈投与
51
IV-PCAとPCEAの比較 IV-PCAの短所としてPCEAと比べて (① )がしやすい。
呼吸抑制
52
PCEAの特徴として鎮痛効果が(① )といわれている
高い
53
機械式PCA装置と比較してディスポ式のメリットについて (① )が簡単。 軽いため(② )がしやすい。 (③ )を必要としない。 駆動音や(④ )がなく静か。
操作, 持ち運び, 電源, アラーム音
54
術後回復能力強化の略称は?
ERAS
55
ERASの術後管理について 周術期の栄養管理 早期の経口摂取が推奨されている。手術によっては術後(① )時間程度で経口摂取可能であるとされている。
4
56
ERASの術後管理について 周術期の血糖管理 周術期の血糖管理は患者の予後を改善する。特に(① )抵抗性と(② )は避けたほうがよいが、ターゲットをどれくらいにするかは(③ )。
インスリン, 高血糖, わかっていない
57
周術期の口腔ケアについて 口腔機能への働きかけを含む口腔ケアを行うことで、結果として、(① )や低栄養を防ぎ、(① )性肺炎やそのほかの疾病の予防や治療に貢献し、合併症なく早期退院の達成につながるという報告が多数なされている。
誤嚥
58
院内感染のうち、(① )が占める割合は約 15%で、ICU および CCU といった重症患者の管理を行う現場では、それぞれ 27%、24%と高い割合であるとの報告がある。
肺炎
59
我が国と海外の口腔ケア事情について 海外では(① )による口腔ケアが主流であり、米国医療改善研究所(Institute for Healthcare Improvement:IHI)が提唱する人工呼吸器バンドルでは、すでに(① )による毎日の口腔ケアが項目の 1つとして挙げられているが、わが国ではアナフィラキシ ーショックへの懸念から、海外で使用されているような濃度での、口腔を含む粘膜炎への(① )使用は禁忌となっている。
クロルヘキシジン
60
口腔ケアの方法は、 (① )と(② ) という 2種類のケアを組み合わせて、1日のケアを行うとされている。 (① )は、従来から一般的に実施されてきたブラッシングによる(③ )の除去と、(④ )の注入による洗浄もしくは(⑤ )による清拭によって汚染物の回収をすることで、良好な口腔環境を確立させることを目的にしている。 (② )は、(① )よりも手順を簡略にする一方で、頻回に実施することで口腔内の(⑥ )を保ちながら良好な口腔環境を維持することを目的にしている。
ブラッシングケア, 維持ケア, 歯垢, 水, スポンジブラシ, 湿潤
61
手術部位感染のことを(① )という。
SSI
62
VAP は、気管挿管下人工呼吸を開始して(① )時間以降に新たに発生する院内肺炎を指す。
48
63
二重手袋について 手袋を二重に装着するため、1 枚で使用するよりもコスト高となるが、(① )が発生した場合の(② )を考えれば、医療経済的な利点はあるとみられる。施設によっては、術中(③ )〜(④ )時間ごとに手袋交換を行うところもある。
SSI, 治療費, 2, 3
64
ラテックスアレルギーとは 天然ゴム(natural rubber latex)製品に接触することによって起こる (① )、(② ) 、(③ )などの 即時型(Ⅰ型、アナフィラキシー型)アレルギー反応をラテックスアレルギーという。
蕁麻疹, ショック, 喘息発作
65
ラテックスアレルギーの原因と発生機序 ラテックスは、成長したゴムの木の幹に傷をつけそこから得られた白い樹液で、多くのタンパク質が含まれており、これがアレルギーの原因とされる。 ゴム手袋など最終製品にもこのタンパク質が残留している場合があり、皮膚と接触することでラテックス特異(① )抗体産生がおこる。抗体産生がおこった状態を感作と呼び、感作した患者が原因物質に再度接触した場合にアレルギー反応を起こすことになる。
IgE
66
ラテックスアレルギーでおこる症状 ラテックスアレルギーで最も多い症状は (① )である。
蕁麻疹
67
針刺し切創 針刺し切創は手術室でも大きな課題となっている。 職業感染制御研究会が実施しているエピネット日本版サーベイランス 2015の報告では、針刺し切創全体の約(① )%が手術室で発生している。 また、針刺し切創の原因器材として注射針や縫合針が多い
30
68
針刺し切創 針刺し切創は手術室でも大きな課題となっている。 職業感染制御研究会が実施しているエピネット日本版サーベイランス 2015の報告では、針刺し切創全体の約30%が手術室で発生している。 また、針刺し切創の原因器材として(① )や(② )が多い。
注射針, 縫合針
69
針刺し切創が発生するタイミングは 手術前・手術中・手術後で分けると (① )が最も多く、その中でも手術を開始してすぐが多い。 受傷者は(② )がもっとも多く、ついで(③ )、(④ )の順である。
手術中, 看護師(器械出し), 手術医(術者), 手術医(助手)
70
針刺し事故の発生場所は手術部位や手術部位のそば、メーヨー台、器械台が約(① )%を占める。
80