問題一覧
1
ボッシュ式燃料噴射ポンプ
ア シリンダ イ 制御 ウ 揃え エ 熱効率 オ 1/3 カ 多
2
自動弁式燃料噴射弁(先端部分) A部(ノズルサック)の容積は、小さいほうがよいのは、なぜか
容積が小さい方が噴油の切れがよいため 容積が大きいと後漏れを起こしやすいため
3
自動弁式燃料噴射弁(先端部分) 噴射角(a)は、一般にどのようなことから決められるか
燃焼室にシリンダ軸と同心の内接シリンダを考え、 その表面積が最大となる点に向かって噴射し、 空気との接触面が最も広くなるように噴射角を決定する
4
自動弁式燃料噴射弁(先端部分) 噴霧の到達距離は、噴口の1/dの大小とどのような関係があるか (l:噴口の長さ d:噴口径)
噴霧の到達距離は、 1/dが小さいと、 噴口入口における流れの収縮が回復しないうちに噴射されるため、 噴霧の広がりが大きくなって減少する 1/dが大きいと、 平行流となって噴出するが、ノズル内の摩擦のため、 速度が減少し到達距離は小さくなる
5
自動弁式燃料噴射弁 弁と弁座の当たりは、図の(A)のように弁座の下部で強く当たるほうがよいか、 それとも、図の(B)のように弁座の上部で強く当たるほうがよいか また、それはなぜか
(B)のように弁座の上部で強く当たるほう が良い 当たり面の摩耗が少なく噴射の切れが良いため
6
自動弁式燃料噴射弁 弁のリフトは、弁開度面積が得られるかぎり小さいほうがよいのは、なぜか
弁のリフトが大きいと、 弁が開くと同時に弁のポンプ作用で圧力低下を起こすため
7
吸気弁・排気弁 弁座の当たり幅が広い場合及び狭い場合には、それぞれどのような利点があるか
広い場合 伝熱性、耐衝撃性が良い 狭い場合 気密性が良い
8
吸気弁・排気弁 小形機関において、弁座環を直接シリンダヘッド(シリンダカバ)に設ける場合、どのようにして弁座環をシリンダヘッドに取り付けるか
圧入 焼きばめ 冷やしばめ ねじ込み
9
吸気弁・排気弁 弁ばねを複式にしたものでは、両ばねの巻き方向は同じ方向か、それとも逆方向か また、それはなぜか
逆方向 一方が折れても、他方のばねの間にかみ込まないため
10
排気弁 図は、大型二サイクルディーゼル機関に用いられている油圧駆動式の排気弁を示す。 排気弁は、どのようにして開くか
排気カムにより駆動する排気弁駆動装置ピストンによって送り出された作動油が、 排気弁上部の油圧ピストンを押し下げることで、排気弁は開く
11
排気弁 排気弁は、どのようにして閉じるか
排気弁駆動装置ピストンが下降し、 作動油が作動油管を通って抜けると、 作動油圧は低下し、スプリング空気室内の圧力のほうが高くなる その力によって排気弁は閉じる
12
排気弁 ア の穴は、どのような目的で設けられているか
シールエアを供給し、排気弁棒を伝って スプリング空気室に燃焼ガスが流入するのを防ぐため
13
排気弁 イ の板は、どのような目的で設けられているか
イ は、ベーンホイール という 排気の流速を利用して弁棒を回転させ、 弁座への異物の噛み込みなどによるガスの吹き抜けを防止するため
14
ボイラ(水面計) 平形反射式水面計(クリンガ式水面計)の板ガラスの内面の形状は、どのようにしてあるか
三角形の鋸歯状の縦溝が刻まれている
15
ボイラ(水面計) 平形反射水面計(クリンガ式水面計)の板ガラスの内面の形状は、 三角形の鋸歯状の縦溝が刻まれている それは、なぜか
三角形の縦溝が、 プリズムの作用により全反射し、 蒸気部が白色、水部が黒色に見えることで 見分けが容易にできるため
16
ボイラ(水面計) 平形反射式水面計の組立ては、どのような要領で行うか
前面の枠を取り外す ガラス装着部を掃除する ガラスの内側には、クリンケットシートパッキン ガラスの外側には、石綿パッキン を使用し、グラファイトを塗布して取り付ける 枠は、中央から上下方向に交互に締め上げる
17
ボイラ(水面計) 平形反射式水面計の取替えは、どのような要領で行うか
蒸気側、水側の交通コックを閉鎖する ドレン弁を開放し、水面計内の水を排出する その後、取り外す 取り付けの際は、ドレン弁を開放したまま 蒸気側の交通コックを微開し、通気する ガラスが暖められたら、水側コックを微開 し、ドレン弁を閉鎖する その後、蒸気側、水側の交通コックを全開にする
18
ボイラ(水面計) コックB のみが閉塞した場合、水面計の水位は、どのように変わるか
水面が上昇し、やがて水で満たされる
19
ボイラ(水面計) コックB のみが閉塞した場合、 水面が上昇して、やがて水で満たされる その理由は、なにか
水面計の水位は、蒸発量と給水量の均衡を表している コックB だけが閉塞した場合、コックA から蒸気のみが供給される この蒸気が水面計上部で冷やされ、ドレンとなり、水位の上昇を招く
20
ボイラ(水面計) コックA とB のハンドルが次のような位置の場合、一般にコックは開いているか、それとも閉じているか また、その理由は、なにか
開いている 振動や接触により、コックが閉鎖するのを防ぐため
21
ボイラ(水面計) 水面計の水位が、実際のボイラの水位を示さないのは、コックの閉塞のほか、どのような場合か
船体の傾斜 船体の動揺 ボイラの負荷の急激な変動 ドレン弁の漏洩
22
ボイラ(安全弁) 高揚程安全弁は、低揚程安全弁に比べてどのような利点があるか
弁面積が小さく済むので、強度設計上有利 安全弁の作動が確実で、チャタリングを生じにくい
23
ボイラ(安全弁) 安全弁の仮封鎖時に圧力調整を行う場合、注意しなければならない事項は、なにか
調整中、弁やばねに振動を与えない 調整中、ボイラへの給水は行わない
24
ボイラ(燃焼装置) 回転式油バーナ(ロータリバーナ)とは、どのようなものか (略図を描いて作動を説明せよ)
高速回転するアトマイジングカップ内面に重油を流入させ、 その遠心力とカップとともに回転する送風機から送り出される 一次空気の気流によって重油を霧化する方式のバーナ
25
ボイラ(燃焼装置) 回転式油バーナ(ロータリバーナ)の特長は、なにか
噴霧角度が広く、短炎にできる 幅広い粘度の燃料油に対応できる コンパクトである
26
ボイラ(コンボジットボイラ) コンボジットボイラとは、どのようなものか (構造の1例の略図を示し、作動の概要を説明せよ)
同一ドラム内に重油焚きによる加熱部と、主機の排ガスによる加熱部を内蔵している 補助ボイラとしての機能と主機の排ガスエコノマイザとしての機能を有する
27
ボイラ(コンボジットボイラ) コンボジットボイラを使用する利点は、なにか
構造が簡単で、ボイラ水循環ポンプ、循環水配管が不要である 設置スペースを少なくできる 補助ボイラと排ガスエコノマイザを別々に設置する 場合よりも安価である
28
ボイラ(自動燃焼制御装置)
ア 送風 イ プレパージ ウ ダンパ エ フレームアイ オ リセット
29
ボイラ(給水制御装置) ボイラ水位の検出に用いられる電極式水位検出器とは、どのようなものか (略図を描いて説明せよ)
異なった長さの数本の電極を、ウォーターコラムの中に入れ、 電極に流れる電流の有無によって水位を検出するもの 電極が水に触れたとき、電気回路は閉じる
30
ボイラ(給水制御装置) 電極式水位検出器の欠点は、なにか
蒸気の凝縮により、ウォーターコラム内の水の純度が上がると、 電気伝導率が下がるため、電流の流れが悪くなり、水位が検出できなくなる
31
ボイラ(給水制御装置) 電極式水位検出器の作動を確実にするため、電極については、定期的にどのような作業が必要か
電極にスケールが付着すると感度が鈍くなるので、 定期的に電極の掃除を行う
32
ボイラ(給水・ボイラ水) ボイラ水に油分が混入すると、どのような害があるか
油分は、浮遊物、炭素などと結合し、 スラッジ、スケールを生成するため、 ボイラ効率が低下する 油分は熱伝導率が小さいため、伝熱面が過熱し、膨出、破裂を生じる
33
ボイラ(給水・ボイラ水) 給水 に混入した油分を除去するには、どのような方法があるか
カスケードタンクにオイルブロッターを敷き、浮遊する油分を吸着させる 給水系ストレーナに吸着性の優れたフィルターを装着し、ろ過する
34
ボイラ(給水・ボイラ水) ボイラ水 に混入した油分を除去するには、どのような方法があるか
ボイラ清浄剤を投入し鹸化した油分を、 水面吹き出し、底部吹き出しを通常量より増加して行う
35
ボイラ(給水・ボイラ水) ボイラの塩素イオン濃度を測定する理由は、なにか
全固形物の濃度を推定するため
36
ボイラ(給水・ボイラ水) ボイラ水及び給水にpHの標準値を設けて、これを管理する目的は、なにか
プライミングの防止 スケールの生成防止 ボイラ内部の腐食の防止
37
ボイラ(ボイラ水) 酸消費量を適度に保持すると、ボイラにどのような好影響を与えるか
鉄の表面に防食皮膜を生成する ケイ酸質スケールの生成を防止する スラッジに浮遊性を与える
38
ボイラ(ボイラ水) 酸消費量が高過ぎると、ボイラにどのような悪影響を与えるか
ボイラ材がアルカリぜい化、アルカリ腐食を起こす ボイラ水がキャリオーバを起こしやすくなる
39
ボイラ(ボイラ水) 酸消費量pH4.8(M アルカリ度)と酸消費量pH8.3(P アルカリ度)の相違点は、なにか
指示薬が異なる 滴定終点のpH値が異なる
40
ボイラ(熱損失) 熱損失には、どのようなものがあるか (大きい順に3つあげよ)
排ガスによる熱損失 伝熱・放熱による熱損失 不完全燃焼による熱損失
41
ボイラ(熱損失) 熱損失を少なくするため、取扱い上どのような事項に注意しなければならないか
燃焼状態に注意し、空気過剰率を下げて完全燃焼させる バーナの整備を入念に行う スートブローにより、伝熱面のすすの付着を防止する
42
ボイラ・排ガスエコノマイザ 排ガスエコノマイザに過熱器が設置されている場合、設置位置は排ガスエコノマイザのどこにするか
排ガス入口側の高温部
43
ボイラ・排ガスエコノマイザ 排ガスエコノマイザが大形になるほどスートファイヤが発生しやすいのは、なぜか
すす付着面積が大きくなるとともに、ガス流速が低くなり、 すすが飛散されにくくなって付着しやすくなるため
44
ボイラ・排ガスエコノマイザ スートファイヤの早期発見のため、どのようなものが設けられているか
ドラフトゲージ のぞき窓 異常高温警報(排ガス出口、排ガスエコノマ イザ中間)
45
ボイラ・排ガスエコノマイザ 排ガスエコノマイザのスートファイヤを防止するため、取扱い上どのような注意が必要か
主機運転中及び主機停止後、4~12時間はボイラ水循環ポンプを止めない 常に良好な燃焼状態になるようにする シリンダ注油量が多すぎないようにする
46
プロペラ羽根 羽根に作用する外力には、どのようなものがあるか (定期的に作用する外力とその作用する方向を3つあげよ)
スラストによる、羽根の前後方向に作用する力 トルクによる、羽根の横方向に作用する力 遠心力による、羽根の半径方向に作用する力
47
プロペラ羽根 羽根に作用する外力には、どのようなものがあるか (変動的に作用する外力を2つあげよ)
伴流による不均一な力 キャビテーションによる衝撃力
48
プロペラ羽根 一般に、羽根レーキを設けるのは、なぜか
翼の付け根部分に働く曲げ応力を減じるため プロペラアパーチャを大きくでき、 キャビテーションの発生防止や、船体振動の軽減を図るため
49
プロペラ羽根 最大羽根幅が、羽根の中央にあるか、又は先端付近にあるかによってどのような事項が変わるか
推力とプロペラ効率が変わる 最大羽根幅が中央にある場合 スラストは減少するが、効率は上がる 最大羽根幅が先端付近にある場合 スラストは増加するが、効率は下がる
50
プロペラ羽根 船研形 の羽根断面は、どのような形状をしているか
プロペラ前縁部にウォッシュバックを有する t max:羽根の最大厚さ l :羽根幅
51
プロペラ羽根 トルースト形 の羽根断面は、どのような形状をしているか
プロペラ前縁部及び後縁部にウォッシュバックを有する t max:羽根の最大厚さ l :羽根幅
52
プロペラ羽根 オジバル形 の羽根断面は、どのような形状をしているか
t max:羽根の最大厚さ l :羽根幅
53
プロペラ羽根 展開面積比とは、展開面積と何の比か
展開面積とプロペラ全円面積の比 展開面積比=展開面積/全円面積
54
プロペラ羽根 展開面積比が大きくなると、プロペラ効率はどうなるか (理由とともに記せ)
全円面積が一定とすれば、展開面積の増加が要因である したがって、羽根と水との摩擦抵抗が大きくなり、回転に必要なトルクが増大するので プロペラ効率は低下する
55
プロペラ羽根 羽根にスキューバックを設けると、どのような効果があるか
プロペラアパーチャを大きくできるため 船尾振動の防止 空気の吸込みが軽減され、キャビテーシ ョンが発生しにくい 水流の乱れが軽減され、プロペラ効率が 向上する の効果がある
56
プロペラ羽根 羽根面のあらさが大きくなると、どのような害があるか
水との摩擦抵抗が増大し、トルクが増大し、スラストが減少し、プロペラ効率が低下する キャビテーションが発生しやすくなる
57
プロペラ プロペラボス比を求める場合のプロペラボス直径は、ボス部のどこの直径か
翼断面長さ(ℓ)の中央部の直径 d:プロペラボス直径
58
プロペラ プロペラボス比の値の大小は、プロペラ効率にどのような影響をあたえるか
ボス比が小さいと、プロペラ効率は良い
59
プロペラ スキューバックとは、どのようなことか
プロペラ羽根設計中心線と羽根先端とのずれの距離
60
プロペラ スキューバックを設ける目的は、なにか
プロペラアパーチャを大きくできるため 船尾振動の防止 空気の吸込みが軽減され、キャビテーシ ョンが発生しにくい 水流の乱れが軽減され、プロペラ効率が 向上する の効果がある
61
プロペラ 羽根断面の形状として、エーロフォイル形 の優れている点は、なにか
プロペラ効率の点で優れている
62
プロペラ 羽根断面の形状として、オジバル形 の優れている点は、なにか
キャビテーション発生の防止 プロペラの空気吸い込み現象の防止 に有効である
63
プロペラ 入渠時、羽根表面を磨いて滑らかにするのは、なぜか
羽根表面があらいと、 水との摩擦抵抗が増大し、トルクが増大し、スラストが減少し、プロペラ効率が低下する キャビテーションが発生しやすくなる これらを防止するため
64
プロペラ 前進回転時、羽根の前進面を押す圧力と後進面に働く負圧力(羽根を船首方向に吸い込む負圧)は、それぞれどのように羽根に作用しているか (羽根の断面形状を描き、前進面及び後進面に作用する圧力分布を示せ)
図の通り
65
プロペラ プロペラ材料として、アルミニウム青銅は高力黄銅に比べ、どのようなところが優れているか。 5つあげよ
材料に亜鉛が含まれていないため 脱亜鉛現象を生じない キャビテーションによって 侵食されにくい 比重が小さいため 重量を軽減できる 疲労強度が高く 翼肉厚を薄くできる 引張り強さや伸び率が大きく 機械的性質に優れる
66
プロペラ軸 フレッチングコロージョンとは、どのような現象か
ある圧力で押し付けられたプロペラとプロペラ軸が 接触面において、微小振幅の繰返し相対すべりを行う場合に発生する 繰返し摩擦による摩耗現象
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プロペラ軸 フレッチングコロージョンは、どの部分に生じやすいか
プロペラ軸のコンパート大端部
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プロペラ軸 フレッチングコロージョンの発生に注意が必要なのは、なぜか
プロペラとプロペラ軸のはめ合いが甘くなり、振動を生じるから 表面にピットを生じ、疲労による強度低下 、応力集中による亀裂が発生するから
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プロペラ軸 図は、軸継手(SKF、OKカップリング)の使用による中間軸、プロペラ軸の結合要領図である。 図中の① 及び② の名称は、なにか
① :インナースリーブ ② :アウタースリーブ
70
プロペラ軸 図は、軸継手(SKF、OKカップリング)の使用による中間軸、プロペラ軸の結合要領図である。 軸を結合するには、どのようにするか (概要を述べよ)
インナースリーブの外側とアウタースリーブの内側とは、テーパになっているので 油圧ハンドポンプで油圧をかければ アウタースリーブがインナースリーブを船尾側にスライドしながら締め付け 軸は結合される
71
プロペラ軸 図は、軸継手(SKF、OKカップリング)の使用による中間軸、プロペラ軸の結合要領図である。 軸の結合を確認するには、どの部分の計測が必要か
インナースリーブのはみ出し長さ:a
72
プロペラ軸 プロペラの取付け及びプロペラ軸に関する次の問いに答えよ。 ドライフィット方式 は、どのような方式か
コンパートに何も塗布しないで、押込み荷重だけで押し込む方式
73
プロペラ軸 プロペラの取付け及びプロペラ軸に関する次の問いに答えよ。 ウエットフィット方式 は、どのような方式か
押し込み荷重の他、ボス拡大油圧をかけ、潤滑油状態にして押し込む その後、ボス内面の油圧を抜く方式
74
プロペラ軸 プロペラの取付け及びプロペラ軸に関する次の問いに答えよ。 押込み記録は、どのような事項を記録するか
押し込み力〔 ton〕と押し込み量〔 mm〕の関係 プロペラボスの温度とプロペラ軸コンパートの温度
75
船尾管軸封装置 図は、定流量式エアシール装置を採用した船尾管軸風装置の船尾側部分の一例を示した略図である。 従来のリップシール型と比べて、どのような利点があるか (2つあげよ)
油流出の防止による無公害化 シールリングにかかる負荷が一定であるため、寿命が長い
76
船尾管軸封装置 図は、定流量式エアシール装置を採用した船尾管軸風装置の船尾側部分の一例を示した略図である。 ①及び③の配管にはそれぞれ何が供給されるか
① :空気 ③ :シールオイル
77
船尾管軸封装置 図は、定流量式エアシール装置を採用した船尾管軸風装置の船尾側部分の一例を示した略図である。 ②及び④の配管の役目はそれぞれなにか
② :シールオイルの循環 ④ :空気の一部及びドレンの回収
78
船尾管軸封装置 図は、定流量式エアシール装置を採用した船尾管軸封装置の船尾側部分の一例を示した略図である。 喫水が増加した場合、#0 シールリング前後の圧力差は大きくなるか、小さくなるか、それとも変化しないか
変化しない
79
船尾管軸封装置 端面シール型 の特徴を述べよ
海水潤滑式船尾管に用いられる 軸スリーブには、摩擦面がないため、スリーブの摩耗は発生しない
80
船尾管軸封装置 リップシール型 の特徴を述べよ
油潤滑式船尾管に用いられる シール装置は、前部シール、後部シールで構成されている
81
油潤滑式船尾管シール装置 図は、油潤滑式船尾管シール装置の船首側部分を示す。 A、B、C及びF はそれぞれなにか
A :シールライナ B :シールリング C :シールリングばね F :固定リング
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油潤滑式船尾管シール装置 図は、油潤滑式船尾管シール装置の船首側部分を示す。 D の管内の油の役目は、なにか
船尾管軸受潤滑油圧力によりシールリングに作用する力を緩和する
83
油潤滑式船尾管シール装置 図は、油潤滑式船尾管シール装置の船首側部分を示す。 E のOリングの役目は、なにか
船尾管軸受潤滑油がプロペラ軸を伝って漏出するのを防止する
84
油潤滑式船尾管シール装置 図は、油潤滑式船尾管シール装置の船首部分を示す。 A、B 及びC は、それぞれなにか
A :シールライナ B :シールリング C :シールリングばね
85
油潤滑式船尾管シール装置 図は、油潤滑式船尾管シール装置の船首部分を示す。 B の材質は、なにか
ニトリルゴム、ふっ素ゴム
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油潤滑式船尾管シール装置 図は、油潤滑式船尾管シール装置の船首部分を示す。 B は、どのような力によってA に押しつけられているか
軸受潤滑油圧とシール潤滑油圧の差圧 シールリングばね シールリング自身の弾力
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油潤滑式船尾管シール装置 図は、油潤滑式船尾管シール装置の船首部分を示す。 B の温度上昇を防止するため、どのようにするか
シールリングの間に潤滑油を循環させ、シールリングを冷却する
88
油潤滑式船尾管シール装置 図は、油潤滑式船尾管シール装置の船首部分を示す。 D は、なにか また、役目は、なにか
Oリング 船尾管軸受潤滑油がプロペラ軸を伝って 漏出するのを防止する
89
油潤滑式船尾管シール装置 図は油潤滑式船尾管シール装置の船尾側部分を示す。 A₁~A₄は、なにか また、その材質は、なにか
シールリング A₁ :ニトリルゴム A₄ :ふっ素ゴム
90
油潤滑式船尾管シール装置 図は油潤滑式船尾管シール装置の船尾側部分を示す。 B は、なにか また、その材質は、なにか
ライナ ステンレス鋼、クロム鋼
91
油潤滑式船尾管シール装置 図は油潤滑式船尾管シール装置の船尾側部分を示す。 A₃ は、どのような力でB に押しつけられているか
軸受潤滑油圧とシール潤滑油圧の差圧 シールリングばね シールリング自身の弾力
92
油潤滑式船尾管シール装置 図は油潤滑式船尾管シール装置の船尾側部分を示す。 A₁ 及びA₄ の役目は、それぞれなにか
A₁ :海水をシールし、海水中の異物から内部 のシールリングを保護する A₄ :A₃ の予備としての役目をし、軸受潤滑 油のシールをする
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油潤滑式船尾管シール装置 油潤滑式船尾管は、海水潤滑式船尾管に比べて、どのような利点があるか
保守費用が安い 海水による腐食がないため、軸スリーブが不要である 軸受すき間が小さく、軸系の振動が少ない
94
油潤滑式船尾管シール装置 シールリングのリップ部は、どのような力によってシールライナに押し付けられているか。 また、それらの力の中で最も大きいものは、どれか
シールリング前後の圧力差 大 シールリングばね シールリング自身の弾力
95
油潤滑式船尾管シール装置 シールリングが損傷する場合の原因は、なにか
異物のかみ込み シールリングの冷却不足 シールライナとシールリングの接触部の潤滑不良による発熱
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油潤滑式船尾管シール装置 プロペラ軸の抜出し
あ