三相同期発電機の電機子巻線法には集中巻と分布巻があり、分布巻には全節巻と短節巻とがある。

三相同期発電機の回転子において、円筒形は回転速度の小さい水車発電機に用いら れ、突極形は回転速度の大きいタービン発電機に用いられている。

回転界磁形三相同期発電機は、ごく小形のものを除き、電機子巻線を回転子に、界磁巻線を固定子にそれぞれ設け、スリップリングを通して直流の励磁電流が供給される。

三相同期発電機の起電力は、供給電圧とインピーダンス降下のベクトル和になり、三相同期電動機の起電力は、供給電圧とインピーダンス降下のベクトル差になる。

配電線路の地中化は、建設費が高く、工事・保守や事故が生じた場合の早期復旧などの面で問題点がある。

低圧配電線路の方式は、放射状方式が一般に用いられ、大都市周辺の需要密度の高い地域では、バンキング方式やレギュラーネットワーク方式が用いられている。

電線路の中で、発電所相互間、発電所と変電所間、変電所相互間を結ぶものを配電線路という。

超高圧架空送電線路の電線には、硬銅より線と鋼心アルミより線が最も広く用いられている。

三相かご形誘導電動機は、大容量の電動機に多く用いられている。

三相誘導電動機は、直流電動機に比べて整流子がいらないので、構造が簡単である。

三相同期発電機の電機子鉄心の材料は、ヒステリシス損を少なくするため、電磁鋼板が用いられている。