遺伝

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42問 • 1年前
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    問題一覧

  • 1

    治療内容に関わらずがん遺伝子プロファイル検査の保険適用になるがんは?

    原発不明がん

  • 2

    網羅的遺伝学的検査における二次的所見は必ず開示すべきか?

    対処法がない場合、通常開示しない

  • 3

    網羅的な遺伝学的検査における二次的所見が、全エクソーム解析実施時に同定される頻度は?

    数%

  • 4

    保険収載されている遺伝学的検査について、保険収載されている疾患数は?

    140程度

  • 5

    保険収載されている遺伝学的検査について、施設基準の届出先は?

    地方厚生局長

  • 6

    Lynch 症候群における遺伝性非ポリポーシス大腸癌で特徴的な病理所見と好発部位は?

    腫瘍内リンパ球浸潤が著明 右半結腸

  • 7

    Lynch症候群に関連する婦人科癌は?

    子宮体癌、卵巣癌

  • 8

    大腸癌のうちLynch症候群の占める割合は?

    2-4%

  • 9

    乳癌に関わる遺伝性疾患

    Li-Fraumeni Cowden Peutz-Jeghers

  • 10

    CGP検査(包括的がんゲノムプロファイリング検査)が保険適用になる施設は?

    がんゲノム医療中核拠点病院、拠点病院、連携病院

  • 11

    EGFRの役割は?

    がん遺伝子 細胞膜に存在する増殖因子受容体

  • 12

    BRCAの役割は?

    がん抑制遺伝子 DNA修復因子

  • 13

    TP53の役割は?

    がん抑制遺伝子 転写調整因子

  • 14

    CDH1の役割は?

    がん抑制遺伝子 細胞接着因子

  • 15

    RB1の役割は?

    細胞周期を負に制御する因子

  • 16

    RRMの保険適用は?

    乳癌・卵巣癌既発症HBOC

  • 17

    RRSOが保険適用になるケースは?

    乳癌既発症HBOC

  • 18

    BRCA1/2遺伝子検査の保険適用条件は?

    ①卵巣がん、卵管がん、腹膜がんを発症 ②乳がんを発症しており、以下のいずれかにあてはまる ・45歳以下の乳がん発症 ・60歳以下でトリプルネガティブの乳がん発症 ・両側で乳がん発症 ・片方の乳房で複数の原発性乳がん発症 血縁者*(第3度近親者以内)に乳がんまたは卵巣がん、膵臓がん発症者がいる ・男性で乳がん発症 ③がん発症者でPARP(パープ)阻害薬に対するコンパニオン診断の適格基準を満たす場合

  • 19

    HBOCにおける乳癌累積罹患リスクは?

    80歳でBRCA1が72%,BRCA2が69% 欧米ではBRCA1病的バリアント保持者の乳癌は、トリプルネガティブ乳癌の割合が68%と高く核異型度が高い 欧米のBRCA2病的バリアント保持者の組織型は通常の乳癌と同様で、ホルモン受容体陽性HER2 陰性のLuminalタイプが84% わが国におけるBRCA1病的バリアント保持者の乳癌の83%がトリプルネガティブ乳癌であり、75%が核異型度3以上と欧米と同様の傾向 男性のBRCA2病的バリアント保持者の男性乳癌の累積罹患リスクは7~8%

  • 20

    HBOCにおける卵巣癌リスクは?

    BRCA1およびBRCA2病的バリアント保持者の卵巣癌累積罹患リスクは、 それぞれ80歳で44%,17% わが国からの報告で、BRCA1/2病的バリアント保持者の卵巣癌において 組織型では85%が漿液性癌であり、また、Ⅲ・Ⅳ期の進行例が8割を占めた BRCA1/2病的バリアント保持者のリスク低減手術で切除された卵に、漿液性卵管上皮内癌STICが認められ、一部の卵巣は卵采由来であることが示唆されている

  • 21

    HBOCにおける前立腺がんリスクは?

    男性では前立腺癌の権思リスクが高く、特にBRCA2病的バリアント保持者では一般の2~6倍の罹患リスクがあるとされる わが国からの報告では、BRCA2病的バリアント保持者の累積前立腺癌発症リスクは80歳で27% BRCA1/2病的バリアント保持者に発症する前立腺癌は悪性度が高い傾向を認め、遠隔転移やリンパ節転移の頻度が高く、予後が不良である 監視療法(active surveillance)からの逸脱の頻度は、BRCA1/2やATM病的バリアント保持者で有意に高かったという報告”から、積極的な治療介入が検討される

  • 22

    HBOCにおける膵癌リスクは?

    欧米のデータでは、BRCA1およびBRCA2病的バリアント保持者の累積罹患リスクは、3-4%. 2~5% わが国からのデータでは、85歳までの罹患リスクはBRCA1で16.0%.BRCA2で13.7%

  • 23

    BRCA1/2病的バリアント陽性卵巣癌の発症年齢は?

    BRCA1は20代から発症しうるが、BRCA2は40歳未満では発症しない

  • 24

    乳癌サーベイランスの保険適用は?

    乳癌/卵巣癌既発症HBOC

  • 25

    シングルサイト検査とは?

    発端者の変異部位がわかっている場合に、その遺伝子配列のみについて血縁者の検査を行うこと

  • 26

    HBOC診療において保険収載されている項目は?

    ①BRCA1/2遺伝学的検査(BRCA1/2遺伝子検査)の必要性を説明するための指導管理料 ②血液を検体としたBRCAI/2遺伝学的検査(BRCA1/2遺伝子検査) ③乳癌患者のうちHBOCと診断されたものに対するリスク低減卵管卵巣摘出術(risk reducing salpingo-oophorectomy: RRSO),および対側の乳房切除術(contralateral risk-reducing mastectomy:CRRM) ④卵巣癌患者のうちHBOCと診断されたものに対する両側リスク低減乳房切除術 (bilateral risk-reducing mastectomy : BRRM) ⑤HBOCと診断された患者に対するサーベイランス ⑥BRCA1/2遺伝学的検査の結果についての遺伝カウンセリング HBOCに対する保険診療を実施するに際しては、以下の算定要件,ならびに施設基準を満たす必要がある. 〇がん患者指導管理料「二」(300点) [算定要件] 医師が遺伝子検査の必要性等について文書により説明をおこなった場合.(1患者1回のみ) [施設基準] ① BRCA1/2遺伝子検査の血液を検体とするものの施設基準に係る届出を行っている。 ②患者のプライバシーに十分配慮した構造の個室を備えている。

  • 27

    男性乳癌のリスクになるvariantは?

    BRCA1

  • 28

    オラパリブのコンパニオン診断は?

    BRCA検査(初発進行卵巣癌に対する初回化学療法後の維持療法) MMR-IHC(pMMR進行再発子宮体癌に対するDurvalumabとの併用療法)

  • 29

    保険適用になっている遺伝子検査と関連疾患は?

    BRCA:HBOC MEN1:多発性内分泌腺腫症1型 RET(がん遺伝子):多発性内分泌腺腫2型 RB-1:網膜芽細胞腫 TSC1/2:結節性硬化症

  • 30

    リンチ症候群の責任遺伝子は?

    MMR(MLH1, MSH2, MSH6, PMS2)

  • 31

    家族性大腸腺腫症

    APC

  • 32

    Peutz-Jeghers症候群の責任遺伝子は?

    STK11

  • 33

    Cowden症候群の責任遺伝子は?

    PTEN

  • 34

    Li-Fraumeni症候群の責任遺伝子は?

    TP53

  • 35

    ナンセンス変異とは?

    一塩基置換による点変異のうち、タンパク質合成の終止が起こったもの がん抑制遺伝子不活性化につながる

  • 36

    ミスセンス変異とは?

    一塩基置換による点変異のうち、アミノ酸の置換が起こったもの KRAS, EGFR, BRAFなどのがん遺伝子の活性化や、TP53などのがん抑制遺伝子の不活性化につながる

  • 37

    サイレント変異とは?

    一塩基置換による点変異のうち、アミノ酸置換を伴わないもの

  • 38

    フレームシフト変異とは?

    数日〜数十塩基の挿入欠失indelによりコドンの読み枠がずれるもの がん抑制遺伝子不活性化につながる

  • 39

    フレームシフト変異とは?

    indelが3の倍数で生じ読み枠がずれないもの がん遺伝子EGFRの活性化につながる

  • 40

    欠失が原因となる遺伝子変異は?

    TP53, BRCA1/2の不活性化につながる

  • 41

    エピゲノム変異とは?

    ゲノムDNAの塩基配列の変化を伴わず、遺伝子発現に影響を与える異常 遺伝子のプロモーター領域のDNAメチル化によるがん抑制遺伝子の不活性化や、 ヒストンタンパク質の修飾(アセチル化・メチル化)の異常による転写調節異常などが含まれる。

  • 42

    Lynch症候群で増える癌は?

    大腸癌、子宮体癌、卵巣癌、胃がん、胆管がん、小腸がん、腎盂尿管癌

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    問題一覧

  • 1

    治療内容に関わらずがん遺伝子プロファイル検査の保険適用になるがんは?

    原発不明がん

  • 2

    網羅的遺伝学的検査における二次的所見は必ず開示すべきか?

    対処法がない場合、通常開示しない

  • 3

    網羅的な遺伝学的検査における二次的所見が、全エクソーム解析実施時に同定される頻度は?

    数%

  • 4

    保険収載されている遺伝学的検査について、保険収載されている疾患数は?

    140程度

  • 5

    保険収載されている遺伝学的検査について、施設基準の届出先は?

    地方厚生局長

  • 6

    Lynch 症候群における遺伝性非ポリポーシス大腸癌で特徴的な病理所見と好発部位は?

    腫瘍内リンパ球浸潤が著明 右半結腸

  • 7

    Lynch症候群に関連する婦人科癌は?

    子宮体癌、卵巣癌

  • 8

    大腸癌のうちLynch症候群の占める割合は?

    2-4%

  • 9

    乳癌に関わる遺伝性疾患

    Li-Fraumeni Cowden Peutz-Jeghers

  • 10

    CGP検査(包括的がんゲノムプロファイリング検査)が保険適用になる施設は?

    がんゲノム医療中核拠点病院、拠点病院、連携病院

  • 11

    EGFRの役割は?

    がん遺伝子 細胞膜に存在する増殖因子受容体

  • 12

    BRCAの役割は?

    がん抑制遺伝子 DNA修復因子

  • 13

    TP53の役割は?

    がん抑制遺伝子 転写調整因子

  • 14

    CDH1の役割は?

    がん抑制遺伝子 細胞接着因子

  • 15

    RB1の役割は?

    細胞周期を負に制御する因子

  • 16

    RRMの保険適用は?

    乳癌・卵巣癌既発症HBOC

  • 17

    RRSOが保険適用になるケースは?

    乳癌既発症HBOC

  • 18

    BRCA1/2遺伝子検査の保険適用条件は?

    ①卵巣がん、卵管がん、腹膜がんを発症 ②乳がんを発症しており、以下のいずれかにあてはまる ・45歳以下の乳がん発症 ・60歳以下でトリプルネガティブの乳がん発症 ・両側で乳がん発症 ・片方の乳房で複数の原発性乳がん発症 血縁者*(第3度近親者以内)に乳がんまたは卵巣がん、膵臓がん発症者がいる ・男性で乳がん発症 ③がん発症者でPARP(パープ)阻害薬に対するコンパニオン診断の適格基準を満たす場合

  • 19

    HBOCにおける乳癌累積罹患リスクは?

    80歳でBRCA1が72%,BRCA2が69% 欧米ではBRCA1病的バリアント保持者の乳癌は、トリプルネガティブ乳癌の割合が68%と高く核異型度が高い 欧米のBRCA2病的バリアント保持者の組織型は通常の乳癌と同様で、ホルモン受容体陽性HER2 陰性のLuminalタイプが84% わが国におけるBRCA1病的バリアント保持者の乳癌の83%がトリプルネガティブ乳癌であり、75%が核異型度3以上と欧米と同様の傾向 男性のBRCA2病的バリアント保持者の男性乳癌の累積罹患リスクは7~8%

  • 20

    HBOCにおける卵巣癌リスクは?

    BRCA1およびBRCA2病的バリアント保持者の卵巣癌累積罹患リスクは、 それぞれ80歳で44%,17% わが国からの報告で、BRCA1/2病的バリアント保持者の卵巣癌において 組織型では85%が漿液性癌であり、また、Ⅲ・Ⅳ期の進行例が8割を占めた BRCA1/2病的バリアント保持者のリスク低減手術で切除された卵に、漿液性卵管上皮内癌STICが認められ、一部の卵巣は卵采由来であることが示唆されている

  • 21

    HBOCにおける前立腺がんリスクは?

    男性では前立腺癌の権思リスクが高く、特にBRCA2病的バリアント保持者では一般の2~6倍の罹患リスクがあるとされる わが国からの報告では、BRCA2病的バリアント保持者の累積前立腺癌発症リスクは80歳で27% BRCA1/2病的バリアント保持者に発症する前立腺癌は悪性度が高い傾向を認め、遠隔転移やリンパ節転移の頻度が高く、予後が不良である 監視療法(active surveillance)からの逸脱の頻度は、BRCA1/2やATM病的バリアント保持者で有意に高かったという報告”から、積極的な治療介入が検討される

  • 22

    HBOCにおける膵癌リスクは?

    欧米のデータでは、BRCA1およびBRCA2病的バリアント保持者の累積罹患リスクは、3-4%. 2~5% わが国からのデータでは、85歳までの罹患リスクはBRCA1で16.0%.BRCA2で13.7%

  • 23

    BRCA1/2病的バリアント陽性卵巣癌の発症年齢は?

    BRCA1は20代から発症しうるが、BRCA2は40歳未満では発症しない

  • 24

    乳癌サーベイランスの保険適用は?

    乳癌/卵巣癌既発症HBOC

  • 25

    シングルサイト検査とは?

    発端者の変異部位がわかっている場合に、その遺伝子配列のみについて血縁者の検査を行うこと

  • 26

    HBOC診療において保険収載されている項目は?

    ①BRCA1/2遺伝学的検査(BRCA1/2遺伝子検査)の必要性を説明するための指導管理料 ②血液を検体としたBRCAI/2遺伝学的検査(BRCA1/2遺伝子検査) ③乳癌患者のうちHBOCと診断されたものに対するリスク低減卵管卵巣摘出術(risk reducing salpingo-oophorectomy: RRSO),および対側の乳房切除術(contralateral risk-reducing mastectomy:CRRM) ④卵巣癌患者のうちHBOCと診断されたものに対する両側リスク低減乳房切除術 (bilateral risk-reducing mastectomy : BRRM) ⑤HBOCと診断された患者に対するサーベイランス ⑥BRCA1/2遺伝学的検査の結果についての遺伝カウンセリング HBOCに対する保険診療を実施するに際しては、以下の算定要件,ならびに施設基準を満たす必要がある. 〇がん患者指導管理料「二」(300点) [算定要件] 医師が遺伝子検査の必要性等について文書により説明をおこなった場合.(1患者1回のみ) [施設基準] ① BRCA1/2遺伝子検査の血液を検体とするものの施設基準に係る届出を行っている。 ②患者のプライバシーに十分配慮した構造の個室を備えている。

  • 27

    男性乳癌のリスクになるvariantは?

    BRCA1

  • 28

    オラパリブのコンパニオン診断は?

    BRCA検査(初発進行卵巣癌に対する初回化学療法後の維持療法) MMR-IHC(pMMR進行再発子宮体癌に対するDurvalumabとの併用療法)

  • 29

    保険適用になっている遺伝子検査と関連疾患は?

    BRCA:HBOC MEN1:多発性内分泌腺腫症1型 RET(がん遺伝子):多発性内分泌腺腫2型 RB-1:網膜芽細胞腫 TSC1/2:結節性硬化症

  • 30

    リンチ症候群の責任遺伝子は?

    MMR(MLH1, MSH2, MSH6, PMS2)

  • 31

    家族性大腸腺腫症

    APC

  • 32

    Peutz-Jeghers症候群の責任遺伝子は?

    STK11

  • 33

    Cowden症候群の責任遺伝子は?

    PTEN

  • 34

    Li-Fraumeni症候群の責任遺伝子は?

    TP53

  • 35

    ナンセンス変異とは?

    一塩基置換による点変異のうち、タンパク質合成の終止が起こったもの がん抑制遺伝子不活性化につながる

  • 36

    ミスセンス変異とは?

    一塩基置換による点変異のうち、アミノ酸の置換が起こったもの KRAS, EGFR, BRAFなどのがん遺伝子の活性化や、TP53などのがん抑制遺伝子の不活性化につながる

  • 37

    サイレント変異とは?

    一塩基置換による点変異のうち、アミノ酸置換を伴わないもの

  • 38

    フレームシフト変異とは?

    数日〜数十塩基の挿入欠失indelによりコドンの読み枠がずれるもの がん抑制遺伝子不活性化につながる

  • 39

    フレームシフト変異とは?

    indelが3の倍数で生じ読み枠がずれないもの がん遺伝子EGFRの活性化につながる

  • 40

    欠失が原因となる遺伝子変異は?

    TP53, BRCA1/2の不活性化につながる

  • 41

    エピゲノム変異とは?

    ゲノムDNAの塩基配列の変化を伴わず、遺伝子発現に影響を与える異常 遺伝子のプロモーター領域のDNAメチル化によるがん抑制遺伝子の不活性化や、 ヒストンタンパク質の修飾(アセチル化・メチル化)の異常による転写調節異常などが含まれる。

  • 42

    Lynch症候群で増える癌は?

    大腸癌、子宮体癌、卵巣癌、胃がん、胆管がん、小腸がん、腎盂尿管癌