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き1

き1
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    問題一覧

  • 1

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の機械損失(摩擦損失)に関する次の問いに答えよ。 機械損失は、機関のどのような部分で生じるか また、機械損失の中で最も大きな部分を占めるのは、ふつう、どこで生じる損失か

    ピストンリングとシリンダライナの摩擦部 主軸受、クランクピン軸受、ピストンピン軸受などの軸受部 燃料噴射ポンプ、直結ポンブなどの駆動部 ※ ピストンリングとシリンダライナの摩擦 部が最も大きい部分を占める

  • 2

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の機械損失(摩擦損失)に関する次の問いに答えよ。 四サイクル機関において、機械損失を少なくするためには、同一出力を出すのに回転速度を下げて回転力を増したほうがよいか、それとも、回転速度を上げて回転力を減少したほうがよいか

    回転速度を下げて回転力を増したほうがよい

  • 3

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の機械損失(摩擦損失)に関する次の問いに答えよ。 定速機関において、無負荷運転時の燃料消費量から機械損失を求める場合、どのようにして算出するか

    燃料消費量と機械損失の関係は次式で示される B・H・ni = 3.6Ni = ( Ne+Nr ) B : 燃料消費量〔 kg/h 〕 H : 燃料油発熱量〔 J/kg 〕 ni : 図示熱効率 Ni : 図示出力〔 kW〕 Ne : 軸出力〔 kW〕 Nr : 機械損失〔 kW〕 定速運転では、 Nr=Bo・H・ni /3.6 で求める

  • 4

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のクランク軸に関する次の問いに答えよ。 クランク軸の油穴を図のように設けると、燃焼ガス圧による最大負荷のかかる位置と開口部が一致し、軸受を大きくしなければならなくなる。そのため、高出力機関では、どのように油穴を設けるか。 ( 略図を描いて説明せよ )

    高出力機関では、クランク軸がどの位置においても各部に十分な量の潤滑油を供給する必要がある 図のように、ジャーナル及びクランクピンの側部に開口部を設ける

  • 5

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のクランク軸に関する次の問いに答えよ。 クランク軸にヘアクラックを発見した場合、どのような処置をするか

    ヘアクラックで軽微なものは、グラインダでクラックを完全に削除し、油砥石で平滑に仕上げる

  • 6

    ディーゼル機関 クロスヘッド形ディーゼル機関において、ピストン棒がクランク室上部を貫通する部分に設けられるパッキン箱について、次の問いに答えよ。 パッキン箱の役目は、なにか

    クランク室を密閉し、掃気室からの燃焼生成物や汚油の侵入を防ぐ ピストン棒に付着した油をかき落とし、潤滑油が掃気室へ漏出するのを防ぐ

  • 7

    ディーゼル機関 クロスヘッド形ディーゼル機関において、ピストン棒がクランク室上部を貫通する部分に設けられるパッキン箱について、次の問いに答えよ。 運転中、パッキン箱の働きが正常かどうかは、何を検査して判断するか

    パッキン箱に接続されている漏えい管からの流出油量及び空気の漏れ を日常的にチェックする

  • 8

    ディーゼル機関 クロスヘッド形ディーゼル機関において、ピストン棒がクランク室上部を貫通する部分に設けられるパッキン箱について、次の問いに答えよ。 パッキン箱を開放した場合の検査箇所及び計測箇所は、それぞれどこか

    検査箇所 ・汚れ具合 ・リングのしゅう動面のかじり ・バックアップスプリングの伸び、折損 の有無 計測箇所 ・リングの合口すき間 ・リングとケーシングのすき間

  • 9

    ディーゼル機関 二サイクルディーゼル機関の掃気に関する次の問いに答えよ。 完全層状掃気とは、どのような掃気をいうか

    残留ガスと新気とが完全な境界を保ち、両気体が混合せず、 また、残留ガスが完全に排出されるまで、新気が逃げ出さない理想的な掃気

  • 10

    ディーゼル機関 二サイクルディーゼル機関の掃気に関する次の問いに答えよ。 ユニフロー掃気が、横断掃気やループ掃気に比べて有利な点及び不利な点は、それぞれなにか

    有利な点 ・掃排気が入り乱れることが少なく、掃 気効率が高い ・非対称掃気形であるから、後給気が可 能 ・旋回流を与えやすい 不利な点 ・排気弁機構が加わり、構造が複雑 ・整備作業が増える

  • 11

    ディーゼル機関 二サイクルディーゼル機関の掃気に関する次の問いに答えよ。 掃気に旋回流を与えるユニフロー掃気では、掃気をどのような方向に向けてシリンダ内へ流入させるか

    シリンダ径の同心円の接線方向

  • 12

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のピストンリングに関する次の問いに答えよ。 リングに一様な張りを与えるため、どのような加工法があるか

    シリンダ径に仕上げ、一部を切り取りハンマリング、ローリングによって拡げる リングをシリンダ径より大きく削り、一部を切り取り、両側に力を加えて閉じ真円に仕上げる

  • 13

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のピストンリングに関する次の問いに答えよ。 二サイクル機関において、リングの合い口部の面圧は、他の部分の面圧より小さくするのは、なぜか

    掃気口に引っかかるため

  • 14

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のピストンリングに関する次の問いに答えよ。 リングの外周の角部は、十分な面取りがしてあるのは、なぜか

    摩耗の進行に伴う外周部のかえりを防止する リングの面に必要な潤滑油を行き渡らせる

  • 15

    ディーゼル機関 図は、四サイクルディーゼル機関の吸気弁及び排気弁の弁駆動装置の一部(カムとタペット) を示す。 ( A )のタペットローラの形式、( B )の平面タペットと凸面カムの形式及び( C )のスイングアームの形式は、それぞれどのような利点があるか記せ。

    A : しゅう動面の摩擦が少なく、動作が確実 である B : 弁の開閉が速い C : 側面のスラストがない タペットガイドの構造がシンプルで、動 弁系慣性質量が小さいので、動特性も良 い

  • 16

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のボッシュ式燃料噴射ポンプに関する次の問いに答えよ。 負荷に応じて、突き始め時期を変えるため、プランジャの上面の形状をどのようにするか (略図を描いて示せ)

    プランジャ上部を図の点線のようにする

  • 17

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のボッシュ式燃料噴射ポンプに関する次の問いに答えよ。 機関の回転速度が高くなると、ポンプの送出し量は、ポンプの有効行程容積より多くなる傾向があるのは、なぜか

    吸入口がプランジャにより完全に塞がれないうちにポンプ内の圧力は上昇し始め、 逃がし口も瞬間的に開かないからその間噴射が続けられるため

  • 18

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のボッシュ式燃料噴射ポンプに関する次の問いに答えよ。 各シリンダのポンプのバレルとプランジャ間の漏れ具合は、どのようにして点検するか

    A重油使用時、ポンプ下部のタペット調整ねじ部付近を点検する 停泊中、燃料ハンドルを運転位置とし、付属の手動プライミング装置の固さ手加減を比較して点検する

  • 19

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の損失に関する次の問いに答えよ。 圧縮比を高くすると、冷却損失は、減少するか、それとも増大するか。また、それは、なぜか。

    冷却損失は減少する 圧縮比が高くなると、燃焼温度と圧力は 高くなるが、一般に燃焼時間は短くなり 冷却面積も小さくなるため

  • 20

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の損失に関する次の問いに答えよ。 運転中、ピストンリングとシリンダライナの摩擦による損失は、どのような場合に増加するか

    燃焼ガス圧力が高くなる場合 潤滑油粘度が高くなる場合 ピストンリングとライナのすき間が大きい場合 ピストンの長さが大きくなる場合

  • 21

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の噴射遅れに関する次の問いに答えよ。 燃料の噴射遅れとは、どのようなことか

    燃料噴射ポンプの突き始めから噴射始めの時期までの期間 普通クランク角度で表す

  • 22

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の噴射遅れに関する次の問いに答えよ。 噴射遅れが大きくなるのは、どのような場合か

    燃料油の粘度が高過ぎる場合 燃料噴射弁の噴口が汚れて詰まった場合 燃料噴射弁の噴射圧の調整が高過ぎる場合

  • 23

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の連接棒ボルト( クランクピンボルト )に関する次の問いに答えよ。 連接棒ボルトのねじ部に応力が集中しないようにするため、工作上どのような考慮が払われているか

    ねじの精度をよくし、ねじ底に適当な丸見みをつける ボルト頭及びナットの肌付け面をできるだけ小さくする

  • 24

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の連接棒ボルト( クランクピンボルト )に関する次の問いに答えよ。 連接棒ボルトは、二サイクル機関より四サイクル機関のほうが折損事故が起こりやすいのは、なぜか

    四サイクル機関では、排気行程の終わりから吸気行程にかけてピストン及び連接棒の慣性力によって、 上メタルはクランクピンから離れ、ボルトは更に引張力が衝撃的に作用するため

  • 25

    ディーゼル機関 船用二サイクルディーゼル主機として採用されるロングストローク機関に関して、次の問いに答えよ。 行程とシリンダ径の比を大きくする目的は、なにか

    燃焼をゆっくり完了させることができるため、低質燃料油を使用することができる ガスを長く膨張させることにより、燃費を低減できる シリンダあたりの出力を増大できる

  • 26

    ディーゼル機関 船用二サイクルディーゼル主機として採用されるロングストローク機関に関して、次の問いに答えよ。 この機関の不利な点は、なにか

    機関の高さが高くなる クランクアームが長くなり、爆発によるアームの開閉による縦振動が発生する

  • 27

    ディーゼル機関 船用二サイクルディーゼル主機として採用されるロングストローク機関に関して、次の問いに答えよ。 この機関で採用されている掃気方式は、なにか

    ユニフロー掃気方式

  • 28

    ディーゼル機関 ディーゼル機関における燃焼に関して、次の問いに答えよ。 燃料油の自然発火(自発発火)温度は、シリンダ内の圧縮圧が上昇するに従ってどのように変わるか

    油の自然発火温度は、圧縮圧の上昇に伴い低下する

  • 29

    ディーゼル機関 ディーゼル機関における燃焼に関して、次の問いに答えよ。 燃焼過程のうち、燃焼を制御できる期間の圧力上昇は、どのような事項に影響されるか

    燃料噴射率 油粒と空気の相対速度 燃料の蒸発や拡散 シリンダ内に残された酸素量

  • 30

    ディーゼル機関 ディーゼル機関における燃焼に関して、次の問いに答えよ。 物理的点火遅れ及び化学的点火遅れとは、それぞれどのようなことか。 また、機関の始動時及び運転中における点火遅れを、主に支配するのは、それぞれどちらか。

    物理的点火遅れ : シリンダ内に噴射された燃料油粒が空気 から熱を奪って蒸発し、混合気を形成し て自然着火温度まで加熱される時間 化学的点火遅れ : 自然着火温度に達してから爆発炎を発生 させるまでの時間 始動時は化学的点火遅れが、運転中は物理的点火遅れが主に支配する

  • 31

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のピストンに関する次の問いに答えよ。 大形機関のピストンクラウン及びピストンスカートの材料には、それぞれなにが用いられるか。また、その理由は、なにか。

    ピストンクラウン : 鋳鋼 又は 鍛鋼 ピストンスカート : 鋳鉄 ピストンクラウンは、燃焼ガスの高温高圧を受けるので耐熱耐圧の材料を用いる ピストンスカートは、シリンダとの耐摩耗性の良い材料を用いる

  • 32

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のピストンに関する次の問いに答えよ。 大形機関のピストンリング溝が摩耗して大きくなった場合、どのようにするか

    リング溝を溶接肉盛りして削正する リング溝を削正して、適当なオーバーサイズのピストンリングを装着する

  • 33

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のピストンに関する次の問いに答えよ。 ピストンスカート部に鉛銅リングを設ける目的は、なにか

    ピストンしゅう動部の焼き付きを防ぐ シリンダとのなじみを良くする ピストンとシリンダのすき間を小さくする ガス漏れを防ぐ

  • 34

    ディーゼル機関 ディーゼル機関に関する次の( 1 )~( 3 )の事項を説明せよ。 ( 1 ) : 軸受のクラッシュ

  • 35

    ディーゼル機関 ディーゼル機関に関する次の( 1 )~( 3 )の事項を説明せよ。 ( 2 ) : 燃料噴射装置に発生するペーパロック

  • 36

    ディーゼル機関 ディーゼル機関に関する次の( 1 )~( 3 )の事項を説明せよ。 ( 3 ) : 発電機駆動用ディーゼル機関のハンチ ング

  • 37

    ディーゼル機関 二サイクルディーゼル機関の運転時に発生する掃気室内の火災に関して、次の問いに答えよ。 火災は、どのようにして発生するか

    掃気室の側壁に潤滑油の固化した層などが厚く積もると、 吹き返しガス中の火の粉が付着して燃え出すことがある その火が掃気室底部に落下し、溜まっているスラッジや油に引火して火災が起こる

  • 38

    ディーゼル機関 二サイクルディーゼル機関の運転時に発生する掃気室内の火災に関して、次の問いに答えよ。 火災が発生したら、どのように処置するか

    機関を減速し、補助ブロワを停止する 消火蒸気噴出装置により、蒸気を噴霧して消火する 消火後、堆積したスラッジ、カーボン、消火液などを掃除する シリンダやピストンリングの点検を行い、異常のないことを確認する

  • 39

    ディーゼル機関 二サイクルディーゼル機関の運転時に発生する掃気室内の火災に関して、次の問いに答えよ。 火災を予防するためには、どのように処置するか

    定期的に掃気室内のスラッジを除去する ドレン弁、ドレン管が詰まっていないことを確認する 1日に1回、ドレンコックによるブローオフを行う

  • 40

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のピストンリングに関する次の問いに答えよ。 四サイクル機関において、リングの合い口部の面圧は、他の部分の面圧より大きくするか、それとも小さくするか。また、それはなぜか。

    合い口部の面圧は大きくする。 合い口部はガス漏れによって、運転中は リング背面に働くガス圧が他の部分より 低いため

  • 41

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のピストンリングに関する次の問いに答えよ。 リングの面圧は、低速の大形機関と高速の小形機関では、一般に、どちらが大きいか。また、それはなぜか。

    小形の高速機関のほうがリングの面圧は大きい。 運転中、リング上面間隙による絞りのた め、背隙圧力上昇の遅れ及び圧力低下が 大きいため

  • 42

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のピストンリングに関する次の問いに答えよ。 クロムめっきを施したピストンリングを使用する場合は、どのような注意が必要か。

    クロムめっきライナには使用しないこと 高温にさらされる第1、第2リングに使用し、他は鋳鉄リングを使用する ライナとのなじみに劣るため、ライナ加工精度が高いこと

  • 43

    ディーゼル機関 多シリンダ四サイクルディーゼル機関における 排気干渉に関して、次の問いに答えよ。 排気干渉とは、どのようなことか

    共通の排気管に多くのシリンダからの排気管が繋がっている場合、 あるシリンダの排気吹き出しが他の排気弁の閉じ始めるタイミングと重なるときがあり、 この圧力波によって残留ガス圧が高くなって、体積効率が減少する この現象

  • 44

    ディーゼル機関 多シリンダ四サイクルディーゼル機関における 排気干渉に関して、次の問いに答えよ。 排気干渉を除去するためには、どのような方法がとられているか

    大容量の排気集合管(マニホールド)に接続する 干渉を防ぐために、シリンダをグループ分けした排気集合管とする

  • 45

    ディーゼル機関 ディーゼル機関におけるアンチポリッシングリング( ファイヤリング )に関する次の問いに答えよ。 このリングの材料は、どのようなものか。また、形状は、どのようになっているか。

    材料 : シリンダライナと同じ材質で作られ る 形状 : シリンダライナ内径より若干小さめ

  • 46

    ディーゼル機関 ディーゼル機関におけるアンチポリッシングリング( ファイヤリング )に関する次の問いに答えよ。 このリングを装備することにより、どのようにしてポリッシングを防ぐことができるか。

    ピストン上端に付着する硬質カーボンは、アンチポリッシングリングにより、かき落とされる。 これにより、リングの内径以上に成長しない。 よってシリンダライナ内面との接触を避けることができるため

  • 47

    ディーゼル機関 ディーゼル機関におけるアンチポリッシングリング( ファイヤリング )に関する次の問いに答えよ。 上記(2)により、機関にどのような効果が得られるか

    ポリッシングを防ぐことによる ・システム油消費量増加の抑制 ・システム油の汚損抑制 ・シリンダライナの摩耗量低減

  • 48

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のクランク軸に関する次の問いに答えよ。 クランクアーム開閉量を計測する場合、どのような注意が必要か

    軸受上半部を取り付けたままで行う ピストン重量のかかる状態で行う 積荷の状態や喫水の変化に注意する デフレクションゲージを正確に取り付ける

  • 49

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のクランク軸に関する次の問いに答えよ。 クランクアーム開閉量を計測したところ、 クランクピンが上死点にあるときのダイヤルゲージの読みが-8、下死点付近にあるときの読みが0であれば、クランク軸心は、 どのような状態になっているか (略図を描いて示せ)

    図のように下ぞりとなる

  • 50

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のクランク軸に関する次の問いに答えよ。 クランクアームの開閉量が許容限度以上であるのに、そのまま運転を続行したためクランク軸の折損面の模様は、どのようになるか

    応力の集中する危険断面に微細な亀裂が発生し、起点となる 発生した亀裂が応力の繰返しとともに、徐々に拡大し有効断面積が次第に減少する 貝殻上のしま模様となる

  • 51

    ディーゼル機関 運転中のディーゼル機関に関する次の問いに答えよ。 機関の回転速度が低下する場合の原因には、どのようなものがあるか

    燃料油中に水分や空気が混入したとき 吸気弁、排気弁が故障したとき 燃焼状態が不良になったとき プロペラに異物を巻き込んだとき

  • 52

    ディーゼル機関 運転中のディーゼル機関に関する次の問いに答えよ。 各シリンダの出力がふぞろいの場合、どのような害があるか

    主軸受に不同摩耗を生じる 過大負荷のかかる主軸受に焼損やメタルの割れを生じる 軸心中心線は不良となり、クランクアーム開閉作用が生じ、クランク軸折損の原因になる

  • 53

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の複合サイクルに関する次の問いに答えよ。 複合サイクルの締切比及び最高圧力比(爆発度)とは、それぞれどのようなことか ( p-v線図を描いて示せ)

    締切比=V₄/V₂ 最高圧力比=p₃/p₂

  • 54

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の複合サイクルに関する次の問いに答えよ。 複合サイクルの熱効率を高めるには、締切比及び最高圧力比をどのようにすればよいか

    締切比を1に近づける 最高圧力比を大きくする

  • 55

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の複合サイクルに関する次の問いに答えよ。 複合サイクルの熱効率を高めるには圧縮比を大きくすればよいが、実際の機関の場合、圧縮比を大きくし過ぎると、正味熱効率がかえって減少するのは、なぜか

    最高圧力比が高くなり過ぎると、機械効率は減少、燃焼室が狭くなり燃焼も悪化するため

  • 56

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のピストン頂面の割れに関する次の問いに答えよ。 割れを生じやすい箇所は、どこか

    ピストン頂面中央部 ピストン頂面円周外縁部 吸・排気弁の逃がし部のすみ部

  • 57

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のピストン頂面の割れに関する次の問いに答えよ。 割れを生じる場合の原因は、なにか

    燃焼不良によるピストン頂面の過熱 ピストンの材料不良・工作の不良 ピストン頂部の触火面と冷却面の温度差による熱応力発生による割れ

  • 58

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の吸気弁及び排気弁に関する次の問いに答えよ。 弁座の当たり幅が広い場合及び狭い場合には、それぞれどのような利点があるか

    広い場合 : 伝熱性、耐衝撃性がよい 狭い場合 : 気密性が良い

  • 59

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の吸気弁及び排気弁に関する次の問いに答えよ。 小形機関において弁座環を直接シリンダヘッド(シリンダカバ)に設ける場合、どのようにして弁座環をシリンダヘッドに取り付けるか

    圧入、冷やしばめ、ねじ込み

  • 60

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の吸気弁及び排気弁に関する次の問いに答えよ。 弁ばねを複式にしたものでは、両ばねの巻き方向は同じ方向か、それとも逆方向か。また、それはなぜか

    逆方向 : 一方が折れても、他方のばねの間 にかみ込ませないため

  • 61

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の自動弁式燃料噴射弁に関する次の文の██の中に適合する字句を記せ

    ア プランジャ イ 面積 ウ 噴射圧 エ 下が オ 後だれ

  • 62

    ディーゼル機関 ディーゼル主機に関する次の問いに答えよ。 機関の据付け後、試運転前に行う潤滑油系統のフラッシングは、どのような要領で行うか

    ・フラッシング油をサンプタンクに張り込 む ・油を加熱して機関配管内を循環させる ・油こしは本船のものを使用する 目の細かいこし網や磁石を仮付けする ・フラッシング中は本船の潤滑油清浄機を 連続運転する

  • 63

    ディーゼル機関 ディーゼル主機に関する次の問いに答えよ。 低速運転時に生じるミスファイヤの防止には、どのような対策があるか

    燃料油の噴射系統に漏油がないようにする シリンダの気密を良くして、圧縮圧を上げる 冷却清水及び潤滑油は、機関の温度を下げないようにする 負荷の大小に関わらず燃料噴射量を一様にそろえる

  • 64

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のシリンダライナに関する次の問いに答えよ。 大形機関の場合、ライナ表面仕上げの精度をあげても、摩耗の減少には、あまり効果がないのは、なぜか

    表面に油溜めによる凹部がなくなり、油膜の保持が困難になり、初期なじみが悪くなるため

  • 65

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のシリンダライナに関する次の問いに答えよ。 使用燃料油中の硫黄分に対して、シリンダ油のアルカリ価が大きすぎても小さ過ぎてもライナの摩耗が増すのは、なぜか

    ・アルカリ価が大きすぎる場合 : 燃料油中の硫黄含有量が少ないと、硬い 燃焼生成物が燃焼室内に発生し、スカッ フィングから異常摩耗に進展する ・アルカリ価が小さすぎる場合 : 燃料油中の硫黄含有量が多いと、腐食摩 耗が増加する

  • 66

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のジャケット冷却清水の水質管理に必要な注意事項を述べよ

    腐食防止のため、弱アルカリ性を維持する 定期的にメーカによる水質検査を依頼する 防錆剤の濃度をメーカーの推奨する濃度範囲に調整する

  • 67

    ディーゼル機関 四サイクルディーゼル機関の排気タービン過給器が故障した場合の処置に関する次の問いに答えよ。 過給機のタービンの動翼が1本破断した場合、この過給機を使用して機関を運転するためには、過給機についてどのような処置をしなければならないか

    応急的に反対側の翼を切断してバランスをとり運転する 翼車に植え込まれた翼根部は、残しておく

  • 68

    ディーゼル機関 四サイクルディーゼル機関の排気タービン過給器が故障した場合の処置に関する次の問いに答えよ。 過給機を使用しないで応急的に機関を運転する場合、過給機に対してどのような処置をしなければならないか。 また、この場合、機関の負荷の限度を決めるには、何を目安とするか。

    過給機のケーシングを給気・排気経路として残しておく場合、固定用具にて翼車を固定する 過給機バイパス煙路が用意されている場合は、バイパス煙路を取り付ける ※ 排気温度を目安として機関の負荷の限 度を決める

  • 69

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のシリンダライナに関する次の問いに答えよ。 図は、シリンダライナのフランジ部を示す。シリンダヘッド(シリンダカバー)を締め付けた場合、このフランジ部には、どのような力が加わるか。 (図を描いて示せ)

    Pn : 引張り力 Ps : せん断力 Pd : 曲げ力 Pa×a : 曲げモーメント

  • 70

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のシリンダライナに関する次の問いに答えよ。 トランクピストン機関において、ライナの振動が生じやすい理由はなにか。 また、ライナの振動が大きくなると、どこに、どのような損傷を生じやすいか。

    ・ライナの振動が生じやすい理由 : ピストンに作用する側圧が上死点付近で 激しく変化してピストンがシリンダ壁に 衝突し、加振する ・冷却水入口側には、エロージョンを生じ やすい ・ライナ下部の水密部は、フレッチングコ ロージョンを生じやすい ・冷却水入口側には、キャビテーションを 生じる

  • 71

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のシリンダライナに関する次の問いに答えよ。 クロスヘッド機関において、ライナ下部の水密部からの漏水を発見しやすいようにするため、どのようにしているか

    水密部のゴムリング2個を用いて、間に外気に通じる孔を設ける

  • 72

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の排気タービン過給機に関する次の問いに答えよ。 デュフューザ及びインデューサを設置する理由とは、それぞれなにか

    デュフューザ : ・デュフューザの入口角を適当にすること によりサージングを防止する ・遠心圧縮機の渦室を出た空気が流れを乱 すことなく空気圧を高めることによって 圧縮機の効率を向上させる インフューザ ・空気の流れをインペラ入口と同一角度に することにより羽根入口部の損失を少な くする

  • 73

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の排気タービン過給機に関する次の問いに答えよ。 インペラの羽根の形式を、後向き羽根とした場合、又は径向き羽根(直線羽根)とした場合において、それぞれどのような利点があるか

    ・後向き羽根とした場合 最高効率範囲が広くサージング線から離 れているため、サージングを起こしにく い ・径向き羽根とした場合 同一速度で得られる圧力比が大きい デュフューザの形状を効率的に整えて効率 を十分に上げられる

  • 74

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のシリンダライナに関する次の問いに答えよ。 ライナに生じる機械的応力、熱応力及びこの両者の合成応力は、ライナの肉厚の増加によってどのように変わるか。 ( 横軸に肉厚、縦軸に応力をとる図を描いて説 明せよ。)

    熱応力は、ライナの肉厚増加に伴って増加する 機械的応力は、逆に減少傾向を示す 合成応力はこの2つに囲まれた部分となる

  • 75

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のシリンダライナに関する次の問いに答えよ。 ライナの材質として、鋳鉄が優れているのは、なぜか

    ・鋳鉄中に含まれる黒鉛が潤滑作用を助 け、油膜を保持するとともに、摩耗や焼 付きを防止する

  • 76

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のシリンダライナに関する次の問いに答えよ。 ライナに発生する亀裂は、燃焼室側よりも冷却水側に発生しやすいのは、なぜか

    ・燃焼室側で発生する熱応力と冷却水側に 発生する熱応力の違いにより、 ライナの材質である鋳鉄は引張り応力に 弱いため ・冷却水側では疲労腐食が発生し、亀裂が 生じやすいため

  • 77

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の自動弁式燃焼噴射弁の噴射圧に関する次の文の██の中のア~キに適合する字句を、下記①~⑲の語群の中から選べ

    ア 速度 イ 面積 ウ 膨張 エ 増加 オ 始動 カ 残圧 キ 不規則

  • 78

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の高出力化の方法として、シリンダ数の増加やシリンダ径の増大のほかにどのような方法があるか。 また、それらの方法についての問題点を述べよ。

    ・正味平均有効圧を増やす 最高圧力の増大とともに燃焼室周囲の熱負 荷も増大し、それに伴って機械的負荷及び 熱負荷に耐えうる材料、構造が必要 ・平均ピストン速度を増やす 機関回転速度やピストン行程により制限 される ロングストローク化により機関の高さや 重量が増す

  • 79

    ディーゼル機関 ディーゼル主機に関する次の問いに答えよ。 運転中、回転速度が燃料ハンドルの目盛の位置に対応する回転速度より低い場合の原因は、なにか

    気象や海象のによる船体抵抗の増加 燃料ラックの調整不良 ガバナの作動不良

  • 80

    ディーゼル機関 ディーゼル主機に関する次の問いに答えよ。 出航後、使用燃料油を、どのような要領でA重油からC重油へ切り換えるか

    燃料油の加熱を開始する 燃料油を切り換える 自動粘度調節器を温度制御から粘度制御に切り換える

  • 81

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のピストンリングに関する次の問いに答えよ。 リングの幅が大きい場合は、小さな場合に比べてどのような利点と欠点があるか

    利点 : シリンダライナに熱を伝えやすく固 着が少ない 欠点 : 慣性が大きくなり、リングフラッタ を起こしやすい ガス漏れが急増し、潤滑油消費量が 増える

  • 82

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のピストンリングに関する次の問いに答えよ。 初期なじみ及び防錆のため、リングの表面は、どのような処理が行われるか

    りん酸マンガン系被膜 や フェロックスコーティング などの化成処理が行われる

  • 83

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のピストンリングに関する次の問いに答えよ。 リングの外周の角部は、十分な面取りがしてあるのは、なぜか

    シリンダライナを傷つけるのを防ぐ リングとシリンダライナのしゅう動面に必要な潤滑油を行き渡らせるため

  • 84

    ディーゼル機関 排気タービン過給機に関する次の問いに答えよ。 タービン側の軸受へ排気ガスが漏入しないようにするため、どのような構造となっているか

    ・ラビリンスフィンを設ける ・ラビリンスフィンと軸受の間に大気開放 室を設ける ・ラビリンス部にシールエアを送り、空気 でシールする

  • 85

    ディーゼル機関 排気タービン過給機に関する次の問いに答えよ。 大形二サイクル機関の過給機に無冷却過給機を採用すると、どのような利点があるか

    過給機の燃焼ガス通路部ケーシングの硫酸腐食がなくなる 排ガスエコノマイザで利用できる熱量が増加する

  • 86

    ディーゼル機関 排気タービン過給機に関する次の問いに答えよ。 同一負荷に対し、過給機の送出し空気量が減少する場合の原因は、なにか

    圧縮機吸入フィルタの汚れ 排気タービンのノズルの汚れ 空気冷却器の汚れ 圧縮機翼車の汚れ 排気管の詰まり 吸い込み空気温度の上昇

  • 87

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の燃焼及び燃焼室に関する次の( 1 )~( 5 )の用語を、それぞれ説明せよ。 (1) : 化学的点火遅れ

    自然着火温度に達してから爆発炎が発生するまでの時間

  • 88

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の燃焼及び燃焼室に関する次の( 1 )~( 5 )の用語を、それぞれ説明せよ。 (2) : 物理的点火遅れ

    シリンダ内に噴射された燃料油粒が空気から熱を取り蒸発し、混合気を形成して自然着火温度まで加熱される時間

  • 89

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の燃焼及び燃焼室に関する次の( 1 )~( 5 )の用語を、それぞれ説明せよ。 (3) : 燃料噴射率

    噴射期間内の各時刻における噴射量

  • 90

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の燃焼及び燃焼室に関する次の( 1 )~( 5 )の用語を、それぞれ説明せよ。 (4) : スキッシュ

    ピストン上昇に伴う、ピストン中心部に向けた内向きのガスの回転流 ピストンボウルへ向けた下向きのガスの回転流

  • 91

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の燃焼及び燃焼室に関する次の( 1 )~( 5 )の用語を、それぞれ説明せよ。 (5) : スワール

    シリンダ内への吸入過程で生じるシリンダ中心軸周りの作動ガスの旋回流

  • 92

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のシリンダライナに関する次の問いに答えよ。 初期なじみ改善のため、どのような表面加工法があるか。 (2つあげ、それぞれについてライナ表面の略図 を描き、名称および特徴を述べよ。)

    ・ウェーブカット シリンダライナにクロスハッチと呼ばれ る細かい溝をつけ、シリンダライナ壁面 に潤滑油を溜める ・プラトーホーニング クロスハッチの頂部のみを研磨し、表面 を平坦にして、潤滑油膜の保持をしつ つ、摩擦を低減する

  • 機関1

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    問題一覧

  • 1

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の機械損失(摩擦損失)に関する次の問いに答えよ。 機械損失は、機関のどのような部分で生じるか また、機械損失の中で最も大きな部分を占めるのは、ふつう、どこで生じる損失か

    ピストンリングとシリンダライナの摩擦部 主軸受、クランクピン軸受、ピストンピン軸受などの軸受部 燃料噴射ポンプ、直結ポンブなどの駆動部 ※ ピストンリングとシリンダライナの摩擦 部が最も大きい部分を占める

  • 2

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の機械損失(摩擦損失)に関する次の問いに答えよ。 四サイクル機関において、機械損失を少なくするためには、同一出力を出すのに回転速度を下げて回転力を増したほうがよいか、それとも、回転速度を上げて回転力を減少したほうがよいか

    回転速度を下げて回転力を増したほうがよい

  • 3

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の機械損失(摩擦損失)に関する次の問いに答えよ。 定速機関において、無負荷運転時の燃料消費量から機械損失を求める場合、どのようにして算出するか

    燃料消費量と機械損失の関係は次式で示される B・H・ni = 3.6Ni = ( Ne+Nr ) B : 燃料消費量〔 kg/h 〕 H : 燃料油発熱量〔 J/kg 〕 ni : 図示熱効率 Ni : 図示出力〔 kW〕 Ne : 軸出力〔 kW〕 Nr : 機械損失〔 kW〕 定速運転では、 Nr=Bo・H・ni /3.6 で求める

  • 4

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のクランク軸に関する次の問いに答えよ。 クランク軸の油穴を図のように設けると、燃焼ガス圧による最大負荷のかかる位置と開口部が一致し、軸受を大きくしなければならなくなる。そのため、高出力機関では、どのように油穴を設けるか。 ( 略図を描いて説明せよ )

    高出力機関では、クランク軸がどの位置においても各部に十分な量の潤滑油を供給する必要がある 図のように、ジャーナル及びクランクピンの側部に開口部を設ける

  • 5

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のクランク軸に関する次の問いに答えよ。 クランク軸にヘアクラックを発見した場合、どのような処置をするか

    ヘアクラックで軽微なものは、グラインダでクラックを完全に削除し、油砥石で平滑に仕上げる

  • 6

    ディーゼル機関 クロスヘッド形ディーゼル機関において、ピストン棒がクランク室上部を貫通する部分に設けられるパッキン箱について、次の問いに答えよ。 パッキン箱の役目は、なにか

    クランク室を密閉し、掃気室からの燃焼生成物や汚油の侵入を防ぐ ピストン棒に付着した油をかき落とし、潤滑油が掃気室へ漏出するのを防ぐ

  • 7

    ディーゼル機関 クロスヘッド形ディーゼル機関において、ピストン棒がクランク室上部を貫通する部分に設けられるパッキン箱について、次の問いに答えよ。 運転中、パッキン箱の働きが正常かどうかは、何を検査して判断するか

    パッキン箱に接続されている漏えい管からの流出油量及び空気の漏れ を日常的にチェックする

  • 8

    ディーゼル機関 クロスヘッド形ディーゼル機関において、ピストン棒がクランク室上部を貫通する部分に設けられるパッキン箱について、次の問いに答えよ。 パッキン箱を開放した場合の検査箇所及び計測箇所は、それぞれどこか

    検査箇所 ・汚れ具合 ・リングのしゅう動面のかじり ・バックアップスプリングの伸び、折損 の有無 計測箇所 ・リングの合口すき間 ・リングとケーシングのすき間

  • 9

    ディーゼル機関 二サイクルディーゼル機関の掃気に関する次の問いに答えよ。 完全層状掃気とは、どのような掃気をいうか

    残留ガスと新気とが完全な境界を保ち、両気体が混合せず、 また、残留ガスが完全に排出されるまで、新気が逃げ出さない理想的な掃気

  • 10

    ディーゼル機関 二サイクルディーゼル機関の掃気に関する次の問いに答えよ。 ユニフロー掃気が、横断掃気やループ掃気に比べて有利な点及び不利な点は、それぞれなにか

    有利な点 ・掃排気が入り乱れることが少なく、掃 気効率が高い ・非対称掃気形であるから、後給気が可 能 ・旋回流を与えやすい 不利な点 ・排気弁機構が加わり、構造が複雑 ・整備作業が増える

  • 11

    ディーゼル機関 二サイクルディーゼル機関の掃気に関する次の問いに答えよ。 掃気に旋回流を与えるユニフロー掃気では、掃気をどのような方向に向けてシリンダ内へ流入させるか

    シリンダ径の同心円の接線方向

  • 12

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のピストンリングに関する次の問いに答えよ。 リングに一様な張りを与えるため、どのような加工法があるか

    シリンダ径に仕上げ、一部を切り取りハンマリング、ローリングによって拡げる リングをシリンダ径より大きく削り、一部を切り取り、両側に力を加えて閉じ真円に仕上げる

  • 13

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のピストンリングに関する次の問いに答えよ。 二サイクル機関において、リングの合い口部の面圧は、他の部分の面圧より小さくするのは、なぜか

    掃気口に引っかかるため

  • 14

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のピストンリングに関する次の問いに答えよ。 リングの外周の角部は、十分な面取りがしてあるのは、なぜか

    摩耗の進行に伴う外周部のかえりを防止する リングの面に必要な潤滑油を行き渡らせる

  • 15

    ディーゼル機関 図は、四サイクルディーゼル機関の吸気弁及び排気弁の弁駆動装置の一部(カムとタペット) を示す。 ( A )のタペットローラの形式、( B )の平面タペットと凸面カムの形式及び( C )のスイングアームの形式は、それぞれどのような利点があるか記せ。

    A : しゅう動面の摩擦が少なく、動作が確実 である B : 弁の開閉が速い C : 側面のスラストがない タペットガイドの構造がシンプルで、動 弁系慣性質量が小さいので、動特性も良 い

  • 16

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のボッシュ式燃料噴射ポンプに関する次の問いに答えよ。 負荷に応じて、突き始め時期を変えるため、プランジャの上面の形状をどのようにするか (略図を描いて示せ)

    プランジャ上部を図の点線のようにする

  • 17

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のボッシュ式燃料噴射ポンプに関する次の問いに答えよ。 機関の回転速度が高くなると、ポンプの送出し量は、ポンプの有効行程容積より多くなる傾向があるのは、なぜか

    吸入口がプランジャにより完全に塞がれないうちにポンプ内の圧力は上昇し始め、 逃がし口も瞬間的に開かないからその間噴射が続けられるため

  • 18

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のボッシュ式燃料噴射ポンプに関する次の問いに答えよ。 各シリンダのポンプのバレルとプランジャ間の漏れ具合は、どのようにして点検するか

    A重油使用時、ポンプ下部のタペット調整ねじ部付近を点検する 停泊中、燃料ハンドルを運転位置とし、付属の手動プライミング装置の固さ手加減を比較して点検する

  • 19

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の損失に関する次の問いに答えよ。 圧縮比を高くすると、冷却損失は、減少するか、それとも増大するか。また、それは、なぜか。

    冷却損失は減少する 圧縮比が高くなると、燃焼温度と圧力は 高くなるが、一般に燃焼時間は短くなり 冷却面積も小さくなるため

  • 20

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の損失に関する次の問いに答えよ。 運転中、ピストンリングとシリンダライナの摩擦による損失は、どのような場合に増加するか

    燃焼ガス圧力が高くなる場合 潤滑油粘度が高くなる場合 ピストンリングとライナのすき間が大きい場合 ピストンの長さが大きくなる場合

  • 21

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の噴射遅れに関する次の問いに答えよ。 燃料の噴射遅れとは、どのようなことか

    燃料噴射ポンプの突き始めから噴射始めの時期までの期間 普通クランク角度で表す

  • 22

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の噴射遅れに関する次の問いに答えよ。 噴射遅れが大きくなるのは、どのような場合か

    燃料油の粘度が高過ぎる場合 燃料噴射弁の噴口が汚れて詰まった場合 燃料噴射弁の噴射圧の調整が高過ぎる場合

  • 23

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の連接棒ボルト( クランクピンボルト )に関する次の問いに答えよ。 連接棒ボルトのねじ部に応力が集中しないようにするため、工作上どのような考慮が払われているか

    ねじの精度をよくし、ねじ底に適当な丸見みをつける ボルト頭及びナットの肌付け面をできるだけ小さくする

  • 24

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の連接棒ボルト( クランクピンボルト )に関する次の問いに答えよ。 連接棒ボルトは、二サイクル機関より四サイクル機関のほうが折損事故が起こりやすいのは、なぜか

    四サイクル機関では、排気行程の終わりから吸気行程にかけてピストン及び連接棒の慣性力によって、 上メタルはクランクピンから離れ、ボルトは更に引張力が衝撃的に作用するため

  • 25

    ディーゼル機関 船用二サイクルディーゼル主機として採用されるロングストローク機関に関して、次の問いに答えよ。 行程とシリンダ径の比を大きくする目的は、なにか

    燃焼をゆっくり完了させることができるため、低質燃料油を使用することができる ガスを長く膨張させることにより、燃費を低減できる シリンダあたりの出力を増大できる

  • 26

    ディーゼル機関 船用二サイクルディーゼル主機として採用されるロングストローク機関に関して、次の問いに答えよ。 この機関の不利な点は、なにか

    機関の高さが高くなる クランクアームが長くなり、爆発によるアームの開閉による縦振動が発生する

  • 27

    ディーゼル機関 船用二サイクルディーゼル主機として採用されるロングストローク機関に関して、次の問いに答えよ。 この機関で採用されている掃気方式は、なにか

    ユニフロー掃気方式

  • 28

    ディーゼル機関 ディーゼル機関における燃焼に関して、次の問いに答えよ。 燃料油の自然発火(自発発火)温度は、シリンダ内の圧縮圧が上昇するに従ってどのように変わるか

    油の自然発火温度は、圧縮圧の上昇に伴い低下する

  • 29

    ディーゼル機関 ディーゼル機関における燃焼に関して、次の問いに答えよ。 燃焼過程のうち、燃焼を制御できる期間の圧力上昇は、どのような事項に影響されるか

    燃料噴射率 油粒と空気の相対速度 燃料の蒸発や拡散 シリンダ内に残された酸素量

  • 30

    ディーゼル機関 ディーゼル機関における燃焼に関して、次の問いに答えよ。 物理的点火遅れ及び化学的点火遅れとは、それぞれどのようなことか。 また、機関の始動時及び運転中における点火遅れを、主に支配するのは、それぞれどちらか。

    物理的点火遅れ : シリンダ内に噴射された燃料油粒が空気 から熱を奪って蒸発し、混合気を形成し て自然着火温度まで加熱される時間 化学的点火遅れ : 自然着火温度に達してから爆発炎を発生 させるまでの時間 始動時は化学的点火遅れが、運転中は物理的点火遅れが主に支配する

  • 31

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のピストンに関する次の問いに答えよ。 大形機関のピストンクラウン及びピストンスカートの材料には、それぞれなにが用いられるか。また、その理由は、なにか。

    ピストンクラウン : 鋳鋼 又は 鍛鋼 ピストンスカート : 鋳鉄 ピストンクラウンは、燃焼ガスの高温高圧を受けるので耐熱耐圧の材料を用いる ピストンスカートは、シリンダとの耐摩耗性の良い材料を用いる

  • 32

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のピストンに関する次の問いに答えよ。 大形機関のピストンリング溝が摩耗して大きくなった場合、どのようにするか

    リング溝を溶接肉盛りして削正する リング溝を削正して、適当なオーバーサイズのピストンリングを装着する

  • 33

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のピストンに関する次の問いに答えよ。 ピストンスカート部に鉛銅リングを設ける目的は、なにか

    ピストンしゅう動部の焼き付きを防ぐ シリンダとのなじみを良くする ピストンとシリンダのすき間を小さくする ガス漏れを防ぐ

  • 34

    ディーゼル機関 ディーゼル機関に関する次の( 1 )~( 3 )の事項を説明せよ。 ( 1 ) : 軸受のクラッシュ

  • 35

    ディーゼル機関 ディーゼル機関に関する次の( 1 )~( 3 )の事項を説明せよ。 ( 2 ) : 燃料噴射装置に発生するペーパロック

  • 36

    ディーゼル機関 ディーゼル機関に関する次の( 1 )~( 3 )の事項を説明せよ。 ( 3 ) : 発電機駆動用ディーゼル機関のハンチ ング

  • 37

    ディーゼル機関 二サイクルディーゼル機関の運転時に発生する掃気室内の火災に関して、次の問いに答えよ。 火災は、どのようにして発生するか

    掃気室の側壁に潤滑油の固化した層などが厚く積もると、 吹き返しガス中の火の粉が付着して燃え出すことがある その火が掃気室底部に落下し、溜まっているスラッジや油に引火して火災が起こる

  • 38

    ディーゼル機関 二サイクルディーゼル機関の運転時に発生する掃気室内の火災に関して、次の問いに答えよ。 火災が発生したら、どのように処置するか

    機関を減速し、補助ブロワを停止する 消火蒸気噴出装置により、蒸気を噴霧して消火する 消火後、堆積したスラッジ、カーボン、消火液などを掃除する シリンダやピストンリングの点検を行い、異常のないことを確認する

  • 39

    ディーゼル機関 二サイクルディーゼル機関の運転時に発生する掃気室内の火災に関して、次の問いに答えよ。 火災を予防するためには、どのように処置するか

    定期的に掃気室内のスラッジを除去する ドレン弁、ドレン管が詰まっていないことを確認する 1日に1回、ドレンコックによるブローオフを行う

  • 40

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のピストンリングに関する次の問いに答えよ。 四サイクル機関において、リングの合い口部の面圧は、他の部分の面圧より大きくするか、それとも小さくするか。また、それはなぜか。

    合い口部の面圧は大きくする。 合い口部はガス漏れによって、運転中は リング背面に働くガス圧が他の部分より 低いため

  • 41

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のピストンリングに関する次の問いに答えよ。 リングの面圧は、低速の大形機関と高速の小形機関では、一般に、どちらが大きいか。また、それはなぜか。

    小形の高速機関のほうがリングの面圧は大きい。 運転中、リング上面間隙による絞りのた め、背隙圧力上昇の遅れ及び圧力低下が 大きいため

  • 42

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のピストンリングに関する次の問いに答えよ。 クロムめっきを施したピストンリングを使用する場合は、どのような注意が必要か。

    クロムめっきライナには使用しないこと 高温にさらされる第1、第2リングに使用し、他は鋳鉄リングを使用する ライナとのなじみに劣るため、ライナ加工精度が高いこと

  • 43

    ディーゼル機関 多シリンダ四サイクルディーゼル機関における 排気干渉に関して、次の問いに答えよ。 排気干渉とは、どのようなことか

    共通の排気管に多くのシリンダからの排気管が繋がっている場合、 あるシリンダの排気吹き出しが他の排気弁の閉じ始めるタイミングと重なるときがあり、 この圧力波によって残留ガス圧が高くなって、体積効率が減少する この現象

  • 44

    ディーゼル機関 多シリンダ四サイクルディーゼル機関における 排気干渉に関して、次の問いに答えよ。 排気干渉を除去するためには、どのような方法がとられているか

    大容量の排気集合管(マニホールド)に接続する 干渉を防ぐために、シリンダをグループ分けした排気集合管とする

  • 45

    ディーゼル機関 ディーゼル機関におけるアンチポリッシングリング( ファイヤリング )に関する次の問いに答えよ。 このリングの材料は、どのようなものか。また、形状は、どのようになっているか。

    材料 : シリンダライナと同じ材質で作られ る 形状 : シリンダライナ内径より若干小さめ

  • 46

    ディーゼル機関 ディーゼル機関におけるアンチポリッシングリング( ファイヤリング )に関する次の問いに答えよ。 このリングを装備することにより、どのようにしてポリッシングを防ぐことができるか。

    ピストン上端に付着する硬質カーボンは、アンチポリッシングリングにより、かき落とされる。 これにより、リングの内径以上に成長しない。 よってシリンダライナ内面との接触を避けることができるため

  • 47

    ディーゼル機関 ディーゼル機関におけるアンチポリッシングリング( ファイヤリング )に関する次の問いに答えよ。 上記(2)により、機関にどのような効果が得られるか

    ポリッシングを防ぐことによる ・システム油消費量増加の抑制 ・システム油の汚損抑制 ・シリンダライナの摩耗量低減

  • 48

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のクランク軸に関する次の問いに答えよ。 クランクアーム開閉量を計測する場合、どのような注意が必要か

    軸受上半部を取り付けたままで行う ピストン重量のかかる状態で行う 積荷の状態や喫水の変化に注意する デフレクションゲージを正確に取り付ける

  • 49

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のクランク軸に関する次の問いに答えよ。 クランクアーム開閉量を計測したところ、 クランクピンが上死点にあるときのダイヤルゲージの読みが-8、下死点付近にあるときの読みが0であれば、クランク軸心は、 どのような状態になっているか (略図を描いて示せ)

    図のように下ぞりとなる

  • 50

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のクランク軸に関する次の問いに答えよ。 クランクアームの開閉量が許容限度以上であるのに、そのまま運転を続行したためクランク軸の折損面の模様は、どのようになるか

    応力の集中する危険断面に微細な亀裂が発生し、起点となる 発生した亀裂が応力の繰返しとともに、徐々に拡大し有効断面積が次第に減少する 貝殻上のしま模様となる

  • 51

    ディーゼル機関 運転中のディーゼル機関に関する次の問いに答えよ。 機関の回転速度が低下する場合の原因には、どのようなものがあるか

    燃料油中に水分や空気が混入したとき 吸気弁、排気弁が故障したとき 燃焼状態が不良になったとき プロペラに異物を巻き込んだとき

  • 52

    ディーゼル機関 運転中のディーゼル機関に関する次の問いに答えよ。 各シリンダの出力がふぞろいの場合、どのような害があるか

    主軸受に不同摩耗を生じる 過大負荷のかかる主軸受に焼損やメタルの割れを生じる 軸心中心線は不良となり、クランクアーム開閉作用が生じ、クランク軸折損の原因になる

  • 53

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の複合サイクルに関する次の問いに答えよ。 複合サイクルの締切比及び最高圧力比(爆発度)とは、それぞれどのようなことか ( p-v線図を描いて示せ)

    締切比=V₄/V₂ 最高圧力比=p₃/p₂

  • 54

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の複合サイクルに関する次の問いに答えよ。 複合サイクルの熱効率を高めるには、締切比及び最高圧力比をどのようにすればよいか

    締切比を1に近づける 最高圧力比を大きくする

  • 55

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の複合サイクルに関する次の問いに答えよ。 複合サイクルの熱効率を高めるには圧縮比を大きくすればよいが、実際の機関の場合、圧縮比を大きくし過ぎると、正味熱効率がかえって減少するのは、なぜか

    最高圧力比が高くなり過ぎると、機械効率は減少、燃焼室が狭くなり燃焼も悪化するため

  • 56

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のピストン頂面の割れに関する次の問いに答えよ。 割れを生じやすい箇所は、どこか

    ピストン頂面中央部 ピストン頂面円周外縁部 吸・排気弁の逃がし部のすみ部

  • 57

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のピストン頂面の割れに関する次の問いに答えよ。 割れを生じる場合の原因は、なにか

    燃焼不良によるピストン頂面の過熱 ピストンの材料不良・工作の不良 ピストン頂部の触火面と冷却面の温度差による熱応力発生による割れ

  • 58

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の吸気弁及び排気弁に関する次の問いに答えよ。 弁座の当たり幅が広い場合及び狭い場合には、それぞれどのような利点があるか

    広い場合 : 伝熱性、耐衝撃性がよい 狭い場合 : 気密性が良い

  • 59

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の吸気弁及び排気弁に関する次の問いに答えよ。 小形機関において弁座環を直接シリンダヘッド(シリンダカバ)に設ける場合、どのようにして弁座環をシリンダヘッドに取り付けるか

    圧入、冷やしばめ、ねじ込み

  • 60

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の吸気弁及び排気弁に関する次の問いに答えよ。 弁ばねを複式にしたものでは、両ばねの巻き方向は同じ方向か、それとも逆方向か。また、それはなぜか

    逆方向 : 一方が折れても、他方のばねの間 にかみ込ませないため

  • 61

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の自動弁式燃料噴射弁に関する次の文の██の中に適合する字句を記せ

    ア プランジャ イ 面積 ウ 噴射圧 エ 下が オ 後だれ

  • 62

    ディーゼル機関 ディーゼル主機に関する次の問いに答えよ。 機関の据付け後、試運転前に行う潤滑油系統のフラッシングは、どのような要領で行うか

    ・フラッシング油をサンプタンクに張り込 む ・油を加熱して機関配管内を循環させる ・油こしは本船のものを使用する 目の細かいこし網や磁石を仮付けする ・フラッシング中は本船の潤滑油清浄機を 連続運転する

  • 63

    ディーゼル機関 ディーゼル主機に関する次の問いに答えよ。 低速運転時に生じるミスファイヤの防止には、どのような対策があるか

    燃料油の噴射系統に漏油がないようにする シリンダの気密を良くして、圧縮圧を上げる 冷却清水及び潤滑油は、機関の温度を下げないようにする 負荷の大小に関わらず燃料噴射量を一様にそろえる

  • 64

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のシリンダライナに関する次の問いに答えよ。 大形機関の場合、ライナ表面仕上げの精度をあげても、摩耗の減少には、あまり効果がないのは、なぜか

    表面に油溜めによる凹部がなくなり、油膜の保持が困難になり、初期なじみが悪くなるため

  • 65

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のシリンダライナに関する次の問いに答えよ。 使用燃料油中の硫黄分に対して、シリンダ油のアルカリ価が大きすぎても小さ過ぎてもライナの摩耗が増すのは、なぜか

    ・アルカリ価が大きすぎる場合 : 燃料油中の硫黄含有量が少ないと、硬い 燃焼生成物が燃焼室内に発生し、スカッ フィングから異常摩耗に進展する ・アルカリ価が小さすぎる場合 : 燃料油中の硫黄含有量が多いと、腐食摩 耗が増加する

  • 66

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のジャケット冷却清水の水質管理に必要な注意事項を述べよ

    腐食防止のため、弱アルカリ性を維持する 定期的にメーカによる水質検査を依頼する 防錆剤の濃度をメーカーの推奨する濃度範囲に調整する

  • 67

    ディーゼル機関 四サイクルディーゼル機関の排気タービン過給器が故障した場合の処置に関する次の問いに答えよ。 過給機のタービンの動翼が1本破断した場合、この過給機を使用して機関を運転するためには、過給機についてどのような処置をしなければならないか

    応急的に反対側の翼を切断してバランスをとり運転する 翼車に植え込まれた翼根部は、残しておく

  • 68

    ディーゼル機関 四サイクルディーゼル機関の排気タービン過給器が故障した場合の処置に関する次の問いに答えよ。 過給機を使用しないで応急的に機関を運転する場合、過給機に対してどのような処置をしなければならないか。 また、この場合、機関の負荷の限度を決めるには、何を目安とするか。

    過給機のケーシングを給気・排気経路として残しておく場合、固定用具にて翼車を固定する 過給機バイパス煙路が用意されている場合は、バイパス煙路を取り付ける ※ 排気温度を目安として機関の負荷の限 度を決める

  • 69

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のシリンダライナに関する次の問いに答えよ。 図は、シリンダライナのフランジ部を示す。シリンダヘッド(シリンダカバー)を締め付けた場合、このフランジ部には、どのような力が加わるか。 (図を描いて示せ)

    Pn : 引張り力 Ps : せん断力 Pd : 曲げ力 Pa×a : 曲げモーメント

  • 70

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のシリンダライナに関する次の問いに答えよ。 トランクピストン機関において、ライナの振動が生じやすい理由はなにか。 また、ライナの振動が大きくなると、どこに、どのような損傷を生じやすいか。

    ・ライナの振動が生じやすい理由 : ピストンに作用する側圧が上死点付近で 激しく変化してピストンがシリンダ壁に 衝突し、加振する ・冷却水入口側には、エロージョンを生じ やすい ・ライナ下部の水密部は、フレッチングコ ロージョンを生じやすい ・冷却水入口側には、キャビテーションを 生じる

  • 71

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のシリンダライナに関する次の問いに答えよ。 クロスヘッド機関において、ライナ下部の水密部からの漏水を発見しやすいようにするため、どのようにしているか

    水密部のゴムリング2個を用いて、間に外気に通じる孔を設ける

  • 72

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の排気タービン過給機に関する次の問いに答えよ。 デュフューザ及びインデューサを設置する理由とは、それぞれなにか

    デュフューザ : ・デュフューザの入口角を適当にすること によりサージングを防止する ・遠心圧縮機の渦室を出た空気が流れを乱 すことなく空気圧を高めることによって 圧縮機の効率を向上させる インフューザ ・空気の流れをインペラ入口と同一角度に することにより羽根入口部の損失を少な くする

  • 73

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の排気タービン過給機に関する次の問いに答えよ。 インペラの羽根の形式を、後向き羽根とした場合、又は径向き羽根(直線羽根)とした場合において、それぞれどのような利点があるか

    ・後向き羽根とした場合 最高効率範囲が広くサージング線から離 れているため、サージングを起こしにく い ・径向き羽根とした場合 同一速度で得られる圧力比が大きい デュフューザの形状を効率的に整えて効率 を十分に上げられる

  • 74

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のシリンダライナに関する次の問いに答えよ。 ライナに生じる機械的応力、熱応力及びこの両者の合成応力は、ライナの肉厚の増加によってどのように変わるか。 ( 横軸に肉厚、縦軸に応力をとる図を描いて説 明せよ。)

    熱応力は、ライナの肉厚増加に伴って増加する 機械的応力は、逆に減少傾向を示す 合成応力はこの2つに囲まれた部分となる

  • 75

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のシリンダライナに関する次の問いに答えよ。 ライナの材質として、鋳鉄が優れているのは、なぜか

    ・鋳鉄中に含まれる黒鉛が潤滑作用を助 け、油膜を保持するとともに、摩耗や焼 付きを防止する

  • 76

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のシリンダライナに関する次の問いに答えよ。 ライナに発生する亀裂は、燃焼室側よりも冷却水側に発生しやすいのは、なぜか

    ・燃焼室側で発生する熱応力と冷却水側に 発生する熱応力の違いにより、 ライナの材質である鋳鉄は引張り応力に 弱いため ・冷却水側では疲労腐食が発生し、亀裂が 生じやすいため

  • 77

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の自動弁式燃焼噴射弁の噴射圧に関する次の文の██の中のア~キに適合する字句を、下記①~⑲の語群の中から選べ

    ア 速度 イ 面積 ウ 膨張 エ 増加 オ 始動 カ 残圧 キ 不規則

  • 78

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の高出力化の方法として、シリンダ数の増加やシリンダ径の増大のほかにどのような方法があるか。 また、それらの方法についての問題点を述べよ。

    ・正味平均有効圧を増やす 最高圧力の増大とともに燃焼室周囲の熱負 荷も増大し、それに伴って機械的負荷及び 熱負荷に耐えうる材料、構造が必要 ・平均ピストン速度を増やす 機関回転速度やピストン行程により制限 される ロングストローク化により機関の高さや 重量が増す

  • 79

    ディーゼル機関 ディーゼル主機に関する次の問いに答えよ。 運転中、回転速度が燃料ハンドルの目盛の位置に対応する回転速度より低い場合の原因は、なにか

    気象や海象のによる船体抵抗の増加 燃料ラックの調整不良 ガバナの作動不良

  • 80

    ディーゼル機関 ディーゼル主機に関する次の問いに答えよ。 出航後、使用燃料油を、どのような要領でA重油からC重油へ切り換えるか

    燃料油の加熱を開始する 燃料油を切り換える 自動粘度調節器を温度制御から粘度制御に切り換える

  • 81

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のピストンリングに関する次の問いに答えよ。 リングの幅が大きい場合は、小さな場合に比べてどのような利点と欠点があるか

    利点 : シリンダライナに熱を伝えやすく固 着が少ない 欠点 : 慣性が大きくなり、リングフラッタ を起こしやすい ガス漏れが急増し、潤滑油消費量が 増える

  • 82

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のピストンリングに関する次の問いに答えよ。 初期なじみ及び防錆のため、リングの表面は、どのような処理が行われるか

    りん酸マンガン系被膜 や フェロックスコーティング などの化成処理が行われる

  • 83

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のピストンリングに関する次の問いに答えよ。 リングの外周の角部は、十分な面取りがしてあるのは、なぜか

    シリンダライナを傷つけるのを防ぐ リングとシリンダライナのしゅう動面に必要な潤滑油を行き渡らせるため

  • 84

    ディーゼル機関 排気タービン過給機に関する次の問いに答えよ。 タービン側の軸受へ排気ガスが漏入しないようにするため、どのような構造となっているか

    ・ラビリンスフィンを設ける ・ラビリンスフィンと軸受の間に大気開放 室を設ける ・ラビリンス部にシールエアを送り、空気 でシールする

  • 85

    ディーゼル機関 排気タービン過給機に関する次の問いに答えよ。 大形二サイクル機関の過給機に無冷却過給機を採用すると、どのような利点があるか

    過給機の燃焼ガス通路部ケーシングの硫酸腐食がなくなる 排ガスエコノマイザで利用できる熱量が増加する

  • 86

    ディーゼル機関 排気タービン過給機に関する次の問いに答えよ。 同一負荷に対し、過給機の送出し空気量が減少する場合の原因は、なにか

    圧縮機吸入フィルタの汚れ 排気タービンのノズルの汚れ 空気冷却器の汚れ 圧縮機翼車の汚れ 排気管の詰まり 吸い込み空気温度の上昇

  • 87

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の燃焼及び燃焼室に関する次の( 1 )~( 5 )の用語を、それぞれ説明せよ。 (1) : 化学的点火遅れ

    自然着火温度に達してから爆発炎が発生するまでの時間

  • 88

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の燃焼及び燃焼室に関する次の( 1 )~( 5 )の用語を、それぞれ説明せよ。 (2) : 物理的点火遅れ

    シリンダ内に噴射された燃料油粒が空気から熱を取り蒸発し、混合気を形成して自然着火温度まで加熱される時間

  • 89

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の燃焼及び燃焼室に関する次の( 1 )~( 5 )の用語を、それぞれ説明せよ。 (3) : 燃料噴射率

    噴射期間内の各時刻における噴射量

  • 90

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の燃焼及び燃焼室に関する次の( 1 )~( 5 )の用語を、それぞれ説明せよ。 (4) : スキッシュ

    ピストン上昇に伴う、ピストン中心部に向けた内向きのガスの回転流 ピストンボウルへ向けた下向きのガスの回転流

  • 91

    ディーゼル機関 ディーゼル機関の燃焼及び燃焼室に関する次の( 1 )~( 5 )の用語を、それぞれ説明せよ。 (5) : スワール

    シリンダ内への吸入過程で生じるシリンダ中心軸周りの作動ガスの旋回流

  • 92

    ディーゼル機関 ディーゼル機関のシリンダライナに関する次の問いに答えよ。 初期なじみ改善のため、どのような表面加工法があるか。 (2つあげ、それぞれについてライナ表面の略図 を描き、名称および特徴を述べよ。)

    ・ウェーブカット シリンダライナにクロスハッチと呼ばれ る細かい溝をつけ、シリンダライナ壁面 に潤滑油を溜める ・プラトーホーニング クロスハッチの頂部のみを研磨し、表面 を平坦にして、潤滑油膜の保持をしつ つ、摩擦を低減する