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問題一覧
1
高異型度漿液性癌 細胞が複雑な乳頭状構造ないし裂隙構造を形成している。 腫瘍細胞が乳頭状,腺腔構造形成性ないし孤細胞性に浸潤性に増殖し、間質には線維形成性反応がみられる。 腫瘍細胞はN/C 比が高く,核形不整や核の大小不同が高度で、クロマチンは不均一に分布し、明瞭な大型核小体を有する。異型核分裂像も認められる。
2
微小乳頭状/篩状漿液性境界悪性腫瘍serous borderline tumor,micropapillary/cribriform 階層型分枝を示さずに、太い線維血管性間質周囲に腫瘍細胞が細長い突起を形成している。 腫瘍細胞が形成する突起部の長さは横径の5倍以上である。腫瘍細胞は核・細胞質(N/C)比が高く、線毛を有さず、核は類円形で均一であり、核分裂はほとんど認められない。
3
微小乳頭状/篩状漿液性境界悪性腫瘍serous borderline tumor,micropapillary/cribriform 広い線維血管性間質周囲に腫瘍細胞が篩状構造を形成している。 腫瘍細胞はN/C比が高く、線毛を有さず、核は均一で、核分裂はほとんど認められない。
4
高異型度漿液性癌 腫瘍細胞が線維血管軸周囲に多層化して増殖する尿路(移行) 上皮様構造を呈している。 この構造は,充実性胞巣や偽類内膜構造(内腔が平滑な腺腔や微小嚢胞が形成されている)とともにSET (solid, endometrial-like, transitional) パターンとよばれ、相同組換え修復異常を有する腫瘍でしばしばみられる。
5
卵黄嚢腫瘍 微小囊胞状・網状型 上:微小囊胞状・網状型および好酸性硝子小体 淡明な細胞質を有する腫瘍細胞が微小裏胞を形成している。好酸性硝子小体 eosinophilic hyaline globuleを伴っている。 下:Schiller-Duval body 血管軸の周囲に円柱状ないし立方状の腫瘍細胞,その外側の空隙を介して扁平な腫瘍細胞が取り囲む構造である。
6
未分化胚細胞腫 腫瘍細胞が充実性胞巣を形成して増殖し、間質には小型リンパ球が浸潤している(two cell pattern)。腫瘍細胞は大型で細胞質は豊富かつグリコーゲン蓄積により淡明であり,核は中心性。類円形で明瞭な核小体を有している。
7
中腎様腺癌 低円柱状ないし扁平な細胞が大小の腺腔を形成して浸潤性に増殖している 腺腔内には好酸性物が散見される 腫瘍細胞はN/C比が高いが、高度な異型は認められない
8
卵黄嚢腫瘍 微小嚢胞・網状型 淡明な細胞質を有する立方形ないし扁平な腫瘍細胞が迷路様構造や微小嚢胞を形成している。右下には、分泌期子宮内膜腺に類似した腺管を認める。
9
未熟奇形腫 未熟な神経上皮細胞が神経管様構造を形成
10
粘液性嚢胞腺腫 単層に配列する胃腺窩型細胞が嚢胞や腺管を形成している。間質には類円形の黄体化細胞がみられる。
11
卵巣漿液性境界悪性腫瘍に伴う腹膜低異型度漿液性癌(前版では浸潤性腹膜インプラントとよばれた病变) 腹膜の脂肪組織を破壊して,腫瘍細胞が浸潤性に増殖し,間質の線維形成性反応を伴っている。
12
卵巣漿液性境界悪性腫瘍に伴う腹膜低異型度漿液性癌(前版では浸潤性腹膜インプラントとよばれた病変) 間質反応を伴う腫瘍細胞の増殖によって、大網の脂肪組織が破壊されている。
13
アポクリン腺癌
14
上皮内癌
15
細菌性腟症 ガードネレラが関連
16
カンジダ
17
トリコモナス
18
トリコモナス
19
放線菌
20
ヘルペス
21
クラミジア 化生性細胞の一部に典型的な星雲状細胞質内封入体が観察され、同部に一致してC. trachomalis抗原が陽性に染色されている
22
悪性黒色腫 細胞質が褐色のメラニン色素を含有し、核小体が明瞭な細胞が、疎な結合性を示す細胞集塊を形成している
23
CIN2 異型が上皮の基底側1/3に留まっているが、 核腫大,大小不同,核形不整が目立ち、異型の程度はコンジローマで許容される範囲をこえている。中層では核分裂がみられる(矢印)。このような像が認められた場合にはHSIL を考慮する必要がある。
24
癌肉腫 異型の強い漿液性癌成分と肉腫成分が併存
25
high grade ESS 大型円形核をもつ腫瘍細胞からなる部分と、短紡錘形核をもつ腫瘍細胞の増殖を示す領域が境界明瞭に接している。
26
活動性核分裂型子宮平滑筋腫 核分裂はあるが核異型に乏しい
27
類内膜癌G2 部分的に腺管構造が不明瞭化している 腫瘍腺管は癒合状で一部は管腔が消失している
28
脱分化癌 管状をなす腺管と充実性に増殖する腫瘍成分からなる この症例では腺癌は類内膜癌 G1に,充実性成分は未分化癌に相当する
29
類内膜癌G1 筋層浸潤部で、拡張した腺管内に腫瘍細胞が分離したように観察される(MELF pattern) MELF patternはdMMRと関連
30
漿液性癌 子宮内膜ポリープ内に発生した腫瘍で乳頭状増殖がみられる。 乳頭状構造の先端部では腫瘍細胞が細かく剥がれたように浮遊している。
31
明細胞癌 好酸性の基底膜様基質の周囲を腫瘍細胞が取り囲みhobnail patternをなしている。
32
HPV非依存性胃型腺癌 腫瘍腺管を構成する円柱細胞は豊富な好酸性ないし淡好酸性細胞質を有しており,細胞境界が明瞭である。核は空胞状で核小体がみられる。 極めてよく分化した腫瘍腺管で構成されているが、個々の腺管の大きさ、形は不均一で、配列も不規則である。核は概ね基底側に存在している。 核の大小不同あり。核形不整が軽微で,極性の乱れはほとんど認められない。従来, 最小偏倚腺癌(いわゆる悪性腺腫)とよばれていた腫瘍に相当するもので、現在は高分化型の胃型HPV 非依存性腺癌として位置づけられている。
33
明細胞癌 腫瘍細胞が微小嚢胞および腺管嚢胞構造を形成している。微小嚢胞腔内に円形の好酸性物を容れる像は、的様targetoid ないし Bull's eyeappearanceと称される。 印環細胞もみられる。
34
明細胞癌 淡明な細胞質を有する腫瘍細胞が,乳頭状構造ないし充実性胞巣を形成して増殖している
35
明細胞癌 腫瘍細胞は単層に配列し、細胞質は淡明で、核は大小不同を示している。間質には好酸性の基底膜様物質が沈着している。 N/C 比が高く核が内腔に突出した鋲釘細胞 hobnail cell に核の大小不同がみられる。
36
類内膜癌G3 充実性成分が優勢な大型の腫瘍胞巣が密に増殖している。 充実性腫瘍胞巣の一部に管腔がみられる。 筋層浸潤域で充実部が優勢に観察される。
37
大型の腫瘍胞巣が筋層内で島状,舌状の浸潤性増殖を示す。 子宮内膜間質細胞に類似した腫瘍細胞が小血管を取り巻くように密に増殖している。
38
LSIL/CIN1 重層扁平上皮の中層および表層でコイロサイトーシスがみられる一方で、基底側では細胞異型が認められない。 コイロサイトーシスがみられる一方で,基底側では軽度の核腫大がみられるが,コンジローマで認められる程度の異型の範囲に留まっている。
39
HSIL/CIN 2 基底側1/3~2/3の範囲で核腫大,核の大小 不同,核形不整,クロマチンの増量,核分裂がみられる。表層ではコイロサイトーシスを伴っている。 免疫組織化学的に p16INK4aが上皮の基底側2/3程度の範囲でびまん性に強陽性となっている(block-positive)。
40
HSIL/CIN 3 既存の重層扁平上皮の全層が異型細胞で置換されている。細胞の多形性がより高度である。 細胞が比較的均一で,表面には低円柱状ないし立方状の細胞が存在しているため、未熟扁平上皮化生に一見類似しているが、核クロマチンの増量が高度で、軽度の核腫大,大小不同,核重積,核分裂がみられる。 HSIL/CIN 3が頸管腺内に進展(頸管腺進展, 腺侵襲)し,既存の粘液産生円柱上皮を置換している。辺縁が明瞭かつ平滑で、輪郭が背景に存在する頸管腺と同様である点で破壊性間質浸潤と区別される
41
APAM 腺管は部分的に集簇性で、子宮内膜異型増殖症の所見を呈している。 しばしば moruleの形成がみられる。 子宮体下部 ないし内頸部上部に好発する。 生殖年齢に多くみられ,過多月経や性器出血をきたし、不妊の原因になりうる。 子宮内膜異型増殖症もしくは類内膜癌への進展もしくは関連がみられる。 子宮内膜癌を合併するリスクは子宮内膜ポリープよりも高く、切除しても再発をきたすことが多い。 再発率は30% Turner 症候群との関連が指摘されている
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1
高異型度漿液性癌 細胞が複雑な乳頭状構造ないし裂隙構造を形成している。 腫瘍細胞が乳頭状,腺腔構造形成性ないし孤細胞性に浸潤性に増殖し、間質には線維形成性反応がみられる。 腫瘍細胞はN/C 比が高く,核形不整や核の大小不同が高度で、クロマチンは不均一に分布し、明瞭な大型核小体を有する。異型核分裂像も認められる。
2
微小乳頭状/篩状漿液性境界悪性腫瘍serous borderline tumor,micropapillary/cribriform 階層型分枝を示さずに、太い線維血管性間質周囲に腫瘍細胞が細長い突起を形成している。 腫瘍細胞が形成する突起部の長さは横径の5倍以上である。腫瘍細胞は核・細胞質(N/C)比が高く、線毛を有さず、核は類円形で均一であり、核分裂はほとんど認められない。
3
微小乳頭状/篩状漿液性境界悪性腫瘍serous borderline tumor,micropapillary/cribriform 広い線維血管性間質周囲に腫瘍細胞が篩状構造を形成している。 腫瘍細胞はN/C比が高く、線毛を有さず、核は均一で、核分裂はほとんど認められない。
4
高異型度漿液性癌 腫瘍細胞が線維血管軸周囲に多層化して増殖する尿路(移行) 上皮様構造を呈している。 この構造は,充実性胞巣や偽類内膜構造(内腔が平滑な腺腔や微小嚢胞が形成されている)とともにSET (solid, endometrial-like, transitional) パターンとよばれ、相同組換え修復異常を有する腫瘍でしばしばみられる。
5
卵黄嚢腫瘍 微小囊胞状・網状型 上:微小囊胞状・網状型および好酸性硝子小体 淡明な細胞質を有する腫瘍細胞が微小裏胞を形成している。好酸性硝子小体 eosinophilic hyaline globuleを伴っている。 下:Schiller-Duval body 血管軸の周囲に円柱状ないし立方状の腫瘍細胞,その外側の空隙を介して扁平な腫瘍細胞が取り囲む構造である。
6
未分化胚細胞腫 腫瘍細胞が充実性胞巣を形成して増殖し、間質には小型リンパ球が浸潤している(two cell pattern)。腫瘍細胞は大型で細胞質は豊富かつグリコーゲン蓄積により淡明であり,核は中心性。類円形で明瞭な核小体を有している。
7
中腎様腺癌 低円柱状ないし扁平な細胞が大小の腺腔を形成して浸潤性に増殖している 腺腔内には好酸性物が散見される 腫瘍細胞はN/C比が高いが、高度な異型は認められない
8
卵黄嚢腫瘍 微小嚢胞・網状型 淡明な細胞質を有する立方形ないし扁平な腫瘍細胞が迷路様構造や微小嚢胞を形成している。右下には、分泌期子宮内膜腺に類似した腺管を認める。
9
未熟奇形腫 未熟な神経上皮細胞が神経管様構造を形成
10
粘液性嚢胞腺腫 単層に配列する胃腺窩型細胞が嚢胞や腺管を形成している。間質には類円形の黄体化細胞がみられる。
11
卵巣漿液性境界悪性腫瘍に伴う腹膜低異型度漿液性癌(前版では浸潤性腹膜インプラントとよばれた病变) 腹膜の脂肪組織を破壊して,腫瘍細胞が浸潤性に増殖し,間質の線維形成性反応を伴っている。
12
卵巣漿液性境界悪性腫瘍に伴う腹膜低異型度漿液性癌(前版では浸潤性腹膜インプラントとよばれた病変) 間質反応を伴う腫瘍細胞の増殖によって、大網の脂肪組織が破壊されている。
13
アポクリン腺癌
14
上皮内癌
15
細菌性腟症 ガードネレラが関連
16
カンジダ
17
トリコモナス
18
トリコモナス
19
放線菌
20
ヘルペス
21
クラミジア 化生性細胞の一部に典型的な星雲状細胞質内封入体が観察され、同部に一致してC. trachomalis抗原が陽性に染色されている
22
悪性黒色腫 細胞質が褐色のメラニン色素を含有し、核小体が明瞭な細胞が、疎な結合性を示す細胞集塊を形成している
23
CIN2 異型が上皮の基底側1/3に留まっているが、 核腫大,大小不同,核形不整が目立ち、異型の程度はコンジローマで許容される範囲をこえている。中層では核分裂がみられる(矢印)。このような像が認められた場合にはHSIL を考慮する必要がある。
24
癌肉腫 異型の強い漿液性癌成分と肉腫成分が併存
25
high grade ESS 大型円形核をもつ腫瘍細胞からなる部分と、短紡錘形核をもつ腫瘍細胞の増殖を示す領域が境界明瞭に接している。
26
活動性核分裂型子宮平滑筋腫 核分裂はあるが核異型に乏しい
27
類内膜癌G2 部分的に腺管構造が不明瞭化している 腫瘍腺管は癒合状で一部は管腔が消失している
28
脱分化癌 管状をなす腺管と充実性に増殖する腫瘍成分からなる この症例では腺癌は類内膜癌 G1に,充実性成分は未分化癌に相当する
29
類内膜癌G1 筋層浸潤部で、拡張した腺管内に腫瘍細胞が分離したように観察される(MELF pattern) MELF patternはdMMRと関連
30
漿液性癌 子宮内膜ポリープ内に発生した腫瘍で乳頭状増殖がみられる。 乳頭状構造の先端部では腫瘍細胞が細かく剥がれたように浮遊している。
31
明細胞癌 好酸性の基底膜様基質の周囲を腫瘍細胞が取り囲みhobnail patternをなしている。
32
HPV非依存性胃型腺癌 腫瘍腺管を構成する円柱細胞は豊富な好酸性ないし淡好酸性細胞質を有しており,細胞境界が明瞭である。核は空胞状で核小体がみられる。 極めてよく分化した腫瘍腺管で構成されているが、個々の腺管の大きさ、形は不均一で、配列も不規則である。核は概ね基底側に存在している。 核の大小不同あり。核形不整が軽微で,極性の乱れはほとんど認められない。従来, 最小偏倚腺癌(いわゆる悪性腺腫)とよばれていた腫瘍に相当するもので、現在は高分化型の胃型HPV 非依存性腺癌として位置づけられている。
33
明細胞癌 腫瘍細胞が微小嚢胞および腺管嚢胞構造を形成している。微小嚢胞腔内に円形の好酸性物を容れる像は、的様targetoid ないし Bull's eyeappearanceと称される。 印環細胞もみられる。
34
明細胞癌 淡明な細胞質を有する腫瘍細胞が,乳頭状構造ないし充実性胞巣を形成して増殖している
35
明細胞癌 腫瘍細胞は単層に配列し、細胞質は淡明で、核は大小不同を示している。間質には好酸性の基底膜様物質が沈着している。 N/C 比が高く核が内腔に突出した鋲釘細胞 hobnail cell に核の大小不同がみられる。
36
類内膜癌G3 充実性成分が優勢な大型の腫瘍胞巣が密に増殖している。 充実性腫瘍胞巣の一部に管腔がみられる。 筋層浸潤域で充実部が優勢に観察される。
37
大型の腫瘍胞巣が筋層内で島状,舌状の浸潤性増殖を示す。 子宮内膜間質細胞に類似した腫瘍細胞が小血管を取り巻くように密に増殖している。
38
LSIL/CIN1 重層扁平上皮の中層および表層でコイロサイトーシスがみられる一方で、基底側では細胞異型が認められない。 コイロサイトーシスがみられる一方で,基底側では軽度の核腫大がみられるが,コンジローマで認められる程度の異型の範囲に留まっている。
39
HSIL/CIN 2 基底側1/3~2/3の範囲で核腫大,核の大小 不同,核形不整,クロマチンの増量,核分裂がみられる。表層ではコイロサイトーシスを伴っている。 免疫組織化学的に p16INK4aが上皮の基底側2/3程度の範囲でびまん性に強陽性となっている(block-positive)。
40
HSIL/CIN 3 既存の重層扁平上皮の全層が異型細胞で置換されている。細胞の多形性がより高度である。 細胞が比較的均一で,表面には低円柱状ないし立方状の細胞が存在しているため、未熟扁平上皮化生に一見類似しているが、核クロマチンの増量が高度で、軽度の核腫大,大小不同,核重積,核分裂がみられる。 HSIL/CIN 3が頸管腺内に進展(頸管腺進展, 腺侵襲)し,既存の粘液産生円柱上皮を置換している。辺縁が明瞭かつ平滑で、輪郭が背景に存在する頸管腺と同様である点で破壊性間質浸潤と区別される
41
APAM 腺管は部分的に集簇性で、子宮内膜異型増殖症の所見を呈している。 しばしば moruleの形成がみられる。 子宮体下部 ないし内頸部上部に好発する。 生殖年齢に多くみられ,過多月経や性器出血をきたし、不妊の原因になりうる。 子宮内膜異型増殖症もしくは類内膜癌への進展もしくは関連がみられる。 子宮内膜癌を合併するリスクは子宮内膜ポリープよりも高く、切除しても再発をきたすことが多い。 再発率は30% Turner 症候群との関連が指摘されている