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財務・会計

財務・会計
85問 • 10ヶ月前
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    問題一覧

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    Chapter 1 財務・会計の学習を始めるにあたって Section 1 財務・会計とは 【ポイント】  ① 「財務・会計とは何か」を理解する  ② この科目を攻略するためにどのような能力が必要なのかを理解する 1.財務・会計とは    科目の名称である財務・会計のうち、「財務」とは( 1 )を、「会計」とは( 2 )を指す。   つまり、この科目の試験範囲として( 1 )と( 2 )があるということになる※1。 【板書】財務・会計とは        lーーー 財務( 1 )        l 財務・会計 ーl        lーーー 会計( 2 ) 【アドバイス】※1 診断士試験における財務・会計は、「会計」と「ファイナンス」が2大領域となる。 2.会計( 2 )の概要    会計とは、企業の( 3 )や( 4 )を計算するための方法・技法のことである※2。 ① 会計の種類    ( 3 )(金融機関や取引先など)や( 4 )など、企業の外部関係者への( 5 )を目的とするものを( 6 )という。   それに対し、外部関係者ではなく、( 7 )や( 8 )などの企業の内部関係者に対して、( 9 )や( 10 )のための報告を目的とする   ものを( 11 )という※3。    どちらの( 5 )にも、基本的には( 12 )※4が用いられる。そして、学習の基本となる( 12 )は、( 13 )、( 14 )、( 15 )   の3つであり、これらをまとめて( 16 )ということがある。 3.財務( 1 )の概要    ( 1 )は、日本語では( 17 )、( 18 )、( 19 )などと訳される。これらの訳からわかるように、( 1 )は資金の流れに関する活動   を広く意味する。    診断士試験における( 1 )は、企業のお金回りの( 10 )について学習する。 【板書】会計( 2 )と財務( 1 )の概要 ・会計( 2 )   ( 20 )を把握するための計算技法 ⇒ 企業の状況を客観的に把握できる! ・財務( 1 )   企業の( 21 )の( 10 )をするための理論 ⇒ 企業が発展する道すじが立てられる! 【参考】※3 会計の目的(何に使うか)は、企業の目に見えない状態を、報告することにある。 【参考】※4 会計の手段(どうやって報告するのか)は、書類( 12 )を用いることにある。

    ファイナンス, アカウンティング, 債権者, 株主, 報告, 財務会計, 経営者, 管理者, 経営管理, 意思決定, 管理会計, 財務諸表, 貸借対照表, 損益計算書, キャッシュフロー計算書, 財務3表, 財務, 財政, 金融, 企業状況, 資金関係

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    Chapter 2 財務諸表概論 Section 1 財務諸表の基本    【ポイント】  ① 財務諸表の作成目的と種類を押さえる。 1.財務諸表の目的    企業は、その経営活動により発生した各種取引を帳簿に記入(これを簿記という)し、それを最終的には( 1 )にまとめて( 2 )しなければ   ならない。この( 1 )を( 3 )※1とよぶ。    ( 3 )を作成することによって、経営者に対しては企業の( 4 )・( 5 )に役立つ情報を提供(( 6 ))し、さらに、( 7 )   (株主、投資家、債権者、国家等)に対しては、その企業への( 8 )に関する必要な情報等を提供(( 9 ))する。このように、( 3 )は   ( 10 )と( 11 )に対して、数値の面から有用な情報を提供することになる。 【板書】会計のイメージ 取引 → 帳簿 → 報告書 → ① ( 12 )・・・経営者、役員など 、②( 13 )・・・株主、銀行など 【板書】簿記と会計の関係 ・簿記  ① 日々の企業活動を帳簿へ記入する  ② ( 3 )を作成して( 14 )及び( 15 )        ⇩ ・会計  有用な情報  ① ( 10 ):企業内部の( 16 )用  ② ( 11 ):企業外部の( 17 )用 2.( 3 )の種類   ( 3 )は、いろいろな種類が存在するが、試験対策として特に重要な( 3 )は、以下の3つになる※2。    ① ( 18 )・・・・・ Section 2 で説明    ② ( 19 )・・・・・ Section 3 で説明    ③ ( 20 )・・・・・ Section 9 で説明 【発展】※2 基本の( 3 )は上記3つになるが、ほかにも、( 21 )の( 22 )を表す「( 23 )」がある。 【アドバイス】※3 ( 20 )は簿記の知識が必須となるため、簿記の学習後に説明する。

    報告書, 報告, 財務諸表, 維持, 成長, 管理会計目的, 利害関係者, 投資等, 財務会計目的, 管理会計, 財務会計, 内部報告書, 外部報告書, 経営成績, 財政状態, 経営管理者, 利害関係者, 貸借対照表, 損益計算書, キャッシュフロー計算書, 純資産, 変動明細, 株主資本変動計算書

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    Chapter 2 貸借対照表 Section 2 貸借対照表 1.( 1 )の構造 ① ( 1 )は何を表している?    ( 1 )は、( 2 )(( 3 ))における、企業の( 4 )(( 5 ))※1 を表す( 6 )である。   ( 7 )(( 8 ))ともいう。 【板書】( 1 )のイメージ                ( 1 )                   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー      l            l           l      l            l           l      l            l   ( 10 )    l → 借金      l   ( 9 )     l           l      l            l           l  財産 ← l            lーーーーーーーーーーーl      l            l           l      l            l           l      l            l   ( 11 )    l → 自分のお金      l            l           l      l            l           l      ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー              ( 4 )を表す      【参考】※1 ( 4 )とは、会計理論上、企業活動に必要な資金をどのように集めてきたか(( 12 )→( 13 ))と、その資金ををどのような( 9 )を どのような( 9 )に投下したか(( 14 )→( 9 ))を表す概念となる。 ② ( 1 )の例    ( 1 )の具体例は次のようになる。以下、この具体例をもとに各項目について説明をしていく。                    ( 1 )                  (X2年3月31日現在)          (単位:千円)    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l       ( 15  )の部      l       ( 16  )の部     l    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l ( 17 )              l ( 18 )             l    l  現金及び預金       25,000  l  支払手形         30,000 l    l  受取手形    100,000      l   買掛金          35,000 l    l   貸倒引当金   △5,000  95,000 l   短期借入金        18,000 l    l  売掛金      60,000      l   その他( 18 )      6,800 l    l   貸倒引当金   △3,000  57,000 l   ( 18 )合計      89,800 l    l  有価証券          15,000 l ( 19 )              l    l  商品            50,000 l  社債            75,000 l    l  短期貸付金    10,000      l  長期借入金         40,000 l    l   貸倒引当金   △500   9,500 l  ( 19 )合計       115,000 l    l  その他( 17 )       1,500 l   ( 16 )合計      204,800 l    l   ( 17 )合計      253,000 lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l ( 20 )               l       ( 21 )        l    l   (( 22 ))            lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l  建物       60,000      l 株主資本              l    l   減価償却累計額 △27,000  33,000 l   資本金          100,000 l    l  車両運搬具    5,000      l   ( 23 )             l    l   減価償却累計額 △1,500  3,500 l    資本準備金       15,000 l    l  土地            30,000 l    その他( 23 )      5,000 l    l  建設仮勘定         5,000 l  ( 23 )合計       20,000 l    l   (( 24 ))            l  ( 25 )             l    l  特許権           4,000 l   利益準備金        7,000 l    l   (( 26 ))            l   その他( 25 )         l    l  投資有価証券        6,000 l    任意積立金       3,500 l    l  長期貸付金     5,000      l     繰越利益剰余金     5,000 l    l   貸倒引当金   △200   4,800 l   ( 25 )合計      15,500 l    l    ( 20 )合計     86,300 l   自己株式        △ 1,000 l    l                    l    株主資本合計     134,500 l    l                    l     ( 21 )合計    134,500 l    lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l    l   ( 15 )合計      339,300 l  ( 16 )・( 21 )合計  339,300 l    lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーl    ※借方の合計額と貸方の合計額は必ず一致する。  

    貸借対照表, ある時点, 通常は事業年度末, 財政状態, 財産の状態, 財務諸表, バランスシート, Balance Sheet:B/S, 資産, 負債, 純資産, 調達源泉, 負債・純資産, 運用形態

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    Chapter 2 財務諸表概論 Section 2 貸借対照表 2.資産の部    ( 1 )(( 2 ))などから調達した( 3 )(( 4 )などのこと)、( 5 )から調達した( 6 )をどのように運用したかという   ( 7 )が( 8 )※2になる。まずは、企業が保有している( 9 )というイメージを持っておく。    ( 8 )の部は「( 10 )」と「( 11 )」に分類される※3。 ① ( 10 )    ( 10 )とは、( 12 )や( 13 )、さらに企業が( 14 )に( 15 )すると想定される( 16 )のことをいう。 【板書】( 10 )           貸借対照表(一部) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l ( 8 )の部 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l  ( 10 ) l   ① ( 12 )及び( 13 )              25,000 l   ② ( 17 )            100,000 l    ⑦ ( 18 )           △5,000      95,000 l   ③ ( 19 )             60,000 l    ⑦ ( 18 )           △3,000      57,000 l   ④ ( 20 )                      15,000 l   ⑤ ( 21 )                      50,000 l   ⑥ ( 22 )             10,000 l    ⑦ ( 23 )            △ 500      9,500 l    その他( 10 )                    1,500 l      ( 10 )合計                  253,000  ① ( 12 )及び( 13 )    企業の保有する( 12 )および( 13 )の額     ・( 12 ):硬貨および紙幣、小口現金など     ・( 13 ):普通預金、当座預金など  ② ( 17 )    主たる営業取引(商品販売など)を行ったが、代金が未収の場合に、その未収分(取引先に対する債権)のうち「手形※4」として受け取った額  ③ ( 19 )    主たる営業取引(商品売買など)を行ったが、代金が未収の場合に、その未収分(取引先に対する債権)の金額  ④ ( 20 )    企業が保有する有価証券(株式、債券など)のうち、売買目的有価証券※5および決算日の翌日から1年以内に満期の到来する車載その他債権の合計額  ⑤ ( 21 )    物品の仕入れおよび販売を主たる営業取引とする企業(小売業や卸売業が該当)の、期末における未販売の商品の在庫に相当する金額  ⑥ ( 22 )    企業が、取引先などの他企業に貸し付けている資金のうち、決算日の翌日から1年以内に回収予定のもの  ⑦ ( 18 )    売上債権(売掛金、受取手形)、貸付金などの金銭債権について、将来、貸倒れ(倒産などによる回収不能)となる可能性がある場合、貸倒れとなる    金額をあらかじめ見積もったうえで、決算時点における費用として処理した際に計上される額   ※貸借対照表上に表示される売上債権などは貸倒れの可能性を含んでいる名目上の価値であり、そこから( 18 )を控除した額が、実質的な    売上債権などの価値となる。→ ( 18 )は、貸借対照表の( 8 )の部に( 23 )として表示する 【アドバイス】※2 ひとくちに資産といっても色々な資産がある。名称と内容を覚えることも大事ですが、いきなりすべてを覚えようとせず、勉強が進むなかで 徐々に覚えるようにする。 【発展】※3 資本は本来、( 10 )、( 11 )、( 27 )の3つに分類される。( 27 )は極めて特殊な会計的資産であるため、ここでは説明を割愛する。 【用語】※4 手形:( 1 )と( 24 )の間で、一定の期日に一定の金額を支払うために取り交わされる( 25 )のこと。 【用語】※5 ( 26 ):短期的に売買してもうけを狙う( 20 )のこと。

    債権者, 金融機関や取引先, 負債, 借金, 株主, 純資産, 運用結果, 資産, 財産, 流動資産, 固定資産, 現金, 預金, 比較的短期間, 現金化, 諸資産, 受取手形, 貸倒引当金, 売掛金, 有価証券, 商品, 短期貸付金, 負(価値のマイナス), 債務者, 証券, 売買目的有価証券, 繰延資産

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    Chapter 2 財務諸表概論 Section 2 貸借対照表 2.資産の部 ② ( 1 )    ( 1 )とは、企業が( 2 )保有し、使用する資産等をいい、( 3 )、( 4 )、( 5 )の3つに分類される。  ❶ ( 3 )※6    ( 3 )とは、文字どおり、形のある( 1 )のことである。 【板書】( 3 )           貸借対照表(一部) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l ( 1 ) l  (( 3 )) l  ① ( 6 )        60,000 l   ⑤ ( 10 )      △ 27,000     33,000 l  ② ( 7 )         5,000 l   ⑤ ( 10 )      △ 1,500      3,500 l  ③ ( 8 )                 30,000 l  ④ ( 9 )                 5,000 【アドバイス】※6 各資産が、どのグループに属するかも(最終的には)覚えましょう。(例:現金および預金→流動資産、建物→有形固定資産) 【用語】※7 ( 11 ):( 1 )は、企業活動で使用することで( 12 )に貢献する。また、土地以外の( 1 )は、使用することや時の経過によって       老朽化し、徐々にその価値が減少する。そこで、決算において、土地以外の( 1 )の( 13 )をその使用する各期間に「( 14 )」       として計上し、( 1 )の価値を減少させていく必要がある。この手続きを「( 11 )」といい、( 11 )によって生じる費用を       ( 15 )という。 【発展】※8 ( 8 )は、完成と同時に( 6 )などの他の科目に振り替える。  ❷ ( 4 )、( 5 )    ( 4 )とは、「権利」のような形のない資産のことである。 【板書】( 4 )、( 5 )           貸借対照表(一部) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l ①(( 4 )) l   特許権               4,000 l ②(( 5 )) l   投資有価証券            6,000 l   長期貸付金     5,000 l    貸倒引当金    △200      4,800 l     ( 1 )合計          86,300 l    資産合計            339,300 ①( 4 )   具体的な形態をもたない資産   ☆特許権や( 16 )などの法律上の権利など ②( 5 )   投資有価証券、長期貸付金などの( 17 )のこと ※特許権や( 16 )などの「( 18 )」については、下巻の経営法務の科目で学習する。

    固定資産, 長期にわたり, 有形固定資産, 無形固定資産, 投資その他の資産, 建物, 車両運搬具, 土地, 建設仮勘定, 減価償却累計額, 減価償却, 収益獲得, 取得価格, 費用, 減価償却費, 実用新案権, 投資資産, 知的財産権

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    Chapter 2 財務書状概論 Section 2 貸借対照表 3.負債の部 ① 負債の部    企業の( 1 )のうち、銀行や取引先などの( 2 )(簡単にいうと、お金を貸している人)から( 3 )した資金(( 4 ))が( 5 )である。   つまり、( 6 )から( 7 )を差し引いた残りが( 5 )となる。    ( 5 )は、原則として( 2 )に返済しなければならないことから、( 8 )ともいう。まずは、企業の( 9 )というイメージをもっておく。    ( 5 )の部は、「( 10 )」と「( 11 )」に分類される※9。 【アドバイス】※9 ( 6 )を( 12 )と( 13 )に分類したこととまったく同じ視点(短期的なものなのか?、長期的なものなのか?)で( 5 )を ( 10 )と( 11 )に分類する。 【板書】( 5 )の部             貸借対照表(一部) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l( 5 )の部                   l ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l ① ( 10 )                   l    l    支払手形              30,000 l    l    買掛金               35,000 l    l    短期借入金             18,000 l    l    その他( 10 )           6,800 l    l     ( 10 )合計           89,800 l    l ②( 11 )                   l    l    社債                75,000 l    l    長期借入金              40,000 l    l     ( 11 )合計           115,000 l    l      ( 5 )合計         204,800 l ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  ① ( 10 )    企業が比較的( 14 )に現金で支払うと想定される諸負債のこと    ・支払手形:主たる営業取引(商品購入)を行ったが、代金が未払いの場合に、その未払分(仕入先に対する債務)のうち「手形」として     振り出した額    ・買掛金:主たる営業取引(商品購入)を行ったが、代金が未払いの場合に、その未払分(仕入先に対する債務)の金額    ・短期借入金:金融機関等からの借入金のうち、決算日の翌日から1年以内に返済義務のあるものの金額  ② ( 11 )    返済義務が1年を超える(1年以内に返済しない)諸負債のこと    ・社債:会社が長期資金を調達するために不特定多数の個人や法人に対して発行する有価証券など    ・長期借入金:金融機関などからの借入金のうち、決算日の翌日から1年を超えた日に返済義務のあるものの金額 ② ( 15 )の部    企業の( 1 )のうち、主として( 16 )から( 3 )した資金( 4 )から( 5 )を差し引いた残りが( 15 )となる。   返済する必要がないことから、( 17 )ともいう。 【板書】( 15 )の部          貸借対照表(一部) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l ( 15 )の部                 l ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l ① ( 18 )                   l    l  ② ( 19 )         100,000    l    l  ③ ( 20 )                 l    l    資本準備金         15,000    l    l    その他( 20 )      5,000    l    l   ( 20 )合計        20,000    l    l  ④ ( 21 )                 l    l    利益準備金          7,000    l    l    その他( 21 )             l    l     任意積立金         3,500    l    l     繰越利益剰余金       5,000    l    l    ( 21 )合計        15,500    l    l  ⑤ ( 22 )          △1,000    l    l     株主資本合計       134,500   l    l      純資産合計       134,500   l    l      負債・純資産合計    339,300   l ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  ①( 18 )    純資産のうち、株主からの出資額(資本金など)と、その出資額を元手に事業を行って得た「もうけ」である利益の蓄積    (繰越利益剰余金など)で構成される  ②( 19 )    会社財産を確保するための基準となる一定額、つまり、「事業の元手」のこと  ③( 20 )    株主などからの出資額、おおまかにいえば資本金以外の「事業の元手」  ④( 21 )    企業活動によって生じた純資産の額のこと  ⑤( 22 )    自社が発行した株式を市場などから取得したもの

    資金調達, 債権者, 調達, 資本, 負債, 資産(総資産), 純資産, 他人資本, 支払い義務, 流動負債, 固定負債, 流動資産, 固定資産, 短期間, 純資産, 株主, 自己資本, 株主資本, 資本金, 資本剰余金, 利益剰余金, 自己株式

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    Chapter 2 財務諸表概論 Section 3 損益計算書 【ポイント】  ① 収益、費用の分類を押さえる。  ② 5つの利益を覚える  ③ 収益、費用の構成要素の内容を徐々に覚える。 1.( 1 )の構造 ① ( 1 )は何を表している?    ( 1 )(( 2 ))は、一定期間(通常は1事業年度)における、企業の( 3 )( 4 )を表す( 5 )である。   ( 6 )(( 7 ))または( 8 )(( 9 ))を表すことから、( 2 )という略称が用いられる※1。 【板書】( 1 )のイメージ      ( 1 )→( 2 )という ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l                     l l       ( 10 )          l ⇒ ( 13 ) l                     l ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l                     l l       ( 11 )          l ⇒( 14 ) l                      l ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l                     l l       ( 12 )          l ⇒( 15 ) l                     l ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     ※企業の( 3 )を表す 【参考】※1 ( 1 )は、日本やイギリスでは( 16 )とよばれるが、アメリカでは( 17 )とよばれる違いがある。 【アドバイス】※2 ( 1 )は、貸借対照表と異なり、( 10 )・( 11 )を基本的に1列で配列するイメージをもっておく。(貸借対照表は2列)。 ② ( 1 )の例    ( 1 )の具体例は次のようになる。以下、この具体例をもとに各項目について説明をする。             ( 1 )         x1年4月1日からx2年3月31日      (単位:千円)  ( 18 )                     Ⓐ  400,000    ( 19 )    機種商品棚卸高        ①   70,000    当期商品仕入高        ②   260,000      合 計             330,000    期末商品棚卸高        ③   50,000  Ⓑ 280,000 ← ①+②-③     ( 20 )                   © 120,000 ← Ⓐ-Ⓑ  ( 21 )    人件費            ④   30,000     減価償却費          ⑤   3,200    その他販管費         ⑥   66,000  Ⓓ 100,000 ← ④+⑤+⑥     ( 22 )                   Ⓔ  20,000 ← ©-Ⓓ ( 23 )    受取利息・配当金            4,000  Ⓕ  4,000 ( 24 )    支払利息               10,000  Ⓖ  10,000     ( 25 )                   Ⓗ  14,000 ← Ⓔ+Ⓕ-Ⓖ ( 26 )                       Ⓘ   1,000 ( 27 )                       Ⓙ  10,000     ( 28 )                   Ⓚ   5,000 ← Ⓗ+Ⓘ-Ⓙ    法人税、住民税及び事業税            Ⓛ   2,000     ( 29 )                   Ⓜ  3,000 ← Ⓚ-Ⓛ

    損益計算書, P/L, 経営成績, 収益、費用、利益・損失, 財務諸表, Profit, 利益, Loss, 損失, 収益, △費用, 利益, 得たお金, 使ったお金, 利益, Profit and loss statement, Income statement, 売上高, 売上原価, 売上総利益, 販管費及び一般管理費, 営業利益, 営業外収益, 営業外費用, 経常利益, 特別利益, 特別損失, 税引前当期純利益, 当期純利益

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    Chapter 2 財務諸表概論 Section 3 損益計算書 2.( 1 )の内容    以下、( 1 )の段階ごとに各項目を見ていく。基本的には、( 2 )は( 3 )から( 4 )を差し引くことで求められる。   計算の対象となる( 3 )・( 4 )の性格に応じて、( 2 )は、①( 5 )、②( 6 )、③( 7 )、④( 8 )、⑤( 9 )の   5つに分類できる※3。   ① ( 5 )まで    ( 5 )までの内容を見てみよう。 【板書】( 5 )まで           損益計算書(一部)  ①( 10 )            400,000  ②( 11 )     期首商品棚卸高   70,000     当期商品仕入高   260,000      合 計      330,000     期末商品棚卸高   50,000  280,000     ③( 5 )          120,000        ・            ・        ・            ・        ・            ・   ①( 10 )     企業の本来の( 12 )の成果であり、商品(製品)の販売額やサービスの提供額   ②( 11 )     売上高を獲得するために企業が購入した商品(製品)などの原価   ③( 12 )※4     ( 10 )から( 11 )を差し引いた利益 【アドバイス】※3 ( 1 )も、貸借対照表同様、各収益・費用がどのグループに属するかも(最終的には)覚える。 (例:減価償却費 → 販売費及び一般管理費、支払利息 → 営業外費用) 【発展】※4 ( 12 )は、( 13 )ともよばれる。   ②( 6 )まで    ( 6 )までの内容を見てみよう。 【板書】( 6 )まで                   損益計算書(一部)     ①( 14 )      人件費        30,000      減価償却費      3,200      その他販管費     66,800   100,000       ②( 6 )           20,000          ・             ・          ・             ・          ・             ・   ①( 14 )     本来の( 12 )にかかわる( 15 )や( 16 )に関して発生した費用   ※( 14 )には次のような項目がある    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     ( 17 ) l 従業員の給与    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     ( 18 ) l 出張旅費など    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     ( 19 ) l 広告活動の費用    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     ( 20 ) l 事務所などの家賃    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     ( 21 ) l 事務所など( 22 )の償却費    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   ②( 6 )     ( 5 )から( 14 )を差し引いた利益   ※企業の( 12 )の成果、つまり( 23 )から得られる利益

    損益計算書, 利益, 収益, 費用, 売上総利益, 営業利益, 経常利益, 税引前当期純利益, 当期純利益, 売上高, 売上原価, 営業活動, 粗利益, 販売費及び一般管理費(販管費), 販売業務, 管理業務, 給料, 旅費交通費, 広告宣伝費, 支払家賃, 減価償却費, 営業用有形固定資産, 本業

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    Chapter 2 財務諸表概論 Section 3 損益計算書     2.( 1 )の内容   ③( 2 )まで     ( 2 )までの内容を見てみよう。 【板書】( 2 )まで           損益計算書(一部)  ①( 3 )     受取利息・配当金       4,000   4,000  ②( 4 )     支払利息           10,000   10,000      ③( 2 )               14,000      ・                   ・      ・                   ・      ・                   ・   ①( 3 )    企業本来の( 5 )の活動(主に( 6 )※5)から生じる( 7 )(( 8 ))    ・受取利息:預金・貸付金の利息    ・受取配当金:他社株式の配当金  ②( 4 )    企業本来の( 5 )の活動(主に( 6 ))から生じる( 9 )    ・支払利息:借入金の利息  ③( 2 )    ( 10 )に( 3 )を加え、( 4 )を差し引いた利益    ※( 11 )な(通常の)( 12 )に基づく( 8 ) 【用語】※5 ( 6 ):資金の借入や返済、株主からの資金調達や配当の支払のこと。

    損益計算書, 経常利益, 営業外収益, 営業外費用, 営業活動以外, 財務活動, 収益, 利益, 費用, 営業利益, 経常的, 経営活動

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    Chapter 2 財務諸表概論 Section 3 損益計算書     2.( 1 )の内容   ④ ( 2 )まで   ( 2 )までの内容を見てみよう。              損益計算書(一部)   ①( 3 )               1,000   ②( 4 )               10,000     ③( 2 )             5,000        ・               ・        ・               ・        ・               ・   ①( 3 )     ( 5 )ではなく、( 6 )・( 7 )に発生した( 8 )      たとえば、( 9 ):固定資産を売って得た利益   ②( 4 )     ( 5 )ではなく、( 6 )・( 7 )に発生した( 10 )      たとえば、( 11 ):固定資産を売ったことによる損失           ( 12 ):災害による損失   ③( 2 )     ( 13 )に( 3 )を加え、( 4 )を差し引いた( 8 )     ※( 14 )、( 15 )及び( 16 )を支払う前段階の( 8 )   ⑤( 17 )まで     最後に、( 17 )までの内容を見てみよう。 【板書】( 17 )まで          損益計算書(一部)    ( 2 )                5,000   ①( 18 )               2,000   ②( 17 )               3,000   ①( 18 )     企業のもうけ(( 19 ))に対して課税される税金   ②( 17 )     ( 2 )から( 18 )を差し引いた利益     つまり、最終的なもうけ!

    損益計算書, 税引前当期純利益, 特別利益, 特別損失, 経常的, 臨時, 例外的, 利益, 固定資産売却益, 損失, 固定資産売却損, 災害損失, 経常利益, 法人税, 住民税, 事業税, 当期純利益, 法人税、住民税及び事業税, 課税所得

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    Chapter 2 財務諸表概論 Section 3 損益計算書 【ミニテスト】 貸借対照表は、資産・負債を構成要素とする。 売掛金は流動資産に分類される。 固定資産は、有形固定資産、無形固定資産を構成要素とする。 建物は有形固定資産に分類される。 負債は流動負債、固定負債を構成要素とする。 資本金や繰越利益剰余金は、純資産に分類される。 損益計算書は、収益・費用を売上高、売上原価、販売費及び一般管理費、営業外収益、営業外費用、特別利益、特別損失の7項目に分類する。 損益計算書で計算される利益は、売上総利益、営業利益、税引前当期純利益、当期純利益の4つがある。 営業利益は、売上高と売上原価の差額で計算される。 支払利息は販売費及び一般管理費に分類される。

    ✖, 〇, ✖, 〇, 〇, 〇, 〇, ✖, ✖, ✖

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    Chapter 3 経営分析 Section 1 経営分析の基本 【ポイント】  ① 経営分析で重要である「収益性」、「効率性」、「安全性」という3つの視点を押さえる。  ② 経営分析において使用される資本項目や損益項目を押さえる。 1.経営分析とは    ここでは、( 1 )を行うにあたって前提となる事項について学習する。   ( 1 )※1 とは、( 2 )の数値を用いて計算・分析し、企業の( 3 )の状況を把握する手法をいう。( 1 )の手法を用いることにより、   企業の状況をより深く理解することができるようになる※2。    ( 1 )は、その目的によって、次のように分類される。 【板書】( 4 )※3  ◆( 5 ):企業のもうける力を判定する          ・・・・・Section 2 で説明  ◆( 6 ):資本を使って売り上げを獲得する力を判定する  ・・・・・Section 3 で説明  ◆( 7 ):企業の支払能力などを判定する         ・・・・・Section 4 で説明  ◆( 8 )   など  ※さまざまな比率を計算して企業の状況をより理解できる!(画像参照)    ( 1 )の基本は比較である。そこで、試験対策上、習得すべき内容は、各指標の①( 9 )と、②比較したときの( 10 )(計算数値の大きい   方がいい指標か、小さい方がいい指標か)になる※4。 【アドバイス】※1 ( 1 )は( 11 )、( 12 )、( 13 )とよばれることもあるが、本章では、明示されている診断士試験の試験内容に従って( 1 )とよぶ。 【アドバイス】※2 ( 1 )は、1次・2次試験ともに再頻出の領域となる。数値の計算のみならず、良否判断も求められるので、指標がもつ意味合いも含めて覚えておく。 【アドバイス】※3 試験対策としては、( 14 )、( 15 )、( 16 )が特に重要で、1次試験、2次試験ともに毎回のように出題されている。 【アドバイス】※4 試験対策上、各指標の計算と( 10 )を徹底的に覚える。うろ覚えではなく、速く正確に計算や判断ができるようにする。

    経営分析, 財務諸表, 収益性等, 分析目標, 収益性分析, 効率性分析, 安全性分析, 生産性分析, 計算方法, 優劣判断, 財務分析, 財務比率分析, 財務諸表分析, 収益性, 効率性, 安全性

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    Chapter 3 経営分析 Section 1 経営分析の基本 2.経営分析において使用される資本項目    経営分析において使用される資本項目には、次のものがある。 【板書】資本項目   ①( 1 )※5     経営活動を行うために調達したすべての資本のこと      ( 1 )=( 2 )+( 3 )      ( 1 )=( 4 )  ②( 5 )    経営活動のために稼働している資本のこと    ☆以下の計算式により( 6 )の「( 7 )」の数値から導く      ( 5 )=( 8 )+( 9 )-( 10 )-( 11 )  ③( 12 )※6    ( 6 )上における( 13 )から( 14 )を差し引いた額のこと 【アドバイス】※6 ( 12 )はよく用いられる概念となるので、しっかり覚える。また、( 14 )は最初のうちは考慮に入れなくてもよい。 3.経営分析において使用される損益項目    経営分析において使用される損益項目には、次のものがある。 【板書】損益項目  ①( 15 )    ( 16 )による成果に( 17 )による成果を加えた利益のこと     ☆以下の計算式によって( 18 )から導く     ( 15 )=( 19 )+( 20 )・( 21 )  ②( 22 )    ( 23 ) による資金調達に伴って発生するコスト     ☆以下の計算式によって( 18 )から導く     ( 22 )=( 24 )+( 25 )   次のSection 2 ~ 4 でゃ、具体的な経営指標を説明していく。各指標の計算例の数値は、17ページの貸借対照表と26ページの損益計算書の  数値を使用するので、学習の際に確認する。

    総資本, 純資産, 負債, 総資産, 経営資本, 貸借対照表, 資産, 流動資産, 固定資産, 建設仮勘定, 投資その他資産, 自己資本, 純資産の部, 新株予約権, 事業利益, 営業活動, 財務活動, 損益計算書, 営業利益, 受取利息, 配当金, 金融費用, 他人資本, 支払利息, 社債利息

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    Chapter 3 経営分析 Section 2 収益性分析      【ポイント】  ① 収益性指標の式(分子と分母)を正確に覚え、計算できるようにする。  ② 収益性指標が高い方が良好か、低い方が良好かを押さえる。 1.収益性分析とは※1    ( 1 )とは、企業の( 2 )のことをいう。企業の( 3 )(( 4 )という)のためには、利益の獲得は不可欠である。( 5 )とは、   企業の( 2 )(もうける力)を判断するための分析手法であり、経営分析の基盤ともいえるものである。    ここでは、( 5 )の代表的な指標を学習する。 【アドバイス】※1 ( 5 )は試験攻略上、大変重要な論点になるので、しっかり学習する。   ①( 5 )の意義と体系     ( 5 )とは、企業の( 2 )(もうける力)の分析のことをいう。     ( 2 )は、投下した資本に対してどれほどの利益を獲得しているかを表すものであり、いくつかの公式を利用し( 6 )から導く。    利益を絶対額ではなく( 7 )として見ることで、企業規模が異なっていても比較が可能になる。     ( 5 )の出発点は( 8 )であり、それは( 9 )と( 10 )に分解される。 【板書】( 5 )の体系                 lーーー( 9 )  ( 5 )ーーー( 8 )ーーー l                 lーーー( 10 )  ( 8 )=( 9 ) ✖ ( 10 )          ↓  ( 11 ) / ( 12 )=( 11 )/( 13 ) ✖ ( 13 )/( 12 )  ☆「もうける力」を見る! 2.( 14 )(( 15 ):( 16 ))    ( 14 )は、投下した( 12 )(( 17 ))に対してどれだけの( 11 )(( 18 ))を獲得したか(( 12 )から( 11 )を獲得する能力)   を表しており、企業の( 19 )を表す指標である。    ( 14 )は、( 20 )ほうが望ましく※2、この指標を高めるためには、分母の( 12 )(( 21 )、( 22 ))を減らすか、または   分子の(( 23 )、( 24 )、( 25 ))を増やすことになる。    ( 14 )には、資本概念、利益概念のとらえ方によっていくつかの指標があり、代表的な指標を以下に示す※3。

    収益性, 利益獲得能力, 成長発展, ゴーイングコンサーン, 収益性分析, 財務諸表, 比率, 資本利益率, 売上高利益率, 資本回転率, 利益, 資本, 売上高, 資本利益率, ROI, Return On Investment, Investment, Return, 総合的な収益性, 高い, 総資本, 経営資本, 経常利益, 営業利益, 事業利益

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    Chapter 3 経営分析 Section 2 収益性分析 2.( 1 )(( 2 ):( 3 ))   ①( 4 )    企業が( 5 )(( 6 ))を使って経営活動を行った結果、どれだけの( 7 )を上げたかを示す指標である。 【板書】( 4 )※3 ( 4 )(%)=( 7 )/( 5 )✖ 100    ( 7 )=損益計算書における( 7 )    ( 5 )=貸借対照表上における( 8 )と( 9 )の合計額    ※分子を( 10 )にすれば、( 11 )となる。 ◆計算例 ( 4 )(%)= 14,000 / 339,300 ✖ 100 = 4.12・・・≒ 4.1 %   ☆高い方が望ましい 【参考】※3 ( 1 )は、( 12 )を高めるか、( 13 )を高めることにより良化することができる。 【過去問】※4 ・〇か✖で答えよ 総資本は前期 300、当期 320、当期 20 であった。当期は前期に比べ、総資本経常利益率は悪化した。(H14-6改題) ・解答:( 14 )    ②( 15 )※5(( 16 ):( 17 ))      ( 18 )または( 19 )ともいう。      分母を自己資本にすることで、株主が自分で出資した資本でどれだけの利益を獲得したかを示す指標である。 【板書】( 15 )  ( 15 )(%)= ( 20 )/( 21 )✖ 100  ( 20 )= 損益計算書末尾の( 20 )  ( 21 )= 貸借対照表上における( 9 )から( 22 )を差し引いた額 ◆計算例 ( 15 )(%)= 3,000 / 134,500 ✖ 100 = 2.23 ・・・≒ 2.2(%)    ☆高い方が望ましい 【アドバイス】※5 ( 15 )は( 16 )という名称でも出題されていので、押さえておく。

    資本利益率, ROI, Return On Investment, 総資本経常利益率, 総資本, 総資産, 経常利益, 負債の部, 純資産の部, 営業利益, 総資本営業利益率, 売上高利益率, 資本回転率, 〇, 自己資本利益率, ROE, Return On Equity, 自己資本当期純利益率, 株主資本利益率, 当期純利益, 自己資本, 新株予約権

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    Chapter 3 経営分析 Section 2 収益性分析 3.( 1 )※6    企業の総合的な収益性を表す資本利益率は、( 1 )と( 2 )に分解できる。つまり、( 1 )は資本利益率の構成要素のひとつであり、   ( 1 )を向上させれば資本利益率も向上する(逆に、( 1 )が悪化すれば、資本利益率も悪化する)。 【板書】( 1 )  ( 1 )   売上高に対する利益の割合(売上から利益を獲得する能力)   ☆原則、高い方が望ましい   ( 1 )=( 3 )/( 4 )   ( 3 ):損益計算書の各( 3 )を用いる   ( 4 ):損益計算書の( 4 )を用いる  ( 1 )の代表的な指標は、以下の通りである。   ①( 5 )※7     売上高に対する( 6 )の割合である。( 7 )ともいう。    企業が提供している商品・製品、サービスそのものの( 8 )を表す指標である。 【板書】( 5 )  ( 5 )(%)=( 6 )/( 4 )✖ 100  ( 6 )=( 4 )-( 9 )    ※( 9 )を減らせば( 6 )が増えることになり、( 5 )が向上する  ◆計算例   ( 5 )(%)= 120,000 / 400,000 ✖ 100 = 30(%)    ☆高い方が望ましい 【発展】※7 ( 5 )は、付加価値が高い製品・サービスを提供している企業ほど、数値が高い傾向にある。   ②( 10 )     売上高に対する( 11 )の割合である。企業の本業による( 8 )を表す指標である。 【板書】( 10 )※8  ( 10 )(%)=( 11 )/( 4 )✖ 100  ( 11 )=( 4 )ー( 9 )ー( 12 )  ※( 12 )(および( 9 ))を減らせば( 11 )が増えることになり、( 10 )が向上する ◆計算例 ( 10 )(%)= 20,000 / 400,000 ✖ 100 = 5(%)   ☆高い方が望ましい 【過去問】※8 ・〇か✖で答えよ A社とB社を比較すると、売上高は A社 1,200、B社 1,000、営業利益は A社 120、B社 110 である。A社は、 B社に比べ、 売上高営業利益率は良好である。(H23-9改題) ・解答:( 13 )   ③( 14 )    売上高に対する( 15 )の割合である。( 16 )も含めた企業の通常の( 17 )による( 8 )を表す指標である。   企業の総合的な( 8 )を表す指標ともいえる※9。 【板書】( 14 )※10 ( 14 )(%)=( 15 )/( 4 )✖ 100 ( 15 )=( 4 )ー( 9 )ー( 12 )+(( 18 )ー( 19 ))  ※( 18 )を増やすか( 19 )(および( 9 )、( 12 ))を減らせば( 15 )が増えることになり、( 14 )が向上する ◆計算例 ( 14 )(%)= 14,000 / 400,000 ✖ 100 = 3.5(%)   ☆高い方が望ましい 【アドバイス】※9 試験攻略上は、特に( 20 )が加味された( 21 )であるととらえておく。 【過去問】※10 ・〇か✖で答えよ 売上高は前期 300、当期は 350、経常利益は前期 30、当期 20であった。当期は、前期に比べ、売上経常利益率は悪化した。(H14-6改題) ・解答:( 22 )

    売上高利益率, 資本回転率, 利益, 売上高, 売上高総利益率, 売上総利益率, 粗利益率, 収益性, 売上原価, 売上高営業利益率, 営業利益, 販売費及び一般管理費, ✖, 売上高経常利益率, 経常利益, 財務活動, 経営活動, 営業外収益, 営業外費用, 支払利息, 収益性指標, 〇

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    Chapter 3 経営分析 Section 3 効率性分析(回転率) 【ポイント】  ① 効率性指標の式(分子と分母)を正確に覚え、計算できるようにする。  ② 効率性指標が高い方が良好か、低い方が良好かを押さえる。 1.( 1 )とは※1    ( 1 )(( 2 )ともいう)とは、( 3 )の( 4 )の分析であり、( 5 )をはじめとする各種の( 6 )で分析する。    企業の総合的な収益性を表す( 7 )は、( 8 )と( 5 )に分解できる。したがって、( 5 )は( 7 )の構成要素の1つであり、   ( 5 )を向上させれば( 7 )を向上できる(逆に、( 5 )が悪化すれば、( 7 )も悪化する)。    ( 5 )は、資本の( 9 )(資本から売上を獲得する能力)を示す指標であり、少ない資本で多くの売上高が獲得されていれば( 6 )は   高くなり、資本の( 9 )が高いと判断できる※2。 【アドバイス】※1 ( 1 )は試験攻略上、大変重要な論点になるので、しっかりと学習する。 【アドバイス】※2 ( 10 )は、簡単にいうと資産から売上を獲得する能力のことである。   ①( 1 )の意義と体系    ( 10 )の分析は、事業に使用している資産(( 11 ))の数値と、その資産を使って獲得した売上高などの成果(( 12 ))の数値を   使った( 6 )で表すことが一般的である。 【板書】( 6 ) ( 6 ):( 3 )の( 4 )の分析      ☆原則、高い方が望ましい ( 6 )= 売上高 / 資本  ( 分子 ➡ ( 12 )の売上高を用いる、分母 ➡ ( 11 )の各資産を用いる)  ( 6 )の分析は、まず( 13 )の分析から出発し、( 13 )が低いときには、( 14 )の( 6 )についても検討を加え、  ( 13 )が低い要因が主にどこにあるのかを明らかにする。 2.( 1 )(( 6 ))    主な( 6 )の指標は以下のとおりである。なお、単位は「回」になる(「 x 100 」は使わない)※3。   ①( 13 )(( 15 ))     ( 16 )(( 17 ))をどの程度効率的に使って売上高を獲得しているかを表す指標である。    この指標が「1回」であれば、( 16 )をちょうど1回使って、同額の売上高を獲得した、という意味になる。 【板書】( 13 )※4 ( 13 )(回)= ( 18 )/( 16 ) ◆計算例 ( 13 )(回)= 400,000 / 339,300 = 1.17 ・・・≒ 1.2(回)          ☆高い方が望ましい 【アドバイス】※3 ( 19 )は、他の指標と異なり、単位が「%」ではなく「回」であることに注意する。 【過去問】※4 ・〇か✖で答えよ A社とB社を比較すると、総資本は A社 800、B社 600、売上高は A社 1,200 、B社 1,000 である。A社は、B社に比べ、資本回転率は良好である。(H23-9改題) ・解答:( 20 )   ②( 21 )     ( 22 )の( 10 )を測る指標であるが、( 22 )の( 23 )も表す。この指標が高ければ、( 22 )の( 23 )が良好である    ことを意味するため、( 24 )の状況も測ることもできる。 【板書】( 21 )※5 ( 21 )(回)= ( 18 )/( 22 )※6 ( 22 )= ( 25 )+( 26 )ー( 27 ) ◆計算例 ( 21 )(回)= 400,000 / ( 95,000 + 57,000 )= 2.63・・・ ≒ 2.6(回)          ☆高い方が望ましい 【過去問】※5 ・〇か✖で答えよ 受取手形:前期 20、当期 90、 売上高:前期 300、当期 350  当期は、前期に比べ、売上債権回転率は悪化した。(H14-6改題) ・解答:( 28 ) 【発展】※6 ( 22 )は、( 27 )がある場合、( 27 )を控除した後の数値を使う。

    効率性分析, 活動性分析, 資本(資産), 使用効率, 資本回転率, 回転率, 資本利益率, 売上高利益率, 使用効率性, 効率性, 貸借対照表, 損益計算書, 総資本回転率, 個人資産, 総資産回転率, 総資本, 総資産, 売上高, 効率性指標, ✖, 売上債権回転率, 売上債権, 回収状況, 資金繰り, 受取手形, 売掛金, 貸倒引当金, ✖

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    Chapter 3 経営分析 Section 3 効率性分析(回転率) 2.( 1 )( 2 )   ③ ( 3 )※7    ( 4 )の効率性を測る指標である。( 4 )を細分類して、分母に( 5 )/( 6 )(製造業の場合は( 5 )、流通業の場合は( 6 ))、   ( 7 )※8、( 8 )を用いることもできる。( 3 )は、( 4 )の(( 9 )( 10 ))速度を示しており、この指標が高いほど( 4 )の   ( 11 )が速いといえ、( 12 )の状況を測ることもできる。また、( 4 )は在庫なので、( 13 )の適切性も判定できる。 【板書】( 3 ) ( 3 )(回)= ( 14 )/( 4 ) ( 4 )= ( 15 )の( 4 ) ◆計算例 ( 14 )(回)= 400,000 / 50,000 = 8(回)         ☆高い方が望ましい   ④( 16 )※9     機械設備などの( 17 )の効率性を測る指標である。この指標が高ければ機械設備等の( 18 )が高く、有効に使われていることを    意味する※10。 【板書】( 16 ) ( 16 )(回)= ( 14 ) / ( 17 )   ※( 17 )の中に( 19 )があるときは、これを含まずに計算するのが一般的   ※( 17 )の数値は、( 20 )のものを用いる ◆計算例 ( 16 )(回)= 400,000 / ( 33,000+3,500+30,000 )= 6.01・・・≒ 6.0(回)         ☆高い方が望ましい 【アドバイス】※9 ( 16 )は、2次試験でよく登場するので、しっかり押さえておく。 【参考】※10 ( 17 )に限らず、分母に( 21 )を用いた( 22 )という指標もある。 【過去問】※11 ・〇か✖で答えよ 有形固定資産は、前期 130、当期 120、売上高は前期 300、当期 350 であった。当期は、前期に比べ、有形固定資産回転率は 悪化した。(H14-6改題) ・解答:( 23 )

    効率性分析, 回転率, 棚卸資産回転率, 棚卸資産, 製品, 商品, 仕掛品, 原材料, 消化, 販売, 消化速度, 資金繰り, 在庫管理, 売上高, 貸借対照表, 有形固定資産回転率, 有形固定資産, 稼働率, 建設仮勘定, 減価償却費, 固定資産, 固定資産回転率, ✖

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    Chapter 3 経営分析 Section 4 安全性(流動性)分析 【ポイント】  ① 安全性指標の式(分子と分母)を正確に覚え、計算できるようにする。  ② 安全性指標が高い方が良好か、低い方が良好かを押さえる。 1.( 1 )とは※1    ( 1 )とは企業の( 2 )や( 3 )での( 4 )を分析するための手法のことをいう。   ( 4 )が低い企業は、( 2 )の面で不安があり、倒産するリスクが高いことを意味する。 【アドバイス】※1 ( 1 )は、試験攻略上、大変重要な論点となるので、しっかり学習する。また、収益性や効率性の指標と異なり、名称から分母や分子が 判断しづらいため、式をしっかり覚える。   ①( 1 )の意義と体系     ( 4 )は、基本的には( 5 )の( 6 )と( 7 )・( 8 )のバランスによって分析する。    分析目的によって( 9 )、( 10 )、( 11 )に分類できる。 【板書】( 1 )の体系                    lーーー( 12 )          lーー( 9 )ーーーl          l           lーーー( 13 )          l          l          lーーー( 14 ) ( 1 )ーーーーlーー( 10 )ーー l          l          lーーー( 15 )          l          l          lーーー( 16 )          lーー( 11 )ーー l                    lーーー( 17 )  ❶( 9 )    企業の短期的な( 18 )と( 19 )の対応関係を分析    ◆ 分析のポイント:短期的な( 19 )(( 20 ))に対して、短期的な( 18 )が十分に確保されているか  ❷( 10 )    企業の長期的な( 21 )と( 22 )の対応関係を分析    ◆分析のポイント:企業が保有している( 23 )が、長期安定的な( 24 )でまかなわれているか  ❸( 11 )    企業の( 25 )に関する分析※    ◆分析のポイント:( 26 )における( 27 )(=( 28 ))と( 29 )(=( 30 ))への依存度はどれくらいか    ※企業の( 25 )➡ ①( 27 )(( 28 )):銀行などの( 31 )から調達した資金 = 返済が必要               ②( 29 )(( 30 )):( 32 )から調達した資金 = 原則返済不要    ※両社を比較すると、( 29 )のほうがより安全な( 33 )であるといえる

    安全性分析, 支払能力, 財務面, 安全性, 貸借対照表, 資産, 負債, 純資本, 短期安全性分析, 長期安全性分析, 資金調達構造分析, 流動比率, 当座比率, 固定比率, 固定長期適合率, 自己資本比率, 負債比率, 支払手段, 支払義務, 流動負債, 運用資産, 資金調達手段, 固定資産, 調達手段, 資本調達手段, 資本調達構造, 他人資本, 負債, 自己資本, 純資産, 債権者, 株主, 資金調達方法

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    Chapter 3 経営分析 Section 4 安全性(流動性)分析 2.( 1 )※2    ( 2 )には、以下の指標が使われる。 【アドバイス】※2 ( 1 )は、( 3 )に着目する。   ①( 4 )     ( 4 )は、短期的な( 5 )、つまり( 6 )以内に( 5 )がある( 3 )に対して、短期的な( 7 )、つまり( 5 )以内    に( 8 )できる( 9 )がどの程度確保されているかを表す指標である。 【板書】( 4 )※3 ( 4 )(%)= 253,000 / 89,800 ✖ 100 = 281.73・・・≒ 281.7(%)         ☆少なくとも100%以上必要    ( 4 )は、理想的には、( 10 )以上が望ましいが、少なくとも( 11 )以上(高い方が望ましい)あることが必要である。   ( 4 )が( 11 )以上ということは、( 3 )以上の( 12 )が確保されているということであり、原則として( 6 )以内の   ( 13 )は確保されていることを意味する。 【板書】( 4 )のイメージ <原則として良好> ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l           l          l l           l          l l           l   ( 3 )    l l           l          l l           l          l l   ( 12 )    lーーーーーーーーーー l           l l           l  ⇦ この部分だけ( 13 )(( 14 ))が超えている l           l l           l lーーーーーーーーーーーー <( 13 )不足> ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l           l          l l           l          l l           l          l l           l          l l   ( 12 )    l          l l           l   ( 3 )    l    lーーーーーーーーーーーl          l             l          l             l          l             l          l             lーーーーーーーーーーl      ⇧   この部分の( 13 )(( 14 ))が足りない 【過去問】※3 ・〇か✖で答えよ A社とB社を比較すると、流動資産はA社 500 、B社 400 、流動負債はA社 300、B社 150 である。A社は、B社に比べ流動比率は良好である。(23-9改題) ・解答:( 15 )   ②( 16 )※4     ( 16 )は、( 4 )の分子の( 12 )を、より( 17 )の高い( 18 )(( 9 )のうち、特に早期に換金できる項目)に置き換えた    指標であり、企業の( 13 )をより厳格に( 19 )するための指標である。この( 16 )は ( 11 )以上(高い方が望ましい)である    ことが望まれる。 【板書】( 16 )※5 ( 16 )(%)= ( 18 )/( 3 ) ( 18 )=( 20 )+( 21 )+( 22 )+( 23 )  ※( 21 )、( 22 )は( 24 )を控除した後の( 25 )を用いる  ◆計算例 ( 16 )(%)= ( 25,000 + 95,000 + 57,000 + 15,000 ) / 89,800 ✖ 100 = 213.80・・・≒ 213.8(%)                                       ☆( 11 )以上が望ましい   ( 16 )と( 4 )がかけ離れている場合(( 16 )は悪いが( 4 )は良い場合)、( 24 )の過剰が原因と考えられ、  将来の( 25 )を悪化させることが考えられる※6。 【アドバイス】※4 ( 16 )は、( 4 )の応用型であるととらえる。 【過去問】※5 ・〇か✖で答えよ A社とB社を比較すると、当座資産はA社 400、B社 250、流動負債はA社 300、B社 150 である。A社は、B社に比べ、当座比率は良好である。(H23-9改題) ・解答:( 26 ) 【参考】※6 ( 18 )に( 24 )が含まれていないのは、( 27 )である( 24 )の資金化は他の資産に比べて難しいため、より厳しく安全性を分析 するためである。 【板書】( 16 )のイメージ <良好な状態> ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l           l           l l           l           l l           l   ( 3 )     l l           l           l l   ( 18 )    l           l l           lーーーーーーーーーーーl l           l l           l l           l lーーーーーーーーーーーl <支払能力不足> ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l           l           l l           l           l l           l           l l   ( 18 )    l           l l           l   ( 3 )   l lーーーーーーーーーーーl           l             l           l             l           l             lーーーーーーーーーーーl <( 24 )過剰> ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l           l          l l           l          l l   ( 18 )    l   ( 3 )   l l           l          l lーーーーーーーーーーーl          l l           l          l l           lーーーーーーーーーーl l   ( 24 )    l l           l l           l lーーーーーーーーーーーl

    短期安全性, 短期安全性分析, 流動負債, 流動比率, 支払義務, 1年, 支払手段, 現金化, 流動資産, 200 %, 100 %, 流動資産, 支払能力, 資産, ✖, 当座比率, 回収可能性, 当座資産, 評価, 現金及び預金, 受取手形, 売掛金, 有価証券, 棚卸資産(在庫), 資金繰り, ✖, 在庫

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    Chapter 3 経営分析 Section 4 安全性(流動性)分析 3.( 1 )※7    ( 1 )には、以下の指標が使われる。   ①( 2 )※8     ( 2 )は、( 3 )の期間運用が行われる(すなわち( 4 )は現金化されない)( 5 )が返済義務のない( 6 )によって    どの程度カバーされているかを示す指標である。( 2 )は、( 7 )ほど資金面で安定的な( 8 )がなされていることを意味する。 【板書】( 2 )※9 ( 2 )(%)=( 5 )/( 6 ) ✖ 100        ☆( 7 )ほどよい  ◆計算例   ( 2 )(%)= 86,300 / 134,500 ✖ 100 = 64.16・・・≒ 64.2(%)  <良好な状態>   この部分だけ( 6 )に余裕がある     ⇩            ーーーーーーーーーーーー            l           l            l           l            l           l            l           l            l   ( 6 )     l lーーーーーーーーーー l            l l           l            l l           l            l l  ( 5 )     l            l l           l            l lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーl <( 6 )不足> ーーーーーーーーーーーー l           l l           l           ⇦ この部分の( 6 )が足りない l           l l   ( 5 )     l l           lーーーーーーーーーーーー l           l            l l           l            l l           l            l l           l   ( 6 )      l l           l            l lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l 【アドバイス】※7 ( 1 )は( 5 )に着目する。 【アドバイス】※8 ( 2 )は、( 7 )ほど望ましい指標であることに注目しておく。 【過去問】※9 ・〇か✖で答えよ。 A社とB社を比較すると、固定資産はA社 300、B社 200、自己資本はA社 400、B社 300、である。A社は、B社に比べ、固定比率は良好である。(H23-9改題) ・解答:( 9 )  ②( 10 )※10    ( 10 )は、( 3 )の期間運用される( 5 )が、( 11 )(( 6 )と( 12 ))によってどの程度カバーされているのかを示す指標である。       ① の( 2 )は( 6 )のみで( 5 )がカバーされているかを示すが、( 6 )のみというのは理想的ではあるものの、   現実には難しい企業が多いといえる。そこで、( 10 )は( 6 )に( 12 )を加えた水準で( 5 )のカバー率を示す(住宅を自己資金と長期の   ローンで購入するイメージ)。    ( 5 )は、長期にわたって資本が( 13 )されるため、その調達源泉は( 11 )であるべきであり、( 10 )は、100%以下   (( 7 )ほど望ましい)であることが必要になる。 【板書】( 10 )※11  ( 10 )(%)= ( 5 )/( 6 )+( 12 ) ✖ 100 ◆計算例 ( 10 )(%)= 86,300 /( 134,500 + 115,000 )✖ 100 = 34.58・・・≒ 34.6(%)                                    ☆100 % 以下であることが必要 <良好な状態>            ーーーーーーーーーーー            l           l            l           l l---------- l   ( 12 )  l l           l           l l           lーーーーーーーーーーー l  ( 5 )     l           l l           l           l l           l   ( 6 )     l l           l           l lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l <( 14 )> ーーーーーーーーーーー l           l l           l l           l l           lーーーーーーーーーーー l  ( 5 )     l           l l           l   ( 12 )    l l           lーーーーーーーーーーー l           l           l l           l           l l           l   ( 6 )    l l           l           l lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l 【過去問】※11 ・〇か✖で答えよ A社とB社を比較すると、固定資産はA社 150、B社 150、固定負債はA社 80、B社 100、自己資本はA社 250、B社 200 である。 A社はB社に比べ、固定長期適合率は良好である。(H19-9改題) ・解答:( 15 )

    長期安全性, 固定比率, 1年超, 1年以内, 固定資産, 自己資本, 低い, 設備投資, ✖, 固定長期適合率, 長期資本, 固定負債, 拘束, 長期資本不足, 〇

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    Chaper 3 経営分析 Section 4 安全性(流動性)分析 4.( 1 )    ( 1 )は、企業の( 2 )というよりも、企業の( 3 )の( 4 )の( 5 )を分析する指標である。具体的には、その企業が、   ( 6 )と( 7 )でとのように( 3 )をしているかを表す指標となる。    ( 1 )には、以下の指標が使われる。   ①( 8 )※12     ( 8 )は、( 9 )に占める( 7 )の割合を示す指標である。( 7 )は、原則として( 10 )がないため多いほど望ましく、    ( 8 )もまた( 11 )ほうが望ましい。 【板書】( 8 )※13 ( 8 )(%)=( 7 )/( 9 )✖ 100 ◆計算例 ( 8 )(%)= 134,500 / 339,300 ✖ 100 = 39.64・・・≒ 39.6(%) ☆( 11 )ほうが望ましい   ②( 12 )※14    ( 12 )は、( 6 )と( 7 )のバランスを( 13 )するための指標である。( 5 )の面からは、企業は( 6 )に大きく依存しない   ことが望ましく、一般的には、( 12 )は( 14 )ほうが( 5 )は高いと判断される※15。 【板書】( 12 ) ( 12 )(%)= ( 15 )/( 7 ) ✖ 100 ◆計算例 ( 12 )(%)= 204,800 / 134,500 ✖ 100 = 152.26・・・≒ 152.3(%) ☆( 14 )ほうが( 5 )が高い 【アドバイス】※12 ( 8 )は、2次試験でもよく登場するので、しっかりと覚えておく。 【過去問】※13 ・〇か✖で答えよ A社とB社を比較すると、自己資本はA社 250、B社 200、総資本はA社 470、B社 440 である。A社は、B社に比べ、自己資本比率は良好である。(H19-9改題) ・解答:( 16 ) 【アドバイス】※14 ( 12 )は、2次試験でもよく登場するので、しっかり押さえておく。 【アドバイス】※15 ( 12 )は、( 14 )ほど望ましい指標であることに注意しておく。 5.その他の安全性分析指標   ①( 17 )     ( 17 )は、本業の利益である( 18 )および( 19 )で稼いだ( 20 )が、( 21 )などの( 22 )の何倍であるか    を表す指標である※16。 【板書】( 17 ) ( 17 )(倍)= ( 23 )/( 22 ) ( 23 )=( 24 )における( 18 )+( 25 ) ( 22 )=( 24 )における( 25 ) ◆計算例 ( 17 )(倍)= ( 20,000 + 4,000 )/ 10,000 = 2.4(倍)  ☆( 11 )ほうが望ましい 【アドバイス】※16 他の安全性指標は( 26 )項目で分析するが、これは( 27 )で分析する。原則、( 11 )が望ましい指標である。

    資本調達構造, 支払能力, 資金調達, 構造, 安全性, 他人資本, 自己資本, 自己資本比率, 総資本(総資産), 返済義務, 高い, 負債比率, 評価, 低い, 負債, 〇, インタレスト・カバレッジ・レシオ, 営業利益, 財務活動, 金融収益, 支払利息, 金融費用, 事業利益, 損益計算書, 営業外収益, B/S項目, P/L項目

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    Chapter 3 経営分析 Section 4 安全性(流動性)分析 【ミニテスト】 総資本とは、純資産+負債+資産で計算される。 総資本経常利益率は、経常利益 ÷ 総資本 x 100 で計算される。 売上高営業利益率は、高い方が望ましい。 総資産回転率は、総資産 ÷ 売上高で計算される。 棚卸資産回転率は、低い方が望ましい。 流動比率は、流動資産 ÷ 固定資産 x 100 で計算される。 当座資産は、現金及び預金 + 受取手形 + 売掛金 + 棚卸資産 + 有価証券で計算される。 固定比率は、固定資産 ÷ 固定負債 x 100 で計算される。 固定長期適合率は、高い方が望ましい。 自己資本比率は、自己資本 ÷ 総資本 x 100 で計算される。

    ✖, 〇, 〇, ✖, ✖, ✖, ✖, ✖, ✖, 〇

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    Chapter 4 管理会計 Section 1 CVP分析 【ポイント】  ① 管理会計で用いられる損益計算書の利益構造を理解する。  ② 損益分岐点営業量を計算できるようにする。  ③ 損益分岐点売上高を計算できるようにする。  ④ 損益分岐点比率、安全性余裕率を計算できるようにする。 1.( 1 )とは    ( 1 )(( 2 ))とは、( 3 )、( 4 )、( 5 )、の関係を分析する手法である※1。    ( 1 )は、( 6 )※2において設定された( 7 )を達成するための( 4 )の計算や、利益も損失も発生しない( 4 )である   ( 8 )※3(( 9 ))の計算などに使われる。 【アドバイス】※1 簡単に言うと、売上や利益の( 10 )をすることである。 【参考】※2 ( 1 )は、主に( 11 )の( 12 )に用いられる。 【参考】※3 ( ①( 1 )が必要な理由   企業は、いくらの利益を獲得したいのか、そのためにはどれだけの( 13 )あるいは( 14 )が必要になるのかなどの計画が必要になる。  通常の( 15 )による( 16 )(( 17 )※14上の( 18 ))は、この問題に対して役立つ情報を提供することができない。これは、( 3 )  の中には( 13 )の増減に伴って( 19 )に増減する( 3 )(( 20 ))もあれば全く変化しない( 3 )(( 21 ))もあるので、  ( 13 )が増減したときに、( 3 )と( 5 )がどのように変化するのかが予測できないからである。 【板書】制度上の( 18 )※5  ➡ 画像参照 【アドバイス】※5 これまで学習した損益計算では( 1 )ができない。特別な損益計算をする必要がある。 ②( 5 )を予測   そこで、( 22 )にとって役立つ情報を得るためには、( 3 )を( 20 )と( 21 )に分ける( 23 )が必要になる。  ( 3 )を( 20 )と( 21 )に分けておけば、たとえば、( 13 )が2倍になったときに、( 13 )に比例して2倍に増加する( 3 )  ( 20 )と変化しない( 3 )( 21 )が判明し、その結果、( 5 )がどのように変化するのかを予測できる※6。 【板書】管理会計上の損益計算書 ーーーーーーーーーーーー        ーーーーーー l      l 当年度  l        l 次年度  l lーーーーーーーーーーー l        lーーーーー l l 売上高   l  100  l 売上高 2倍 ➡ l   200 l l 変動費   l   30  l 変動費 2倍 ➡ l   60  l l 限界利益  l   70  l        l   140 l l 固定費   l   38  l        l    38 l l 営業利益  l      l        l   102 l ⇦ 予測できる lーーーーーーーーーーー l        lーーーーー l 【アドバイス】※6 ( 20 )は( 13 )に( 19 )に増減、( 21 )は( 13 )とは無関係に( 24 )発生する特質があるため、( 13 )と( 5 )の 関係を把握することができる。

    CVP分析, Cost - Volume - Profit Analysis, 原価( Cost ), 営業量( Volume ), 利益 ( Profit ), 利益計画, 目標利益, 損益分岐点, BEP:Break Even Pint, 予測計算, 短期, 利益計算, 売上高, 販売量, 原価計算, 損益計算, 制度会計, 損益計算書, 比例的, 変動費, 固定費, 短期利益計画, 原価計算手法, 一定額

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    Chapter 4 管理会計 Section 1 CVP分析 2.( 1 )、( 2 )、( 3 ) ①( 1 )の分類   企業活動から発生する( 1 )は、( 4 )(( 5 ))と( 6 )(( 7 ))に分類することができる。  ❶( 4 )とは    ( 4 )とは、( 2 )(売上高や販売数量など)に( 8 )して増減する( 1 )※7のことで、( 9 )、( 10 )、( 11 )   などが該当する。  ❷( 6 )とは    ( 6 )とは、( 2 )の増減に関係なく、( 12 )に発生する( 1 )※8のことで、( 13 )、( 14 )、( 15 )、( 16 )、   ( 17 )などが該当する。 【板書】( 4 )と( 6 )  ➡ 画像参照 【アドバイス】※7 ( 4 )は、売れば売るほど増える費用とイメージする。 【アドバイス】※8 ( 6 )は、いくら売っても変わらない費用とイメージする。 ②( 18 ) CVP分析では、( 19 )から( 4 )を回収した( 20 )(残り)を( 18 )といい、この( 18 )からさらに( 6 )を回収して 利益を計上する、という考え方がとられ、次のような損益計算が行われる。 【板書】CVP分析の損益計算書※9    ( 19 )  ー ( 4 ) ーーーーーーーー    ( 18 )  ー ( 6 ) ーーーーーーーー    ( 3 ) ◆計算例    ( 19 )     100   150   200  ー ( 4 )(60%)   60    90   120 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    ( 18 )      40    60    80   ⇦( 4 )と( 18 )も50%増、100%増になる( 8 )※10  ー ( 6 )       60    60    60   ⇦( 6 )の額は一定 (ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    ( 3 )     △20    0    20   ⇦( 18 )(( 19 )と比例的に変動)から( 6 )(( 19 )にかかわらす一定)を                             控除した額が( 3 )となる。

    原価, 営業量, 利益, 変動費, VC:Variable Cost, 固定費, FC:Fixed Cost, 比例, 材料費, 外注加工費, 運送費, 固定的, 支払家賃, 固定給, 減価償却費, 火災保険料, 支払利息, 限界利益, 売上高, 残余

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    Chapter 4 管理会計 Section 1 CVP分析 3.( 1 )の計算 ①( 1 )の( 2 )   ( 1 )の( 2 )は、( 3 )も( 4 )も発生しない( 2 )(販売数量)のことである。  つまり、( 5 )と( 6 )が等しくなる( 2 )のことであり、( 7 )を意味する※11。  売上高と( 6 )および( 3 )の一般的な関係から次のように表すことができる。 【板書】( 1 )の( 2 )※12      売上高S ー ( 6 )C= ( 3 )P   売上高S ➡ 販売価格 ✖ ( 2 )   ( 6 )C  ➡ 1単位当たり変動費VC ✖ ( 2 )ー 固定費FC = ( 3 )P   ※変動費と固定費で表すと・・・    【板書】( 1 )の計算※13 ◆計算例 販売価格 500 円、製品1個当たり変動費 300 円、固定費 20,000 円の場合 売上高       ( 8 ) 変動費       ( 9 ) 限界利益      ( 10 )        ( 10 )xー ( 11 )= 0 固定費       ( 11 )        ( 10 )x= ( 11 ) 営業利益    ( 10 )xー ( 11 )        x = ( 12 )個 ⇦ ( 7 ) 【参考】※11 経営者は最低限、赤字にならないための販売数量を把握したうえで、( 13 )を立てていく。 【アドバイス】※12 ( 14 )の基本になるので、しっかり押さえる。 【アドバイス】※13 まずは、( 2 )を X と置いたときに、( 14 )で用いる( 15 )(( 16 )、( 17 )、( 18 ))がどのように表せるかを 中心に考えてみる。 ②( 19 )  ( 19 )とは、( 3 )※14も( 4 )も発生しない( 16 )のことである。( 16 )と( 6 )および( 3 )の一般的な関係から、 次のように表すことができる。 【板書】( 19 )  ( 16 )S = ( 6 )C + ( 3 )P  ( 6 )に占める( 17 )の割合を( 20 )(=( 17 )÷ ( 16 )= 1単位当たり( 17 )÷ ( 21 ))とする                    ⇩        ( 17 )VC = ( 16 )S ✖ ( 20 )が成立する※15                    ⇩                    代入                 SーaSーFC = P ◆計算例  変動費率 60 %※16、固定費 20,000 円の場合  売上高          x  変動費         0.6 x     0.4 x ー 20,000 = 0  限界利益        0.4 x     0.4 x = 20,000  固定費         20,000       x = 50,000 円  営業利益      0.4 x ー 20,000 【アドバイス】※14 ここでいう( 3 )は( 22 )ではなく、( 23 )であると理解しておく。 【アドバイス】※15 ( 20 )(( 17 )÷( 16 ))に( 16 )を掛けると、( 17 )を表せるという考え方はよく使う。 【発展】※16 本試験では、売上と変動費の数値をもとに、変動費率を自分で計算させる問題もある。

    損益分岐点, 営業量, 利益, 損失, 収益, 費用, 採算点, 500x, 300x, 200x, 20,000, 100, 利益計画, CVP分析, 損益項目, 売上高, 変動費, 固定費, 損益分岐点売上高, 変動費率 (α), 販売価格, 限界利益, 営業利益

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    Chapter 4 管理会計 Section 1 CVP分析 4.( 1 )・( 2 )の計算    ここでは、( 1 )と( 2 )の計算について見ていく※17。 【アドバイス】※17 ( 3 )(( 4 ))と( 5 )の比較分析を行うイメージである。 ①( 1 )   ( 1 )とは、( 3 )が( 5 )に占める割合のことで、以下の計算式で表される。この( 1 )が高いか低いかにより、企業の ( 6 )での( 7 )が判断でき、( 1 )が( 8 )ほど、( 7 )が高いといえる。 【板書】( 1 ) ( 1 )(%)=( 3 )/( 5 )✖ 100 ☆( 8 )ほど( 7 )が高い 【参考】※18 試験問題のパターンとしては、①( 3 )を計算②それを用いて( 1 )(( 2 ))を計算という手順になることが多い。 計算量が多いイメージをもっておく。 ②( 2 )※19   ( 2 )とは、( 9 )ともよばれ、現状の収益面(売上高)の( 7 )を判断する比率である。 この比率が( 10 )ければ、現状の売上高の( 7 )は高いといえる。 【板書】( 2 ) ( 2 )(%)=(( 5 )ー( 3 ))/( 5 )✖ 100 ☆( 10 )ければ( 7 )が高い ◆計算例 損益分岐点売上高 800 円、実際売上高 1,000 円の場合 損益分岐点比率 = 800 / 1,000      = 80 % 安全余裕率   = (1,000 ー 800)/ 1,000 = 20 % 安全余裕率(%)= 100 ー 損益分岐点比率 【アドバイス】※19 ( 2 )は( 1 )とは反対に( 10 )いほうが良い指標になる。 ●( 1 )は、「( 3 )と( 5 )の割合」を( 2 )は、あと何%売上が減少しても黒字でいられるか」を示している!

    損益分岐点比率, 安全余裕率, 損益分岐点売上高, 目標値, 実際売上高, 収益獲得能力面, 安全度, 低い, 経営安全性, 高

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    Chapter 4 管理会計 Section 2 利益差異分析 【ポイント】  ① 価格差異、数量差異を計算できるようにする。 1.( 1 )とは   ( 2 )を通して作成された( 3 )は、( 4 )を伴う必要がある。( 4 )のうち、特に重要と考えられるものが、  ( 1 )※1である。 【アドバイス】※1 ( 1 )分析を行うシチュエーションとしては、( 3 )に基づいて( 5 )をした後であり、計画と実際でとのくらいの差異があるのか を比較することになる。 2.( 6 )   ( 1 )は、まず、( 7 )と( 8 )の差異分析から出発する。( 7 )は、( 9 )と( 10 )に分けてとらえることができる※2。 【板書】( 6 )  売上高差異 = ( 7 )ー( 8 )        = ( 9 )+( 10 )  ( 9 )=(( 11 )ー( 12 ))✖ ( 13 )  ( 10 )=(( 14 )ー( 13 ))✖ ( 11 )※3 ( 14 )➡ 80 ( 13 )➡ 100   ( 10 ):( 80 ー 100)✖ 110 =△ 2,200・・・( 7 ) ( 12 )➡ 100 ( 11 )➡ 110   ( 8 ):( 9 )( 110 ー 100 )✖ 100 = 1,000 ◆計算例 実際売上高 8,800円  計画売上高 10,000円 → 売上高差異 △ 1,200円                            ⇩                         これを単価面と数量面に分けたい           ⇩   実際売上高:  @ 80円✖ 110個   価格差異=△ 20 ✖ 110 個=△ 2,200円※4          @△ 20円 + 10個   数量差異=@ 100円✖ 10個=+1,000円※4   計画売上高:  @ 100円✖ 100個 【参考】※2 会計の世界の「差異分析」は、差異を意味の異なる2つ以上の際に分けることで行われる。 【アドバイス】※3 会計の世界において、差異は( 15 )✖( 16 )で表されることがほとんどである。したがって、いかなる( 15 )にいかなる( 16 )を 掛けて差異を計算しているかを押さえる。 【アドバイス】※4 価格差異と数量差異は正負も重要である。差異がプラスの場合を( 17 )、マイナスの場合を( 18 )という。 ※196ページの【用語】もあわせ見る。

    利益差異分析, 損益分岐点分析, 利益計画, 利益統制, 事業活動, 売上高差異分析, 実際売上高, 計画売上高, 数量差異, 価格差異, 実際販売数量, 計画販売数量, 計画販売価格, 実際販売価格, 単価, 数量

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    Chapter 4 管理会計 Section 2 利益差異分析 【ミニテスト】 管理会計は企業内部向けに報告される会計であり、法律や制度に縛られない。 変動費は、営業量の増減に関係なく発生する原価である。 管理会計では、営業利益は、売上高ー変動費ー固定費で計算される。 限界利益は、売上高ー変動費で計算され、売上高と比例的に変動する性質がある。 損益分岐点売上高とは、限界利益が 0 となる売上高である。 損益分岐点比率は、損益分岐点売上高 ÷ 実際売上高 ✖ 100 で計算され、低いほうが望ましい。 安全余裕率は、(実際売上高ー損益分岐点売上高)÷ 実際売上高 ✖ 100 で計算され、低いほうが望ましい。 売上高差異は、実際売上高ー計画売上高で計算され、数量差異と価格差異に分けられる。 価格差異は、(実際販売価格ー計画販売価格)✖ 実際販売数量で計算される。 数量差異は、(実際販売数量ー計画販売数量)✖ 実際販売価格で計算される。

    〇, ✖, 〇, 〇, ✖, 〇, ✖, 〇, 〇, ✖

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    Chaprer 5 意思決定会計(投資の経済性計画) Section 1 意思決定会計 【ポイント】  ① 割引率、複利原価係数、年金現価係数を用いた現在価値の計算をできるようにする。  ② 正味CFの計算をできるようにする。 1.( 1 )とは   企業では、設備の新設、取換えなど、生産・販売に使用される( 2 )への( 3 )に関して、( 4 )の意思決定  (または、( 4 )の( 5 ))が行われる。( 4 )の意思決定では、個々の( 6 )ごとにその損益を計算し、それによって  ( 6 )の優劣を比較することで採否を決定する※1。 【アドバイス】※1 ( 1 )とは、簡単に言うと、「( 4 )がわりに合うか否かを判断する計算」ということになる。 2.( 4 )の( 5 )に関する前提知識    ( 4 )の意思決定は、( 7 )や( 8 )、原価低減のための( 9 )などさまざまな投資目的がある。( 3 )の( 5 )において、   投資額は( 10 )で把握するため、( 3 )によって将来得られる成果も( 10 )で把握する。   ( 10 )が投資時点と各年度末に発生すると仮定して図示すると、以下のようになる(( 3 )によって3年間( 10 )が得られるものとする)※2。 【板書】( 4 )の( 5 )のイメージ※3        ⇩      画像参照    ( 3 )の( 5 )を行うにあたって、前提知識として①( 11 )の計算(→3⃣)、②( 12 )の( 13 )(→4⃣)、   ③( 14 )(( 15 )→5⃣)の3点が必要となる※4。 【参考】※2 ( 4 )の( 5 )の特徴は、①( 16 )であること(( 17 )と同じ)、②( 13 )が長期であること、③( 18 )ではなく ( 19 )で考えていくこと。 【アドバイス】※3 ( 12 )(( 20 ))とは、( 4 )によって生じる( 21 )から( 22 )を差し引いたものである。 【アドバイス】※4 ( 11 )の計算、( 12 )の( 13 )、( 14 )が意思決定会計の3大前提になるため、基本としてしっかり押さえる。

    意思決定会計, 固定資産, 投資, 設備投資, 経済性計算, 設備投資案, 新製品開発, 新市場開拓投資, 機械化, キャッシュ, 時間価値, 正味CF, 予測, 資本コスト, 加重平均資本コスト, 予測計算, CVP分析, 利益, キャッシュフロー, 正味キャッシュフロー, 現金収入, 現金支出

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    Chapter 5 意思決定家計(の経済性計算) Section 1 意思決定会計 3.( 1 )の計算    ( 2 )は一般的には長期に及ぶため、( 3 )による価値の( 4 )(( 5 ))を考慮する必要がある。 ①( 5 )の考え方   企業が( 2 )を行う場合、( 6 )(設備の( 7 ))が長期に及ぶ場合も多い。そのため、( 8 )が異なる( 9 )を  計算上考慮に入れる必要がある※5。ここで、「( 5 )」「( 10 )」の概念について以下の例で確認してみよう。 【板書】( 5 )と( 10 )※6         選択肢 ① 現時点において     ② 1年後に            10,000 円もらえる      10,500 円もらえる     ⇩ 1年後には、    11,000 円       ※金利は 10%   ( 10 )=( 5 )+( 5 )✖( 11 )        =( 5 )✖( 1+( 11 ))・・・① 以上のように、( 12 )の比較によりタイミングのずれを修正するという考え方も正しいですが、( 2 )の( 13 )などにおいてタイミングを 修正する場合、現時点における価値を用いることが一般的である。そこで、① 式から( 5 )を計算する計算式に変形すると、②式となる※7。 【板書】( 5 )の計算 ( 5 )=( 10 )/( 1 + ( 11 ))・・・②※8 ※②式に1年後の10,500円を代入すると、現時点において約 9,545 円となる  ➡したがって、現時点では 10,000 円のほうが得となる  さて、( 14 )の発生が1年後の場合、分母は ② 式のように「1+( 11 )」であるが、( 14 )が複数年後に発生する場合は、分母が異なり、 一般化して示すと以下の③式になる。 【板書】( 14 )の発生が n 年後の場合 ( 5 )= ( 10 )/ ( 1+( 11 ))n乗・・・③ ◆ 現在の 10,000円の( 10 )は?(金利 110 %)※9   1年後の( 10 )= 10,000 ✖ ( 1 +0.1)= 11,000 円   2年後の( 10 )= 11,000 ✖ ( 1 +0.1 )=12,100 円             ※ 10.000 ✖ ( 1+ 0.1 )2乗= 12,100   3年後の( 10 )= 12,100 ✖ ( 1 + 0.1 )= 13,310 円             ※ 10,000 ✖ ( 1+ 0.1 )3乗= 13,310 円    ・    ・    ・  なお、( 14 )を現在の価値に修正することを「( 15 )」という。割り引いたものを( 16 )、割り引く際に使用した( 17 )(( 11 ))を ( 18 )という。 【アドバイス】※7 今度は、現座もらえるお金と、将来もらえるお金を比較するため、( 19 )の価値に合わせてどちらが得か判断していると考える。 【アドバイス】※8 ( 5 )は( 10 )の逆算で計算することができる。 【アドバイス】※9 2年目以降は、( 20 )からも( 20 )が生じる( 21 )をとる。計算が複雑そうに見えるが、4⃣で説明する( 22 )に比べると ワンパターンの計算なので、慣れるようにする。

    時間価値, 設備投資, 時間経過, 変動, 現在価値, 投資期間, 耐用年数, 発生タイミング, キャッシュフロー, 将来価値, 金利, 将来時点, 経済性計算, 将来キャッシュフロー, 現在価値に割り引く, 割引現在価値, 年利, 割引率, 現在時点, 利息, 複利計算, 正味CF

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    Chaprer 5 意思決定会計(投資の経済性計算) Section 1 意思決定会計 3.時間価値の計算 ②( 1 )   試験においては、( 1 )について( 2 )(5⃣で説明)のみが与えられる場合と、( 2 )に係る( 3 )あるいは( 4 )が  与えられる場合がある。( 3 )は、将来の一定の( 5 )をある率で( 6 )に割り引くための係数をいう。また、( 4 )とは  将来の一定期間にわたる( 7 )の( 5 )を、ある率で( 6 )に割り引くための係数をいう※10。   ( 6 )の計算式を使って、( 3 )と( 4 )を示すと次のようになる。 【板書】( 3 )と( 4 ) ・( 3 )※11  10,000 ✖ 1 / 1 + 0.1 ≒ 9,091( 6 )  10,000 ✖ 0.9091 = 9,091( 6 )        ⇩      ( 3 ) ・( 4 )※12※13 10,0000 ✖ 0.9091 + 10,000 ✖ 0.8264 = 17,355                ⇩               1 / ( 1+0.1 )2乗≒ 0.8264 10.000 ✖( 0.9091 + 0.8264 )   = 17,355 10,000 ✖ 1.7355          = 17,355      ⇩     ( 4 ) 【アドバイス】※10 試験攻略上、考え方をざっくり理解したら、2つの( 8 )から( 6 )を計算できればOK。 【アドバイス】※11 簡単に言うと、「掛け算で( 6 )を計算するための係数」である。試験問題では数値が与えられる。 【アドバイス】※12 簡単に言うと、「( 3 )の( 9 )」である。試験問題では数値が与えられる。 【発展】※13 1次試験では( 3 )と( 4 )が与えられ、2次試験では、( 1 )が与えられることもあれば、( 3 )と( 4 )が 与えられることもある。

    割引率, 資本コスト, 複利原価係数, 年金現価係数, キャッシュフロー, 現在価値, 毎期均等額, 原価係数, 累計額

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    Chapter 5 意思決定会計(投資の経済性計算) Section 1 意思決定会計 4.( 1 )の( 2 )  投資によって将来的に得られる( 3 )(( 4 ))を、計算する必要がある。 ①( 3 )(( 1 )あるいは( 5 ))※14   ( 6 )を評価するにあたり、( 7 )(( 5 ))が用いられる。( 7 )の計算では、設備投資によって生ずる( 8 )(( 9 ))および  ( 10 )(( 11 ))を見積もる。  ❶法人税を無視した場合(( 12 ))   法人税を無視した場合の設備投資の経済性計算について考える※15。具体的には、次の項目を計算上使用する。 【板書】( 12 )  ①( 13 )   ◆新たに設備を購入するための( 11 )    ※設備の( 14 )と考えればよい  ②( 15 )※16   ◆設備投資をすれば、( 16 )あるいは( 17 )などの効果が得られる    ➡ それによって生ずる( 8 )(( 9 ))から( 10 )(( 11 ))を差し引いた( 4 )(( 1 ))を計上する    ( 3 )(( 1 ))=( 9 )ー( 11 )  ③( 16 )※17   ◆( 18 )を終えたとき、設備を( 19 )することによって得られる( 9 )(通常、問題文に売却価格が与えられる) ❷法人税を考慮した場合( 20 )   法人税を考慮した場合の設備投資の経済性計算について考える※18。設備投資によって会計上の利益に変化が生ずるのであれば、  それによって( 21 )が変化する。法人税は、基本的には会計上の利益を( 22 )(( 23 ))としているからである。  法人税は( 11 )をともなうため、その金額が変化するのであれば、投資意思決定に関する( 24 )となる。具体的には、  次の項目を使用する。※19 【板書】( 20 )  ①( 13 )   ◆新たに設備を購入するための( 11 )    ※設備の( 14 )と考えればよい  ②( 15 )   ◆設備投資をすれば、( 16 )あるいは( 17 )などの効果が得られる    ➡ それによって生ずる( 9 )から( 11 )を差し引いた( 4 )(( 1 ))を計上する  ( 15 )(( 1 ))=(( 9 )ー( 11 ))✖( 1ー( 25 ))+( 26 )✖( 25 )   ※20                                      ⇧                                  ( 26 )の増加による( 27 )(( 28 )※21)を計上する  ※( 29 )をベースに計算式を展開することもできる  ( 15 )(( 1 ))=(( 9 )ー( 11 )ー( 26 ))✖( 1 ー( 25 ))+( 26 )            =( 29 )✖( 1 ー( 25 ))+( 26 ) ★計算例 売上収入 65,000 円、変動費支出 40,000 円、減価償却費 10,000円、税率 40% の場合 ( 65,000 ー 40,000 ) ✖ ( 1 ー 0.4 ) + 10,000 ✖ 0.4 = 19,000 ( 65,000 ー 40,000 ー 10,000 ) ✖ ( 1 ー 0.4 ) + 10,000 = 19,000 円  ③( 16 )   ◆( 18 )を終えたとき、設備を( 19 )することによって得られる( 9 )(通常、問題文に売却価格が与えられる) 【アドバイス】※14 正味CF単独で出題されることもあるので、しっかり学習する。 【アドバイス】※15 まずは法人税がない場合で、投資に関する支出入についてざっくりイメージをつかみましょう。 【参考】※16 試験問題では、左記のように収入ー支出で単純に投資の効果を予測することになる。 【アドバイス】※17 試験問題では 0(ゼロ)(売却原価なし)の問題も多いが、必ず売却価格の指示を見逃さないようにチェックする。 【アドバイス】※18 法人税を加味すると式も複雑化するが、基本式を覚えていれば攻略できるので、まずは基本式をしっかり押さえる。 【アドバイス】※19 試験に出題されるのは法人税がある場合である。特に「②経済的効果」の計算をしっかり押さえる。 【アドバイス】※20 直感的な理解として減価償却費は支出を伴わない費用であるため、税金を減少させる効果が生じるとイメージできたらOK。 【用語】※21 ( 28 ):設備投資に伴う減価償却費の増加が会計上の利益を減少させ、それに対応する分だけの法人税の節約をもたらす効果のこと。       よって、( 26 )✖( 25 )を( 1 )に加算するという処理を行う。 【アドバイス】※22 ※20の式を組み替えているのみで同内容の計算結果となる。問題文の指示によって、どちらの式も使いこなせるようにする。

    正味CF, 予測, 経済効果, 正味キャッシュフロー, CF, 設備投資案, キャッシュフロー, 現金収入額, CIF:キャッシュインフロー, 現金支出額, COF:キャッシュアウトフロー, 税引前キャッシュフロー, 設備投資額, 取得原価, 経済的効果, 売上増加, 原価削減, 耐用年数, 売却, 税引後キャッシュフロー, 法人税額, 課税標準, 税額計算のベース, 原価, 税率, 減価償却費, 法人税節税額, タックスシールド, 営業利益

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    Chapter 5 意思決定会計(投資の経済性計算) Section 1 意思決定会計 5.( 1 )   ( 2 )や( 3 )などにより企業が調達した( 4 )に対する( 5 )の割合を( 6 )に表したものである。  ( 7 )を計算する場合の( 8 )などに利用される。   ( 1 )(( 9 ))は、( 2 )や( 3 )の発行などにより企業が調達した( 4 )に対する( 10 )の割合(あるいは  ( 5 )の額そのもの。本書では「割合」とする)を( 11 )ではなく、( 6 )に表したものである。   企業は、投資意思決定において投資家の( 12 )である( 1 )を( 13 )(( 14 ))として用いる。したがって、( 1 )は、  企業が投資により獲得すべき( 15 )である( 16 )の最低ラインと考えることができる※24。   たとえば、( 17 )を計算する場合の( 8 )などに利用される。 【板書】投資の流れ  ※画像参照 【アドバイス】※23 今はざっくり読み進めてファイナンスの分野が終わったらもう一読する。 【参考】※4 企業は( 1 )以上の( 18 )がないと赤字になってしまうため、最低でも( 1 )以上の( 18 )が必要となる。

    資本コスト, 社債, 株式, 資金, コスト, 全社的, 現在価格, 割引率, 加重平均資本コスト, 調達コスト, 個別調達源泉ごと, 要求収益率, ハードルレート, 投資判定基準, 収益率, 必要収益率, 正味現在価値, リターン

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    Chapter 5 意思決定会計(投資の経済性計算) Section 2 設備投資の経済性計算 【ポイント】  ① 正味現在価値の計算をできるようにする。  ② 内部収益率法、収益性指数法、回収期間法の考え方を理解する。 1.( 1 )とは    ( 1 )(( 2 ))は、Section 1 で学習した( 3 )を用いて、将来の異なる時点の( 4 )の金額を、現在という単一時点での価値へ   割り引くことによって( 5 )(( 6 ))を評価する方法である※1。    ( 1 )の考え方を用いて、( 5 )を評価する具体的な計算方法は( 7 )(( 8 ))と、( 9 )(( 10 ))にさらに分かれていく。 2.( 11 )の( 12 )と( 13 )    ( 11 )の( 12 )と( 13 )について、ここでは、代表的な( 12 )方法について学習する。 【板書】投資や事業の評価方法※2 ・( 14 )を考慮する方法  ◆ ( 7 )(( 8 ))  ◆ ( 9 )(( 10 ))  ◆ ( 15 )(( 16 )) ・( 14 )を考慮しない方法  ◆ ( 17 )(( 18 )) ①( 7 )(( 8 ))   ( 7 )は、設備投資によって、①将来得られる( 4 )をすべて( 3 )に割り引き、②その( 3 )を合計し、③その合計額から  ( 19 )を差し引き、その値(( 20 ))が( 21 )であるとき、その投資案を採用するという( 22 )である※3。   次の資料により( 20 )を求めると、次のようになる。 【板書】( 20 )                          (単位:万円)  初期投資   1期末   2期末   3期末   資本コスト  ( 1期首)  ー 100     30     40    50      3% ◆計算式  ( 8 )※4= 30 / ( 1 + 0.03 ) + 40 / ( 1 + 0.03 )2乗 + 50 / ( 1 + 0.03 )3乗 ー 100 = 12.59(万円)                                       ⇩                                    引くのを忘れない!  ※画像参照 【アドバイス】※3 簡単に言うと、「割引計算された収支がプラスであれば投資する価値がある」と考える評価方法である。 【アドバイス】※4 勉強の初期段階におけるミスとして多いのが、NPVを 112.59 と計算してしまうことである。初期投資の 100 を引き忘れないようにする。

    DCF法, Discount Cash Flow Method, 現在価値, キャッシュフロー, 投資機会, 設備投資, 正味現在価値法, NPV:Net Present Value Method, 内部収益率法, IRR法, 設備投資案, 評価, 選択, 時間価値, 収益性指数法, PI, 回収期間法, PP, 初期投資額, 正味現在価値, プラス, 投資評価基準

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    Chapter 5 意思決定会計(投資の経済性計算) Section 2 設備投資の経済性計算 2.( 1 )の( 2 )と( 3 ) ②( 4 )(( 5 ))  ❶( 6 )の意義    ( 6 )とは、投資の( 7 )が( 8 )となる( 9 )のことである。( 1 )の投資評価では、( 10 )の( 6 )が( 11 )(( 12 ))   を上回る場合には投資を実施すべきである※5。 【板書】( 4 )※6 ( 4 )とは  たとえば、100投資して、1年後に130のリターンがある投資案  つまり、 130 のリターンを 30 % で割り引くと、( 7 )が( 8 )となる               ⇩              ( 6 ) 【アドバイス】※5 ( 6 )を簡単にいうと、「( 13 )」ととらえることができ、( 6 )は「これが( 12 )を上回ったときに投資する価値がある」と 考える評価方法である。 【過去問】※6 ・〇か✖で答えよ 内部収益率法は、投資案の正味現在価値をゼロとする割引き率である。(H20-23-a) ・解答:( 14 ) ③( 15 )(( 16 ))   ( 15 )とは、各年度の( 17 )の( 18 )と( 19 )(の現在価値)の比率を計算する方法である。( 20 )が( 21 )より  大きければ、その投資案は有利であるため採用すべきと判断し、逆に( 21 )より小さければ、その投資案は不利であるため棄却すべきと  判定するものである※7。 【板書】( 15 ) ( 20 )= 各年の( 17 )の( 18 )/ ( 19 )(の現在価値)  ・評価基準    ( 20 )>( 21 )・・・有利    ( 20 )<( 21 )・・・不利 【アドバイス】※7 ( 15 )は、( 22 )との違いを押さえるようにする。 ( 22 ): CF ー 投資 > 0 ➡ 有利 ( 15 ): CF / 投資 > 1 ➡ 有利 ④( 23 )(( 24 ))   ( 23 )とは、( 19 )の( 24 )を求め、それが満足し得る期間であるときにはその( 25 )を選択するとう、単純な投資評価基準である。  複数の( 25 )が存在するときには、最も( 24 )の( 26 )代替案が選択される※8※9※10。   ( 19 )をどれくらいの期間で回収できるのかの基準として、( 17 )が用いられる。 【板書】( 23 )  ①各年度の( 17 )が( 27 )の場合   ( 25 )=( 28 )(初期)/ ( 17 )(( 27 ))  ②各年度の( 17 )が( 27 )でない場合   設備投資額を、各年度の( 17 )で充当しながら、回収完了期間を計算する  ◆計算例   投資額: 100   リターン:1年後 50、2年後 30、3年後 40 の場合    1年後の未回収高=100 ー 50 = 50    2年後の未回収高= 50 ー 30 = 20    回収期間    = 2+ 20 / 40 = 2.5年 【アドバイス】※8 回収期間法は、投資回収が早い投資が望ましいと考える評価方法になる。 【過去問】※9 ・〇か✖で答えよ 回収期間法とは、回収期間が短いほど有利な投資案とする。(H17-10-ア) ・解答:( 28 ) 【発展】※10 回収期間法は、( 29 )を考慮しないために投資の意思決定モデルとしては不完全であるが、投資案の安全性を判断する意味で重要である。

    設備投資案, 評価, 選択, 内部収益率法, IRR:Internal Rate of Return Method, 内部収益率, 正味現在価値, ゼロ, 割引率, 投資プロジェクト, 必要収益率, 資本コスト, 投資のリターン率, 〇, 収益性指数法, PI:Profitability Index Method, キャッシュフロー, 現在価値合計, 投資額, 収益性指数, 1, 正味現在価値法, 回収期間法, PP:Payback Period Method, 回収期間, 短い, 均等額, 〇, 時間価値

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    Chapter 5  意思決定会計(投資の経済性計算) Section 2 設備投資の経済性計算 【ミニテスト】 現在価値は、将来価値 ✖ ( 1 + 金利 )で計算される。 複利原価係数は、将来キャッシュフローを現在価値に割り引くための係数であり、%で表される。 年金現価係数は、毎期均等額のキャッシュフローを現在価値に割り引くための係数である。 経済的効果(正味CF)は、( CIF ー COF )✖( 1 ー 税率 )+ 減価償却費 ✖ 税率で表される。 経済的効果(正味CF)は、( CIF ー COF ー 減価償却費)✖( 1 ー 税率 )+ 減価償却費 ✖ 税率で表すこともできる。 投資意思決定にあたり、設備売却額も意思決定上、考慮する必要がある。 正味現在価値法は、正味現在価値がプラスであるとき、投資案を採用する方法である。 内部収益率法は、投資の正味現在価値が 1 となる割引率のことである。 収益性指数法は、収益性指数が 0 以上のときに投資案を採用する方法である。 回収期間法は、回収期間が長いほうがより良い投資案である。

    ✖, ✖, 〇, 〇, ✖, 〇, 〇, ✖, ✖, ✖

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    Chapter 6 ファイナンスⅠ Section 1 企業財務(コーポレートファイナンス)の基礎 【ポイント】  ① ファイナンスの目的を押さえる。  ② 企業価値の算定の基本をざっくり理解する。  ファイナンスの目的は( 1 )である。ここでは、ファイナンスの基本的な考え方を学習する※1。 【アドバイス】※1 試験攻略上は、ファイナンス理論の結論をしっかり押さえる。 1.企業の( 2 )   企業は、ビジネスを展開するなかでさまざまな意思決定を行っているが、重要な意思決定のひとつとして( 3 )(以下( 4 ))に関する  意思決定がある。診断士試験が対象とする意思決定は、①( 5 )、②( 6 )、③( 7 )の3つである※2。 【アドバイス】※2 ここは、どのようなお金回りの意思決定があるかについて、ざっくり読み進めてもOK。 ①( 5 )   ファイナンス理論における( 5 )は、大きく( 8 )と( 9 )の2つに分けられる。   まず、( 8 )にかかわる( 5 )については、Chapter 5 で学習した管理会計の領域でもある( 10 )(( 11 ))や( 12 )(( 13 ))  などの( 14 )が中心である。   次に、( 9 )にかかわる( 5 )については、株式や債券などの( 15 )、( 16 )への投資である( 17 )、そして( 18 )を  利用した( 5 )などが含まれる。 ②( 6 )   ( 6 )とは、企業が( 19 )に対して必要とする資金をどのように調達するかという意思決定である。   具体的にはその( 20 )として株主からの出資を中心とした( 21 )(または( 22 ))を利用するのか、あるいは債権者からの  借入れである( 23 )(または( 24 ))を利用するのかということである。ファイナンス理論上は、( 25 )の相違、つまり企業の  ( 26 )が( 27 )に影響を及ぼすかどうかが論点( Section 4 のMM理論で学習 )である。 ③( 7 )   ( 7 )(( 28 )ともいう)とは、企業の最終利益である( 29 )のうち、( 30 )と( 31 )の割合を決定することである。  ここでは、( 30 )の増加が( 32 )に影響を及ぼすか否かに関する論点が問題となり、MM理論の( 28 )がある。 【板書】資本の流れ  ※画像参照

    企業価値の最大化, 財務意思決定, 財務, ファイナンス, 投資意思決定, 資金調達意思決定, 利益分配の意思決定, 事業投資, 証券投資, 正味現在価値法, NPV, 内部収益率法, IRR, 事業投資意思決定, 個別証券, 複数証券, ポートフォリオ理論, デリバティブ資産, 投資, 資金源泉, 自己資本, 株主資本, 他人資本, 負債, 調達源泉, 資本構成, 企業価値, 配当政策, 当期純利益, 配当, 留保利益, 株主価値

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    Chapter 6 ファイナンスⅠ(企業財務論) Section 1 企業財務論(コーポレートファイナンス)の基礎 2.ファイナンスの目的   ファイナンスの目的は、( 1 )である※3。ここで( 2 )とは、( 3 )の( 4 )と( 5 )の( 4 )の合計のことである。  つまり、企業は、投資家である株主や債権者から提供された資金を用いてどのように( 6 )を行えば、それらの価値を高めることが  できるのかということを考慮しながら、さまざまな意思決定を行っているのである。 3.( 2 )の計算 ①( 2 )   ( 2 )とは、投資家(( 7 )と( 8 ))に対する企業の価値を示し、( 7 )にとっての価値である( 3 )の( 9 )と、  ( 8 )にとっての価値である( 5 )の( 9 )の合計のことである。  ( 2 )=( 10 )+( 11 )※4 【アドバイス】※4 ( 2 )の算定はいくつか方法があるが、そのひとつととらえる。 ②( 2 )の計算:( 10 )と( 11 )を別々に求める方法   ( 2 )を( 10 )と( 11 )に分けて計算するものである。  ❶( 10 )の計算※5    ( 10 )(( 12 )または( 3 )の価値ともいう)は、株主に帰属する( 13 )の( 14 )を、株主の( 15 )で   現在価値に割り引くことで求めることができる。その手法としては、( 16 )( Section 2 の3⃣ で説明 )を使用する。 【アドバイス】※5 詳細は次の Sction で学習するので、わかりにくいかもしれないが、ここでは軽く読み進める。 【板書】( 10 )の計算 VE= D / rE あるいは VE = D1 / ( rE ー g )  VE:( 10 )     D:( 17 )  rE:株主の( 15 )  g:( 18 ) ❷( 11 )の計算※6   ( 11 )も株式と同様に、( 8 )に帰属する( 13 )の( 14 )を( 13 )の( 15 )で現在価値に割り引くことで求める  ことができる。  【板書】( 11 )の計算   VD= I / rD  VD:( 11 )   I:( 19 )  rD:( 20 )   また、( 11 )と( 21 )※7 はさほど大きく乖離しないものなので、負債の( 21 )を( 11 )をみなして企業価値を計算する  ことも多い※8。 【アドバイス】※6 ここもわかりにくいかもしれないが、詳細は次の Section 以降の学習で理解できるので、軽く読み進めるようにする。 【用語】※7 ( 21 ):帳簿で把握される価額。 【アドバイス】※8 診断士試験では、負債の( 21 )=( 11 )という問題が多い。

    企業価値の最大化, 企業価値, 自己資本, 時価総額, 負債, 経営活動, 株主, 債権者, 市場価値, 株式価値, 負債価値, 株主価値, キャッシュフロー, 期待値, 期待収益率, 配当割引モデル, 配当金, 成長率, 負債利子額, 負債利子率, 簿価

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    Chapter 6 ファイナンスⅠ Section 2 株価の計算 【ポイント】  ① 配当割引モデルによる理論株価の計算をできるようにする。  ② 株価、配当が関連する指標の式を押さえる。 1.( 1 )の計算   ここでは、( 1 )の計算や( 2 )の計算において重要な考え方である( 3 )、( 1 )の妥当性などを評価する各種指標について  学習する。 2.( 1 )の( 4 )    ( 1 )を保有することによって得られる収益は、1年後に( 5 )を受け取り、その直後に売却する場合を想定したとき、( 5 )  による収入と売却による収入によって構成される。つまり、( 1 )の( 4 )は( 6 )(( 7 ))と( 8 )(( 9 ))を  合計したものとして表される※1。 【アドバイス】※1 まずは、( 6 )=( 7 )、( 8 )=( 9 )という用語の対応を押さえる。 3.( 3 )   ( 3 )とは、( 1 )の( 10 )は、現在の1株の保有によって将来得られる( 11 )を投資家の( 4 )で割り引いた( 12 )  である、と考えるもので※2、( 11 )が毎年一定の場合(( 13 ))と、一定の( 14 )で成長する場合(( 15 ))とに分けられる。 【アドバイス】※2 投資家に対する( 16 )である( 5 )が、( 17 )のキーとなるという理論である。 ①( 13 )※3   ( 11 )(D)が毎年一定である場合、将来得られる( 11 )の( 12 )を求める式は次のようなプロセスで導出できる。 【板書】( 13 )→ 画像参照  VE= ( 18 ) ※4  VE:( 1 )(( 19 ))   D:( 11 )   rE:( 4 )  ◆計算例   1年後の配当額が 1,000円、株式の期待収益率 5% の場合      株価(株式の理論価格)= 1,000 / 0.05 = 20,000円 【アドバイス】※3 配当が永久に続くと仮定し、配当を割引することにより株式価値を計算する方法である。 【アドバイス】※4 式(結論)をしっかり押さえる(計算過程は参考である)。 ②( 15 )※5   ( 11 )の( 14 )を g とすると、将来得られる( 11 )の( 12 )を求める式は次のようなプロセスで導出できる。 【アドバイス】※5 配当が一定率で成長すると仮定し、配当を割引することにより株式価値を計算する方法である。 【板書】( 15 )→画像参照 VE= D1 / ( rE ー g ) ※6 VE:( 1 )(( 19 )) D1:( 20 ) rE:( 4 ) rE > g ◆計算例 1年後の配当額が 1,000円、株式の期待収益率 5%、配当期の成長率1%の場合 株価(株式の理論価格)= 1,000 / 0.05 ー 0.01 = 25,000円 【アドバイス】※6 ゼロ成長モデル同様、式(結論)をしっかり押さえる。 ※このように、キャッシュフロー(今回でいうと配当)を資本コスト(今回でいうと投資家の期待収益率)で割り引くことで、何らかの価値を  計算するというのは、ファイナンスのパターンの考え方である。試験攻略上は、この考え方を理解するのではなく、慣れることが重要である。

    株価, 企業価値, 配当割引モデル, 期待収益率, 配当, 配当利回り, インカムゲイン, 値上がり率, キャピタルゲイン, 理論価格, 配当金, 現在価値, ゼロ成長モデル, 成長率, 定年成長モデル, フィードバック, 株式価値, D / rE, 株式の理論価格, 1年後の配当金

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    Chapter 6 ファイナンスⅠ Section 2 株価の計算 4.株価の( 1 )を評価するための各種指標 ①( 2 )(( 3 ))   株主に支払われた( 4 )の総額を( 5 )で割ることによって計算される。  ( 2 )(円)=( 6 )/( 5 ) ※7 【アドバイス】※7 試験攻略上は、式をしっかり覚える。 ②( 7 )※8   1株当たりの( 4 )を、( 8 )で割ることによって計算される。なお、投資をする場合には、( 4 )の( 9 )で計算し、  投資の判断材料とする。  ( 7 )(%)=1株当たり( 4 )/( 8 ) ✖ 100 ※9 【参考】※9 例:配当金 10  株価 100 ➡ 配当利回り 10% ③( 10 )※10   ( 6 )を( 11 )で割ることによって計算される。配当の支払いがどれほどの( 12 )をもってなされているかを表す指標である。   ( 10 )(%)=( 6 )/( 11 )✖ 100 ※11 【アドバイス】※10 簡単に言うと、利益に占める配当の割合である。 【参考】※11 例:配当金 5  利益 100 ➡ 配当性向 5% ④( 13 )(( 14 ))   ( 11 )を( 5 )で割ることによって計算される。   ( 13 )(円)=( 11 )/( 5 ) ⑤( 15 )(( 16 ))※12   株価を( 13 )(( 14 ))で割ることによって計算される。   ( 15 )= ( 8 )/( 13 ) ※13 【アドバイス】※12 ( 8 )と利益の割合であり、( 8 )が割安かどうかを判断する指標になる。 【参考】※13 例: A株価 2,000 利益 100 → PER 20倍 B株価 1,500 利益 100 → PER 15倍 ➡ Bのほうが株価は割安 ⑥( 17 )(( 18 ))   ( 19 )(簿価)を( 5 )で割ることによって計算される。   ( 17 )(円)=( 19 )(簿価)/( 5 ) ⑦( 20 )(( 21 ))   ( 8 )を( 17 )(( 18 ))で割ることによって計算される。※15   ( 20 )(倍)=( 8 )/( 17 )(簿価) 【アドバイス】※14 ( 8 )と( 19 )の割合であり、( 8 )が割安かどうかを判断する指標になる。 【過去問】※15 ・〇か✖で答えよ PERの値が1より小さいと、株価は1株当たり純資産より低く評価されている。(H20-13-b) ・解答:( 22 ) ※⑤のPERと⑥のPBRは日経新聞でもよく登場する指標!

    妥当性, 1株当たり配当金, DPS:Dividend Per Share, 配当金, 発行済株式総数, 配当金総額, 配当利回り, 現在の株価, 見込値, 配当性向, 当期純利益, 余力, 1株当たり当期純利益, EPS:Earnings Per Share, 株価収益率, PER:Price Earnings Ratio, 1株当たり純資産額, BPS:Book-value Per Share, 純資産額, 株価純資産倍率, PBR:Price Book-value Ratio, 〇

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    Chapter 6 ファイナンスⅠ Section 3 DCF法などによる企業価値の算定 【ポイント】  ① フリーキャッシュフローの計算をできるようにする。  ② WACCの計算をできるようにする。  ③ 企業価値の計算をできるようにする。 1.( 1 )の算定(( 2 ))※1   このSection では、( 3 )(( 4 )Chapter 5 の Section 2 参照)に基づいた( 1 )の考え方や計算方法について学習する。 【アドバイス】※1 ( 1 )の算定について、前の Section とは別方法でとらえる。 【板書】( 3 )による( 1 )※2 ( 1 )=FCF1 / ( 1 + r ) 1 + FCF2 / ( 1+ r )2 +・・・(永久に続くと仮定)                 ⇩   ⇩               ( 5 )  ( 6 )  FCFn:( 7 )に発生する( 5 )    r:( 8 )(( 9 )) ※上記計算式は、その資産(企業)が将来にわたり生み出すFCFを( 8 )で割り引いた( 10 )が( 11 )(( 1 ))になるということを  示している 【アドバイス】※2 キャッシュフロー(今回でいうとFCF)を資本コスト(今回でいうと加重平均資本コスト)で割引くことで価値を算定するという点で、 配当割引モデルと同じである。あとは、企業価値の計算要素である「FCF」と「加重平均資本コスト」の計算をしっかり押さえる。 【板書】( 1 )のイメージ※3 ※画像参照 ・( 1 )  ① 企業全体のFCFの( 10 )合計(割引率:( 8 )) ・( 12 )  ② 債権者が獲得するCFの( 10 )合計(割引率:( 13 )) ・( 14 )    株主が獲得するCFの( 10 )合計(割引率:( 15 )) 【アドバイス】※3 ( 1 )を算定する方法はいくつかあるが、左の図から、2大方法として ①( 5 )から算定する方法と②( 12 )と( 14 )(( 15 ))から算定する方法があるとイメージしておく

    企業価値, キャッシュフロー割引モデル, DCF法, Discount Cash Flow Method, フリーキャッシュフロー, 現在価値への割引, n年後, 加重平均資本コスト, WACC, 現在価値, 資産価値, 負債価値, 負債コスト, 株式価値, 株主資本コスト, 配当割引モデル

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    Chapter 6 ファイナンスⅠ Section 3 DCF法などによる企業価値の算定 2.( 1 )(( 2 ))   ( 5 )(以下( 2 ))とは、企業への( 3 )(( 4 )および( 5 ))に対して( 6 )や( 7 )に充てることのできる、  ( 4 )と( 5 )に帰属する( 8 )(以下( 9 ))のことである※4。また、企業が本来の( 10 )によって生み出す( 9 )  ともいえる※5。   ( 11 )を行うことで、どれだけ( 2 )が増加するかが、その( 11 )の価値ということになる。( 2 )は、一般的に以下の  計算式で表される。 【板書】( 2 )※6 ( 2 )=( 12 )+( 13 )ー( 14 )ー( 15 )※7 ( 12 )=( 16 )✖( 1 ー ( 17 )) ( 14 )=( 18 )ー( 19 ) ※( 20 )※8=( 21 )+( 22 )ー( 23 ) 【アドバイス】※6 まずは、結論の式をしっかり押さえる。 【参考】※7 ( 2 )(企業が稼いだ資金)を欠き4項目で表す。直感的な理解があればOK。  ①( 12 )  ② +( 13 )  ➡Chapter 5 のSection 1 で学習した正味CFの式と同じと考える=( 24 )  ③ ー( 14 )=企業の必要資金の増加額  ➡資金に( 25 )影響  ④ ー( 15 ) 【用語】※8 ( 20 ):企業が事業活動を行ううえで必要となる資金のこと(ここでは式を覚え、キャッシュフロー計算書の学習時       ( → Chapter 9 )に理解を深める学習をしよう)。 ①( 2 )の計算式の簡便化   ( 2 )の計算式は、試験対策上、次の❶❷のような条件が与えられる場合がある。  ❶( 15 )は( 13 )と同額    企業が一定の規模を維持するためには、( 13 )と( 26 )をするという考え方である。   よって、( 2 )の計算上、( 13 )と( 15 )が相殺される。  ❷( 20 )の増減額は考慮しない    ( 27 )が前提となり、( 21 )や( 23 )は無視することができる。さらに、生産した製品がすぐに販売されるという前提から   ( 22 )も無視することができる。よって、( 20 )の増減額は考慮しないことが多い。  以上により、( 2 )は次のように表すこともできる。 【板書】( 2 )の計算式の簡便化※9 ( 2 )=( 12 )+( 13 )ー( 14 )ー( 15 )=( 12 )  ※( 13 )=( 15 ),( 14 )がゼロの場合に限る 【アドバイス】※9 試験では、簡便化された式もよく出題されるので押さえておく。

    フリーキャッシュフロー, FCF, 資金提供者, 債権者, 株主, 利払い, 配当, キャッシュフロー, CF, 事業活動, 事業投資, 税引前営業利益, 減価償却費, 運転資金増加額, 投資額, 営業利益, 税率, 当期運転資金, 前期運転資金, 運転資金, 売上債権, 棚卸資産, 仕入債務, 投資のリターン, マイナス, 同額投資, 現金取引

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    Chapter 5 ファイナンスⅠ Sectiono 3 DCF法などによる企業価値の算定 3.( 1 )(( 2 ))    ( 1 )とは、複数の( 3 )がある場合、( 4 )の総額が( 5 )の総額に占める割合のことである※10。   ( 1 )は、債権者の( 6 )と株主の( 7 )を( 8 )することによって計算することができる※11。   なお、( 9 )(あるいは( 10 ))の価値および( 11 )の価値は、それぞれ( 12 )を用いる。    ( 1 )は、次の計算式により求めることができる。 【板書】( 1 )(( 2 ))※12 ( 1 )=( E ✖ rE + D ✖ rD ✖ ( 1 ー t )      = E / ( E + D ) ✖ rE + D / ( E + D ) ✖ rD ✖ ( 1 ー t )  E:( 9 )の価値   rE:Eの( 13 )  D:( 11 )の価値  rD:Dの( 13 )  t:( 14 ) ◆計算例  負債 300円(税引前資本コスト 4%)、純資産 200円(資本コスト 5%)、税率 40%の場合  ( 1 )= 5% ✖ 200 / ( 200 + 300 ) + 4% ✖ 300 / ( 200 + 300 ) ✖ ( 1 ー 0.4 )      = 3.44 %  ( 1 )の計算のポイントは下記3点になる。 【板書】( 1 )計算のポイント → 画像参照 ( 13 )を使っている資金の割合でウェイト付けする ウェイト付けするときの資金額は( 12 )を用いる ( 6 )率は税引き後とする※13 【アドバイス】※10 簡単に言うと、「( 15 )」である。 【アドバイス】※11 なぜ負債のコスト率と自己資本のコスト率が異なるのかは、Chapter 7 の「証券投資論」で学習する 【アドバイス】※12 試験では、①WCAA単体でも②企業価値計算の一部としてもよく出題される。次ページのポイント3点を意識しながら計算の学習をする。 【参考】※13 なぜ純資産のコスト(配当)は税引き後にしないのかというと、配当は税引後の利益から実行される性質があるため、税金計算上考慮されないからである。

    加重平均資本コスト, WACC:Weighted Average Cost of Capital, 資金調達源泉, 調達源泉別のコスト, 資金調達, 負債コスト, 期待収益率, 加重平均, 自己資本, 株主資本, 他人資本, 時価, 資本コスト, 税率, 平均資本コスト率

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    Chapter 5 ファイナンスⅠ Section 3 DCF法などによる企業価値の算定 4.( 1 )の計算   資本コストに関しては、( 2 )と( 3 )の両者から構成される( 4 )の価値の計算でるため、( 5 )(( 6 ))と  ( 7 )(( 8 ))の両者をそれぞれの相対的な大きさでウェイトづけした( 9 )が使用される。そして、( 10 )を  ( 9 )(( 11 ))で割り引くことで( 1 )を計算する※14。 【アドバイス】※14 前述したとおり、( 12 )を( 13 )で割り引くという、ファイナンスがよく用いる考え方で( 1 )を算定する。 あとは結論の式(( 10 )÷( 11 ))をしっかり押さえる。 【板書】( 14 )による( 1 )(( 10 )が毎年同額の場合)→ 画像参照        lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーl        l          l          l        l   ( 1 )    l   ( 14 )   l  ( 10 )  l          l          l ( 11 )        l ※事業が生み出す l          l        l  将来( 15 )  l          l        l          lーーーーーーーーーーl        l          l          l        l          l   ( 16 )   l        l          l          l        lーーーーーーーーーーlーーーーーーーーーーl  ( 1 )= ( 10 )/ r ※15  r =( 9 )(( 11 )) ◆計算例  FCF 100円(永久に続くと仮定)、WACC が 10%の場合  ( 1 )= 100 ÷ 10% = 1,000円 【アドバイス】※15 結論の式をしっかり押さえる。

    企業価値, 負債, 自己資本, 企業全体, 負債コスト, 利子率, 自己資本コスト, 株式の期待収益率, 加重平均資本コスト, FCF, WACC, キャッシュフロー, 資本コスト, 負債価値, CF, 株式価値

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    Chapter 6 ファイナンスⅠ Section 4 最適資本構成 【ポイント】  ① 資金調達の分類を押さえる。  ② MM理論の結論を押さえる。   ファイナンス理論の目的は、( 1 )である。そこで、( 2 )を( 3 )するような( 4 )が存在するか考察する。 1.( 5 )   企業の( 6 )は、( 7 )が( 8 )か( 9 )にあるかで分類される※1。  ( 10 )は、( 8 )を( 7 )とするため( 11 )ともいい、( 12 )、( 13 )、( 14 )がある※2。  ( 13 )は、金融機関などを通じて間接的に資金調達する形態であり、( 14 )は、( 15 )と通じて( 16 )、( 17 )等により  ( 6 )する形態である。   ( 18 )は、企業自らの( 19 )による成果であり、狭義には( 20 )のみであるが、広義には( 21 )も含まれる。 【板書】( 5 )※3  → 画像参照 【アドバイス】※1 分類の正誤判定問題がよく問われるので、その視点から学習するようにする。 【過去問】※2 ・〇か✖で答えよ 株式発行による調達は、長期資金であり、外部金融である。(H21-12-ア) ・解答:( 22 ) 【アドバイス】※3 特に、( 4 )として見落としやすい「( 12 )」「( 20 )」「( 21 )」を押さえておく。 【用語】※4 ( 12 ):売上や仕入れによって生じる債権債務のこと。ここでは「( 23 )」と「( 24 )」ととらえておけばよい。

    企業価値の最大化, 企業価値, 最大化, 資金調達手段, 資金調達構造, 資金調達, 資金調達源泉, 企業外部, 内部, 外部金融, 外部資金調達, 企業間信用, 間接金融, 直接金融, 資本市場, 社債発行, 株式発行, 内部金融, 資本運用, 利益留保, 減価償却費, 〇, 買掛金, 支払手形

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    Chapter 6 ファイナンスⅠ(企業財務論) Section 4 最適資本構成 2.( 1 )   ここでは、( 2 )による( 3 )の変化が、企業価値にいかなる影響を与えるかを学習する。このような点について、  ( 4 )を仮定して( 5 )を研究したモデルとして、( 6 )と( 7 )による( 1 )がある※5。 ①( 1 )の仮定※6   ( 1 )は、( 4 )を仮定した理論モデルであり、一般的に、たとえば、( 8 )等の( 9 )はゼロ、( 10 )等の( 11 )はゼロ、  すべての投資家に当該企業に関する情報は的確かつ同時に伝達、などの仮定がある。 ②( 1 )の命題   ❶( 1 )の命題    企業の( 12 )が企業価値に対してどのような影響を与えるかを考慮したのが、( 1 )の命題である。結論※7は、企業価値は   ( 3 )からは独立であるというものであり、この場合、(( 13 )という意味で)最適な( 3 )は存在しないことになる。 【板書】( 1 )の命題 ( 10 )が存在しない市場では、企業価値はその( 3 )に依存しない。※8 【アドバイス】※7 他のファイナンス理論同様、結論をしっかり押さえることが重要である。 【アドバイス】※8 結論の直感的な理解として、得られるキャッシュフローが同一であれば、どのような( 3 )であろうが企業価値に影響は ないというイメージである。 【板書】( 4 )における負債と企業価値の関係※9※10  → 画像参照 【過去問】※9 ・〇か✖で答えよ 法人税がないと仮定したとき、企業価値は資本構成と無関係である。(H20-18-a) ・解答:( 14 ) 【過去問】※10 ・〇か✖で答えよ 法人税がないと仮定したとき、企業価値は負債の利用度が高まるほど高まる。(H20-19-b) ・解答:( 15 )  ❷( 1 )の( 16 )    現実の世界には( 10 )が存在する。( 10 )を考慮した場合、企業価値にはどのような影響があるのか。 【板書】( 1 )の( 16 )  → 画像参照 ( 10 )が存在するとき、( 17 )による( 18 )のため、( 19 )が高まるほど( 18 )の( 20 )ぶんだけ企業価値は上昇する。   VL=Vu + t ✖ DL ※12   Vu:借入のない企業価値(U社)   t:税率   VL:借入のない企業価値(L社)  DL:負債額 ※U社とL社は資本構成以外の条件がすべて同様であると仮定する 【アドバイス】※11 結論の直感的な理解として、法人税を考慮すると( 21 )が税金によって( 22 )する分、企業価値が大きくなるというイメージがあれば 十分である。 【アドバイス】※12 結論をしっかり押さえることが重要である。特に、両者の企業価値の差が「 t ✖ DL 」になることをしっかり記憶する。  法人税を考慮すると、( 18 )の( 20 )ぶんだけL社の企業価値が大きくなる。これは、( 17 )企業(L社)のほうが、 ( 18 )分だけ投資家にもたらされる( 23 )が大きくなることを反映しており、「 t ✖ DL」は( 18 )に伴う企業価値の( 24 ) ととらえられるのである※13※14。 【過去問】※13 ・〇か✖で答えよ 法人税が存在する場合、企業価値は資本構成とは無関係である。(H20-18-c) ・解答( 25 ) 【過去問】※14 ・〇か✖で答えよ 法人税が存在する場合、企業価値は負債の利用度が高まるほど高まる。(H20-18-d) ・解答:( 26 ) 【過去問】※15 ・〇か✖で答えよ B社と資産内容が全く同じで毎期同じキャッシュフローを生み出せるC社が存在するものとする。C社とB社では資本構成のみが 異なっており、B社は全額株主資本であるが、C社は 5,000 万円負債を利用している。法人税率が 40%であるとき、B社の企業価値と C社の企業価値の差はいくらか。(H22-2-14改題) ・解答:( 27 )  ( 1 )の( 16 )によると、( 19 )を上昇させるほど企業価値が高まることになる。一方で、( 16 )では考慮されない 「( 23 )※16」を考慮すると、負債がもたらす( 23 )によるマイナス効果と、( 18 )によるプラス効果の( 29 )を考慮して、 最適な( 3 )を検討する必要がある(( 30 ))。 【用語】※16 ( 28 ):企業が倒産した場合に発生するさまざまなコストの総称。

    MM理論, 負債, 資本構成, 完全資本市場, 最適資本構成問題, モジリアーニ, ミラー, 売買手数料, 取引コスト, 法人税, 税金, 資金調達方法, 企業価値を最大化する, 〇, ✖, 修正命題, 負債利用, 節税効果, 負債比率, 現在価値, 負債コスト, 減少, キャッシュフロー, 増分, ✖, 〇, C社の企業価値はB社より 2,000万円大きい。MM理論の結論より、両者は負債 ✖ 税率( 5,000 万円 ✖ 40%)だけ企業価値が異なる。, 倒産コスト, トレードオフ関係, トレードオフモデル

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    Chapter 6 ファイナンスⅠ Section 4 最適資本構成 【ミニテスト】 ファイナンスの目的は企業価値の最大化である。 配当割引モデル(ゼロ成長モデル)は、配当金を株式の期待主上率で割ることによって理論株価を算定する理論モデルである。 配当利回りは、利益 ÷ 配当金で計算される。 配当性向は、配当金 ÷ 利益で計算される。 PERは、利益 ÷ 株価で計算される。 FCFは、税引後営業利益 + 減価償却費 ー 運転資金増加額 ー 投資額で計算される。 WACCは、負債コストと自己資本コストを資金の使用割合で加重平均して計算される。 企業価値は、FCF ÷ WACCで計算される。 MM理論によると、法人税がない場合、企業価値は資本構成に依存しない。 MM理論によると、法人税がある場合、負債の金額だけ、負債のない会社より、負債のある会社の企業価値が大きい。

    〇, 〇, ✖, 〇, ✖, 〇, 〇, 〇, 〇, ✖

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    Chapter 7 ファイナンスⅡ(証券投資論) Section 1 個別証券のリターンとリスク 【ポイント】  ① 安全資産と危険資産のリターンの計算要素を押さえる。  ② 分散と標準偏差の計算をできるようにする。 1.( 1 )とは    ここでは、( 2 )に投資した際、( 3 )の変化により、どの程度の( 4 )を見込めるのか、またその変動の可能性は   どの程度か、ということを考察する。投資家の視点で考えていく※1。 2.( 1 )の考え方 ①( 5 )の考え方   ファイナンス理論では、( 5 )を( 6 )と( 7 )に分類して説明することが多い※2。  ( 6 )とは( 8 )の( 5 )であり、( 9 )((一般的には、10年物の( 10 )の( 11 )など)で運用される資産のことである。  これに対して、( 7 )とはリスクのある( 5 )であり、( 9 )にそのリスクに対する( 12 )(追加的なリターン)を上乗せした  リターンで運用される資産のことである。 【板書】( 6 )と( 7 )の比較 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l        l   ( 6 )   l    ( 7 )     l ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l リスク    l    0     l ( 4 )の( 14 )  l ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l リターン   l   ( 9 )   l ( 9 )+( 12 )  l ※3 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【アドバイス】※3 危険資産のリターンは、( 9 )を基準に、( 12 )(リスクにチャレンジした( 13 ))が上乗せされるイメージをもっておく。 3.( 2 )(( 7 ))のリターン   ( 7 )におけるリターンを考える場合、( 14 )が不確実なので、その( 4 )も不確実である。  そこで、ファイナンス理論では( 14 )を( 15 )ととらえて、( 16 )における期待値をリターンの尺度として用いる。   すなわち、リターンとは、( 17 )の( 18 )に各状況における( 7 )の証券の( 4 )を掛けたものの合計である( 19 )  として計算され、これを( 20 )という。 ( 20 )(%)=Σ(( 21 )の( 18 )✖ 各状況における( 4 ))※4 【参考】※4 Σ(シグマ)は合計を意味する。   ある証券(A証券)への投資を行うとする。この証券は、為替相場の変動により収益率が変動し、為替相場の変動と確率および変動ごとの  A証券の変動率は次のようになっているとする。  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l 為替相場 l  確率  l  収益率  l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l  円高  l  0.4   l  20%   l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l  不変  l  0.4   l  10%   l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l  円安  l  0.2   l   5%   l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   ここで、このA証券投資に対しての予測される収益率(( 20 ))は、( 22 )における( 23 )の方法で求めることができる。   ( 19 )=(とる可能性のある値 ✖ 確率)の和   したがって、このA証券投資の( 20 )は、     20% ✖ 0.4 + 10% ✖ 0.4 + 5% ✖ 0.2 = 13%   となり、このA証券の期待収益率をリターン※5と表現する。 【アドバイス】※5 リターンは唯一、( 23 )することがポイントであることを押さえておく。

    証券投資論, 個別証券, 外部環境, 収益率, 投資対象, 安全(無リスク)資産, 危険(リスク)資産, リスクゼロ, リスクフリーレート, 国債, 利息, リスクプレミアム, 見返り, 将来キャッシュフロー, 確率変数, 確率分布, 各経済状況, 発生確率, 期待値, 期待収益率, 経済状況, 確率論, 期待値計算

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    Chapter 7 ファイナンスⅡ Section 1 個別証券のリターンとリスク 4.( 1 )(( 2 ))のリスク   ( 2 )におけるリスクとは、( 2 )の( 3 )の変動のことであり、当該資産が取り得る( 4 )の( 5 )の程度を示している。  言いかえれば、( 3 )が( 6 )からどの程度乖離しているかということであり、この測定尺度として( 7 )あるいは( 8 )※6が  用いられ、これらが大きいほどリスクが高いと判断される。  ( 7 )= Σ{(各状況における( 3 )ー( 6 ))² ✖ ( 9 )}  ( 8 )= √( 7 )   A証券の( 8 )は、次のようなプロセスで計算できる。  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l 為替相場 l 確率 l 収益率 l 期待収益率 l 偏差※l 偏差² l 偏差² ✖ 確率 l 分散 l 標準偏差 l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l  円高  l 0.4  l  20% l       l  7% l  49  l   19.6   l    l      l  lーーーーーーーーーーーーーーー l       lーーーーーーーーーーーーーーーー l    l      l  l  不変  l 0.4  l  10% l   13%  l ー3% l   9  l    3.6   l  36 l  6%   l  lーーーーーーーーーーーーーーー l       lーーーーーーーーーーーーーーーー l    l      l  l  円安  l 0.2  l   5%  l        l ー8% l  64  l   12.8   l    l      l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  ※収益率 ー 期待収益率   このA証券の( 7 )や( 8 )は、A証券投資への( 5 )の度合いであり、これをA証券投資へのリスクと考えることができる。  また、これから先の議論では、( 8 )をリスクを表す概念として取り上げていく。 【アドバイス】※6 ( 7 )や( 8 )は、統計学から生じた概念で理解が難しいので、式を丸暗記して対応する。参考として、 「各状況における( 3 )-( 6 )をベースにしているため、( 5 )が大きいほど( 7 )や( 8 )も大きくなるイメージが もてたらOK。 【過去問】※7 ・〇か✖で答えよ 投資利益率 4%(確率 0.3)、6%(確率 0.4)、7%(確率 0.3)の条件のもと、分散は ( 4 ー 5.7)² ✖ 0.3 + ( 6 ー 5.7)² ✖ 0.4 + ( 7 ー 5.7)² ✖ 0.3 で表される。(H20-19改題) ・解答:( 10 ) ※1次試験は電卓が使えないため、式だけで正誤判断をする問題もある。 5.リスク回避的投資家    投資家は、投資において直面する( 11 )を基準に( 12 )を計算して意思決定をしている。つまり、投資家は( 13 )に   応じて( 12 )を決定しており、追加的に( 14 )が発生すると、それに対してさらに( 15 )を要求する。   このような投資家をリスク回避的投資家という。ファイナンスでただ単純に「投資家」と表記されている場合はリスク回避的投資家を   示していると考えてよい。 【板書】リスク回避的投資家の行動パターン※8  ◆( 16 )の資産がある場合 ➡ ( 12 )の大きい方を選択する  ◆( 17 )の資産がある場合 ➡ ( 11 )の小さい方を選択する 【アドバイス】※8 リスク回避的投資家の行動パターンをベースにファイナンス理論が展開していくので、しっかり押さえる。

    個別証券, 危険資産, 収益率, 収益性, ばらつき, 期待収益率, 分散, 標準偏差, 発生確率, 〇, リスク, リターン, 負担するリスク, リスク負担, リスクプレミアム, 同一リスク, 同一リターン

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    Chapter 7 ファイナンスⅡ Section 2 ポートフォリオのリターンとリスク 【ポイント】  ① グラフ上、効率的フロンティアがどこになるかを押さえる。   ここでは、( 1 )((複数の( 2 )を組み合わせた場合)のリターンとリスクについて学習する※1。  簡便化して、2つの( 2 )の場合について見ていくことにする。 1.( 1 )のリターンとリスク    Section 1 のA証券に組み合わせる証券として、B証券を取り上げる。( 3 )の変動ごとのB証券の( 4 )は、次のようになっている。      ーーーーーーーーーーーーーーーーー    l 為替相場 l 確 率 l 収益率 l    lーーーーーーーーーーーーーーーー l    l  円高  l  0.4  l  3%  l    lーーーーーーーーーーーーーーーー l    l  不変  l  0.4  l  7%  l    lーーーーーーーーーーーーーーーー l    l  円安  l  0.2  l  10%  l    ーーーーーーーーーーーーーーーーー    A証券と同様に、B証券について期待収益率、標準偏差を計算すると次のようになる。    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l 為替相場 l 確率 l 収益率 l 期待収益率 l 偏差 l 偏差² l 偏差² ✖ 確率 l 分散 l 標準偏差 l    lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーl    l  円高  l 0.4  l   3% l       l ー3% l  9  l   3.6    l    l      l    l―-------------- l       l---------------- l    l      l    l  不変  l 0.4  l   7% l  6%   l  1% l  1  l   0.4    l 7.2  l ≒ 2.68  l    lーーーーーーーーーーーーーーー l       l---------------- l    l      l    l  円安  l 0.2  l   10% l       l  4% l  16  l   3.2   l    l      l    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ①( 1 )の( 5 )   ここで、保有資金の 60 % をA証券、 40 %をB証券に振り向けたとすると、( 1 )の( 5 )は次のようになる。  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l 為替相場 l 確率 l     ( 1 )の収益率※2                           l ( 1 )の( 5 )  l  lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーl  l  円高  l 0.4  l A証券の収益率 20% ✖ 組み入れ比率 0.6 + B証券の収益率 3% ✖ 組み入れ比率 0.4% = 8.8 % l 13.2% ✖ 0.4% + 8.8% l  lーーーーーーl----lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l ✖ 0.4 + 7% ✖ 0.2   l  l  不変  l 0.4  l A証券の収益率 10% ✖ 組み入れ比率 0.6 + B証券の収益率 7% ✖ 組み入れ比率 0.4% = 8.8 % l = 10.2%       l  lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l            l  l  円安  l 0.2  l A証券の収益率 5% ✖ 組み入れ比率 0.6 + B証券の収益率 10% ✖ 組み入れ比率 0.4% = 7%  l            l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   ( 1 )の( 5 )は、A証券の( 5 )13%とB証券の( 5 )6%の加重平均となっており、       13% ✖ 0.6 + 6% ✖ 0.4 = 10.2%   で求められる。 【アドバイス】※2 リターンについて A 60:B 40 で加重平均しているだけで、特別な計算をしているわけではない。   ②( 1 )の( 6 )   次に( 1 )の( 6 )を算定すると、次のようになる。  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l 為替相場 l 確率 l 収益率 l 期待収益率 l 偏差 l 偏差² l 偏差² ✖ 確率 l 分散 l 標準偏差 l  lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーl  l  円高  l 0.4  l 13.2% l       l  3%  l  9  l  3.6     l    l      l  lーーーーーーlーーーーlーーーーーl       lーーーーl ーーーー l ーーーーーーー l    l      l  l  不変  l 0.4  l  8.8% l  10.2%  l ー1.4% l  1.96 l  0.784    l 6.342 l ≒ 2.54% l  l‐-----l----l-----l       lーーーーl ーーーー l ーーーーーーー l     l      l  l  円安  l 0.2  l     l       l ー3.2% l  10.24 l  2.048    l     l      l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   A証券の( 6 )とB証券の( 6 )の加重平均は、      6% ✖ 0.6 + 2.68% ✖ 0.4 = 4.672%   ですが、( 1 )の( 6 )は実際には上の表のように 約 2.54% です。A証券とB証券を組み合わせることによって、   加重平均よりも( 6 )が低くなる※3。 【アドバイス】※3 なぜポートフォリオのリスクが加重平均より低くなるかは Section 3 の共通分散と相関係数で説明する。 ③ 保有割合の変化   ここまで、保有資金の 60% をA証券、40% をB証券に振り向けるものと仮定して考察してきましたが、この組み合わせは変化させることができる。  組み合わせ比率を「A証券 100%、B証券 0%」から「A証券 0%、B証券 100%」まで、10% ずつ変化させた場合のそれぞれの( 5 )と( 6 )、  さらに( 6 )が最低になる場合の( 5 )と保有割合を同じ要領で計算し、一覧にしたものが次の表である※4。  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l 保有割合( % ) l 期待収益率( % ) l 標準偏差( % )  l  lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l  l A 100 , B 0 l     13.0  l   6.00    l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l A 90 , B 10 l     12.3  l   5.13    l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l A 80 , B 20 l     11.6  l   4.27    l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l A 70 , B 30 l     10.9 l   3.40    l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l A 60 , B 40 l     10.2  l   2.54    l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l A 50 , B 50 l      9.5  l   1.67    l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l A 40 , B 60 l      8.8  l   0.82    l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l A 31 , B 69 l      8.17  l   0.21(最低)l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l A 30 , B 70 l      8.1  l    0.22    l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l A 20 , B 80 l      7.4  l    0.96    l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l A 10 , B 90 l      6.7   l    1.82    l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l A 0 , B 100 l      6.0   l    2.68    l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【アドバイス】※4 まずは、A、Bの保有割合を変えることで期待収益率や標準偏差が変動すること、A31、B69 よりAの保有比率を引き下げると 期待収益率が減少し、標準偏差が上昇しているイメージをもっておく。

    ポートフォリオ, 証券, 為替相場, 収益率, 期待収益率, 標準偏差

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    Chapter 7 ファイナンスⅡ(証券投資論) Section 2 ポートフォリオのリターンとリスク 2.効率的ポートフォリオ   A証券とB証券の保有割合を変化させたときの、それぞれのポートフォリオにおける( 1 )と( 2 )をグラフに表示する。 【板書】効率的ポートフォリオ  ➡ 画像参照   このグラフからわかるように、保有割合を「A:100 %、B: 0 %」からAの割合を減少させる(Bの割合を増加させる)につれて、  ( 3 )も( 4 )も低下してくるが、「A: 31%、B: 69%」の組み合わせで( 4 )が最低となり、その後は、( 3 )は低下するが  ( 4 )は上昇する、ということになっている。   このことから、bからcのポートフォリオについては、同じ( 2 )で( 3 )の高いポートフォリオがあるために選択されないことがわかる。   したがって、A証券とB証券のポートフォリオとして選択が行われるのは、aからbの組み合わせの任意の点である※7。  また、aからbの組み合わせを効率的ポートフォリオといい、効率的ポートフォリオの集合体である曲線 a bを( 5 )※6という。 【アドバイス】※5 b c間で投資をされないのは、( 6 )を取ったときに、より高い( 1 )を得られるポイントがあるためである。 【アドバイス】※6 どこが( 6 )になるかを押さえる。 【過去問】※7 ・〇か✖で答えよ (無リスク資産が存在しない場合)合理的な投資家は、(左記グラフの)a ー c 間から、各人のリスク許容度に応じてポートフォリオを 選択する。(H28-18改題) ・解答:( 7 )

    リターン(期待収益率), リスク(標準偏差), 期待収益率, 標準偏差, 効率的フロンティア, 同じリスク, ✖

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    Chapter 7 ファイナンスⅡ(証券投資論) Section 3 共分散と相関係数 【ポイント】  ① 相関係数の数値から、2つの証券の相関性を判断できるようにする。  ② 相関係数の数値から、リスク分散効果の大小関係を判断できるようにする。 1.はじめに   Section 2 で見たように、ポートフォリオの( 1 )は、A、B両証券の( 1 )の( 2 )を計算することで求めることができた。      13% ✖ 0.6 + 6% ✖ 0.4 = 10.2%    しかしながら、ポートフォリオの( 3 )については、同様に( 2 )で計算しても同じ効果を得ることはできない。       6% ✖ 0.6 + 2.68% ✖ 0.4 = 4.672%( ‡ 2.54%)    このSection では、この理由を明らかにするための概念である共分散と相関係数を学んでいく※1。 【アドバイス】※1 まずは、共分散や相関係数を計算することにより、ポートフォリオを構成する証券の連動度合いを把握することができるイメージをもって 読み進める。 2.( 4 )   ( 4 )とは、( 5 )(( 6 )など)により2つの証券がどの方向に動くのか、また、その動きの( 7 )はどの程度かを  判断する概念である。 ①( 8 )の計算   ( 4 )を求めるには、2つの証券の( 8 )の計算をする。   ➡ 画像参照  ( 4 )は、次の式で求めることができる。  ( 4 )=Σ(A証券の( 8 )✖ B証券の( 8 )✖( 9 ))   すなわち、( 4 )とは、2証券の( 8 )の積の( 10 )と考えることができ、具体的に計算すると次のようになる。   ➡画像参照   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   l 為替相場 l 偏差A ✖ 偏差B ✖ 確率 l  合計  l   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   l  円安  l   ( 11 )     l      l   ーーーーーーーーーーーーーーーーーー l      l   l  不変  l   ( 12 )     l ( 14 ) l   ーーーーーーーーーーーーーーーーーー l ( 4 )  l   l  円安  l   ( 13 )     l      l   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ② ( 8 )の( 15 )   ここで、この表の( 8 )の( 15 )に着目する。( 6 )に対し、2つの証券の( 8 )の( 15 )が同じであれば、両方の  ( 16 )は同じ方向(たとえばA証券の( 16 )がプラスならB証券はマイナス)に動くことを示している。   また、( 4 )はこの( 8 )の積は( 10 )なので、( 4 )の( 15 )がプラスであれば反対の方向に動くと予想することができる※2。 【アドバイス】※2 共分散は計算の基礎が偏差と偏差の積となるため、同じ動きをする証券であれば数値が正に l (+ x +) or ( - x -) l、逆の動きをする証券であれば数値が 負( + x -)となることを押さえる。

    期待収益率, 加重平均, 標準偏差, 共分散, 環境変化, 為替相場の変動, 相関性, 偏差, 確率, 期待値, 7% ✖ (ー3%)✖ 0.4 = ー8.4, ー3% ✖ 1% ✖ 0.4 = ー1.2, ー8% ✖ 4% ✖ 0.2 = ー6.4, ー16, 符号, 収益率

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    Chapter 7 ファイナンスⅡ(証券投資論) Section 3 共分散と相関係数 3.( 1 )   ( 1 )とは、2つの証券の動く方向を( 2 )と同じようにプラスやマイナスの符号で、また、2つの証券の( 3 )の程度を( 4 )までの  範囲として表したもので、次の式で計算できる※3。  ( 1 )=( 2 )※4 /(A証券の( 5 )✖ B証券の( 5 )   ( 1 )は( 4 )の範囲の数値で表され、符号は2つの証券の動く方向を示し、また、数値の( 6 )が 1 に近づくほど( 7 )は高いと  判断される。   ここで、具体的にA、B両証券の( 1 )を求めてみると、次のようになる。     ( 1 )(ρ:ロー)= ー16 / 6% ✖ 2.68% ≒ ー0.995   この結果、A、B証券は負の( 8 )が非常に強い、ということがわかる。   さらに、( 1 )の符号とその数値の大きさにより、2つの証券の( 7 )を次のように分類することができる※5。    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ※6    l  ρ = 1   l ( 9 )に動く   l    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l 0 < ρ < 1  l( 10 )に動く   l    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l  ρ = 0   l ( 11 )動く    l    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l -1 < ρ < 0  l ( 12 )に動く   l    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l  ρ = -1  l ( 13 )に動く   l    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【参考】※3 ( 1 )は、Excelの CORREL という関数で計算することが可能であり、実務上さまざまなものの( 7 )を判断することに役立つ。 【アドバイス】※4 ( 1 )の式の理解は数学的に難解なため、丸暗記してしまう。 【アドバイス】※5 試験攻略上、相関係数の数値から、( 14 )が判断できるようになることが重要である。 【過去問】※6 ・〇か✖で答えよ 相関係数がゼロの場合、2証券は相互に独立であるといわれる。 ・解答:( 15 ) 4.( 1 )と( 16 )   ( 1 )と( 17 )のリスクとリターンの関係を図示すると、次のようになる。 【板書】( 1 )と( 16 )※7  ➡ 画像参照   このように、( 8 )が 1 とならないような(いいかえれば 2つの証券の動く方向が全く同じものでないような)証券を組み合わせる  ことにより、リスクの( 18 )をはかることが可能となり、これを( 17 )の( 19 )という※8。 【アドバイス】※7 分散効果により、リスクが引き下がる(線が左に曲がる)イメージが持てたらOK。 【過去問】※8 ・〇か✖で答えよ 資金を2つの証券に分散して投資を行う場合、投資収益率のリスク低減効果が最大になるのは、2つの証券の投資収益率が完全に 負相関している場合である。(H22-16改題) ・解答:( 20 )

    相関係数, 共分散, 相関性, ー 1 から + 1, 標準偏差, 絶対値, 相関性, 相関関係, 全く同じ方向, 同じ方向, 全く関係なく, 別の方向, 全く反対の方向, 連動度合い, 〇, ポートフォリオ効果, ポートフォリオ, 低減, リスク分散効果, 〇

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    Chapter 7 ファイナンスⅡ(証券投資論) Section 4 CAPM 【ポイント】  ① 安全資産を含んだ場合の効率的フロンティアがグラフ上どこになるかを押さえる。  ② 個別リスクと市場リスクの違いを理解する。  ③ CAPMの計算をできるようにする。  ( 1 )(( 2 ))、すなわち( 3 )(( 4 ))モデルとは、効率的資本市場の理論において、 「( 5 )の高い証券ほど( 6 )は高くなる」という関係を説明するモデルである※1。 【アドバイス】※1 まずは、( 7 )は「( 8 )の( 6 )」を計算するためのものであるイメージをもって読み進める。 1.( 9 )を含む( 10 ) ①( 10 )   このSection では、さらに( 9 )への投資を考慮に入れる。( 9 )とは、( 11 )でリターンが得られる資産(( 12 )など)  のことをいう。   ( 9 )を考慮する場合には、投資家は次の図の( 13 )上の点で( 9 )と( 14 )の組み合わせを決定することになる(( 15 ))※2。   つまり、( 14 )であるA証券とB証券の組み合わせ比率が接点である( 16 )で固定されるのである。P’とP”を比較すれば、  同じリスクでリターンが高いP’が選択されるということである※3。 【板書】( 9 )を含む( 10 )(( 15 ))  ➡ 画像参照   ( 9 )を考慮すると、すべての投資家は図表の接点 T の組み合わせとなるポートフォリオ T と、( 9 )に投資することになる。  投資家の間で異なるのは、( 14 )のポートフォリオ T と( 9 )の( 17 )であり、( 14 )の( 17 )は同じになる※6。  このように、すべての投資家が( 18 )と、( 9 )の2資産のみが市場に存在するかのように投資するとき、T のことを( 19 )とよぶ。 【アドバイス】※2 「( 9 )を含む( 10 )」の別称が「( 15 )」であることは、よく問われているので押さえる。 【アドバイス】※3 この理解は、なぜそうなるのかが一番難しいので、結論をしっかり押さえる。 【アドバイス】※4 結論として、( 10 )が直線FF’になることを押さえる。特徴は、① 直線になること(( 9 )は( 11 )なため、( 20 )が生じない) ②( 14 )の投資集合に接すること(接線より下よりの線では、低いリターンになってしまい、上の線では存在しない投資集合になるため)である。 【過去問】※5 ・〇か✖で答えよ (無リスク資産が存在する場合)効率的フロンティアは(左記板書の)FF'で表される。(H21-17改題) ・解答:( 21 ) 【アドバイス】※6 直線FF’上では、安全資産とリスク資産のポートフォリオの割合が異なる一方で、リスク資産の構成割合は一定になる。

    CAPM, Capital Asset Pricing Model, 資本資産価格形成, 評価, 市場リスク, 期待収益率, CAPM理論, 個別証券, 安全資産, 効率的フロンティア, リスクゼロ, 短期国債, 直線FF', リスク資産, 資本市場線, T点, 組み合わせ比率, リスク資産 T, 市場ポートフォリオ, リスク分散効果, 〇

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    Chapter 7 ファイナンスⅡ(証券投資論) Section 4 CAPM 2.( 1 ) ①( 2 )と( 3 )   証券のリスク(( 4 ))は、次のように( 2 )と( 3 )の和として表すことができる。 【板書】( 2 )と( 3 )※7  証券のリスク(( 4 ))=( 2 )+( 3 ) ・( 2 )  ◆( 5 )に固有の( 6 )(研究開発の成否など)で、( 7 )により( 8 )できる。  ◆( 9 )、( 10 )ともいう ・( 3 )  ◆( 11 )に関連して起きる( 12 )の変動(( 13 )など)で、( 7 )でも( 8 )できない  ◆( 14 )、( 15 )ともいう   Section 2 「ポートフォリオのリターンとリスク」で学習したように、動き方の異なる証券(( 16 )が1より少ない値をとる)  をポートフォリオに加えて、( 17 )を増やしていくことで、リスクの( 8 )が図られることになる。  次の図は、このポートフォリオ構築による低減をグラフ化したものである。 【板書】ポートフォリオ構築による低減※8  ➡ 画像参照   証券の( 17 )を増やすことにより( 2 )は全体の中で埋没していくが、( 3 )は消去できない。したがって、 ( 17 )を増やし十分に( 18 )されたおポートフォリオは、( 2 )が極小化ないし消去され、もっぱら( 3 )の影響を 受けることになる。 ②( 19 )   ( 20 )は、各証券の( 3 )から影響される度合いを測る尺度である※9※10。 ( 20 )とは、株式市場が 1% 変化したときに、任意の株式の( 21 )が何%変化するかを表すもので、この値が大きい 株式は( 22 )が高いということになる。 【板書】( 20 )と( 5 )の関係 ◆ β > 1 の場合 ➡ ( 5 )のリターンが( 23 )に動く傾向がある ◆ β = 1 の場合 ➡ ( 5 )のリターンが( 24 )に動く傾向がある ◆ β < 1 の場合 ➡ ( 5 )のリターンが( 25 )動く傾向がある 【過去問】※7 ・〇か✖で答えよ システマティック・リスクは市場全体との相関によるリスクであり、分散化によって消去できないリスクである(H26-21改題) ・解答:( 26 ) 【アドバイス】※8 ポートフォリオに組み入れる( 17 )を増やすほど減少していくのが( 2 )で、変わらないのが( 3 )であると理解する。 ※理論上、投資家は( 3 )のみからリターンを求めることになる(この考え方が後述する( 1 )理論につながる)。」 【アドバイス】※8 ( 5 )によって( 20 )は異なる。この「( 3 )から影響される度合いを測る尺度」が( 1 )理論にかかわっていく。 【過去問】※10 ・〇か✖で答えよ ベータは、市場全体の変動に対して個々の証券の収益率がどの程度変動するかの感応度を表す値である。(H25-21-イ改題) ・解答:( 27 )

    CAPM, 個別リスク, 市場リスク, 総リスク, 個別証券, 変動, 分散投資, 軽減, ユニーク・リスク, アンシステマティック・リスク, 市場の変動, 収益率, 為替変動, マーケット・リスク, システマティック・リスク, 相関係数, 銘柄数, 分散化, ベータ係数, ベータ(β), リターン, リスク, 市場以上, 市場と同様, 市場よりも小さく, 〇, 〇

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    Chapter 7 ファイナンスⅡ(証券投資論) Section 4 CAPM ③( 1 )(( 2 )の( 3 ))※11※12   ( 1 )の( 2 )は、以下の計算式で表される。 【板書】( 1 )の( 2 )※13※14 ( 1 )の( 2 )= ( 4 )+( 5 )✖( 6 )           = ( 4 )+( 5 )✖(( 7 )の( 3 )ー( 4 )) ・( 4 )  ( 8 )の収益率。( 9 )ともいう。 ・( 7 )  投資対象となる債権、株式などの組み合わせ ・( 5 )  ( 2 )の市場リスクの尺度 ◆計算例  市場ポートフォリオの期待収益率:6%、安全資産の利子率:2%、個別証券Aのβ:1.5の場合  個別証券Aの期待収益率=2% +1.5 ✖ (6% ー 2%)= 8% 【アドバイス】※11 ( 1 )理論は、( 2 )の( 3 )を非常にシンプルに計算する理論モデルである。 【参考】※12 ( 1 )理論は、シャープという学者が提唱した理論で、後にノーベル賞を受賞した。ただ、試験攻略上は、 提唱者の名前は覚えなくてもよい。 【アドバイス】※13 下記が考え方の基本である。 ( 2 )の( 3 )=( 4 )+( 10 ) ( 7 )の( 3 )=( 4 )+( 10 )→ ( 11 ) 【アドバイス】※14 ( 1 )理論は、( 2 )の( 10 )を「( 3 )の( 5 )✖( 6 )」で計算することをしっかり押さえる。 ※なぜ( 2 )の( 10 )に( 11 )が関係するのかというと、Section 3 で説明したとおり、  投資家は( 11 )からリターンを求める投資行動をとるからである。

    CAPM, 個別証券, 期待収益率, リスクフリーレート, β, 市場リスクプレミアム, 市場ポートフォリオ, 安全資産, 無リスク利子率, リスクプレミアム, 市場リスク

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    Chapter 7 ファイナンスⅡ(証券投資論) Section 5 デリバティブ 【ポイント】  ① 輸入(輸出)企業が採用する為替予約の種類を押さえる。  ②コールオプションとプットオプションの違いを押さえる。  ③コール(プット)オプションを購入した場合、原資産価格の変動がオプションの損益に与える影響を押さえる。 1.( 1 )とは   ここでは、( 1 )(( 2 ))について、( 3 )、( 4 )の基礎を学習する※1。   ( 1 )は、債券、株式、通貨等の( 5 )(元となる資産)から派生して副次的に生まれたものであり、代表的なものとして、  ( 3 )、( 4 )がある。  ( 5 )(国債) ー派生ー> ( 1 )(国債先物)   ( 1 )には、さまざまな役割があるが、主に、これら金融商品の( 6 )によるリスクを回避(あるいは低減)する ( 7 )について学習する※2。 【アドバイス】※1 診断士試験で問われている( 1 )は、簡単に言うと、「( 7 )のための金融手法」である。 【参考】※2 ( 1 )は、( 7 )目的で実施されるもの以外に( 8 )で行われるものもあるが、診断士試験では、( 7 )目的で行われるもの が問われている。 2.( 9 )   ( 9 )とは、( 10 )における通貨の売買額および( 11 )について、金融機関と取り決めを行っておくことである。  ( 8 )は、( 12 )の変動に伴うリスクを( 7 )する目的で行う※3。 【アドバイス】※3 ( 9 )を行うことで、( 10 )の( 13 )を固定することができる。 ①( 14 )   ( 14 )とは、外国通貨で表示されている数値を自国通貨による数値に変換することである。   ( 15 )✖( 12 )(( 13 ))=円貨による金額で計算される。   売掛金 100ドル ➡ ( 15 )(1ドル80円)➡売掛金 8,000円    ( 12 )(( 13 ))とは、2国間の通貨の( 16 )をいう。たとえば、1ドル=100円であれば、100円で1ドルと   交換できることを意味する。また、この( 12 )が80円になれば、円の価値が高くなった(ドルの価値が低くなった)ことを意味するため   「( 17 )」とよばれ、逆に、1ドル=120円になれば、円の価値が低くなった(ドルの価値が高くなった)ことを意味するため「( 18 )」   とよばれる。 ②( 19 )・( 20 )の( 9 )   輸入取引を後払いで行う場合、将来外貨を支払うことが必要になる。そして、支払う外貨は円貨と交換で用意するが、  ( 13 )により、円貨は変動する。そこで、( 9 )を締結することにより、将来支払う円貨を固定し、( 21 )をヘッジする  ことができる。輸入の( 22 )では、( 23 )※4の( 24 )を締結する。  <100万ドルの製品を輸入した場合>  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l 取引時点の為替レート l 3か月後の為替レート l       影響額       l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l  100円 / ドル     l  105円 / ドル    l  500万円の損失(( 25 ))   l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l  100円 / ドル     l  100円 / ドル    l       なし        l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l  100円 / ドル     l   95円 / ドル    l  500万円の利益(( 26 ))   l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【アドバイス】※4 「ドル売り」にしないように注意する。 ③( 27 )・( 28 )の( 9 )   輸出取引を後もらいで行う場合、将来外貨を受け取ることになる。そして、受け取る外貨は円貨と交換することになるが、( 13 )により、  円貨は変動する。そこで、( 9 )を締結することにより、将来受け取る円貨を固定し、( 21 )をヘッジすることができる。  輸出の( 22 )では、( 27 )※5の( 24 )を締結する。  <100万ドルの製品を輸出した場合>  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l 取引時点の為替レート l 3か月後の為替レート l       影響額       l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l   100円 / ドル    l  105円 / ドル    l 500万円の利益(( 26 ))    l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l   100円 / ドル    l  100円 / ドル    l       なし        l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l   100円 / ドル    l   95円 / ドル    l 500万円の損失(( 25 ))    l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【アドバイス】※5 「ドル買い」にしないように注意する。

    デリバティブ, 金融派生商品, 先物取引, オプション取引, 原資産, 価格変動, リスクヘッジ, 投機目的, 為替先物予約, 将来, 売買レート, 為替相場, 為替レート, 為替換算, 外貨による金額, 交換比率, 円高, 円安, ドル買い, 円売り, 為替リスク, 為替ヘッジ, ドル買い, 為替予約, 為替差損, 為替差益, ドル売り, 円買い

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    Chapter 7 ファイナンスⅡ(証券投資論) Section 5 デリバティブ 3.( 1 ) ①( 1 )とは  ( 1 )とは、「( 2 )(または期間)※6に、( 3 )(( 4 )や( 5 )など)を( 6 )で買う(または売る)ことができる( 7 )」 を( 8 )する( 9 )をいう。通常、( 10 )を買う場合は、( 10 )の買い手が( 10 )の売り手に( 11 )(( 12 ))を支払う 必要がある。 【用語】※6 ( 2 )(または期間):( 10 )の( 13 )ができなくなる( 14 )(満期日または権利行使日)までの期間のこと。 ( 6 ):あらかじめ定められた価格のこと。 ②( 10 )の種類※7  ( 10 )の種類には、 ❶( 15 )(( 6 )で一定数の( 3 )を買うことができる( 7 ))と ❷( 16 )(( 6 )で一定数の( 3 )を売ることができる( 7 ))がある。 ❶( 15 )   ( 15 )の所有者は、満期日の( 17 )が( 6 )を上回ったときに( 13 )をし、( 17 )の差の利益を得る。また、満期日の ( 17 )が( 6 )を下回る場合、( 13 )をせずに( 10 )を失効させれば、( 11 )の損失だけですむ※8。 【アドバイス】※7 ( 10 )は( 7 )の( 18 )であるため、想定と違う( 19 )をしたら、( 20 )ができる点に特徴がある。 【アドバイス】※8 ( 15 )は、 ①( 17 )が上昇すると利益が( 21 )し、②下落すると利益が( 22 )するが、 ③( 6 )を下回る価格になれば( 23 )をするため、( 12 )以上の損失にはならない。 ❷( 16 )  ( 16 )の所有者は、満期日の( 17 )が( 6 )を下回っていれば( 13 )をし、( 17 )と( 6 )の差の利益を得る。 また、満期日の( 17 )が( 6 )を上回る場合、( 13 )をせず( 10 )を失効させれば、( 11 )の損失だけですむ※9。  なお、( 10 )の損益図は、次のようになる。 【板書】( 10 )の買い手側の損益図※10※11  ➡ 画像参照  なお、( 10 )の売り手側の損益図は次のようになる(破線で示す)。( 10 )の買い手側が( 13 )※12をしなければ、 ( 10 )の売り手側は( 11 )分だけ利益を得ることができる。しかし、( 10 )の買い手側が( 13 )をした場合は、 損失が生じる(( 15 )の場合は、損失が無限になる可能性を有する)。 【板書】( 10 )の売り手側の損益図※13※14  ➡ 画像参照 【アドバイス】※9 ( 16 )は、 ①( 17 )が下落すると利益が( 21 )し、②上昇すると利益が( 22 )するが、 ③( 6 )を上回る価格になれば( 23 )をするため、( 12 )以上の損失にはならない。 【アドバイス】※10 損益図を見たときに、どのオプション取引か判断できるようにする。 【発展】※11 オプションには、( 13 )をすると利益が出る状態である( 24 )と、損失が出る状態である( 25 )と、 利益が 0 の状態である( 26 )がある。 【参考】※12 オプションの( 13 )の方法には、満期日にのみ( 13 )可能なオプションである「( 27 )」と、 満期日までの間いつでも( 13 )可能なオプションである「( 28 )」がある。 【アドバイス】※13 売り手の場合も、損益図を見たときに、どのオプション取引か判断できるようにする。 【アドバイス】※14 売り手と買い手は損益状況が真逆になるため、損益図は横軸を境に対象となる。

    オプション取引, 所定の期日, 原資産, 株式, 通貨, 権利行使価格, 権利, 売買, 取引, オプション, オプションプレミアム, オプション料, 権利行使, 権利失効日, コールオプション, プットオプション, 原資産価格, 売買取引, 値動き, 放棄, 増加, 減少, 権利放棄, インザマネー, アウトオブザマネー, アットザマネー, ヨーロピアンタイプ, アメリカンタイプ

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    Chapter 7 ファイナンスⅡ Section 5 デリバティブ 3.オプション取引 ③( 1 )※15  ( 1 )取引とは、「外貨をある一定期日に売買する( 2 )」を売買する取引である。( 1 )を購入する場合には、 ( 3 )が必要になる。たとえば、( 4 )(外貨を買う権利)を有している場合は、( 5 )が高くなれば(( 6 )になれば)、 ( 7 )をして( 8 )で外貨を購入し、( 5 )が安くなれば(( 9 )になれば)、( 6 )をせずに市場の( 10 )で外貨を購入する※16。 【輸入企業の場合の具体例】  ( 11 ) 100ドルの( 12 )によるリスクを回避するため、決済日に 100円 / ドルで、100ドルを買うことのできる( 1 )(( 4 ))を 購入し、その対価として( 13 ) 500円を支払う。  ➡( 13 )500円は( 7 )と無関係に支払う。  ➡( 11 )の決済に際して 100ドルを調達する必要があるが、( 14 )が 100円 / ドルを超えていても、( 7 )によって、   100 / ドルで 100ドルを調達できる。 【輸出企業の場合の具体例】  ( 15 )100ドルの( 12 )によるリスクを回避するため、決済日に 100 / ドルで、100ドルを売り渡すことのできる( 1 )(( 16 ))を 購入し、その対価として( 13 )500円を支払う。  ➡ ( 13 )500円は( 7 )と無関係に支払う。  ➡ ( 15 )が決済されると 100ドルを得ることができるが、これを円に替える場合、( 14 )が 100円 / ドルを下回っていても、    ( 7 )によって 100円 / ドルで 100ドルを売り渡すことができる。 【過去問】※16 ・〇か✖で答えよ ドル建て債券のある輸出業者は為替変動リスクに備えるため、通貨オプションの利用を検討中である。 この場合のリスクヘッジ手段は何か。(H14-15改題) ・解答:( 17 )

    通貨オプション, 権利, オプションプレミアム, コールオプション, 外貨レート, 円安, 権利行使, 権利行使価格, 円高, 為替相場, 買掛金, 為替変動, オプション料, 市場価格, 売掛金, プットオプション, (ドルの)プットオプションを買う

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    Chapter 7 ファイナンスⅡ(証券投資論) Section 5 デリバティブ 【ミニテスト】 標準偏差は、分散を 2乗して計算される。 危険資産のリターンは、リスクフリーレート+リスクプレミアムで表される。 リスク回避的投資家が投資する可能性がある組み合わせを表した曲線を効率的フロンティアとよぶ。 相関係数は ー 1 から 1 までの範囲で表され、相関係数が 1 のときにリスク分散効果が最大となる。 安全資産を含んだ効率的フロンティアは直線で表される。 アンシステマティックリスクは、分散投資によって軽減できない、市場の変動に関連するリスクである。 βは各証券の市場リスクから影響される度合いを測る尺度である。 CAPM理論は、個別証券の期待収益率を計算する理論であり、この理論によると、個別証券の期待収益率は、リスクフリーレート+β✖市場リスクプレミアムで表される。 輸入業を営む企業の為替リスクヘッジ手段は、ドル売りの為替予約である。 コールオプションを購入した場合、原資産価格が上昇するほど、オプションによる利益が増加する。

    ✖, 〇, 〇, ✖, 〇, ✖, 〇, 〇, ✖, 〇

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    Chapter 8 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス Section 1 財務諸表と簿記の概観 【ポイント】  ① 簿記の5要素がそれぞれ左右どちらで増加を表すかを押さえる。  ② 仕訳の形式をざっくり押さえる。  ③ 転記のルールを押さえる。 1.( 1 )の概観※1  このChapter では、( 2 )、( 3 )の作成方法について学習する。 さまざまな企業活動から生じる取引を集計したものが( 2 )および( 3 )である。  また、完成した( 2 )および( 3 )等をもとに( 4 )を作成することになる(Chapter 9)。 これらの一連の流れを概観すると、次の図のようになる。 【板書】基本的な簿記一巡の手続き※2  ➡ 画像参照  このChapter 8 および次の Chapter 9 では、( 1 )の作成手順について学習する。( 1 )や構造については、 しっかりと復習しておく。(Chapter 2参照)。 【アドバイス】※1 Chapter 8 はChapter 7 までと内容が異なり、財務諸表がテーマとなる。切り替えとして取り組むようにする。 【アドバイス】※2 簿記一巡の手続きは、流れを概観すればOK。 2.簿記の5要素  簿記では、( 5 )や( 6 )を報告するために( 7 )を帳簿へ記入するが、その取引を、( 5 )を示す 「( 8 )・( 9 )・( 10 )」、( 6 )を「( 11 )・( 12 )」の5つの要素に分類する。この( 8 )・( 9 ) ・( 10 )・( 11 )・( 12 )を「簿記の5要素※3」という。 【板書】簿記の5要素と B / S・ P / Lの関係      ( 2 )(B / S)            ( 3 )( P / L )  ーーーーーーーーーーーーーーー    ーーーーーーーーーーーーーーー  l       l       l    l       l       l  l       l ( 9 )   l    l ( 12 )  l        l  l ( 8 )   lーーーーーーーl    l-------l ( 11 )  l  l       l       l    l       l       l  l       l ( 10 )  l    l ( 13 )  l       l  l       l       l    l       l       l  ーーーーーーーーーーーーーーー   ーーーーーーーーーーーーーーー ※( 13 )は「( 11 )ー( 12 )」という計算で求められるものであり、日々の記録すべき取引とは異なるものである。 ※報告式の( 3 )とは形式が異なるが、基本的な内容は同一である。 【アドバイス】※3 簿記の5要素が記録対象になるイメージをもてればOKです。 3.取引の( 14 )  簿記上の取引※4は( 14 )を有している。たとえば、建物を現金で購入した場合、「建物」という( 15 )が増加し、その代価として 「現金」という( 15 )が減少する。このように、( 14 )を有している簿記上の取引を記録する方法が仕訳である。 【アドバイス】※4 取引が生じると、必ず、後述する( 16 )と( 17 )の2つの減少が生じる。

    財務諸表, 貸借対照表, 損益計算書, キャッシュフロー計算書, 財政状態, 損益計算書, 日々の取引, 資産, 負債, 純資産(資本), 収益, 費用, 利益, 二面性, 資産, 借方, 貸方

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    Chapter 8 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス Section 1 財務諸表と簿記の概観 4.( 1 )とは ①( 1 )とは  簿記では、( 2 )・( 3 )・( 4 )・( 5 )・( 6 )に属する科目の増減※5を把握するために( 7 )(( 8 ))を設定しており、 その( 7 )の名称を( 9 )という。( 1 )とは、簿記上の取引を2つの要素に分解して、その( 9 )と( 10 )を決定することをいう※6。 ②( 1 )の手順  仕訳は以下の手順で行う。なお、「( 11 )」と「( 12 )」は簿記独特の表現であり、左側、右側を意味する。取引が生じたら、簿記の5要素の 増減を判断し、( 11 )と( 12 )に分類して取引を記録する※7※8。  増減を( 11 )と( 12 )どちらで表すかは、明確なルールが存在する。 【板書】( 1 )の手順  ➡ 画像参照 【アドバイス】※5 簿記では、( 2 )・( 3 )・( 4 )・( 5 )・( 6 )の増減が記録対象になる。 【アドバイス】※6 仕訳とは、簡単に言うと、「取引からどの( 7 )が増減したかを把握する手続」である。 【過去問】※7 ・〇か✖で答えよ 「得意先から商品 400,000 円の注文を受けた」という取引は、簿記上の取引に該当する。(H17-1-ウ改題) ・解答:( 13 ) 【参考】※8 実務上、仕訳をどのように表すかは企業によってまちまちだが、すべて【板書】(画像)をベースに表されている。 ③( 1 )のルール  ( 1 )は以下のルールに沿って行われる。 【板書】( 1 )のルール※9  ◆( 2 )・( 6 )に属する( 9 )が増加した場合、仕訳の( 11 )に記入する。  ◆( 2 )・( 6 )に属する( 9 )が減少した場合、仕訳の( 12 )に記入する。  ◆( 3 )・( 4 )・( 5 )に属する( 9 )が増加した場合、仕訳の( 12 )に記入する。  ◆( 3 )・( 4 )・( 5 )に属する( 9 )が減少した場合、仕訳の( 11 )に記入する。  ➡ 画像参照 【アドバイス】※9 簿記の5要素ごとに、増減がどちら側で表されるかをしっかり記憶する。 増えたら財務諸表の5要素の位置と同じ側、減ったら逆側である。 ④取引と仕訳の例示  企業で発生するいくつかの取引を仕訳してみよう※11。 【アドバイス】※11 仕訳は「慣れ」が必要なので、まずはざっと眺めればOK。 取引例① 発起人から現金 10,000円の出資を受け、会社を設立した。 仕訳①  (借方)( 14 )  10,000円   (貸方)( 15 ) 10,000円 取引例② 銀行から現金 20,000円借り入れた。 仕訳②  (借方)( 14 )  20,000円   (貸方)( 16 )  20,000円 取引例③ 備品 6,000円を現金で購入した。 仕訳③  (借方)( 17 )  6,000円   (貸方)( 14 )  6,000円 取引例④ 商品 18,000円を現金で仕入れた。 仕訳④  (借方)( 18 )  18,000円   (貸方)( 14 )  18,000円 取引例⑤ 商品を 24,000円で売り上げ、代金は現金で受け取った。 仕訳⑤  (借方)( 14 )  24,000円   (貸方)( 19 )  24,000円 取引例⑥ 借入金 7,000円を現金で返済した。 仕訳⑥  (借方)( 20 )  7,000円   (貸方)( 14 )   7,000円 取引例⑦ 給料 3,000円を現金で支払った。 仕訳⑦  (借方)( 21 )  3,000円   (貸方)( 14 )  3,000円 5.転記とは  転記とは、仕訳の内容を各勘定に書き写す手続きである※12。  ここでは、仕訳された取引を集約するための方法を学習する。 【参考】※12 取引が生じたときに( 7 )への直接記入を行うと誤りが生じやすいと考えられるため、 取引→仕訳→転記 というステップをとる。 6.転記の手順  ( 7 )のひな形として、学習上は以下のようなT字型の( 7 )を用いることが多い。              ( 9 )(現金など)   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   (摘要) XXXX (金額)XXXX l(摘要)XXXX (金額)〇〇〇〇                  l                  l      128ページの板書の仕訳の手順に「転記」を加えると以下のようになる。 【板書】転記の手順  ➡ 画像参照  ①建物という( 9 )が仕訳の( 11 )にあるので、建物勘定の( 11 )に金額が記載されている  ②同様に、現金という( 9 )が仕訳の( 12 )にあるので、現金勘定の( 12 )に金額が記載されている  ③摘要には仕訳の際の( 22 )※13 が使われている 【参考】※13 ( 23 )は補足情報として記載されているのみで、実質的に意味はない。 ※仕訳と違って転記の手続きはワンパターンなので、手順を押さえたら、仕訳中心の学習をする。

    仕訳, 資産, 負債, 純資産(資本), 収益, 費用, 勘定, account:a / c, 勘定科目, 金額, 借方, 貸方, ✖, 現金, 資本金, 借入金, 備品, 仕入, 売上, 借入金, 給料, 相手勘定名, 相手勘定科目

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    Chapter 8 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス Section 1 財務諸表と簿記の概観 7.取引と仕訳、転記の例示  129~130ページの取引・仕訳を転記してみる。 取引例① 発起人から現金 10,000円の出資を受け、会社を設立した。 仕訳①  (借方)( 1 )  10,000円   (貸方)( 2 ) 10,000円 転記①      ( 1 )               ( 2 )  ーーーーーーーーーーーーーーー  ーーーーーーーーーーーーーーー  ( 2 ) 10,000 l                l( 1 ) 10,000          l                l 取引例② 銀行から現金 20,000円借り入れた。 仕訳②  (借方)( 1 )  20,000円   (貸方)( 3 )  20,000円 転記②        ( 1 )              ( 3 )  ーーーーーーーーーーーーーーー   ーーーーーーーーーーーーーーーー ( 3 ) 20,000 l                 l( 1 ) 20,000          l                 l 取引例③ 備品 6,000円を現金で購入した。 仕訳③  (借方)( 4 )  6,000円   (貸方)( 1 )  6,000円 転記③        ( 4 )             ( 1 )  ーーーーーーーーーーーーーーー   ーーーーーーーーーーーーーーーー  ( 1 ) 20,000 l                 l( 4 ) 20,000          l                 l 取引例④ 商品 18,000円を現金で仕入れた。 仕訳④  (借方)( 5 )  18,000円   (貸方)( 1 )  18,000円 転記④        ( 5 )             ( 1 )  ーーーーーーーーーーーーーーー   ーーーーーーーーーーーーーーーー  ( 1 ) 18,000 l                 l( 5 ) 18,000 取引例⑤ 商品を 24,000円で売り上げ、代金は現金で受け取った。 仕訳⑤  (借方)( 1 )  24,000円   (貸方)( 6 )  24,000円 転記⑤        ( 6 )             ( 1 )  ーーーーーーーーーーーーーーー   ーーーーーーーーーーーーーーーー  ( 1 ) 24,000 l                 l( 6 ) 24,000 取引例⑥ 借入金 7,000円を現金で返済した。 仕訳⑥  (借方)( 3 )  7,000円   (貸方)( 14 )   7,000円 転記⑥        ( 3 )             ( 1 )  ーーーーーーーーーーーーーーー   ーーーーーーーーーーーーーーーー  ( 1 )  7,000 l                 l( 3 )  7,000 取引例⑦ 給料 3,000円を現金で支払った。 仕訳⑦  (借方)( 7 )  3,000円   (貸方)( 1 )  3,000円 転記⑦        ( 7 )             ( 1 )  ーーーーーーーーーーーーーーー   ーーーーーーーーーーーーーーーー  ( 1 )  3,000 l                 l( 7 )  3,000  個別に確認しやすいように示したが、勘定転記された内容は累積していくので次のようになる。          ( 1 )                   ( 3 )  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  ①( 2 ) 10,000 l ③( 4 )  6,000    ⑥( 1 ) 7,000 l ②( 1 ) 20,000  ②( 3 ) 20,000 l ④( 5 ) 18,000              l  ⑤( 6 ) 24,000 l ⑥( 3 ) 7,000              l            l ⑦( 7 ) 3,000              l          ( 4 )                   ( 2 )  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  ③( 1 ) 6,000 l                       l ①( 1 )  10,000          ( 5 )                   ( 6 )  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  ④( 1 ) 18,000 l                       l ⑤( 1 )  24,000          ( 7 )  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  ⑦( 1 )  3,000 l 8.( 8 )(( 9 ))とは  ここでは、( 10 )の一覧表である「( 8 )※14」について学習する※15。  取引が認識され仕訳が行われると、その内容は転記され( 11 )に集約されていく。ここで、借方と貸方の差額を ( 10 )という。「借方」の性質をもつ( 11 )の場合、最終的な残高は( 12 )となり、「貸方」の性質をもつ ( 11 )の場合、最終的な残高は( 13 )となる。 【板書】( 8 )  ➡ 画像参照         現  金  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   合 計  10,000 l 合 計  8.000            l → ( 12 ) 2,000        借 入 金  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   合 計  8,000 l 合 計  10,000  ( 13 ) 2,000 ← l  各勘定の残高を一覧表で示したものを、「( 14 )」という。( 14 )には、以下に示すように複数の形式がある。  ➡ 画像参照 ※次は各取引をどのように処理するのか見ていこう!

    現金, 資本金, 借入金, 備品, 仕入, 売上, 給料, 試算表, T / B, 勘定残高, 勘定, 借方残高, 貸方残高

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    Chapter 8 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス Section 2 期中取引 【ポイント】  ① 売掛金、買掛金が基本的にどのような取引で増減するのかを押さえる。  ② 値引と割引の違いを押さえる。 1.商品売買  期中に行われる取引は多種あるが、試験対策上重要となる商品売買に限定して学習する※1 【アドバイス】※1 商品売買は本業の取引であるため、基本として押さえる。 2.掛けによる売買 ① 意義  取引時に代金の受取や支払いをしないで、将来の( 1 )に受取りや支払いを行う約束をして、商品の販売や仕入を行う場合がある。 このことを「( 2 )による売買」という※2。 【アドバイス】※2 ( 5 )は、簡単に言うと( 6 )になる。今後は、特に断りがなければ( 5 )を前提として説明する。 ②( 3 )・( 4 )  ( 2 )による商品売買を行うと、取引先との間に、「商品の代金を後日受け取る権利」と「商品の代金を後日支払う義務」が生じる。 この、商品の代金を後日受け取る権利を「( 3 )」といい、商品の代金を支払う義務を「( 4 )」という。 【板書】( 3 )と( 4 )  ➡ 画像参照  ( 3 )は代金を受け取る権利を示すので「( 7 )」であり、5要素の「( 8 )」に属する勘定である。 また、( 4 )は代金を支払う義務を示すので「( 9 )」であり、「( 10 )」に属する勘定である。  なお、( 3 )は商品を売り上げたことによる( 7 )のため「( 11 )」、( 4 )は商品を仕入れたことによる( 9 )のため 「( 12 )」(または( 13 )」とよばれる※13。 【板書】( 3 )と( 4 )の勘定記入※4  ➡ 画像参照 【アドバイス】※3 ( 11 )や( 12 )は、キャッシュフロー計算書でもよく使われる用語である。 【アドバイス】※4 後述するように、「( 3 )」と「( 4 )」について勘定記入の例を押さえることが重要になる。 ③ 具体的処理  ❶ 掛仕入時    商品を掛けで仕入れたときは、商品の代金を後日支払う義務が生じるため、( 10 )が増加する。   そこで、「( 4 )の増加」として処理する。  取引例 掛仕入   仕入先から商品 500円を掛けで仕入れた※5。  仕訳 (借方)仕 入   500  (貸方)買 掛 金   500  ❷ 買掛金支払時(決済時)    後日、買掛金を決済したときは、負債が減少するため、「買掛金の減少」として処理する。  取引例 買掛金の支払い   仕入先へ買掛金のうち 300円を現金※6で支払った。  仕訳(借方)買 掛 金   300  (貸方)現 金   300  ❸ 掛売上時    商品を掛けで売り上げたときは、商品の代金を後日受け取る権利が生じるので、資産が増加する。   そこで、「売掛金の増加」として処理する。  取引例 掛売上   商品を得意先へ 700円で掛売上した※7。  仕訳(借方)現 金   700  (貸方)売 上   700  ❹ 売掛金回収時(決済時)    後日、売掛金を回収したときは、資産が減少するので、「売掛金の減少」として処理する。  取引例 売掛金の回収   得意先から売掛金のうち 400円を現金※8で受け取った。  仕訳(借方)現 金   400  (貸方)売 掛 金   400  ❺ 勘定記入※9      売 掛 金               買 掛 金  ーーーーーーーーーーーーーーー     ーーーーーーーーーーーーーー  l       l       l      l       l       l  l       l ( 15 ) l      l ( 16 )  l       l    l ( 14 )  l(資産の減少)l      l(負債の減少)l ( 17 )  l  l(資産の増加)lーーーーーーーl     lーーーーーーーl(負債の増加)l  l       l                     l       l  l       l ←( 18 )       ( 19 )→ l       l  l       l                    l       l  ーーーーーーー                     ーーーーーーー 【アドバイス】※5 試験対策上、自動的に仕入れたら「借方仕入」と覚える。 【アドバイス】※6 仕訳を考えるときは、まず現金から考えるとやりやすい。 【アドバイス】※7 試験対策上、自動的に売上げたら「貸方売上」と覚える。 【アドバイス】※8 仕訳を考えるときは、まず現金から考えるとやりやすい。 【アドバイス】※9 試験攻略上、「売掛金」と「買掛金」について勘定記入の例(どのような取引で増減するか)を押さえることが重要。

    (1) 一定期日, (2) 掛け, (3) 売掛金, (4) 買掛金, (5) 掛取引, (6) 後払い取引, (7) 債権, (8) 資産, (9) 債務, (10) 負債, (11) 売上債権, (12) 仕入債務, (13) 買入債務, (14) 掛売上高, (15) 回収高, (16) 支払高, (17) 掛仕入高, (18) 未回収残高, (19) 未払残高

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    Chapter 8 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス Section 2 期中取引 3.返品・値引 ①返品  ❶意義   返品とは、商品の品違い、品質不要、傷、汚れ、破損などの理由によって、商品自体を送り返すことをいう。  なお、仕入れた商品を送り返すことを「( 1 )」といい、売り上げた商品が送り返されることを「( 2 )」という※10。 【板書】( 1 )と( 2 )  ➡ 画像参照  ❷ 会計処理   返品が行われた場合や、仕入や売上がなかったことと同じ出るため、仕入取引や売上取引を取り消す処理を行う。  したがって、仕入時や売上時の処理の( 3 )の仕訳(( 4 )※11)を行い、「仕入」または「売上」勘定を( 5 )する  処理を行う。  ❸ 具体的処理    ・取引例  仕入戻し    仕入先から掛仕入した商品 500円を品違いのため返品した。  ・仕訳  ① 仕入時       (借方)仕 入   500   (貸方)買 掛 金   500       ② 返品時       (借方)買 掛 金   500   (貸方)仕 入   500  ・取引例  売上戻し    得意先へ 700円で掛売上した商品が品違いのため返品された。  ・仕訳  ① 売上時       (借方)売 掛 金   700   (貸方)売 上   700       ② 返品時       (借方)売 上   700   (貸方)売 掛 金   700 【アドバイス】※11 返品は( 4 )と覚えてしまう。 ② 値引※12  ❶意義   値引とは、商品の量目不足、品質不要、傷、汚れ、破損などの理由によって、商品の代価を( 6 )することをいう※13。  仕入れた商品の代価を安くしてもらうことを「( 7 )」といい、販売した商品の代価を安くすることを「( 8 )」という。 【発展】※12 値引に似たものとして( 9 )(たくさん買ったことに対する代金の減額)もある。 【アドバイス】※13 値引は商品を仕入れた、売り上げた後に生じるとイメージする(事後的な代金の減額)。  ❷ 会計処理    値引が行われた場合、当初の仕入価額や販売価額より安く仕入や売上を行ったことと同じであるため、「仕入」勘定または「売上」勘定   を減額する処理を行う※14。なお、試験では、特に指示がない場合には、掛取引が前提となっているので、「買掛金」勘定または「売掛金」勘定   を減額する処理を行う。 【アドバイス】※14 値引は( 4 )と覚えておく。  ❸ 具体的処理  ・取引例 仕入値引    仕入先から掛仕入した商品 500円について汚損のため 50円の値引を受けた。  ・仕訳  ① 仕入時       (借方)仕 入   500   (貸方)買 掛 金   500       ② 値引時       (借方)買 掛 金   50   (貸方)仕 入   50  ・取引例 売上値引    得意先へ 700円で掛売上した商品について汚損のため 70円の値引を行った。  ・仕訳  ① 売上時       (借方)売 掛 金   700   (貸方)売 上   700       ② 値引時       (借方)売 上    70   (貸方)売 掛 金    70 ※値引は返品と異なり、必ずしも( 4 )ではない場合もあるが、診断士試験攻略上は( 4 )で覚えてしまって問題ない! 4.現金割引 ① 意義   掛販売の場合、通常、現金販売に比べて決済期日までの金利分だけ販売価格が高くなっている。そこで、代金の決済期日前に  掛代金の決済が行われた場合に、実際の支払日から決済期日までの( 10 )を差し引くことがある。このことを「( 11 )」という※15。   したがって、現金割引は( 12 )に相当する性質をもつので、( 13 )として処理する※16。 【アドバイス】※15 割引を一言でいうと、「代金を早く払ってくれたことに対する代金の減額」である。 【参考】※16 会計は、( 12 )の性質をもつ項目を( 14 )と分ける考え方を取る。 ② 会計処理  ❶ 仕入割引   買掛金の決済を支払期日より早く行ったことにより、仕入先から掛代金を一部免除された場合には「( 15 )」勘定(( 16 ))  で処理し、損益計算書上「( 13 )※17」に計上する。 【アドバイス】※17 「仕入~」という名称については、( 16 )である点に注意する。  ❷ 売上割引   売掛金の決済を支払期日より早く行った得意先に対して、掛代金を一部免除した場合には「( 17 )」勘定(( 18 ))  で処理し、損益計算書上「( 19 )※18」に計上する。 【アドバイス】※18 「売上~」という名称については、( 18 )である点に注意する。 【板書】( 11 )の整理※19  ◆( 15 )➡ 当社の( 20 )が減額される    ➡( 13 )に計上  ◆( 19 )➡ 当社の( 21 )を減額する    ➡( 19 )に計上 ③ 具体的処理   ・取引例 現金割引     A社はB社に対する買掛金 10,000円の早期決済につき 2% の割引を受け、残額は現金で支払った。   ・仕訳     ① A社      決済される買掛金の金額と支払額との差額を「仕入割引」として処理する※20。      (借方)買 掛 金   10,000   (貸方)現  金   9,800                           仕入割引    200( 10,000 x 2%=200)     ② B社       決算される売掛金の金額と受取額との差額を「売上割引」として処理する。      (借方)現  金   9,800   (貸方)売 掛 金   10,000          売上割引    200 【板書】値引・返品・割引のまとめ※21  値引・返品 ➡ 売上・仕入から( 22 )     割引 ➡ ( 23 ) 【アドバイス】※19 割引は、値引・返品と異なり、「( 24 )」や「( 25 )」に影響を与えないことがポイントとなる。 【過去問】※20 ・〇か✖で答えよ 仕入割引は、代金支払期日前の支払に対する買掛金の一部免除等である。(H24-3-ウ) ・解答:( 26 ) 【アドバイス】※21 ポイントは、値引・返品ともに売上・仕入を( 27 )することである。割引との違いを意識する。

    (1) 仕入戻し, (2) 売上戻り, (3) 貸借反対, (4) 逆仕訳, (5) 減額, (6) 控除, (7) 仕入値引, (8) 売上値引, (9) 割戻, (10) 金利相当額, (11) 現金割引, (12) 利息, (13) 営業外収益, (14) 本業, (15) 仕入割引, (16) 収益, (17) 売上割引, (18) 費用, (19) 営業外費用, (20) 支払額, (21) 受取額, (22) 控除, (23) 営業外損益, (24) 売上高, (25) 売上原価, (26) 〇, (27) 直接マイナス

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    Chapter 8 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス Section 3 決算整理① 減価償却、貸倒引当金、売上原価の算定 【ポイント】  ① 減価償却費の計算をできるようにする。  ② 売上原価の計算式を押さえる。 1.決算整理とは   ( 1 )の修正や、( 2 )として認識されない取引に関する処理などを年度末に行うのが「( 3 )」である※1※2。  ここでは、( 4 )、( 5 )、( 6 )について学習する。 【アドバイス】※1B/S 一言でいうと、「各勘定の修正手続」である。今の段階では、P/L・・B/S作成のために必要な修正手続であると考えておく。 2.( 4 ) ① ( 4 )の意義   ( 7 )は、それを企業活動で使用することで( 8 )に貢献する。  また、( 9 )以外の( 7 )は、使用することや時の経過によって老朽化し、しだいにその価値が減少する。そこで、  決算において、( 9 )以外の( 7 )の( 10 )をその使用する各期間に「( 11 )」として計上し、( 7 )の( 12 )を  減少させていく必要がある。この手続きを「( 4 )※3」といい、( 4 )によって生じる費用を「( 13 )」という。 【板書】( 7 )使用の二面性  ● ( 7 )の使用   ① 収益を獲得するための犠牲(( 11 )の増加)   ② ( 7 )の( 12 )現象(( 14 )の減少) 【参考】※2 実務上、( 15 )は( 16 )、数日~数週間かけて行われる(決算日に財務諸表が確定するわけではない)。 【アドバイス】※3 ( 7 )は使われる( 14 )であるため、老朽化により( 12 )が減るので、その( 12 )の下落を反映させる手続きが( 4 )になる。 ②( 4 )の3要素   ( 4 )※4を計算するには、①( 10 )、②( 17 )、③( 18 )の3つの要素が必要である。 【板書】( 7 )の3要素※5  ①( 10 ):( 7 )の取得に要した金額 ・・・ つまり買ってきた時の金額  ②( 17 ):( 7 )の( 19 )・・・ つまり使える年数  ③( 18 ):( 17 )到来時における( 20 )・・・つまり使った後に残った価値 ③償却方法   ( 7 )の( 12 )の減少は客観的に把握することが困難なため、一定の仮定に基づて( 12 )の減少を把握し、( 4 )を行う。  ( 4 )の方法にはさまざまな方法がありますが、ここでは「( 21 )」および「( 22 )」について学習する。※6※7。 【アドバイス】※6 ( 21 )と( 22 )のどちらで計算するかは、試験では必ず指示がある。 【発展】※7 ( 4 )方法にはさらに「( 23 )」と「( 24 )」がある。  ❶( 21 )   ① 意義     ( 21 )とは、( 7 )の( 17 )中、( 25 )の( 13 )を計上する方法である。したがって、( 21 )では    1年あたりの( 13 )は同じになる※8。   ② 計算式     ( 21 )の計算式は、以下のとおり。 【板書】( 21 )の計算式  1年あたりの( 13 )=( 10 )ー( 18 ) / ( 17 )  ◆ 計算例   取得原価 10,000円、耐用年数 5年、残存価額 0 ※9、定額法の場合    減価償却費= 10,000 ー 0 / 5年 = 2,000円 【アドバイス】※8 価値が減る金額は毎期同額、と仮定する方法 【発展】※9 残存価額は、税法が( 26 )を規定しており、試験問題は 0 であることが多い。  ❷( 22 )   ①意義    ( 22 )とは、( 7 )の( 27 )(( 10 )ー( 28 ))に毎期一定の( 29 )を乗じて、( 13 )を計算する方法である。   したがって、期間が経過するにともない、毎期の償却額は逓減する※10。   ② 計算式    ( 22 )の計算式は、以下のとおり。 【板書】( 22 )の計算式  1年あたりの( 13 )=( 27 )✖( 29 )                ↳( 27 )=( 10 )ー( 28 )   ※( 29 )は問題で与えられる  ◆ 計算例    取得原価 40,000円、耐用年数 8年(年償却率 0.25)、定率法※11の場合   1年目減価償却費=( 40,000 ー 0 )   ✖ 0.25 = 10,000円※12   2年目減価償却費=( 40,000 ー 10,000 )✖ 0.25 = 7,500円   3年目減価償却費=( 40,000 ー 10,000 ー 7,500 )✖ 0.25 = 5,625円 【参考】※11 ( 22 )は、実務上 ( 30 )という特別な計算をする。 【アドバイス】※12 ( 13 )が毎年減少していることを確認する。

    (1) 期中仕訳, (2) 期中取引, (3) 決算整理, (4) 減価償却, (5) 貸倒引当金, (6) 売上原価, (7) 固定資産, (8) 収益獲得, (9) 土地, (10) 取得原価, (11) 費用, (12) 価値, (13) 減価償却費, (14) 資産, (15) 決算手続, (16) 決算日後, (17) 耐用年数, (18) 残存価額, (19) 使用可能年数, (20) 見積処分価額, (21) 定額法, (22) 定率法, (23) 生産高比例法, (24) 級数法, (25) 毎期均等額, (26) 1円, (27) 帳簿価額, (28) 減価償却累計額, (29) 年償却率, (30) 200%定率法

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    Chapter 8 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス Section 3 決算整理① 減価償却、貸倒れ引当金、売上原価の算定 2.減価償却 ④ 期中取得  固定資産を期中で取得した場合、1年間使用しているわけではないので、1年間分の( 1 )を計上することはできない。 その場合、使用期間に相当する( 1 )を( 2 )して計上する※13。なお、通常は1か月未満の場合でも1か月として( 2 )を行う。 【参考】※13 ( 1 )は時の経過に応じて把握される費用であるため、期中に取得した場合は、使用した期間に見合う費用を計上することになる。 【板書】期中取得の場合の計算式※14 ( 1 )=( 3 )✖(( 4 )までの月数) / 12ヵ月 ◆計算例 取得原価 12,000円、耐用年数 5年、残存価額 0、定額法、6月1日取得(決算日 12月31日)の場合   ( 1 )= (12,000 ー 0 / 5)✖ ( 7ヵ月(6月~12月)/ 12ヵ月)= 1,400円 【アドバイス】※14 期中取得の場合、使った期間で月割りすることを押さえる。 ⑤ 会計処理および記帳・表示方法  ❶ 記帳方法    減価償却の記帳方法には、( 5 ) と( 6 )の2つがある※15。  ① 意義  (1)( 5 )(( 7 ))    ( 5 )とは、毎期の( 1 )を( 8 )の価格から( 9 )する方法である。    したがって、( 5 )によると、( 10 )において借方に「( 1 )」勘定(費用)を計上し、貸方に当該( 8 )の勘定(費用)を計上して、    ( 10 )する。      (借方)( 1 )   XXX   (貸方)( 8 )   XXX  (2)( 6 )(( 11 ))    ( 6 )とは、( 1 )を( 8 )の価額から( 9 )しないで、「( 12 )※16」という勘定の貸方に記入する方法である。    したがって、間接法によると、決算整理において借方に「( 1 )」勘定(費用)を計上し、貸方に「( 12 )※16」勘定を計上する。      (借方)( 1 )   XXX   (貸方)( 12 )   XXX  ② 具体的処理   ・取引例 減価償却の記帳方法     期首に建物 20,000円を現金で購入した。決算にあたり、減価償却費 1,800円を計上する。   ・仕訳  ① 期中取引         (借方)建  物   20,000   (貸方)現   金   20,000   (1)直接法        ② 決算整理         (借方)建物減価償却費   1,800   (貸方)建   物   1,800        ③ 決算整理後残高試算表(一部)                      決算整理後残高試算表         ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー         建        物    18,200 l         建物整理後残高試算表     1,800 l   (2)間接法※17        ② 決算整理         (借方)建物減価償却費    20,000   (貸方)建物減価償却累計   1,800        ③ 決算整理後残高試算表(一部)                      決算処理後残高試算表         ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー         建        物    20,000 l 建物減価償却累計額      1,800         建物減価償却         1,800 l           ※ 20,000 ⇒ 取得原価         ※ 1,800 ⇒ 減価償却の累計 【アドバイス】※15 ( 5 )と( 6 )の違いは、( 1 )を計上したとき、貸方側(右側)をどう表すかの違いになる。 【アドバイス】※16 「( 12 )」は、( 8 )の価格の減少額を表す特別な勘定だと考える。 【アドバイス】※17 間接法は、買ってきた時の金額と価値が減少した金額を分けて表す方法であるとイメージする。  ❷( 12 )の貸借対照表表示   ① 表示方法     ( 12 )※18 は、( 8 )を間接的に控除するための勘定であり、( 8 )の( 13 )から( 12 )を差し引いたものが    実質的な価値(帳簿価額)を表す。   ② 表示例   (1)( 14 )(原則)                         貸 借 対 照 表(一部)   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   建      物     20,000           l    減価償却累計額      1,800     18,200   l   備      品     10,000           l    減価償却累計額      2,000      8,000   l 【アドバイス】※18 ( 12 )は、貸借対照表の( 15 )の部でマイナスの取扱いをされる特別項目になる。

    減価償却費, 月割計算, 1年あたりの減価償却, 使用開始月から決算月, 直接法, 間接法, 直接控除法, 直接減額, 間接控除法, 減価償却累計額, 取得原価, 科目別控除方式, 資産

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    Chapter 8 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス Section 3 決算整理① 減価償却、貸倒引当金、売上原価の算定 3.( 1 )※19   ( 1 )は、( 2 )で有している( 3 )について、将来的に( 4 )が生じる可能性が高く、その金額を合理的に計算できる場合に  設定される※20。 【板書】( 1 )  ➡ 画像参照 【アドバイス】※19 簡単に言うと、「貸倒れの( 5 )を出す特別な項目」である。 【参考】※20 会計は、( 1 )が設定されることで、実質的な( 6 )、すなわち適正な( 7 )が表されると考えている (例:再献金額 100 ー ( 1 ) 5= 95 → 実質的に回収できる金額 → B / S に計上)。 ①( 1 )の設定   決算整理において、次期における貸倒れの見積もりを行う※21。   ❶ 使用する勘定項目     この見積高は、「( 8 )」勘定(費用)で処理する。一方、貸倒れによって減少すると予想される( 9 )に対しては、    いまだ現実に貸倒れが発生したわけではないので、( 9 )を直接に減額する代わりに、「( 1 )」勘定で処理する。       (借方)( 8 )   XXX   (貸方)( 1 )   XXX   ❷ 設定対象     ( 9 )や受取手形といった( 10 )や、( 11 )の( 12 )が設定対象となる。    なお、試験対策上は、主に( 10 )が設定対象となる。   ❸ 見積高の計算     ( 1 )は、いまだ生じていない時期の貸倒れに備えるものなので、決算において正確な金額の算定は不可能である。    そこで、過去の経験値(実績値)に基づいて見積計算を行う※22。通常は問題文に設定率( 2%、3%など)が与えられるので、    それを用いて計算する。   ・取引例 貸倒引当金の設定     売掛金の期末残高に対して、2%の貸倒引当金を設定する。                  決算整理前残高試算表     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     売  掛  金     10,000 l   ・仕訳  ① 決算整理仕訳          (借方)貸倒引当金繰入額   200   (貸方)貸倒引当金   200                                         ↳ 10,000 ✖ 2% = 200        ② 決算整理後残高試算表                  決算整理後残高試算表     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     売   掛  金     10,000 l 貸 倒 引 当 金   200     貸倒引当金繰入額       200 l 【参考】※21 会計は、債券を回収可能な金額で貸借対照表に計上したいため、貸倒の見積という手続きをする。 【発展】声22 貸倒引当金の見積は、債券を( 13 )、( 14 )、( 15 )等に分類し、それぞれ( 16 )を計算する。 ② 貸借対照表表示   ❶ 表示方法     ( 1 )は、( 10 )等の価値のマイナスを意味する勘定である。したがって、( 10 )の名目額(額面)から( 1 )を控除した    金額が、その( 10 )の実質的な価値となる。そこで、原則として( 1 )は、( 17 )から( 18 )する形式で表示する。    これを「( 19 )」という。   ❷ 表示例     ( 20 )(原則)                     貸  借  対  照  表(一部)    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    受  取  手  形     10,000           l        ( 1 )         200 ※23     9,800 l               ーーーーーーー           l    売    掛   金     20,000           l        ( 1 )         400※23     19,600 l               ーーーーーーー 【アドバイス】※23 貸倒引当金は、貸借対照表の資産の部でマイナスの取扱いをされる特別項目になる。

    貸倒引当金, 決算整理時点, 債権, 貸倒れ, 予想額, 債権額, 財政状態, 貸倒引当金繰入額, 売掛金, 売上債権, 貸付金, 期末残高, 一般債権, 貸倒懸念債権, 破産更生債権, 貸倒見積高, 当該債権, 控除, 間接控除形式

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    Chapter 8 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス Section 3 決算整理① 減価償却、貸倒引当金、売上原価の算定 4.( 1 )の算定 ①( 1 )とは   ( 1 )とは、売り上げた商品の( 2 )のこと※24で、( 3 )に属する項目である。   たとえば、単価10円の商品を 100個仕入れた場合を考えます。そのうち、当期に80個を売価 15円で販売し、20個は期末に在庫として  手許に残っているとする。このとき、商品 1,000円(@ 10円 ✖ 80個)であり、この 80個分の 800円が当期の( 1 )になる。 【アドバイス】※24 簡単に言うと、「売り上げた商品を買ってきた時の金額」である。 ②( 1 )の算定 【板書】( 1 )の計算式※25  ( 1 )=( 4 )+( 5 )ー( 6 )※26  ◆計算例   期首商品 100、当期仕入 1,000、期末商品 200 の場合    ( 1 )= 100+1,000 ー 200 = 900            ↳ 販売可能だった商品のトータルから期末の売れ残りを差し引く 【アドバイス】※25 ここでは、診断士試験攻略上、売上原価の計算式を押さえることが最も重要である。 【用語】※26 ( 4 ):期首時点の売れ残り=前期末の売れ残り。 ( 5 ):当期新たに買ってきた商品の金額 ( 6 ):期末時点の売れ残り。 ③( 7 )※27  ❶ 意義   ( 7 )とは、( 8 )を「( 9 )」勘定※28(資産)、「( 10 )」勘定(費用)、「( 11 )」勘定(収益)の3つの勘定に分けて   記帳する方法である。  ❷ 使用する勘定    次の勘定を使用する。   ・期首商品・・・「( 9 )」勘定で処理する。   ・期末商品・・・「( 9 )」勘定で処理する。   ・当期仕入・・・「( 10 )」勘定で処理する。   ・売上原価・・・「( 10 )」勘定で処理する。   ・売上高 ・・・「( 11 )」勘定で処理する。 【発展】※27 商品売買の記帳は、( 7 )以外にも、( 12 )、( 13 )等さまざまな方法がある。 【アドバイス】※28 「( 9 )」勘定は( 14 )を表す( 15 )である。 ④ 具体的処理   ・取引例 売上原価の算定(期首商品があるケース)     期首に商品 100円を保有している。     当期に商品 1,000円を現金で仕入れ、仕入原価 900円の商品を 1,300円で現金にて販売した。     期末現在、仕入原価 200円の商品が残っている。    ❶ ( 16 )(一部)                     ( 16 )     ーーーーーーーーーーーーーーーーー     繰越商品     100 l       ↳( 4 )    ❷ 期中取引     (借方)仕     入   1,000     (貸方)現     金   1,000     (借方)現     金   1,300     (貸方)売     上   1,300    ❸ ( 17 )(一部)               ( 17 )     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     繰越商品     100 l 売  上   1,300      仕  入    1,000 l     ※繰越商品=( 4 )    ※仕  入=( 5 )    ❹ 決算整理      ① 売上原価の算定        期首商品 100 + 当期仕入商品 1,000 ー 期末勝因 200 = 売上原価 900      ② 期首商品に係る仕訳       (借方)仕     入   100   (貸方)繰 越 商 品   100※29      ③ 期末商品に係る仕訳       (借方)繰 越 商 品   200   (貸方)仕     入   200       ➡ 画像参照    ❺ 決算整理後残高試算表(一部)            決算整理後残高試算表     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     繰越商品     200 l 売 上     1,300     仕  入     900 l      ※繰越商品=( 6 )     ※仕  入=( 1 ) 【アドバイス】※29 この仕訳に取引としての意味はないため、学習の初段階ではまず覚えてしまい、後述する仕訳前後の各勘定の意味を押さえればOK。 【アドバイス】※30 仕訳後の仕入勘定残高が期首商品+当期仕入ー期末商品=売上原価になっていることをイメージできればOK ⑤ まとめ※31  ❶ 決算整理前および決算整理後残高試算表における各勘定残高の意味    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l            l 決算整理前残高試算表 l 決算整理後残高試算表 l    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l  「繰越商品」勘定   l    ( 18 )    l    ( 19 )    l    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l  「仕  入」勘定   l    ( 20 )    l    ( 21 )    l    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l  「売  上」勘定   l    ( 22 )    l    ( 23 )    l    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【アドバイス】※31 決済整理仕訳の前後で、「繰越商品」、「仕入」、「売上」、の3勘定がどのような数値になるかを確認する。

    売上原価, 取得原価, 費用, 期首商品棚卸高, 当期商品仕入高, 期末商品棚卸高, 三分法, 商品売買取引, 繰越商品, 仕入, 売上, 分配法, 総記法, 在庫, 資産勘定, 期首繰越試算表, 決算整理前残高試算表, 期首商品原価, 期末商品原価, 当期商品仕入高, 売上原価, 売上高, 売上高

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    Chapter 8 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス Section 4 決算整理② 経過勘定 【ポイント】  ① 見越、繰延の手続きを理解する。 1.( 1 )   ここでは、( 2 )の手続きの一つである( 1 )について学習する。 ① 意義  一定期間の正しい( 3 )を行うためには、当期に属する( 4 )・( 5 )と次期以降に属する( 4 )・( 5 )が含まれていたり、 逆に、当期に属する( 4 )・( 5 )がいまだ現金の受取りや支払いを行っていないために処理されていないことがある。 この状態では正しい( 3 )を行うことができないため、決算整理にあたり、当期に属する( 4 )・( 5 )だけを当期の( 4 )・( 5 ) として計上するための手続きが必要になる。当該手続きによって生じる勘定を「( 1 )」といいます※1。  すでに( 4 )・( 5 )に計上されていても、次期以降に属する分は当期の( 3 )から控除して、次期へ( 6 )る必要がある。 これを「( 7 )」という。  また、現金の収支がなくても当期の負担に属する( 4 )・( 5 )は、当期の( 3 )に含める必要がある。 これを「( 8 )」という。 【板書】( 1 )                  ーーー( 7 )ーー>「前払費用(( 10 ))」                   l         ーーー( 9 )ーー         l         l         l         ーーー( 8 )ーー>「前受収益(( 11 ))」 ( 1 )ーーー l         ーーー( 13 )ーー>「未払費用(( 11 ))」         l         l         ーーー( 12 )ーー                   l                  ーーー( 14 )ーー>「未収収益(( 10 ))」 ② ( 15 )(( 7 ))  ❶ 意義    当期に支払った費用の額の中に次期以降に属する費用が含まれている場合、これを当期の費用から控除して次期以降の費用とする   ために繰り延べる必要がある。これを「( 15 )※2」といい、費用の繰延によって生じる( 1 )を「( 16 )※3」という。 【板書】( 16 )  ➡ 画像参照 【アドバイス】※2 費用の繰延とは、簡単に言うと、「まとめて支払った中に含まれる余計な次期分の費用を取り除く手続き」である。 【参考】※3 前払費用の仕訳を行う際の勘定科目は、「( 17 )」などの具体的な科目を使用するが、貸借対照表に表示する際は、「( 16 )」 という包括的な科目で表示する。  ❷ 仕訳   貸方の費用には「( 18 )」や「( 19 )」などの科目名を使用し、借方の( 16 )には「( 20 )」や「( 21 )」などの  科目名を使用する※4。   (借方)前 払 利 息   XXX   (貸方)支 払 利 息   XXX 【発展】※4 前払利息(前払費用)は、前払した分、サービスを受けることができる権利ととらえることができ、 この点、会計上の資産として認識される。  ❸ 具体的処理   ・取引例 前払費用     第1期(x5年4月1日~x6年3月31日)の7月1日に、借入金に対する向こう1年分の利息 1,200円を現金で支払った。     ➡画像参照   ① 第1期   (1)利息支払時(x5年7月1日)     (借方)支 払 利 息   1,200   (貸方)現   金   1,200   (2)決算整理前残高試算表     前 T/B※5には、第1期に支払った費用の全額 1,200円が計上される。             決算整理前残高試算表(一部)     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     支払利息     1,200 l   (3)決算整理(x6年3月31日)     前 T/B における支払利息 1,200円には、第2期の費用である 300円も含まれている。そこで、決済整理にあたり、    第2期の費用である 300円を第1期の費用から控除し、「( 17 )」として次期に繰り延べる。    (借方)前 払 利 息   300   (貸方)支 払 利 息   300※6   (4)決算整理後残高試算表     後T/B※7には、第1期に属する費用 900円が支払利息として計上され、第2期に属する 300円が前払利息として計上される。              決算整理後残高試算表(一部)     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     前払利息     300 l     支払利息     900 l   (5)勘定記入     ➡ 画像参照   (6)損益計算書および貸借対照表(一部)         損 益 計 算 書             貸 借 対 照 表     ーーーーーーーーーーーーーーーー     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     支払利息   900 l            前払費用   300 l 【用語】※5 前T/B:決算整理前残高試算表 【アドバイス】※6 余計な次期分の費用 300( 1,200 のうち、次期 4月~ 6月までの3か月分)をマイナスする。 【用語】※7 後T/B:決算整理後残高試算表  ② 第2期   (1)期首繰越試算表     第1期から前払利息(資産勘定)300円が繰り越される。            期首繰越試算表(一部)      ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー      前払利息     300 l   (2)再振替仕訳(x6年4月1日)      第1期から繰り延べられた前払利息は、第2期の( 5 )になるため、「( 18 )」として計上する。     結果として、第1期の( 22 )の( 23 )を行う。これを( 24 )という。なお、( 24 )は( 25 )に行う。     (借方)支 払 利 息   300   (貸方)前 払 利 息   300※9 【アドバイス】※8 決算整理により、費用勘定は当期分の 900(1,200のうち、当期7月~3月までの 9か月分)となり、これを当期の P/L に計上する。   (3)決算前残高試算表     前T/Bには、第2期に属する費用 300円が( 18 )として計上される。              決算整理前残高試算表(一部)     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     支払利息     300※10 l 【アドバイス】※9 ( 25 )をする。まずは、これにより、次期分の( 26 )もうまくいくとイメージして読み進める。 【アドバイス】※10 ( 24 )により、費用勘定は次期分の 300(1,200のうち、次期4月~6月までの3か月分)となり、これを次期の P/L に計上する。

    経過勘定, 決算手続, 損益計算, 収益, 費用, 繰り延べ, 損益の繰延, 損益の見越, 繰延, 資産, 負債, 見込, 費用の見越, 収益の見越, 費用の繰延, 前払費用, 前払利息, 支払利息, 支払家賃, 前払利息, 前払家賃, 決算整理仕訳, 逆仕訳, 再振替仕訳

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    Chapter 8 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス Section 4 決算整理② 経過勘定 ③( 1 )(( 2 )) ❶ 意義   当期に受け取った( 3 )の額の中に次期以降に属する( 3 )が含まれている場合、これを当期の( 3 )から控除して  次期以降の( 3 )とするために( 4 )る必要がある。これを「( 2 )※11」といい、( 2 )によって生じる( 5 )を  「( 1 )※12」という。 【板書】( 1 )  ➡ 画像参照 【アドバイス】※11 ( 2 )とは、簡単に言うと、「まとめてもらった中に含まれる余計な次期分の( 3 )を取り除く手続き」である。 【参考】※12 前受費用の勘定科目は、「前受利息」などの具体的な科目を使用するが、貸借対照表に表示する際は、「( 1 )」という 包括的な科目で表示する。  ❷ 仕訳    借方の収益には「( 6 )」や「( 7 )」などの科目名を使用し、貸方の( 1 )には「( 8 )」や「( 9 )」など   の科目名を使用する※13。      (借方)受 取 利 息   XXX     (貸方)前 受 利 息   XXX 【発展】※13 ( 8 )(( 1 ))は、前受した分、サービスを提供しなければならない義務ととらえることができ、この点、 会計上の負債として認識される。  ❸ 具体的処理   ・取引例 前受収益     第1期(x5年4月1日からx6年3月31日)の7月1日に、貸付金に対する向こう1年分の利息 1,200円を現金で受け取った。   <ーーーーーーーーーーー第1期ーーーーーーーーーー><ーーーーー第2期ーーーーー>   4/1         7/1             3/31            6/30  ー l ーーーーーーーーー l ーーーーーーーーーーーーー l ーーーーーーーーーーーーー l ー>              l     第1期に受け取った金額   1,200       l              ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー              l   第1期の収益  900  l              ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー                             l   第2期の収益  300  l                             ーーーーーーーーーーーーーーー   ② 第1期   (1)利息受取時(x5年7月1日)     (借方)現    金     1,200     (貸方)受 取 利 息     1,200   (2)決算整理前残高試算表     前T/Bには、第1期に受け取った収益の全額 1,200円が計上される。                決算整理前残高試算表(一部)       ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー                     l 受取利息       1,200   (3)決算整理(x6年3月31日)     前T/Bにおける受取利息 1,200円の中には、第2期の収益である 300円も含まれている。そこで、決算整理にあたり、    第2期の収益である 300円を当期の収益から控除し、「前受利息」として次期に繰り延べる。     (借方)受 取 利 息     300      (貸方)前 受 利 息     300 ※14 【アドバイス】※14 余計な次期分の収益 300(1,200 のうち、次期4月~6月までの 3か月分)をマイナスする。   (4)決算整理後残高試算表     後T/Bには、第1期に属する収益 900円が受取利息として計上され、第2期に属する収益 300円が前受利息として    計上される。                決算整理後残高試算表(一部)      ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー                     l 前受利息       300                     l 受取利息       900   (5)勘定記入     ➡画像参照   (6)損益計算書および貸借対照表(一部)        損 益 計 算 書               貸 借 対 照 表     ーーーーーーーーーーーーーーーー       ーーーーーーーーーーーーーーーー            l 受取利息   900               l 前受収益  300   ② 第2期   (1)期首繰越試算表     第1期から前受利息 300円(負債勘定)が繰り越される。                 期首繰越試算表(一部)      ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー                     l 前受利息         300   (2)再振替仕訳(x6年4月1日)     第1期から繰り延べられた前受利息は第2期の収益になるため、( 10 )を行い、「受取利息」として収益に計上する。     (借方)前 受 利 息     300     (貸方)受 取 利 息     300 ※16 【アドバイス】※16 決算時の逆仕訳をする。まずは、これにより、次期分の収益計算もうまくいくとイメージして読み進める。   (3)決算整理前残高試算表     前T/Bには、第2期に属する収益 300円が受取利息として計上される。                決算整理残高試算表(一部)      ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー                     l 受取利息        300 ※17 【アドバイス】※17 ( 10 )により、収益勘定は次期分の 300(1,200 のうち、次期4月~6月までの3か月分)となり、これを 次期の P/L に計上する。

    前受収益, 収益の繰延, 収益, 繰り延べ, 経過勘定, 受取利息, 受取家賃, 前受利息, 前受家賃, 再振替仕訳

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    Chapter 8 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス Section 4 決算整理② 経過勘定 ④( 1 )(( 2 ))  ❶ 意義    当期においてすでに費用として発生しているものの、契約によりいまだ金銭の支払いが行われていない費用がある場合、   支払が行われていなくても当期に属する費用は当期の費用として計上する必要がある。これを「( 2 )※18」といい、   ( 2 )によって生じる( 3 )を「( 1 )※19」という。 【板書】( 1 )  ➡ 画像参照 【アドバイス】※18 ( 2 )とは、簡単に言うと、「次期に後払いする場合に、足りない当期分の費用を先取りする手続き」である。 【参考】※19 ( 1 )の仕訳を行う際の勘定科目は、「( 6 )」などの具体的な科目を使用するが、貸借対照表に表示する際は、「( 1 )」 という包括的な科目で表示する。  ❷ 仕訳   借方の費用には「( 4 )」や「( 5 )」などの科目名を使用し、貸方の未払費用には「( 6 )」や「( 7 )」などの科目名を   使用する※20     (借方)支 払 利 息   XXX     (貸方)未 払 利 息   XXX 【発展】※20 ( 6 )(( 1 ))は、サービスを受けた分、支払いをしなければならない義務ととらえることができ、この点、 会計上の( 8 )として認識される。  ❸ 具体的処理  ・取引例 未払費用    第1期(x5年4月1日~x6年3月31日)の7月1日に借入期間1年の条件で借入を行い、当該借入金に対する1年分の利息 1,200円は   第2期のx6年6月30日に現金で後払いする。   <ーーーーーーーーーーーー第1期ーーーーーーーーーーーー><ーーーーー第2期ーーーーー>   4/1          7/1               3/31            6/30  ー l ーーーーーーーーーー l ーーーーーーーーーーーーーーー l ーーーーーーーーーーーーー l ー>               l     第2期に支払う予定の金額   1,200        l               ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー               l   第1期の費用   900   l               ーーーーーーーーーーーーーーーーー  ①第1期  (1)決算整理前残高試算表    第1期においては費用を支払っていないため、前T/Bには何も計上されない。               決算整理前残高試算表      ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー                    l  (2)決算整理(x6年3月31日)    前T/Bには、第1期の費用である 900円について何も計上されていない。そこで、決算整理にあたり、第1期の費用である   900円を第1期の費用として計上し、この未払分を第2期に繰り越すため「未払利息」を計上する。    (借方)支 払 利 息   900     (貸方)未 払 利 息   900 ※21 【アドバイス】※21 足りない当期分の費用 900( 1,200のうち、当期7月~3月までの 9か月分)を計上する。  (3)決算整理後残高試算表    後T/Bには、第1期に属する費用 900円が支払利息として計上され、未払分が未払利息として計上される。                決算整理後残高試算表     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     支払利息         900 l 未払利息         900 ※22 【アドバイス】※22 決算整理により、費用勘定は当期分の 900( 1,200のうち、当期 7月~3月までの 9か月分)となり、 これを当期の P/L に計上する。  (4)勘定記入    ➡ 画像参照  (5)損益計算書及び貸借対照表(一部)         損 益 計 算 書          貸 借 対 照 表      ーーーーーーーーーーーーーーー     ーーーーーーーーーーーーーー      支払利息 900 l                   l 未払費用 900  ②第2期  (1)期首繰越試算表    第1期から未払利息(負債勘定)900円が繰り越される。            期首繰越試算表(一部)    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー                  l 未払利息       900 ※23  (2)再振替仕訳(x6年4月1日)     第2期になると金銭の支払いが行われるため、第1期から繰り越された未払利息を取りけす。また、支払時に支払額全額を    第2期の費用として計上するので、第1期の費用をあらかじめ控除しておくために、( 9 )を行い、支払利息のマイナスとして    計上する。    (借方)未 払 利 息     900     (貸方)支 払 利 息     900 ※23 【アドバイス】※23 決算時の( 10 )をする。まずは、これにより、次期分の費用計算もうまくいくとイメージして読み進める  (3)利息支払時(x6年6月30日)    (貸方)支 払 利 息     1,200     (貸方)現    金     1,200  (4)決算整理前残高試算表    前T/Bには、第2期に属する費用が支払利息として計上される。              決算整理前残高試算表(一部)     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     支払利息      300 ※24 l 【アドバイス】※24 ( 9 )により、費用勘定は次期分の 300(1,200のうち、次期4月~6月までの3か月分)となり、 これを次期の P/L に計上する。  (5)勘定記入    ➡ 画像参照

    未払費用, 費用の見越, 経過勘定, 支払利息, 支払家賃, 未払利息, 未払家賃, 負債, 再振替仕訳

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    Chapter 8 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス Section 4 決算整理② 経過勘定 ⑤( 1 )(( 2 ))  ❶ 意義    当期においてすでに収益として発生しているものの、契約によりいまだ金銭の受取りが行われていない収益がある場合、   受取りが行われていなくても、当期に属する収益は当期の収益として計上する必要がある。   これを「( 2 )※25」といい、( 2 )によって生じる( 3 )を「( 1 )※26」という。 【板書】( 1 )   <ーーーーーーー 当期 ーーーーーーーーーー>  期 首                  決算日       受取日  ーlーーーーーlーーーーーーーーーーーーーーーーl----------l-->         l     次期に受け取る予定の金額          l        ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー         l   当期に属する収益     l        ーーーーーーーーーーーーーーーーー               ⇩              ( 1 ) 【アドバイス】※25 収益の見越しとは、簡単に言うと、「次期に後もらいする場合に、足りない当期分の収益を先取りする手続き」である。 【参考】※26 未収収益の仕訳を行う際の勘定科目は「未収利息」などの具体的な科目を使用するが、貸借対照表に表示する際は 「未収収益」という包括的な科目で表示する。  ❷ 貸方の収益には「( 4 )」や「( 5 )」などの科目名を使用し、借方の( 1 )には「( 6 )」や「( 7 )」    などの科目名を使用する※27。      (借方)( 6 )     XXX     (貸方)( 7 )     XXX 【発展】※27 未収利息(未収収益)は、サービスを提供した分、支払いを受けることができる権利ととらえることができ、 この点、会計上の資産として認識される。  ❸ 具体的処理    ・取引例 未収収益     第1期(x5年4月1日~x6年3月31日)の7月1日に貸付期間1年の条件で貸付を行い、当該貸付金に対する    1年分の利息 1,200円は第2期のx6年6月30日に現金で後受けする。    <ーーーーーーーーーー第1期ーーーーーーーーーー><ーーーーー第2期ーーーーー>   4/1       7/1               3/31            6/30   ーlーーーーーーーーlーーーーーーーーーーーーーーーーlーーーーーーーーーーーーーーlーー>             l     第2期に受け取る予定の金額     1,200     l            ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー             l     第1期の収益   900 l            ーーーーーーーーーーーーーーーーー  ① 第1期  (1)決算整理前残高試算表    第1期においては収益を受け取っていないため、前T/Bには何も計上されない。           決算整理前残高試算表(一部)    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー                l  (2)決算整理(x6年3月31日)    前T/Bには、第1期に属する収益 900円が受取利息として計上され、未収分が( 6 )として計上する。     (借方)( 6 )     900       (貸方)受 取 利 息     900※28 【アドバイス】※28 足りない当期分の収益 900(1,200のうち、当期7月~3月までの 9か月分)を計上する。  (3)決算整理後残高試算表    後T/Bには、、第1期に属する収益 900円が( 4 )として計上され、未収分が( 6 )として計上される。           決算整理後残高試算表(一部)    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    ( 6 )     900 ※29 l ( 4 )     900 【アドバイス】※29 決算整理により、収益勘定は当期分の 900( 1,200のうち、当期7月~3月までの9か月分)となり、これを当期の P/L に計上する。  (4)勘定記入    ➡ 画像参照 ⑥ 再振替仕訳   費用の未払や収益の未収がある場合、実際の受払いは次期に行われるため( 8 )としては処理されない。  そこで、決算整理で( 9 )を行う必要がある。   実際に受け払いが行われたタイミング(次期)では収益、費用として仕訳処理されるが、その金額は受け払いされた全額であり、  前期対応分も含まれてしまうので控除する必要がある。この控除に該当するのが( 10 )である。期首に前もって収益、費用を  減額しておき、実際に受け払いされた際に計上される収益、費用と合計することで( 11 )上適切な金額に調整する。 ⑦ 経過勘定の貸借対照表表示(まとめ)※32※33   経過勘定の仕訳を行う際の勘定科目は「( 12 )」「( 13 )」「( 14 )」「( 15 )」などの具体的な科目を使用するが、  経過勘定を貸借対照表に表示する際は「( 16 )」「( 17 )」「( 18 )」「( 19 )」という包括的な科目で表示する。      勘定科目            貸借対照表表示  ーーーーーーーーーーーーーー     ーーーーーーーーーーー  「( 12 )」「( 20 )」など   ➡  まとめて「( 16 )」  「( 13 )」「( 21 )」など   ➡  まとめて「( 22 )」  「( 14 )」「( 22 )」など   ➡  まとめて「( 18 )」  「( 6 )」「( 7 )」など    ➡  まとめて「( 19 )」 【アドバイス】※32 前払費用、前受収益、未払費用、未収収益は、キャッシュフロー計算書でも登場するので、押さえておく。 【参考】※33 実務上、重要性が乏しい場合は、経過勘定を計上しないこともできる。

    未収収益, 収益の見越, 経過勘定, 受取利息, 受取家賃, 未収利息, 未収家賃, 期中取引, 見越処理, 再振替仕訳, 期間対応, 前払利息, 前受利息, 未払利息, 未収利息, 前払費用, 前受費用, 未払費用, 未収収益, 前払家賃, 前受家賃, 前受収益, 未払家賃

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    Chapter 8 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス Section 4 決算整理② 経過勘定 【ミニテスト】 簿記では、資産・収益は借方(左側)で増加、負債・純資産・費用は貸方(右側)で増加を表す。 売掛金は基本的に、掛売上で増加し、回収により減少する。 買掛金は基本的に、掛仕入で増加し、支払により減少する。 値引と割引は、売上高や売上原価を直接マイナスする。 売上原価は、期首商品+当期仕入ー期末商品で計算される。 定額法による減価償却費は、(取得原価ー残存価格)/ 耐用年数で計算される。 減価償却累計額と貸倒引当金は、原則として貸借対照表上、資産の部でマイナス表示される。 収益・費用の繰延は、当期に前払した金額に含まれる次期分の収益・費用を、当期の P/L から除去する手続きである。 収益・費用の見越は、次期に後払いされる当期分の収益・費用を、当期の P/L へ計上する手続きである。 前受収益・未収収益は資産に、前払費用・未払費用は負債に計上される。

    ✖, 〇, 〇, ✖, 〇, 〇, 〇, 〇, 〇, ✖

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    Chapter 9 キャッシュフロー計算書の作成プロセス Section 1 キャッシュフロー計算書の具体例 【ポイント】  ① キャッシュフローの3つの活動区分を押さえる。  ② 直接法と間接法のキャッシュフロー計算書の違いを押さえる 1.キャッシュフロー計算書とは   貸借対照表は一定時点の( 1 )、損益計算書は一定期間の( 2 )を表すのに対し、( 3 )は、一定期間の  ( 4 )(( 5 ))の増減を表すものである※1※2。 【参考】※1 ( 3 )は、損益計算書では把握できないお金の動きを把握することができる。実務上重要な( 6 )と 位置付けられており、診断士試験にもよく出題されている。 【アドバイス】※2 ( 3 )をひとことで言うと、「( 7 )の増減明細を表す( 6 )である。 2.キャッシュフロー計算書の表示   キャッシュフロー計算書は、次のように、( 8 )による( 9 )、( 10 )による( 9 )、  ( 11 )による( 9 )の3つに区分して表示される。 ( 8 )による( 9 )     XXX ( 10 )による( 9 )     XXX ( 11 )による( 9 )     XXX ( 5 )に係る換算差額     XXX ( 5 )の増加額(減少額)    XXX ーー> 1~4までの合計 ( 5 )の期首残高       XXX ( 5 )の期末残高       XXX ーー> 5 + 6 【アドバイス】※3 ( 7 )の増減を3つの活動に区分して表示する。企業のお金の流れを表すイメージになる。 調達(財務)→ 投資 → リターンを得る(営業) 【参考】※4 「( 5 )に係る( 12 )」は診断士試験で問われる可能性は低いと考えられる。 ◆直接法の例  ➡ 画像参照 ◆間接法の例  ➡ 画像参照 ※直接法と間接法は営業活動のみが異なるだけで、投資と財務はまったく同じ。 ※キャッシュフロー計算書の理解には簿記の構造理解が必要になる。診断士試験で初めて会計を勉強する人が  いきなり理解するのは難しいため、まずは①問題解答ができるようにする②理解はその後、というイメージで学習する。

    財政状態, 経営成績, キャッシュフロー計算書, キャッシュ, 現金及び現金同等物, 財務諸表, 現金預金, 営業活動, キャッシュフロー, 投資活動, 財務活動, 換算差額

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    Chapter 9 キャッシュフロー計算書の作成プロセス Section 2 直接法によるキャッシュフロー計算書の作成 【ポイント】  ① 営業収入の計算をできるようにする。  ② 商品の仕入れによる支出の計算をできるようにする。  ③ 資産、負債の増減が、キャッシュフローに与える影響を押さえる。 1.( 1 )によるキャッシュフロー※1   ( 1 )によるキャッシュフローには、主として( 2 )の対象となった取引、および( 3 )および( 4 )の取引  によるキャッシュフローを記載する。直接法による( 1 )によるキャッシュフローの区分には、次の主な項目を記載する※2。 【板書】( 1 )によるキャッシュフローで使用する項目  I ( 1 )によるキャッシュフロー    ( 5 )                    XXX    ( 6 )又は商品の( 7 )        △ XXX    ( 8 )の支出              △ XXX    その他の( 9 )              △ XXX    小計                      XXX ← 本来の( 13 )※3    ( 10 )及び( 11 )の受取額        XXX ー    ( 10 )の( 12 )            △ XXX  その他の取引によるCF    ( 13 )の( 12 )            △ XXX ー    ( 1 )によるキャッシュフロー         XXX 【アドバイス】※1 ( 1 )によるキャッシュフローは、キャッシュフロー計算書攻略のメイン論点になるため、しっかり学習する。 【参考】※2 実務上、多くの上場企業は間接法でキャッシュフローを作成するが、試験では直接法も出題される。 【アドバイス】※3 ( 1 )によるキャッシュフローは、小計前後で表しているキャッシュフローが異なっている。 小計まで:( 14 ) 小計以下:( 15 ) 以下、各項目の算出について学習する。計算式の「↑」の記号は、貸借対照表の項目に付しており、期末の金額から期首の金額を差し引く という意味合いである(すべての計算式を「↑」にそろえている)。 ① 営業収入   営業収入は、損益計算書の( 16 )の( 17 )等の増減額を加減して計算する。     +営業収入=+( 16 )ー( 18 )※4※5※6 【アドバイス】※4 直接法の営業CFのパターン問題は、P/L 項目と B/S 項目からCFを推定するという問題になる。 推定に意味を見出すのは難しいため、まずは式を覚えて計算できればOK。理解は後からという勉強をする。 【アドバイス】※5 直感的な理解として、未回収高である( 17 )が増加したらCFにはマイナス影響を与えるというイメージがもてたらOK。 【過去問】※6 ・〇か✖で答えよ 当期売上高 1,000万円、期首売上高残高 100万円、期末売上高債権残高 150万円のときの営業収入は 950万円である。(H19-13改題) ・解答:( 19 ) ② 商品の仕入れによる支出   商品の仕入れによる支出は、損益計算書の( 20 )に( 21 )の増減、( 22 )の増減を加減して計算する。     ー商品の仕入れによる支出=ー( 20 )ー( 23 )+( 24 )※7 【アドバイス】※7 直感的な理解として、在庫である( 21 )が増加したらCFにはマイナス影響、未払高である( 22 )が増加したらCFには プラス影響をを与えるというイメージがもてたらOK。 ③ 人件費の支出とその他の営業支出   人件費の支出は、( 25 )のうち、人件費の( 26 )を調整する。同様に、その他の営業支出は、( 25 )のうち、  ( 27 )の( 26 )を調整する。いずれも( 26 )の調整がポイントとなる。    ー人件費の支出=ー人件費+( 28 )ー( 29 )                     ↳ ( 26 )を調整    ー( 27 )=ー( 27 )+( 30 )ー( 31 )                     ↳ ( 26 )を調整 ④ その他の取引によるCF(小計以下の調整)   人件費の支出やその他の営業支出と同じように、いずれも( 26 )の調整がポイントとなる。    +利息及び配当金の受取額=+受取利息+前受利息 ↑ ー未収利息 ↑    ー利息の支払額=支払利息+未払利息 ↑ ー前払利息 ↑    ー法人税等の支払額=ー( 32 )+( 33 ) ↑ ※8 【アドバイス】※8 「( 33 )」は、法人税等専用の未払金であり、負債の勘定となる。 <貸借対照表の項目の符号>   上記の計算式では、貸借対照表の借方項目(( 34 ))が増えれば、キャッシュは( 35 )に作用し、  貸方項目(( 36 ))が増えれば、キャッシュは( 37 )に作用することが把握できる※9。            貸借対照表    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l 資産 ↑          l 負債 ↑           l    l ➡ キャッシュ   ー調整 l ➡ キャッシュ   +調整  l    l              lーーーーーーーーーーーーーーー    l              l 純資産 ↑          l    l              l ➡ キャッシュ   +調整  l    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【アドバイス】※9 ( 38 )が増えたらCFにマイナス影響、( 39 )が増えたらCFにプラス影響(減少はその逆)と覚える。 キャッシュフロー計算書攻略上、重要な法則になる。

    営業活動, 営業損益計算, 投資活動, 財務活動以外, 営業収入, 原材料, 仕入支出, 人件費, 営業支出, 利息, 配当金, 支払額, 営業CF, 本業のキャッシュフロー, 営業・投資・財務以外のキャッシュフロー, 売上高, 売上債権, 売上債権 ↑, 〇, 売上原価, 棚卸資産, 仕入債務, 棚卸資産 ↑, 仕入債務 ↑, 販売管理費, 経過勘定, その他の営業費, 未払給与 ↑, 前払給与 ↑, 未払営業費 ↑, 前払営業費 ↑, 法人税等, 未払い法人税等 ↑, 運用状態, マイナス, 調達源泉, プラス, 資産, 負債

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    Chapter 9 キャッシュフロー計算書の作成プロセス Section 2 直接法によるキャッシュフロー計算書の作成 2.投資活動によるキャッシュフロー   投資活動によるキャッシュフローには、( 1 )の取得および売却、( 2 )の取得および売却によるキャッシュフロー等を  記載する。投資活動によるキャッシュフローの区分には、次の主な項目を記載する。 【板書】投資活動によるキャッシュフローで使用する項目※10 ( 3 ) ( 4 ) ( 5 ) ( 6 ) ( 7 ) ( 8 ) 【アドバイス】※10 投資活動によるキャッシュフローの例をざっくり押さえておく。 3.財務活動によるキャッシュフロー   財務活動によるキャッシュフローには、( 9 )および( 10 )によるキャッシュフローや( 11 )の支払いなどを記載する。  財務活動によるキャッシュフローの区分には、次の主な項目を記載する。 【板書】財務活動によるキャッシュフローで使用する項目※11 ( 12 ) ( 13 ) ( 14 ) ( 15 ) ( 16 ) ( 17 ) 【アドバイス】※11 財務活動によるキャッシュフローの例をざっくり押さえておく。 【アドバイス】※11 財務活動によるキャッシュフローの例をざっくり押さえておく。

    固定資産, 有価証券, 有形固定資産の取得による支出, 有形固定資産の売却による収入, 有価証券(あるいは投資有価証券)の取得による支出, 有価証券(あるいは投資有価証券)の売却による収入, 貸付けによる支出, 貸付の回収による収入, 資金の調達, 返済, 配当金, 株式発行による収入, 社債の発行による収入, 社債の償還による支出, 短期借入金あるいは長期借入金の借入による収入, 短期借入金あるいは長期借入金の返済による支出, 配当金の支払いによる支出

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    Chapter 9 キャッシュフロー計算書の作成プロセス Section 3 間接法によるキャッシュフロー計算書の作成 【ポイント】  ① 間接法の営業キャッシュフローのスタートを押さえる。  ② 間接法の営業キャッシュフローの調整項目(特に減価償却費、営業外の調整、資産負債の増減調整)を押さえる。  ③ 間接法の営業キャッシュフローの調整項目の正負を押さえる。 1.間接法によるキャッシュフロー計算書の作成※1   営業活動によるキャッシュフロー(間接法:小計まで)は次のように表示する。なお、投資活動によるキャッシュフローおよび  財務活動によるキャッシュフローの区分には、直接法と間接法の区別はない。    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l Ⅰ 営業活動によるキャッシュフロー                                   l    l    ( 1 )※2               + XXX ➡ ① P/Lの数値                 l    l    ( 2 )                 + XXX ➡ ② 非資金費用の調整※3            l    l    貸倒引当金の増加額            + XXX ➡ ③ 貸倒れ関連の調整              l    l    ( 3 )                 ー XXX ~・~                      l    l    ( 4 )                 + XXX ➡ ④ 営業利益への修正※3            l    l    有形固定資産売却             + XXX ~・~                      l    l    ( 5 )                 ー XXX ~・~                      l    l    ( 6 )                 ー XXX                          l    l    ( 7 )                 + XXX ➡ ⑤ 売上高、売上原価関連の資産/負債の調整※3  l    l    前受金の増加額              + XXX                          l    l    前払金の増加額              ー XXX ~・~                      l    l    未払費用(営業関連)の増加額       + XXX ➡ ⑥ その他調整                 l    l    前払費用(営業関連)の増加額       ー XXX ~・~                     l    l      小 計                 XXX   ←直接法と同額になる             l    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   ① 損益計算書の末尾の「( 1 )」をそのまま転記する。   ② ( 8 )(( 2 )等)については、キャッシュが社内留保されているため( 9 )する。   ③ 貸倒れに関する調整を行う。ここでは、P/L の( 10 )ではなく( 11 )の( 12 )を記入する。   ④ 営業活動以外の損益(( 13 )、( 14 ))を除去するため、損益計算書の項目を( 15 )※4を逆にして調整する。   ⑤ 売上高、売上原価に関連する資産/負債(代表例:( 16 )、( 17 )、( 18 ))の増減を調整する。   ⑥ ( 19 )に関連する資産/負債(( 20 ))の増減を調整する。   ※⑤と⑥は増加や減少によって( 15 )が変わるため注意する。※5 ( 24  <調整項目>  調整項目の「加算」「減算」はあくまでも例示である。たとえば、( 11 )が増加した場合は、( 21 )するが、 減少した場合は( 22 )する。また、( 23 )は、( 22 )するが、( 24 )は( 21 )する。 【板書】間接法の営業CF重要ポイントまとめ  ・( 1 )               P/L の数値  ・( 2 )               +  ・( 13 )・( 14 )          収益は△ , 費用は+  ・( 25 )の増減           資産増は△ , 負債増は+ ・・・> 減少は逆   (( 16 )・( 17 )・( 18 ))       小計              縦計(本業のCF合計) 【アドバイス】※1 間接法による営業活動によるキャッシュフローは、キャッシュフロー計算書の最重要論点になるので、 しっかり学習する。 【アドバイス】※2 利益スタートで調整項目を反映し、本業のキャッシュフローを表す形式となっている。 【アドバイス】※3 まずは、基本の調整項目である② ④ ⑤ を押さえる 【アドバイス】※4 調整項目の符号を押さえることがポイントになる。 【過去問】※5 ・〇か✖で答えよ 仕入債務の増加は、キャッシュフローの減少となる。(H27-9改題) ・解答:( 26 ) ※ 資産と負債の増減調整の符号は直接法同様、資産が増えたらマイナス、負債が増えたらプラス(減少はその逆)となる!

    税引前当期純利益, 減価償却費, 受取利息及び受取配当金, 支払利息, 売上債権の増加額, 棚卸資産の増加額, 仕入債務の増加額, 非資金費用, 加算, 貸倒引当金繰入額, 貸倒引当金, 純増加額, 営業外損益, 特別損益, 符号, 売上債権, 棚卸資産, 仕入債務, 販管費, 経過勘定, 加算調整, 減算調整, 有形固定資産売却益, 有形固定資産売却損, 運転資金, ✖

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    Chapter 9 キャッシュフロー計算書の作成プロセス Section 3 間接法によるキャッシュフロー計算書の作成 【ミニテスト】 キャッシュフロー計算書は、キャッシュフローを営業活動、投資活動、財務活動の3つに区分する。 直接法と間接法は、営業、投資、財務すべての表示方法が異なる。 営業活動によるキャッシュフローは、小計までで本業のキャッシュフローを表す。 営業収入は、売上高+売上債権の増加額で計算される。 商品の仕入れによる支出は、ー売上原価ー棚卸資産増加額ー仕入債務増加額で計算される。 キャッシュフロー計算上、関連する資産が増加したらマイナスに、関連する負債が増加したらプラスになる。 直接法と間接法の営業活動によるキャッシュフローは、表示方法が異なるだけで最終金額は一致する。 間接法による営業キャッシュフローは、税引き前当期純利益をスタートにして、各種調整をすることで営業活動によるキャッシュフローを表す。 間接法による営業キャッシュフロー上、減価償却費は減算調整される。 間接法による営業キャッシュフロー上、支払利息は減算調整される。 間接法による営業キャッシュフロー上、売上債権の増加額は減算調整される。

    〇, ✖, 〇, ✖, ✖, 〇, 〇, 〇, ✖, ✖, 〇

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    Chapter 10 原価計算 Section 1 原価計算精度の基礎 【ポイント】  ① 原価の分類を押さえる。  ② 総原価の構成要素を押さえる。 1.原価計算とは   製造業は、製品を製造するのにいくらお金がかかったのかを自ら計算する必要がある。たとえば、自動車製造業では、  自動車を製造するために、鉄板やタイヤなどの( 1 )の代金、製品を製造する( 2 )、製造に利用する電力やガス、水道  などの料金がかかる。このような、製品を製造するためにかかった金額のことを、( 3 )という。製造活動の記録のためには  ( 3 )の計算が必要になる。この( 3 )を正確に計算するための計算手続を( 4 )という※1。 【アドバイス】※1 ( 3 )を簡単に言うと、「製品を作るためにかかったお金」ということができ、( 3 )を計算するためのルールが( 4 )になる。 2.原価計算期間   製造業においても、流通業と同様に( 5 )(通常1年)における活動の記録に基づいて、( 6 )を作成する。  ( 4 )は通常( 7 )単位で行われ、この期間のことを( 8 )という※2。 【参考】※2 ( 8 )を1年ではなく( 7 )を単位とするのは、( 9 )に資する( 10 )をタイムリーに提供するためである。 3.原価の分類と構成   ( 3 )とは、( 11 )により消費された( 12 )を( 13 )に基づいて測定したものである。  このSection においてはその( 3 )の分類と体系について見ていく。 ① 原価の基礎的分類※3   ( 3 )は、どのような( 11 )に使われたのか(( 14 ))によって、次のように分類できる。 【板書】( 14 )による分類※4  ①( 15 ):製品の( 16 )に要した原価              ↳ ex. 材料費、労務費、製造にかかる経費など  ②( 17 ):( 18 )に要した原価           ↳ ex. 販売員給料、広告宣伝費など  ③( 19 ):( 20 )に要した原価           ↳ ex. 減価償却費など ※ ① ~ ③ までの合計を( 21 )という      ( 21 )=( 15 )+( 17 )+( 19 )※5 【参考】※3 ( 4 )の基礎として、( 3 )の分類は非常に重要となる。なぜならば、( 4 )上、分けた( 3 )により 異なる取り扱いをするためである。 【アドバイス】※4 簡単に言うと、「( 22 )による分類」である。 【アドバイス】※5 ( 21 )の式はしっかり押さえる。 ② 製造原価の分類   ❶( 25 )      製造工程で( 23 )を消費すると、( 24 )が発生する。   この( 24 )は、どのような( 23 )の対価であるかにより、次のように分類できる。   これを( 24 )の( 25 )という。 【板書】( 24 )の( 25 )※6  ①( 26 ):製造に使用する、材料、部品などを消費したことで発生する( 3 )           ↳ ex.原材料費、買入部品費など  ②( 27 ):( 28 )を消費したことで発生する原価           ↳ ex. 工員の賃金、工具の法定福利費など  ③( 29 ):①、②以外の製品の製造に要した費用           ↳ ex. 工場建物の減価償却費や水道光熱費など 【アドバイス】※6 簡単に言うと、「何を使ったかによる分類」である。  ❷ 製品との関連による分類 【板書】製品との関連による分類※7  ①( 30 ):材料費など、製品との対応関係(車の製造ならばタイヤ4個が必要)が明白(=個別計算可能)な製造原価           ↳ ex. 直接材料費  ②( 31 ):複数の製品に共通に消費されるなどの理由で、製品との個別対応計算ができない製造原価           ↳ ex. 工場で共同使用のスパナ、工場長の給料、工場建物の減価償却費など 【アドバイス】※7 複数種類の製品製造をしている場合に必要となる分類である。個別的に発注するための原価の割り振りができない間接費に分けられる。  以上より、製造原価は次のように分類できる。 【板書】製造原価の分類※8※9  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l     l  製造直接費   l  製造間接費   l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l 材料費 l   ( 32 )※ l   ( 33 )   l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l 労務費 l   ( 34 )※ l   ( 35 )   l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l 経 費 l   ( 36 )   l   ( 37 )   l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  ※( 32 )と( 33 )の合計を「( 38 )」という 【アドバイス】※8 製造原価の基本的な分類となるので、用語に慣れる。 【発展】※9 原価の分類には、ほかにも操業度との関連における分類(変動費、固定費)や、管理可能性に基づく分類 (管理可能費、管理不能費)等、さまざまある。  ※次のSection で具体的な原価計算について見ていく。

    材料, 労働者の賃金, 原価, 原価計算, 一会計期間, 財務諸表, 1か月, 原価計算期間, 経営管理, 原価情報, 経営活動, 経済的資源, 貨幣支出額, 原価の職能, 製造原価, 販売費, 販売活動, 一般管理費, 販売活動, 総原価, 仕事内容, 原価財, 製造原価, 形態分類, 材料費(material costs), 労務費(labor costs), 労働用役, 経費(expenses), 製造直接費(direct costs), 製造間接費(indirect costs), 直接材料費, 間接材料費, 直接労務費, 間接労務費, 直接経費, 間接経費, 素価

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    Chapter 10 原価計算 Section 2 原価計算精度 【ポイント】  ① 個別原価計算の手続き(特に賦課と配賦の手続き)を押さえる。  ② 総合原価計算の手続き(特に直接材料費と加工費で計算上用いる数量の違い)を押さえる。  ③ 標準原価計算の手続き(特に数量差異と価格差異の計算)を押さえる。 1.原価計算の種類   ( 1 )とは、( 2 )と結合して、利害関係者のために製造原価の( 3 )を開示するための制度である。   原価計算には、( 4 )と( 5 )、( 6 )と( 7 )といった分類がある※1。 【アドバイス】※1 ( 4 )、( 5 )、( 6 )、( 7 )それぞれ出題されているので、しっかり学習する。 2.( 4 )と( 5 ) ①( 4 )※2   ( 8 )形態において採用される製品原価計算の方法である。顧客からの注文1口に応じて発行される( 9 )※3ごとに  区別して製品原価を算定し、( 10 )※4にその原価が集計される。  ➡画像参照 【アドバイス】※2 ひとつひとつ異なる製品を製造している場合に適用される原価計算である。 【用語】※3 ( 9 ):( 11 )のこと。原価計算上は原価の集計単位としての意味をもつ。 【用語】※4 ( 12 ):製造原価の内訳表  ❶ ( 4 )の計算法※5    ( 4 )では、( 12 )については各( 9 )ごとに実際に発生した原価を( 13 )し、   ( 14 )については、一定の( 15 )にしたがって各( 9 )に( 16 )する※6※7。 【板書】( 4 )の計算法  ➡ 画像参照 【アドバイス】※5 まずは、原価を直接費と間接費に分け、異なる取扱いをするイメージをもって読み進める。 【用語】※6 ( 13 ):特別な計算なしに原価の割り振りをすること。 ( 16 ):一定の基準に基づいて原価の割り振りをすること。 【発展】※7 部門ごとに( 17 )を行う「( 18 )」もある。  ❷ ( 4 )の計算例    工場全体で発生した原価を次のように設定し、( 14 )の( 15 )※8として( 19 )を採用した場合の   計算例は、次のようになる。 【アドバイス】※8 ( 15 )は必ず問題文に表示が入る。 【板書】原価計算表(総括)  ➡ 画像参照 No.101 の 製造間接費   = 400,000円(製造間接費合計)✖ 100,000円(No.101 の 直接材料費)/ 500,000円(直接材料費合計)   = 80,000円 【アドバイス】※9 診断士試験では、各製品が期末現在どのような状態か、問題文に必ず記載がある。 完成、売上済み:( 20 )  完成、見売上:( 21 )     未完成:( 22 ) 【用語】※10 ( 23 ):当期新たに発生した原価。 【用語】※11 ( 24 ):当期に完成した製品の原価

    原価計算制度, 制度会計, 明細, 個別原価計算, 総合原価計算, 実際原価計算, 受注生産, 製造指図書, 原価計算表, 製造命令書, 製造直接費, 賦課, 製造間接費, 配賦基準, 配賦, 配賦計算, 部門別個別原価計算, 直接材料費, 売上原価, 期末製品, 期末仕掛品, 当期総製造費用, 当期製品製造原価

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    Chapter 10 原価計算 Section 2 原価計算制度 ② ( 1 )※12   ( 2 )形態において採用される( 3 )の方法である。  1か月を( 4 )として、その間に発生した原価を集計し、それを1か月間の( 5 )で除することにより  製品単位当たりの( 6 )を計算する。  ❶ ( 1 )の計算法※13    ( 1 )では、( 7 )を( 8 )とそれ以外の原価(( 9 ))とに分類して計算することになる。 【板書】総合原価計算の計算法  ➡ 画像参照 【アドバイス】※13 まずは、原価を( 8 )と( 9 )に分け、異なる取り扱いをするイメージをもって読み進める。 【アドバイス】※14 ( 9 )は( 8 )以外の製造原価が該当する。 【過去問】※15 ・〇か✖で答えよ 加工費は、直接労務費+製造間接費で計算される。(H20-9改題) ・解答:( 10 )  ❷( 1 )の計算例    ここでは3つのケースについて説明する。 <ケース1>   このケースの場合、( 11 )および( 12 )が存在しないため、( 13 )がすべて( 14 )(( 15 ))となり、  ( 16 )を完成品量で除することにより、( 17 )を求めることができる。 【板書】総合原価計算の計算例(ケース1)  例:当月に生産を開始した製品が、すべて当月中に完成品になった場合  <当月のデータ>   1.生産データ     製品     1,000個(すべて完成)   2.原価データ     直接材料費     600,000円     加工費       475,000円      計       1,075,000円  ◆( 14 )=( 8 )+( 9 )= 1,075,000円  ◆( 17 )= 1,075,000円 ÷ 1,000個= 1,075円 / 個※16 【アドバイス】※16 製品 1,000個作るのに 1,075,000円かかり、1個当たりはすべて同じ 1,075円かかったと考えるのが( 1 )の基本である。 <ケース2>   計算の方向性として、( 6 )の合計を、( 18 )のための原価、( 19 )のための原価に按分するということをする。  分ける基準は、( 1 )であるため、数量比になる。   ( 9 )は、製品の製造が進むにつれて発生する原価というイメージである。仮に仕掛品の進捗度※17が 50%である場合、  完成品に比較して 50%しか原価が使われていないため、進捗度を考慮した数量(( 20 ))で按分する。 【用語】※7 ( 21 ):加工の進み具合。 【板書】総合原価計算の計算例(ケース2)※18  例:当月に生産を開始した製品が、すべて完成せず、期末仕掛品が発生した場合  <当月のデータ>   1.生産データ     当期投入   1,000個(完成品 900個、期末仕掛品 100個)     (注)材料は工程の始点で投入し、期末仕掛品の加工は 50%まで終了している   2.原価データ     直接材料費     600,000円     加工費       475,000円      計       1,075,000円   直接材料費:( 22 )(普通の数量比)     加工費:完成品 ➡ ( 22 )         仕掛品 ➡ ( 20 )(( 23 )✖( 21 ))比 【アドバイス】※18 このケースから、( 8 )と( 9 )の取り扱いが分かれていく。 【板書】進捗度のイメージ  ➡ 画像参照 <ケース2>の具体的計算例  ➡ 画像参照  画像の内容により、( 16 )、( 11 )、( 17 )は次のように計算できる。 ◆( 16 )=( 8 ) 540,000円+( 9 ) 450,000円= 990,000円 ◆( 24 )=( 8 ) 60,000円+( 9 ) 25,000円= 85,000円 ◆( 17 )= 990,000円 ÷ 900円=1,100円 / 個 <ケース3>  期首しか買いr品が存在する場合※21には、( 25 )と( 13 )を完成品と( 12 )に配分することが必要となる。 その配分方法には、①( 26 )、②( 27 )※22の2つがあり、順を追って計算方法を確認する。 【板書】総合原価計算の計算例(ケース3)  例:前月に生産を開始した製品が、前月中にすべて完成せずに仕掛品として当月に繰り越され、かつ当月も仕掛品が    発生した場合 <当月のデータ>  1.生産データ    期首仕掛品     100個(進捗度 50%)     当期投入    1,000個      計      1,100個    期末仕掛品     200個(進捗度 50%)     完成品      900個     (注)材料はすべて工程の始点で投入している  2.原価データ           直接材料費     加工費     計    ( 25 )    71,000円     40,000円   111,000円    ( 24 )   600,000円    475,000円  1,075,000円     計     671,000円    515,000円  1,186,000円 【アドバイス】※21 期首仕掛品がある場合が、本試験でもっともよく出題されているので、しっかり学習する。 【アドバイス】※22 ( 26 )と( 27 )どちら採用するかは、必ず問題文に指示が入る。 また、本試験では主に( 27 )が問われている。 【板書】先入先出法を採用した場合  ➡ 画像参照 ◆( 16 )= 551,000円+ 465,000円= 1,016,000円 ◆( 24 )= 120,000円+ 50,000円= 170,000円 ◆( 17 )= 1,016,000円 ÷ 900個 ≒ 1,129円 / 個 ※25 ーーーーーーー 【アドバイス】※23 先に作り始めたものから完成すると仮定するため、( 11 )は( 28 )のみから計算される。 【アドバイス】※24 ( 8 )、( 9 )それぞれで( 29 )、( 24 )を計算し、最後に合計する。 【発展】※25 ( 26 )には、( 17 )を( 30 )と( 31 )とに区分して算出する「( 32 )」もある。 ーーーーーーー 【板書】平均法を採用した場合  ➡ 画像参照 ◆( 16 )= 549,000円 + 463,500円 = 1,012,500円 ◆( 24 )= 122,000円 + 51,500円 = 173,500円 ◆( 17 )= 1,012,500円 ÷ 900個 = 1,125円 / 個 ーーーーーーー 【アドバイス】※26 ( 25 )と( 28 )の平均単価を計算し、当該単価で( 29 )と( 34 )を計算する。 【参考】※27 610円 ✖ 900個で計算してもよい。 【参考】※28 900個 + 200個(完成品数量 + 期末仕掛品数量)で計算してもよい。 【参考】※30 900個 + 100個(完成品数量 + 期末仕掛品換算数量)で計算してもよい。

    総合原価計算, 大量生産, 製品原価計算, 原価計算期間, 生産量, 製造原価, 発生原価, 直接材料費, 加工費, 〇, 期首仕掛品, 期末仕掛品, 当期総製造費用, 完成品総合原価, 当期製品製造原価, 完成品総合原価, 完成品単位原価, 完成品製造, 仕掛品製造, 完成品換算量, 進捗度, 実在量比, 実在量, 期末仕掛品原価, 期首仕掛品原価, 先入先出法, 平均法, 当期投入原価, 完成品原価, 当月着手完成分, 月初仕掛品完成分, 純粋先入先出法, 仕掛品原価

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    Chapter 10 原価計算 Section 2 原価計算制度 3.実際原価計算と標準原価計算 ①( 1 )※31   ( 1 )とは、製品を製造するのに必要とした原価を、製品の製造後に把握する原価計算の方法である。 【アドバイス】※31 これまで見てきた普通の原価計算のこと。 ②( 2 )※32   ( 2 )とは、製品の製造前に、その製品を製造するための標準的な原価を設定し、実際に必要とした原価と  ( 3 )することにより、( 4 )を把握し、( 5 )を高める方法である。 【板書】( 2 )  ➡ 画像参照 【アドバイス】※32 事前に目標値(( 6 ))を設定し、( 7 )との差額を計算し、差異を把握して原価低減に役立てる。 【アドバイス】※33 差異の把握が( 2 )の特徴であるため、診断士試験でよく問われている。 【参考】※34 ( 2 )は、( 8 )だけでなく、( 9 )の計算や、( 10 )、( 11 )の作成にも用いられる。  ❶ ( 6 )の設定    製品1個当たりの( 12 )を( 6 )(( 7 ))という。    ( 6 )の設定例を以下に示す※35。 【板書】( 6 )の設定例  ➡ 画像参照  画像の中身より、( 6 )は次のように計算できる。  ( 6 )=( 12 )+( 13 )+( 14 )= 2,400円+1,600円+2,000円=6,000円 / 個 【アドバイス】※35 製品1個製造するのに必要原価について、さらに内訳を表す。また、試験問題では数値が与えられる。  ❷( 15 )の計算   当期の生産データから、当期の( 16 )が 1,920 kg、( 17 )が1,000時間と把握されたとする。   この場合、( 15 )は次のように計算できる※36。 ◆( 12 )=( 18 )✖( 19 )= @ 300円 ✖ 1,920 kg = 576,000円 ◆( 13 )=( 20 )✖( 21 )= @ 400円 ✖ 1,000時間 = 400,000円 ◆( 14 )=( 22 )✖( 23 )= @ 500円 ✖ 1,000時間 = 500,000円    ( 15 )= 576,000円 + 400,000円 + 500,000円 = 1,476,000円 【アドバイス】※36 ( 12 )と比較する( 7 )のデータになる。  ❸( 7 )の集計※37   ( 7 )は次のように集計されたとする。 ◆( 24 )=( 25 )✖( 26 )=@ 320円 ✖ 1,950 kg = 624,000円 ◆( 27 )=( 28 )✖( 29 )=@ 380円 ✖ 1,050時間 = 399,000円 ◆( 30 )=( 31 )= 594,300円 【アドバイス】※37 試験問題では数値が与えられる。  ❹( 32 )の把握   ( 12 )と( 25 )の差額が( 32 )となる。         ( 12 )    ( 25 )    ( 32 )  直接材料費  576,000円 ー  624,000円 = ー 48,000円  直接労務費  400,000円 ー  399,000円 = + 1,000円  製造間接費  500,000円 ー  594,300円 = ー 94,300円    計    1,476,000円 ー 1,617,300円 = ー 141,300円                         ・                         ・                         ・                      ※+ ➡ ( 33 )、ー ➡( 34 ) 【用語】※38 ( 34 )と( 33 ): ( 32 )が企業にとって利益の増加につながる場合、その差異を( 34 )といい、逆に利益の減少につながる場合、 その差異を( 33 )という。( 32 )は標準値から実際値を差し引いているため、プラスの場合には( 34 )、 マイナスの場合には( 33 )となる。 【板書】直接材料費の差異分析※39  標準直接材料費 = @ 300円 ✖ 8 kg = 2,400円 / 個  実際直接材料費 = @ 320円 ✖ 1,950 kg = 624,000円  ■ 仕掛品ー直接材料費    ➡ 画像参照  直接材料費差異=標準直接材料費ー実際直接材料費         =@ 300円✖( 240個 )✖ 8 kg ー 624,000円         = 576,000円 ー 624,000円         = ▲ 48,000円(不利差異) 【アドバイス】※39 標準直接材料費を算定するためには、製品1個当たりの消費量に( 35 )を乗じることがポイントになる。 ❺ ( 32 )の分析※40   ここでは、診断士試験で重要な直接材料費について説明する。   ① 直接材料費の差異分析     直接材料費の分析は、( 36 )と( 37 )に分けて行う※41    (1)( 36 )      材料価格水準の高低を示す差異である。発生原因としては市場価格の変動や購入量、購入先の選択の適否などが考えられる。    (2)( 37 )      ( 38 )の良否を示す差異である。発生原因としては工員の技量や作業方法の変更、材料品質の良否などが考えられる。 【アドバイス】※40 ( 32 )の分析は、Chapter 4 のSection 2 で学習した売上高差異分析と構造は同じである。合わせて学習するようにする。 【参考】※41 理論上は数量差異の方が重視される。なぜならば、数量差異は工場の生産能率等によって生じ管理可能と考えられるが、 価格差異は市場の動向によって決まるため、工場にとって管理不能な要素も含まれるためである。      また、差異の計算は次のように行う。    価格差異=(標準価格ー実際価格)✖ 実際消費量 ※42    数量差異=標準価格 ✖(標準消費量 ー 実際消費量)※42    ➡ 画像参照 【アドバイス】※42 差異の計算にあたっては、いかなる単価にいかなる数量を掛けるかを押さえる。

    実際原価計算, 標準原価計算, 比較対照, 原価差異, 原価能率, 原価標準, 実際原価, 差異分析, 製造原価, 勘定記入, 財務諸表, 標準原価, cost standard, 標準直接材料費, 標準直接労務費, 標準製造間接費, 期間標準原価, 標準作業時間, 標準価格, 標準消費量, 標準賃率, 標準作業時間, 標準配賦率, 標準作業時間, 実際直接材料費, 実際価格, 実際消費量, 実際直接労務費, 実際賃料, 実際作業時間, 実際製造間接費, 実際発生額, 標準原価差異, 不利差異, 有利差異, 当月投入数量, 価格差異, 数量差異, 材料消費能率

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    Chapter 10 原価計算 Section 2 原価計算制度 【ミニテスト】 総原価は、製造原価と同義である。 製造原価は、材料費+労務費+経費であらわされる。 個別原価計算では、直接費は賦課、間接費は配賦の手続きによって各製品の製造原価を計算する。 配賦は、製造間接費合計を、何らかの基準(たとえば直接作業時間)を用いて各製品に割り当てる手続きである。 加工費は、直接労務費+直接経費ー製造間接費であらわされる。 総合原価計算は、原価を数量に集計し、すべての原価を実際数量の比で完成品と仕掛品に按分する。 完成品換算量は、仕掛品数量 ✖ 進捗度で計算される。 原価標準とは、製品1単位値の標準原価のことである。 数量差異を算定する際の標準消費量は、製品1単位当たり標準消費量に完成品数量を乗じて計算される。 実際原価が 100 で標準原価が 110 の場合 10円の不利差異となる。

    ✖, 〇, 〇, 〇, ✖, ✖, 〇, 〇, ✖, ✖

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    Chapter 1 財務・会計の学習を始めるにあたって Section 1 財務・会計とは 【ポイント】  ① 「財務・会計とは何か」を理解する  ② この科目を攻略するためにどのような能力が必要なのかを理解する 1.財務・会計とは    科目の名称である財務・会計のうち、「財務」とは( 1 )を、「会計」とは( 2 )を指す。   つまり、この科目の試験範囲として( 1 )と( 2 )があるということになる※1。 【板書】財務・会計とは        lーーー 財務( 1 )        l 財務・会計 ーl        lーーー 会計( 2 ) 【アドバイス】※1 診断士試験における財務・会計は、「会計」と「ファイナンス」が2大領域となる。 2.会計( 2 )の概要    会計とは、企業の( 3 )や( 4 )を計算するための方法・技法のことである※2。 ① 会計の種類    ( 3 )(金融機関や取引先など)や( 4 )など、企業の外部関係者への( 5 )を目的とするものを( 6 )という。   それに対し、外部関係者ではなく、( 7 )や( 8 )などの企業の内部関係者に対して、( 9 )や( 10 )のための報告を目的とする   ものを( 11 )という※3。    どちらの( 5 )にも、基本的には( 12 )※4が用いられる。そして、学習の基本となる( 12 )は、( 13 )、( 14 )、( 15 )   の3つであり、これらをまとめて( 16 )ということがある。 3.財務( 1 )の概要    ( 1 )は、日本語では( 17 )、( 18 )、( 19 )などと訳される。これらの訳からわかるように、( 1 )は資金の流れに関する活動   を広く意味する。    診断士試験における( 1 )は、企業のお金回りの( 10 )について学習する。 【板書】会計( 2 )と財務( 1 )の概要 ・会計( 2 )   ( 20 )を把握するための計算技法 ⇒ 企業の状況を客観的に把握できる! ・財務( 1 )   企業の( 21 )の( 10 )をするための理論 ⇒ 企業が発展する道すじが立てられる! 【参考】※3 会計の目的(何に使うか)は、企業の目に見えない状態を、報告することにある。 【参考】※4 会計の手段(どうやって報告するのか)は、書類( 12 )を用いることにある。

    ファイナンス, アカウンティング, 債権者, 株主, 報告, 財務会計, 経営者, 管理者, 経営管理, 意思決定, 管理会計, 財務諸表, 貸借対照表, 損益計算書, キャッシュフロー計算書, 財務3表, 財務, 財政, 金融, 企業状況, 資金関係

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    Chapter 2 財務諸表概論 Section 1 財務諸表の基本    【ポイント】  ① 財務諸表の作成目的と種類を押さえる。 1.財務諸表の目的    企業は、その経営活動により発生した各種取引を帳簿に記入(これを簿記という)し、それを最終的には( 1 )にまとめて( 2 )しなければ   ならない。この( 1 )を( 3 )※1とよぶ。    ( 3 )を作成することによって、経営者に対しては企業の( 4 )・( 5 )に役立つ情報を提供(( 6 ))し、さらに、( 7 )   (株主、投資家、債権者、国家等)に対しては、その企業への( 8 )に関する必要な情報等を提供(( 9 ))する。このように、( 3 )は   ( 10 )と( 11 )に対して、数値の面から有用な情報を提供することになる。 【板書】会計のイメージ 取引 → 帳簿 → 報告書 → ① ( 12 )・・・経営者、役員など 、②( 13 )・・・株主、銀行など 【板書】簿記と会計の関係 ・簿記  ① 日々の企業活動を帳簿へ記入する  ② ( 3 )を作成して( 14 )及び( 15 )        ⇩ ・会計  有用な情報  ① ( 10 ):企業内部の( 16 )用  ② ( 11 ):企業外部の( 17 )用 2.( 3 )の種類   ( 3 )は、いろいろな種類が存在するが、試験対策として特に重要な( 3 )は、以下の3つになる※2。    ① ( 18 )・・・・・ Section 2 で説明    ② ( 19 )・・・・・ Section 3 で説明    ③ ( 20 )・・・・・ Section 9 で説明 【発展】※2 基本の( 3 )は上記3つになるが、ほかにも、( 21 )の( 22 )を表す「( 23 )」がある。 【アドバイス】※3 ( 20 )は簿記の知識が必須となるため、簿記の学習後に説明する。

    報告書, 報告, 財務諸表, 維持, 成長, 管理会計目的, 利害関係者, 投資等, 財務会計目的, 管理会計, 財務会計, 内部報告書, 外部報告書, 経営成績, 財政状態, 経営管理者, 利害関係者, 貸借対照表, 損益計算書, キャッシュフロー計算書, 純資産, 変動明細, 株主資本変動計算書

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    Chapter 2 貸借対照表 Section 2 貸借対照表 1.( 1 )の構造 ① ( 1 )は何を表している?    ( 1 )は、( 2 )(( 3 ))における、企業の( 4 )(( 5 ))※1 を表す( 6 )である。   ( 7 )(( 8 ))ともいう。 【板書】( 1 )のイメージ                ( 1 )                   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー      l            l           l      l            l           l      l            l   ( 10 )    l → 借金      l   ( 9 )     l           l      l            l           l  財産 ← l            lーーーーーーーーーーーl      l            l           l      l            l           l      l            l   ( 11 )    l → 自分のお金      l            l           l      l            l           l      ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー              ( 4 )を表す      【参考】※1 ( 4 )とは、会計理論上、企業活動に必要な資金をどのように集めてきたか(( 12 )→( 13 ))と、その資金ををどのような( 9 )を どのような( 9 )に投下したか(( 14 )→( 9 ))を表す概念となる。 ② ( 1 )の例    ( 1 )の具体例は次のようになる。以下、この具体例をもとに各項目について説明をしていく。                    ( 1 )                  (X2年3月31日現在)          (単位:千円)    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l       ( 15  )の部      l       ( 16  )の部     l    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l ( 17 )              l ( 18 )             l    l  現金及び預金       25,000  l  支払手形         30,000 l    l  受取手形    100,000      l   買掛金          35,000 l    l   貸倒引当金   △5,000  95,000 l   短期借入金        18,000 l    l  売掛金      60,000      l   その他( 18 )      6,800 l    l   貸倒引当金   △3,000  57,000 l   ( 18 )合計      89,800 l    l  有価証券          15,000 l ( 19 )              l    l  商品            50,000 l  社債            75,000 l    l  短期貸付金    10,000      l  長期借入金         40,000 l    l   貸倒引当金   △500   9,500 l  ( 19 )合計       115,000 l    l  その他( 17 )       1,500 l   ( 16 )合計      204,800 l    l   ( 17 )合計      253,000 lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l ( 20 )               l       ( 21 )        l    l   (( 22 ))            lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l  建物       60,000      l 株主資本              l    l   減価償却累計額 △27,000  33,000 l   資本金          100,000 l    l  車両運搬具    5,000      l   ( 23 )             l    l   減価償却累計額 △1,500  3,500 l    資本準備金       15,000 l    l  土地            30,000 l    その他( 23 )      5,000 l    l  建設仮勘定         5,000 l  ( 23 )合計       20,000 l    l   (( 24 ))            l  ( 25 )             l    l  特許権           4,000 l   利益準備金        7,000 l    l   (( 26 ))            l   その他( 25 )         l    l  投資有価証券        6,000 l    任意積立金       3,500 l    l  長期貸付金     5,000      l     繰越利益剰余金     5,000 l    l   貸倒引当金   △200   4,800 l   ( 25 )合計      15,500 l    l    ( 20 )合計     86,300 l   自己株式        △ 1,000 l    l                    l    株主資本合計     134,500 l    l                    l     ( 21 )合計    134,500 l    lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l    l   ( 15 )合計      339,300 l  ( 16 )・( 21 )合計  339,300 l    lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーl    ※借方の合計額と貸方の合計額は必ず一致する。  

    貸借対照表, ある時点, 通常は事業年度末, 財政状態, 財産の状態, 財務諸表, バランスシート, Balance Sheet:B/S, 資産, 負債, 純資産, 調達源泉, 負債・純資産, 運用形態

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    Chapter 2 財務諸表概論 Section 2 貸借対照表 2.資産の部    ( 1 )(( 2 ))などから調達した( 3 )(( 4 )などのこと)、( 5 )から調達した( 6 )をどのように運用したかという   ( 7 )が( 8 )※2になる。まずは、企業が保有している( 9 )というイメージを持っておく。    ( 8 )の部は「( 10 )」と「( 11 )」に分類される※3。 ① ( 10 )    ( 10 )とは、( 12 )や( 13 )、さらに企業が( 14 )に( 15 )すると想定される( 16 )のことをいう。 【板書】( 10 )           貸借対照表(一部) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l ( 8 )の部 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l  ( 10 ) l   ① ( 12 )及び( 13 )              25,000 l   ② ( 17 )            100,000 l    ⑦ ( 18 )           △5,000      95,000 l   ③ ( 19 )             60,000 l    ⑦ ( 18 )           △3,000      57,000 l   ④ ( 20 )                      15,000 l   ⑤ ( 21 )                      50,000 l   ⑥ ( 22 )             10,000 l    ⑦ ( 23 )            △ 500      9,500 l    その他( 10 )                    1,500 l      ( 10 )合計                  253,000  ① ( 12 )及び( 13 )    企業の保有する( 12 )および( 13 )の額     ・( 12 ):硬貨および紙幣、小口現金など     ・( 13 ):普通預金、当座預金など  ② ( 17 )    主たる営業取引(商品販売など)を行ったが、代金が未収の場合に、その未収分(取引先に対する債権)のうち「手形※4」として受け取った額  ③ ( 19 )    主たる営業取引(商品売買など)を行ったが、代金が未収の場合に、その未収分(取引先に対する債権)の金額  ④ ( 20 )    企業が保有する有価証券(株式、債券など)のうち、売買目的有価証券※5および決算日の翌日から1年以内に満期の到来する車載その他債権の合計額  ⑤ ( 21 )    物品の仕入れおよび販売を主たる営業取引とする企業(小売業や卸売業が該当)の、期末における未販売の商品の在庫に相当する金額  ⑥ ( 22 )    企業が、取引先などの他企業に貸し付けている資金のうち、決算日の翌日から1年以内に回収予定のもの  ⑦ ( 18 )    売上債権(売掛金、受取手形)、貸付金などの金銭債権について、将来、貸倒れ(倒産などによる回収不能)となる可能性がある場合、貸倒れとなる    金額をあらかじめ見積もったうえで、決算時点における費用として処理した際に計上される額   ※貸借対照表上に表示される売上債権などは貸倒れの可能性を含んでいる名目上の価値であり、そこから( 18 )を控除した額が、実質的な    売上債権などの価値となる。→ ( 18 )は、貸借対照表の( 8 )の部に( 23 )として表示する 【アドバイス】※2 ひとくちに資産といっても色々な資産がある。名称と内容を覚えることも大事ですが、いきなりすべてを覚えようとせず、勉強が進むなかで 徐々に覚えるようにする。 【発展】※3 資本は本来、( 10 )、( 11 )、( 27 )の3つに分類される。( 27 )は極めて特殊な会計的資産であるため、ここでは説明を割愛する。 【用語】※4 手形:( 1 )と( 24 )の間で、一定の期日に一定の金額を支払うために取り交わされる( 25 )のこと。 【用語】※5 ( 26 ):短期的に売買してもうけを狙う( 20 )のこと。

    債権者, 金融機関や取引先, 負債, 借金, 株主, 純資産, 運用結果, 資産, 財産, 流動資産, 固定資産, 現金, 預金, 比較的短期間, 現金化, 諸資産, 受取手形, 貸倒引当金, 売掛金, 有価証券, 商品, 短期貸付金, 負(価値のマイナス), 債務者, 証券, 売買目的有価証券, 繰延資産

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    Chapter 2 財務諸表概論 Section 2 貸借対照表 2.資産の部 ② ( 1 )    ( 1 )とは、企業が( 2 )保有し、使用する資産等をいい、( 3 )、( 4 )、( 5 )の3つに分類される。  ❶ ( 3 )※6    ( 3 )とは、文字どおり、形のある( 1 )のことである。 【板書】( 3 )           貸借対照表(一部) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l ( 1 ) l  (( 3 )) l  ① ( 6 )        60,000 l   ⑤ ( 10 )      △ 27,000     33,000 l  ② ( 7 )         5,000 l   ⑤ ( 10 )      △ 1,500      3,500 l  ③ ( 8 )                 30,000 l  ④ ( 9 )                 5,000 【アドバイス】※6 各資産が、どのグループに属するかも(最終的には)覚えましょう。(例:現金および預金→流動資産、建物→有形固定資産) 【用語】※7 ( 11 ):( 1 )は、企業活動で使用することで( 12 )に貢献する。また、土地以外の( 1 )は、使用することや時の経過によって       老朽化し、徐々にその価値が減少する。そこで、決算において、土地以外の( 1 )の( 13 )をその使用する各期間に「( 14 )」       として計上し、( 1 )の価値を減少させていく必要がある。この手続きを「( 11 )」といい、( 11 )によって生じる費用を       ( 15 )という。 【発展】※8 ( 8 )は、完成と同時に( 6 )などの他の科目に振り替える。  ❷ ( 4 )、( 5 )    ( 4 )とは、「権利」のような形のない資産のことである。 【板書】( 4 )、( 5 )           貸借対照表(一部) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l ①(( 4 )) l   特許権               4,000 l ②(( 5 )) l   投資有価証券            6,000 l   長期貸付金     5,000 l    貸倒引当金    △200      4,800 l     ( 1 )合計          86,300 l    資産合計            339,300 ①( 4 )   具体的な形態をもたない資産   ☆特許権や( 16 )などの法律上の権利など ②( 5 )   投資有価証券、長期貸付金などの( 17 )のこと ※特許権や( 16 )などの「( 18 )」については、下巻の経営法務の科目で学習する。

    固定資産, 長期にわたり, 有形固定資産, 無形固定資産, 投資その他の資産, 建物, 車両運搬具, 土地, 建設仮勘定, 減価償却累計額, 減価償却, 収益獲得, 取得価格, 費用, 減価償却費, 実用新案権, 投資資産, 知的財産権

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    Chapter 2 財務書状概論 Section 2 貸借対照表 3.負債の部 ① 負債の部    企業の( 1 )のうち、銀行や取引先などの( 2 )(簡単にいうと、お金を貸している人)から( 3 )した資金(( 4 ))が( 5 )である。   つまり、( 6 )から( 7 )を差し引いた残りが( 5 )となる。    ( 5 )は、原則として( 2 )に返済しなければならないことから、( 8 )ともいう。まずは、企業の( 9 )というイメージをもっておく。    ( 5 )の部は、「( 10 )」と「( 11 )」に分類される※9。 【アドバイス】※9 ( 6 )を( 12 )と( 13 )に分類したこととまったく同じ視点(短期的なものなのか?、長期的なものなのか?)で( 5 )を ( 10 )と( 11 )に分類する。 【板書】( 5 )の部             貸借対照表(一部) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l( 5 )の部                   l ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l ① ( 10 )                   l    l    支払手形              30,000 l    l    買掛金               35,000 l    l    短期借入金             18,000 l    l    その他( 10 )           6,800 l    l     ( 10 )合計           89,800 l    l ②( 11 )                   l    l    社債                75,000 l    l    長期借入金              40,000 l    l     ( 11 )合計           115,000 l    l      ( 5 )合計         204,800 l ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  ① ( 10 )    企業が比較的( 14 )に現金で支払うと想定される諸負債のこと    ・支払手形:主たる営業取引(商品購入)を行ったが、代金が未払いの場合に、その未払分(仕入先に対する債務)のうち「手形」として     振り出した額    ・買掛金:主たる営業取引(商品購入)を行ったが、代金が未払いの場合に、その未払分(仕入先に対する債務)の金額    ・短期借入金:金融機関等からの借入金のうち、決算日の翌日から1年以内に返済義務のあるものの金額  ② ( 11 )    返済義務が1年を超える(1年以内に返済しない)諸負債のこと    ・社債:会社が長期資金を調達するために不特定多数の個人や法人に対して発行する有価証券など    ・長期借入金:金融機関などからの借入金のうち、決算日の翌日から1年を超えた日に返済義務のあるものの金額 ② ( 15 )の部    企業の( 1 )のうち、主として( 16 )から( 3 )した資金( 4 )から( 5 )を差し引いた残りが( 15 )となる。   返済する必要がないことから、( 17 )ともいう。 【板書】( 15 )の部          貸借対照表(一部) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l ( 15 )の部                 l ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l ① ( 18 )                   l    l  ② ( 19 )         100,000    l    l  ③ ( 20 )                 l    l    資本準備金         15,000    l    l    その他( 20 )      5,000    l    l   ( 20 )合計        20,000    l    l  ④ ( 21 )                 l    l    利益準備金          7,000    l    l    その他( 21 )             l    l     任意積立金         3,500    l    l     繰越利益剰余金       5,000    l    l    ( 21 )合計        15,500    l    l  ⑤ ( 22 )          △1,000    l    l     株主資本合計       134,500   l    l      純資産合計       134,500   l    l      負債・純資産合計    339,300   l ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  ①( 18 )    純資産のうち、株主からの出資額(資本金など)と、その出資額を元手に事業を行って得た「もうけ」である利益の蓄積    (繰越利益剰余金など)で構成される  ②( 19 )    会社財産を確保するための基準となる一定額、つまり、「事業の元手」のこと  ③( 20 )    株主などからの出資額、おおまかにいえば資本金以外の「事業の元手」  ④( 21 )    企業活動によって生じた純資産の額のこと  ⑤( 22 )    自社が発行した株式を市場などから取得したもの

    資金調達, 債権者, 調達, 資本, 負債, 資産(総資産), 純資産, 他人資本, 支払い義務, 流動負債, 固定負債, 流動資産, 固定資産, 短期間, 純資産, 株主, 自己資本, 株主資本, 資本金, 資本剰余金, 利益剰余金, 自己株式

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    Chapter 2 財務諸表概論 Section 3 損益計算書 【ポイント】  ① 収益、費用の分類を押さえる。  ② 5つの利益を覚える  ③ 収益、費用の構成要素の内容を徐々に覚える。 1.( 1 )の構造 ① ( 1 )は何を表している?    ( 1 )(( 2 ))は、一定期間(通常は1事業年度)における、企業の( 3 )( 4 )を表す( 5 )である。   ( 6 )(( 7 ))または( 8 )(( 9 ))を表すことから、( 2 )という略称が用いられる※1。 【板書】( 1 )のイメージ      ( 1 )→( 2 )という ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l                     l l       ( 10 )          l ⇒ ( 13 ) l                     l ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l                     l l       ( 11 )          l ⇒( 14 ) l                      l ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l                     l l       ( 12 )          l ⇒( 15 ) l                     l ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     ※企業の( 3 )を表す 【参考】※1 ( 1 )は、日本やイギリスでは( 16 )とよばれるが、アメリカでは( 17 )とよばれる違いがある。 【アドバイス】※2 ( 1 )は、貸借対照表と異なり、( 10 )・( 11 )を基本的に1列で配列するイメージをもっておく。(貸借対照表は2列)。 ② ( 1 )の例    ( 1 )の具体例は次のようになる。以下、この具体例をもとに各項目について説明をする。             ( 1 )         x1年4月1日からx2年3月31日      (単位:千円)  ( 18 )                     Ⓐ  400,000    ( 19 )    機種商品棚卸高        ①   70,000    当期商品仕入高        ②   260,000      合 計             330,000    期末商品棚卸高        ③   50,000  Ⓑ 280,000 ← ①+②-③     ( 20 )                   © 120,000 ← Ⓐ-Ⓑ  ( 21 )    人件費            ④   30,000     減価償却費          ⑤   3,200    その他販管費         ⑥   66,000  Ⓓ 100,000 ← ④+⑤+⑥     ( 22 )                   Ⓔ  20,000 ← ©-Ⓓ ( 23 )    受取利息・配当金            4,000  Ⓕ  4,000 ( 24 )    支払利息               10,000  Ⓖ  10,000     ( 25 )                   Ⓗ  14,000 ← Ⓔ+Ⓕ-Ⓖ ( 26 )                       Ⓘ   1,000 ( 27 )                       Ⓙ  10,000     ( 28 )                   Ⓚ   5,000 ← Ⓗ+Ⓘ-Ⓙ    法人税、住民税及び事業税            Ⓛ   2,000     ( 29 )                   Ⓜ  3,000 ← Ⓚ-Ⓛ

    損益計算書, P/L, 経営成績, 収益、費用、利益・損失, 財務諸表, Profit, 利益, Loss, 損失, 収益, △費用, 利益, 得たお金, 使ったお金, 利益, Profit and loss statement, Income statement, 売上高, 売上原価, 売上総利益, 販管費及び一般管理費, 営業利益, 営業外収益, 営業外費用, 経常利益, 特別利益, 特別損失, 税引前当期純利益, 当期純利益

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    Chapter 2 財務諸表概論 Section 3 損益計算書 2.( 1 )の内容    以下、( 1 )の段階ごとに各項目を見ていく。基本的には、( 2 )は( 3 )から( 4 )を差し引くことで求められる。   計算の対象となる( 3 )・( 4 )の性格に応じて、( 2 )は、①( 5 )、②( 6 )、③( 7 )、④( 8 )、⑤( 9 )の   5つに分類できる※3。   ① ( 5 )まで    ( 5 )までの内容を見てみよう。 【板書】( 5 )まで           損益計算書(一部)  ①( 10 )            400,000  ②( 11 )     期首商品棚卸高   70,000     当期商品仕入高   260,000      合 計      330,000     期末商品棚卸高   50,000  280,000     ③( 5 )          120,000        ・            ・        ・            ・        ・            ・   ①( 10 )     企業の本来の( 12 )の成果であり、商品(製品)の販売額やサービスの提供額   ②( 11 )     売上高を獲得するために企業が購入した商品(製品)などの原価   ③( 12 )※4     ( 10 )から( 11 )を差し引いた利益 【アドバイス】※3 ( 1 )も、貸借対照表同様、各収益・費用がどのグループに属するかも(最終的には)覚える。 (例:減価償却費 → 販売費及び一般管理費、支払利息 → 営業外費用) 【発展】※4 ( 12 )は、( 13 )ともよばれる。   ②( 6 )まで    ( 6 )までの内容を見てみよう。 【板書】( 6 )まで                   損益計算書(一部)     ①( 14 )      人件費        30,000      減価償却費      3,200      その他販管費     66,800   100,000       ②( 6 )           20,000          ・             ・          ・             ・          ・             ・   ①( 14 )     本来の( 12 )にかかわる( 15 )や( 16 )に関して発生した費用   ※( 14 )には次のような項目がある    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     ( 17 ) l 従業員の給与    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     ( 18 ) l 出張旅費など    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     ( 19 ) l 広告活動の費用    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     ( 20 ) l 事務所などの家賃    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     ( 21 ) l 事務所など( 22 )の償却費    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   ②( 6 )     ( 5 )から( 14 )を差し引いた利益   ※企業の( 12 )の成果、つまり( 23 )から得られる利益

    損益計算書, 利益, 収益, 費用, 売上総利益, 営業利益, 経常利益, 税引前当期純利益, 当期純利益, 売上高, 売上原価, 営業活動, 粗利益, 販売費及び一般管理費(販管費), 販売業務, 管理業務, 給料, 旅費交通費, 広告宣伝費, 支払家賃, 減価償却費, 営業用有形固定資産, 本業

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    Chapter 2 財務諸表概論 Section 3 損益計算書     2.( 1 )の内容   ③( 2 )まで     ( 2 )までの内容を見てみよう。 【板書】( 2 )まで           損益計算書(一部)  ①( 3 )     受取利息・配当金       4,000   4,000  ②( 4 )     支払利息           10,000   10,000      ③( 2 )               14,000      ・                   ・      ・                   ・      ・                   ・   ①( 3 )    企業本来の( 5 )の活動(主に( 6 )※5)から生じる( 7 )(( 8 ))    ・受取利息:預金・貸付金の利息    ・受取配当金:他社株式の配当金  ②( 4 )    企業本来の( 5 )の活動(主に( 6 ))から生じる( 9 )    ・支払利息:借入金の利息  ③( 2 )    ( 10 )に( 3 )を加え、( 4 )を差し引いた利益    ※( 11 )な(通常の)( 12 )に基づく( 8 ) 【用語】※5 ( 6 ):資金の借入や返済、株主からの資金調達や配当の支払のこと。

    損益計算書, 経常利益, 営業外収益, 営業外費用, 営業活動以外, 財務活動, 収益, 利益, 費用, 営業利益, 経常的, 経営活動

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    Chapter 2 財務諸表概論 Section 3 損益計算書     2.( 1 )の内容   ④ ( 2 )まで   ( 2 )までの内容を見てみよう。              損益計算書(一部)   ①( 3 )               1,000   ②( 4 )               10,000     ③( 2 )             5,000        ・               ・        ・               ・        ・               ・   ①( 3 )     ( 5 )ではなく、( 6 )・( 7 )に発生した( 8 )      たとえば、( 9 ):固定資産を売って得た利益   ②( 4 )     ( 5 )ではなく、( 6 )・( 7 )に発生した( 10 )      たとえば、( 11 ):固定資産を売ったことによる損失           ( 12 ):災害による損失   ③( 2 )     ( 13 )に( 3 )を加え、( 4 )を差し引いた( 8 )     ※( 14 )、( 15 )及び( 16 )を支払う前段階の( 8 )   ⑤( 17 )まで     最後に、( 17 )までの内容を見てみよう。 【板書】( 17 )まで          損益計算書(一部)    ( 2 )                5,000   ①( 18 )               2,000   ②( 17 )               3,000   ①( 18 )     企業のもうけ(( 19 ))に対して課税される税金   ②( 17 )     ( 2 )から( 18 )を差し引いた利益     つまり、最終的なもうけ!

    損益計算書, 税引前当期純利益, 特別利益, 特別損失, 経常的, 臨時, 例外的, 利益, 固定資産売却益, 損失, 固定資産売却損, 災害損失, 経常利益, 法人税, 住民税, 事業税, 当期純利益, 法人税、住民税及び事業税, 課税所得

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    Chapter 2 財務諸表概論 Section 3 損益計算書 【ミニテスト】 貸借対照表は、資産・負債を構成要素とする。 売掛金は流動資産に分類される。 固定資産は、有形固定資産、無形固定資産を構成要素とする。 建物は有形固定資産に分類される。 負債は流動負債、固定負債を構成要素とする。 資本金や繰越利益剰余金は、純資産に分類される。 損益計算書は、収益・費用を売上高、売上原価、販売費及び一般管理費、営業外収益、営業外費用、特別利益、特別損失の7項目に分類する。 損益計算書で計算される利益は、売上総利益、営業利益、税引前当期純利益、当期純利益の4つがある。 営業利益は、売上高と売上原価の差額で計算される。 支払利息は販売費及び一般管理費に分類される。

    ✖, 〇, ✖, 〇, 〇, 〇, 〇, ✖, ✖, ✖

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    Chapter 3 経営分析 Section 1 経営分析の基本 【ポイント】  ① 経営分析で重要である「収益性」、「効率性」、「安全性」という3つの視点を押さえる。  ② 経営分析において使用される資本項目や損益項目を押さえる。 1.経営分析とは    ここでは、( 1 )を行うにあたって前提となる事項について学習する。   ( 1 )※1 とは、( 2 )の数値を用いて計算・分析し、企業の( 3 )の状況を把握する手法をいう。( 1 )の手法を用いることにより、   企業の状況をより深く理解することができるようになる※2。    ( 1 )は、その目的によって、次のように分類される。 【板書】( 4 )※3  ◆( 5 ):企業のもうける力を判定する          ・・・・・Section 2 で説明  ◆( 6 ):資本を使って売り上げを獲得する力を判定する  ・・・・・Section 3 で説明  ◆( 7 ):企業の支払能力などを判定する         ・・・・・Section 4 で説明  ◆( 8 )   など  ※さまざまな比率を計算して企業の状況をより理解できる!(画像参照)    ( 1 )の基本は比較である。そこで、試験対策上、習得すべき内容は、各指標の①( 9 )と、②比較したときの( 10 )(計算数値の大きい   方がいい指標か、小さい方がいい指標か)になる※4。 【アドバイス】※1 ( 1 )は( 11 )、( 12 )、( 13 )とよばれることもあるが、本章では、明示されている診断士試験の試験内容に従って( 1 )とよぶ。 【アドバイス】※2 ( 1 )は、1次・2次試験ともに再頻出の領域となる。数値の計算のみならず、良否判断も求められるので、指標がもつ意味合いも含めて覚えておく。 【アドバイス】※3 試験対策としては、( 14 )、( 15 )、( 16 )が特に重要で、1次試験、2次試験ともに毎回のように出題されている。 【アドバイス】※4 試験対策上、各指標の計算と( 10 )を徹底的に覚える。うろ覚えではなく、速く正確に計算や判断ができるようにする。

    経営分析, 財務諸表, 収益性等, 分析目標, 収益性分析, 効率性分析, 安全性分析, 生産性分析, 計算方法, 優劣判断, 財務分析, 財務比率分析, 財務諸表分析, 収益性, 効率性, 安全性

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    Chapter 3 経営分析 Section 1 経営分析の基本 2.経営分析において使用される資本項目    経営分析において使用される資本項目には、次のものがある。 【板書】資本項目   ①( 1 )※5     経営活動を行うために調達したすべての資本のこと      ( 1 )=( 2 )+( 3 )      ( 1 )=( 4 )  ②( 5 )    経営活動のために稼働している資本のこと    ☆以下の計算式により( 6 )の「( 7 )」の数値から導く      ( 5 )=( 8 )+( 9 )-( 10 )-( 11 )  ③( 12 )※6    ( 6 )上における( 13 )から( 14 )を差し引いた額のこと 【アドバイス】※6 ( 12 )はよく用いられる概念となるので、しっかり覚える。また、( 14 )は最初のうちは考慮に入れなくてもよい。 3.経営分析において使用される損益項目    経営分析において使用される損益項目には、次のものがある。 【板書】損益項目  ①( 15 )    ( 16 )による成果に( 17 )による成果を加えた利益のこと     ☆以下の計算式によって( 18 )から導く     ( 15 )=( 19 )+( 20 )・( 21 )  ②( 22 )    ( 23 ) による資金調達に伴って発生するコスト     ☆以下の計算式によって( 18 )から導く     ( 22 )=( 24 )+( 25 )   次のSection 2 ~ 4 でゃ、具体的な経営指標を説明していく。各指標の計算例の数値は、17ページの貸借対照表と26ページの損益計算書の  数値を使用するので、学習の際に確認する。

    総資本, 純資産, 負債, 総資産, 経営資本, 貸借対照表, 資産, 流動資産, 固定資産, 建設仮勘定, 投資その他資産, 自己資本, 純資産の部, 新株予約権, 事業利益, 営業活動, 財務活動, 損益計算書, 営業利益, 受取利息, 配当金, 金融費用, 他人資本, 支払利息, 社債利息

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    Chapter 3 経営分析 Section 2 収益性分析      【ポイント】  ① 収益性指標の式(分子と分母)を正確に覚え、計算できるようにする。  ② 収益性指標が高い方が良好か、低い方が良好かを押さえる。 1.収益性分析とは※1    ( 1 )とは、企業の( 2 )のことをいう。企業の( 3 )(( 4 )という)のためには、利益の獲得は不可欠である。( 5 )とは、   企業の( 2 )(もうける力)を判断するための分析手法であり、経営分析の基盤ともいえるものである。    ここでは、( 5 )の代表的な指標を学習する。 【アドバイス】※1 ( 5 )は試験攻略上、大変重要な論点になるので、しっかり学習する。   ①( 5 )の意義と体系     ( 5 )とは、企業の( 2 )(もうける力)の分析のことをいう。     ( 2 )は、投下した資本に対してどれほどの利益を獲得しているかを表すものであり、いくつかの公式を利用し( 6 )から導く。    利益を絶対額ではなく( 7 )として見ることで、企業規模が異なっていても比較が可能になる。     ( 5 )の出発点は( 8 )であり、それは( 9 )と( 10 )に分解される。 【板書】( 5 )の体系                 lーーー( 9 )  ( 5 )ーーー( 8 )ーーー l                 lーーー( 10 )  ( 8 )=( 9 ) ✖ ( 10 )          ↓  ( 11 ) / ( 12 )=( 11 )/( 13 ) ✖ ( 13 )/( 12 )  ☆「もうける力」を見る! 2.( 14 )(( 15 ):( 16 ))    ( 14 )は、投下した( 12 )(( 17 ))に対してどれだけの( 11 )(( 18 ))を獲得したか(( 12 )から( 11 )を獲得する能力)   を表しており、企業の( 19 )を表す指標である。    ( 14 )は、( 20 )ほうが望ましく※2、この指標を高めるためには、分母の( 12 )(( 21 )、( 22 ))を減らすか、または   分子の(( 23 )、( 24 )、( 25 ))を増やすことになる。    ( 14 )には、資本概念、利益概念のとらえ方によっていくつかの指標があり、代表的な指標を以下に示す※3。

    収益性, 利益獲得能力, 成長発展, ゴーイングコンサーン, 収益性分析, 財務諸表, 比率, 資本利益率, 売上高利益率, 資本回転率, 利益, 資本, 売上高, 資本利益率, ROI, Return On Investment, Investment, Return, 総合的な収益性, 高い, 総資本, 経営資本, 経常利益, 営業利益, 事業利益

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    Chapter 3 経営分析 Section 2 収益性分析 2.( 1 )(( 2 ):( 3 ))   ①( 4 )    企業が( 5 )(( 6 ))を使って経営活動を行った結果、どれだけの( 7 )を上げたかを示す指標である。 【板書】( 4 )※3 ( 4 )(%)=( 7 )/( 5 )✖ 100    ( 7 )=損益計算書における( 7 )    ( 5 )=貸借対照表上における( 8 )と( 9 )の合計額    ※分子を( 10 )にすれば、( 11 )となる。 ◆計算例 ( 4 )(%)= 14,000 / 339,300 ✖ 100 = 4.12・・・≒ 4.1 %   ☆高い方が望ましい 【参考】※3 ( 1 )は、( 12 )を高めるか、( 13 )を高めることにより良化することができる。 【過去問】※4 ・〇か✖で答えよ 総資本は前期 300、当期 320、当期 20 であった。当期は前期に比べ、総資本経常利益率は悪化した。(H14-6改題) ・解答:( 14 )    ②( 15 )※5(( 16 ):( 17 ))      ( 18 )または( 19 )ともいう。      分母を自己資本にすることで、株主が自分で出資した資本でどれだけの利益を獲得したかを示す指標である。 【板書】( 15 )  ( 15 )(%)= ( 20 )/( 21 )✖ 100  ( 20 )= 損益計算書末尾の( 20 )  ( 21 )= 貸借対照表上における( 9 )から( 22 )を差し引いた額 ◆計算例 ( 15 )(%)= 3,000 / 134,500 ✖ 100 = 2.23 ・・・≒ 2.2(%)    ☆高い方が望ましい 【アドバイス】※5 ( 15 )は( 16 )という名称でも出題されていので、押さえておく。

    資本利益率, ROI, Return On Investment, 総資本経常利益率, 総資本, 総資産, 経常利益, 負債の部, 純資産の部, 営業利益, 総資本営業利益率, 売上高利益率, 資本回転率, 〇, 自己資本利益率, ROE, Return On Equity, 自己資本当期純利益率, 株主資本利益率, 当期純利益, 自己資本, 新株予約権

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    Chapter 3 経営分析 Section 2 収益性分析 3.( 1 )※6    企業の総合的な収益性を表す資本利益率は、( 1 )と( 2 )に分解できる。つまり、( 1 )は資本利益率の構成要素のひとつであり、   ( 1 )を向上させれば資本利益率も向上する(逆に、( 1 )が悪化すれば、資本利益率も悪化する)。 【板書】( 1 )  ( 1 )   売上高に対する利益の割合(売上から利益を獲得する能力)   ☆原則、高い方が望ましい   ( 1 )=( 3 )/( 4 )   ( 3 ):損益計算書の各( 3 )を用いる   ( 4 ):損益計算書の( 4 )を用いる  ( 1 )の代表的な指標は、以下の通りである。   ①( 5 )※7     売上高に対する( 6 )の割合である。( 7 )ともいう。    企業が提供している商品・製品、サービスそのものの( 8 )を表す指標である。 【板書】( 5 )  ( 5 )(%)=( 6 )/( 4 )✖ 100  ( 6 )=( 4 )-( 9 )    ※( 9 )を減らせば( 6 )が増えることになり、( 5 )が向上する  ◆計算例   ( 5 )(%)= 120,000 / 400,000 ✖ 100 = 30(%)    ☆高い方が望ましい 【発展】※7 ( 5 )は、付加価値が高い製品・サービスを提供している企業ほど、数値が高い傾向にある。   ②( 10 )     売上高に対する( 11 )の割合である。企業の本業による( 8 )を表す指標である。 【板書】( 10 )※8  ( 10 )(%)=( 11 )/( 4 )✖ 100  ( 11 )=( 4 )ー( 9 )ー( 12 )  ※( 12 )(および( 9 ))を減らせば( 11 )が増えることになり、( 10 )が向上する ◆計算例 ( 10 )(%)= 20,000 / 400,000 ✖ 100 = 5(%)   ☆高い方が望ましい 【過去問】※8 ・〇か✖で答えよ A社とB社を比較すると、売上高は A社 1,200、B社 1,000、営業利益は A社 120、B社 110 である。A社は、 B社に比べ、 売上高営業利益率は良好である。(H23-9改題) ・解答:( 13 )   ③( 14 )    売上高に対する( 15 )の割合である。( 16 )も含めた企業の通常の( 17 )による( 8 )を表す指標である。   企業の総合的な( 8 )を表す指標ともいえる※9。 【板書】( 14 )※10 ( 14 )(%)=( 15 )/( 4 )✖ 100 ( 15 )=( 4 )ー( 9 )ー( 12 )+(( 18 )ー( 19 ))  ※( 18 )を増やすか( 19 )(および( 9 )、( 12 ))を減らせば( 15 )が増えることになり、( 14 )が向上する ◆計算例 ( 14 )(%)= 14,000 / 400,000 ✖ 100 = 3.5(%)   ☆高い方が望ましい 【アドバイス】※9 試験攻略上は、特に( 20 )が加味された( 21 )であるととらえておく。 【過去問】※10 ・〇か✖で答えよ 売上高は前期 300、当期は 350、経常利益は前期 30、当期 20であった。当期は、前期に比べ、売上経常利益率は悪化した。(H14-6改題) ・解答:( 22 )

    売上高利益率, 資本回転率, 利益, 売上高, 売上高総利益率, 売上総利益率, 粗利益率, 収益性, 売上原価, 売上高営業利益率, 営業利益, 販売費及び一般管理費, ✖, 売上高経常利益率, 経常利益, 財務活動, 経営活動, 営業外収益, 営業外費用, 支払利息, 収益性指標, 〇

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    Chapter 3 経営分析 Section 3 効率性分析(回転率) 【ポイント】  ① 効率性指標の式(分子と分母)を正確に覚え、計算できるようにする。  ② 効率性指標が高い方が良好か、低い方が良好かを押さえる。 1.( 1 )とは※1    ( 1 )(( 2 )ともいう)とは、( 3 )の( 4 )の分析であり、( 5 )をはじめとする各種の( 6 )で分析する。    企業の総合的な収益性を表す( 7 )は、( 8 )と( 5 )に分解できる。したがって、( 5 )は( 7 )の構成要素の1つであり、   ( 5 )を向上させれば( 7 )を向上できる(逆に、( 5 )が悪化すれば、( 7 )も悪化する)。    ( 5 )は、資本の( 9 )(資本から売上を獲得する能力)を示す指標であり、少ない資本で多くの売上高が獲得されていれば( 6 )は   高くなり、資本の( 9 )が高いと判断できる※2。 【アドバイス】※1 ( 1 )は試験攻略上、大変重要な論点になるので、しっかりと学習する。 【アドバイス】※2 ( 10 )は、簡単にいうと資産から売上を獲得する能力のことである。   ①( 1 )の意義と体系    ( 10 )の分析は、事業に使用している資産(( 11 ))の数値と、その資産を使って獲得した売上高などの成果(( 12 ))の数値を   使った( 6 )で表すことが一般的である。 【板書】( 6 ) ( 6 ):( 3 )の( 4 )の分析      ☆原則、高い方が望ましい ( 6 )= 売上高 / 資本  ( 分子 ➡ ( 12 )の売上高を用いる、分母 ➡ ( 11 )の各資産を用いる)  ( 6 )の分析は、まず( 13 )の分析から出発し、( 13 )が低いときには、( 14 )の( 6 )についても検討を加え、  ( 13 )が低い要因が主にどこにあるのかを明らかにする。 2.( 1 )(( 6 ))    主な( 6 )の指標は以下のとおりである。なお、単位は「回」になる(「 x 100 」は使わない)※3。   ①( 13 )(( 15 ))     ( 16 )(( 17 ))をどの程度効率的に使って売上高を獲得しているかを表す指標である。    この指標が「1回」であれば、( 16 )をちょうど1回使って、同額の売上高を獲得した、という意味になる。 【板書】( 13 )※4 ( 13 )(回)= ( 18 )/( 16 ) ◆計算例 ( 13 )(回)= 400,000 / 339,300 = 1.17 ・・・≒ 1.2(回)          ☆高い方が望ましい 【アドバイス】※3 ( 19 )は、他の指標と異なり、単位が「%」ではなく「回」であることに注意する。 【過去問】※4 ・〇か✖で答えよ A社とB社を比較すると、総資本は A社 800、B社 600、売上高は A社 1,200 、B社 1,000 である。A社は、B社に比べ、資本回転率は良好である。(H23-9改題) ・解答:( 20 )   ②( 21 )     ( 22 )の( 10 )を測る指標であるが、( 22 )の( 23 )も表す。この指標が高ければ、( 22 )の( 23 )が良好である    ことを意味するため、( 24 )の状況も測ることもできる。 【板書】( 21 )※5 ( 21 )(回)= ( 18 )/( 22 )※6 ( 22 )= ( 25 )+( 26 )ー( 27 ) ◆計算例 ( 21 )(回)= 400,000 / ( 95,000 + 57,000 )= 2.63・・・ ≒ 2.6(回)          ☆高い方が望ましい 【過去問】※5 ・〇か✖で答えよ 受取手形:前期 20、当期 90、 売上高:前期 300、当期 350  当期は、前期に比べ、売上債権回転率は悪化した。(H14-6改題) ・解答:( 28 ) 【発展】※6 ( 22 )は、( 27 )がある場合、( 27 )を控除した後の数値を使う。

    効率性分析, 活動性分析, 資本(資産), 使用効率, 資本回転率, 回転率, 資本利益率, 売上高利益率, 使用効率性, 効率性, 貸借対照表, 損益計算書, 総資本回転率, 個人資産, 総資産回転率, 総資本, 総資産, 売上高, 効率性指標, ✖, 売上債権回転率, 売上債権, 回収状況, 資金繰り, 受取手形, 売掛金, 貸倒引当金, ✖

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    Chapter 3 経営分析 Section 3 効率性分析(回転率) 2.( 1 )( 2 )   ③ ( 3 )※7    ( 4 )の効率性を測る指標である。( 4 )を細分類して、分母に( 5 )/( 6 )(製造業の場合は( 5 )、流通業の場合は( 6 ))、   ( 7 )※8、( 8 )を用いることもできる。( 3 )は、( 4 )の(( 9 )( 10 ))速度を示しており、この指標が高いほど( 4 )の   ( 11 )が速いといえ、( 12 )の状況を測ることもできる。また、( 4 )は在庫なので、( 13 )の適切性も判定できる。 【板書】( 3 ) ( 3 )(回)= ( 14 )/( 4 ) ( 4 )= ( 15 )の( 4 ) ◆計算例 ( 14 )(回)= 400,000 / 50,000 = 8(回)         ☆高い方が望ましい   ④( 16 )※9     機械設備などの( 17 )の効率性を測る指標である。この指標が高ければ機械設備等の( 18 )が高く、有効に使われていることを    意味する※10。 【板書】( 16 ) ( 16 )(回)= ( 14 ) / ( 17 )   ※( 17 )の中に( 19 )があるときは、これを含まずに計算するのが一般的   ※( 17 )の数値は、( 20 )のものを用いる ◆計算例 ( 16 )(回)= 400,000 / ( 33,000+3,500+30,000 )= 6.01・・・≒ 6.0(回)         ☆高い方が望ましい 【アドバイス】※9 ( 16 )は、2次試験でよく登場するので、しっかり押さえておく。 【参考】※10 ( 17 )に限らず、分母に( 21 )を用いた( 22 )という指標もある。 【過去問】※11 ・〇か✖で答えよ 有形固定資産は、前期 130、当期 120、売上高は前期 300、当期 350 であった。当期は、前期に比べ、有形固定資産回転率は 悪化した。(H14-6改題) ・解答:( 23 )

    効率性分析, 回転率, 棚卸資産回転率, 棚卸資産, 製品, 商品, 仕掛品, 原材料, 消化, 販売, 消化速度, 資金繰り, 在庫管理, 売上高, 貸借対照表, 有形固定資産回転率, 有形固定資産, 稼働率, 建設仮勘定, 減価償却費, 固定資産, 固定資産回転率, ✖

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    Chapter 3 経営分析 Section 4 安全性(流動性)分析 【ポイント】  ① 安全性指標の式(分子と分母)を正確に覚え、計算できるようにする。  ② 安全性指標が高い方が良好か、低い方が良好かを押さえる。 1.( 1 )とは※1    ( 1 )とは企業の( 2 )や( 3 )での( 4 )を分析するための手法のことをいう。   ( 4 )が低い企業は、( 2 )の面で不安があり、倒産するリスクが高いことを意味する。 【アドバイス】※1 ( 1 )は、試験攻略上、大変重要な論点となるので、しっかり学習する。また、収益性や効率性の指標と異なり、名称から分母や分子が 判断しづらいため、式をしっかり覚える。   ①( 1 )の意義と体系     ( 4 )は、基本的には( 5 )の( 6 )と( 7 )・( 8 )のバランスによって分析する。    分析目的によって( 9 )、( 10 )、( 11 )に分類できる。 【板書】( 1 )の体系                    lーーー( 12 )          lーー( 9 )ーーーl          l           lーーー( 13 )          l          l          lーーー( 14 ) ( 1 )ーーーーlーー( 10 )ーー l          l          lーーー( 15 )          l          l          lーーー( 16 )          lーー( 11 )ーー l                    lーーー( 17 )  ❶( 9 )    企業の短期的な( 18 )と( 19 )の対応関係を分析    ◆ 分析のポイント:短期的な( 19 )(( 20 ))に対して、短期的な( 18 )が十分に確保されているか  ❷( 10 )    企業の長期的な( 21 )と( 22 )の対応関係を分析    ◆分析のポイント:企業が保有している( 23 )が、長期安定的な( 24 )でまかなわれているか  ❸( 11 )    企業の( 25 )に関する分析※    ◆分析のポイント:( 26 )における( 27 )(=( 28 ))と( 29 )(=( 30 ))への依存度はどれくらいか    ※企業の( 25 )➡ ①( 27 )(( 28 )):銀行などの( 31 )から調達した資金 = 返済が必要               ②( 29 )(( 30 )):( 32 )から調達した資金 = 原則返済不要    ※両社を比較すると、( 29 )のほうがより安全な( 33 )であるといえる

    安全性分析, 支払能力, 財務面, 安全性, 貸借対照表, 資産, 負債, 純資本, 短期安全性分析, 長期安全性分析, 資金調達構造分析, 流動比率, 当座比率, 固定比率, 固定長期適合率, 自己資本比率, 負債比率, 支払手段, 支払義務, 流動負債, 運用資産, 資金調達手段, 固定資産, 調達手段, 資本調達手段, 資本調達構造, 他人資本, 負債, 自己資本, 純資産, 債権者, 株主, 資金調達方法

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    Chapter 3 経営分析 Section 4 安全性(流動性)分析 2.( 1 )※2    ( 2 )には、以下の指標が使われる。 【アドバイス】※2 ( 1 )は、( 3 )に着目する。   ①( 4 )     ( 4 )は、短期的な( 5 )、つまり( 6 )以内に( 5 )がある( 3 )に対して、短期的な( 7 )、つまり( 5 )以内    に( 8 )できる( 9 )がどの程度確保されているかを表す指標である。 【板書】( 4 )※3 ( 4 )(%)= 253,000 / 89,800 ✖ 100 = 281.73・・・≒ 281.7(%)         ☆少なくとも100%以上必要    ( 4 )は、理想的には、( 10 )以上が望ましいが、少なくとも( 11 )以上(高い方が望ましい)あることが必要である。   ( 4 )が( 11 )以上ということは、( 3 )以上の( 12 )が確保されているということであり、原則として( 6 )以内の   ( 13 )は確保されていることを意味する。 【板書】( 4 )のイメージ <原則として良好> ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l           l          l l           l          l l           l   ( 3 )    l l           l          l l           l          l l   ( 12 )    lーーーーーーーーーー l           l l           l  ⇦ この部分だけ( 13 )(( 14 ))が超えている l           l l           l lーーーーーーーーーーーー <( 13 )不足> ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l           l          l l           l          l l           l          l l           l          l l   ( 12 )    l          l l           l   ( 3 )    l    lーーーーーーーーーーーl          l             l          l             l          l             l          l             lーーーーーーーーーーl      ⇧   この部分の( 13 )(( 14 ))が足りない 【過去問】※3 ・〇か✖で答えよ A社とB社を比較すると、流動資産はA社 500 、B社 400 、流動負債はA社 300、B社 150 である。A社は、B社に比べ流動比率は良好である。(23-9改題) ・解答:( 15 )   ②( 16 )※4     ( 16 )は、( 4 )の分子の( 12 )を、より( 17 )の高い( 18 )(( 9 )のうち、特に早期に換金できる項目)に置き換えた    指標であり、企業の( 13 )をより厳格に( 19 )するための指標である。この( 16 )は ( 11 )以上(高い方が望ましい)である    ことが望まれる。 【板書】( 16 )※5 ( 16 )(%)= ( 18 )/( 3 ) ( 18 )=( 20 )+( 21 )+( 22 )+( 23 )  ※( 21 )、( 22 )は( 24 )を控除した後の( 25 )を用いる  ◆計算例 ( 16 )(%)= ( 25,000 + 95,000 + 57,000 + 15,000 ) / 89,800 ✖ 100 = 213.80・・・≒ 213.8(%)                                       ☆( 11 )以上が望ましい   ( 16 )と( 4 )がかけ離れている場合(( 16 )は悪いが( 4 )は良い場合)、( 24 )の過剰が原因と考えられ、  将来の( 25 )を悪化させることが考えられる※6。 【アドバイス】※4 ( 16 )は、( 4 )の応用型であるととらえる。 【過去問】※5 ・〇か✖で答えよ A社とB社を比較すると、当座資産はA社 400、B社 250、流動負債はA社 300、B社 150 である。A社は、B社に比べ、当座比率は良好である。(H23-9改題) ・解答:( 26 ) 【参考】※6 ( 18 )に( 24 )が含まれていないのは、( 27 )である( 24 )の資金化は他の資産に比べて難しいため、より厳しく安全性を分析 するためである。 【板書】( 16 )のイメージ <良好な状態> ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l           l           l l           l           l l           l   ( 3 )     l l           l           l l   ( 18 )    l           l l           lーーーーーーーーーーーl l           l l           l l           l lーーーーーーーーーーーl <支払能力不足> ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l           l           l l           l           l l           l           l l   ( 18 )    l           l l           l   ( 3 )   l lーーーーーーーーーーーl           l             l           l             l           l             lーーーーーーーーーーーl <( 24 )過剰> ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l           l          l l           l          l l   ( 18 )    l   ( 3 )   l l           l          l lーーーーーーーーーーーl          l l           l          l l           lーーーーーーーーーーl l   ( 24 )    l l           l l           l lーーーーーーーーーーーl

    短期安全性, 短期安全性分析, 流動負債, 流動比率, 支払義務, 1年, 支払手段, 現金化, 流動資産, 200 %, 100 %, 流動資産, 支払能力, 資産, ✖, 当座比率, 回収可能性, 当座資産, 評価, 現金及び預金, 受取手形, 売掛金, 有価証券, 棚卸資産(在庫), 資金繰り, ✖, 在庫

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    Chapter 3 経営分析 Section 4 安全性(流動性)分析 3.( 1 )※7    ( 1 )には、以下の指標が使われる。   ①( 2 )※8     ( 2 )は、( 3 )の期間運用が行われる(すなわち( 4 )は現金化されない)( 5 )が返済義務のない( 6 )によって    どの程度カバーされているかを示す指標である。( 2 )は、( 7 )ほど資金面で安定的な( 8 )がなされていることを意味する。 【板書】( 2 )※9 ( 2 )(%)=( 5 )/( 6 ) ✖ 100        ☆( 7 )ほどよい  ◆計算例   ( 2 )(%)= 86,300 / 134,500 ✖ 100 = 64.16・・・≒ 64.2(%)  <良好な状態>   この部分だけ( 6 )に余裕がある     ⇩            ーーーーーーーーーーーー            l           l            l           l            l           l            l           l            l   ( 6 )     l lーーーーーーーーーー l            l l           l            l l           l            l l  ( 5 )     l            l l           l            l lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーl <( 6 )不足> ーーーーーーーーーーーー l           l l           l           ⇦ この部分の( 6 )が足りない l           l l   ( 5 )     l l           lーーーーーーーーーーーー l           l            l l           l            l l           l            l l           l   ( 6 )      l l           l            l lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l 【アドバイス】※7 ( 1 )は( 5 )に着目する。 【アドバイス】※8 ( 2 )は、( 7 )ほど望ましい指標であることに注目しておく。 【過去問】※9 ・〇か✖で答えよ。 A社とB社を比較すると、固定資産はA社 300、B社 200、自己資本はA社 400、B社 300、である。A社は、B社に比べ、固定比率は良好である。(H23-9改題) ・解答:( 9 )  ②( 10 )※10    ( 10 )は、( 3 )の期間運用される( 5 )が、( 11 )(( 6 )と( 12 ))によってどの程度カバーされているのかを示す指標である。       ① の( 2 )は( 6 )のみで( 5 )がカバーされているかを示すが、( 6 )のみというのは理想的ではあるものの、   現実には難しい企業が多いといえる。そこで、( 10 )は( 6 )に( 12 )を加えた水準で( 5 )のカバー率を示す(住宅を自己資金と長期の   ローンで購入するイメージ)。    ( 5 )は、長期にわたって資本が( 13 )されるため、その調達源泉は( 11 )であるべきであり、( 10 )は、100%以下   (( 7 )ほど望ましい)であることが必要になる。 【板書】( 10 )※11  ( 10 )(%)= ( 5 )/( 6 )+( 12 ) ✖ 100 ◆計算例 ( 10 )(%)= 86,300 /( 134,500 + 115,000 )✖ 100 = 34.58・・・≒ 34.6(%)                                    ☆100 % 以下であることが必要 <良好な状態>            ーーーーーーーーーーー            l           l            l           l l---------- l   ( 12 )  l l           l           l l           lーーーーーーーーーーー l  ( 5 )     l           l l           l           l l           l   ( 6 )     l l           l           l lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l <( 14 )> ーーーーーーーーーーー l           l l           l l           l l           lーーーーーーーーーーー l  ( 5 )     l           l l           l   ( 12 )    l l           lーーーーーーーーーーー l           l           l l           l           l l           l   ( 6 )    l l           l           l lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l 【過去問】※11 ・〇か✖で答えよ A社とB社を比較すると、固定資産はA社 150、B社 150、固定負債はA社 80、B社 100、自己資本はA社 250、B社 200 である。 A社はB社に比べ、固定長期適合率は良好である。(H19-9改題) ・解答:( 15 )

    長期安全性, 固定比率, 1年超, 1年以内, 固定資産, 自己資本, 低い, 設備投資, ✖, 固定長期適合率, 長期資本, 固定負債, 拘束, 長期資本不足, 〇

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    Chaper 3 経営分析 Section 4 安全性(流動性)分析 4.( 1 )    ( 1 )は、企業の( 2 )というよりも、企業の( 3 )の( 4 )の( 5 )を分析する指標である。具体的には、その企業が、   ( 6 )と( 7 )でとのように( 3 )をしているかを表す指標となる。    ( 1 )には、以下の指標が使われる。   ①( 8 )※12     ( 8 )は、( 9 )に占める( 7 )の割合を示す指標である。( 7 )は、原則として( 10 )がないため多いほど望ましく、    ( 8 )もまた( 11 )ほうが望ましい。 【板書】( 8 )※13 ( 8 )(%)=( 7 )/( 9 )✖ 100 ◆計算例 ( 8 )(%)= 134,500 / 339,300 ✖ 100 = 39.64・・・≒ 39.6(%) ☆( 11 )ほうが望ましい   ②( 12 )※14    ( 12 )は、( 6 )と( 7 )のバランスを( 13 )するための指標である。( 5 )の面からは、企業は( 6 )に大きく依存しない   ことが望ましく、一般的には、( 12 )は( 14 )ほうが( 5 )は高いと判断される※15。 【板書】( 12 ) ( 12 )(%)= ( 15 )/( 7 ) ✖ 100 ◆計算例 ( 12 )(%)= 204,800 / 134,500 ✖ 100 = 152.26・・・≒ 152.3(%) ☆( 14 )ほうが( 5 )が高い 【アドバイス】※12 ( 8 )は、2次試験でもよく登場するので、しっかりと覚えておく。 【過去問】※13 ・〇か✖で答えよ A社とB社を比較すると、自己資本はA社 250、B社 200、総資本はA社 470、B社 440 である。A社は、B社に比べ、自己資本比率は良好である。(H19-9改題) ・解答:( 16 ) 【アドバイス】※14 ( 12 )は、2次試験でもよく登場するので、しっかり押さえておく。 【アドバイス】※15 ( 12 )は、( 14 )ほど望ましい指標であることに注意しておく。 5.その他の安全性分析指標   ①( 17 )     ( 17 )は、本業の利益である( 18 )および( 19 )で稼いだ( 20 )が、( 21 )などの( 22 )の何倍であるか    を表す指標である※16。 【板書】( 17 ) ( 17 )(倍)= ( 23 )/( 22 ) ( 23 )=( 24 )における( 18 )+( 25 ) ( 22 )=( 24 )における( 25 ) ◆計算例 ( 17 )(倍)= ( 20,000 + 4,000 )/ 10,000 = 2.4(倍)  ☆( 11 )ほうが望ましい 【アドバイス】※16 他の安全性指標は( 26 )項目で分析するが、これは( 27 )で分析する。原則、( 11 )が望ましい指標である。

    資本調達構造, 支払能力, 資金調達, 構造, 安全性, 他人資本, 自己資本, 自己資本比率, 総資本(総資産), 返済義務, 高い, 負債比率, 評価, 低い, 負債, 〇, インタレスト・カバレッジ・レシオ, 営業利益, 財務活動, 金融収益, 支払利息, 金融費用, 事業利益, 損益計算書, 営業外収益, B/S項目, P/L項目

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    Chapter 3 経営分析 Section 4 安全性(流動性)分析 【ミニテスト】 総資本とは、純資産+負債+資産で計算される。 総資本経常利益率は、経常利益 ÷ 総資本 x 100 で計算される。 売上高営業利益率は、高い方が望ましい。 総資産回転率は、総資産 ÷ 売上高で計算される。 棚卸資産回転率は、低い方が望ましい。 流動比率は、流動資産 ÷ 固定資産 x 100 で計算される。 当座資産は、現金及び預金 + 受取手形 + 売掛金 + 棚卸資産 + 有価証券で計算される。 固定比率は、固定資産 ÷ 固定負債 x 100 で計算される。 固定長期適合率は、高い方が望ましい。 自己資本比率は、自己資本 ÷ 総資本 x 100 で計算される。

    ✖, 〇, 〇, ✖, ✖, ✖, ✖, ✖, ✖, 〇

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    Chapter 4 管理会計 Section 1 CVP分析 【ポイント】  ① 管理会計で用いられる損益計算書の利益構造を理解する。  ② 損益分岐点営業量を計算できるようにする。  ③ 損益分岐点売上高を計算できるようにする。  ④ 損益分岐点比率、安全性余裕率を計算できるようにする。 1.( 1 )とは    ( 1 )(( 2 ))とは、( 3 )、( 4 )、( 5 )、の関係を分析する手法である※1。    ( 1 )は、( 6 )※2において設定された( 7 )を達成するための( 4 )の計算や、利益も損失も発生しない( 4 )である   ( 8 )※3(( 9 ))の計算などに使われる。 【アドバイス】※1 簡単に言うと、売上や利益の( 10 )をすることである。 【参考】※2 ( 1 )は、主に( 11 )の( 12 )に用いられる。 【参考】※3 ( ①( 1 )が必要な理由   企業は、いくらの利益を獲得したいのか、そのためにはどれだけの( 13 )あるいは( 14 )が必要になるのかなどの計画が必要になる。  通常の( 15 )による( 16 )(( 17 )※14上の( 18 ))は、この問題に対して役立つ情報を提供することができない。これは、( 3 )  の中には( 13 )の増減に伴って( 19 )に増減する( 3 )(( 20 ))もあれば全く変化しない( 3 )(( 21 ))もあるので、  ( 13 )が増減したときに、( 3 )と( 5 )がどのように変化するのかが予測できないからである。 【板書】制度上の( 18 )※5  ➡ 画像参照 【アドバイス】※5 これまで学習した損益計算では( 1 )ができない。特別な損益計算をする必要がある。 ②( 5 )を予測   そこで、( 22 )にとって役立つ情報を得るためには、( 3 )を( 20 )と( 21 )に分ける( 23 )が必要になる。  ( 3 )を( 20 )と( 21 )に分けておけば、たとえば、( 13 )が2倍になったときに、( 13 )に比例して2倍に増加する( 3 )  ( 20 )と変化しない( 3 )( 21 )が判明し、その結果、( 5 )がどのように変化するのかを予測できる※6。 【板書】管理会計上の損益計算書 ーーーーーーーーーーーー        ーーーーーー l      l 当年度  l        l 次年度  l lーーーーーーーーーーー l        lーーーーー l l 売上高   l  100  l 売上高 2倍 ➡ l   200 l l 変動費   l   30  l 変動費 2倍 ➡ l   60  l l 限界利益  l   70  l        l   140 l l 固定費   l   38  l        l    38 l l 営業利益  l      l        l   102 l ⇦ 予測できる lーーーーーーーーーーー l        lーーーーー l 【アドバイス】※6 ( 20 )は( 13 )に( 19 )に増減、( 21 )は( 13 )とは無関係に( 24 )発生する特質があるため、( 13 )と( 5 )の 関係を把握することができる。

    CVP分析, Cost - Volume - Profit Analysis, 原価( Cost ), 営業量( Volume ), 利益 ( Profit ), 利益計画, 目標利益, 損益分岐点, BEP:Break Even Pint, 予測計算, 短期, 利益計算, 売上高, 販売量, 原価計算, 損益計算, 制度会計, 損益計算書, 比例的, 変動費, 固定費, 短期利益計画, 原価計算手法, 一定額

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    Chapter 4 管理会計 Section 1 CVP分析 2.( 1 )、( 2 )、( 3 ) ①( 1 )の分類   企業活動から発生する( 1 )は、( 4 )(( 5 ))と( 6 )(( 7 ))に分類することができる。  ❶( 4 )とは    ( 4 )とは、( 2 )(売上高や販売数量など)に( 8 )して増減する( 1 )※7のことで、( 9 )、( 10 )、( 11 )   などが該当する。  ❷( 6 )とは    ( 6 )とは、( 2 )の増減に関係なく、( 12 )に発生する( 1 )※8のことで、( 13 )、( 14 )、( 15 )、( 16 )、   ( 17 )などが該当する。 【板書】( 4 )と( 6 )  ➡ 画像参照 【アドバイス】※7 ( 4 )は、売れば売るほど増える費用とイメージする。 【アドバイス】※8 ( 6 )は、いくら売っても変わらない費用とイメージする。 ②( 18 ) CVP分析では、( 19 )から( 4 )を回収した( 20 )(残り)を( 18 )といい、この( 18 )からさらに( 6 )を回収して 利益を計上する、という考え方がとられ、次のような損益計算が行われる。 【板書】CVP分析の損益計算書※9    ( 19 )  ー ( 4 ) ーーーーーーーー    ( 18 )  ー ( 6 ) ーーーーーーーー    ( 3 ) ◆計算例    ( 19 )     100   150   200  ー ( 4 )(60%)   60    90   120 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    ( 18 )      40    60    80   ⇦( 4 )と( 18 )も50%増、100%増になる( 8 )※10  ー ( 6 )       60    60    60   ⇦( 6 )の額は一定 (ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    ( 3 )     △20    0    20   ⇦( 18 )(( 19 )と比例的に変動)から( 6 )(( 19 )にかかわらす一定)を                             控除した額が( 3 )となる。

    原価, 営業量, 利益, 変動費, VC:Variable Cost, 固定費, FC:Fixed Cost, 比例, 材料費, 外注加工費, 運送費, 固定的, 支払家賃, 固定給, 減価償却費, 火災保険料, 支払利息, 限界利益, 売上高, 残余

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    Chapter 4 管理会計 Section 1 CVP分析 3.( 1 )の計算 ①( 1 )の( 2 )   ( 1 )の( 2 )は、( 3 )も( 4 )も発生しない( 2 )(販売数量)のことである。  つまり、( 5 )と( 6 )が等しくなる( 2 )のことであり、( 7 )を意味する※11。  売上高と( 6 )および( 3 )の一般的な関係から次のように表すことができる。 【板書】( 1 )の( 2 )※12      売上高S ー ( 6 )C= ( 3 )P   売上高S ➡ 販売価格 ✖ ( 2 )   ( 6 )C  ➡ 1単位当たり変動費VC ✖ ( 2 )ー 固定費FC = ( 3 )P   ※変動費と固定費で表すと・・・    【板書】( 1 )の計算※13 ◆計算例 販売価格 500 円、製品1個当たり変動費 300 円、固定費 20,000 円の場合 売上高       ( 8 ) 変動費       ( 9 ) 限界利益      ( 10 )        ( 10 )xー ( 11 )= 0 固定費       ( 11 )        ( 10 )x= ( 11 ) 営業利益    ( 10 )xー ( 11 )        x = ( 12 )個 ⇦ ( 7 ) 【参考】※11 経営者は最低限、赤字にならないための販売数量を把握したうえで、( 13 )を立てていく。 【アドバイス】※12 ( 14 )の基本になるので、しっかり押さえる。 【アドバイス】※13 まずは、( 2 )を X と置いたときに、( 14 )で用いる( 15 )(( 16 )、( 17 )、( 18 ))がどのように表せるかを 中心に考えてみる。 ②( 19 )  ( 19 )とは、( 3 )※14も( 4 )も発生しない( 16 )のことである。( 16 )と( 6 )および( 3 )の一般的な関係から、 次のように表すことができる。 【板書】( 19 )  ( 16 )S = ( 6 )C + ( 3 )P  ( 6 )に占める( 17 )の割合を( 20 )(=( 17 )÷ ( 16 )= 1単位当たり( 17 )÷ ( 21 ))とする                    ⇩        ( 17 )VC = ( 16 )S ✖ ( 20 )が成立する※15                    ⇩                    代入                 SーaSーFC = P ◆計算例  変動費率 60 %※16、固定費 20,000 円の場合  売上高          x  変動費         0.6 x     0.4 x ー 20,000 = 0  限界利益        0.4 x     0.4 x = 20,000  固定費         20,000       x = 50,000 円  営業利益      0.4 x ー 20,000 【アドバイス】※14 ここでいう( 3 )は( 22 )ではなく、( 23 )であると理解しておく。 【アドバイス】※15 ( 20 )(( 17 )÷( 16 ))に( 16 )を掛けると、( 17 )を表せるという考え方はよく使う。 【発展】※16 本試験では、売上と変動費の数値をもとに、変動費率を自分で計算させる問題もある。

    損益分岐点, 営業量, 利益, 損失, 収益, 費用, 採算点, 500x, 300x, 200x, 20,000, 100, 利益計画, CVP分析, 損益項目, 売上高, 変動費, 固定費, 損益分岐点売上高, 変動費率 (α), 販売価格, 限界利益, 営業利益

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    Chapter 4 管理会計 Section 1 CVP分析 4.( 1 )・( 2 )の計算    ここでは、( 1 )と( 2 )の計算について見ていく※17。 【アドバイス】※17 ( 3 )(( 4 ))と( 5 )の比較分析を行うイメージである。 ①( 1 )   ( 1 )とは、( 3 )が( 5 )に占める割合のことで、以下の計算式で表される。この( 1 )が高いか低いかにより、企業の ( 6 )での( 7 )が判断でき、( 1 )が( 8 )ほど、( 7 )が高いといえる。 【板書】( 1 ) ( 1 )(%)=( 3 )/( 5 )✖ 100 ☆( 8 )ほど( 7 )が高い 【参考】※18 試験問題のパターンとしては、①( 3 )を計算②それを用いて( 1 )(( 2 ))を計算という手順になることが多い。 計算量が多いイメージをもっておく。 ②( 2 )※19   ( 2 )とは、( 9 )ともよばれ、現状の収益面(売上高)の( 7 )を判断する比率である。 この比率が( 10 )ければ、現状の売上高の( 7 )は高いといえる。 【板書】( 2 ) ( 2 )(%)=(( 5 )ー( 3 ))/( 5 )✖ 100 ☆( 10 )ければ( 7 )が高い ◆計算例 損益分岐点売上高 800 円、実際売上高 1,000 円の場合 損益分岐点比率 = 800 / 1,000      = 80 % 安全余裕率   = (1,000 ー 800)/ 1,000 = 20 % 安全余裕率(%)= 100 ー 損益分岐点比率 【アドバイス】※19 ( 2 )は( 1 )とは反対に( 10 )いほうが良い指標になる。 ●( 1 )は、「( 3 )と( 5 )の割合」を( 2 )は、あと何%売上が減少しても黒字でいられるか」を示している!

    損益分岐点比率, 安全余裕率, 損益分岐点売上高, 目標値, 実際売上高, 収益獲得能力面, 安全度, 低い, 経営安全性, 高

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    Chapter 4 管理会計 Section 2 利益差異分析 【ポイント】  ① 価格差異、数量差異を計算できるようにする。 1.( 1 )とは   ( 2 )を通して作成された( 3 )は、( 4 )を伴う必要がある。( 4 )のうち、特に重要と考えられるものが、  ( 1 )※1である。 【アドバイス】※1 ( 1 )分析を行うシチュエーションとしては、( 3 )に基づいて( 5 )をした後であり、計画と実際でとのくらいの差異があるのか を比較することになる。 2.( 6 )   ( 1 )は、まず、( 7 )と( 8 )の差異分析から出発する。( 7 )は、( 9 )と( 10 )に分けてとらえることができる※2。 【板書】( 6 )  売上高差異 = ( 7 )ー( 8 )        = ( 9 )+( 10 )  ( 9 )=(( 11 )ー( 12 ))✖ ( 13 )  ( 10 )=(( 14 )ー( 13 ))✖ ( 11 )※3 ( 14 )➡ 80 ( 13 )➡ 100   ( 10 ):( 80 ー 100)✖ 110 =△ 2,200・・・( 7 ) ( 12 )➡ 100 ( 11 )➡ 110   ( 8 ):( 9 )( 110 ー 100 )✖ 100 = 1,000 ◆計算例 実際売上高 8,800円  計画売上高 10,000円 → 売上高差異 △ 1,200円                            ⇩                         これを単価面と数量面に分けたい           ⇩   実際売上高:  @ 80円✖ 110個   価格差異=△ 20 ✖ 110 個=△ 2,200円※4          @△ 20円 + 10個   数量差異=@ 100円✖ 10個=+1,000円※4   計画売上高:  @ 100円✖ 100個 【参考】※2 会計の世界の「差異分析」は、差異を意味の異なる2つ以上の際に分けることで行われる。 【アドバイス】※3 会計の世界において、差異は( 15 )✖( 16 )で表されることがほとんどである。したがって、いかなる( 15 )にいかなる( 16 )を 掛けて差異を計算しているかを押さえる。 【アドバイス】※4 価格差異と数量差異は正負も重要である。差異がプラスの場合を( 17 )、マイナスの場合を( 18 )という。 ※196ページの【用語】もあわせ見る。

    利益差異分析, 損益分岐点分析, 利益計画, 利益統制, 事業活動, 売上高差異分析, 実際売上高, 計画売上高, 数量差異, 価格差異, 実際販売数量, 計画販売数量, 計画販売価格, 実際販売価格, 単価, 数量

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    Chapter 4 管理会計 Section 2 利益差異分析 【ミニテスト】 管理会計は企業内部向けに報告される会計であり、法律や制度に縛られない。 変動費は、営業量の増減に関係なく発生する原価である。 管理会計では、営業利益は、売上高ー変動費ー固定費で計算される。 限界利益は、売上高ー変動費で計算され、売上高と比例的に変動する性質がある。 損益分岐点売上高とは、限界利益が 0 となる売上高である。 損益分岐点比率は、損益分岐点売上高 ÷ 実際売上高 ✖ 100 で計算され、低いほうが望ましい。 安全余裕率は、(実際売上高ー損益分岐点売上高)÷ 実際売上高 ✖ 100 で計算され、低いほうが望ましい。 売上高差異は、実際売上高ー計画売上高で計算され、数量差異と価格差異に分けられる。 価格差異は、(実際販売価格ー計画販売価格)✖ 実際販売数量で計算される。 数量差異は、(実際販売数量ー計画販売数量)✖ 実際販売価格で計算される。

    〇, ✖, 〇, 〇, ✖, 〇, ✖, 〇, 〇, ✖

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    Chaprer 5 意思決定会計(投資の経済性計画) Section 1 意思決定会計 【ポイント】  ① 割引率、複利原価係数、年金現価係数を用いた現在価値の計算をできるようにする。  ② 正味CFの計算をできるようにする。 1.( 1 )とは   企業では、設備の新設、取換えなど、生産・販売に使用される( 2 )への( 3 )に関して、( 4 )の意思決定  (または、( 4 )の( 5 ))が行われる。( 4 )の意思決定では、個々の( 6 )ごとにその損益を計算し、それによって  ( 6 )の優劣を比較することで採否を決定する※1。 【アドバイス】※1 ( 1 )とは、簡単に言うと、「( 4 )がわりに合うか否かを判断する計算」ということになる。 2.( 4 )の( 5 )に関する前提知識    ( 4 )の意思決定は、( 7 )や( 8 )、原価低減のための( 9 )などさまざまな投資目的がある。( 3 )の( 5 )において、   投資額は( 10 )で把握するため、( 3 )によって将来得られる成果も( 10 )で把握する。   ( 10 )が投資時点と各年度末に発生すると仮定して図示すると、以下のようになる(( 3 )によって3年間( 10 )が得られるものとする)※2。 【板書】( 4 )の( 5 )のイメージ※3        ⇩      画像参照    ( 3 )の( 5 )を行うにあたって、前提知識として①( 11 )の計算(→3⃣)、②( 12 )の( 13 )(→4⃣)、   ③( 14 )(( 15 )→5⃣)の3点が必要となる※4。 【参考】※2 ( 4 )の( 5 )の特徴は、①( 16 )であること(( 17 )と同じ)、②( 13 )が長期であること、③( 18 )ではなく ( 19 )で考えていくこと。 【アドバイス】※3 ( 12 )(( 20 ))とは、( 4 )によって生じる( 21 )から( 22 )を差し引いたものである。 【アドバイス】※4 ( 11 )の計算、( 12 )の( 13 )、( 14 )が意思決定会計の3大前提になるため、基本としてしっかり押さえる。

    意思決定会計, 固定資産, 投資, 設備投資, 経済性計算, 設備投資案, 新製品開発, 新市場開拓投資, 機械化, キャッシュ, 時間価値, 正味CF, 予測, 資本コスト, 加重平均資本コスト, 予測計算, CVP分析, 利益, キャッシュフロー, 正味キャッシュフロー, 現金収入, 現金支出

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    Chapter 5 意思決定家計(の経済性計算) Section 1 意思決定会計 3.( 1 )の計算    ( 2 )は一般的には長期に及ぶため、( 3 )による価値の( 4 )(( 5 ))を考慮する必要がある。 ①( 5 )の考え方   企業が( 2 )を行う場合、( 6 )(設備の( 7 ))が長期に及ぶ場合も多い。そのため、( 8 )が異なる( 9 )を  計算上考慮に入れる必要がある※5。ここで、「( 5 )」「( 10 )」の概念について以下の例で確認してみよう。 【板書】( 5 )と( 10 )※6         選択肢 ① 現時点において     ② 1年後に            10,000 円もらえる      10,500 円もらえる     ⇩ 1年後には、    11,000 円       ※金利は 10%   ( 10 )=( 5 )+( 5 )✖( 11 )        =( 5 )✖( 1+( 11 ))・・・① 以上のように、( 12 )の比較によりタイミングのずれを修正するという考え方も正しいですが、( 2 )の( 13 )などにおいてタイミングを 修正する場合、現時点における価値を用いることが一般的である。そこで、① 式から( 5 )を計算する計算式に変形すると、②式となる※7。 【板書】( 5 )の計算 ( 5 )=( 10 )/( 1 + ( 11 ))・・・②※8 ※②式に1年後の10,500円を代入すると、現時点において約 9,545 円となる  ➡したがって、現時点では 10,000 円のほうが得となる  さて、( 14 )の発生が1年後の場合、分母は ② 式のように「1+( 11 )」であるが、( 14 )が複数年後に発生する場合は、分母が異なり、 一般化して示すと以下の③式になる。 【板書】( 14 )の発生が n 年後の場合 ( 5 )= ( 10 )/ ( 1+( 11 ))n乗・・・③ ◆ 現在の 10,000円の( 10 )は?(金利 110 %)※9   1年後の( 10 )= 10,000 ✖ ( 1 +0.1)= 11,000 円   2年後の( 10 )= 11,000 ✖ ( 1 +0.1 )=12,100 円             ※ 10.000 ✖ ( 1+ 0.1 )2乗= 12,100   3年後の( 10 )= 12,100 ✖ ( 1 + 0.1 )= 13,310 円             ※ 10,000 ✖ ( 1+ 0.1 )3乗= 13,310 円    ・    ・    ・  なお、( 14 )を現在の価値に修正することを「( 15 )」という。割り引いたものを( 16 )、割り引く際に使用した( 17 )(( 11 ))を ( 18 )という。 【アドバイス】※7 今度は、現座もらえるお金と、将来もらえるお金を比較するため、( 19 )の価値に合わせてどちらが得か判断していると考える。 【アドバイス】※8 ( 5 )は( 10 )の逆算で計算することができる。 【アドバイス】※9 2年目以降は、( 20 )からも( 20 )が生じる( 21 )をとる。計算が複雑そうに見えるが、4⃣で説明する( 22 )に比べると ワンパターンの計算なので、慣れるようにする。

    時間価値, 設備投資, 時間経過, 変動, 現在価値, 投資期間, 耐用年数, 発生タイミング, キャッシュフロー, 将来価値, 金利, 将来時点, 経済性計算, 将来キャッシュフロー, 現在価値に割り引く, 割引現在価値, 年利, 割引率, 現在時点, 利息, 複利計算, 正味CF

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    Chaprer 5 意思決定会計(投資の経済性計算) Section 1 意思決定会計 3.時間価値の計算 ②( 1 )   試験においては、( 1 )について( 2 )(5⃣で説明)のみが与えられる場合と、( 2 )に係る( 3 )あるいは( 4 )が  与えられる場合がある。( 3 )は、将来の一定の( 5 )をある率で( 6 )に割り引くための係数をいう。また、( 4 )とは  将来の一定期間にわたる( 7 )の( 5 )を、ある率で( 6 )に割り引くための係数をいう※10。   ( 6 )の計算式を使って、( 3 )と( 4 )を示すと次のようになる。 【板書】( 3 )と( 4 ) ・( 3 )※11  10,000 ✖ 1 / 1 + 0.1 ≒ 9,091( 6 )  10,000 ✖ 0.9091 = 9,091( 6 )        ⇩      ( 3 ) ・( 4 )※12※13 10,0000 ✖ 0.9091 + 10,000 ✖ 0.8264 = 17,355                ⇩               1 / ( 1+0.1 )2乗≒ 0.8264 10.000 ✖( 0.9091 + 0.8264 )   = 17,355 10,000 ✖ 1.7355          = 17,355      ⇩     ( 4 ) 【アドバイス】※10 試験攻略上、考え方をざっくり理解したら、2つの( 8 )から( 6 )を計算できればOK。 【アドバイス】※11 簡単に言うと、「掛け算で( 6 )を計算するための係数」である。試験問題では数値が与えられる。 【アドバイス】※12 簡単に言うと、「( 3 )の( 9 )」である。試験問題では数値が与えられる。 【発展】※13 1次試験では( 3 )と( 4 )が与えられ、2次試験では、( 1 )が与えられることもあれば、( 3 )と( 4 )が 与えられることもある。

    割引率, 資本コスト, 複利原価係数, 年金現価係数, キャッシュフロー, 現在価値, 毎期均等額, 原価係数, 累計額

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    Chapter 5 意思決定会計(投資の経済性計算) Section 1 意思決定会計 4.( 1 )の( 2 )  投資によって将来的に得られる( 3 )(( 4 ))を、計算する必要がある。 ①( 3 )(( 1 )あるいは( 5 ))※14   ( 6 )を評価するにあたり、( 7 )(( 5 ))が用いられる。( 7 )の計算では、設備投資によって生ずる( 8 )(( 9 ))および  ( 10 )(( 11 ))を見積もる。  ❶法人税を無視した場合(( 12 ))   法人税を無視した場合の設備投資の経済性計算について考える※15。具体的には、次の項目を計算上使用する。 【板書】( 12 )  ①( 13 )   ◆新たに設備を購入するための( 11 )    ※設備の( 14 )と考えればよい  ②( 15 )※16   ◆設備投資をすれば、( 16 )あるいは( 17 )などの効果が得られる    ➡ それによって生ずる( 8 )(( 9 ))から( 10 )(( 11 ))を差し引いた( 4 )(( 1 ))を計上する    ( 3 )(( 1 ))=( 9 )ー( 11 )  ③( 16 )※17   ◆( 18 )を終えたとき、設備を( 19 )することによって得られる( 9 )(通常、問題文に売却価格が与えられる) ❷法人税を考慮した場合( 20 )   法人税を考慮した場合の設備投資の経済性計算について考える※18。設備投資によって会計上の利益に変化が生ずるのであれば、  それによって( 21 )が変化する。法人税は、基本的には会計上の利益を( 22 )(( 23 ))としているからである。  法人税は( 11 )をともなうため、その金額が変化するのであれば、投資意思決定に関する( 24 )となる。具体的には、  次の項目を使用する。※19 【板書】( 20 )  ①( 13 )   ◆新たに設備を購入するための( 11 )    ※設備の( 14 )と考えればよい  ②( 15 )   ◆設備投資をすれば、( 16 )あるいは( 17 )などの効果が得られる    ➡ それによって生ずる( 9 )から( 11 )を差し引いた( 4 )(( 1 ))を計上する  ( 15 )(( 1 ))=(( 9 )ー( 11 ))✖( 1ー( 25 ))+( 26 )✖( 25 )   ※20                                      ⇧                                  ( 26 )の増加による( 27 )(( 28 )※21)を計上する  ※( 29 )をベースに計算式を展開することもできる  ( 15 )(( 1 ))=(( 9 )ー( 11 )ー( 26 ))✖( 1 ー( 25 ))+( 26 )            =( 29 )✖( 1 ー( 25 ))+( 26 ) ★計算例 売上収入 65,000 円、変動費支出 40,000 円、減価償却費 10,000円、税率 40% の場合 ( 65,000 ー 40,000 ) ✖ ( 1 ー 0.4 ) + 10,000 ✖ 0.4 = 19,000 ( 65,000 ー 40,000 ー 10,000 ) ✖ ( 1 ー 0.4 ) + 10,000 = 19,000 円  ③( 16 )   ◆( 18 )を終えたとき、設備を( 19 )することによって得られる( 9 )(通常、問題文に売却価格が与えられる) 【アドバイス】※14 正味CF単独で出題されることもあるので、しっかり学習する。 【アドバイス】※15 まずは法人税がない場合で、投資に関する支出入についてざっくりイメージをつかみましょう。 【参考】※16 試験問題では、左記のように収入ー支出で単純に投資の効果を予測することになる。 【アドバイス】※17 試験問題では 0(ゼロ)(売却原価なし)の問題も多いが、必ず売却価格の指示を見逃さないようにチェックする。 【アドバイス】※18 法人税を加味すると式も複雑化するが、基本式を覚えていれば攻略できるので、まずは基本式をしっかり押さえる。 【アドバイス】※19 試験に出題されるのは法人税がある場合である。特に「②経済的効果」の計算をしっかり押さえる。 【アドバイス】※20 直感的な理解として減価償却費は支出を伴わない費用であるため、税金を減少させる効果が生じるとイメージできたらOK。 【用語】※21 ( 28 ):設備投資に伴う減価償却費の増加が会計上の利益を減少させ、それに対応する分だけの法人税の節約をもたらす効果のこと。       よって、( 26 )✖( 25 )を( 1 )に加算するという処理を行う。 【アドバイス】※22 ※20の式を組み替えているのみで同内容の計算結果となる。問題文の指示によって、どちらの式も使いこなせるようにする。

    正味CF, 予測, 経済効果, 正味キャッシュフロー, CF, 設備投資案, キャッシュフロー, 現金収入額, CIF:キャッシュインフロー, 現金支出額, COF:キャッシュアウトフロー, 税引前キャッシュフロー, 設備投資額, 取得原価, 経済的効果, 売上増加, 原価削減, 耐用年数, 売却, 税引後キャッシュフロー, 法人税額, 課税標準, 税額計算のベース, 原価, 税率, 減価償却費, 法人税節税額, タックスシールド, 営業利益

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    Chapter 5 意思決定会計(投資の経済性計算) Section 1 意思決定会計 5.( 1 )   ( 2 )や( 3 )などにより企業が調達した( 4 )に対する( 5 )の割合を( 6 )に表したものである。  ( 7 )を計算する場合の( 8 )などに利用される。   ( 1 )(( 9 ))は、( 2 )や( 3 )の発行などにより企業が調達した( 4 )に対する( 10 )の割合(あるいは  ( 5 )の額そのもの。本書では「割合」とする)を( 11 )ではなく、( 6 )に表したものである。   企業は、投資意思決定において投資家の( 12 )である( 1 )を( 13 )(( 14 ))として用いる。したがって、( 1 )は、  企業が投資により獲得すべき( 15 )である( 16 )の最低ラインと考えることができる※24。   たとえば、( 17 )を計算する場合の( 8 )などに利用される。 【板書】投資の流れ  ※画像参照 【アドバイス】※23 今はざっくり読み進めてファイナンスの分野が終わったらもう一読する。 【参考】※4 企業は( 1 )以上の( 18 )がないと赤字になってしまうため、最低でも( 1 )以上の( 18 )が必要となる。

    資本コスト, 社債, 株式, 資金, コスト, 全社的, 現在価格, 割引率, 加重平均資本コスト, 調達コスト, 個別調達源泉ごと, 要求収益率, ハードルレート, 投資判定基準, 収益率, 必要収益率, 正味現在価値, リターン

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    Chapter 5 意思決定会計(投資の経済性計算) Section 2 設備投資の経済性計算 【ポイント】  ① 正味現在価値の計算をできるようにする。  ② 内部収益率法、収益性指数法、回収期間法の考え方を理解する。 1.( 1 )とは    ( 1 )(( 2 ))は、Section 1 で学習した( 3 )を用いて、将来の異なる時点の( 4 )の金額を、現在という単一時点での価値へ   割り引くことによって( 5 )(( 6 ))を評価する方法である※1。    ( 1 )の考え方を用いて、( 5 )を評価する具体的な計算方法は( 7 )(( 8 ))と、( 9 )(( 10 ))にさらに分かれていく。 2.( 11 )の( 12 )と( 13 )    ( 11 )の( 12 )と( 13 )について、ここでは、代表的な( 12 )方法について学習する。 【板書】投資や事業の評価方法※2 ・( 14 )を考慮する方法  ◆ ( 7 )(( 8 ))  ◆ ( 9 )(( 10 ))  ◆ ( 15 )(( 16 )) ・( 14 )を考慮しない方法  ◆ ( 17 )(( 18 )) ①( 7 )(( 8 ))   ( 7 )は、設備投資によって、①将来得られる( 4 )をすべて( 3 )に割り引き、②その( 3 )を合計し、③その合計額から  ( 19 )を差し引き、その値(( 20 ))が( 21 )であるとき、その投資案を採用するという( 22 )である※3。   次の資料により( 20 )を求めると、次のようになる。 【板書】( 20 )                          (単位:万円)  初期投資   1期末   2期末   3期末   資本コスト  ( 1期首)  ー 100     30     40    50      3% ◆計算式  ( 8 )※4= 30 / ( 1 + 0.03 ) + 40 / ( 1 + 0.03 )2乗 + 50 / ( 1 + 0.03 )3乗 ー 100 = 12.59(万円)                                       ⇩                                    引くのを忘れない!  ※画像参照 【アドバイス】※3 簡単に言うと、「割引計算された収支がプラスであれば投資する価値がある」と考える評価方法である。 【アドバイス】※4 勉強の初期段階におけるミスとして多いのが、NPVを 112.59 と計算してしまうことである。初期投資の 100 を引き忘れないようにする。

    DCF法, Discount Cash Flow Method, 現在価値, キャッシュフロー, 投資機会, 設備投資, 正味現在価値法, NPV:Net Present Value Method, 内部収益率法, IRR法, 設備投資案, 評価, 選択, 時間価値, 収益性指数法, PI, 回収期間法, PP, 初期投資額, 正味現在価値, プラス, 投資評価基準

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    Chapter 5 意思決定会計(投資の経済性計算) Section 2 設備投資の経済性計算 2.( 1 )の( 2 )と( 3 ) ②( 4 )(( 5 ))  ❶( 6 )の意義    ( 6 )とは、投資の( 7 )が( 8 )となる( 9 )のことである。( 1 )の投資評価では、( 10 )の( 6 )が( 11 )(( 12 ))   を上回る場合には投資を実施すべきである※5。 【板書】( 4 )※6 ( 4 )とは  たとえば、100投資して、1年後に130のリターンがある投資案  つまり、 130 のリターンを 30 % で割り引くと、( 7 )が( 8 )となる               ⇩              ( 6 ) 【アドバイス】※5 ( 6 )を簡単にいうと、「( 13 )」ととらえることができ、( 6 )は「これが( 12 )を上回ったときに投資する価値がある」と 考える評価方法である。 【過去問】※6 ・〇か✖で答えよ 内部収益率法は、投資案の正味現在価値をゼロとする割引き率である。(H20-23-a) ・解答:( 14 ) ③( 15 )(( 16 ))   ( 15 )とは、各年度の( 17 )の( 18 )と( 19 )(の現在価値)の比率を計算する方法である。( 20 )が( 21 )より  大きければ、その投資案は有利であるため採用すべきと判断し、逆に( 21 )より小さければ、その投資案は不利であるため棄却すべきと  判定するものである※7。 【板書】( 15 ) ( 20 )= 各年の( 17 )の( 18 )/ ( 19 )(の現在価値)  ・評価基準    ( 20 )>( 21 )・・・有利    ( 20 )<( 21 )・・・不利 【アドバイス】※7 ( 15 )は、( 22 )との違いを押さえるようにする。 ( 22 ): CF ー 投資 > 0 ➡ 有利 ( 15 ): CF / 投資 > 1 ➡ 有利 ④( 23 )(( 24 ))   ( 23 )とは、( 19 )の( 24 )を求め、それが満足し得る期間であるときにはその( 25 )を選択するとう、単純な投資評価基準である。  複数の( 25 )が存在するときには、最も( 24 )の( 26 )代替案が選択される※8※9※10。   ( 19 )をどれくらいの期間で回収できるのかの基準として、( 17 )が用いられる。 【板書】( 23 )  ①各年度の( 17 )が( 27 )の場合   ( 25 )=( 28 )(初期)/ ( 17 )(( 27 ))  ②各年度の( 17 )が( 27 )でない場合   設備投資額を、各年度の( 17 )で充当しながら、回収完了期間を計算する  ◆計算例   投資額: 100   リターン:1年後 50、2年後 30、3年後 40 の場合    1年後の未回収高=100 ー 50 = 50    2年後の未回収高= 50 ー 30 = 20    回収期間    = 2+ 20 / 40 = 2.5年 【アドバイス】※8 回収期間法は、投資回収が早い投資が望ましいと考える評価方法になる。 【過去問】※9 ・〇か✖で答えよ 回収期間法とは、回収期間が短いほど有利な投資案とする。(H17-10-ア) ・解答:( 28 ) 【発展】※10 回収期間法は、( 29 )を考慮しないために投資の意思決定モデルとしては不完全であるが、投資案の安全性を判断する意味で重要である。

    設備投資案, 評価, 選択, 内部収益率法, IRR:Internal Rate of Return Method, 内部収益率, 正味現在価値, ゼロ, 割引率, 投資プロジェクト, 必要収益率, 資本コスト, 投資のリターン率, 〇, 収益性指数法, PI:Profitability Index Method, キャッシュフロー, 現在価値合計, 投資額, 収益性指数, 1, 正味現在価値法, 回収期間法, PP:Payback Period Method, 回収期間, 短い, 均等額, 〇, 時間価値

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    Chapter 5  意思決定会計(投資の経済性計算) Section 2 設備投資の経済性計算 【ミニテスト】 現在価値は、将来価値 ✖ ( 1 + 金利 )で計算される。 複利原価係数は、将来キャッシュフローを現在価値に割り引くための係数であり、%で表される。 年金現価係数は、毎期均等額のキャッシュフローを現在価値に割り引くための係数である。 経済的効果(正味CF)は、( CIF ー COF )✖( 1 ー 税率 )+ 減価償却費 ✖ 税率で表される。 経済的効果(正味CF)は、( CIF ー COF ー 減価償却費)✖( 1 ー 税率 )+ 減価償却費 ✖ 税率で表すこともできる。 投資意思決定にあたり、設備売却額も意思決定上、考慮する必要がある。 正味現在価値法は、正味現在価値がプラスであるとき、投資案を採用する方法である。 内部収益率法は、投資の正味現在価値が 1 となる割引率のことである。 収益性指数法は、収益性指数が 0 以上のときに投資案を採用する方法である。 回収期間法は、回収期間が長いほうがより良い投資案である。

    ✖, ✖, 〇, 〇, ✖, 〇, 〇, ✖, ✖, ✖

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    Chapter 6 ファイナンスⅠ Section 1 企業財務(コーポレートファイナンス)の基礎 【ポイント】  ① ファイナンスの目的を押さえる。  ② 企業価値の算定の基本をざっくり理解する。  ファイナンスの目的は( 1 )である。ここでは、ファイナンスの基本的な考え方を学習する※1。 【アドバイス】※1 試験攻略上は、ファイナンス理論の結論をしっかり押さえる。 1.企業の( 2 )   企業は、ビジネスを展開するなかでさまざまな意思決定を行っているが、重要な意思決定のひとつとして( 3 )(以下( 4 ))に関する  意思決定がある。診断士試験が対象とする意思決定は、①( 5 )、②( 6 )、③( 7 )の3つである※2。 【アドバイス】※2 ここは、どのようなお金回りの意思決定があるかについて、ざっくり読み進めてもOK。 ①( 5 )   ファイナンス理論における( 5 )は、大きく( 8 )と( 9 )の2つに分けられる。   まず、( 8 )にかかわる( 5 )については、Chapter 5 で学習した管理会計の領域でもある( 10 )(( 11 ))や( 12 )(( 13 ))  などの( 14 )が中心である。   次に、( 9 )にかかわる( 5 )については、株式や債券などの( 15 )、( 16 )への投資である( 17 )、そして( 18 )を  利用した( 5 )などが含まれる。 ②( 6 )   ( 6 )とは、企業が( 19 )に対して必要とする資金をどのように調達するかという意思決定である。   具体的にはその( 20 )として株主からの出資を中心とした( 21 )(または( 22 ))を利用するのか、あるいは債権者からの  借入れである( 23 )(または( 24 ))を利用するのかということである。ファイナンス理論上は、( 25 )の相違、つまり企業の  ( 26 )が( 27 )に影響を及ぼすかどうかが論点( Section 4 のMM理論で学習 )である。 ③( 7 )   ( 7 )(( 28 )ともいう)とは、企業の最終利益である( 29 )のうち、( 30 )と( 31 )の割合を決定することである。  ここでは、( 30 )の増加が( 32 )に影響を及ぼすか否かに関する論点が問題となり、MM理論の( 28 )がある。 【板書】資本の流れ  ※画像参照

    企業価値の最大化, 財務意思決定, 財務, ファイナンス, 投資意思決定, 資金調達意思決定, 利益分配の意思決定, 事業投資, 証券投資, 正味現在価値法, NPV, 内部収益率法, IRR, 事業投資意思決定, 個別証券, 複数証券, ポートフォリオ理論, デリバティブ資産, 投資, 資金源泉, 自己資本, 株主資本, 他人資本, 負債, 調達源泉, 資本構成, 企業価値, 配当政策, 当期純利益, 配当, 留保利益, 株主価値

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    Chapter 6 ファイナンスⅠ(企業財務論) Section 1 企業財務論(コーポレートファイナンス)の基礎 2.ファイナンスの目的   ファイナンスの目的は、( 1 )である※3。ここで( 2 )とは、( 3 )の( 4 )と( 5 )の( 4 )の合計のことである。  つまり、企業は、投資家である株主や債権者から提供された資金を用いてどのように( 6 )を行えば、それらの価値を高めることが  できるのかということを考慮しながら、さまざまな意思決定を行っているのである。 3.( 2 )の計算 ①( 2 )   ( 2 )とは、投資家(( 7 )と( 8 ))に対する企業の価値を示し、( 7 )にとっての価値である( 3 )の( 9 )と、  ( 8 )にとっての価値である( 5 )の( 9 )の合計のことである。  ( 2 )=( 10 )+( 11 )※4 【アドバイス】※4 ( 2 )の算定はいくつか方法があるが、そのひとつととらえる。 ②( 2 )の計算:( 10 )と( 11 )を別々に求める方法   ( 2 )を( 10 )と( 11 )に分けて計算するものである。  ❶( 10 )の計算※5    ( 10 )(( 12 )または( 3 )の価値ともいう)は、株主に帰属する( 13 )の( 14 )を、株主の( 15 )で   現在価値に割り引くことで求めることができる。その手法としては、( 16 )( Section 2 の3⃣ で説明 )を使用する。 【アドバイス】※5 詳細は次の Sction で学習するので、わかりにくいかもしれないが、ここでは軽く読み進める。 【板書】( 10 )の計算 VE= D / rE あるいは VE = D1 / ( rE ー g )  VE:( 10 )     D:( 17 )  rE:株主の( 15 )  g:( 18 ) ❷( 11 )の計算※6   ( 11 )も株式と同様に、( 8 )に帰属する( 13 )の( 14 )を( 13 )の( 15 )で現在価値に割り引くことで求める  ことができる。  【板書】( 11 )の計算   VD= I / rD  VD:( 11 )   I:( 19 )  rD:( 20 )   また、( 11 )と( 21 )※7 はさほど大きく乖離しないものなので、負債の( 21 )を( 11 )をみなして企業価値を計算する  ことも多い※8。 【アドバイス】※6 ここもわかりにくいかもしれないが、詳細は次の Section 以降の学習で理解できるので、軽く読み進めるようにする。 【用語】※7 ( 21 ):帳簿で把握される価額。 【アドバイス】※8 診断士試験では、負債の( 21 )=( 11 )という問題が多い。

    企業価値の最大化, 企業価値, 自己資本, 時価総額, 負債, 経営活動, 株主, 債権者, 市場価値, 株式価値, 負債価値, 株主価値, キャッシュフロー, 期待値, 期待収益率, 配当割引モデル, 配当金, 成長率, 負債利子額, 負債利子率, 簿価

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    Chapter 6 ファイナンスⅠ Section 2 株価の計算 【ポイント】  ① 配当割引モデルによる理論株価の計算をできるようにする。  ② 株価、配当が関連する指標の式を押さえる。 1.( 1 )の計算   ここでは、( 1 )の計算や( 2 )の計算において重要な考え方である( 3 )、( 1 )の妥当性などを評価する各種指標について  学習する。 2.( 1 )の( 4 )    ( 1 )を保有することによって得られる収益は、1年後に( 5 )を受け取り、その直後に売却する場合を想定したとき、( 5 )  による収入と売却による収入によって構成される。つまり、( 1 )の( 4 )は( 6 )(( 7 ))と( 8 )(( 9 ))を  合計したものとして表される※1。 【アドバイス】※1 まずは、( 6 )=( 7 )、( 8 )=( 9 )という用語の対応を押さえる。 3.( 3 )   ( 3 )とは、( 1 )の( 10 )は、現在の1株の保有によって将来得られる( 11 )を投資家の( 4 )で割り引いた( 12 )  である、と考えるもので※2、( 11 )が毎年一定の場合(( 13 ))と、一定の( 14 )で成長する場合(( 15 ))とに分けられる。 【アドバイス】※2 投資家に対する( 16 )である( 5 )が、( 17 )のキーとなるという理論である。 ①( 13 )※3   ( 11 )(D)が毎年一定である場合、将来得られる( 11 )の( 12 )を求める式は次のようなプロセスで導出できる。 【板書】( 13 )→ 画像参照  VE= ( 18 ) ※4  VE:( 1 )(( 19 ))   D:( 11 )   rE:( 4 )  ◆計算例   1年後の配当額が 1,000円、株式の期待収益率 5% の場合      株価(株式の理論価格)= 1,000 / 0.05 = 20,000円 【アドバイス】※3 配当が永久に続くと仮定し、配当を割引することにより株式価値を計算する方法である。 【アドバイス】※4 式(結論)をしっかり押さえる(計算過程は参考である)。 ②( 15 )※5   ( 11 )の( 14 )を g とすると、将来得られる( 11 )の( 12 )を求める式は次のようなプロセスで導出できる。 【アドバイス】※5 配当が一定率で成長すると仮定し、配当を割引することにより株式価値を計算する方法である。 【板書】( 15 )→画像参照 VE= D1 / ( rE ー g ) ※6 VE:( 1 )(( 19 )) D1:( 20 ) rE:( 4 ) rE > g ◆計算例 1年後の配当額が 1,000円、株式の期待収益率 5%、配当期の成長率1%の場合 株価(株式の理論価格)= 1,000 / 0.05 ー 0.01 = 25,000円 【アドバイス】※6 ゼロ成長モデル同様、式(結論)をしっかり押さえる。 ※このように、キャッシュフロー(今回でいうと配当)を資本コスト(今回でいうと投資家の期待収益率)で割り引くことで、何らかの価値を  計算するというのは、ファイナンスのパターンの考え方である。試験攻略上は、この考え方を理解するのではなく、慣れることが重要である。

    株価, 企業価値, 配当割引モデル, 期待収益率, 配当, 配当利回り, インカムゲイン, 値上がり率, キャピタルゲイン, 理論価格, 配当金, 現在価値, ゼロ成長モデル, 成長率, 定年成長モデル, フィードバック, 株式価値, D / rE, 株式の理論価格, 1年後の配当金

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    Chapter 6 ファイナンスⅠ Section 2 株価の計算 4.株価の( 1 )を評価するための各種指標 ①( 2 )(( 3 ))   株主に支払われた( 4 )の総額を( 5 )で割ることによって計算される。  ( 2 )(円)=( 6 )/( 5 ) ※7 【アドバイス】※7 試験攻略上は、式をしっかり覚える。 ②( 7 )※8   1株当たりの( 4 )を、( 8 )で割ることによって計算される。なお、投資をする場合には、( 4 )の( 9 )で計算し、  投資の判断材料とする。  ( 7 )(%)=1株当たり( 4 )/( 8 ) ✖ 100 ※9 【参考】※9 例:配当金 10  株価 100 ➡ 配当利回り 10% ③( 10 )※10   ( 6 )を( 11 )で割ることによって計算される。配当の支払いがどれほどの( 12 )をもってなされているかを表す指標である。   ( 10 )(%)=( 6 )/( 11 )✖ 100 ※11 【アドバイス】※10 簡単に言うと、利益に占める配当の割合である。 【参考】※11 例:配当金 5  利益 100 ➡ 配当性向 5% ④( 13 )(( 14 ))   ( 11 )を( 5 )で割ることによって計算される。   ( 13 )(円)=( 11 )/( 5 ) ⑤( 15 )(( 16 ))※12   株価を( 13 )(( 14 ))で割ることによって計算される。   ( 15 )= ( 8 )/( 13 ) ※13 【アドバイス】※12 ( 8 )と利益の割合であり、( 8 )が割安かどうかを判断する指標になる。 【参考】※13 例: A株価 2,000 利益 100 → PER 20倍 B株価 1,500 利益 100 → PER 15倍 ➡ Bのほうが株価は割安 ⑥( 17 )(( 18 ))   ( 19 )(簿価)を( 5 )で割ることによって計算される。   ( 17 )(円)=( 19 )(簿価)/( 5 ) ⑦( 20 )(( 21 ))   ( 8 )を( 17 )(( 18 ))で割ることによって計算される。※15   ( 20 )(倍)=( 8 )/( 17 )(簿価) 【アドバイス】※14 ( 8 )と( 19 )の割合であり、( 8 )が割安かどうかを判断する指標になる。 【過去問】※15 ・〇か✖で答えよ PERの値が1より小さいと、株価は1株当たり純資産より低く評価されている。(H20-13-b) ・解答:( 22 ) ※⑤のPERと⑥のPBRは日経新聞でもよく登場する指標!

    妥当性, 1株当たり配当金, DPS:Dividend Per Share, 配当金, 発行済株式総数, 配当金総額, 配当利回り, 現在の株価, 見込値, 配当性向, 当期純利益, 余力, 1株当たり当期純利益, EPS:Earnings Per Share, 株価収益率, PER:Price Earnings Ratio, 1株当たり純資産額, BPS:Book-value Per Share, 純資産額, 株価純資産倍率, PBR:Price Book-value Ratio, 〇

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    Chapter 6 ファイナンスⅠ Section 3 DCF法などによる企業価値の算定 【ポイント】  ① フリーキャッシュフローの計算をできるようにする。  ② WACCの計算をできるようにする。  ③ 企業価値の計算をできるようにする。 1.( 1 )の算定(( 2 ))※1   このSection では、( 3 )(( 4 )Chapter 5 の Section 2 参照)に基づいた( 1 )の考え方や計算方法について学習する。 【アドバイス】※1 ( 1 )の算定について、前の Section とは別方法でとらえる。 【板書】( 3 )による( 1 )※2 ( 1 )=FCF1 / ( 1 + r ) 1 + FCF2 / ( 1+ r )2 +・・・(永久に続くと仮定)                 ⇩   ⇩               ( 5 )  ( 6 )  FCFn:( 7 )に発生する( 5 )    r:( 8 )(( 9 )) ※上記計算式は、その資産(企業)が将来にわたり生み出すFCFを( 8 )で割り引いた( 10 )が( 11 )(( 1 ))になるということを  示している 【アドバイス】※2 キャッシュフロー(今回でいうとFCF)を資本コスト(今回でいうと加重平均資本コスト)で割引くことで価値を算定するという点で、 配当割引モデルと同じである。あとは、企業価値の計算要素である「FCF」と「加重平均資本コスト」の計算をしっかり押さえる。 【板書】( 1 )のイメージ※3 ※画像参照 ・( 1 )  ① 企業全体のFCFの( 10 )合計(割引率:( 8 )) ・( 12 )  ② 債権者が獲得するCFの( 10 )合計(割引率:( 13 )) ・( 14 )    株主が獲得するCFの( 10 )合計(割引率:( 15 )) 【アドバイス】※3 ( 1 )を算定する方法はいくつかあるが、左の図から、2大方法として ①( 5 )から算定する方法と②( 12 )と( 14 )(( 15 ))から算定する方法があるとイメージしておく

    企業価値, キャッシュフロー割引モデル, DCF法, Discount Cash Flow Method, フリーキャッシュフロー, 現在価値への割引, n年後, 加重平均資本コスト, WACC, 現在価値, 資産価値, 負債価値, 負債コスト, 株式価値, 株主資本コスト, 配当割引モデル

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    Chapter 6 ファイナンスⅠ Section 3 DCF法などによる企業価値の算定 2.( 1 )(( 2 ))   ( 5 )(以下( 2 ))とは、企業への( 3 )(( 4 )および( 5 ))に対して( 6 )や( 7 )に充てることのできる、  ( 4 )と( 5 )に帰属する( 8 )(以下( 9 ))のことである※4。また、企業が本来の( 10 )によって生み出す( 9 )  ともいえる※5。   ( 11 )を行うことで、どれだけ( 2 )が増加するかが、その( 11 )の価値ということになる。( 2 )は、一般的に以下の  計算式で表される。 【板書】( 2 )※6 ( 2 )=( 12 )+( 13 )ー( 14 )ー( 15 )※7 ( 12 )=( 16 )✖( 1 ー ( 17 )) ( 14 )=( 18 )ー( 19 ) ※( 20 )※8=( 21 )+( 22 )ー( 23 ) 【アドバイス】※6 まずは、結論の式をしっかり押さえる。 【参考】※7 ( 2 )(企業が稼いだ資金)を欠き4項目で表す。直感的な理解があればOK。  ①( 12 )  ② +( 13 )  ➡Chapter 5 のSection 1 で学習した正味CFの式と同じと考える=( 24 )  ③ ー( 14 )=企業の必要資金の増加額  ➡資金に( 25 )影響  ④ ー( 15 ) 【用語】※8 ( 20 ):企業が事業活動を行ううえで必要となる資金のこと(ここでは式を覚え、キャッシュフロー計算書の学習時       ( → Chapter 9 )に理解を深める学習をしよう)。 ①( 2 )の計算式の簡便化   ( 2 )の計算式は、試験対策上、次の❶❷のような条件が与えられる場合がある。  ❶( 15 )は( 13 )と同額    企業が一定の規模を維持するためには、( 13 )と( 26 )をするという考え方である。   よって、( 2 )の計算上、( 13 )と( 15 )が相殺される。  ❷( 20 )の増減額は考慮しない    ( 27 )が前提となり、( 21 )や( 23 )は無視することができる。さらに、生産した製品がすぐに販売されるという前提から   ( 22 )も無視することができる。よって、( 20 )の増減額は考慮しないことが多い。  以上により、( 2 )は次のように表すこともできる。 【板書】( 2 )の計算式の簡便化※9 ( 2 )=( 12 )+( 13 )ー( 14 )ー( 15 )=( 12 )  ※( 13 )=( 15 ),( 14 )がゼロの場合に限る 【アドバイス】※9 試験では、簡便化された式もよく出題されるので押さえておく。

    フリーキャッシュフロー, FCF, 資金提供者, 債権者, 株主, 利払い, 配当, キャッシュフロー, CF, 事業活動, 事業投資, 税引前営業利益, 減価償却費, 運転資金増加額, 投資額, 営業利益, 税率, 当期運転資金, 前期運転資金, 運転資金, 売上債権, 棚卸資産, 仕入債務, 投資のリターン, マイナス, 同額投資, 現金取引

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    Chapter 5 ファイナンスⅠ Sectiono 3 DCF法などによる企業価値の算定 3.( 1 )(( 2 ))    ( 1 )とは、複数の( 3 )がある場合、( 4 )の総額が( 5 )の総額に占める割合のことである※10。   ( 1 )は、債権者の( 6 )と株主の( 7 )を( 8 )することによって計算することができる※11。   なお、( 9 )(あるいは( 10 ))の価値および( 11 )の価値は、それぞれ( 12 )を用いる。    ( 1 )は、次の計算式により求めることができる。 【板書】( 1 )(( 2 ))※12 ( 1 )=( E ✖ rE + D ✖ rD ✖ ( 1 ー t )      = E / ( E + D ) ✖ rE + D / ( E + D ) ✖ rD ✖ ( 1 ー t )  E:( 9 )の価値   rE:Eの( 13 )  D:( 11 )の価値  rD:Dの( 13 )  t:( 14 ) ◆計算例  負債 300円(税引前資本コスト 4%)、純資産 200円(資本コスト 5%)、税率 40%の場合  ( 1 )= 5% ✖ 200 / ( 200 + 300 ) + 4% ✖ 300 / ( 200 + 300 ) ✖ ( 1 ー 0.4 )      = 3.44 %  ( 1 )の計算のポイントは下記3点になる。 【板書】( 1 )計算のポイント → 画像参照 ( 13 )を使っている資金の割合でウェイト付けする ウェイト付けするときの資金額は( 12 )を用いる ( 6 )率は税引き後とする※13 【アドバイス】※10 簡単に言うと、「( 15 )」である。 【アドバイス】※11 なぜ負債のコスト率と自己資本のコスト率が異なるのかは、Chapter 7 の「証券投資論」で学習する 【アドバイス】※12 試験では、①WCAA単体でも②企業価値計算の一部としてもよく出題される。次ページのポイント3点を意識しながら計算の学習をする。 【参考】※13 なぜ純資産のコスト(配当)は税引き後にしないのかというと、配当は税引後の利益から実行される性質があるため、税金計算上考慮されないからである。

    加重平均資本コスト, WACC:Weighted Average Cost of Capital, 資金調達源泉, 調達源泉別のコスト, 資金調達, 負債コスト, 期待収益率, 加重平均, 自己資本, 株主資本, 他人資本, 時価, 資本コスト, 税率, 平均資本コスト率

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    Chapter 5 ファイナンスⅠ Section 3 DCF法などによる企業価値の算定 4.( 1 )の計算   資本コストに関しては、( 2 )と( 3 )の両者から構成される( 4 )の価値の計算でるため、( 5 )(( 6 ))と  ( 7 )(( 8 ))の両者をそれぞれの相対的な大きさでウェイトづけした( 9 )が使用される。そして、( 10 )を  ( 9 )(( 11 ))で割り引くことで( 1 )を計算する※14。 【アドバイス】※14 前述したとおり、( 12 )を( 13 )で割り引くという、ファイナンスがよく用いる考え方で( 1 )を算定する。 あとは結論の式(( 10 )÷( 11 ))をしっかり押さえる。 【板書】( 14 )による( 1 )(( 10 )が毎年同額の場合)→ 画像参照        lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーl        l          l          l        l   ( 1 )    l   ( 14 )   l  ( 10 )  l          l          l ( 11 )        l ※事業が生み出す l          l        l  将来( 15 )  l          l        l          lーーーーーーーーーーl        l          l          l        l          l   ( 16 )   l        l          l          l        lーーーーーーーーーーlーーーーーーーーーーl  ( 1 )= ( 10 )/ r ※15  r =( 9 )(( 11 )) ◆計算例  FCF 100円(永久に続くと仮定)、WACC が 10%の場合  ( 1 )= 100 ÷ 10% = 1,000円 【アドバイス】※15 結論の式をしっかり押さえる。

    企業価値, 負債, 自己資本, 企業全体, 負債コスト, 利子率, 自己資本コスト, 株式の期待収益率, 加重平均資本コスト, FCF, WACC, キャッシュフロー, 資本コスト, 負債価値, CF, 株式価値

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    Chapter 6 ファイナンスⅠ Section 4 最適資本構成 【ポイント】  ① 資金調達の分類を押さえる。  ② MM理論の結論を押さえる。   ファイナンス理論の目的は、( 1 )である。そこで、( 2 )を( 3 )するような( 4 )が存在するか考察する。 1.( 5 )   企業の( 6 )は、( 7 )が( 8 )か( 9 )にあるかで分類される※1。  ( 10 )は、( 8 )を( 7 )とするため( 11 )ともいい、( 12 )、( 13 )、( 14 )がある※2。  ( 13 )は、金融機関などを通じて間接的に資金調達する形態であり、( 14 )は、( 15 )と通じて( 16 )、( 17 )等により  ( 6 )する形態である。   ( 18 )は、企業自らの( 19 )による成果であり、狭義には( 20 )のみであるが、広義には( 21 )も含まれる。 【板書】( 5 )※3  → 画像参照 【アドバイス】※1 分類の正誤判定問題がよく問われるので、その視点から学習するようにする。 【過去問】※2 ・〇か✖で答えよ 株式発行による調達は、長期資金であり、外部金融である。(H21-12-ア) ・解答:( 22 ) 【アドバイス】※3 特に、( 4 )として見落としやすい「( 12 )」「( 20 )」「( 21 )」を押さえておく。 【用語】※4 ( 12 ):売上や仕入れによって生じる債権債務のこと。ここでは「( 23 )」と「( 24 )」ととらえておけばよい。

    企業価値の最大化, 企業価値, 最大化, 資金調達手段, 資金調達構造, 資金調達, 資金調達源泉, 企業外部, 内部, 外部金融, 外部資金調達, 企業間信用, 間接金融, 直接金融, 資本市場, 社債発行, 株式発行, 内部金融, 資本運用, 利益留保, 減価償却費, 〇, 買掛金, 支払手形

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    Chapter 6 ファイナンスⅠ(企業財務論) Section 4 最適資本構成 2.( 1 )   ここでは、( 2 )による( 3 )の変化が、企業価値にいかなる影響を与えるかを学習する。このような点について、  ( 4 )を仮定して( 5 )を研究したモデルとして、( 6 )と( 7 )による( 1 )がある※5。 ①( 1 )の仮定※6   ( 1 )は、( 4 )を仮定した理論モデルであり、一般的に、たとえば、( 8 )等の( 9 )はゼロ、( 10 )等の( 11 )はゼロ、  すべての投資家に当該企業に関する情報は的確かつ同時に伝達、などの仮定がある。 ②( 1 )の命題   ❶( 1 )の命題    企業の( 12 )が企業価値に対してどのような影響を与えるかを考慮したのが、( 1 )の命題である。結論※7は、企業価値は   ( 3 )からは独立であるというものであり、この場合、(( 13 )という意味で)最適な( 3 )は存在しないことになる。 【板書】( 1 )の命題 ( 10 )が存在しない市場では、企業価値はその( 3 )に依存しない。※8 【アドバイス】※7 他のファイナンス理論同様、結論をしっかり押さえることが重要である。 【アドバイス】※8 結論の直感的な理解として、得られるキャッシュフローが同一であれば、どのような( 3 )であろうが企業価値に影響は ないというイメージである。 【板書】( 4 )における負債と企業価値の関係※9※10  → 画像参照 【過去問】※9 ・〇か✖で答えよ 法人税がないと仮定したとき、企業価値は資本構成と無関係である。(H20-18-a) ・解答:( 14 ) 【過去問】※10 ・〇か✖で答えよ 法人税がないと仮定したとき、企業価値は負債の利用度が高まるほど高まる。(H20-19-b) ・解答:( 15 )  ❷( 1 )の( 16 )    現実の世界には( 10 )が存在する。( 10 )を考慮した場合、企業価値にはどのような影響があるのか。 【板書】( 1 )の( 16 )  → 画像参照 ( 10 )が存在するとき、( 17 )による( 18 )のため、( 19 )が高まるほど( 18 )の( 20 )ぶんだけ企業価値は上昇する。   VL=Vu + t ✖ DL ※12   Vu:借入のない企業価値(U社)   t:税率   VL:借入のない企業価値(L社)  DL:負債額 ※U社とL社は資本構成以外の条件がすべて同様であると仮定する 【アドバイス】※11 結論の直感的な理解として、法人税を考慮すると( 21 )が税金によって( 22 )する分、企業価値が大きくなるというイメージがあれば 十分である。 【アドバイス】※12 結論をしっかり押さえることが重要である。特に、両者の企業価値の差が「 t ✖ DL 」になることをしっかり記憶する。  法人税を考慮すると、( 18 )の( 20 )ぶんだけL社の企業価値が大きくなる。これは、( 17 )企業(L社)のほうが、 ( 18 )分だけ投資家にもたらされる( 23 )が大きくなることを反映しており、「 t ✖ DL」は( 18 )に伴う企業価値の( 24 ) ととらえられるのである※13※14。 【過去問】※13 ・〇か✖で答えよ 法人税が存在する場合、企業価値は資本構成とは無関係である。(H20-18-c) ・解答( 25 ) 【過去問】※14 ・〇か✖で答えよ 法人税が存在する場合、企業価値は負債の利用度が高まるほど高まる。(H20-18-d) ・解答:( 26 ) 【過去問】※15 ・〇か✖で答えよ B社と資産内容が全く同じで毎期同じキャッシュフローを生み出せるC社が存在するものとする。C社とB社では資本構成のみが 異なっており、B社は全額株主資本であるが、C社は 5,000 万円負債を利用している。法人税率が 40%であるとき、B社の企業価値と C社の企業価値の差はいくらか。(H22-2-14改題) ・解答:( 27 )  ( 1 )の( 16 )によると、( 19 )を上昇させるほど企業価値が高まることになる。一方で、( 16 )では考慮されない 「( 23 )※16」を考慮すると、負債がもたらす( 23 )によるマイナス効果と、( 18 )によるプラス効果の( 29 )を考慮して、 最適な( 3 )を検討する必要がある(( 30 ))。 【用語】※16 ( 28 ):企業が倒産した場合に発生するさまざまなコストの総称。

    MM理論, 負債, 資本構成, 完全資本市場, 最適資本構成問題, モジリアーニ, ミラー, 売買手数料, 取引コスト, 法人税, 税金, 資金調達方法, 企業価値を最大化する, 〇, ✖, 修正命題, 負債利用, 節税効果, 負債比率, 現在価値, 負債コスト, 減少, キャッシュフロー, 増分, ✖, 〇, C社の企業価値はB社より 2,000万円大きい。MM理論の結論より、両者は負債 ✖ 税率( 5,000 万円 ✖ 40%)だけ企業価値が異なる。, 倒産コスト, トレードオフ関係, トレードオフモデル

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    Chapter 6 ファイナンスⅠ Section 4 最適資本構成 【ミニテスト】 ファイナンスの目的は企業価値の最大化である。 配当割引モデル(ゼロ成長モデル)は、配当金を株式の期待主上率で割ることによって理論株価を算定する理論モデルである。 配当利回りは、利益 ÷ 配当金で計算される。 配当性向は、配当金 ÷ 利益で計算される。 PERは、利益 ÷ 株価で計算される。 FCFは、税引後営業利益 + 減価償却費 ー 運転資金増加額 ー 投資額で計算される。 WACCは、負債コストと自己資本コストを資金の使用割合で加重平均して計算される。 企業価値は、FCF ÷ WACCで計算される。 MM理論によると、法人税がない場合、企業価値は資本構成に依存しない。 MM理論によると、法人税がある場合、負債の金額だけ、負債のない会社より、負債のある会社の企業価値が大きい。

    〇, 〇, ✖, 〇, ✖, 〇, 〇, 〇, 〇, ✖

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    Chapter 7 ファイナンスⅡ(証券投資論) Section 1 個別証券のリターンとリスク 【ポイント】  ① 安全資産と危険資産のリターンの計算要素を押さえる。  ② 分散と標準偏差の計算をできるようにする。 1.( 1 )とは    ここでは、( 2 )に投資した際、( 3 )の変化により、どの程度の( 4 )を見込めるのか、またその変動の可能性は   どの程度か、ということを考察する。投資家の視点で考えていく※1。 2.( 1 )の考え方 ①( 5 )の考え方   ファイナンス理論では、( 5 )を( 6 )と( 7 )に分類して説明することが多い※2。  ( 6 )とは( 8 )の( 5 )であり、( 9 )((一般的には、10年物の( 10 )の( 11 )など)で運用される資産のことである。  これに対して、( 7 )とはリスクのある( 5 )であり、( 9 )にそのリスクに対する( 12 )(追加的なリターン)を上乗せした  リターンで運用される資産のことである。 【板書】( 6 )と( 7 )の比較 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l        l   ( 6 )   l    ( 7 )     l ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l リスク    l    0     l ( 4 )の( 14 )  l ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l リターン   l   ( 9 )   l ( 9 )+( 12 )  l ※3 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【アドバイス】※3 危険資産のリターンは、( 9 )を基準に、( 12 )(リスクにチャレンジした( 13 ))が上乗せされるイメージをもっておく。 3.( 2 )(( 7 ))のリターン   ( 7 )におけるリターンを考える場合、( 14 )が不確実なので、その( 4 )も不確実である。  そこで、ファイナンス理論では( 14 )を( 15 )ととらえて、( 16 )における期待値をリターンの尺度として用いる。   すなわち、リターンとは、( 17 )の( 18 )に各状況における( 7 )の証券の( 4 )を掛けたものの合計である( 19 )  として計算され、これを( 20 )という。 ( 20 )(%)=Σ(( 21 )の( 18 )✖ 各状況における( 4 ))※4 【参考】※4 Σ(シグマ)は合計を意味する。   ある証券(A証券)への投資を行うとする。この証券は、為替相場の変動により収益率が変動し、為替相場の変動と確率および変動ごとの  A証券の変動率は次のようになっているとする。  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l 為替相場 l  確率  l  収益率  l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l  円高  l  0.4   l  20%   l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l  不変  l  0.4   l  10%   l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l  円安  l  0.2   l   5%   l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   ここで、このA証券投資に対しての予測される収益率(( 20 ))は、( 22 )における( 23 )の方法で求めることができる。   ( 19 )=(とる可能性のある値 ✖ 確率)の和   したがって、このA証券投資の( 20 )は、     20% ✖ 0.4 + 10% ✖ 0.4 + 5% ✖ 0.2 = 13%   となり、このA証券の期待収益率をリターン※5と表現する。 【アドバイス】※5 リターンは唯一、( 23 )することがポイントであることを押さえておく。

    証券投資論, 個別証券, 外部環境, 収益率, 投資対象, 安全(無リスク)資産, 危険(リスク)資産, リスクゼロ, リスクフリーレート, 国債, 利息, リスクプレミアム, 見返り, 将来キャッシュフロー, 確率変数, 確率分布, 各経済状況, 発生確率, 期待値, 期待収益率, 経済状況, 確率論, 期待値計算

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    Chapter 7 ファイナンスⅡ Section 1 個別証券のリターンとリスク 4.( 1 )(( 2 ))のリスク   ( 2 )におけるリスクとは、( 2 )の( 3 )の変動のことであり、当該資産が取り得る( 4 )の( 5 )の程度を示している。  言いかえれば、( 3 )が( 6 )からどの程度乖離しているかということであり、この測定尺度として( 7 )あるいは( 8 )※6が  用いられ、これらが大きいほどリスクが高いと判断される。  ( 7 )= Σ{(各状況における( 3 )ー( 6 ))² ✖ ( 9 )}  ( 8 )= √( 7 )   A証券の( 8 )は、次のようなプロセスで計算できる。  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l 為替相場 l 確率 l 収益率 l 期待収益率 l 偏差※l 偏差² l 偏差² ✖ 確率 l 分散 l 標準偏差 l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l  円高  l 0.4  l  20% l       l  7% l  49  l   19.6   l    l      l  lーーーーーーーーーーーーーーー l       lーーーーーーーーーーーーーーーー l    l      l  l  不変  l 0.4  l  10% l   13%  l ー3% l   9  l    3.6   l  36 l  6%   l  lーーーーーーーーーーーーーーー l       lーーーーーーーーーーーーーーーー l    l      l  l  円安  l 0.2  l   5%  l        l ー8% l  64  l   12.8   l    l      l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  ※収益率 ー 期待収益率   このA証券の( 7 )や( 8 )は、A証券投資への( 5 )の度合いであり、これをA証券投資へのリスクと考えることができる。  また、これから先の議論では、( 8 )をリスクを表す概念として取り上げていく。 【アドバイス】※6 ( 7 )や( 8 )は、統計学から生じた概念で理解が難しいので、式を丸暗記して対応する。参考として、 「各状況における( 3 )-( 6 )をベースにしているため、( 5 )が大きいほど( 7 )や( 8 )も大きくなるイメージが もてたらOK。 【過去問】※7 ・〇か✖で答えよ 投資利益率 4%(確率 0.3)、6%(確率 0.4)、7%(確率 0.3)の条件のもと、分散は ( 4 ー 5.7)² ✖ 0.3 + ( 6 ー 5.7)² ✖ 0.4 + ( 7 ー 5.7)² ✖ 0.3 で表される。(H20-19改題) ・解答:( 10 ) ※1次試験は電卓が使えないため、式だけで正誤判断をする問題もある。 5.リスク回避的投資家    投資家は、投資において直面する( 11 )を基準に( 12 )を計算して意思決定をしている。つまり、投資家は( 13 )に   応じて( 12 )を決定しており、追加的に( 14 )が発生すると、それに対してさらに( 15 )を要求する。   このような投資家をリスク回避的投資家という。ファイナンスでただ単純に「投資家」と表記されている場合はリスク回避的投資家を   示していると考えてよい。 【板書】リスク回避的投資家の行動パターン※8  ◆( 16 )の資産がある場合 ➡ ( 12 )の大きい方を選択する  ◆( 17 )の資産がある場合 ➡ ( 11 )の小さい方を選択する 【アドバイス】※8 リスク回避的投資家の行動パターンをベースにファイナンス理論が展開していくので、しっかり押さえる。

    個別証券, 危険資産, 収益率, 収益性, ばらつき, 期待収益率, 分散, 標準偏差, 発生確率, 〇, リスク, リターン, 負担するリスク, リスク負担, リスクプレミアム, 同一リスク, 同一リターン

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    Chapter 7 ファイナンスⅡ Section 2 ポートフォリオのリターンとリスク 【ポイント】  ① グラフ上、効率的フロンティアがどこになるかを押さえる。   ここでは、( 1 )((複数の( 2 )を組み合わせた場合)のリターンとリスクについて学習する※1。  簡便化して、2つの( 2 )の場合について見ていくことにする。 1.( 1 )のリターンとリスク    Section 1 のA証券に組み合わせる証券として、B証券を取り上げる。( 3 )の変動ごとのB証券の( 4 )は、次のようになっている。      ーーーーーーーーーーーーーーーーー    l 為替相場 l 確 率 l 収益率 l    lーーーーーーーーーーーーーーーー l    l  円高  l  0.4  l  3%  l    lーーーーーーーーーーーーーーーー l    l  不変  l  0.4  l  7%  l    lーーーーーーーーーーーーーーーー l    l  円安  l  0.2  l  10%  l    ーーーーーーーーーーーーーーーーー    A証券と同様に、B証券について期待収益率、標準偏差を計算すると次のようになる。    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l 為替相場 l 確率 l 収益率 l 期待収益率 l 偏差 l 偏差² l 偏差² ✖ 確率 l 分散 l 標準偏差 l    lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーl    l  円高  l 0.4  l   3% l       l ー3% l  9  l   3.6    l    l      l    l―-------------- l       l---------------- l    l      l    l  不変  l 0.4  l   7% l  6%   l  1% l  1  l   0.4    l 7.2  l ≒ 2.68  l    lーーーーーーーーーーーーーーー l       l---------------- l    l      l    l  円安  l 0.2  l   10% l       l  4% l  16  l   3.2   l    l      l    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ①( 1 )の( 5 )   ここで、保有資金の 60 % をA証券、 40 %をB証券に振り向けたとすると、( 1 )の( 5 )は次のようになる。  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l 為替相場 l 確率 l     ( 1 )の収益率※2                           l ( 1 )の( 5 )  l  lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーl  l  円高  l 0.4  l A証券の収益率 20% ✖ 組み入れ比率 0.6 + B証券の収益率 3% ✖ 組み入れ比率 0.4% = 8.8 % l 13.2% ✖ 0.4% + 8.8% l  lーーーーーーl----lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l ✖ 0.4 + 7% ✖ 0.2   l  l  不変  l 0.4  l A証券の収益率 10% ✖ 組み入れ比率 0.6 + B証券の収益率 7% ✖ 組み入れ比率 0.4% = 8.8 % l = 10.2%       l  lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l            l  l  円安  l 0.2  l A証券の収益率 5% ✖ 組み入れ比率 0.6 + B証券の収益率 10% ✖ 組み入れ比率 0.4% = 7%  l            l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   ( 1 )の( 5 )は、A証券の( 5 )13%とB証券の( 5 )6%の加重平均となっており、       13% ✖ 0.6 + 6% ✖ 0.4 = 10.2%   で求められる。 【アドバイス】※2 リターンについて A 60:B 40 で加重平均しているだけで、特別な計算をしているわけではない。   ②( 1 )の( 6 )   次に( 1 )の( 6 )を算定すると、次のようになる。  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l 為替相場 l 確率 l 収益率 l 期待収益率 l 偏差 l 偏差² l 偏差² ✖ 確率 l 分散 l 標準偏差 l  lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーl  l  円高  l 0.4  l 13.2% l       l  3%  l  9  l  3.6     l    l      l  lーーーーーーlーーーーlーーーーーl       lーーーーl ーーーー l ーーーーーーー l    l      l  l  不変  l 0.4  l  8.8% l  10.2%  l ー1.4% l  1.96 l  0.784    l 6.342 l ≒ 2.54% l  l‐-----l----l-----l       lーーーーl ーーーー l ーーーーーーー l     l      l  l  円安  l 0.2  l     l       l ー3.2% l  10.24 l  2.048    l     l      l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   A証券の( 6 )とB証券の( 6 )の加重平均は、      6% ✖ 0.6 + 2.68% ✖ 0.4 = 4.672%   ですが、( 1 )の( 6 )は実際には上の表のように 約 2.54% です。A証券とB証券を組み合わせることによって、   加重平均よりも( 6 )が低くなる※3。 【アドバイス】※3 なぜポートフォリオのリスクが加重平均より低くなるかは Section 3 の共通分散と相関係数で説明する。 ③ 保有割合の変化   ここまで、保有資金の 60% をA証券、40% をB証券に振り向けるものと仮定して考察してきましたが、この組み合わせは変化させることができる。  組み合わせ比率を「A証券 100%、B証券 0%」から「A証券 0%、B証券 100%」まで、10% ずつ変化させた場合のそれぞれの( 5 )と( 6 )、  さらに( 6 )が最低になる場合の( 5 )と保有割合を同じ要領で計算し、一覧にしたものが次の表である※4。  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l 保有割合( % ) l 期待収益率( % ) l 標準偏差( % )  l  lーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー l  l A 100 , B 0 l     13.0  l   6.00    l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l A 90 , B 10 l     12.3  l   5.13    l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l A 80 , B 20 l     11.6  l   4.27    l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l A 70 , B 30 l     10.9 l   3.40    l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l A 60 , B 40 l     10.2  l   2.54    l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l A 50 , B 50 l      9.5  l   1.67    l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l A 40 , B 60 l      8.8  l   0.82    l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l A 31 , B 69 l      8.17  l   0.21(最低)l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l A 30 , B 70 l      8.1  l    0.22    l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l A 20 , B 80 l      7.4  l    0.96    l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l A 10 , B 90 l      6.7   l    1.82    l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l A 0 , B 100 l      6.0   l    2.68    l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【アドバイス】※4 まずは、A、Bの保有割合を変えることで期待収益率や標準偏差が変動すること、A31、B69 よりAの保有比率を引き下げると 期待収益率が減少し、標準偏差が上昇しているイメージをもっておく。

    ポートフォリオ, 証券, 為替相場, 収益率, 期待収益率, 標準偏差

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    Chapter 7 ファイナンスⅡ(証券投資論) Section 2 ポートフォリオのリターンとリスク 2.効率的ポートフォリオ   A証券とB証券の保有割合を変化させたときの、それぞれのポートフォリオにおける( 1 )と( 2 )をグラフに表示する。 【板書】効率的ポートフォリオ  ➡ 画像参照   このグラフからわかるように、保有割合を「A:100 %、B: 0 %」からAの割合を減少させる(Bの割合を増加させる)につれて、  ( 3 )も( 4 )も低下してくるが、「A: 31%、B: 69%」の組み合わせで( 4 )が最低となり、その後は、( 3 )は低下するが  ( 4 )は上昇する、ということになっている。   このことから、bからcのポートフォリオについては、同じ( 2 )で( 3 )の高いポートフォリオがあるために選択されないことがわかる。   したがって、A証券とB証券のポートフォリオとして選択が行われるのは、aからbの組み合わせの任意の点である※7。  また、aからbの組み合わせを効率的ポートフォリオといい、効率的ポートフォリオの集合体である曲線 a bを( 5 )※6という。 【アドバイス】※5 b c間で投資をされないのは、( 6 )を取ったときに、より高い( 1 )を得られるポイントがあるためである。 【アドバイス】※6 どこが( 6 )になるかを押さえる。 【過去問】※7 ・〇か✖で答えよ (無リスク資産が存在しない場合)合理的な投資家は、(左記グラフの)a ー c 間から、各人のリスク許容度に応じてポートフォリオを 選択する。(H28-18改題) ・解答:( 7 )

    リターン(期待収益率), リスク(標準偏差), 期待収益率, 標準偏差, 効率的フロンティア, 同じリスク, ✖

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    Chapter 7 ファイナンスⅡ(証券投資論) Section 3 共分散と相関係数 【ポイント】  ① 相関係数の数値から、2つの証券の相関性を判断できるようにする。  ② 相関係数の数値から、リスク分散効果の大小関係を判断できるようにする。 1.はじめに   Section 2 で見たように、ポートフォリオの( 1 )は、A、B両証券の( 1 )の( 2 )を計算することで求めることができた。      13% ✖ 0.6 + 6% ✖ 0.4 = 10.2%    しかしながら、ポートフォリオの( 3 )については、同様に( 2 )で計算しても同じ効果を得ることはできない。       6% ✖ 0.6 + 2.68% ✖ 0.4 = 4.672%( ‡ 2.54%)    このSection では、この理由を明らかにするための概念である共分散と相関係数を学んでいく※1。 【アドバイス】※1 まずは、共分散や相関係数を計算することにより、ポートフォリオを構成する証券の連動度合いを把握することができるイメージをもって 読み進める。 2.( 4 )   ( 4 )とは、( 5 )(( 6 )など)により2つの証券がどの方向に動くのか、また、その動きの( 7 )はどの程度かを  判断する概念である。 ①( 8 )の計算   ( 4 )を求めるには、2つの証券の( 8 )の計算をする。   ➡ 画像参照  ( 4 )は、次の式で求めることができる。  ( 4 )=Σ(A証券の( 8 )✖ B証券の( 8 )✖( 9 ))   すなわち、( 4 )とは、2証券の( 8 )の積の( 10 )と考えることができ、具体的に計算すると次のようになる。   ➡画像参照   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   l 為替相場 l 偏差A ✖ 偏差B ✖ 確率 l  合計  l   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   l  円安  l   ( 11 )     l      l   ーーーーーーーーーーーーーーーーーー l      l   l  不変  l   ( 12 )     l ( 14 ) l   ーーーーーーーーーーーーーーーーーー l ( 4 )  l   l  円安  l   ( 13 )     l      l   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ② ( 8 )の( 15 )   ここで、この表の( 8 )の( 15 )に着目する。( 6 )に対し、2つの証券の( 8 )の( 15 )が同じであれば、両方の  ( 16 )は同じ方向(たとえばA証券の( 16 )がプラスならB証券はマイナス)に動くことを示している。   また、( 4 )はこの( 8 )の積は( 10 )なので、( 4 )の( 15 )がプラスであれば反対の方向に動くと予想することができる※2。 【アドバイス】※2 共分散は計算の基礎が偏差と偏差の積となるため、同じ動きをする証券であれば数値が正に l (+ x +) or ( - x -) l、逆の動きをする証券であれば数値が 負( + x -)となることを押さえる。

    期待収益率, 加重平均, 標準偏差, 共分散, 環境変化, 為替相場の変動, 相関性, 偏差, 確率, 期待値, 7% ✖ (ー3%)✖ 0.4 = ー8.4, ー3% ✖ 1% ✖ 0.4 = ー1.2, ー8% ✖ 4% ✖ 0.2 = ー6.4, ー16, 符号, 収益率

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    Chapter 7 ファイナンスⅡ(証券投資論) Section 3 共分散と相関係数 3.( 1 )   ( 1 )とは、2つの証券の動く方向を( 2 )と同じようにプラスやマイナスの符号で、また、2つの証券の( 3 )の程度を( 4 )までの  範囲として表したもので、次の式で計算できる※3。  ( 1 )=( 2 )※4 /(A証券の( 5 )✖ B証券の( 5 )   ( 1 )は( 4 )の範囲の数値で表され、符号は2つの証券の動く方向を示し、また、数値の( 6 )が 1 に近づくほど( 7 )は高いと  判断される。   ここで、具体的にA、B両証券の( 1 )を求めてみると、次のようになる。     ( 1 )(ρ:ロー)= ー16 / 6% ✖ 2.68% ≒ ー0.995   この結果、A、B証券は負の( 8 )が非常に強い、ということがわかる。   さらに、( 1 )の符号とその数値の大きさにより、2つの証券の( 7 )を次のように分類することができる※5。    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ※6    l  ρ = 1   l ( 9 )に動く   l    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l 0 < ρ < 1  l( 10 )に動く   l    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l  ρ = 0   l ( 11 )動く    l    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l -1 < ρ < 0  l ( 12 )に動く   l    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l  ρ = -1  l ( 13 )に動く   l    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【参考】※3 ( 1 )は、Excelの CORREL という関数で計算することが可能であり、実務上さまざまなものの( 7 )を判断することに役立つ。 【アドバイス】※4 ( 1 )の式の理解は数学的に難解なため、丸暗記してしまう。 【アドバイス】※5 試験攻略上、相関係数の数値から、( 14 )が判断できるようになることが重要である。 【過去問】※6 ・〇か✖で答えよ 相関係数がゼロの場合、2証券は相互に独立であるといわれる。 ・解答:( 15 ) 4.( 1 )と( 16 )   ( 1 )と( 17 )のリスクとリターンの関係を図示すると、次のようになる。 【板書】( 1 )と( 16 )※7  ➡ 画像参照   このように、( 8 )が 1 とならないような(いいかえれば 2つの証券の動く方向が全く同じものでないような)証券を組み合わせる  ことにより、リスクの( 18 )をはかることが可能となり、これを( 17 )の( 19 )という※8。 【アドバイス】※7 分散効果により、リスクが引き下がる(線が左に曲がる)イメージが持てたらOK。 【過去問】※8 ・〇か✖で答えよ 資金を2つの証券に分散して投資を行う場合、投資収益率のリスク低減効果が最大になるのは、2つの証券の投資収益率が完全に 負相関している場合である。(H22-16改題) ・解答:( 20 )

    相関係数, 共分散, 相関性, ー 1 から + 1, 標準偏差, 絶対値, 相関性, 相関関係, 全く同じ方向, 同じ方向, 全く関係なく, 別の方向, 全く反対の方向, 連動度合い, 〇, ポートフォリオ効果, ポートフォリオ, 低減, リスク分散効果, 〇

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    Chapter 7 ファイナンスⅡ(証券投資論) Section 4 CAPM 【ポイント】  ① 安全資産を含んだ場合の効率的フロンティアがグラフ上どこになるかを押さえる。  ② 個別リスクと市場リスクの違いを理解する。  ③ CAPMの計算をできるようにする。  ( 1 )(( 2 ))、すなわち( 3 )(( 4 ))モデルとは、効率的資本市場の理論において、 「( 5 )の高い証券ほど( 6 )は高くなる」という関係を説明するモデルである※1。 【アドバイス】※1 まずは、( 7 )は「( 8 )の( 6 )」を計算するためのものであるイメージをもって読み進める。 1.( 9 )を含む( 10 ) ①( 10 )   このSection では、さらに( 9 )への投資を考慮に入れる。( 9 )とは、( 11 )でリターンが得られる資産(( 12 )など)  のことをいう。   ( 9 )を考慮する場合には、投資家は次の図の( 13 )上の点で( 9 )と( 14 )の組み合わせを決定することになる(( 15 ))※2。   つまり、( 14 )であるA証券とB証券の組み合わせ比率が接点である( 16 )で固定されるのである。P’とP”を比較すれば、  同じリスクでリターンが高いP’が選択されるということである※3。 【板書】( 9 )を含む( 10 )(( 15 ))  ➡ 画像参照   ( 9 )を考慮すると、すべての投資家は図表の接点 T の組み合わせとなるポートフォリオ T と、( 9 )に投資することになる。  投資家の間で異なるのは、( 14 )のポートフォリオ T と( 9 )の( 17 )であり、( 14 )の( 17 )は同じになる※6。  このように、すべての投資家が( 18 )と、( 9 )の2資産のみが市場に存在するかのように投資するとき、T のことを( 19 )とよぶ。 【アドバイス】※2 「( 9 )を含む( 10 )」の別称が「( 15 )」であることは、よく問われているので押さえる。 【アドバイス】※3 この理解は、なぜそうなるのかが一番難しいので、結論をしっかり押さえる。 【アドバイス】※4 結論として、( 10 )が直線FF’になることを押さえる。特徴は、① 直線になること(( 9 )は( 11 )なため、( 20 )が生じない) ②( 14 )の投資集合に接すること(接線より下よりの線では、低いリターンになってしまい、上の線では存在しない投資集合になるため)である。 【過去問】※5 ・〇か✖で答えよ (無リスク資産が存在する場合)効率的フロンティアは(左記板書の)FF'で表される。(H21-17改題) ・解答:( 21 ) 【アドバイス】※6 直線FF’上では、安全資産とリスク資産のポートフォリオの割合が異なる一方で、リスク資産の構成割合は一定になる。

    CAPM, Capital Asset Pricing Model, 資本資産価格形成, 評価, 市場リスク, 期待収益率, CAPM理論, 個別証券, 安全資産, 効率的フロンティア, リスクゼロ, 短期国債, 直線FF', リスク資産, 資本市場線, T点, 組み合わせ比率, リスク資産 T, 市場ポートフォリオ, リスク分散効果, 〇

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    Chapter 7 ファイナンスⅡ(証券投資論) Section 4 CAPM 2.( 1 ) ①( 2 )と( 3 )   証券のリスク(( 4 ))は、次のように( 2 )と( 3 )の和として表すことができる。 【板書】( 2 )と( 3 )※7  証券のリスク(( 4 ))=( 2 )+( 3 ) ・( 2 )  ◆( 5 )に固有の( 6 )(研究開発の成否など)で、( 7 )により( 8 )できる。  ◆( 9 )、( 10 )ともいう ・( 3 )  ◆( 11 )に関連して起きる( 12 )の変動(( 13 )など)で、( 7 )でも( 8 )できない  ◆( 14 )、( 15 )ともいう   Section 2 「ポートフォリオのリターンとリスク」で学習したように、動き方の異なる証券(( 16 )が1より少ない値をとる)  をポートフォリオに加えて、( 17 )を増やしていくことで、リスクの( 8 )が図られることになる。  次の図は、このポートフォリオ構築による低減をグラフ化したものである。 【板書】ポートフォリオ構築による低減※8  ➡ 画像参照   証券の( 17 )を増やすことにより( 2 )は全体の中で埋没していくが、( 3 )は消去できない。したがって、 ( 17 )を増やし十分に( 18 )されたおポートフォリオは、( 2 )が極小化ないし消去され、もっぱら( 3 )の影響を 受けることになる。 ②( 19 )   ( 20 )は、各証券の( 3 )から影響される度合いを測る尺度である※9※10。 ( 20 )とは、株式市場が 1% 変化したときに、任意の株式の( 21 )が何%変化するかを表すもので、この値が大きい 株式は( 22 )が高いということになる。 【板書】( 20 )と( 5 )の関係 ◆ β > 1 の場合 ➡ ( 5 )のリターンが( 23 )に動く傾向がある ◆ β = 1 の場合 ➡ ( 5 )のリターンが( 24 )に動く傾向がある ◆ β < 1 の場合 ➡ ( 5 )のリターンが( 25 )動く傾向がある 【過去問】※7 ・〇か✖で答えよ システマティック・リスクは市場全体との相関によるリスクであり、分散化によって消去できないリスクである(H26-21改題) ・解答:( 26 ) 【アドバイス】※8 ポートフォリオに組み入れる( 17 )を増やすほど減少していくのが( 2 )で、変わらないのが( 3 )であると理解する。 ※理論上、投資家は( 3 )のみからリターンを求めることになる(この考え方が後述する( 1 )理論につながる)。」 【アドバイス】※8 ( 5 )によって( 20 )は異なる。この「( 3 )から影響される度合いを測る尺度」が( 1 )理論にかかわっていく。 【過去問】※10 ・〇か✖で答えよ ベータは、市場全体の変動に対して個々の証券の収益率がどの程度変動するかの感応度を表す値である。(H25-21-イ改題) ・解答:( 27 )

    CAPM, 個別リスク, 市場リスク, 総リスク, 個別証券, 変動, 分散投資, 軽減, ユニーク・リスク, アンシステマティック・リスク, 市場の変動, 収益率, 為替変動, マーケット・リスク, システマティック・リスク, 相関係数, 銘柄数, 分散化, ベータ係数, ベータ(β), リターン, リスク, 市場以上, 市場と同様, 市場よりも小さく, 〇, 〇

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    Chapter 7 ファイナンスⅡ(証券投資論) Section 4 CAPM ③( 1 )(( 2 )の( 3 ))※11※12   ( 1 )の( 2 )は、以下の計算式で表される。 【板書】( 1 )の( 2 )※13※14 ( 1 )の( 2 )= ( 4 )+( 5 )✖( 6 )           = ( 4 )+( 5 )✖(( 7 )の( 3 )ー( 4 )) ・( 4 )  ( 8 )の収益率。( 9 )ともいう。 ・( 7 )  投資対象となる債権、株式などの組み合わせ ・( 5 )  ( 2 )の市場リスクの尺度 ◆計算例  市場ポートフォリオの期待収益率:6%、安全資産の利子率:2%、個別証券Aのβ:1.5の場合  個別証券Aの期待収益率=2% +1.5 ✖ (6% ー 2%)= 8% 【アドバイス】※11 ( 1 )理論は、( 2 )の( 3 )を非常にシンプルに計算する理論モデルである。 【参考】※12 ( 1 )理論は、シャープという学者が提唱した理論で、後にノーベル賞を受賞した。ただ、試験攻略上は、 提唱者の名前は覚えなくてもよい。 【アドバイス】※13 下記が考え方の基本である。 ( 2 )の( 3 )=( 4 )+( 10 ) ( 7 )の( 3 )=( 4 )+( 10 )→ ( 11 ) 【アドバイス】※14 ( 1 )理論は、( 2 )の( 10 )を「( 3 )の( 5 )✖( 6 )」で計算することをしっかり押さえる。 ※なぜ( 2 )の( 10 )に( 11 )が関係するのかというと、Section 3 で説明したとおり、  投資家は( 11 )からリターンを求める投資行動をとるからである。

    CAPM, 個別証券, 期待収益率, リスクフリーレート, β, 市場リスクプレミアム, 市場ポートフォリオ, 安全資産, 無リスク利子率, リスクプレミアム, 市場リスク

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    Chapter 7 ファイナンスⅡ(証券投資論) Section 5 デリバティブ 【ポイント】  ① 輸入(輸出)企業が採用する為替予約の種類を押さえる。  ②コールオプションとプットオプションの違いを押さえる。  ③コール(プット)オプションを購入した場合、原資産価格の変動がオプションの損益に与える影響を押さえる。 1.( 1 )とは   ここでは、( 1 )(( 2 ))について、( 3 )、( 4 )の基礎を学習する※1。   ( 1 )は、債券、株式、通貨等の( 5 )(元となる資産)から派生して副次的に生まれたものであり、代表的なものとして、  ( 3 )、( 4 )がある。  ( 5 )(国債) ー派生ー> ( 1 )(国債先物)   ( 1 )には、さまざまな役割があるが、主に、これら金融商品の( 6 )によるリスクを回避(あるいは低減)する ( 7 )について学習する※2。 【アドバイス】※1 診断士試験で問われている( 1 )は、簡単に言うと、「( 7 )のための金融手法」である。 【参考】※2 ( 1 )は、( 7 )目的で実施されるもの以外に( 8 )で行われるものもあるが、診断士試験では、( 7 )目的で行われるもの が問われている。 2.( 9 )   ( 9 )とは、( 10 )における通貨の売買額および( 11 )について、金融機関と取り決めを行っておくことである。  ( 8 )は、( 12 )の変動に伴うリスクを( 7 )する目的で行う※3。 【アドバイス】※3 ( 9 )を行うことで、( 10 )の( 13 )を固定することができる。 ①( 14 )   ( 14 )とは、外国通貨で表示されている数値を自国通貨による数値に変換することである。   ( 15 )✖( 12 )(( 13 ))=円貨による金額で計算される。   売掛金 100ドル ➡ ( 15 )(1ドル80円)➡売掛金 8,000円    ( 12 )(( 13 ))とは、2国間の通貨の( 16 )をいう。たとえば、1ドル=100円であれば、100円で1ドルと   交換できることを意味する。また、この( 12 )が80円になれば、円の価値が高くなった(ドルの価値が低くなった)ことを意味するため   「( 17 )」とよばれ、逆に、1ドル=120円になれば、円の価値が低くなった(ドルの価値が高くなった)ことを意味するため「( 18 )」   とよばれる。 ②( 19 )・( 20 )の( 9 )   輸入取引を後払いで行う場合、将来外貨を支払うことが必要になる。そして、支払う外貨は円貨と交換で用意するが、  ( 13 )により、円貨は変動する。そこで、( 9 )を締結することにより、将来支払う円貨を固定し、( 21 )をヘッジする  ことができる。輸入の( 22 )では、( 23 )※4の( 24 )を締結する。  <100万ドルの製品を輸入した場合>  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l 取引時点の為替レート l 3か月後の為替レート l       影響額       l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l  100円 / ドル     l  105円 / ドル    l  500万円の損失(( 25 ))   l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l  100円 / ドル     l  100円 / ドル    l       なし        l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l  100円 / ドル     l   95円 / ドル    l  500万円の利益(( 26 ))   l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【アドバイス】※4 「ドル売り」にしないように注意する。 ③( 27 )・( 28 )の( 9 )   輸出取引を後もらいで行う場合、将来外貨を受け取ることになる。そして、受け取る外貨は円貨と交換することになるが、( 13 )により、  円貨は変動する。そこで、( 9 )を締結することにより、将来受け取る円貨を固定し、( 21 )をヘッジすることができる。  輸出の( 22 )では、( 27 )※5の( 24 )を締結する。  <100万ドルの製品を輸出した場合>  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l 取引時点の為替レート l 3か月後の為替レート l       影響額       l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l   100円 / ドル    l  105円 / ドル    l 500万円の利益(( 26 ))    l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l   100円 / ドル    l  100円 / ドル    l       なし        l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l   100円 / ドル    l   95円 / ドル    l 500万円の損失(( 25 ))    l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【アドバイス】※5 「ドル買い」にしないように注意する。

    デリバティブ, 金融派生商品, 先物取引, オプション取引, 原資産, 価格変動, リスクヘッジ, 投機目的, 為替先物予約, 将来, 売買レート, 為替相場, 為替レート, 為替換算, 外貨による金額, 交換比率, 円高, 円安, ドル買い, 円売り, 為替リスク, 為替ヘッジ, ドル買い, 為替予約, 為替差損, 為替差益, ドル売り, 円買い

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    Chapter 7 ファイナンスⅡ(証券投資論) Section 5 デリバティブ 3.( 1 ) ①( 1 )とは  ( 1 )とは、「( 2 )(または期間)※6に、( 3 )(( 4 )や( 5 )など)を( 6 )で買う(または売る)ことができる( 7 )」 を( 8 )する( 9 )をいう。通常、( 10 )を買う場合は、( 10 )の買い手が( 10 )の売り手に( 11 )(( 12 ))を支払う 必要がある。 【用語】※6 ( 2 )(または期間):( 10 )の( 13 )ができなくなる( 14 )(満期日または権利行使日)までの期間のこと。 ( 6 ):あらかじめ定められた価格のこと。 ②( 10 )の種類※7  ( 10 )の種類には、 ❶( 15 )(( 6 )で一定数の( 3 )を買うことができる( 7 ))と ❷( 16 )(( 6 )で一定数の( 3 )を売ることができる( 7 ))がある。 ❶( 15 )   ( 15 )の所有者は、満期日の( 17 )が( 6 )を上回ったときに( 13 )をし、( 17 )の差の利益を得る。また、満期日の ( 17 )が( 6 )を下回る場合、( 13 )をせずに( 10 )を失効させれば、( 11 )の損失だけですむ※8。 【アドバイス】※7 ( 10 )は( 7 )の( 18 )であるため、想定と違う( 19 )をしたら、( 20 )ができる点に特徴がある。 【アドバイス】※8 ( 15 )は、 ①( 17 )が上昇すると利益が( 21 )し、②下落すると利益が( 22 )するが、 ③( 6 )を下回る価格になれば( 23 )をするため、( 12 )以上の損失にはならない。 ❷( 16 )  ( 16 )の所有者は、満期日の( 17 )が( 6 )を下回っていれば( 13 )をし、( 17 )と( 6 )の差の利益を得る。 また、満期日の( 17 )が( 6 )を上回る場合、( 13 )をせず( 10 )を失効させれば、( 11 )の損失だけですむ※9。  なお、( 10 )の損益図は、次のようになる。 【板書】( 10 )の買い手側の損益図※10※11  ➡ 画像参照  なお、( 10 )の売り手側の損益図は次のようになる(破線で示す)。( 10 )の買い手側が( 13 )※12をしなければ、 ( 10 )の売り手側は( 11 )分だけ利益を得ることができる。しかし、( 10 )の買い手側が( 13 )をした場合は、 損失が生じる(( 15 )の場合は、損失が無限になる可能性を有する)。 【板書】( 10 )の売り手側の損益図※13※14  ➡ 画像参照 【アドバイス】※9 ( 16 )は、 ①( 17 )が下落すると利益が( 21 )し、②上昇すると利益が( 22 )するが、 ③( 6 )を上回る価格になれば( 23 )をするため、( 12 )以上の損失にはならない。 【アドバイス】※10 損益図を見たときに、どのオプション取引か判断できるようにする。 【発展】※11 オプションには、( 13 )をすると利益が出る状態である( 24 )と、損失が出る状態である( 25 )と、 利益が 0 の状態である( 26 )がある。 【参考】※12 オプションの( 13 )の方法には、満期日にのみ( 13 )可能なオプションである「( 27 )」と、 満期日までの間いつでも( 13 )可能なオプションである「( 28 )」がある。 【アドバイス】※13 売り手の場合も、損益図を見たときに、どのオプション取引か判断できるようにする。 【アドバイス】※14 売り手と買い手は損益状況が真逆になるため、損益図は横軸を境に対象となる。

    オプション取引, 所定の期日, 原資産, 株式, 通貨, 権利行使価格, 権利, 売買, 取引, オプション, オプションプレミアム, オプション料, 権利行使, 権利失効日, コールオプション, プットオプション, 原資産価格, 売買取引, 値動き, 放棄, 増加, 減少, 権利放棄, インザマネー, アウトオブザマネー, アットザマネー, ヨーロピアンタイプ, アメリカンタイプ

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    Chapter 7 ファイナンスⅡ Section 5 デリバティブ 3.オプション取引 ③( 1 )※15  ( 1 )取引とは、「外貨をある一定期日に売買する( 2 )」を売買する取引である。( 1 )を購入する場合には、 ( 3 )が必要になる。たとえば、( 4 )(外貨を買う権利)を有している場合は、( 5 )が高くなれば(( 6 )になれば)、 ( 7 )をして( 8 )で外貨を購入し、( 5 )が安くなれば(( 9 )になれば)、( 6 )をせずに市場の( 10 )で外貨を購入する※16。 【輸入企業の場合の具体例】  ( 11 ) 100ドルの( 12 )によるリスクを回避するため、決済日に 100円 / ドルで、100ドルを買うことのできる( 1 )(( 4 ))を 購入し、その対価として( 13 ) 500円を支払う。  ➡( 13 )500円は( 7 )と無関係に支払う。  ➡( 11 )の決済に際して 100ドルを調達する必要があるが、( 14 )が 100円 / ドルを超えていても、( 7 )によって、   100 / ドルで 100ドルを調達できる。 【輸出企業の場合の具体例】  ( 15 )100ドルの( 12 )によるリスクを回避するため、決済日に 100 / ドルで、100ドルを売り渡すことのできる( 1 )(( 16 ))を 購入し、その対価として( 13 )500円を支払う。  ➡ ( 13 )500円は( 7 )と無関係に支払う。  ➡ ( 15 )が決済されると 100ドルを得ることができるが、これを円に替える場合、( 14 )が 100円 / ドルを下回っていても、    ( 7 )によって 100円 / ドルで 100ドルを売り渡すことができる。 【過去問】※16 ・〇か✖で答えよ ドル建て債券のある輸出業者は為替変動リスクに備えるため、通貨オプションの利用を検討中である。 この場合のリスクヘッジ手段は何か。(H14-15改題) ・解答:( 17 )

    通貨オプション, 権利, オプションプレミアム, コールオプション, 外貨レート, 円安, 権利行使, 権利行使価格, 円高, 為替相場, 買掛金, 為替変動, オプション料, 市場価格, 売掛金, プットオプション, (ドルの)プットオプションを買う

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    Chapter 7 ファイナンスⅡ(証券投資論) Section 5 デリバティブ 【ミニテスト】 標準偏差は、分散を 2乗して計算される。 危険資産のリターンは、リスクフリーレート+リスクプレミアムで表される。 リスク回避的投資家が投資する可能性がある組み合わせを表した曲線を効率的フロンティアとよぶ。 相関係数は ー 1 から 1 までの範囲で表され、相関係数が 1 のときにリスク分散効果が最大となる。 安全資産を含んだ効率的フロンティアは直線で表される。 アンシステマティックリスクは、分散投資によって軽減できない、市場の変動に関連するリスクである。 βは各証券の市場リスクから影響される度合いを測る尺度である。 CAPM理論は、個別証券の期待収益率を計算する理論であり、この理論によると、個別証券の期待収益率は、リスクフリーレート+β✖市場リスクプレミアムで表される。 輸入業を営む企業の為替リスクヘッジ手段は、ドル売りの為替予約である。 コールオプションを購入した場合、原資産価格が上昇するほど、オプションによる利益が増加する。

    ✖, 〇, 〇, ✖, 〇, ✖, 〇, 〇, ✖, 〇

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    Chapter 8 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス Section 1 財務諸表と簿記の概観 【ポイント】  ① 簿記の5要素がそれぞれ左右どちらで増加を表すかを押さえる。  ② 仕訳の形式をざっくり押さえる。  ③ 転記のルールを押さえる。 1.( 1 )の概観※1  このChapter では、( 2 )、( 3 )の作成方法について学習する。 さまざまな企業活動から生じる取引を集計したものが( 2 )および( 3 )である。  また、完成した( 2 )および( 3 )等をもとに( 4 )を作成することになる(Chapter 9)。 これらの一連の流れを概観すると、次の図のようになる。 【板書】基本的な簿記一巡の手続き※2  ➡ 画像参照  このChapter 8 および次の Chapter 9 では、( 1 )の作成手順について学習する。( 1 )や構造については、 しっかりと復習しておく。(Chapter 2参照)。 【アドバイス】※1 Chapter 8 はChapter 7 までと内容が異なり、財務諸表がテーマとなる。切り替えとして取り組むようにする。 【アドバイス】※2 簿記一巡の手続きは、流れを概観すればOK。 2.簿記の5要素  簿記では、( 5 )や( 6 )を報告するために( 7 )を帳簿へ記入するが、その取引を、( 5 )を示す 「( 8 )・( 9 )・( 10 )」、( 6 )を「( 11 )・( 12 )」の5つの要素に分類する。この( 8 )・( 9 ) ・( 10 )・( 11 )・( 12 )を「簿記の5要素※3」という。 【板書】簿記の5要素と B / S・ P / Lの関係      ( 2 )(B / S)            ( 3 )( P / L )  ーーーーーーーーーーーーーーー    ーーーーーーーーーーーーーーー  l       l       l    l       l       l  l       l ( 9 )   l    l ( 12 )  l        l  l ( 8 )   lーーーーーーーl    l-------l ( 11 )  l  l       l       l    l       l       l  l       l ( 10 )  l    l ( 13 )  l       l  l       l       l    l       l       l  ーーーーーーーーーーーーーーー   ーーーーーーーーーーーーーーー ※( 13 )は「( 11 )ー( 12 )」という計算で求められるものであり、日々の記録すべき取引とは異なるものである。 ※報告式の( 3 )とは形式が異なるが、基本的な内容は同一である。 【アドバイス】※3 簿記の5要素が記録対象になるイメージをもてればOKです。 3.取引の( 14 )  簿記上の取引※4は( 14 )を有している。たとえば、建物を現金で購入した場合、「建物」という( 15 )が増加し、その代価として 「現金」という( 15 )が減少する。このように、( 14 )を有している簿記上の取引を記録する方法が仕訳である。 【アドバイス】※4 取引が生じると、必ず、後述する( 16 )と( 17 )の2つの減少が生じる。

    財務諸表, 貸借対照表, 損益計算書, キャッシュフロー計算書, 財政状態, 損益計算書, 日々の取引, 資産, 負債, 純資産(資本), 収益, 費用, 利益, 二面性, 資産, 借方, 貸方

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    Chapter 8 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス Section 1 財務諸表と簿記の概観 4.( 1 )とは ①( 1 )とは  簿記では、( 2 )・( 3 )・( 4 )・( 5 )・( 6 )に属する科目の増減※5を把握するために( 7 )(( 8 ))を設定しており、 その( 7 )の名称を( 9 )という。( 1 )とは、簿記上の取引を2つの要素に分解して、その( 9 )と( 10 )を決定することをいう※6。 ②( 1 )の手順  仕訳は以下の手順で行う。なお、「( 11 )」と「( 12 )」は簿記独特の表現であり、左側、右側を意味する。取引が生じたら、簿記の5要素の 増減を判断し、( 11 )と( 12 )に分類して取引を記録する※7※8。  増減を( 11 )と( 12 )どちらで表すかは、明確なルールが存在する。 【板書】( 1 )の手順  ➡ 画像参照 【アドバイス】※5 簿記では、( 2 )・( 3 )・( 4 )・( 5 )・( 6 )の増減が記録対象になる。 【アドバイス】※6 仕訳とは、簡単に言うと、「取引からどの( 7 )が増減したかを把握する手続」である。 【過去問】※7 ・〇か✖で答えよ 「得意先から商品 400,000 円の注文を受けた」という取引は、簿記上の取引に該当する。(H17-1-ウ改題) ・解答:( 13 ) 【参考】※8 実務上、仕訳をどのように表すかは企業によってまちまちだが、すべて【板書】(画像)をベースに表されている。 ③( 1 )のルール  ( 1 )は以下のルールに沿って行われる。 【板書】( 1 )のルール※9  ◆( 2 )・( 6 )に属する( 9 )が増加した場合、仕訳の( 11 )に記入する。  ◆( 2 )・( 6 )に属する( 9 )が減少した場合、仕訳の( 12 )に記入する。  ◆( 3 )・( 4 )・( 5 )に属する( 9 )が増加した場合、仕訳の( 12 )に記入する。  ◆( 3 )・( 4 )・( 5 )に属する( 9 )が減少した場合、仕訳の( 11 )に記入する。  ➡ 画像参照 【アドバイス】※9 簿記の5要素ごとに、増減がどちら側で表されるかをしっかり記憶する。 増えたら財務諸表の5要素の位置と同じ側、減ったら逆側である。 ④取引と仕訳の例示  企業で発生するいくつかの取引を仕訳してみよう※11。 【アドバイス】※11 仕訳は「慣れ」が必要なので、まずはざっと眺めればOK。 取引例① 発起人から現金 10,000円の出資を受け、会社を設立した。 仕訳①  (借方)( 14 )  10,000円   (貸方)( 15 ) 10,000円 取引例② 銀行から現金 20,000円借り入れた。 仕訳②  (借方)( 14 )  20,000円   (貸方)( 16 )  20,000円 取引例③ 備品 6,000円を現金で購入した。 仕訳③  (借方)( 17 )  6,000円   (貸方)( 14 )  6,000円 取引例④ 商品 18,000円を現金で仕入れた。 仕訳④  (借方)( 18 )  18,000円   (貸方)( 14 )  18,000円 取引例⑤ 商品を 24,000円で売り上げ、代金は現金で受け取った。 仕訳⑤  (借方)( 14 )  24,000円   (貸方)( 19 )  24,000円 取引例⑥ 借入金 7,000円を現金で返済した。 仕訳⑥  (借方)( 20 )  7,000円   (貸方)( 14 )   7,000円 取引例⑦ 給料 3,000円を現金で支払った。 仕訳⑦  (借方)( 21 )  3,000円   (貸方)( 14 )  3,000円 5.転記とは  転記とは、仕訳の内容を各勘定に書き写す手続きである※12。  ここでは、仕訳された取引を集約するための方法を学習する。 【参考】※12 取引が生じたときに( 7 )への直接記入を行うと誤りが生じやすいと考えられるため、 取引→仕訳→転記 というステップをとる。 6.転記の手順  ( 7 )のひな形として、学習上は以下のようなT字型の( 7 )を用いることが多い。              ( 9 )(現金など)   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   (摘要) XXXX (金額)XXXX l(摘要)XXXX (金額)〇〇〇〇                  l                  l      128ページの板書の仕訳の手順に「転記」を加えると以下のようになる。 【板書】転記の手順  ➡ 画像参照  ①建物という( 9 )が仕訳の( 11 )にあるので、建物勘定の( 11 )に金額が記載されている  ②同様に、現金という( 9 )が仕訳の( 12 )にあるので、現金勘定の( 12 )に金額が記載されている  ③摘要には仕訳の際の( 22 )※13 が使われている 【参考】※13 ( 23 )は補足情報として記載されているのみで、実質的に意味はない。 ※仕訳と違って転記の手続きはワンパターンなので、手順を押さえたら、仕訳中心の学習をする。

    仕訳, 資産, 負債, 純資産(資本), 収益, 費用, 勘定, account:a / c, 勘定科目, 金額, 借方, 貸方, ✖, 現金, 資本金, 借入金, 備品, 仕入, 売上, 借入金, 給料, 相手勘定名, 相手勘定科目

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    Chapter 8 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス Section 1 財務諸表と簿記の概観 7.取引と仕訳、転記の例示  129~130ページの取引・仕訳を転記してみる。 取引例① 発起人から現金 10,000円の出資を受け、会社を設立した。 仕訳①  (借方)( 1 )  10,000円   (貸方)( 2 ) 10,000円 転記①      ( 1 )               ( 2 )  ーーーーーーーーーーーーーーー  ーーーーーーーーーーーーーーー  ( 2 ) 10,000 l                l( 1 ) 10,000          l                l 取引例② 銀行から現金 20,000円借り入れた。 仕訳②  (借方)( 1 )  20,000円   (貸方)( 3 )  20,000円 転記②        ( 1 )              ( 3 )  ーーーーーーーーーーーーーーー   ーーーーーーーーーーーーーーーー ( 3 ) 20,000 l                 l( 1 ) 20,000          l                 l 取引例③ 備品 6,000円を現金で購入した。 仕訳③  (借方)( 4 )  6,000円   (貸方)( 1 )  6,000円 転記③        ( 4 )             ( 1 )  ーーーーーーーーーーーーーーー   ーーーーーーーーーーーーーーーー  ( 1 ) 20,000 l                 l( 4 ) 20,000          l                 l 取引例④ 商品 18,000円を現金で仕入れた。 仕訳④  (借方)( 5 )  18,000円   (貸方)( 1 )  18,000円 転記④        ( 5 )             ( 1 )  ーーーーーーーーーーーーーーー   ーーーーーーーーーーーーーーーー  ( 1 ) 18,000 l                 l( 5 ) 18,000 取引例⑤ 商品を 24,000円で売り上げ、代金は現金で受け取った。 仕訳⑤  (借方)( 1 )  24,000円   (貸方)( 6 )  24,000円 転記⑤        ( 6 )             ( 1 )  ーーーーーーーーーーーーーーー   ーーーーーーーーーーーーーーーー  ( 1 ) 24,000 l                 l( 6 ) 24,000 取引例⑥ 借入金 7,000円を現金で返済した。 仕訳⑥  (借方)( 3 )  7,000円   (貸方)( 14 )   7,000円 転記⑥        ( 3 )             ( 1 )  ーーーーーーーーーーーーーーー   ーーーーーーーーーーーーーーーー  ( 1 )  7,000 l                 l( 3 )  7,000 取引例⑦ 給料 3,000円を現金で支払った。 仕訳⑦  (借方)( 7 )  3,000円   (貸方)( 1 )  3,000円 転記⑦        ( 7 )             ( 1 )  ーーーーーーーーーーーーーーー   ーーーーーーーーーーーーーーーー  ( 1 )  3,000 l                 l( 7 )  3,000  個別に確認しやすいように示したが、勘定転記された内容は累積していくので次のようになる。          ( 1 )                   ( 3 )  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  ①( 2 ) 10,000 l ③( 4 )  6,000    ⑥( 1 ) 7,000 l ②( 1 ) 20,000  ②( 3 ) 20,000 l ④( 5 ) 18,000              l  ⑤( 6 ) 24,000 l ⑥( 3 ) 7,000              l            l ⑦( 7 ) 3,000              l          ( 4 )                   ( 2 )  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  ③( 1 ) 6,000 l                       l ①( 1 )  10,000          ( 5 )                   ( 6 )  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  ④( 1 ) 18,000 l                       l ⑤( 1 )  24,000          ( 7 )  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  ⑦( 1 )  3,000 l 8.( 8 )(( 9 ))とは  ここでは、( 10 )の一覧表である「( 8 )※14」について学習する※15。  取引が認識され仕訳が行われると、その内容は転記され( 11 )に集約されていく。ここで、借方と貸方の差額を ( 10 )という。「借方」の性質をもつ( 11 )の場合、最終的な残高は( 12 )となり、「貸方」の性質をもつ ( 11 )の場合、最終的な残高は( 13 )となる。 【板書】( 8 )  ➡ 画像参照         現  金  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   合 計  10,000 l 合 計  8.000            l → ( 12 ) 2,000        借 入 金  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   合 計  8,000 l 合 計  10,000  ( 13 ) 2,000 ← l  各勘定の残高を一覧表で示したものを、「( 14 )」という。( 14 )には、以下に示すように複数の形式がある。  ➡ 画像参照 ※次は各取引をどのように処理するのか見ていこう!

    現金, 資本金, 借入金, 備品, 仕入, 売上, 給料, 試算表, T / B, 勘定残高, 勘定, 借方残高, 貸方残高

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    Chapter 8 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス Section 2 期中取引 【ポイント】  ① 売掛金、買掛金が基本的にどのような取引で増減するのかを押さえる。  ② 値引と割引の違いを押さえる。 1.商品売買  期中に行われる取引は多種あるが、試験対策上重要となる商品売買に限定して学習する※1 【アドバイス】※1 商品売買は本業の取引であるため、基本として押さえる。 2.掛けによる売買 ① 意義  取引時に代金の受取や支払いをしないで、将来の( 1 )に受取りや支払いを行う約束をして、商品の販売や仕入を行う場合がある。 このことを「( 2 )による売買」という※2。 【アドバイス】※2 ( 5 )は、簡単に言うと( 6 )になる。今後は、特に断りがなければ( 5 )を前提として説明する。 ②( 3 )・( 4 )  ( 2 )による商品売買を行うと、取引先との間に、「商品の代金を後日受け取る権利」と「商品の代金を後日支払う義務」が生じる。 この、商品の代金を後日受け取る権利を「( 3 )」といい、商品の代金を支払う義務を「( 4 )」という。 【板書】( 3 )と( 4 )  ➡ 画像参照  ( 3 )は代金を受け取る権利を示すので「( 7 )」であり、5要素の「( 8 )」に属する勘定である。 また、( 4 )は代金を支払う義務を示すので「( 9 )」であり、「( 10 )」に属する勘定である。  なお、( 3 )は商品を売り上げたことによる( 7 )のため「( 11 )」、( 4 )は商品を仕入れたことによる( 9 )のため 「( 12 )」(または( 13 )」とよばれる※13。 【板書】( 3 )と( 4 )の勘定記入※4  ➡ 画像参照 【アドバイス】※3 ( 11 )や( 12 )は、キャッシュフロー計算書でもよく使われる用語である。 【アドバイス】※4 後述するように、「( 3 )」と「( 4 )」について勘定記入の例を押さえることが重要になる。 ③ 具体的処理  ❶ 掛仕入時    商品を掛けで仕入れたときは、商品の代金を後日支払う義務が生じるため、( 10 )が増加する。   そこで、「( 4 )の増加」として処理する。  取引例 掛仕入   仕入先から商品 500円を掛けで仕入れた※5。  仕訳 (借方)仕 入   500  (貸方)買 掛 金   500  ❷ 買掛金支払時(決済時)    後日、買掛金を決済したときは、負債が減少するため、「買掛金の減少」として処理する。  取引例 買掛金の支払い   仕入先へ買掛金のうち 300円を現金※6で支払った。  仕訳(借方)買 掛 金   300  (貸方)現 金   300  ❸ 掛売上時    商品を掛けで売り上げたときは、商品の代金を後日受け取る権利が生じるので、資産が増加する。   そこで、「売掛金の増加」として処理する。  取引例 掛売上   商品を得意先へ 700円で掛売上した※7。  仕訳(借方)現 金   700  (貸方)売 上   700  ❹ 売掛金回収時(決済時)    後日、売掛金を回収したときは、資産が減少するので、「売掛金の減少」として処理する。  取引例 売掛金の回収   得意先から売掛金のうち 400円を現金※8で受け取った。  仕訳(借方)現 金   400  (貸方)売 掛 金   400  ❺ 勘定記入※9      売 掛 金               買 掛 金  ーーーーーーーーーーーーーーー     ーーーーーーーーーーーーーー  l       l       l      l       l       l  l       l ( 15 ) l      l ( 16 )  l       l    l ( 14 )  l(資産の減少)l      l(負債の減少)l ( 17 )  l  l(資産の増加)lーーーーーーーl     lーーーーーーーl(負債の増加)l  l       l                     l       l  l       l ←( 18 )       ( 19 )→ l       l  l       l                    l       l  ーーーーーーー                     ーーーーーーー 【アドバイス】※5 試験対策上、自動的に仕入れたら「借方仕入」と覚える。 【アドバイス】※6 仕訳を考えるときは、まず現金から考えるとやりやすい。 【アドバイス】※7 試験対策上、自動的に売上げたら「貸方売上」と覚える。 【アドバイス】※8 仕訳を考えるときは、まず現金から考えるとやりやすい。 【アドバイス】※9 試験攻略上、「売掛金」と「買掛金」について勘定記入の例(どのような取引で増減するか)を押さえることが重要。

    (1) 一定期日, (2) 掛け, (3) 売掛金, (4) 買掛金, (5) 掛取引, (6) 後払い取引, (7) 債権, (8) 資産, (9) 債務, (10) 負債, (11) 売上債権, (12) 仕入債務, (13) 買入債務, (14) 掛売上高, (15) 回収高, (16) 支払高, (17) 掛仕入高, (18) 未回収残高, (19) 未払残高

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    Chapter 8 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス Section 2 期中取引 3.返品・値引 ①返品  ❶意義   返品とは、商品の品違い、品質不要、傷、汚れ、破損などの理由によって、商品自体を送り返すことをいう。  なお、仕入れた商品を送り返すことを「( 1 )」といい、売り上げた商品が送り返されることを「( 2 )」という※10。 【板書】( 1 )と( 2 )  ➡ 画像参照  ❷ 会計処理   返品が行われた場合や、仕入や売上がなかったことと同じ出るため、仕入取引や売上取引を取り消す処理を行う。  したがって、仕入時や売上時の処理の( 3 )の仕訳(( 4 )※11)を行い、「仕入」または「売上」勘定を( 5 )する  処理を行う。  ❸ 具体的処理    ・取引例  仕入戻し    仕入先から掛仕入した商品 500円を品違いのため返品した。  ・仕訳  ① 仕入時       (借方)仕 入   500   (貸方)買 掛 金   500       ② 返品時       (借方)買 掛 金   500   (貸方)仕 入   500  ・取引例  売上戻し    得意先へ 700円で掛売上した商品が品違いのため返品された。  ・仕訳  ① 売上時       (借方)売 掛 金   700   (貸方)売 上   700       ② 返品時       (借方)売 上   700   (貸方)売 掛 金   700 【アドバイス】※11 返品は( 4 )と覚えてしまう。 ② 値引※12  ❶意義   値引とは、商品の量目不足、品質不要、傷、汚れ、破損などの理由によって、商品の代価を( 6 )することをいう※13。  仕入れた商品の代価を安くしてもらうことを「( 7 )」といい、販売した商品の代価を安くすることを「( 8 )」という。 【発展】※12 値引に似たものとして( 9 )(たくさん買ったことに対する代金の減額)もある。 【アドバイス】※13 値引は商品を仕入れた、売り上げた後に生じるとイメージする(事後的な代金の減額)。  ❷ 会計処理    値引が行われた場合、当初の仕入価額や販売価額より安く仕入や売上を行ったことと同じであるため、「仕入」勘定または「売上」勘定   を減額する処理を行う※14。なお、試験では、特に指示がない場合には、掛取引が前提となっているので、「買掛金」勘定または「売掛金」勘定   を減額する処理を行う。 【アドバイス】※14 値引は( 4 )と覚えておく。  ❸ 具体的処理  ・取引例 仕入値引    仕入先から掛仕入した商品 500円について汚損のため 50円の値引を受けた。  ・仕訳  ① 仕入時       (借方)仕 入   500   (貸方)買 掛 金   500       ② 値引時       (借方)買 掛 金   50   (貸方)仕 入   50  ・取引例 売上値引    得意先へ 700円で掛売上した商品について汚損のため 70円の値引を行った。  ・仕訳  ① 売上時       (借方)売 掛 金   700   (貸方)売 上   700       ② 値引時       (借方)売 上    70   (貸方)売 掛 金    70 ※値引は返品と異なり、必ずしも( 4 )ではない場合もあるが、診断士試験攻略上は( 4 )で覚えてしまって問題ない! 4.現金割引 ① 意義   掛販売の場合、通常、現金販売に比べて決済期日までの金利分だけ販売価格が高くなっている。そこで、代金の決済期日前に  掛代金の決済が行われた場合に、実際の支払日から決済期日までの( 10 )を差し引くことがある。このことを「( 11 )」という※15。   したがって、現金割引は( 12 )に相当する性質をもつので、( 13 )として処理する※16。 【アドバイス】※15 割引を一言でいうと、「代金を早く払ってくれたことに対する代金の減額」である。 【参考】※16 会計は、( 12 )の性質をもつ項目を( 14 )と分ける考え方を取る。 ② 会計処理  ❶ 仕入割引   買掛金の決済を支払期日より早く行ったことにより、仕入先から掛代金を一部免除された場合には「( 15 )」勘定(( 16 ))  で処理し、損益計算書上「( 13 )※17」に計上する。 【アドバイス】※17 「仕入~」という名称については、( 16 )である点に注意する。  ❷ 売上割引   売掛金の決済を支払期日より早く行った得意先に対して、掛代金を一部免除した場合には「( 17 )」勘定(( 18 ))  で処理し、損益計算書上「( 19 )※18」に計上する。 【アドバイス】※18 「売上~」という名称については、( 18 )である点に注意する。 【板書】( 11 )の整理※19  ◆( 15 )➡ 当社の( 20 )が減額される    ➡( 13 )に計上  ◆( 19 )➡ 当社の( 21 )を減額する    ➡( 19 )に計上 ③ 具体的処理   ・取引例 現金割引     A社はB社に対する買掛金 10,000円の早期決済につき 2% の割引を受け、残額は現金で支払った。   ・仕訳     ① A社      決済される買掛金の金額と支払額との差額を「仕入割引」として処理する※20。      (借方)買 掛 金   10,000   (貸方)現  金   9,800                           仕入割引    200( 10,000 x 2%=200)     ② B社       決算される売掛金の金額と受取額との差額を「売上割引」として処理する。      (借方)現  金   9,800   (貸方)売 掛 金   10,000          売上割引    200 【板書】値引・返品・割引のまとめ※21  値引・返品 ➡ 売上・仕入から( 22 )     割引 ➡ ( 23 ) 【アドバイス】※19 割引は、値引・返品と異なり、「( 24 )」や「( 25 )」に影響を与えないことがポイントとなる。 【過去問】※20 ・〇か✖で答えよ 仕入割引は、代金支払期日前の支払に対する買掛金の一部免除等である。(H24-3-ウ) ・解答:( 26 ) 【アドバイス】※21 ポイントは、値引・返品ともに売上・仕入を( 27 )することである。割引との違いを意識する。

    (1) 仕入戻し, (2) 売上戻り, (3) 貸借反対, (4) 逆仕訳, (5) 減額, (6) 控除, (7) 仕入値引, (8) 売上値引, (9) 割戻, (10) 金利相当額, (11) 現金割引, (12) 利息, (13) 営業外収益, (14) 本業, (15) 仕入割引, (16) 収益, (17) 売上割引, (18) 費用, (19) 営業外費用, (20) 支払額, (21) 受取額, (22) 控除, (23) 営業外損益, (24) 売上高, (25) 売上原価, (26) 〇, (27) 直接マイナス

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    Chapter 8 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス Section 3 決算整理① 減価償却、貸倒引当金、売上原価の算定 【ポイント】  ① 減価償却費の計算をできるようにする。  ② 売上原価の計算式を押さえる。 1.決算整理とは   ( 1 )の修正や、( 2 )として認識されない取引に関する処理などを年度末に行うのが「( 3 )」である※1※2。  ここでは、( 4 )、( 5 )、( 6 )について学習する。 【アドバイス】※1B/S 一言でいうと、「各勘定の修正手続」である。今の段階では、P/L・・B/S作成のために必要な修正手続であると考えておく。 2.( 4 ) ① ( 4 )の意義   ( 7 )は、それを企業活動で使用することで( 8 )に貢献する。  また、( 9 )以外の( 7 )は、使用することや時の経過によって老朽化し、しだいにその価値が減少する。そこで、  決算において、( 9 )以外の( 7 )の( 10 )をその使用する各期間に「( 11 )」として計上し、( 7 )の( 12 )を  減少させていく必要がある。この手続きを「( 4 )※3」といい、( 4 )によって生じる費用を「( 13 )」という。 【板書】( 7 )使用の二面性  ● ( 7 )の使用   ① 収益を獲得するための犠牲(( 11 )の増加)   ② ( 7 )の( 12 )現象(( 14 )の減少) 【参考】※2 実務上、( 15 )は( 16 )、数日~数週間かけて行われる(決算日に財務諸表が確定するわけではない)。 【アドバイス】※3 ( 7 )は使われる( 14 )であるため、老朽化により( 12 )が減るので、その( 12 )の下落を反映させる手続きが( 4 )になる。 ②( 4 )の3要素   ( 4 )※4を計算するには、①( 10 )、②( 17 )、③( 18 )の3つの要素が必要である。 【板書】( 7 )の3要素※5  ①( 10 ):( 7 )の取得に要した金額 ・・・ つまり買ってきた時の金額  ②( 17 ):( 7 )の( 19 )・・・ つまり使える年数  ③( 18 ):( 17 )到来時における( 20 )・・・つまり使った後に残った価値 ③償却方法   ( 7 )の( 12 )の減少は客観的に把握することが困難なため、一定の仮定に基づて( 12 )の減少を把握し、( 4 )を行う。  ( 4 )の方法にはさまざまな方法がありますが、ここでは「( 21 )」および「( 22 )」について学習する。※6※7。 【アドバイス】※6 ( 21 )と( 22 )のどちらで計算するかは、試験では必ず指示がある。 【発展】※7 ( 4 )方法にはさらに「( 23 )」と「( 24 )」がある。  ❶( 21 )   ① 意義     ( 21 )とは、( 7 )の( 17 )中、( 25 )の( 13 )を計上する方法である。したがって、( 21 )では    1年あたりの( 13 )は同じになる※8。   ② 計算式     ( 21 )の計算式は、以下のとおり。 【板書】( 21 )の計算式  1年あたりの( 13 )=( 10 )ー( 18 ) / ( 17 )  ◆ 計算例   取得原価 10,000円、耐用年数 5年、残存価額 0 ※9、定額法の場合    減価償却費= 10,000 ー 0 / 5年 = 2,000円 【アドバイス】※8 価値が減る金額は毎期同額、と仮定する方法 【発展】※9 残存価額は、税法が( 26 )を規定しており、試験問題は 0 であることが多い。  ❷( 22 )   ①意義    ( 22 )とは、( 7 )の( 27 )(( 10 )ー( 28 ))に毎期一定の( 29 )を乗じて、( 13 )を計算する方法である。   したがって、期間が経過するにともない、毎期の償却額は逓減する※10。   ② 計算式    ( 22 )の計算式は、以下のとおり。 【板書】( 22 )の計算式  1年あたりの( 13 )=( 27 )✖( 29 )                ↳( 27 )=( 10 )ー( 28 )   ※( 29 )は問題で与えられる  ◆ 計算例    取得原価 40,000円、耐用年数 8年(年償却率 0.25)、定率法※11の場合   1年目減価償却費=( 40,000 ー 0 )   ✖ 0.25 = 10,000円※12   2年目減価償却費=( 40,000 ー 10,000 )✖ 0.25 = 7,500円   3年目減価償却費=( 40,000 ー 10,000 ー 7,500 )✖ 0.25 = 5,625円 【参考】※11 ( 22 )は、実務上 ( 30 )という特別な計算をする。 【アドバイス】※12 ( 13 )が毎年減少していることを確認する。

    (1) 期中仕訳, (2) 期中取引, (3) 決算整理, (4) 減価償却, (5) 貸倒引当金, (6) 売上原価, (7) 固定資産, (8) 収益獲得, (9) 土地, (10) 取得原価, (11) 費用, (12) 価値, (13) 減価償却費, (14) 資産, (15) 決算手続, (16) 決算日後, (17) 耐用年数, (18) 残存価額, (19) 使用可能年数, (20) 見積処分価額, (21) 定額法, (22) 定率法, (23) 生産高比例法, (24) 級数法, (25) 毎期均等額, (26) 1円, (27) 帳簿価額, (28) 減価償却累計額, (29) 年償却率, (30) 200%定率法

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    Chapter 8 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス Section 3 決算整理① 減価償却、貸倒れ引当金、売上原価の算定 2.減価償却 ④ 期中取得  固定資産を期中で取得した場合、1年間使用しているわけではないので、1年間分の( 1 )を計上することはできない。 その場合、使用期間に相当する( 1 )を( 2 )して計上する※13。なお、通常は1か月未満の場合でも1か月として( 2 )を行う。 【参考】※13 ( 1 )は時の経過に応じて把握される費用であるため、期中に取得した場合は、使用した期間に見合う費用を計上することになる。 【板書】期中取得の場合の計算式※14 ( 1 )=( 3 )✖(( 4 )までの月数) / 12ヵ月 ◆計算例 取得原価 12,000円、耐用年数 5年、残存価額 0、定額法、6月1日取得(決算日 12月31日)の場合   ( 1 )= (12,000 ー 0 / 5)✖ ( 7ヵ月(6月~12月)/ 12ヵ月)= 1,400円 【アドバイス】※14 期中取得の場合、使った期間で月割りすることを押さえる。 ⑤ 会計処理および記帳・表示方法  ❶ 記帳方法    減価償却の記帳方法には、( 5 ) と( 6 )の2つがある※15。  ① 意義  (1)( 5 )(( 7 ))    ( 5 )とは、毎期の( 1 )を( 8 )の価格から( 9 )する方法である。    したがって、( 5 )によると、( 10 )において借方に「( 1 )」勘定(費用)を計上し、貸方に当該( 8 )の勘定(費用)を計上して、    ( 10 )する。      (借方)( 1 )   XXX   (貸方)( 8 )   XXX  (2)( 6 )(( 11 ))    ( 6 )とは、( 1 )を( 8 )の価額から( 9 )しないで、「( 12 )※16」という勘定の貸方に記入する方法である。    したがって、間接法によると、決算整理において借方に「( 1 )」勘定(費用)を計上し、貸方に「( 12 )※16」勘定を計上する。      (借方)( 1 )   XXX   (貸方)( 12 )   XXX  ② 具体的処理   ・取引例 減価償却の記帳方法     期首に建物 20,000円を現金で購入した。決算にあたり、減価償却費 1,800円を計上する。   ・仕訳  ① 期中取引         (借方)建  物   20,000   (貸方)現   金   20,000   (1)直接法        ② 決算整理         (借方)建物減価償却費   1,800   (貸方)建   物   1,800        ③ 決算整理後残高試算表(一部)                      決算整理後残高試算表         ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー         建        物    18,200 l         建物整理後残高試算表     1,800 l   (2)間接法※17        ② 決算整理         (借方)建物減価償却費    20,000   (貸方)建物減価償却累計   1,800        ③ 決算整理後残高試算表(一部)                      決算処理後残高試算表         ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー         建        物    20,000 l 建物減価償却累計額      1,800         建物減価償却         1,800 l           ※ 20,000 ⇒ 取得原価         ※ 1,800 ⇒ 減価償却の累計 【アドバイス】※15 ( 5 )と( 6 )の違いは、( 1 )を計上したとき、貸方側(右側)をどう表すかの違いになる。 【アドバイス】※16 「( 12 )」は、( 8 )の価格の減少額を表す特別な勘定だと考える。 【アドバイス】※17 間接法は、買ってきた時の金額と価値が減少した金額を分けて表す方法であるとイメージする。  ❷( 12 )の貸借対照表表示   ① 表示方法     ( 12 )※18 は、( 8 )を間接的に控除するための勘定であり、( 8 )の( 13 )から( 12 )を差し引いたものが    実質的な価値(帳簿価額)を表す。   ② 表示例   (1)( 14 )(原則)                         貸 借 対 照 表(一部)   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   建      物     20,000           l    減価償却累計額      1,800     18,200   l   備      品     10,000           l    減価償却累計額      2,000      8,000   l 【アドバイス】※18 ( 12 )は、貸借対照表の( 15 )の部でマイナスの取扱いをされる特別項目になる。

    減価償却費, 月割計算, 1年あたりの減価償却, 使用開始月から決算月, 直接法, 間接法, 直接控除法, 直接減額, 間接控除法, 減価償却累計額, 取得原価, 科目別控除方式, 資産

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    Chapter 8 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス Section 3 決算整理① 減価償却、貸倒引当金、売上原価の算定 3.( 1 )※19   ( 1 )は、( 2 )で有している( 3 )について、将来的に( 4 )が生じる可能性が高く、その金額を合理的に計算できる場合に  設定される※20。 【板書】( 1 )  ➡ 画像参照 【アドバイス】※19 簡単に言うと、「貸倒れの( 5 )を出す特別な項目」である。 【参考】※20 会計は、( 1 )が設定されることで、実質的な( 6 )、すなわち適正な( 7 )が表されると考えている (例:再献金額 100 ー ( 1 ) 5= 95 → 実質的に回収できる金額 → B / S に計上)。 ①( 1 )の設定   決算整理において、次期における貸倒れの見積もりを行う※21。   ❶ 使用する勘定項目     この見積高は、「( 8 )」勘定(費用)で処理する。一方、貸倒れによって減少すると予想される( 9 )に対しては、    いまだ現実に貸倒れが発生したわけではないので、( 9 )を直接に減額する代わりに、「( 1 )」勘定で処理する。       (借方)( 8 )   XXX   (貸方)( 1 )   XXX   ❷ 設定対象     ( 9 )や受取手形といった( 10 )や、( 11 )の( 12 )が設定対象となる。    なお、試験対策上は、主に( 10 )が設定対象となる。   ❸ 見積高の計算     ( 1 )は、いまだ生じていない時期の貸倒れに備えるものなので、決算において正確な金額の算定は不可能である。    そこで、過去の経験値(実績値)に基づいて見積計算を行う※22。通常は問題文に設定率( 2%、3%など)が与えられるので、    それを用いて計算する。   ・取引例 貸倒引当金の設定     売掛金の期末残高に対して、2%の貸倒引当金を設定する。                  決算整理前残高試算表     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     売  掛  金     10,000 l   ・仕訳  ① 決算整理仕訳          (借方)貸倒引当金繰入額   200   (貸方)貸倒引当金   200                                         ↳ 10,000 ✖ 2% = 200        ② 決算整理後残高試算表                  決算整理後残高試算表     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     売   掛  金     10,000 l 貸 倒 引 当 金   200     貸倒引当金繰入額       200 l 【参考】※21 会計は、債券を回収可能な金額で貸借対照表に計上したいため、貸倒の見積という手続きをする。 【発展】声22 貸倒引当金の見積は、債券を( 13 )、( 14 )、( 15 )等に分類し、それぞれ( 16 )を計算する。 ② 貸借対照表表示   ❶ 表示方法     ( 1 )は、( 10 )等の価値のマイナスを意味する勘定である。したがって、( 10 )の名目額(額面)から( 1 )を控除した    金額が、その( 10 )の実質的な価値となる。そこで、原則として( 1 )は、( 17 )から( 18 )する形式で表示する。    これを「( 19 )」という。   ❷ 表示例     ( 20 )(原則)                     貸  借  対  照  表(一部)    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    受  取  手  形     10,000           l        ( 1 )         200 ※23     9,800 l               ーーーーーーー           l    売    掛   金     20,000           l        ( 1 )         400※23     19,600 l               ーーーーーーー 【アドバイス】※23 貸倒引当金は、貸借対照表の資産の部でマイナスの取扱いをされる特別項目になる。

    貸倒引当金, 決算整理時点, 債権, 貸倒れ, 予想額, 債権額, 財政状態, 貸倒引当金繰入額, 売掛金, 売上債権, 貸付金, 期末残高, 一般債権, 貸倒懸念債権, 破産更生債権, 貸倒見積高, 当該債権, 控除, 間接控除形式

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    Chapter 8 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス Section 3 決算整理① 減価償却、貸倒引当金、売上原価の算定 4.( 1 )の算定 ①( 1 )とは   ( 1 )とは、売り上げた商品の( 2 )のこと※24で、( 3 )に属する項目である。   たとえば、単価10円の商品を 100個仕入れた場合を考えます。そのうち、当期に80個を売価 15円で販売し、20個は期末に在庫として  手許に残っているとする。このとき、商品 1,000円(@ 10円 ✖ 80個)であり、この 80個分の 800円が当期の( 1 )になる。 【アドバイス】※24 簡単に言うと、「売り上げた商品を買ってきた時の金額」である。 ②( 1 )の算定 【板書】( 1 )の計算式※25  ( 1 )=( 4 )+( 5 )ー( 6 )※26  ◆計算例   期首商品 100、当期仕入 1,000、期末商品 200 の場合    ( 1 )= 100+1,000 ー 200 = 900            ↳ 販売可能だった商品のトータルから期末の売れ残りを差し引く 【アドバイス】※25 ここでは、診断士試験攻略上、売上原価の計算式を押さえることが最も重要である。 【用語】※26 ( 4 ):期首時点の売れ残り=前期末の売れ残り。 ( 5 ):当期新たに買ってきた商品の金額 ( 6 ):期末時点の売れ残り。 ③( 7 )※27  ❶ 意義   ( 7 )とは、( 8 )を「( 9 )」勘定※28(資産)、「( 10 )」勘定(費用)、「( 11 )」勘定(収益)の3つの勘定に分けて   記帳する方法である。  ❷ 使用する勘定    次の勘定を使用する。   ・期首商品・・・「( 9 )」勘定で処理する。   ・期末商品・・・「( 9 )」勘定で処理する。   ・当期仕入・・・「( 10 )」勘定で処理する。   ・売上原価・・・「( 10 )」勘定で処理する。   ・売上高 ・・・「( 11 )」勘定で処理する。 【発展】※27 商品売買の記帳は、( 7 )以外にも、( 12 )、( 13 )等さまざまな方法がある。 【アドバイス】※28 「( 9 )」勘定は( 14 )を表す( 15 )である。 ④ 具体的処理   ・取引例 売上原価の算定(期首商品があるケース)     期首に商品 100円を保有している。     当期に商品 1,000円を現金で仕入れ、仕入原価 900円の商品を 1,300円で現金にて販売した。     期末現在、仕入原価 200円の商品が残っている。    ❶ ( 16 )(一部)                     ( 16 )     ーーーーーーーーーーーーーーーーー     繰越商品     100 l       ↳( 4 )    ❷ 期中取引     (借方)仕     入   1,000     (貸方)現     金   1,000     (借方)現     金   1,300     (貸方)売     上   1,300    ❸ ( 17 )(一部)               ( 17 )     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     繰越商品     100 l 売  上   1,300      仕  入    1,000 l     ※繰越商品=( 4 )    ※仕  入=( 5 )    ❹ 決算整理      ① 売上原価の算定        期首商品 100 + 当期仕入商品 1,000 ー 期末勝因 200 = 売上原価 900      ② 期首商品に係る仕訳       (借方)仕     入   100   (貸方)繰 越 商 品   100※29      ③ 期末商品に係る仕訳       (借方)繰 越 商 品   200   (貸方)仕     入   200       ➡ 画像参照    ❺ 決算整理後残高試算表(一部)            決算整理後残高試算表     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     繰越商品     200 l 売 上     1,300     仕  入     900 l      ※繰越商品=( 6 )     ※仕  入=( 1 ) 【アドバイス】※29 この仕訳に取引としての意味はないため、学習の初段階ではまず覚えてしまい、後述する仕訳前後の各勘定の意味を押さえればOK。 【アドバイス】※30 仕訳後の仕入勘定残高が期首商品+当期仕入ー期末商品=売上原価になっていることをイメージできればOK ⑤ まとめ※31  ❶ 決算整理前および決算整理後残高試算表における各勘定残高の意味    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l            l 決算整理前残高試算表 l 決算整理後残高試算表 l    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l  「繰越商品」勘定   l    ( 18 )    l    ( 19 )    l    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l  「仕  入」勘定   l    ( 20 )    l    ( 21 )    l    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l  「売  上」勘定   l    ( 22 )    l    ( 23 )    l    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【アドバイス】※31 決済整理仕訳の前後で、「繰越商品」、「仕入」、「売上」、の3勘定がどのような数値になるかを確認する。

    売上原価, 取得原価, 費用, 期首商品棚卸高, 当期商品仕入高, 期末商品棚卸高, 三分法, 商品売買取引, 繰越商品, 仕入, 売上, 分配法, 総記法, 在庫, 資産勘定, 期首繰越試算表, 決算整理前残高試算表, 期首商品原価, 期末商品原価, 当期商品仕入高, 売上原価, 売上高, 売上高

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    Chapter 8 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス Section 4 決算整理② 経過勘定 【ポイント】  ① 見越、繰延の手続きを理解する。 1.( 1 )   ここでは、( 2 )の手続きの一つである( 1 )について学習する。 ① 意義  一定期間の正しい( 3 )を行うためには、当期に属する( 4 )・( 5 )と次期以降に属する( 4 )・( 5 )が含まれていたり、 逆に、当期に属する( 4 )・( 5 )がいまだ現金の受取りや支払いを行っていないために処理されていないことがある。 この状態では正しい( 3 )を行うことができないため、決算整理にあたり、当期に属する( 4 )・( 5 )だけを当期の( 4 )・( 5 ) として計上するための手続きが必要になる。当該手続きによって生じる勘定を「( 1 )」といいます※1。  すでに( 4 )・( 5 )に計上されていても、次期以降に属する分は当期の( 3 )から控除して、次期へ( 6 )る必要がある。 これを「( 7 )」という。  また、現金の収支がなくても当期の負担に属する( 4 )・( 5 )は、当期の( 3 )に含める必要がある。 これを「( 8 )」という。 【板書】( 1 )                  ーーー( 7 )ーー>「前払費用(( 10 ))」                   l         ーーー( 9 )ーー         l         l         l         ーーー( 8 )ーー>「前受収益(( 11 ))」 ( 1 )ーーー l         ーーー( 13 )ーー>「未払費用(( 11 ))」         l         l         ーーー( 12 )ーー                   l                  ーーー( 14 )ーー>「未収収益(( 10 ))」 ② ( 15 )(( 7 ))  ❶ 意義    当期に支払った費用の額の中に次期以降に属する費用が含まれている場合、これを当期の費用から控除して次期以降の費用とする   ために繰り延べる必要がある。これを「( 15 )※2」といい、費用の繰延によって生じる( 1 )を「( 16 )※3」という。 【板書】( 16 )  ➡ 画像参照 【アドバイス】※2 費用の繰延とは、簡単に言うと、「まとめて支払った中に含まれる余計な次期分の費用を取り除く手続き」である。 【参考】※3 前払費用の仕訳を行う際の勘定科目は、「( 17 )」などの具体的な科目を使用するが、貸借対照表に表示する際は、「( 16 )」 という包括的な科目で表示する。  ❷ 仕訳   貸方の費用には「( 18 )」や「( 19 )」などの科目名を使用し、借方の( 16 )には「( 20 )」や「( 21 )」などの  科目名を使用する※4。   (借方)前 払 利 息   XXX   (貸方)支 払 利 息   XXX 【発展】※4 前払利息(前払費用)は、前払した分、サービスを受けることができる権利ととらえることができ、 この点、会計上の資産として認識される。  ❸ 具体的処理   ・取引例 前払費用     第1期(x5年4月1日~x6年3月31日)の7月1日に、借入金に対する向こう1年分の利息 1,200円を現金で支払った。     ➡画像参照   ① 第1期   (1)利息支払時(x5年7月1日)     (借方)支 払 利 息   1,200   (貸方)現   金   1,200   (2)決算整理前残高試算表     前 T/B※5には、第1期に支払った費用の全額 1,200円が計上される。             決算整理前残高試算表(一部)     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     支払利息     1,200 l   (3)決算整理(x6年3月31日)     前 T/B における支払利息 1,200円には、第2期の費用である 300円も含まれている。そこで、決済整理にあたり、    第2期の費用である 300円を第1期の費用から控除し、「( 17 )」として次期に繰り延べる。    (借方)前 払 利 息   300   (貸方)支 払 利 息   300※6   (4)決算整理後残高試算表     後T/B※7には、第1期に属する費用 900円が支払利息として計上され、第2期に属する 300円が前払利息として計上される。              決算整理後残高試算表(一部)     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     前払利息     300 l     支払利息     900 l   (5)勘定記入     ➡ 画像参照   (6)損益計算書および貸借対照表(一部)         損 益 計 算 書             貸 借 対 照 表     ーーーーーーーーーーーーーーーー     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     支払利息   900 l            前払費用   300 l 【用語】※5 前T/B:決算整理前残高試算表 【アドバイス】※6 余計な次期分の費用 300( 1,200 のうち、次期 4月~ 6月までの3か月分)をマイナスする。 【用語】※7 後T/B:決算整理後残高試算表  ② 第2期   (1)期首繰越試算表     第1期から前払利息(資産勘定)300円が繰り越される。            期首繰越試算表(一部)      ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー      前払利息     300 l   (2)再振替仕訳(x6年4月1日)      第1期から繰り延べられた前払利息は、第2期の( 5 )になるため、「( 18 )」として計上する。     結果として、第1期の( 22 )の( 23 )を行う。これを( 24 )という。なお、( 24 )は( 25 )に行う。     (借方)支 払 利 息   300   (貸方)前 払 利 息   300※9 【アドバイス】※8 決算整理により、費用勘定は当期分の 900(1,200のうち、当期7月~3月までの 9か月分)となり、これを当期の P/L に計上する。   (3)決算前残高試算表     前T/Bには、第2期に属する費用 300円が( 18 )として計上される。              決算整理前残高試算表(一部)     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     支払利息     300※10 l 【アドバイス】※9 ( 25 )をする。まずは、これにより、次期分の( 26 )もうまくいくとイメージして読み進める。 【アドバイス】※10 ( 24 )により、費用勘定は次期分の 300(1,200のうち、次期4月~6月までの3か月分)となり、これを次期の P/L に計上する。

    経過勘定, 決算手続, 損益計算, 収益, 費用, 繰り延べ, 損益の繰延, 損益の見越, 繰延, 資産, 負債, 見込, 費用の見越, 収益の見越, 費用の繰延, 前払費用, 前払利息, 支払利息, 支払家賃, 前払利息, 前払家賃, 決算整理仕訳, 逆仕訳, 再振替仕訳

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    Chapter 8 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス Section 4 決算整理② 経過勘定 ③( 1 )(( 2 )) ❶ 意義   当期に受け取った( 3 )の額の中に次期以降に属する( 3 )が含まれている場合、これを当期の( 3 )から控除して  次期以降の( 3 )とするために( 4 )る必要がある。これを「( 2 )※11」といい、( 2 )によって生じる( 5 )を  「( 1 )※12」という。 【板書】( 1 )  ➡ 画像参照 【アドバイス】※11 ( 2 )とは、簡単に言うと、「まとめてもらった中に含まれる余計な次期分の( 3 )を取り除く手続き」である。 【参考】※12 前受費用の勘定科目は、「前受利息」などの具体的な科目を使用するが、貸借対照表に表示する際は、「( 1 )」という 包括的な科目で表示する。  ❷ 仕訳    借方の収益には「( 6 )」や「( 7 )」などの科目名を使用し、貸方の( 1 )には「( 8 )」や「( 9 )」など   の科目名を使用する※13。      (借方)受 取 利 息   XXX     (貸方)前 受 利 息   XXX 【発展】※13 ( 8 )(( 1 ))は、前受した分、サービスを提供しなければならない義務ととらえることができ、この点、 会計上の負債として認識される。  ❸ 具体的処理   ・取引例 前受収益     第1期(x5年4月1日からx6年3月31日)の7月1日に、貸付金に対する向こう1年分の利息 1,200円を現金で受け取った。   <ーーーーーーーーーーー第1期ーーーーーーーーーー><ーーーーー第2期ーーーーー>   4/1         7/1             3/31            6/30  ー l ーーーーーーーーー l ーーーーーーーーーーーーー l ーーーーーーーーーーーーー l ー>              l     第1期に受け取った金額   1,200       l              ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー              l   第1期の収益  900  l              ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー                             l   第2期の収益  300  l                             ーーーーーーーーーーーーーーー   ② 第1期   (1)利息受取時(x5年7月1日)     (借方)現    金     1,200     (貸方)受 取 利 息     1,200   (2)決算整理前残高試算表     前T/Bには、第1期に受け取った収益の全額 1,200円が計上される。                決算整理前残高試算表(一部)       ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー                     l 受取利息       1,200   (3)決算整理(x6年3月31日)     前T/Bにおける受取利息 1,200円の中には、第2期の収益である 300円も含まれている。そこで、決算整理にあたり、    第2期の収益である 300円を当期の収益から控除し、「前受利息」として次期に繰り延べる。     (借方)受 取 利 息     300      (貸方)前 受 利 息     300 ※14 【アドバイス】※14 余計な次期分の収益 300(1,200 のうち、次期4月~6月までの 3か月分)をマイナスする。   (4)決算整理後残高試算表     後T/Bには、第1期に属する収益 900円が受取利息として計上され、第2期に属する収益 300円が前受利息として    計上される。                決算整理後残高試算表(一部)      ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー                     l 前受利息       300                     l 受取利息       900   (5)勘定記入     ➡画像参照   (6)損益計算書および貸借対照表(一部)        損 益 計 算 書               貸 借 対 照 表     ーーーーーーーーーーーーーーーー       ーーーーーーーーーーーーーーーー            l 受取利息   900               l 前受収益  300   ② 第2期   (1)期首繰越試算表     第1期から前受利息 300円(負債勘定)が繰り越される。                 期首繰越試算表(一部)      ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー                     l 前受利息         300   (2)再振替仕訳(x6年4月1日)     第1期から繰り延べられた前受利息は第2期の収益になるため、( 10 )を行い、「受取利息」として収益に計上する。     (借方)前 受 利 息     300     (貸方)受 取 利 息     300 ※16 【アドバイス】※16 決算時の逆仕訳をする。まずは、これにより、次期分の収益計算もうまくいくとイメージして読み進める。   (3)決算整理前残高試算表     前T/Bには、第2期に属する収益 300円が受取利息として計上される。                決算整理残高試算表(一部)      ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー                     l 受取利息        300 ※17 【アドバイス】※17 ( 10 )により、収益勘定は次期分の 300(1,200 のうち、次期4月~6月までの3か月分)となり、これを 次期の P/L に計上する。

    前受収益, 収益の繰延, 収益, 繰り延べ, 経過勘定, 受取利息, 受取家賃, 前受利息, 前受家賃, 再振替仕訳

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    Chapter 8 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス Section 4 決算整理② 経過勘定 ④( 1 )(( 2 ))  ❶ 意義    当期においてすでに費用として発生しているものの、契約によりいまだ金銭の支払いが行われていない費用がある場合、   支払が行われていなくても当期に属する費用は当期の費用として計上する必要がある。これを「( 2 )※18」といい、   ( 2 )によって生じる( 3 )を「( 1 )※19」という。 【板書】( 1 )  ➡ 画像参照 【アドバイス】※18 ( 2 )とは、簡単に言うと、「次期に後払いする場合に、足りない当期分の費用を先取りする手続き」である。 【参考】※19 ( 1 )の仕訳を行う際の勘定科目は、「( 6 )」などの具体的な科目を使用するが、貸借対照表に表示する際は、「( 1 )」 という包括的な科目で表示する。  ❷ 仕訳   借方の費用には「( 4 )」や「( 5 )」などの科目名を使用し、貸方の未払費用には「( 6 )」や「( 7 )」などの科目名を   使用する※20     (借方)支 払 利 息   XXX     (貸方)未 払 利 息   XXX 【発展】※20 ( 6 )(( 1 ))は、サービスを受けた分、支払いをしなければならない義務ととらえることができ、この点、 会計上の( 8 )として認識される。  ❸ 具体的処理  ・取引例 未払費用    第1期(x5年4月1日~x6年3月31日)の7月1日に借入期間1年の条件で借入を行い、当該借入金に対する1年分の利息 1,200円は   第2期のx6年6月30日に現金で後払いする。   <ーーーーーーーーーーーー第1期ーーーーーーーーーーーー><ーーーーー第2期ーーーーー>   4/1          7/1               3/31            6/30  ー l ーーーーーーーーーー l ーーーーーーーーーーーーーーー l ーーーーーーーーーーーーー l ー>               l     第2期に支払う予定の金額   1,200        l               ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー               l   第1期の費用   900   l               ーーーーーーーーーーーーーーーーー  ①第1期  (1)決算整理前残高試算表    第1期においては費用を支払っていないため、前T/Bには何も計上されない。               決算整理前残高試算表      ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー                    l  (2)決算整理(x6年3月31日)    前T/Bには、第1期の費用である 900円について何も計上されていない。そこで、決算整理にあたり、第1期の費用である   900円を第1期の費用として計上し、この未払分を第2期に繰り越すため「未払利息」を計上する。    (借方)支 払 利 息   900     (貸方)未 払 利 息   900 ※21 【アドバイス】※21 足りない当期分の費用 900( 1,200のうち、当期7月~3月までの 9か月分)を計上する。  (3)決算整理後残高試算表    後T/Bには、第1期に属する費用 900円が支払利息として計上され、未払分が未払利息として計上される。                決算整理後残高試算表     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     支払利息         900 l 未払利息         900 ※22 【アドバイス】※22 決算整理により、費用勘定は当期分の 900( 1,200のうち、当期 7月~3月までの 9か月分)となり、 これを当期の P/L に計上する。  (4)勘定記入    ➡ 画像参照  (5)損益計算書及び貸借対照表(一部)         損 益 計 算 書          貸 借 対 照 表      ーーーーーーーーーーーーーーー     ーーーーーーーーーーーーーー      支払利息 900 l                   l 未払費用 900  ②第2期  (1)期首繰越試算表    第1期から未払利息(負債勘定)900円が繰り越される。            期首繰越試算表(一部)    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー                  l 未払利息       900 ※23  (2)再振替仕訳(x6年4月1日)     第2期になると金銭の支払いが行われるため、第1期から繰り越された未払利息を取りけす。また、支払時に支払額全額を    第2期の費用として計上するので、第1期の費用をあらかじめ控除しておくために、( 9 )を行い、支払利息のマイナスとして    計上する。    (借方)未 払 利 息     900     (貸方)支 払 利 息     900 ※23 【アドバイス】※23 決算時の( 10 )をする。まずは、これにより、次期分の費用計算もうまくいくとイメージして読み進める  (3)利息支払時(x6年6月30日)    (貸方)支 払 利 息     1,200     (貸方)現    金     1,200  (4)決算整理前残高試算表    前T/Bには、第2期に属する費用が支払利息として計上される。              決算整理前残高試算表(一部)     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     支払利息      300 ※24 l 【アドバイス】※24 ( 9 )により、費用勘定は次期分の 300(1,200のうち、次期4月~6月までの3か月分)となり、 これを次期の P/L に計上する。  (5)勘定記入    ➡ 画像参照

    未払費用, 費用の見越, 経過勘定, 支払利息, 支払家賃, 未払利息, 未払家賃, 負債, 再振替仕訳

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    Chapter 8 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス Section 4 決算整理② 経過勘定 ⑤( 1 )(( 2 ))  ❶ 意義    当期においてすでに収益として発生しているものの、契約によりいまだ金銭の受取りが行われていない収益がある場合、   受取りが行われていなくても、当期に属する収益は当期の収益として計上する必要がある。   これを「( 2 )※25」といい、( 2 )によって生じる( 3 )を「( 1 )※26」という。 【板書】( 1 )   <ーーーーーーー 当期 ーーーーーーーーーー>  期 首                  決算日       受取日  ーlーーーーーlーーーーーーーーーーーーーーーーl----------l-->         l     次期に受け取る予定の金額          l        ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー         l   当期に属する収益     l        ーーーーーーーーーーーーーーーーー               ⇩              ( 1 ) 【アドバイス】※25 収益の見越しとは、簡単に言うと、「次期に後もらいする場合に、足りない当期分の収益を先取りする手続き」である。 【参考】※26 未収収益の仕訳を行う際の勘定科目は「未収利息」などの具体的な科目を使用するが、貸借対照表に表示する際は 「未収収益」という包括的な科目で表示する。  ❷ 貸方の収益には「( 4 )」や「( 5 )」などの科目名を使用し、借方の( 1 )には「( 6 )」や「( 7 )」    などの科目名を使用する※27。      (借方)( 6 )     XXX     (貸方)( 7 )     XXX 【発展】※27 未収利息(未収収益)は、サービスを提供した分、支払いを受けることができる権利ととらえることができ、 この点、会計上の資産として認識される。  ❸ 具体的処理    ・取引例 未収収益     第1期(x5年4月1日~x6年3月31日)の7月1日に貸付期間1年の条件で貸付を行い、当該貸付金に対する    1年分の利息 1,200円は第2期のx6年6月30日に現金で後受けする。    <ーーーーーーーーーー第1期ーーーーーーーーーー><ーーーーー第2期ーーーーー>   4/1       7/1               3/31            6/30   ーlーーーーーーーーlーーーーーーーーーーーーーーーーlーーーーーーーーーーーーーーlーー>             l     第2期に受け取る予定の金額     1,200     l            ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー             l     第1期の収益   900 l            ーーーーーーーーーーーーーーーーー  ① 第1期  (1)決算整理前残高試算表    第1期においては収益を受け取っていないため、前T/Bには何も計上されない。           決算整理前残高試算表(一部)    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー                l  (2)決算整理(x6年3月31日)    前T/Bには、第1期に属する収益 900円が受取利息として計上され、未収分が( 6 )として計上する。     (借方)( 6 )     900       (貸方)受 取 利 息     900※28 【アドバイス】※28 足りない当期分の収益 900(1,200のうち、当期7月~3月までの 9か月分)を計上する。  (3)決算整理後残高試算表    後T/Bには、、第1期に属する収益 900円が( 4 )として計上され、未収分が( 6 )として計上される。           決算整理後残高試算表(一部)    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    ( 6 )     900 ※29 l ( 4 )     900 【アドバイス】※29 決算整理により、収益勘定は当期分の 900( 1,200のうち、当期7月~3月までの9か月分)となり、これを当期の P/L に計上する。  (4)勘定記入    ➡ 画像参照 ⑥ 再振替仕訳   費用の未払や収益の未収がある場合、実際の受払いは次期に行われるため( 8 )としては処理されない。  そこで、決算整理で( 9 )を行う必要がある。   実際に受け払いが行われたタイミング(次期)では収益、費用として仕訳処理されるが、その金額は受け払いされた全額であり、  前期対応分も含まれてしまうので控除する必要がある。この控除に該当するのが( 10 )である。期首に前もって収益、費用を  減額しておき、実際に受け払いされた際に計上される収益、費用と合計することで( 11 )上適切な金額に調整する。 ⑦ 経過勘定の貸借対照表表示(まとめ)※32※33   経過勘定の仕訳を行う際の勘定科目は「( 12 )」「( 13 )」「( 14 )」「( 15 )」などの具体的な科目を使用するが、  経過勘定を貸借対照表に表示する際は「( 16 )」「( 17 )」「( 18 )」「( 19 )」という包括的な科目で表示する。      勘定科目            貸借対照表表示  ーーーーーーーーーーーーーー     ーーーーーーーーーーー  「( 12 )」「( 20 )」など   ➡  まとめて「( 16 )」  「( 13 )」「( 21 )」など   ➡  まとめて「( 22 )」  「( 14 )」「( 22 )」など   ➡  まとめて「( 18 )」  「( 6 )」「( 7 )」など    ➡  まとめて「( 19 )」 【アドバイス】※32 前払費用、前受収益、未払費用、未収収益は、キャッシュフロー計算書でも登場するので、押さえておく。 【参考】※33 実務上、重要性が乏しい場合は、経過勘定を計上しないこともできる。

    未収収益, 収益の見越, 経過勘定, 受取利息, 受取家賃, 未収利息, 未収家賃, 期中取引, 見越処理, 再振替仕訳, 期間対応, 前払利息, 前受利息, 未払利息, 未収利息, 前払費用, 前受費用, 未払費用, 未収収益, 前払家賃, 前受家賃, 前受収益, 未払家賃

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    Chapter 8 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス Section 4 決算整理② 経過勘定 【ミニテスト】 簿記では、資産・収益は借方(左側)で増加、負債・純資産・費用は貸方(右側)で増加を表す。 売掛金は基本的に、掛売上で増加し、回収により減少する。 買掛金は基本的に、掛仕入で増加し、支払により減少する。 値引と割引は、売上高や売上原価を直接マイナスする。 売上原価は、期首商品+当期仕入ー期末商品で計算される。 定額法による減価償却費は、(取得原価ー残存価格)/ 耐用年数で計算される。 減価償却累計額と貸倒引当金は、原則として貸借対照表上、資産の部でマイナス表示される。 収益・費用の繰延は、当期に前払した金額に含まれる次期分の収益・費用を、当期の P/L から除去する手続きである。 収益・費用の見越は、次期に後払いされる当期分の収益・費用を、当期の P/L へ計上する手続きである。 前受収益・未収収益は資産に、前払費用・未払費用は負債に計上される。

    ✖, 〇, 〇, ✖, 〇, 〇, 〇, 〇, 〇, ✖

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    Chapter 9 キャッシュフロー計算書の作成プロセス Section 1 キャッシュフロー計算書の具体例 【ポイント】  ① キャッシュフローの3つの活動区分を押さえる。  ② 直接法と間接法のキャッシュフロー計算書の違いを押さえる 1.キャッシュフロー計算書とは   貸借対照表は一定時点の( 1 )、損益計算書は一定期間の( 2 )を表すのに対し、( 3 )は、一定期間の  ( 4 )(( 5 ))の増減を表すものである※1※2。 【参考】※1 ( 3 )は、損益計算書では把握できないお金の動きを把握することができる。実務上重要な( 6 )と 位置付けられており、診断士試験にもよく出題されている。 【アドバイス】※2 ( 3 )をひとことで言うと、「( 7 )の増減明細を表す( 6 )である。 2.キャッシュフロー計算書の表示   キャッシュフロー計算書は、次のように、( 8 )による( 9 )、( 10 )による( 9 )、  ( 11 )による( 9 )の3つに区分して表示される。 ( 8 )による( 9 )     XXX ( 10 )による( 9 )     XXX ( 11 )による( 9 )     XXX ( 5 )に係る換算差額     XXX ( 5 )の増加額(減少額)    XXX ーー> 1~4までの合計 ( 5 )の期首残高       XXX ( 5 )の期末残高       XXX ーー> 5 + 6 【アドバイス】※3 ( 7 )の増減を3つの活動に区分して表示する。企業のお金の流れを表すイメージになる。 調達(財務)→ 投資 → リターンを得る(営業) 【参考】※4 「( 5 )に係る( 12 )」は診断士試験で問われる可能性は低いと考えられる。 ◆直接法の例  ➡ 画像参照 ◆間接法の例  ➡ 画像参照 ※直接法と間接法は営業活動のみが異なるだけで、投資と財務はまったく同じ。 ※キャッシュフロー計算書の理解には簿記の構造理解が必要になる。診断士試験で初めて会計を勉強する人が  いきなり理解するのは難しいため、まずは①問題解答ができるようにする②理解はその後、というイメージで学習する。

    財政状態, 経営成績, キャッシュフロー計算書, キャッシュ, 現金及び現金同等物, 財務諸表, 現金預金, 営業活動, キャッシュフロー, 投資活動, 財務活動, 換算差額

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    Chapter 9 キャッシュフロー計算書の作成プロセス Section 2 直接法によるキャッシュフロー計算書の作成 【ポイント】  ① 営業収入の計算をできるようにする。  ② 商品の仕入れによる支出の計算をできるようにする。  ③ 資産、負債の増減が、キャッシュフローに与える影響を押さえる。 1.( 1 )によるキャッシュフロー※1   ( 1 )によるキャッシュフローには、主として( 2 )の対象となった取引、および( 3 )および( 4 )の取引  によるキャッシュフローを記載する。直接法による( 1 )によるキャッシュフローの区分には、次の主な項目を記載する※2。 【板書】( 1 )によるキャッシュフローで使用する項目  I ( 1 )によるキャッシュフロー    ( 5 )                    XXX    ( 6 )又は商品の( 7 )        △ XXX    ( 8 )の支出              △ XXX    その他の( 9 )              △ XXX    小計                      XXX ← 本来の( 13 )※3    ( 10 )及び( 11 )の受取額        XXX ー    ( 10 )の( 12 )            △ XXX  その他の取引によるCF    ( 13 )の( 12 )            △ XXX ー    ( 1 )によるキャッシュフロー         XXX 【アドバイス】※1 ( 1 )によるキャッシュフローは、キャッシュフロー計算書攻略のメイン論点になるため、しっかり学習する。 【参考】※2 実務上、多くの上場企業は間接法でキャッシュフローを作成するが、試験では直接法も出題される。 【アドバイス】※3 ( 1 )によるキャッシュフローは、小計前後で表しているキャッシュフローが異なっている。 小計まで:( 14 ) 小計以下:( 15 ) 以下、各項目の算出について学習する。計算式の「↑」の記号は、貸借対照表の項目に付しており、期末の金額から期首の金額を差し引く という意味合いである(すべての計算式を「↑」にそろえている)。 ① 営業収入   営業収入は、損益計算書の( 16 )の( 17 )等の増減額を加減して計算する。     +営業収入=+( 16 )ー( 18 )※4※5※6 【アドバイス】※4 直接法の営業CFのパターン問題は、P/L 項目と B/S 項目からCFを推定するという問題になる。 推定に意味を見出すのは難しいため、まずは式を覚えて計算できればOK。理解は後からという勉強をする。 【アドバイス】※5 直感的な理解として、未回収高である( 17 )が増加したらCFにはマイナス影響を与えるというイメージがもてたらOK。 【過去問】※6 ・〇か✖で答えよ 当期売上高 1,000万円、期首売上高残高 100万円、期末売上高債権残高 150万円のときの営業収入は 950万円である。(H19-13改題) ・解答:( 19 ) ② 商品の仕入れによる支出   商品の仕入れによる支出は、損益計算書の( 20 )に( 21 )の増減、( 22 )の増減を加減して計算する。     ー商品の仕入れによる支出=ー( 20 )ー( 23 )+( 24 )※7 【アドバイス】※7 直感的な理解として、在庫である( 21 )が増加したらCFにはマイナス影響、未払高である( 22 )が増加したらCFには プラス影響をを与えるというイメージがもてたらOK。 ③ 人件費の支出とその他の営業支出   人件費の支出は、( 25 )のうち、人件費の( 26 )を調整する。同様に、その他の営業支出は、( 25 )のうち、  ( 27 )の( 26 )を調整する。いずれも( 26 )の調整がポイントとなる。    ー人件費の支出=ー人件費+( 28 )ー( 29 )                     ↳ ( 26 )を調整    ー( 27 )=ー( 27 )+( 30 )ー( 31 )                     ↳ ( 26 )を調整 ④ その他の取引によるCF(小計以下の調整)   人件費の支出やその他の営業支出と同じように、いずれも( 26 )の調整がポイントとなる。    +利息及び配当金の受取額=+受取利息+前受利息 ↑ ー未収利息 ↑    ー利息の支払額=支払利息+未払利息 ↑ ー前払利息 ↑    ー法人税等の支払額=ー( 32 )+( 33 ) ↑ ※8 【アドバイス】※8 「( 33 )」は、法人税等専用の未払金であり、負債の勘定となる。 <貸借対照表の項目の符号>   上記の計算式では、貸借対照表の借方項目(( 34 ))が増えれば、キャッシュは( 35 )に作用し、  貸方項目(( 36 ))が増えれば、キャッシュは( 37 )に作用することが把握できる※9。            貸借対照表    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l 資産 ↑          l 負債 ↑           l    l ➡ キャッシュ   ー調整 l ➡ キャッシュ   +調整  l    l              lーーーーーーーーーーーーーーー    l              l 純資産 ↑          l    l              l ➡ キャッシュ   +調整  l    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【アドバイス】※9 ( 38 )が増えたらCFにマイナス影響、( 39 )が増えたらCFにプラス影響(減少はその逆)と覚える。 キャッシュフロー計算書攻略上、重要な法則になる。

    営業活動, 営業損益計算, 投資活動, 財務活動以外, 営業収入, 原材料, 仕入支出, 人件費, 営業支出, 利息, 配当金, 支払額, 営業CF, 本業のキャッシュフロー, 営業・投資・財務以外のキャッシュフロー, 売上高, 売上債権, 売上債権 ↑, 〇, 売上原価, 棚卸資産, 仕入債務, 棚卸資産 ↑, 仕入債務 ↑, 販売管理費, 経過勘定, その他の営業費, 未払給与 ↑, 前払給与 ↑, 未払営業費 ↑, 前払営業費 ↑, 法人税等, 未払い法人税等 ↑, 運用状態, マイナス, 調達源泉, プラス, 資産, 負債

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    Chapter 9 キャッシュフロー計算書の作成プロセス Section 2 直接法によるキャッシュフロー計算書の作成 2.投資活動によるキャッシュフロー   投資活動によるキャッシュフローには、( 1 )の取得および売却、( 2 )の取得および売却によるキャッシュフロー等を  記載する。投資活動によるキャッシュフローの区分には、次の主な項目を記載する。 【板書】投資活動によるキャッシュフローで使用する項目※10 ( 3 ) ( 4 ) ( 5 ) ( 6 ) ( 7 ) ( 8 ) 【アドバイス】※10 投資活動によるキャッシュフローの例をざっくり押さえておく。 3.財務活動によるキャッシュフロー   財務活動によるキャッシュフローには、( 9 )および( 10 )によるキャッシュフローや( 11 )の支払いなどを記載する。  財務活動によるキャッシュフローの区分には、次の主な項目を記載する。 【板書】財務活動によるキャッシュフローで使用する項目※11 ( 12 ) ( 13 ) ( 14 ) ( 15 ) ( 16 ) ( 17 ) 【アドバイス】※11 財務活動によるキャッシュフローの例をざっくり押さえておく。 【アドバイス】※11 財務活動によるキャッシュフローの例をざっくり押さえておく。

    固定資産, 有価証券, 有形固定資産の取得による支出, 有形固定資産の売却による収入, 有価証券(あるいは投資有価証券)の取得による支出, 有価証券(あるいは投資有価証券)の売却による収入, 貸付けによる支出, 貸付の回収による収入, 資金の調達, 返済, 配当金, 株式発行による収入, 社債の発行による収入, 社債の償還による支出, 短期借入金あるいは長期借入金の借入による収入, 短期借入金あるいは長期借入金の返済による支出, 配当金の支払いによる支出

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    Chapter 9 キャッシュフロー計算書の作成プロセス Section 3 間接法によるキャッシュフロー計算書の作成 【ポイント】  ① 間接法の営業キャッシュフローのスタートを押さえる。  ② 間接法の営業キャッシュフローの調整項目(特に減価償却費、営業外の調整、資産負債の増減調整)を押さえる。  ③ 間接法の営業キャッシュフローの調整項目の正負を押さえる。 1.間接法によるキャッシュフロー計算書の作成※1   営業活動によるキャッシュフロー(間接法:小計まで)は次のように表示する。なお、投資活動によるキャッシュフローおよび  財務活動によるキャッシュフローの区分には、直接法と間接法の区別はない。    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    l Ⅰ 営業活動によるキャッシュフロー                                   l    l    ( 1 )※2               + XXX ➡ ① P/Lの数値                 l    l    ( 2 )                 + XXX ➡ ② 非資金費用の調整※3            l    l    貸倒引当金の増加額            + XXX ➡ ③ 貸倒れ関連の調整              l    l    ( 3 )                 ー XXX ~・~                      l    l    ( 4 )                 + XXX ➡ ④ 営業利益への修正※3            l    l    有形固定資産売却             + XXX ~・~                      l    l    ( 5 )                 ー XXX ~・~                      l    l    ( 6 )                 ー XXX                          l    l    ( 7 )                 + XXX ➡ ⑤ 売上高、売上原価関連の資産/負債の調整※3  l    l    前受金の増加額              + XXX                          l    l    前払金の増加額              ー XXX ~・~                      l    l    未払費用(営業関連)の増加額       + XXX ➡ ⑥ その他調整                 l    l    前払費用(営業関連)の増加額       ー XXX ~・~                     l    l      小 計                 XXX   ←直接法と同額になる             l    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   ① 損益計算書の末尾の「( 1 )」をそのまま転記する。   ② ( 8 )(( 2 )等)については、キャッシュが社内留保されているため( 9 )する。   ③ 貸倒れに関する調整を行う。ここでは、P/L の( 10 )ではなく( 11 )の( 12 )を記入する。   ④ 営業活動以外の損益(( 13 )、( 14 ))を除去するため、損益計算書の項目を( 15 )※4を逆にして調整する。   ⑤ 売上高、売上原価に関連する資産/負債(代表例:( 16 )、( 17 )、( 18 ))の増減を調整する。   ⑥ ( 19 )に関連する資産/負債(( 20 ))の増減を調整する。   ※⑤と⑥は増加や減少によって( 15 )が変わるため注意する。※5 ( 24  <調整項目>  調整項目の「加算」「減算」はあくまでも例示である。たとえば、( 11 )が増加した場合は、( 21 )するが、 減少した場合は( 22 )する。また、( 23 )は、( 22 )するが、( 24 )は( 21 )する。 【板書】間接法の営業CF重要ポイントまとめ  ・( 1 )               P/L の数値  ・( 2 )               +  ・( 13 )・( 14 )          収益は△ , 費用は+  ・( 25 )の増減           資産増は△ , 負債増は+ ・・・> 減少は逆   (( 16 )・( 17 )・( 18 ))       小計              縦計(本業のCF合計) 【アドバイス】※1 間接法による営業活動によるキャッシュフローは、キャッシュフロー計算書の最重要論点になるので、 しっかり学習する。 【アドバイス】※2 利益スタートで調整項目を反映し、本業のキャッシュフローを表す形式となっている。 【アドバイス】※3 まずは、基本の調整項目である② ④ ⑤ を押さえる 【アドバイス】※4 調整項目の符号を押さえることがポイントになる。 【過去問】※5 ・〇か✖で答えよ 仕入債務の増加は、キャッシュフローの減少となる。(H27-9改題) ・解答:( 26 ) ※ 資産と負債の増減調整の符号は直接法同様、資産が増えたらマイナス、負債が増えたらプラス(減少はその逆)となる!

    税引前当期純利益, 減価償却費, 受取利息及び受取配当金, 支払利息, 売上債権の増加額, 棚卸資産の増加額, 仕入債務の増加額, 非資金費用, 加算, 貸倒引当金繰入額, 貸倒引当金, 純増加額, 営業外損益, 特別損益, 符号, 売上債権, 棚卸資産, 仕入債務, 販管費, 経過勘定, 加算調整, 減算調整, 有形固定資産売却益, 有形固定資産売却損, 運転資金, ✖

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    Chapter 9 キャッシュフロー計算書の作成プロセス Section 3 間接法によるキャッシュフロー計算書の作成 【ミニテスト】 キャッシュフロー計算書は、キャッシュフローを営業活動、投資活動、財務活動の3つに区分する。 直接法と間接法は、営業、投資、財務すべての表示方法が異なる。 営業活動によるキャッシュフローは、小計までで本業のキャッシュフローを表す。 営業収入は、売上高+売上債権の増加額で計算される。 商品の仕入れによる支出は、ー売上原価ー棚卸資産増加額ー仕入債務増加額で計算される。 キャッシュフロー計算上、関連する資産が増加したらマイナスに、関連する負債が増加したらプラスになる。 直接法と間接法の営業活動によるキャッシュフローは、表示方法が異なるだけで最終金額は一致する。 間接法による営業キャッシュフローは、税引き前当期純利益をスタートにして、各種調整をすることで営業活動によるキャッシュフローを表す。 間接法による営業キャッシュフロー上、減価償却費は減算調整される。 間接法による営業キャッシュフロー上、支払利息は減算調整される。 間接法による営業キャッシュフロー上、売上債権の増加額は減算調整される。

    〇, ✖, 〇, ✖, ✖, 〇, 〇, 〇, ✖, ✖, 〇

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    Chapter 10 原価計算 Section 1 原価計算精度の基礎 【ポイント】  ① 原価の分類を押さえる。  ② 総原価の構成要素を押さえる。 1.原価計算とは   製造業は、製品を製造するのにいくらお金がかかったのかを自ら計算する必要がある。たとえば、自動車製造業では、  自動車を製造するために、鉄板やタイヤなどの( 1 )の代金、製品を製造する( 2 )、製造に利用する電力やガス、水道  などの料金がかかる。このような、製品を製造するためにかかった金額のことを、( 3 )という。製造活動の記録のためには  ( 3 )の計算が必要になる。この( 3 )を正確に計算するための計算手続を( 4 )という※1。 【アドバイス】※1 ( 3 )を簡単に言うと、「製品を作るためにかかったお金」ということができ、( 3 )を計算するためのルールが( 4 )になる。 2.原価計算期間   製造業においても、流通業と同様に( 5 )(通常1年)における活動の記録に基づいて、( 6 )を作成する。  ( 4 )は通常( 7 )単位で行われ、この期間のことを( 8 )という※2。 【参考】※2 ( 8 )を1年ではなく( 7 )を単位とするのは、( 9 )に資する( 10 )をタイムリーに提供するためである。 3.原価の分類と構成   ( 3 )とは、( 11 )により消費された( 12 )を( 13 )に基づいて測定したものである。  このSection においてはその( 3 )の分類と体系について見ていく。 ① 原価の基礎的分類※3   ( 3 )は、どのような( 11 )に使われたのか(( 14 ))によって、次のように分類できる。 【板書】( 14 )による分類※4  ①( 15 ):製品の( 16 )に要した原価              ↳ ex. 材料費、労務費、製造にかかる経費など  ②( 17 ):( 18 )に要した原価           ↳ ex. 販売員給料、広告宣伝費など  ③( 19 ):( 20 )に要した原価           ↳ ex. 減価償却費など ※ ① ~ ③ までの合計を( 21 )という      ( 21 )=( 15 )+( 17 )+( 19 )※5 【参考】※3 ( 4 )の基礎として、( 3 )の分類は非常に重要となる。なぜならば、( 4 )上、分けた( 3 )により 異なる取り扱いをするためである。 【アドバイス】※4 簡単に言うと、「( 22 )による分類」である。 【アドバイス】※5 ( 21 )の式はしっかり押さえる。 ② 製造原価の分類   ❶( 25 )      製造工程で( 23 )を消費すると、( 24 )が発生する。   この( 24 )は、どのような( 23 )の対価であるかにより、次のように分類できる。   これを( 24 )の( 25 )という。 【板書】( 24 )の( 25 )※6  ①( 26 ):製造に使用する、材料、部品などを消費したことで発生する( 3 )           ↳ ex.原材料費、買入部品費など  ②( 27 ):( 28 )を消費したことで発生する原価           ↳ ex. 工員の賃金、工具の法定福利費など  ③( 29 ):①、②以外の製品の製造に要した費用           ↳ ex. 工場建物の減価償却費や水道光熱費など 【アドバイス】※6 簡単に言うと、「何を使ったかによる分類」である。  ❷ 製品との関連による分類 【板書】製品との関連による分類※7  ①( 30 ):材料費など、製品との対応関係(車の製造ならばタイヤ4個が必要)が明白(=個別計算可能)な製造原価           ↳ ex. 直接材料費  ②( 31 ):複数の製品に共通に消費されるなどの理由で、製品との個別対応計算ができない製造原価           ↳ ex. 工場で共同使用のスパナ、工場長の給料、工場建物の減価償却費など 【アドバイス】※7 複数種類の製品製造をしている場合に必要となる分類である。個別的に発注するための原価の割り振りができない間接費に分けられる。  以上より、製造原価は次のように分類できる。 【板書】製造原価の分類※8※9  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l     l  製造直接費   l  製造間接費   l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l 材料費 l   ( 32 )※ l   ( 33 )   l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l 労務費 l   ( 34 )※ l   ( 35 )   l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  l 経 費 l   ( 36 )   l   ( 37 )   l  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  ※( 32 )と( 33 )の合計を「( 38 )」という 【アドバイス】※8 製造原価の基本的な分類となるので、用語に慣れる。 【発展】※9 原価の分類には、ほかにも操業度との関連における分類(変動費、固定費)や、管理可能性に基づく分類 (管理可能費、管理不能費)等、さまざまある。  ※次のSection で具体的な原価計算について見ていく。

    材料, 労働者の賃金, 原価, 原価計算, 一会計期間, 財務諸表, 1か月, 原価計算期間, 経営管理, 原価情報, 経営活動, 経済的資源, 貨幣支出額, 原価の職能, 製造原価, 販売費, 販売活動, 一般管理費, 販売活動, 総原価, 仕事内容, 原価財, 製造原価, 形態分類, 材料費(material costs), 労務費(labor costs), 労働用役, 経費(expenses), 製造直接費(direct costs), 製造間接費(indirect costs), 直接材料費, 間接材料費, 直接労務費, 間接労務費, 直接経費, 間接経費, 素価

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    Chapter 10 原価計算 Section 2 原価計算精度 【ポイント】  ① 個別原価計算の手続き(特に賦課と配賦の手続き)を押さえる。  ② 総合原価計算の手続き(特に直接材料費と加工費で計算上用いる数量の違い)を押さえる。  ③ 標準原価計算の手続き(特に数量差異と価格差異の計算)を押さえる。 1.原価計算の種類   ( 1 )とは、( 2 )と結合して、利害関係者のために製造原価の( 3 )を開示するための制度である。   原価計算には、( 4 )と( 5 )、( 6 )と( 7 )といった分類がある※1。 【アドバイス】※1 ( 4 )、( 5 )、( 6 )、( 7 )それぞれ出題されているので、しっかり学習する。 2.( 4 )と( 5 ) ①( 4 )※2   ( 8 )形態において採用される製品原価計算の方法である。顧客からの注文1口に応じて発行される( 9 )※3ごとに  区別して製品原価を算定し、( 10 )※4にその原価が集計される。  ➡画像参照 【アドバイス】※2 ひとつひとつ異なる製品を製造している場合に適用される原価計算である。 【用語】※3 ( 9 ):( 11 )のこと。原価計算上は原価の集計単位としての意味をもつ。 【用語】※4 ( 12 ):製造原価の内訳表  ❶ ( 4 )の計算法※5    ( 4 )では、( 12 )については各( 9 )ごとに実際に発生した原価を( 13 )し、   ( 14 )については、一定の( 15 )にしたがって各( 9 )に( 16 )する※6※7。 【板書】( 4 )の計算法  ➡ 画像参照 【アドバイス】※5 まずは、原価を直接費と間接費に分け、異なる取扱いをするイメージをもって読み進める。 【用語】※6 ( 13 ):特別な計算なしに原価の割り振りをすること。 ( 16 ):一定の基準に基づいて原価の割り振りをすること。 【発展】※7 部門ごとに( 17 )を行う「( 18 )」もある。  ❷ ( 4 )の計算例    工場全体で発生した原価を次のように設定し、( 14 )の( 15 )※8として( 19 )を採用した場合の   計算例は、次のようになる。 【アドバイス】※8 ( 15 )は必ず問題文に表示が入る。 【板書】原価計算表(総括)  ➡ 画像参照 No.101 の 製造間接費   = 400,000円(製造間接費合計)✖ 100,000円(No.101 の 直接材料費)/ 500,000円(直接材料費合計)   = 80,000円 【アドバイス】※9 診断士試験では、各製品が期末現在どのような状態か、問題文に必ず記載がある。 完成、売上済み:( 20 )  完成、見売上:( 21 )     未完成:( 22 ) 【用語】※10 ( 23 ):当期新たに発生した原価。 【用語】※11 ( 24 ):当期に完成した製品の原価

    原価計算制度, 制度会計, 明細, 個別原価計算, 総合原価計算, 実際原価計算, 受注生産, 製造指図書, 原価計算表, 製造命令書, 製造直接費, 賦課, 製造間接費, 配賦基準, 配賦, 配賦計算, 部門別個別原価計算, 直接材料費, 売上原価, 期末製品, 期末仕掛品, 当期総製造費用, 当期製品製造原価

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    Chapter 10 原価計算 Section 2 原価計算制度 ② ( 1 )※12   ( 2 )形態において採用される( 3 )の方法である。  1か月を( 4 )として、その間に発生した原価を集計し、それを1か月間の( 5 )で除することにより  製品単位当たりの( 6 )を計算する。  ❶ ( 1 )の計算法※13    ( 1 )では、( 7 )を( 8 )とそれ以外の原価(( 9 ))とに分類して計算することになる。 【板書】総合原価計算の計算法  ➡ 画像参照 【アドバイス】※13 まずは、原価を( 8 )と( 9 )に分け、異なる取り扱いをするイメージをもって読み進める。 【アドバイス】※14 ( 9 )は( 8 )以外の製造原価が該当する。 【過去問】※15 ・〇か✖で答えよ 加工費は、直接労務費+製造間接費で計算される。(H20-9改題) ・解答:( 10 )  ❷( 1 )の計算例    ここでは3つのケースについて説明する。 <ケース1>   このケースの場合、( 11 )および( 12 )が存在しないため、( 13 )がすべて( 14 )(( 15 ))となり、  ( 16 )を完成品量で除することにより、( 17 )を求めることができる。 【板書】総合原価計算の計算例(ケース1)  例:当月に生産を開始した製品が、すべて当月中に完成品になった場合  <当月のデータ>   1.生産データ     製品     1,000個(すべて完成)   2.原価データ     直接材料費     600,000円     加工費       475,000円      計       1,075,000円  ◆( 14 )=( 8 )+( 9 )= 1,075,000円  ◆( 17 )= 1,075,000円 ÷ 1,000個= 1,075円 / 個※16 【アドバイス】※16 製品 1,000個作るのに 1,075,000円かかり、1個当たりはすべて同じ 1,075円かかったと考えるのが( 1 )の基本である。 <ケース2>   計算の方向性として、( 6 )の合計を、( 18 )のための原価、( 19 )のための原価に按分するということをする。  分ける基準は、( 1 )であるため、数量比になる。   ( 9 )は、製品の製造が進むにつれて発生する原価というイメージである。仮に仕掛品の進捗度※17が 50%である場合、  完成品に比較して 50%しか原価が使われていないため、進捗度を考慮した数量(( 20 ))で按分する。 【用語】※7 ( 21 ):加工の進み具合。 【板書】総合原価計算の計算例(ケース2)※18  例:当月に生産を開始した製品が、すべて完成せず、期末仕掛品が発生した場合  <当月のデータ>   1.生産データ     当期投入   1,000個(完成品 900個、期末仕掛品 100個)     (注)材料は工程の始点で投入し、期末仕掛品の加工は 50%まで終了している   2.原価データ     直接材料費     600,000円     加工費       475,000円      計       1,075,000円   直接材料費:( 22 )(普通の数量比)     加工費:完成品 ➡ ( 22 )         仕掛品 ➡ ( 20 )(( 23 )✖( 21 ))比 【アドバイス】※18 このケースから、( 8 )と( 9 )の取り扱いが分かれていく。 【板書】進捗度のイメージ  ➡ 画像参照 <ケース2>の具体的計算例  ➡ 画像参照  画像の内容により、( 16 )、( 11 )、( 17 )は次のように計算できる。 ◆( 16 )=( 8 ) 540,000円+( 9 ) 450,000円= 990,000円 ◆( 24 )=( 8 ) 60,000円+( 9 ) 25,000円= 85,000円 ◆( 17 )= 990,000円 ÷ 900円=1,100円 / 個 <ケース3>  期首しか買いr品が存在する場合※21には、( 25 )と( 13 )を完成品と( 12 )に配分することが必要となる。 その配分方法には、①( 26 )、②( 27 )※22の2つがあり、順を追って計算方法を確認する。 【板書】総合原価計算の計算例(ケース3)  例:前月に生産を開始した製品が、前月中にすべて完成せずに仕掛品として当月に繰り越され、かつ当月も仕掛品が    発生した場合 <当月のデータ>  1.生産データ    期首仕掛品     100個(進捗度 50%)     当期投入    1,000個      計      1,100個    期末仕掛品     200個(進捗度 50%)     完成品      900個     (注)材料はすべて工程の始点で投入している  2.原価データ           直接材料費     加工費     計    ( 25 )    71,000円     40,000円   111,000円    ( 24 )   600,000円    475,000円  1,075,000円     計     671,000円    515,000円  1,186,000円 【アドバイス】※21 期首仕掛品がある場合が、本試験でもっともよく出題されているので、しっかり学習する。 【アドバイス】※22 ( 26 )と( 27 )どちら採用するかは、必ず問題文に指示が入る。 また、本試験では主に( 27 )が問われている。 【板書】先入先出法を採用した場合  ➡ 画像参照 ◆( 16 )= 551,000円+ 465,000円= 1,016,000円 ◆( 24 )= 120,000円+ 50,000円= 170,000円 ◆( 17 )= 1,016,000円 ÷ 900個 ≒ 1,129円 / 個 ※25 ーーーーーーー 【アドバイス】※23 先に作り始めたものから完成すると仮定するため、( 11 )は( 28 )のみから計算される。 【アドバイス】※24 ( 8 )、( 9 )それぞれで( 29 )、( 24 )を計算し、最後に合計する。 【発展】※25 ( 26 )には、( 17 )を( 30 )と( 31 )とに区分して算出する「( 32 )」もある。 ーーーーーーー 【板書】平均法を採用した場合  ➡ 画像参照 ◆( 16 )= 549,000円 + 463,500円 = 1,012,500円 ◆( 24 )= 122,000円 + 51,500円 = 173,500円 ◆( 17 )= 1,012,500円 ÷ 900個 = 1,125円 / 個 ーーーーーーー 【アドバイス】※26 ( 25 )と( 28 )の平均単価を計算し、当該単価で( 29 )と( 34 )を計算する。 【参考】※27 610円 ✖ 900個で計算してもよい。 【参考】※28 900個 + 200個(完成品数量 + 期末仕掛品数量)で計算してもよい。 【参考】※30 900個 + 100個(完成品数量 + 期末仕掛品換算数量)で計算してもよい。

    総合原価計算, 大量生産, 製品原価計算, 原価計算期間, 生産量, 製造原価, 発生原価, 直接材料費, 加工費, 〇, 期首仕掛品, 期末仕掛品, 当期総製造費用, 完成品総合原価, 当期製品製造原価, 完成品総合原価, 完成品単位原価, 完成品製造, 仕掛品製造, 完成品換算量, 進捗度, 実在量比, 実在量, 期末仕掛品原価, 期首仕掛品原価, 先入先出法, 平均法, 当期投入原価, 完成品原価, 当月着手完成分, 月初仕掛品完成分, 純粋先入先出法, 仕掛品原価

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    Chapter 10 原価計算 Section 2 原価計算制度 3.実際原価計算と標準原価計算 ①( 1 )※31   ( 1 )とは、製品を製造するのに必要とした原価を、製品の製造後に把握する原価計算の方法である。 【アドバイス】※31 これまで見てきた普通の原価計算のこと。 ②( 2 )※32   ( 2 )とは、製品の製造前に、その製品を製造するための標準的な原価を設定し、実際に必要とした原価と  ( 3 )することにより、( 4 )を把握し、( 5 )を高める方法である。 【板書】( 2 )  ➡ 画像参照 【アドバイス】※32 事前に目標値(( 6 ))を設定し、( 7 )との差額を計算し、差異を把握して原価低減に役立てる。 【アドバイス】※33 差異の把握が( 2 )の特徴であるため、診断士試験でよく問われている。 【参考】※34 ( 2 )は、( 8 )だけでなく、( 9 )の計算や、( 10 )、( 11 )の作成にも用いられる。  ❶ ( 6 )の設定    製品1個当たりの( 12 )を( 6 )(( 7 ))という。    ( 6 )の設定例を以下に示す※35。 【板書】( 6 )の設定例  ➡ 画像参照  画像の中身より、( 6 )は次のように計算できる。  ( 6 )=( 12 )+( 13 )+( 14 )= 2,400円+1,600円+2,000円=6,000円 / 個 【アドバイス】※35 製品1個製造するのに必要原価について、さらに内訳を表す。また、試験問題では数値が与えられる。  ❷( 15 )の計算   当期の生産データから、当期の( 16 )が 1,920 kg、( 17 )が1,000時間と把握されたとする。   この場合、( 15 )は次のように計算できる※36。 ◆( 12 )=( 18 )✖( 19 )= @ 300円 ✖ 1,920 kg = 576,000円 ◆( 13 )=( 20 )✖( 21 )= @ 400円 ✖ 1,000時間 = 400,000円 ◆( 14 )=( 22 )✖( 23 )= @ 500円 ✖ 1,000時間 = 500,000円    ( 15 )= 576,000円 + 400,000円 + 500,000円 = 1,476,000円 【アドバイス】※36 ( 12 )と比較する( 7 )のデータになる。  ❸( 7 )の集計※37   ( 7 )は次のように集計されたとする。 ◆( 24 )=( 25 )✖( 26 )=@ 320円 ✖ 1,950 kg = 624,000円 ◆( 27 )=( 28 )✖( 29 )=@ 380円 ✖ 1,050時間 = 399,000円 ◆( 30 )=( 31 )= 594,300円 【アドバイス】※37 試験問題では数値が与えられる。  ❹( 32 )の把握   ( 12 )と( 25 )の差額が( 32 )となる。         ( 12 )    ( 25 )    ( 32 )  直接材料費  576,000円 ー  624,000円 = ー 48,000円  直接労務費  400,000円 ー  399,000円 = + 1,000円  製造間接費  500,000円 ー  594,300円 = ー 94,300円    計    1,476,000円 ー 1,617,300円 = ー 141,300円                         ・                         ・                         ・                      ※+ ➡ ( 33 )、ー ➡( 34 ) 【用語】※38 ( 34 )と( 33 ): ( 32 )が企業にとって利益の増加につながる場合、その差異を( 34 )といい、逆に利益の減少につながる場合、 その差異を( 33 )という。( 32 )は標準値から実際値を差し引いているため、プラスの場合には( 34 )、 マイナスの場合には( 33 )となる。 【板書】直接材料費の差異分析※39  標準直接材料費 = @ 300円 ✖ 8 kg = 2,400円 / 個  実際直接材料費 = @ 320円 ✖ 1,950 kg = 624,000円  ■ 仕掛品ー直接材料費    ➡ 画像参照  直接材料費差異=標準直接材料費ー実際直接材料費         =@ 300円✖( 240個 )✖ 8 kg ー 624,000円         = 576,000円 ー 624,000円         = ▲ 48,000円(不利差異) 【アドバイス】※39 標準直接材料費を算定するためには、製品1個当たりの消費量に( 35 )を乗じることがポイントになる。 ❺ ( 32 )の分析※40   ここでは、診断士試験で重要な直接材料費について説明する。   ① 直接材料費の差異分析     直接材料費の分析は、( 36 )と( 37 )に分けて行う※41    (1)( 36 )      材料価格水準の高低を示す差異である。発生原因としては市場価格の変動や購入量、購入先の選択の適否などが考えられる。    (2)( 37 )      ( 38 )の良否を示す差異である。発生原因としては工員の技量や作業方法の変更、材料品質の良否などが考えられる。 【アドバイス】※40 ( 32 )の分析は、Chapter 4 のSection 2 で学習した売上高差異分析と構造は同じである。合わせて学習するようにする。 【参考】※41 理論上は数量差異の方が重視される。なぜならば、数量差異は工場の生産能率等によって生じ管理可能と考えられるが、 価格差異は市場の動向によって決まるため、工場にとって管理不能な要素も含まれるためである。      また、差異の計算は次のように行う。    価格差異=(標準価格ー実際価格)✖ 実際消費量 ※42    数量差異=標準価格 ✖(標準消費量 ー 実際消費量)※42    ➡ 画像参照 【アドバイス】※42 差異の計算にあたっては、いかなる単価にいかなる数量を掛けるかを押さえる。

    実際原価計算, 標準原価計算, 比較対照, 原価差異, 原価能率, 原価標準, 実際原価, 差異分析, 製造原価, 勘定記入, 財務諸表, 標準原価, cost standard, 標準直接材料費, 標準直接労務費, 標準製造間接費, 期間標準原価, 標準作業時間, 標準価格, 標準消費量, 標準賃率, 標準作業時間, 標準配賦率, 標準作業時間, 実際直接材料費, 実際価格, 実際消費量, 実際直接労務費, 実際賃料, 実際作業時間, 実際製造間接費, 実際発生額, 標準原価差異, 不利差異, 有利差異, 当月投入数量, 価格差異, 数量差異, 材料消費能率

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    Chapter 10 原価計算 Section 2 原価計算制度 【ミニテスト】 総原価は、製造原価と同義である。 製造原価は、材料費+労務費+経費であらわされる。 個別原価計算では、直接費は賦課、間接費は配賦の手続きによって各製品の製造原価を計算する。 配賦は、製造間接費合計を、何らかの基準(たとえば直接作業時間)を用いて各製品に割り当てる手続きである。 加工費は、直接労務費+直接経費ー製造間接費であらわされる。 総合原価計算は、原価を数量に集計し、すべての原価を実際数量の比で完成品と仕掛品に按分する。 完成品換算量は、仕掛品数量 ✖ 進捗度で計算される。 原価標準とは、製品1単位値の標準原価のことである。 数量差異を算定する際の標準消費量は、製品1単位当たり標準消費量に完成品数量を乗じて計算される。 実際原価が 100 で標準原価が 110 の場合 10円の不利差異となる。

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