共済組合法上の組合員になれるのは、常勤の国家公務員に限られる。

被扶養者には、国内居住要件があるため、海外留学中の子は共済組合法上の被扶養者に該当しない。

全ての独立行政法人の職員は、いずれかの省庁の共済組合に属する。

共済組合員たる資格は、職員となった日から資格を取得するなど、日単位で判定されるのに対し、年金を算定する際などの組合員期間の計算においては、月単位で計算される。

報酬月額は、毎月変動しうるため、標準報酬月額も毎月変動するものである。

共済組合における短期給付は、雇用保険法における給付と同様である。

国家公務員は、第2号厚生年金に該当するが、被扶養者は、国民年金の第3号保険者に該当する。

iDeCoは、任意の私的年金であるから、国家公務員でも加入することができる。

退職年金給付は、積立運用であり、終身年金として設計されていない。

共済組合の負担金は、使用者と本人で折半であり、両者の支払総額は一致する。

短期給付の掛け金率は、各組合における平均年齢の違いなどもあることから、それぞれ異なっている。

退職年金給付における給付算定基礎額とは、標準報酬の月額等に付与率を乗じて得た金額に、当該各月から当該給付事由が生じた日の前日の属する月までの期間に応ずる利子に相当する額を加えた額の総額である。

退職年金給付は、給付算定基礎額を原資として、有期年金と終身年金にそれぞれ配分して、毎年給付していく制度である。

退職年金給付における年金額は、給付算定基礎額を年金現価率で除した金額である。