鉄筋コンクリート構造は、あらかじめ鉄筋が組まれた型枠にコンクリートを流し込んで固めるため、つくることができる構造物の形状に制限がある。

杭基礎に用いる鋼杭は、支持力が大きく経済的で、溶接などにより長尺杭とすることができる。

免震構造とは、地盤に直接支持されている基礎と建物上部との縁を切り、建築物の基礎部分などに積層ゴムやダンパーを入れて地震による建築物の揺れ（振動）を減らす構造である。

フリーアクセスフロアとは、床スラブの上に大引や根太を取り付け、床板を張ったものである。

シート防水は、伸びや強さが大きく、下地の動きに対する追随性がある。

鉛直荷重を支え水平力に抵抗する壁を耐力壁といい、外壁ではカーテンウォールが用いられることがある。

壁式鉄筋コンクリート構造は、ラーメン構造と比べて施工が容易で経済的であるた め、共同住宅によく用いられる。

鉄筋コンクリート構造は、躯体の断面が大きく、材料の質量が大きいので、建築物の自重が大きくなる。

鉄筋とコンクリートを一体化させるのにすぐれている異形鉄筋は、呼び名として公称直径の寸法を四捨五入して整数にしたもので表される。

基礎を杭基礎にする場合、支持杭、摩擦杭ともに硬い地盤に支持させる。

柱は、屋根・床・梁などの荷重を支え、下部の構造に荷重が伝わるのを防ぐ鉛直部材をいう。

周辺を固定した床スラブの厚さは、一般に 15 ㎝程度とすることが多い。

側桁式の階段は、階段の幅およびスパンの大きい場合に最も多く用いられる。

鉄筋を配置する間隔は、鉄筋径やかぶり厚さによって定められている。

内壁の保護と納まりをよくするために、突出部や異種材料の取り合いには、見切り縁が用いられる。