閉鎖型ヘッドを用いるスプリンクラー設備は、舞台部または天井以外に用いられ、一般のスプリンクラー消火設備に最もよく使われるヘッドである。

隣接する建築物等が火災となった場合に延焼する可能性の高い部分のことをいう「延焼のおそれのある部分」について、耐火構造の壁に面する部分は「延焼のおそれのある部分」に含まれない。

ガス漏れ火災警報設備は、爆発下限界の1/200の濃度で作動し、ガスまたは自然発生する可燃性ガスの漏れを検知して防火対象物の関係者または利用者に警報する。

内装制限を受ける建築物の居室から地上に通ずるおもな廊下、階段の避難路の仕上げは、難燃材料で施工しなければならない。

工場や倉庫に屋内消火栓設備を設置する場合は、２号消火栓を設置する。

避難器具は、建築物の階ごとに、用途・収容人員・階数、直通階段や避難階段の数などに応じて設置しなければならない種類や数が定められている。

防火材料として用いるコンクリート、モルタル、ガラスは、不燃材料に分類される。

階数が３以上で延べ面積が 300 ㎡の建築物は、高さ 31ｍ以下にある居室で床面積 100㎡ごとに防煙壁で区画されたものを除いて、排煙設備を設置しなければならない。

非常用照明装置は、法令で特殊建築物等への設置が義務付けられているが、学校は適用が除外されている。

屋外消火栓設備は、建築物の３階以上の部分の消火を目的としたものである。

不活性ガス消火設備は、酸素濃度の希釈とガスが気化するときの熱吸収による冷却作用によって消火を行うもので、消火剤として二酸化炭素や窒素などを用いる。