問題一覧
1
ディーゼル機関
ア p-v イ 見かけの圧縮比 ウ 正味平均有効圧 エ 出力 オ 行程
2
ディーゼル機関
ア 早 イ 減少 ウ 高 エ 低 オ 大き
3
点火遅れ
エ
4
ターニング 始動前、ターニングを行う場合、操縦ハンドル及びインジケータ弁は、どのようにしておくか
操縦ハンドルは、停止位置に置く インジケータ弁は、開いておく
5
ピストンリング 合い口すき間はどのようにして計測するか
常温で、ピストンリングをシリンダと同寸法のモデルに入れる 合い口にすき間ゲージを入れて計測する
6
冷却水 冷却水に清水を利用すると、どのような利点があるか
冷却水側の腐食を防ぐ 燃料の燃焼が良くなる シリンダライナの磨耗が減る 熱効率、機械効率が上がる
7
機械効率
ア 軸出力 イ 図示出力 ウ 水動力 エ p_v線図 オ 機械損失 カ 低く
8
ディーゼル機関 ディーゼル機関の運転中、機関の状態がどのようになった場合に、機関を停止して調べなければならないか
運動部に異音が発生するとき 白煙が発生したとき 回転数の急上昇、急低下 排気不良
9
シリンダライナ
1 ア、イどちらも、銅製のガスケット ア シリンダ内のガス漏れ防止 イ ジャケット内の冷却水の漏れの防 止 2 ゴムリング 3 ピストンをシリンダに挿入する際、入れ やすくする シリンダ内面の磨耗により、段差ができ るのを防ぐ
10
減速装置 回転速度の大きいディーゼル主機に減速装置を設ける場合の利点を述べよ
機関の回転数は高く、プロペラの回転数は低く保つようにできる
11
クランク軸 クランク軸の構造には、どのような種類があるか
一体型 組み立て型 半組み立て型
12
海水潤滑式船尾管装置 正しくないものはどれか
イ 船尾管側に取り付けられている
13
プロペラ
1 アルミ青銅 2 高力黄銅 3 アルミ青銅 4 アルミ青銅 5 高力黄銅
14
クランク軸
ア 一体 イ 組み立て ウ 曲げ エ ねじり オ カラーチェック
15
ピストンリング 運転中、合い口すき間は大きくなるか、小さくなるか また、理由も記せ
小さくなる 運転中、リングの方がシリンダより高温になり、その分熱膨張するから
16
連接棒ボルト ボルトはどのような事項に注意して、締め付けるか
ボルトは平均に締め、片締めしない ボルトは締めすぎて伸ばすことのないように注意する ゴミをかみこませないこと
17
プロペラ軸の心出し
ア 陸心 イ 浮心 ウ 変形 エ プロペラ オ 調整ライナ
18
ディーゼルノック ディーゼルノックを発生するのはどのような場合か
燃料油の温度が低すぎる 冷却水温度が低すぎる 圧縮温度が低い 噴射時期が適当でない
19
ディーゼル機関 真の圧縮比と見かけの圧縮比 大きいほうの項目をあげ、理由を述べよ
見かけの圧縮比 見かけの圧縮比の分子は、下死点から圧縮が始まると考えてシリンダ容積をとる 真の圧縮比の分子は、吸気弁が閉じてからシリンダ容積をとる だから
20
ディーゼル機関 略図の場合、弁重なりは、クランク角度で何度になるか
125°
21
ターニング ターニングする目的を、述べよ
機関の始動前 油膜の形成、回転による機関の異常の有 無 機関の停止後 機関の除冷 未燃焼ガスの排出
22
ボイラ
エ
23
プロペラ軸 プロペラ軸が折損する場合の原因をあげよ
羽根の欠損により振動が大きいとき 危険回転によりねじり振動が大きいとき プロペラ軸の中心線が狂い、曲げの作用が大きいとき プロペラ軸の素材に欠陥があるとき 海水による侵食が軸の内部に浸透したとき
24
ボイラ ボイラ内に発生するプライミングとは、どのような現象をいうか
負荷が急激に変動したとき、水位が高くなりすぎたとき ボイラ水中で多量の気泡が発生して、ボイラ水が蒸気側に持ち出される現象
25
行程
ア 圧縮 イ 前 ウ 爆発 エ 最高 オ 膨張 カ 動力
26
油圧多板クラッチ 湿式油圧多板クラッチの湿式とは、どのような形式か
湿式とは、クラッチの摩擦面が潤滑油の中で作動する形状のもの
27
冷却水 冷却清水の温度調節弁は、冷却清水管系のどこに設けられるか
清水冷却器をバイパスする冷却清水管に設ける
28
ボイラ 給水内管はどのような位置に取り付けられるか
安全低水面よりやや下
29
ピストンリング リングの厚さ、幅、合い口すき間(斜め合い口)を略図を描いて示せ
略図
30
ボイラ 安全弁の封鎖とは、どのようにすることか
検査官立ち会いのもと、安全弁が規定の圧力で作動することを確認する 勝手に設定圧力を変更できないように、錠または鉛シールをする
31
プロペラ
1 イ 2 キャップ ナットを保護する プロペラからの水流を整流する 3 プロペラボス 4 オ Oリング カ キー 5 羽根レーキ
32
海水潤滑式船尾管 プロペラ軸の抜き出しを行わないで、軸と支面材のすき間を計測する場合、どのような要領で行うか
入渠後、24時間以内、支面材が乾燥しない前に、入口から30mmぐらい奥まで、すき間ゲージを挿入する そのすき間を測って、磨耗を知る
33
ボイラ 水面吹き出し及び底部吹き出しは、それぞれボイラからどのようなものを排出するのが目的か
水面吹き出し ボイラ水水面の油分やゴミを排出する 底部吹き出し ボイラ底部に溜まったスラッジを排出 する
34
ディーゼル機関 歯車のバックラッシ、を説明せよ
主動歯車と従動歯車との接触面の背面のすき間 バックラッシがないと、騒音、振動、歯の折損の原因になる
35
シリンダライナ
イ
36
燃料噴射ポンプ 突き始め及び突き終わりの時期は、どのようにして調整するか
突き始め カムの取り付け角度を調整する 突き終わり 燃料ハンドルの位置を調整する
37
ディーゼル機関
ア
38
プロペラ
イ
39
クランク軸 クランクアーム開閉量の許容限度は、何が基準か
行程
40
油圧多板クラッチ
1 スチールプレート 2 作動油が出入りする油穴 3 油穴ウ、オを通って圧力油をクラッチピ ストン エ に加え、右に移動し、スチール プレート ア とシンタープレート イ を密 着させ、被動軸を回転させ動力を伝達す る
41
ボイラ 安全弁の漏れは、どのような現象から発見できるか
安全弁を触ると熱い 蒸気の漏れる音がする ボイラ水の消費量が増加する
42
湿式油圧多板クラッチ
ア スプライン イ トルク ウ ピストン エ ばね オ 反り カ 溝 キ スリップ
43
ディーゼル機関 5シリンダ機関の場合、点火の間隔は、クランク角度で何度か
360×2/5 144度
44
プロペラ 羽根前進面、プロペラボス、キー溝を略図を描いて示せ
略図
45
プロペラ プロペラを取り外さないで、プロペラピッチを計測する要領を述べよ
角AOB=θ ピッチ=360/θ×h でピッチを求める
46
ディーゼル機関 点火順序が1-5-3-6-2-4の場合、3番シリンダが上死点にある時、同時に上死点にあるシリンダは?
4番シリンダ
47
主軸受 軸受メタルを新替えした場合、すり合わせ運転はどのような要領で行うか
低回転で5分くらい運転し、摩擦部を触り発熱の有無を調べる 10分ぐらい運転して点検する 1/4負荷で15分ぐらい運転して点検する
48
ピストンリング コンプレッションリング、オイルリングの形状を、略図を描いて示せ
略図
49
クランクアーム開閉量 開閉量が大きくなるのはどのような場合か
台板の変形 主軸受の不動摩耗 過負荷運転 ノッキング
50
ディーゼル機関
エ
51
主軸受 軸受が発熱するのは、どのような場合か
過負荷 軸心不良のとき 潤滑油の不良 潤滑油量の不足
52
シリンダライナ
イ
53
クランクピン軸受 軸受メタルを新替えをした場合、すり合わせ運転は、どのような要領で行うか
低回転で5分くらい運転したあと、機関を停止し、摩擦部に触れ発熱の有無を調べる 異常が無ければ、10分くらい運転して点検する 異常が無ければ、1/4負荷で15分くらい運転して点検する
54
プロペラ 可変ピッチプロペラとは、どのようなものか また、どのような利点があるか
羽が自由に動く 前進から後進まで切り替えれる 利点 逆転機構がいらない 超微速運転ができる 操船が容易である
55
シリンダ シリンダへの注油量が多すぎると、どのような害があるか
ピストンリングの磨耗が増大すると
56
クランクアーム開閉量 開閉量が大きいまま運転すると、どのような事故をおこすか
クランク軸の折損
57
ターニング ターニング終了後、ターニング装置はどのようにしておくか
ターニング装置を離脱しておく
58
海水潤滑式船尾管 プロペラ軸径が200mmの船において、軸と支面材のすき間が1mmの場合、この計測値は小さいか、適当な大きさか、それとも大き過ぎるか 理由も記せ
適当な大きさである 軸径が200~300mmのものは、軸と支面材のすき間は、0.9~1.2mmが新造時の値であるから
59
燃料噴射ポンプ 各シリンダの最高圧をそろえる場合、また、各シリンダの出力をそろえる場合、調整するのは、突き始め、または突き終わりの時期か
最高圧は、突き始めで調整する 出力は、突き終わりで調整する
60
ディーゼル機関 吸気弁、排気弁、始動弁の弁線図の1例を図に示すとどのようになるか
略図
61
ボイラ 給水内管を設ける理由はなにか
ボイラ本体に不当な熱ひずみを与えないようにするため ボイラ水の循環を妨げないため
62
ターニング ターニング中、どのような箇所を点検するか
インジケータ弁から水、油の流出がないことを、確認 回転が円滑で抵抗がないことを、確認 シリンダヘッドの諸弁の動きを、確認
63
ボイラ プライミングが発生した場合、どのような処置をするか
火力を減ずる ボイラ水水面を低下させる 負荷側のドレンを切る
64
ピストン ピストンの直径が大きくなると、ピストンを油で冷却しなければいけないのは、なぜか
ピストンの直径が大きくなるほど、熱伝導が悪くなり、ピストン頂部の温度が上がりやすいから
65
ディーゼル機関 多シリンダ機関の点火順序は、どのようなことから定められているか
等しい間隔で燃焼を起こさせること 隣り合ったシリンダが続けて燃焼しないこと クランク軸のねじり振動が小さいこと
66
海水潤滑式船尾管 海水潤滑式船尾管において、プロペラ軸と支面材のすき間が大きいまま運転すると、どのような害があるか記せ
プロペラの振動が激しくなる 海水が漏れやすくなる 軸の折損、プロペラの脱落が起きる
67
クランク軸
1 ねじりの繰り返し作用 2 曲げの繰り返し作用
68
ボイラ 逆火が発生する場合の、原因はなにか
炉内の通風力が不足しているとき 空気より先に燃料を供給したとき
69
ディーゼル機関 機械効率、を説明せよ
機械効率=軸出力/図示出力
70
冷却水 清水膨張タンクを設ける目的は、何か
清水の過不足を防ぐ 混入している空気を排除する 温度の上昇による清水の膨張を逃がす
71
プロペラ プロペラ全円面積とは、
プロペラ羽根の先端が回転して描く円の面積のこと
72
ボイラ 逆火とは、どのような現象か
運転中に炎が突然消え、再び点火した時に、焚き口から炎が逆に吹き出してくる現象
73
ボイラ ボイラ本体に取り付けられる弁を5つ、答えよ また、それらの弁は運転状態において、開いているか、閉じているか
主蒸気止め弁 開 主給水止め弁 開 水面吹き出し弁 閉 底部吹き出し弁 閉 安全弁 閉
74
プロペラ キー付きプロペラとは、
プロペラ軸とプロペラボスとのはめ合い部に、キーを用いて取りつける構造のプロペラ
75
プロペラ
ア 前 イ 後 ウ 回転速度 エ キーレス オ 左
76
圧縮圧 圧縮圧が低下すると、どのような害があるか
点火遅れが大きくなる 機関の始動が困難になる 出力が低下する 不完全燃焼を起こす 燃料消費量が増加する
77
燃料噴射圧
ア 早 イ 減少 ウ 高 エ 低 オ 大
78
ディーゼルノック ディーゼルノックが発生すると、どのような害があるか
排気弁の焼損 シリンダヘッド、ピストン頂部の変形 クランク軸の折損 ピストンピン、ピストンピンメタルのき裂
79
点火遅れ
エ
80
シリンダ ライナ内面の腐食の原因は、何か
燃料油に硫黄分、水分が多いとき 吸入空気中に塩分を多く含むとき
81
圧縮圧 圧縮圧が低下する原因は、何か
ブローバイ シリンダの摩耗 ピストンリングの摩耗、折損 シリンダ潤滑油の不足 吸、排気弁の漏洩
82
主軸受
1 注油管 2 キャップ 3 主軸受下メタル 4 台板 軸受が発熱したりメタルが割れる原因となる キャップ、上メタルを取り外し、下メタルの1方から叩いて回しながら抜く
83
ディーゼル機関 図示平均有効圧と正味平均有効圧 大きいほうの項目をあげ、理由を述べよ
図示平均有効圧 図示平均有効圧は、図示出力から、正味平均有効圧は、軸出力から求めるから
84
プロペラ 羽根前縁とは、
前進回転時、水を切る側の縁のこと
85
冷却水 冷却水として、清水が海水に比べ優れている点は、何か
シリンダ冷却水側の腐食を防ぐ シリンダライナの磨耗が少なくなる 燃料の燃焼が良くなる
86
プロペラ軸
ア 潤滑 イ 冷却 ウ スリーブ エ 腐食 オ ねじり カ 45 キ 前
87
ピストン
ウ
88
ピストン ピストン頂面の形状は一般に、凹形をしているが、なぜか
高温、高圧に耐える 燃焼効果を高める
89
ボイラ ボイラ内に設ける内管は、給水内管のほか、どのようなものがあるか
蒸気内管 水面吹き出し用内管 底部吹き出し用内管
90
ボイラ ボイラ水の底部吹き出しを行う場合、ボイラの底部吹き出し弁、吹き出し中間弁、船外吹き出し弁の開閉順序は、開始時、終了時では、それぞれ、どのようにするか 理由も答えよ
開始時 底部吹き出し弁、吹き出し中間弁、船外吹出し弁 終了時 船外吹き出し弁、吹き出し中間弁、底部吹き出し弁 海水の逆流を防ぐため
91
シリンダ ライナを抜き出し、冷却水側について検査する場合、どのような箇所について、どのようなことを調べるか
冷却水側の汚れ具合 スケールの付着状況 腐食、浸食の有無 ゴムリングの効き具合
92
クランクピン軸受 軸受メタルとピンの当たりは、どのようにして調べるか
ピストンを吊り上げてクランクピン、軸受メタルの面を清掃する 光明丹をクランクピンの全面に薄く塗る クランク軸を数回ターニングして、メタルを取り外す メタル面の光明丹の付き具合を見てピンの当たりを判断する
93
ディーゼル機関
ウ
94
ボイラ
ウ
95
プロペラ プロペラの深度不足で航行する場合、どのような害が発生しやすいか
振動が発生する キャビテーションにより、羽根の表面に侵食が発生する
96
ボイラ
イ
97
過給機
イ
98
ディーゼル機関 ディーゼル主機の運転中、回転速度が変動する原因をあげよ
燃料油に水、空気が混入している 燃料油の温度が低い 燃料油の粘度が高すぎる 燃料噴射弁の作動不良 荒天によって船体が動揺している
99
ディーゼル機関 熱効率、を説明せよ
図示熱効率=図示出力/発熱量 正味熱効率=軸出力/発熱量
100
連接棒ボルト リーマ部のあるボルトを用いるのは、なぜか
上下メタルのずれを防止して、ボルト折損を防ぐ