問題一覧
1
油潤滑式船尾管シール装置(船首側) A、B及びCは、それぞれなにか
A シールライナ B シールリング C シールリングばね
2
油潤滑式船尾管シール装置(船首側) Bの材質は、なにか
ニトリルゴム、フッ素ゴム
3
油潤滑式船尾管シール装置(船首側) Bは、どのような力によってAに押しつけられているか
軸受潤滑油圧とシール潤滑油圧の差圧 シールリングばね シールリング自身の弾力
4
油潤滑式船尾管シール装置(船首側) Bの温度上昇を防止するため、どのようにするか
シールリングの間に潤滑油を循環させ、シールリングを冷却する
5
油潤滑式船尾管シール装置(船首側) Dの、Oリングの役目はなにか
船尾管軸受潤滑油がプロペラ軸を伝わって漏出するのを防ぐ
6
シリンダライナ ライナの材料として、鋳鉄が優れているのは、なぜか
鋳鉄中の黒鉛は、自己潤滑性を有すると共に、異物の埋没性、油の保持性も強いため
7
シリンダライナ ライナに発生する亀裂は、燃焼室側よりも、冷却水側に発生しやすいのは、なぜか
ライナに発生する熱応力が、燃焼室側では圧縮であるのに対して、冷却水側では引張りであって、鋳鉄は引張り応力に弱いから 冷却水側は、疲労腐食による割れを生じやすいから
8
ボイラ水(pH) pHとは、何の濃度を表したものか
水素イオン
9
ボイラ水(pH) pHの測定には、どのような方法があるか
比色法 pH試験紙による方法 電気的測定法
10
ボイラ水(pH) pHは、温度によってどのように変わるか
温度が上昇するにつれてpHは減少する
11
ボイラ 給水加熱器を設けると、どのような利点があるか
燃料の節約により、ボイラ効率が向上する 冷水によって発生する、ボイラ本体の不同な熱応力を防ぐ ボイラやエコノマイザでのスケールの生成、腐食が減少する
12
ボイラ ボイラ水処理として、ボイラ清浄剤を使用する場合、注意しなければならない事項は、なにか
清浄剤の使用量は正確に計量する 一度に多量の投入をしない ボイラの種類、圧力、給水の種類によって使用する清浄剤を決める 定期的にボイラ水の試験を行う 給水の水質を考慮して、清浄剤の投入を決める 適時ボイラ水の吹き出しを行う
13
ボイラ(熱損失) 主な熱損失には、どのようなものがあるか
排ガスによる熱損失 不完全燃焼による熱損失 放熱による熱損失 排ガス中のすすによる熱損失
14
ボイラ(熱損失) 熱損失を少なくするため、取扱い上どのような事項に注意しなければならないか
バーナの整備を完全にする バーナスタイルの形状を正しくする 給水・ボイラ水の管理、すす吹きにより、伝熱面をきれいに保つ 低空気過剰率での完全燃焼を行う 保温材の点検手入れにより、放熱を防ぐ
15
ボイラ(内部検査) 掃除前の内部検査は、どのような項目について行うか
ボイラ底部に溜まったスラッジの量 スケールの付着状態 油分の付着状態 蒸気内管の汚れ具合 腐食の有無及びその程度
16
ボイラ(内部検査) 掃除前の内部検査によって、取扱い上の参考となるのは、どのような事項か
給水及びボイラ水処理の適否 底部吹き出しの時期及び量 水面吹き出しの時期及び量 プライミングの発生
17
補助ボイラ・排ガスエコノマイザ 気水分離器を設けない場合、気水分離はどこで行われるか
補助ボイラ
18
プロペラ軸 ロープガードを設ける目的は、なにか
船尾管船尾部及びプロペラグランド部を保護し、プロペラの水流を整流する
19
プロペラ 羽根断面の形状として、 エーロフォイル形 の優れている点は、なにか
プロペラ効率の点で優れている
20
プロペラ 羽根断面の形状として、 オジバル形 の優れている点は、なにか
キャビテーションの発生の防止、プロペラの空気吸込み現象の防止に有効である
21
ディーゼル機関(損失) 圧縮比を高くすると、冷却損失は、減少するか、それとも増大するか また、それはなぜか
冷却損失は減少する 圧縮比が高くなると、燃焼温度と圧力は高くなるが、一般に燃焼時間は短くなり、冷却面積も少なくなるため
22
ディーゼル機関(損失) 運転中、ピストンリングとシリンダライナの摩耗による損失は、どのような場合に増加するか
ピストンリングとライナのすき間が大きいとき ピストンリングの数や張りが大きくなるとき 燃焼ガス圧力、機関回転速度が高くなるとき 潤滑油粘度が高くなるとき
23
プロペラ材料 プロペラ材料として、アルミニウム青銅は高力黄銅に比べ、どのようなところが優れているか (5つあげよ)
比重が小さいため、重量を軽減できる キャビテーションによって、侵食されにくい 材料に亜鉛が含まれていないため、脱亜鉛現象を生じない 引張り強さや伸び率が大きく、機械的性質に優れる 疲労強度が高く、翼肉厚を薄くできる
24
ディーゼル機関(燃焼) 燃料油の自然発火(自発発火)温度は、シリンダ内の圧縮圧が上昇するに従って、どのように変わるか
油の自然着火温度は、圧縮圧力の上昇に伴って低下する
25
ディーゼル機関(燃焼) 燃焼過程のうち、燃焼を制御できる期間の圧力上昇は、どのような事項に影響されるか
燃料噴射率 油粒と空気の相対速度 燃料の蒸発や拡散 シリンダ内に残された酸素量
26
ディーゼル機関(燃焼) 物理的点火遅れ とは、どのようなことか
シリンダ内に噴射された燃料油粒が、空気から熱を奪って蒸発し、混合気を形成して、自然着火温度まで加熱される時間
27
ディーゼル機関(燃焼) 化学的点火遅れ とは、どのようなことか
自然着火温度に達してから爆発炎を発生させるまでの時間
28
ディーゼル機関(燃焼) 機関の始動時、点火遅れを主に支配するのは、物理的点火遅れ、化学的点火遅れ、のどちらか
化学的点火遅れ
29
ディーゼル機関(燃焼) 機関の運転中、点火遅れを主に支配するのは、物理的点火遅れ、化学的点火遅れ、のどちらか
物理的点火遅れ
30
ディーゼル機関(複合サイクル) 複合サイクルの締切比及び最高圧力比(爆発度)とは、それぞれどのようなことか (p-v線図を描いて示せ)
締切比=V4/V2 最高圧力比=P3/P2
31
ディーゼル機関(複合サイクル) 複合サイクルの熱効率を高めるには、締切比及び最高圧力比を、どのようにすれば良いか
締切比を1に近づける 最高圧力比を大きくする
32
ディーゼル機関(軸受) 裏金にホワイトメタルを鋳込んだ軸受において、メタルの厚さは薄いほうが良いのは、なぜか
ホワイトメタルの厚さが薄いと、疲れ強度が向上するため
33
ディーゼル機関(軸受) 軸受すき間を計測する場合、軸受の内径と軸の外径をマイクロメータで計測して求めた値と、鉛線締めによって計測した値では、どちらが大きく現れやすいか
軸受の内径と軸の外径をマイクロメータで計測し、その差をもってすき間とした場合が大きく現れやすい
34
ディーゼル機関(軸受) 図は、主軸受トリメタル下部を示す。 軸受の合わせ目のa部が少し削ってあるのは、なぜか
締付け後の膨らみを防ぐ 油の流れを良くし、冷却する油の量を増す 油中のきょう雑物を除く
35
ディーゼル機関(軸受) 図は、主軸受トリメタル下部を示す。 クラッシュ(c)を設けるのは、なぜか
ボルトの締付け力で、軸受裏金と軸受台とを完全に密着させるため
36
二サイクルディーゼル主機(ロングストローク機関) 行程とシリンダ径の比を大きくする目的は、なにか
燃焼をゆっくり完了させることができるため、低質燃料油を使用できる ガスを長く膨張させることにより、燃費を低減できる ストロークを長くすると回転数を下げることができ、シリンダ当たりの出力を増大させることができる
37
二サイクルディーゼル主機(ロングストローク機関) この機関の不利な点は、何か
ロングストロークのため、機関の高さが高くなる クランクアームが長くなり、爆発によるアームの開閉による縦振動が発生する
38
二サイクルディーゼル主機(ロングストローク機関) この機関で採用されている掃気方式は、なにか
ユニフロー掃気方式
39
油潤滑式船尾管・船尾管シール装置 油潤滑式船尾管は、海水潤滑式船尾管に比べて、どのような利点があるか
保守費用が安い 海水による腐食がないため、軸スリーブが不要である 支面材が摩耗しにくく、寿命が長い 軸受すき間が小さく、軸系の振動が小さい 摩耗係数が小さく、船尾管における動力損失が少ない
40
油潤滑式船尾管・船尾管シール装置 シールリングのリップ部は、どのような力によってシールライナに押しつけられているか
シールリング前後の圧力差 シールリング自体の弾性力 リップ裏側のスプリングによる締付け力
41
油潤滑式船尾管・船尾管シール装置 シールリングのリップ部は、シールライナに押し付けられている。 それらの力の中で最も大きいものは、なにか
シールリング前後の圧力差
42
ディーゼル主機 運転中、回転速度が燃料ハンドルの目盛の位置に対応する回転速度より低い場合の原因は、何か
気象や海象による船体抵抗の増加 燃料ラックの調整不良 ガバナの作動不良
43
ディーゼル主機 出航後、使用燃料油をどのような要領で、A重油からC重油へ切り替えるか
燃料油の加熱を開始する 燃料油を切り替える 自動粘度調節器を温度制御から粘度制御に切り替える
44
ディーゼル機関(シリンダライナ) 大形機関の場合、ライナ表面仕上げの精度をあげても、摩耗の減少には、あまり効果がないのは、なぜか
ライナの摩耗は、低質燃料油に含まれる硫黄分による腐食摩耗が一番の原因である この硫黄分を中和する使用潤滑油に大きく影響される 表面仕上げの精度を上げても、摩耗の減少には、あまり効果は期待できない
45
ディーゼル機関(シリンダライナ) 使用燃料油中の硫黄分に対して、シリンダ油のアルカリ価が大き過ぎると、ライナの摩耗が増すのは、なぜか
燃料油中に含まれる硫黄分が少ないと、硬質の燃焼生成物が燃焼室内に発生し、 スカッフィングから異常磨耗を引き起こす
46
ディーゼル機関(シリンダライナ) 使用燃料油中の硫黄分に対して、シリンダ油のアルカリ価が小さ過ぎると、ライナの摩耗が増すのは、なぜか
燃料油中に含まれる硫黄分が多いと、硫酸による腐食摩耗が発生する
47
ディーゼル機関(排気干渉) 排気干渉とは、どのようなことか
共通の排気管に多くのシリンダからの排気管が繋がっている場合、 あるシリンダの排気吹き出しが他の排気弁の閉じ始めるタイミングと重なるときがあり、 この圧力波によって残留ガス圧が高くなって、体積効率が減少する この現象
48
ディーゼル機関(排気干渉) 排気干渉を除去するためには、どのような方法がとられているか
大容量の排気集合管(マニホールド)に接続する 干渉を防ぐために、シリンダをグループ分けした排気集合管とする
49
ディーゼル機関の高出力化 ディーゼル機関の高出力化の方法として、シリンダ数の増加やシリンダ径の増大のほかに、どのような方法があるか
正味平均有効圧を増やす 平均ピストン速度を増やす
50
ディーゼル機関の高出力化 正味平均有効圧を増やす 方法の、問題点を述べよ
最高圧力の増大とともに、燃焼室周囲の熱負荷も増大する 機械的負荷、熱負荷に耐える材料、特殊な構造が必要
51
ディーゼル機関の高出力化 平均ピストン速度を増やす 方法の、問題点を述べよ
機関回転速度やピストン行程により、制限される 回転速度を上げると、プロペラ効率の観点から、減速装置が必要となる ロングストローク化により、機関の高さや重量が増す
52
発電機駆動用ディーゼル機関(遠心調速機) 調速機のおもりの遠心力は、回転速度とどのような関係で変化するか
おもりの遠心力は、回転速度の2乗に比例して変化する
53
発電機駆動用ディーゼル機関(遠心調速機) 調速機の駆動装置にばね継手が設けられているのは、なぜか
負荷変動に伴う回転速度の変化により、おもりの回転遠心力とばねの強さが釣り合うように、おもりの位置が変動する そのため、そのまま調速機の駆動装置に伝達するとハンチングを起こすため
54
発電機駆動用ディーゼル機関(遠心調速機) 負荷の変動に伴い、機関の回転速度がハンチングする場合の原因は、どのようなものがあるか
ばねの強度低下 調速機駆動部の作動不良 軸受すき間の過大
55
発電機駆動用ディーゼル機関(遠心調速機) 調速機を開放した場合、摩耗について点検しなければならないのは、どのような箇所か
ガバナウエイト支点ピン軸受 ガバナウエイトローラ スラスト軸受 スラスト軸受支え金 調速機駆動ギヤ
56
発電機駆動用ディーゼル機関(遠心調速機) 運転中、調速機と燃料加減軸の連結ピンが外れると、機関はどのようになるか
調速機により燃料制御を行っているため、連結ピンが外れると、機関の急回転を引き起こす
57
ディーゼル機関 軸受のクラッシュ を説明せよ
軸受メタルは必ず一定の締め代と張り代があり、 軸受台に挿入すると、合わせ面がわずかに飛び出している この飛び出し量をクラッシュという
58
ディーゼル機関 燃料噴射装置に発生するペーパロック を説明せよ
燃料油中に含まれる水分や揮発分が、配管内で蒸発することで生じる流動障害
59
ディーゼル機関 発電機駆動用ディーゼル機関のハンチング を説明せよ
調速機付機関において、目標回転速度付近で、周期的な変化が継続して誘発される現象
60
ディーゼル機関(燃焼及び燃焼室) 化学的点火遅れ を説明せよ
自然着火温度に達してから爆発炎が発生するまでの時間
61
ディーゼル機関(燃焼及び燃焼室) 物理的点火遅れ を説明せよ
シリンダ内に噴射された燃料油粒が、空気から熱を奪い蒸発し、混合気を形成して、自然着火温度まで加熱される時間
62
ディーゼル機関(燃焼及び燃焼室) 燃料噴射率 を説明せよ
噴射期間内の各時刻における噴射量
63
ディーゼル機関(燃焼及び燃焼室) スキッシュ を説明せよ
ピストン上昇に伴う、 ピストン中心部に向けた内向きのガスの回転流、 ピストンボウルへ向けた下向きのガスの回転流
64
ディーゼル機関(燃焼及び燃焼室) スワール を説明せよ
シリンダ内への吸入過程で生じる、シリンダ中心軸周りの作動ガスの旋回流
65
ディーゼル機関(ピストン) 大型機関のピストンクラウンの材料には、何が用いられるか
鋳鋼、鍛鋼
66
ディーゼル機関(ピストン) 大型機関のピストンスカートの材料には、何が用いられるか
鋳鉄
67
ディーゼル機関(ピストン) 大型機関のピストンクラウンの材料には、鋳鋼、鍛鋼が用いられる その理由は、何か
燃焼ガスの高温高圧を受けるので、耐熱耐圧の材料を用いるから
68
ディーゼル機関(ピストン) 大型機関のピストンスカートの材料には、鋳鉄が用いられる その理由は、何か
シリンダとの耐摩耗性が良いから
69
ディーゼル機関(ピストン) 大型機関のピストンリング溝が摩耗して大きくなった場合、どのようにするか
リング溝を溶接肉盛りし削正する リング溝を削正して、規定の溝すき間を保つため、適当なオーバーサイズの幅のピストンリングを装着する
70
ディーゼル機関(ピストン) ピストンスカート部に鉛銅リングを設ける目的は、なにか
ガス漏れを防止する ピストン摺動部の焼付きを防止する シリンダとのなじみを良くする ピストンとシリンダのすき間を小さくする
71
ボイラ(スケール) スケールが付着すると、どのような害があるか (3つあげよ)
スケールは、熱伝導率が悪いため、伝熱面過熱の原因になる スケールが水管の内面に付着すると、ボイラ水循環を悪くする ボイラ内部腐食の原因になる
72
ボイラ(スケール) スケールの付着防止対策として、どのようなことを行うか
ボイラ清浄剤を使用し、ボイラ内処理を行う イオン交換樹脂を使用し、ボイラ内処理を行う 補給水は、純度の高い水を使用する 適当な時期に、適量のブローを行う
73
プロペラ軸・プロペラ プロペラ軸系に生じる異常振動の原因の中で、プロペラに関するものをあげよ
流木等による羽根の変形 羽根の一部欠損、侵食 キャビテーションの発生 大きい舵取り ピッチング、ローリングによるプロペラ深度の激しい変化
74
プロペラ軸・プロペラ プロペラ軸系に生じる異常振動の原因の中で、プロペラに関するもの 流木等による羽根の変形 を説明せよ
ピッチが不均一になり、 各羽根のスラストが不同となり、 振動を生じる
75
プロペラ軸・プロペラ プロペラ軸系に生じる異常振動の原因の中で、プロペラに関するもの 羽根の一部欠損及び侵食 を説明せよ
静的、動的不釣合いから、振動を生じる
76
プロペラ軸・プロペラ プロペラ軸系に生じる異常振動の原因の中で、プロペラに関するもの キャビテーションの発生 を説明せよ
羽根のスラストが安定せずに、振動を生じる
77
プロペラ軸・プロペラ プロペラ軸系に生じる異常振動の原因の中で、プロペラに関するもの 大きい舵取り を説明せよ
プロペラの中心線と船体の進行方向が一致せず、振動を生じる
78
プロペラ軸・プロペラ プロペラ軸系に生じる異常振動の原因の中で、プロペラに関するもの ピッチング、ローリングによるプロペラ深度の激しい変化 を説明せよ
1回転中の各羽根のスラストが異なり、振動を生じる
79
対称形掃気の二サイクルディーゼル機関 (燃料カム) 機関を逆転する場合の カムの移動角 はa、b、cのどれに該当するか
a
80
対称形掃気の二サイクルディーゼル機関 (燃料カム) 機関を逆転する場合の 燃料噴射進み角 はa、b、cのどれに該当するか
b
81
対称形掃気の二サイクルディーゼル機関 (燃料カム) 機関を逆転する場合の カムの作動角 はa、b、cのどれに該当するか
c
82
対称形掃気の二サイクルディーゼル機関 (燃料カム) カムの移動角を、燃料噴射進み角及び、カムの作動角を用いて式で示すと、どのようになるか
a=c-2b
83
プロペラ羽根に生じる応力
ア 引張 イ 圧縮 ウ 引張 エ 圧縮 オ 圧縮 カ 引張
84
ディーゼル機関(クランク軸) クランクアーム開閉量を計測する場合、どのような注意が必要か
計測中に軸が軸受面から離れていないことを確認する ピストン重量のかかる状態で行う 積荷の状態、喫水の変化に注意する デフレクションゲージを正確に取り付ける 温度に注意する
85
ディーゼル機関(クランク軸) クランクアーム開閉量を計測したところ、 クランクピンが上死点にあるときのダイヤルゲージの読みが-8、下死点付近にあるときの読みが0であれば、クランク軸心は、 どのような状態になっているか (略図を描いて示せ) [ダイヤルゲージは、スピンドルが入っていくと+の数値(1/100mm単位)が増すものとする]
図のように下反りとなる
86
ディーゼル機関(クランク軸) クランク軸にヘアクラックを発見した場合、どのような処置をするか
ヘアクラックが軽微なものは、 グラインダでクラックを完全に削除し、 油砥石で平滑に仕上げる