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X線作業主任者 過去問2019上期(測定)
  • やもやも

  • 問題数 10 • 2/10/2024

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  • 1

    放射線に関連した量とその単位の組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。 (1)吸収線量 ……………… Gy・kg-1 (2)線減弱係数 …………… m-1 (3)カーマ ………………… Gy (4)粒子フルエンス ……… m-2 (5)等価線量 ……………… Sv

    1

  • 2

    放射線防護のための被ばく線量の算定に関する次の A から D の記述について、正しいものの全ての組合せは(1)~(5)のうちどれか。 A 眼の水晶体の等価線量は、放射線の種類及びエネルギーに応じて、1cm 線量当量又は 70μm 線量当量のうち、いずれか適切なものにより算定する。 B 皮膚の等価線量は、エックス線については 1cm線量当量により算定する。 C 外部被ばくによる実効線量は、1cm 線量当量により算定する。 D 妊娠中の女性の腹部表面の等価線量は、腹・大腿部における 70μm 線量当量により算定する。 (1)A,B (2)A,C (3)A,C,D (4)B,C,D (5)B,D

    2

  • 3

    放射線検出器とそれに関係の深い事項との組合せとして、正しいものは次のうちどれか。 (1)電離箱 …………………… ガス増幅 (2)比例計数管 ……………… 窒息現象 (3)GM 計数管 ……………… 電子なだれ (4)シンチレーション検出器 …………… 緑色レーザー光 (5)フリッケ線量計 …………… グロー曲線

    3

  • 4

    エックス線の測定に用いる NaI(Tl)シンチレーション検出器に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 (1)シンチレータとして用いられるヨウ化ナトリウム結晶は、微量のタリウムを含有させて活性化されている。 (2)シンチレータにエックス線が入射すると、可視領域の減衰時間の短い光が放射される。 (3)シンチレータから放射された光は、光電子増倍管の光電面で光電子に変換され、増倍された後、電流パルスとして出力される。 (4)光電子増倍管から得られる出力パルス波高は、入射エックス線の線量率に比例する。 (5)光電子増倍管の増倍率は、印加電圧に依存するので、光電子増倍管に印加する高圧電源は安定化する必要がある。

    4

  • 5

    次のエックス線とその測定に用いるサーベイメータとの組合せのうち、不適切なものはどれか。 (1)10keV 程度のエネルギーで、1mSv/h 程度の線量率のエックス線 …………… NaI(Tl)シンチレーション式サーベイメータ (2)50~200keV のエネルギー範囲で、50μSv/h 程度の線量率のエックス線 …………… 電離箱式サーベイメータ (3)100keV 程度のエネルギーで、10μSv/h 程度の線量率のエックス線 …………… 半導体式サーベイメータ (4)300keV 程度のエネルギーで、100μSv/h 程度の線量率のエックス線 …………… GM 計数管式サーベイメータ (5)300keV 程度のエネルギーで、10mSv/h 程度の線量率のエックス線 …………… 電離箱式サーベイメータ

    1

  • 6

    次の A から D の放射線測定器のうち、線量を読み取るための特別な装置を必要としないものの組合せは(1)~(5)のうちどれか。 A フイルムバッジ B 光刺激ルミネセンス C PD 型ポケット線量計 D 半導体式ポケット線量計 (1)A,B (2)A,C (3)A,D (4)B,D (5)C,D

    5

  • 7

    熱ルミネセンス線量計(TLD)と蛍光ガラス線量計(RPLD)とを比較した次の記述の うち、誤っているものはどれか。 (1)線量読み取りのためには、TLD、RPLD の双方とも、専用の読み取り装置が必要である。 (2)RPLD の方が、TLD より素子間の感度のばらつきが少ない。 (3)線量を読み取るための発光は、TLD では加熱により、RPLD では緑色レーザー光照射により行われる。 (4)線量の読み取りは、RPLD では繰り返し行うことができるが、TLD では、線量を読み取ることによって素子から情報が消失してしまうため、1 回しか行うことができない。 (5)素子の再使用は、TLD、RPLD の双方とも、使用後、アニーリング処理を行うことにより可能となる。

    3

  • 8

    放射線の測定の用語に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 (1)半導体検出器において、放射線が半導体中で 1個の電子・正孔対を作るのに必要な平均エネルギーをε値といい、シリコン結晶の場合は、約3.6eV である。 (2)GM 計数管の動作特性曲線において、印加電圧を上げても計数率がほとんど変わらない範囲をプラトーといい、プラトー領域の印加電圧では、入射エックス線による一次電離量に比例した大きさの出力パルスが得られる。 (3)気体に放射線を照射したとき、1 個のイオン対を作るのに必要な平均エネルギーを W 値といい、気体の種類にあまり依存せず、放射線のエネルギーに応じてほぼ一定の値をとる。 (4)線量率計の積分回路の時定数は、線量率計の指示の即応性に関係した定数で、時定数の値を小さくすると、指示値の相対標準偏差は小さくなるが、応答速度は遅くなる。 (5)測定器の指針が安定せず、ゆらぐ現象をフェーディングという。

    1

  • 9

    男性の放射線業務従事者が、エックス線装置を用い、肩から大腿部までを覆う防護衣を着用して放射線業務を行った。 労働安全衛生関係法令に基づき、胸部(防護衣の下)、頭・頸部及び手指の計 3 箇所に、放射線測定器を装着して、被ばく線量を測定した結果は、次の表のとおりであった。 この業務に従事した間に受けた外部被ばくによる実効線量の算定値に最も近いものは、(1)~(5)のうちどれか。 ただし、防護衣の中は均等被ばくとみなし、外部被ばくによる実効線量(HEE)は、その評価に用いる線量当量についての測定値から次の式により算出するものとする。 HEE=0.08Ha+0.44Hb+0.45Hc+0.03Hm Ha:頭・頸部における線量当量 Hb:胸・上腕部における線量当量 Hc:腹・大腿部における線量当量 Hm:「頭・頸部」、「胸・上腕部」及び「腹・大腿部」のうち被ばくが最大となる部位における線量当量 (1)0.1mSv (2)0.2mSv (3)0.3mSv (4)0.4mSv (5)0.5mSv

    4

  • 10

    あるサーベイメータを用いて 50 秒間エックス線を測定し、3,200cps の計数率を得た。 この計数率の標準偏差(cps)に最も近い値は、次のうちどれか。 (1)1.1 (2)8 (3)56 (4)64 (5)400

    2

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