問題一覧
1
【2】コモン·レール式高圧燃料噴射システムに関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。[R2.3]
2.エンジンECUは,アクセル開度とエンジン回転速度をもとに目標噴射圧を算出し,レール圧センサの検出値が目標値になるように,サプライ·ポンプのデリバリ·バルブにON·OFF信号を送ることで,サプライ·ポンプからコモン·レールへの燃料圧送量を制御している。
2
【1】図1に示す駆動電圧特性をもつ図2のフューエル·ポンプ用DCブラシ·モータのモータ·スイッチング·リレー回路の点検に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。[H29.3]
3.駆動条件時のV2が約12Vの場合,抵抗(R)の両端間の短絡は考えられるが,モータ·スイッチング·リレーのコイルの断線は考えられない。
3
【6】CAN通信に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。 [R3.3/H27.3]
4.CAN通信の「メッセージ」のデータ構成の「識別子フィールド」とは,複数のメッセージが同時に送信されそうになったときの優先順位を表し,「データ·フィールド」とは,実際の信号(0-64bit)を表している。
4
【1】図1の信号電圧特性をもつ図2のノック·センサ回路の異常検知範囲を示したものとして,適切なものは次のうちどれか。[H31.3]
2
5
【3】図1に示すエンジンECU出力回路の信号電圧特性をもつ図2のイグニション·コイルの回路の点検に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 [H24.3]
3.駆動停止条件時,V3に12Vの電圧が発生しない場合,イグナイタ(駆動アンプ)の内部短絡(地絡)及びイグニション·コイルの一次コイルの断線は考えられるが,イグニション·コイルの一次コイルの短絡(地絡)は考えられない。
6
【1】図1に示すパルス·ジェネレータ式センサ回路と図2に示すO2センサ回路の異常検知範囲の(イ)から(ハ)の組み合わせとして,適切なものは次のうちどれか。ただし,パルス·ジェネレータ式センサ回路には,高速域におけるノイズ混入の異常検知は行わないソフトウェアを使用したものとする。 [R2.3/H28.3]
4
7
【2】図1に示すCAN通信回路において,外部診断器を用いてCANバス診断を行ったところ,図2のメッセージが表示された。この結果から考えられる故障状態として,適切なものは次のうちどれか。なお,外部診断器のCANバス診断では,通信が成立しているECU名が表示される。[H29.3]
3.ECU2のサブ·バス·ラインの2本(CAN-H線とCAN-L線)が線間で短絡
8
【4】パラレル·シリーズ·ハイブリッド·システムを用いたハイブリッド車に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。[R4.3/H29.3]
4.動力分割機構及びギヤ·トレーンは,プラネタリ·ギヤを利用してエンジン動力を,モータ及び駆動輪とジェネレータに分割しており,サン·ギヤはジェネレータに,プラネタリ·キャリヤはエンジンに,インターナル·ギヤはモータ及び駆動輪にそれぞれ直結又は連結されている。
9
【2】図1に示す圧力電圧特性をもつバキューム·センサ(圧力センサ)を用いた図2の回路の異常検知に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。
4.③の箇所で断線があるときは,バキューム·センサからの信号電圧が発生せず,入力回路に0Vが入力されるため,マイコンは下限値の閾値をダウン·エッジする信号電圧を検出して異常検知を行う。
10
【2】図に示す低速側CANバス回路をオシロスコープで点検したときの電圧波形として,適切なものは次のうちどれか。ただし,オシロスコープの設定は「プローブ=x1」としし,1と4が「VV/DIV=2V,TIME/DIV=50μs2と3を「V/DIV=1V,TIME/DIV=50μs」とする。[H26.3
1
11
【1】表にある抵抗計の性能に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。
3.開放電圧「<2.5V」とは,プローブ開放時に2.5V未満の電圧がターミナルに出力されていることを表し,その電圧は,測定物がもっている抵抗値が測定時に変化した場合でも変動しない。
12
【2】図に示す点火系回路をオシロスコープで点検したときの,V1~V3の電圧変化と(イ)~(ニ)の電圧波形の組み合わせとして,適切なものは次のうちどれか。ただし,エンジンは回転中であり,回路は正常なものとする。[H28.3]
2
13
【2】オシロスコープの基本知識に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。[R2.3]
3.SWEEP MODE(スイープ·モード)とは,掃引切り替えのことで,掃引の方式を選択する。DATA POS(データ·ポジション)とは,垂直軸の同期位置のことである。
14
【1】図に示すCANシステム回路の故障診断に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。ただし,テスタの内部抵抗は測定値に影響を及ぼさないものとし,ボデー·アース間との測定においては,ECU1からECU3のすべてを取り外して測定したものとする。[R5.3/H30.3]
2.AB間の抵抗が120Ωで,Cとボデー·アース間,Dとボデー·アース間がともにoΩの場合は,メイン·バス·ラインのCAN-H線の断線が考えられるが,メイン·バス·ラインのCAN-L線の断線は考えられない。
15
【5】パラレル·シリーズ·ハイブリッド·システムを用いたハイブリッド車に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。[H27.3]
3.HVバッテリ警告灯が点灯している車両を牽引する場合は,補機バッテリのマイナス端子を外し,サービス·プラグを抜いた状態にし,万が一モータが発電することのないよう,前輪又は4輪とも持ち上げた状態で牽引する必要がある。
16
【1】図のヘッドライト回路において,②番ヒューズを外した状態でライティングスイッチ(SW)をヘッドライトON,ディマスイッチをHIにした場合の左右ヘッドライト(HI,LOバルブ)の点灯状況に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。[H25.3]
4
17
【2】カム角センサ系統の異常を検出している自動車において,図2に示す信号電圧特性をもつ図1のカム角センサ回路の故障診断に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか(図1と図2は共に【1】と同じ)。[R5.3]
2.クランキング時の端子⑤と端子⑦間において,OV一定の信号電圧波形が測定でき,コネクタAを外したときの端子①と端子③間において,図2の信号電圧波形が測定できた場合は,エンジンECU本体の不良が考えられるが,信号線の断線,カム角センサ本体の不良は考えられない。
18
【1】図1に示す信号特性をもつ図2のスロットル·ポジション·センサ回路の外部診断器を用いた故障診断に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。[R2.3]
1.エンジンECUデータが100%の場合,③の箇所での断線及び短絡(地絡)が考えられる。
19
【2】電子制御式スロットル装置を用いた筒内噴射式ガソリン·エンジンに関する記述として,適切なものは次のうちどれか。[H30.3]
1.中負荷時の均質リーン燃焼時には,吸入行程前期の大気圧以下の雰囲気下で,高圧スワール·インジェクタより燃料をシリンダ内に噴射しており,噴射された燃料は,中空のコーン形状に広がると共にピストンの下降に伴う空気流動により,シリンダ内に均等に拡散するようになっている。
20
【1】外部診断器でダイアグノーシス·コードを確認したところ,「イグナイタ系統」を表示したため,図をもとにイグナイタ系統回路の電圧点検を行った。故障診断に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。[H31.3]
4.イグニション·スイッチONの状態で,端子④とボデー間の電圧がOVの場合は,点火確認信号線の短絡(地絡),イグナイタ内蔵イグニション·コイルの不良が考えられるが、エンジンECUの不良は考えられない。
21
【2】圧縮天然ガス(CNG)自動車に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。[R4.3/H29.3]
4.エンジン側の燃料遮断弁は,CNGレギュレータとCNGインジェクタ間に取り付けられており,エンジンへの燃料供給装置及び安全装置としての役割を持っている。エンジン停止時は,燃料遮断弁内のソレノイド·バルブをOFFにして燃料を遮断している。
22
【3】センサに関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。[R3.3/H28.3]
1.絶対圧検出型のバキューム·センサ(圧力センサ)は,基準室に大気圧を用いており,インテーク·マニホールド内に発生した圧力をシリコン·チップ(ピエゾ抵抗効果素子)に作用させ,シリコン·チップの電気抵抗の変化を電圧の変化に置き換えてセンサ信号電圧としている。
23
【1】再現性の乏しい不具合に対する故障診断を実施する場合に,外的要因を車両停止状態において加えることで行う「再現手法」に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。[H29.3]
1.雨天時に不具合が発生すると思われる場合は,車両に水を掛けながら点検する手法があり,エンジン·ルームや電子部品に直接水を掛けて温度,湿度を変えて不具合の発生がないか点検する。
24
【6】図の①~⑪は,ガソリン·エンジンの主要センサ及びアクチュエータの入出力信号の変化を,外部診断器のデータ·モニタ機能を用いて表示したものである。このときの運転制御モードとして, 適切なものは次のうちどれか。[H27.3]
3.アイドル回転速度時(電気負荷OFF→ON:前照灯点灯)モード
25
【5】Lジェトロニック方式エンジンの不具合点検で,暖機後無負荷アイドリング状態でO2センサ信号電圧の点検を行った結果,1V付近で一定であった。この場合に考えられる故障原因として,不適切なものは次のうちどれか。 [H26.3]
4.プレッシャ·レギュレータ不良による燃圧の低下
26
【3】CAN通信に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。[R4.3]
2.CAN通信の物理仕様の規格は,データ·リンク層と物理層があり,データ·リンク層では,電気信号からデータ構成に関わるフレームへの変換,送信データの優先順位の管理,メッセージの受け渡し報告,エラーの検出や確認判定の定義を,物理層では,物理的な特性や仕様としてのbitの同期,タイミング,トランシーバ及びCANバス特性の定義を行っている。
27
【1】電子制御式スロットル装置などに用いられている図1の駆動電圧波形を示す図2のリニアDCブラシレス·モータ(三相交流の小規模のアクチュエータ)の駆動回路に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 [R3.3/H29.3]
2.リニアDCブラシレス·モータの駆動速度は,ホール素子などのF/Bセンサを用いて,ECUがU相,V相,W相の各相の電流を検出して算定する。
28
【2】Lジェトロニック方式エンジンの不具合点検において,暖機後無負荷アイドリング状態におけるO2センサ信号電圧の点検結果と故障診断に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。[R4.3/H28.3]
1.O2センサ信号電圧が1V付近で一定の場合,「エア·フロー·メータの信号電圧のHi側への特性ずれ」が考えられ,「エア·フロー·メータのアース線の接触抵抗増大」も考えられる。
29
【2】エンジンの故障診断に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。
1.Dジェトロニック方式エンジン搭載車において,初爆はあるが完爆しないという不具合の推定原因として,バキューム·センサ,水温センサ及びインジェクタの不良は考えられるが,スパーク·プラグ及びプレッシャ·レギュレータの不良は考えられない。
30
【7】CAN通信に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。[H31.3]
3.高速CAN通信の場合,ECUによりCAN-H線,CAN-L線に信号が出力されると,この信号電流は,両端の終端抵抗に流れ,終端抵抗による電圧降下により,CAN-H線及びCAN-L線の間には,レセシブOV,ドミナント2Vの電圧差が発生する。
31
【8】CAN通信に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。[H26.3]
1.CAN通信の「メッセージ」のデータ構成の「CRCフレーム」は,メッセージ間の区切りを表しており,複数のデータを送受信するために必要不可欠なものである。
32
【3】電子制御式スロットル装置を用いた筒内噴射式ガソリン·エンジンに関する記述として,適切なものは次のうちどれか。[R3.3/H26.3]
2.低速トルク向上制御において,吸入行程の噴射は,自己着火しない程度のリーンな混合となるようにし,圧縮行程中の噴射は,自己着火(ノッキング) が発生する前に火炎伝播により燃焼するようにしているため,耐ノッキング性と低速トルクが向上する。
33
【1】リニア駆動アクチュエータに関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。[R2.3]
2.リニアDCブラシレス·モータは,駆動回路のインバータで直流を単相交流に変換して活用するもので,ロータ·コイルの代わりにパーマネント·マグネットを用いたものが多く使用されている。
34
【1】エンジンの故障診断に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。 [H31.3]
2.外部診断器による最小表示値が0.35g/sであるエア·フロー·メータの点検において,エンジン回転速度を変化させたとき,外部診断器の表示が0.35g/sで変化しないときは,信号線の断線,信号線の短絡(地絡)が考えられるが,アース線の断線は考えられない。
35
【9】オシロスコープの基本知識に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。[H26.3]
4.同期信号源のEXT(エクスターナル)とは,外部同期のことで,外部の信号で同期を掛けるときに使用する。
36
【1】図に示すハイブリッド·システムのシステム·メイン·リレー(SMR1,SMR2,SMR3)回路に関する次の文章の(イ)から(ホ)にあてはまる語句の組み合わせとして,適切なものは次のうちどれか。[R4.3/H29.3]
2
37
【1】圧縮天然ガス(CNG)自動車に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。[R5.3/H30.3]
3.手動燃料遮断弁は,燃料フィルタの下流に取り付けられており,整備性の向上及び車両を長期間使用しないときなどを考慮し,燃料配管の途中で手動にてCNG燃料の遮断ができる。
38
【2】クランク角センサなどに用いられている図1の信号電圧特性をもつ図2の光学素子式センサ回路に関する記述として,適切なものは次のうちどれか(図1と図2は共に【1】と同じ)。[R3.3/H28.3]
3.ロータを回転させたとき,V1とV2に規定の信号電圧が発生し,かつ,等しければ,信号線と信号アース線は正常だと考えられる。V1とV2の電圧値が異なる場合,信号線の断線,信号アース線の断線が考えられるが,電源線の断線は考えられない。
39
【4】オシロスコープの基本知識に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。[R4.3]
2.SCRL(スクロール)とは,水平位置のことで,波形を水平方向に移動する。FINE(ファイン)とは,水平位置を微少移動することである。H POS(ホリゾンタル·ポジション)とは,波形データの一部を表示する場合に表示部分を移動して表示することである。
40
【3】オシロスコープの基本知識に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。[H31.3]
2.H POS (ホリゾンタル·ポジション)とは,水平位置のことで,波形を水平方向に移動する。FINE(ファイン)とは,水平位置を微少移動することである。
41
【1】Dジェトロニック方式のエンジンにおいて,「暖機後,無負荷運転状態でもアイドル回転速度が高い。」という現象が発生している自動車について,故障探求を外部診断器を使用して行った。暖機後の測定値から次に行う故障探求として,適切なものは次のうちどれか。[R3.3/H27.3]
4
42
【3】パラレル·シリーズ·ハイブリッド·システムを用いたハイブリッド車に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。[R5.3]
1.シャット·ダウンとは,Nレンジ時に,インバータのパワー·トランジスタをすべてOFFにして,モータとジェネレータの作動を強制的に停止させることをいい,車軸での駆動力はゼロになる。この状態では,エンジンが回転していても,ジェネレータは空回りして発電しないため,HVバッテリに充電は行われない。
43
【3】Lジェトロニック方式のエンジンの不具合点検で,暖機後に無負荷アイドリング状態でO2センサ信号電圧の点検を行った結果,OV付近で一定であった。この場合に考えられる故障原因として,適切なものは次のうちどれか。
4.エア·フロー·メータの信号線の接触抵抗增大
44
【1】オシロスコープの基本知識に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。[R5.3]
1.x10のプローブを使用した場合は,設定時間を10倍にして読むため、表 示上1usの実際の値は,0.01msとなる。
45
【1】コモン·レール式高圧燃料噴射システムに関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。[R4.3]
2.エンジンECUは,アクセル開度とエンジン回転速度をもとに目標噴射圧を算出しており,レール圧センサの検出値が目標値になるように,サプライ·ポンプ内のタイミング·コントロール·バルブをON·OFFすることでタイミング·ピストンを作動させ,サプライ·ポンプからコモン·レールへの燃料圧送量を制御している。
46
【1】図に示す点火系回路をオシロスコープで点検したときの,V1からV3の電圧波形と波形(イ)から(ニ)との組み合わせとして,適切なものは次のうちどれか。ただし,エンジンは回転中であり,回路は正常なものとする。 [R5.3/H30.3]
1
47
【3】図に示すCANシステムの回路において,ECU3のサブ·バス·ラインが断線した場合,端子AとB間の抵抗値として,適切なものは次のうちどれか。ただし,テスタの内部抵抗は測定値に影響を及ぼさないものとし,測定においてはECU1~3のすべてを取り外して測定したものとする。[H31.3]
2
48
【1】図に示すパラレル·シリーズ·ハイブリッド·システムの動力分割機構に関して説明した共線図(イ)~(ハ)の正誤の組み合わせとして,適切なものは次のうちどれか。ただし,動力分割にはプラネタリ·ギヤを利用しており,インターナル·ギヤはモータ及び駆動輪に,サン·ギヤはジェネレータに,プラネタリ·キャリヤはエンジンにそれぞれ直結又は連結されている。[H28.3]
1
49
【2】電子制御式スロットル装置を用いた筒内噴射式ガソリン·エンジンに関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。[H31.3]
1.リーンNOx触媒のうち選択還元型のものは,リーン(希薄)燃焼時には,NOx吸蔵物質にNOxを蓄えておき,理論空燃比運転時に一時的に空燃比を濃くし,排出ガス中のCO,HC等を利用してNOxを還元する。
50
【1】センサとアクチュエータに関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。[H30.3]
2.ステッピング·モータは,リニア駆動アクチュエータに該当し,ステータの励磁コイルの駆動方式には,バイポーラ方式とユニポーラ方式とがある。バイポーラ方式の場合,コイル一相に対して2個のトランジスタが必要となる。
51
【4】図1に示すエンジンECU出力回路の信号電圧特性をもつ図2のイグニション·コイルの回路の点検に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか(図1と図2は【3】と同じ)。[H27.3]
2.一次コイル駆動停止条件時のV1及びV2に5Vの電圧が発生しない場合,イグナイタ(駆動アンプ)の内部異常及びイグナイタ(駆動アンプ)アース線の断線が考えられるが,エンジンECUの内部異常は考えられない。
52
【1】図に示す圧力検知式の論理信号センサを用いた装置の回路において,マイコンの異常検知範囲を示したものとして,適切なものは次のうちどれか。ただし,この論理信号センサの状態を別のセンサで監視·認識する機能はもたないものとする。[R3.3/H26.3]
3
53
【1】図1に示す異常検知範囲をもつ図2の水温センサ回路の異常検知に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。[H25.3]
4.③の箇所で断線があるときは,入力回路にOVの信号電圧が入力されるため,マイコンは下限値の関値をダウン·エッジする信号電圧を検出して異常検知を行う。
54
【1】パージ·コントロール·ソレノイド·バルブなどに用いられている図1の駆動信号電圧特性をもつ図2のプランジャ式ソレノイド·バルブ回路に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。[H31.3]
1.IG·ONの駆動停止条件時,V1に12Vが発生せず,V3に作動診断信号電圧(5V安定化電源電圧)が発生する場合は,駆動信号線の断線,ソレノイド·バルブの断線及び駆動アース線の断線が考えられる。
55
【4】エンジン警告灯が点灯したので,外部診断器でダイアグノーシス·コードを確認したところ,「吸気温センサ系統」を表示した。図をもとに外部診断器を用いて故障診断を行った結果として,不適切なものは次のうちどれか。 [R3.3/H27.3]
2.外部診断器の吸気温度表示が「140℃」で,コネクタAを外したときに表示が変化せず,コネクタBを外しても表示が変化しない場合,エンジンECUの不良及びアース線の不良(断線·短絡(地絡))が考えられるが,吸気温センサの不良及び信号線の不良(断線·短絡(地絡))は考えられない。
56
【1】Lジェトロニック方式エンジンの不具合点検において,暖機後無負荷アイドリング状態におけるO2センサ信号電圧の点検結果に対して考えられる(イ)から(チ)の不具合原因の組み合わせとして,適切なものは次のうちどれか。 [R3.3/H27.3]
1
57
【5】図1に示すエンジンECU出力回路の信号電圧特性をもつ図2のイグニション·コイルの回路の点検に関する記述として,適切なものは次のうちどれか(図1と図2は【3】と同じ)。[R2.3]
1.一次コイル駆動停止条件時のV1とV2の両方に5Vの電圧が発生しない場合,エンジンECUの異常,イグナイタ(駆動アンプ)の異常,信号線の短絡(地絡)が考えられるが,信号線の断線は考えられない。
58
【1】図の①から⑦は,ガソリン·エンジンにおける,「温間時,アイドル回転速度時のモード(Nレンジ→Dレンジ変速)」のデータを,外部診断器のデータ·モニタ機能を用いて表示したものである。図の⑧から⑪のデータのうち,この運転制御モードに該当しないものは,次のうちどれか。[R5.3]
3.「⑩イグナイタ点火時期信号」
59
【3】図の①から⑥は,コモン·レール式ジーゼル·エンジンにおける,「温間時,通常回転速度時(加速「増量」と減速「減量」補正)モード」時のデータを外部診断器のデータ·モニタ機能を用いて表示したものである。図の⑦から⑩のデータのうち,この運転制御モードに該当しないものは次のうちどれか。 [R3.3/H28.3]
1.「⑧燃料噴射量信号」,「⑨燃料噴射時期信号」
60
【7】オシロスコープの基本知識に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。[R3.3/H28.3]
4.オシロスコープでいう感度とは,表示画面において,1目盛り当たりを表示するのに必要な電圧をいう。掃引とは,画面の左から右に輝線(波形)を描くことをいう。掃引時間とは,表示画面において,1目盛りを波形が移動する時間をいう。同期とは,表示画面が静止するように掃引を制御することをいう。
61
【3】外部診断器でダイアグノーシス·コードを確認したところ,「点火確認信号系統」を表示したため,図(【1】と同じ)をもとにイグニション·スイッチONの状態でイグナイタ系統回路の電圧点検を行った。故障診断の判断として,不適切なものは次のうちどれか。[R3.3/H26.3]
4.コネクタBを外したとき,端子⑦とボデー間の電圧が0Vから5Vに変化した場合は,エンジンECUの不良が考えられるが,イグナイタ及びイグニション·コイルの不良は考えられない。
62
【1】圧縮天然ガス(CNG)自動車に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。[H28.3]
2.CNGボンベ(容器)のうち「継目なし容器」に分類されるものは,アルミニウム合金製のため軽量である反面,「金属ライナ製複合容器」に分類されるものに比べ外力による損傷を受けやすい。
63
【1】エンジン警告灯が点灯し,水温センサ系統のダイアグノーシス·コードを表示している場合の,図に示す水温センサ回路の故障診断に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。[H26.3]
4.コネクタAを外し,端子②とボデー間の電圧がOVの場合は,アース線の断線が考えられる。
64
【3】パラレル·シリーズ·ハイブリッド·システムを用いたハイブリッド車のインバータに関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 [R3.3/H28.3]
4.モータ用のブリッジ回路では,モータ駆動時にHVバッテリの直流を三相交流に変化させると共に,モータの電流制御や交流周波数制御を行い,発生トルクと回転速度を変化させている。減速時などの回生発電時には,回転抵抗によりモータに発生する直流をボルテージ·レギュレータで調整してHVバッテリに充電している。
65
【1】図1に示すボルテージ·ドライブ式フューエル·インジェクタ(外部レジスタ付)回路の点検に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。ただし,図2から4の測定波形は正常にエンジンが回転中のものであり,オシロスコープのTIME/DIVは1msとする。[R3.3/H27.3]
1.駆動条件時のV3が図3のインジェクタ駆動電圧特性から外れる場合,インジェクタのコイルの抵抗値を測定し,この値が正常であれば,インジェクタ電源線(レジスタも含む)の異常(断線,短絡,接触抵抗などの増大),インジェクタ駆動信号線の異常(断線,短絡,接触抵抗などの増大),及びエンジンECU本体の異常が考えられる。
66
【1】ISO及びSAEの規格に準拠した外部診断器に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。[H27.3]
3.エンジンECUのダイアグノーシス·コードを外部診断器で消去した場合,ダイアグノーシス·コード,フリーズ·フレーム·データ及びエンジンECUの学習値のみが消去されるので,時計,ラジオ等の調整は必要ないという利点がある。
67
【2】図1に示す駆動電圧特性をもつ図2のフューエル·ポンプ用DCブラシ·モータ·スイッチング·リレーの回路の点検に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。[R2.3/H26.3]
3.IG·ONの駆動停止条件時のV3がOVの場合,エンジンECUの異常は考えられるが,モータ·スイッチング·リレーの異常は考えられない。
68
【1】図に示す回路の故障診断に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。 [R5.3]
3.スイッチ1とスイッチ2をONにした後,スイッチ3をONにしたときに,ヒューズ2が溶断した場合は,B点とG点との線間短絡が考えられるが,©点とH点との線間短絡は考えられない。
69
【3】圧縮天然ガス(CNG)自動車に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。[R3.3/H26.3]
2.燃圧センサのうち,ボンベ側の燃圧センサは,CNG燃料が大量に漏えいしたときにCNG警告灯を点滅させると共にCNGボンベ側の燃料遮断弁をOFF(閉)にさせる。また,エンジン側の燃圧センサは,CNG燃料の噴射量の制御用としてCNG燃料の圧力を検出している。
70
【3】コモン·レール式高圧燃料噴射システムに関する記述として,適切なものは次のうちどれか。[H27.3]
2.インジェクタには,エンジンECUからのON·OFF信号により電磁弁を開閉し,燃料噴射時期及び噴射量を制御する電磁弁制御式インジェクタが用いられ,ノズル·ニードル,ノズル·ニードルを制御するコマンド·ピストン,流入及び流出オリフィスを有するコマンド室及び制御室内への燃料の流入及び流出をON·OFF制御する電磁弁により構成されている。
71
【1】EGRバルブなどに用いられている図1の駆動電圧特性をもつ図2のリニアDCブラシ·モータ(PWMの小規模アクチュエータ)回路の点検を,オシロスコープを用いて行ったときに関する記述として,適切なものは次のうちどれか。ただし,オシロスコープによる電圧の読みは,リニア電圧に置き換えて読むものとする。[R5.3/H30.3]
4.CCW駆動の最大駆動時にV1の電圧が約OVで,CW駆動の最大駆動時にV2の電圧が約1Vの場合,イ線と口線は正常である。
72
【1】図に示す高速側CANバス回路をオシロスコープで点検したときの電圧波形の組み合わせとして,適切なものは次のうちどれか。[R2.3/H27.3]
1
73
【3】図1に示す駆動電圧特性をもつ図2のフューエル·ポンプ用DCブラシ·モ一タ·スイッチング·リレーの回路の点検に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。(図1と図2は共に【1】と同じ)[R4.3]
4.IG·ONの駆動停止条件時のV3がOVの場合,モータ·スイッチング·リレーのコイルの断線,モータ·スイッチング·リレーのコイルの短絡(地絡),駆動信号線の断線,駆動信号線の短絡(地絡),エンジンECU本体の異常は考えられるが,エンジンECUアース線の断線は考えられない。
74
【1】「エンジンが始動しない。(ダイアグノーシス·コードは正常コードを表示)」という自動車において,外部診断器を使用してアクティブ·テストを行い,フユーエル·ポンプを強制駆動させた。このときの図における各端子の電圧測定結果の表をもとに診断した推定原因として,適切なものは次のうちどれか。 [R2.3]
4.エンジンECUの不良
75
【2】パラレル·シリーズ·ハイブリッド·システムを用いたハイブリッド車に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。[H30.3]
4.インバータ内には,ダイオードとパワー·トランジスタなどで構成されるジェネレータ用のブリッジ回路とモータ用のブリッジ回路が組み込まれており,それぞれのパワー·トランジスタは,ハイブリッド(モータ)ECUによりインバータ内の制御回路を介して駆動されている。
76
【5】コモン·レール式高圧燃料噴射システムに関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。[R3.3/H26.3]
2.エンジンECUは,高圧で作動するインジェクタを高速で正確に駆動するために,EDUからの噴射要求信号を高電圧,高電流のインジェクタ駆動電流に変換し,インジェクタの電磁弁を制御している。
77
【2】図1に示す信号特性をもつ図2のスロットル·ポジション·センサ回路の外部診断器を用いた故障診断に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか(図1と図2は【1】と同じ)。[H26.3]
3.エンジンECUデータが100%の場合,①と③の箇所での線間短絡は考えられるが,①と②の箇所での線間短絡は考えられない。
78
【5】CAN通信システムに関して述べた(イ)~(ハ)の文章の正誤の組み合わせとして,適切なものは次のうちどれか。[H29.3] (イ)CAN通信の「メッセージ」のデータ構成の「コントロール·フィールド」とは,メッセージの信号量を表し,「データ·フィールド」とは,実際の信号(0-64bit)を表し,「識別子フィールド」とは,複数のメッセージが同時に送信されそうになったときの優先順位を表す。 (口)ECUに内蔵されたマイコンの情報の送信は,CANコントローラの送信データ(TxD)窓口を介してCANトランシーバで行う。 (ハ)高速CAN通信信号において,CAN-H線とCAN-L線間とに電圧差が発生している状態(ドミナント2V)をデジタル信号の「0」とし,CAN-H線とCAN-L線間とに電圧差が発生していない状態(レセシブOV)をデジタル信号の「1」としている。
1.正正正
79
【2】図1に示すボルテージ·ドライブ式フューエル·インジェクタ(外部レジスタ付)回路の点検に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。ただし,図2~図4に示す測定波形は正常なエンジン回転中のものであり,オシロスコープのTIME/DIVは1msとする(図1~4は全て【1】と同じ)。
4.V1,V3,V4の測定波形から,このインジェクタが実際に燃料を噴射している時間は,2.8msであると考えられる。
80
【1】センサに関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。[H26.3]
3.リニア信号センサとは,検出範囲を定めた中での変化の過程を検出するセンサのことで,検出情報の連続変化に対して電圧を連続変化させるリニア形態の電気信号を作っており,ノック·センサがこれに該当する。
81
【4】ダイアグノーシス·コードを点検したところ,スロットル·ポジション·センサ系統の異常を示すコードを表示した。図に示す回路において,点検結果から考えられる不具合原因として,不適切なものは次のうちどれか。ただし,正常時のスロットル·バルブの信号電圧は,スロットル·バルブ全閉時0.5V,全開時4.5Vとする。[R3.3/H27.3]
2
82
【1】電子制御装置の故障診断に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。[H30.3]
1.問診のポイントとして,直接関係がないと思われるような過去の不具合,整備歴などは参考とならないことから,できるだけ新しい情報を多く聴取し不具合現象との関連を整理する。
83
【2】パラレル·シリーズ·ハイブリッド·システムを用いたハイブリッド車における,回生ブレーキ制御に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。 [H27.3]
1.制動時,ブレーキ·アクチュエータ内にあるストローク·シミュレータは,マスタ·シリンダとホイール·シリンダ間の油圧経路の切り替え弁が開いているとき,ブレーキ·ペダルの踏力に応じたペダル·ストロークと反力を発生させる。