問題一覧
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【キーワード】 ・成長と発達 ・遊び ・母子関係 ・療育 ・ライフステージ ・小児理学療法評価 ・日常生活活動
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【小児理学療法の特徴】 ( ) こどもの生活を考える上で重要 障害をもつこどもは年齢相応のその年齢で必要な経験をすることが難しい
年齢
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【小児理学療法の特徴】 ( ) 人が自分の住んでいる(生きている)場所で何らかの役割を果たす自分の課題を成し遂げる
活動と参加
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【小児理学療法の特徴】 活動と参加 人が自分の住んでいる(生きている)場所で何らかの( )を果たす自分の( )を成し遂げる
役割、課題
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【小児理学療法の特徴】 6ヶ月の乳幼児 2〜3歳の幼児 小学生 中学生 × ( )的環境 ( )的環境 ( )的環境
人、物理、社会
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【小児理学療法の特徴】 障害をもつ赤ちゃんでは? ミルク飲みが難しい 抱っこしにくい ↓ 赤ちゃんの役割・課題を果たすことが難しい ご家族が赤ちゃんを可愛がり、自信を持って育てていけるように支える(介入)
介入 赤字
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【小児理学療法の特徴】 首が座らない→自由に見ることができない お座りできない→手が自由に使えない 興味を抱くこと、操作すること、探索すること、母親の愛情を確認することが阻害される →これらを助けるための( )、( )である。
座位保持、歩行獲得
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【小児理学療法の特徴】 例)お座り どのようにして座位を助ける? 両手を使って玩具で遊ぶためには? 周囲の家族の様子をみて楽しむためには? 理学療法士の出番! →( ) →器具や( )・( )への置き換え
ハンドリング 自助具・補装具
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【小児理学療法の特徴】 3歳前後の幼児の日常生活 ・一人でできることが増え、部分的には自分でするように期待される。 ・集団への参加・協調の機会もより増加(貸してあげる、分けてあげる) ・比べる言葉の理解(大きい小さい)や二次元の遊び
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【小児理学療法の特徴】 3歳前後の幼児の日常生活 ・手を使った操作「○○してから○○」しよう、手順の理解 ・みたて・つもり遊び ・できる・できないを気にするようになる ・保育園などのことも考えるようになる ( )の理解力up
言葉
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【小児理学療法の特徴】 5歳前後の幼児の日常生活 ・身まわりの事は一人でできる。(更衣、食事、整容など) ・時間の認識(昨日今日、朝夜、去年来年) ・空間の認識(遠いところ→ディズニーランド) ・感覚的表現(少し明るいね、すべすべだね)
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【小児理学療法の特徴】 5歳前後の幼児の日常生活 ・家から保育所までの道が少し説明できる ・他者のことを心配する、ルールのある遊び ・就学のことも考える時期 ( )が広がる
行動空間
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【小児理学療法の特徴】 ○歳の子どもはどんなことをするのか? こどもの( )を改善し、家族生活を支援していくために必要な知識 その障害を持ちながら生きていくためにどんな方法で、どんな( )で、どの( )を助け、どの( )を自分で行うのか考え、提供していくのが小児理学療法
生活障害 手段、部分、部分
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【小児理学療法の特徴】 成長と発達 ・乳児期に急激に変化する ・成長曲線は参考にできる ・成長と発達の関係は密接:首すわりや座位
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【小児理学療法の特徴】 成長と発達 ・運動発達と言語、認知、社会性の発達は切り離して考えられない ・早期未熟児への介入では在胎週数ごとの発達を学ぶことも必要 ( )と( )は同じ意味を持つのか?
成長、発達
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【成長】 身体的な発育を表す概念。 身長、体重、頭囲、胸囲などの身体構造の指標。
量的な変化
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【発達】 機能が形成されていく過程を表す概念。 ○ヶ月に何ができる→運動・言語・認知・社会性の発達。
質的な変化
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なぜ3ヶ月頃に定頸が可能になるのか?
首の筋肉が発達することや、お腹の中にいる時は2等身程だったが、発育していく上で頭の割合が四肢・体幹部分に相対的に重くなることと関係しているため。
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臓器別の発達は? 思春期前までに神経系やリンパ系が発達 神経系は2〜4歳の間に成人の( )%まで発達
80
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神経系の発達は? 神経系の未熟 ( )理論 ・良好な反応特性を持っている神経経路が生存者として選択され、強化される。 ・発達中の神経系は年齢とともに軸索が成長しつづけ、樹状突起の枝分かれ部分は劇的に拡大。
集団選択性
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シナプスと発達の関係 生後( )ヶ月頃から失敗や成功などの試行錯誤を繰り返す →必要なネットワークを選択 →( )歳頃結びつき強化
6、2
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出生数および出生割合の年次推移 赤ちゃんが生まれる数は( )傾向 2,500g未満、1,500g未満の赤ちゃんが生まれる割合は( )傾向にある。
減少、増加
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【遊び】 乳幼児、学童児では理学療法に不可欠 ①自分の身体の動き自体が遊び(感覚運動) ②物を操作し、物と物の関係、形、大きさ、重さ、色、数の概念形成 ③こうしたら、こうなる:因果関係、認知の発達 ④ルール遊び:協力、競走、集団での人間関係 ( )の発達理論
ピアジェ
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【ピアジェの発達理論】 ・( )遊び (0〜1歳) ・( )遊び (2〜6歳) ・( )遊び (7〜12歳) ( )能力を育てる練習の場所となる。
練習 象徴 ルール 問題解決
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【母子関係、家族の重要性】 乳幼児では特に母親との愛着形成が重要 例)( )、( )
カンガルーケア、タッチケア
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【母子関係、家族の重要性】 母親(家族)の考え方、接し方、育児方法が子どもの発達や機能に大きな影響を与える。 理学療法士は家族に子どもの障害や能力を理解してもらうよう説明・提示し、適切な係わりを促すことが重要
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【家庭療育、教育との連携】 高木憲次先生が提唱した( )
療育
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【家庭療育、教育との連携】 小児理学療法は療育の中の一つ家庭、保育園、学校などでの様々な職種との連携が必要 多くの時間を過ごす場所での生活の仕方、係わり方が重要 ↓( )的・( )的環境の把握が必要
人、物理
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【家族中心アプローチへ】 機能障害中心療育 ↓ こども中心療育 ↓ 家族中心療育 子どもの運動機能向上だけに取り組むのではなく、家族と子どもの生活を知り、家族中心アプローチへのパラダイムシフトが必要。
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【家族基盤療育へ】 施設/訓練室環境療育 ↓ 地域基盤療育 ↓ 家庭基盤療育 施設や病院の訓練室という環境での療育から、地域での生活、家庭を基盤とした療育の重要性が指摘されている。
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【能力/成功体験焦点療育】 問題点指向/指摘療育 ↓ 能力/成功体験焦点療育 できないことのみに焦点を当てるのではなく、能力や成功体験に焦点を当てた療育を実施する必要がある。 こどもや家族のneedやwantを実現していく理学療法が求められている。
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【障害とは何を意味するか?】 ✕ 障害=病的・異常性 自由性、自発性、自立性が制限された状態を障害という。 ↓ 〈療育の目標とは〉 個の悩み、不安、願い これらを解決し、安心感を与え、満足を得る過程と結果を目標にしている
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【日常生活目的指向療育】 訓練法優先主義療育 ↓ 日常生活目的指向療育 訓練法にとらわれず、理学療法の本当の目的である、生活の( )に向けた活動に主眼をおくべき。 「療法士との相互利用から共生活動に進化させていく」 ( )という自立
自立、共生