問題一覧
1
【 1 】 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しい方法はどれか。
4
2
【 2 】 Daniels らの徒手筋力テストを図に示す。 段階5の抵抗を加える位置が正しいのはどれか。 2つ選べ。 (※第10版:解3つ)
4, 5, 1
3
【 3 】 Daniels らの徒手筋力テスト(足関節底屈の検査)を図に示す。 正しいのはどれか。
図2で疲れなしに完全な底屈運動が1回行えれば段階3である。
4
【 4 】 右股関節の可動域を表に示す。 予想される歩行時の特徴はどれか。
左の歩幅の減少
5
【 5 】 反射検査の刺激部位で正しいのはどれか。
2
6
【 6 】 6歳の男児。 1か月前から左足部痛を訴えた。 下図を別に示す。 最も考えられるのはどれか。
第1Köhler 病
7
【 7 】 脳卒中右片麻痺の麻痺側運動機能についてBrunnstrom法ステージの検査を行ったところ、図に示す段階までの運動が可能であった。 評価の組合せで正しいのはどれか。
上肢Ⅴ — 手指Ⅴ — 下肢Ⅴ
8
【 8 】 正常な胸部エックス線写真を下図に示す。 番号と解剖学的名称の組合せで正しいのはどれか。
④ 気管支
9
【 9 】 44歳の女性。 1か月前から腰痛および左下肢痛を訴える。 腰椎MRIの矢状断像(図:A)と水平断像(図:B)とを下図に示す。 なお、水平断像は矢状断像で最も所見がある椎体間の高位のものである。 この患者にみられる所見はどれか。
左足部の感覚障害
10
【 10 】 70歳の男性。 15年前の脳出血による右痙性片麻痺。 右尖足に対して機能的電気刺激を行うこととした。 刺激部位として適切なのはどれか。
A
11
【 11 】 65歳の男性。 脳梗塞。右片麻痺。発症5日目。 意識レベルはJCS(Japan coma scale)Ⅰ- 1。 全身状態は安定し、麻痺の進行も24時間以上認めないため、リスク管理( リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン2006に基づく)を行いながら、ベッドアップを開始することとした。 適切なのはどれか。
ベッドアップ後、収縮期血圧が120mmHg から170mmHg に上昇したので中止する。
12
【 12 】 65歳の女性。慢性心不全。 自宅でめまいと失神発作とを認めたため来院した。 来院時の心電図を下図に示す。 この患者にみられるのはどれか。
Ⅲ度房室ブロック
13
【 13 】 他の筋への影響を最小限にしてハムストリングスの伸張運動を行う場合、適切でないのはどれか。
1
14
【 14 】 図のようなハンドリングを実施することで運動発達促進効果として期待されるのはどれか。
正中位指向の促進
15
【 15 】 45歳の男性。 筋萎縮性側索硬化症。 発症から1年経過している。 ADLは自立しているが、主に下肢の筋力低下、バランス不良および鶏歩が認められる。 理学療法で適切なのはどれか。
プラスチックAFOを装着した歩行練習
16
【 16 】 75歳の男性。 交通事故による第5頸髄レベルの脊髄損傷で四肢不全麻痺。 受傷後6か月経過。 端座位の保持と手すりを使用した立ち上がり動作は可能。 食事は太柄のフォークで自立。 トイレ動作は見守りが必要。 衣服の着脱は介助があれば行える。 自宅内は手すり歩行で移動し、屋外は車椅子移動。 Frankel分類はどれか。
D
17
【 17 】 80歳の男性。 胸部CTを下図に示す。 この患者で予想されるのはどれか。
一秒率の低下
18
【 18 】 右外側肺底区の痰に対する体位排痰法体位(ドレナージ)で最も適切な体位はどれか。
4
19
【 19 】 24歳の女性。 2日前に室内での火災に巻き込まれ救急搬送された。 35%の範囲の熱傷と診断され入院中。 意識は清明。 顔面から前頸部も受傷し煤のような色の痰がでる。 肩甲帯から上腕にかけては植皮が必要な状態。 骨盤と下肢とに傷害はみられない。 この時期の理学療法として適切なのはどれか。
squeezingによる排痰
20
【 20 】 46歳の男性。 健康診断で身長170cm、体重75kg、BMI 26.0、腹囲88cmであった。 運動習慣に関するアンケートで以下のように回答した。 この段階の対応として最も適切なのはどれか。
実行可能で無理のない運動から開始し、成功体験を積めるように工夫する。
21
【 21 】 関節可動域測定時の足部の内転の基本軸はどれか。(※2022年改定)
第2中足骨の中央線
22
【 22 】 筋とその短縮の有無を調べる検査との組合せで正しいのはどれか。
大腿筋膜張筋 — Oberテスト
23
【 23 】 健常者で最も歩行率が大きいのはどれか。
5歳
24
【 24 】 加齢に伴う生理的変化について正しいのはどれか。
低音域より高音域が聞こえにくくなる。
25
【 25 】 脳卒中片麻痺に対する斜面台を用いた運動療法の目的で適切でないのはどれか。
膝関節伸展筋の痙縮抑制
26
【 26 】 左半側空間無視の治療法として適切でないのはどれか。
体幹の右への回旋
27
【 27 】 伝導失語の言語的特徴はどれか。
音韻性錯語
28
【 28 】 注意障害で、料理中にかかってきた電話に気付くことができないという現象が認められるのはどれか。
注意の転換性障害
29
【 29 】 Parkinson 病のHoehn&Yahr の重症度分類ステージで適切なのはどれか。
ステージⅣでは日常生活に制限があり転倒しやすい。
30
【 30 】 四肢遠位部の筋力低下を特徴とするのはどれか。
筋強直性ジストロフィー
31
【 31 】 Guillain-Barré 症候群でみられにくいのはどれか。
温痛覚脱失
32
【 32 】 末梢性めまいに対する理学療法で適切なのはどれか。
寝返りや振り向き動作などによる回転刺激で前庭代償を促す。
33
【 33 】 脊髄損傷患者(第5頸髄節まで機能残存)が可能な動作はどれか。 2つ選べ。
肩関節外転, 前腕回外
34
【 34 】 関節リウマチに合併しやすいのはどれか。
指伸筋腱皮下断裂
35
【 35 】 遠城寺式乳幼児分析的発達検査において、つたい歩きをする時期に可能なのはどれか。
コップを自分で持って飲む。
36
【 36 】 脳性麻痺の痙直型両麻痺で生じやすい肢位はどれか。
クラウチング肢位
37
【 37 】 切断と断端長の計測部位との組合せで正しいのはどれか。
大腿切断 : 坐骨結節から断端末
38
【 38 】 頸椎の可動性を最も制限するのはどれか。
ハローベスト
39
【 39 】 神経筋再教育について正しいのはどれか。
随意運動を促通する。
40
【 40 】 極超短波治療の図を示す。 aに対するbの強度はどれか。
1/8
41
【 41 】 心筋梗塞の再発危険因子として誤っているのはどれか。
高HDLコレステロール血症
42
【 42 】 呼吸機能検査で求められる値について正しいのはどれか。
最大吸気量 = 予備吸気量 + 1回換気量
43
【 43 】 血液透析中の慢性腎臓病(CKD)の生活指導で適切なのはどれか。
有酸素運動を行う。
44
【 44 】 成人に対する喀痰の吸引について適切なのはどれか。
吸引圧は最大で20kPa とする。
45
【 45 】 ICFで身体構造・心身機能の第一評価点(小数点1桁)が示すのはどれか。
障害の程度や大きさ
46
【 46 】 新しい運動を学習するときに患者の手続き記憶に変換される段階はどれか。
患者が正しい運動パターンを反復練習しているとき。
47
【 47 】 地域包括ケアシステムで特に重視されるのはどれか。
互助の推進
48
【 48 】 我が国の産業衛生について正しいのはどれか。
4日以上の休業事由で最も多いのは、転倒による死傷災害である。
49
【 49 】 介入研究に該当するのはどれか。
2群に分けた治療の前向き比較
50
【 50 】 事故・過誤に関連した用語の説明で適切なのはどれか。
アクシデントでは医療従事者の過誤の有無を問わない。
51
【 51 】 内胚葉に由来するのはどれか。
腸管
52
【 52 】 手根骨を図に示す。 矢印の部位はどれか。
小菱形骨
53
【 53 】 脊髄について正しいのはどれか。
後根は脊髄神経節をつくる。
54
【 54 】 閉鎖神経に支配されるのはどれか。
薄筋
55
【 55 】 痛覚の脊髄神経路で正しいのはどれか。
外側脊髄視床路
56
【 56 】 脳底における脳の動脈枝の模式図を示す。 主な支配領域が側頭葉外側底面である動脈はどれか。 (※不適切問題:解なし)
・
57
【 57 】 上大静脈と下大静脈とを結ぶ静脈はどれか。
奇静脈
58
【 58 】 消化器系について正しいのはどれか。
空腸に続いて回腸がある。
59
【 59 】 平衡聴覚器について正しいのはどれか。
半規管は頭部の回転運動を感知する。
60
【 60 】 皮膚について誤っているのはどれか。
立毛筋は横紋筋である。
61
【 61 】 破骨細胞について正しいのはどれか。
巨大な多核細胞である。
62
【 62 】 骨格筋の収縮について誤っているのはどれか。
刺激頻度を5〜6Hz に上げると強縮が起こる。
63
【 63 】 神経筋接合部の神経伝達物質はどれか。
アセチルコリン
64
【 64 】 運動時の変化について正しいのはどれか。
心臓への静脈還流量が増加する。
65
【 65 】 強制呼気時に働く筋はどれか。
腹斜筋
66
【 66 】 胆汁について正しいのはどれか。
総胆管から小腸内に排出される。
67
【 67 】 体温について正しいのはどれか。
末梢血管収縮で熱放散が低下する。
68
【 68 】 排卵を誘発するのはどれか。
黄体形成ホルモン上昇
69
【 69 】 図のような輪軸を利用して、力Fで18kgの物体を引き上げた(ひもの摩擦と重さは無視できるものとする)。 ひもを引く最小限の力Fはどれか。 ただし、100gの物体を引き上げるのに必要な力を1Nとする。
60N
70
【 70 】 肩関節の外旋筋はどれか。
小円筋
71
【 71 】 手について正しいのはどれか。
側副靱帯はMP関節屈曲で緊張する。
72
【 72 】 足部縦アーチの保持に関与する筋・靱帯で正しいのはどれか。
後脛骨筋
73
【 73 】 顔面の筋の作用で正しいのはどれか。
頰筋は頰壁を歯列に押し付ける。
74
【 74 】 次の歩行周期で足関節が最も底屈位となるのはどれか。 (※不適切問題:解答なし)
・
75
【 75 】 輸血時に移植片対宿主病が起こる可能性が最も高いのはどれか。
新鮮血
76
【 76 】 良性腫瘍と比較した悪性腫瘍の特徴はどれか。
クロマチンが増加する。
77
【 77 】 心尖部の聴診で心室収縮期に持続する逆流性雑音を聴取するのはどれか。
心室中隔欠損症
78
【 78 】 転移・逆転移で適切なのはどれか。
転移は逆転移を誘発する。
79
【 79 】 「自分が幼稚園に行っている間にお母さんがいなくなってしまう」と思いこみ、登園をしぶる心理はどれか。
分離不安
80
【 80 】 遅延再生を含まないのはどれか。
Ravenʼs Colored Progressive Matrices(RCPM)
81
【 81 】 技法としてホームワーク(宿題)を用いるのはどれか。
認知行動療法
82
【 82 】 長期の安静臥床によって上昇するのはどれか。
尿中カルシウム
83
【 83 】 Gerstmann症候群に認められるのはどれか。
失算
84
【 84 】 Barthel Indexで正しいのはどれか。
歩行には坂道歩行を含まない。
85
【 85 】 赤血球沈降速度が低下するのはどれか。
播種性血管内凝固症候群(DIC)
86
【 86 】 食道静脈瘤について正しいのはどれか。
食道の中下部に好発する。
87
【 87 】 アルコール性肝障害について正しいのはどれか。
アルコール性肝硬変では断酒を続けても組織病変は正常化しない。
88
【 88 】 心不全に特徴的な呼吸はどれか。
起座呼吸
89
【 89 】 6〜12歳におけるGMFCSレベルと動作能力の組合せで正しいのはどれか。
Ⅱ — 装具なしで歩行
90
【 90 】 福山型筋ジストロフィーについて正しいのはどれか。
発症頻度はDuchenne型に比べて少ない。
91
【 91 】 加齢による身体構成成分の変化において若年時と比べて体重比が増加するのはどれか。
脂肪
92
【 92 】 認知症をきたす疾患で脳外科的手術によって認知機能が改善する可能性があるのはどれか。 2つ選べ。
正常圧水頭症, 慢性硬膜下血腫
93
【 93 】 頸椎後縦靱帯骨化症の症候で正しいのはどれか。
膀胱直腸障害
94
【 94 】 突然の左不全片麻痺を呈して搬送された患者の発症後3時間の頭部MRIの拡散強調像(下図)に別に示す。 最も考えられるのはどれか。
脳梗塞
95
【 95 】 病態とその治療薬の組合せで正しいのはどれか。
関節リウマチ — メトトレキサート
96
【 96 】 病名と症状の組合せで正しいのはどれか。
前頭側頭型認知症 — 脱抑制
97
【 97 】 統合失調症の前駆期にみられるのはどれか。
聴覚過敏
98
【 98 】 笑いなどの強い情動で突然に筋緊張が低下し脱力する。 このような症状がみられるのはどれか。
ナルコレプシー
99
【 99 】 見捨てられ不安を特徴とするのはどれか。
境界性パーソナリティ障害
100
【 100 】 全般的な知能に大きな低下はなく、文字を読めば分かるが書くことができない。 このような症状がみられるのはどれか。
学習障害