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問題一覧
1
労働衛生マネジメントシステムはどういうものですか?
労働衛生マネジメントシステムとは経営トップが安全衛生方針の表明のもと労働者の協力を得て、リスクアセスメントを行い、これらに基づいて、安全衛生目標を設定し、安全衛生計画の作成、実施、評価及び改善を適切かつ継続的に実施していくというものです。
2
リスクアセスメントとは何ですか?
リスクアセスメントとは危険性または有害性(ハザード)を特定し、リスクの程度を見積り、その結果に基づいてリスクを低減するための優先度を設定し、リスク低減措置の内容を検討することです。
3
リスクとハザードの違いを説明してください。
ハザードは職場に存在する危険性または有害性そのものを指します。一方、リスクとはハザードによって発生しうる障害の程度と発生確率を掛け合わせたものになります。
4
ハザードの例を教えてください。
特定化学物質、有機溶剤、鉛、粉じんといった有害物の他、はさまれ・巻き込まれ、爆発・火災、腰痛、機械設備等があります。
5
リスクアセスメントの基本的な手順を教えてください。
まずは有害性または危険性の特定を行います。次に特定された危険性または有害性ごとにリスクを見積もります。その後見積に基づいてリスクの高いものから優先度の設定およびリスク低減措置のための内容を検討します。
6
リスクの見積方法は知っていますか?
起こりうる障害の程度と発生確率から見積る方法、有害物質の濃度と管理濃度から見積もる方法等があります。
7
コントロールバンディングというものは知っていますか?
厚生労働省の職場の安全サイトサイトにて使用可能なリスクアセスメント用のツールです。
8
どのような情報を入力しますか?
化学物質の有害性、有害物質の揮発性・飛散性、取扱量を入力します。
9
それではメリットとデメリットを教えて下さい。
入力項目が少ないため専門家がいない事業所でもリスクアセスメントを容易に行うことができます。デメリットは安全性を求める結果が過剰に出現するため結果に対する対応が難しいことがあります。
10
Create-SIMPLEという方法について教えて下さい。
Create-SIMPLEはコントロールバンディングより新しく作られたリスクアセスメントツールです。保護具や換気装置のような入力項目が増えました。リスクアセスメント実施後に対応後の情報を入力すると再評価して対応前のデータと比較できるため有用です。
11
リスクアセスメントを行うのはどのような時ですか?
リスクアセスメントを行うのは以下のような場合です。建物を設置・転移・変更または解体するとき。設備又は原材料を新規に採用または変更するとき。作業または作業手順を新規に採用または変更するとき。リスクに変化が生じたとき。リスクに変化が生じまたは生じる恐れのある時。労働災害が発生した場合で、過去のリスクアセスメントの内容に問題があるとき。設備の経年劣化、労働者の入れ替わり、新たな安全衛生の知見の集積があったとき。
12
それではリスク低減措置の具体的な手順に関して教えて下さい。
まずは法令を尊守することです。その後工学的対策、管理的対策、保護具の着用を行う必要があります。
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