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SEC.04 時効

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問題数 9 • 3/11/2025

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ある状態が一定期間続いた場合に、権利を取得できる制度を⑴という。

取得時効

所有権の取得時効が完成するための占有の期間は、占有の開始時に善意無過失であった場合は⑴年間、善意有過失であった場合は⑵年間、悪意であった場合は⑶年間。

10, 20, 20

Aが甲土地を所有している場合において、Dが、所有者と称するEから、Eが無権利者であることについて善意無過失で甲土地を買い受け、所有の意思をもって平穏かつ公然に3年間占有した後、甲土地がAの所有であることを知っているFに売却し、Fが所有の意思をもって平穏かつ公然に甲土地を7年間占有した場合、Fは、甲土地の所有権を時効取得することができる。

○

一定期間権利を行使しないと、その権利が消滅する制度を⑴という。

消滅時効

通常の債権の消滅時効の期間・起算点は、債権者が権利を行使することができることを知った時から⑴年、権利を行使することができる時から⑵年である。

5, 10

債権または所有権以外の財産権の消滅時効の期間・起算点は、権利を行使することができる時から⑴年である。

人の生命または身体の侵害による損害賠償請求権の消滅時効の期間・起算点は、債権者が権利を行使することができることを知った時から⑴年、権利を行使することができる時から⑵年である。

5, 20

確定判決等によって確定した権利の消滅時効の期間・起算点は⑴年である。

AはBに対し建物を賃貸し、月額10万円の賃料債権を有している。この場合において、Aが、Bに対する賃料債権につき、内容証明郵便により支払いを請求したときであっても、消滅時効の完成は猶予されない。