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平成19年(2007年)感染管理認定看護師 認定審査
38問 • 1年前
  • 秋葉昌人
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    問題一覧

  • 1

    疾患と潜伏期間の組み合わせで誤っているのはどれか。

    A型肝炎ー2~5日

  • 2

    日本医療福祉協会企画「病院空調設備の設計・管理指針」HEAS-02-2004に規定されている清浄度による病院内のゾーン(区域)名と当該例の組み合わせで正しいのはどれか。

    準清潔区域ー手術手洗いコーナー

  • 3

    消毒・滅菌に関する記載で正しいのはどれか。

    無菌性保証水準(Sterility Assurance Level)として採用されている10^-6レベルとは、滅菌を行って1個の微生物が生き残る確率が100万回に1回であることを意味する。

  • 4

    標準予防策に関する記載で正しいのはどれか。

    標準予防策には、手指衛生、使用した器具の処理方法、防護用具に関すること、救急蘇生や人工呼吸に関することなどが含まれる。

  • 5

    微生物名と染色法の組み合わせで正しいのはどれか。

    Legionella pneumophilaーヒメネス染色

  • 6

    感染症に関する法律について誤っているのはどれか。

    特定感染症指定医療機関は、新感染症の所見が有る者に医療を提供する機関であるため、一類感染症及び二類感染症の患者には対応しない。

  • 7

    E.H.Spauldingの分類について誤っているのはどれか。

    人工呼吸器回路は粘膜と直接接触しないため、中水準消毒を行う。

  • 8

    飛沫予防策の適応ではない感染症はどれか。

    MRSA肺炎

  • 9

    「廃棄物処理法に基づく感染性廃棄物処理マニュアル」の内容として誤っているのはどれか。

    輸液ボトルに刺して使用したエア針は、非感染性廃棄物である。

  • 10

    抗菌薬に対する耐性機構について誤っているのはどれか。

    βラクタマーゼは、抗菌構造の一部を修飾する修飾酵素である。

  • 11

    ICUにおける人口呼吸器関連肺炎サーベイランスに用いるリスク調整された指標はどれか。

    一定の人工呼吸器使用期間あたりの人工呼吸器関連肺炎症例数であるincidencedensity rate(罹患密度)

  • 12

    空気予防策について正しいのはどれか。

    喉頭結核と気管支結核は肺外結核であるが、空気予防策が必要となることがある。

  • 13

    「医療ケア関連肺炎防止のためのCDCガイドライン」にある人工呼吸器関連肺炎予防策に関する記載で誤っているのはどれか。

    肺炎を予防するために閉鎖式吸引システムを使用することが望ましい。

  • 14

    術前にプラークコントロール(口腔ケア)を実施した群と、実施しなかった群における術後肺炎の発生率を明らかにするために、外科患者を対象に前向きコホート研究を行なった。術前プラークコントロールと術後肺炎の相対リスクは0.69、相対リスクの95%信頼区間は0.31~1.40であった。この結果の解釈として正しいのはどれか。

    相対リスクの95%信頼区間が0.31~1.40であることから、術前プラークコントロールと術後肺炎には、統計学的に有意な関連はない。

  • 15

    エンベロープを持たないウイルスはどれか。

    ロタウイルス

  • 16

    疾患の説明で正しいのはどれか。

    急性HIV感染症は、感染後2~6週間で起こる。

  • 17

    免疫について誤っているのはどれか。

    予防接種や実際の感染によって誘導される免疫は、非特異的免疫である。

  • 18

    透析室における感染対策として正しいのはどれか。

    B型肝炎の交差感染を予防するため、HBs抗原陽性患者は別室で透析を受けるか、HBs抗原陽性患者とHBs抗体陰性患者との間にHBs抗体陽性患者を配置する。

  • 19

    流行性ウイルス感染症について誤っているのはどれか。

    風疹に対する抗体を持たない職員が、風疹患者に接触した場合、接触から72時間以内に風疹ワクチンを接種すれば風疹の発症を防ぐことができる。

  • 20

    【事例】  あなたはA病院の感染管理看護師(ICN)です。患者が内科外来で突然吐血し、担当していた看護学生が血液の飛沫を浴びたとの連絡が入りました。あなたが内科外来を訪れたとき、看護学生は血液のついた手を洗っていましたが、白衣の襟や胸部には血液が付着し、眼瞼から額にかけて著しい血液の飛沫がありました。曝露源となったこの患者は、HBs抗原陽性、HCV抗体陰性、HIV抗体陽性(血漿中HIV-RNA5000copies/ml)でした。A病院では、ウイルス学的検査はすべて外部委託しているため、検査結果が出るまで数日間を要します。 問.この看護学生の感染防止のために、最初に実施すべき対策はどれか。

    看護学生に眼を洗わせる

  • 21

    【事例】  あなたはA病院の感染管理看護師(ICN)です。患者が内科外来で突然吐血し、担当していた看護学生が血液の飛沫を浴びたとの連絡が入りました。あなたが内科外来を訪れたとき、看護学生は血液のついた手を洗っていましたが、白衣の襟や胸部には血液が付着し、眼瞼から額にかけて著しい血液の飛沫がありました。曝露源となったこの患者は、HBs抗原陽性、HCV抗体陰性、HIV抗体陽性(血漿中HIV-RNA5000copies/ml)でした。A病院では、ウイルス学的検査はすべて外部委託しているため、検査結果が出るまで数日間を要します。 問.この看護学生は、過去に一度もB型肝炎ワクチンを受けていないことが分かりました。この看護学生の感染防止のために、実施が推奨される対策として正しいものを2つ選択しなさい。

    看護学生のHBs抗体検査の結果を待たずに、HBIG(B型肝炎抗体含有免疫グロブリン)と初回のB型肝炎ワクチンを接種する。, 看護学生がHBs抗原陰性で、HBs抗体価が10mlU/ml未満であれば、B型肝炎ワクチンを初回、1ヶ月後、6ヶ月後の3回接種する。

  • 22

    【事例】  あなたはA病院の感染管理看護師(ICN)です。患者が内科外来で突然吐血し、担当していた看護学生が血液の飛沫を浴びたとの連絡が入りました。あなたが内科外来を訪れたとき、看護学生は血液のついた手を洗っていましたが、白衣の襟や胸部には血液が付着し、眼瞼から額にかけて著しい血液の飛沫がありました。曝露源となったこの患者は、HBs抗原陽性、HCV抗体陰性、HIV抗体陽性(血漿中HIV-RNA5000copies/ml)でした。A病院では、ウイルス学的検査はすべて外部委託しているため、検査結果が出るまで数日間を要します。 問.この看護学生に対し、「HIV職業感染と曝露後予防投与に関するCDCガイドライン改訂版(2005年9月発行)」に基づいて推奨される対策はどれか。

    ジドブジン(レトロビル)、ラミブジン(エピビル)、ロピナビル・リトナビル(カトレラ)の3剤による拡大投与を実施する。

  • 23

    【事例】  あなたはB病院の感染管理看護師(ICN)として業務に付いたばかりです。B病院では年1回の健康診断時の胸部エックス線検査以外、結核の職業感染防止対策は何も実施されていません。 ある日、C病棟に胸水貯留の治療目的で個室に入院している患者に、微熱と咳嗽が続いていることが分かりました。主治医は画像検査の結果から、結核の可能性があると判断し、あなたに連絡をしました。あなたが病棟に行ってみると、患者だけでなく、医師や看護師もマスクを使用していませんでした。 問.この患者の感染性を判断する上で、必要ではない検査はどれか。

    ツベルクリン反応検査

  • 24

    【事例】  あなたはB病院の感染管理看護師(ICN)として業務に付いたばかりです。B病院では年1回の健康診断時の胸部エックス線検査以外、結核の職業感染防止対策は何も実施されていません。 ある日、C病棟に胸水貯留の治療目的で個室に入院している患者に、微熱と咳嗽が続いていることが分かりました。主治医は画像検査の結果から、結核の可能性があると判断し、あなたに連絡をしました。あなたが病棟に行ってみると、患者だけでなく、医師や看護師もマスクを使用していませんでした。 問.各種検査の結果から、医師は患者が肺結核であると診断しました。また、この患者が排菌しており、結核菌が伝播するリスクがあるとあなたは判断しました。この患者と濃厚に接触した医療従事者への結核感染防止として誤っているのはどれか。

    接触直後に接触者全員に対してツベルクリン反応を実施し、この結果が陰性の接触者のみ2か月以降に再度ツベルクリン反応を実施する。

  • 25

    【事例】  あなたはB病院の感染管理看護師(ICN)として業務に付いたばかりです。B病院では年1回の健康診断時の胸部エックス線検査以外、結核の職業感染防止対策は何も実施されていません。 ある日、C病棟に胸水貯留の治療目的で個室に入院している患者に、微熱と咳嗽が続いていることが分かりました。主治医は画像検査の結果から、結核の可能性があると判断し、あなたに連絡をしました。あなたが病棟に行ってみると、患者だけでなく、医師や看護師もマスクを使用していませんでした。 問.この事例を踏まえて最も優先すべき結核感染対策はどれか。

    C病棟でこの患者に対して実施すべき空気予防策を策定し、病棟スタッフへの教育を行なう。

  • 26

    サーベイランスに関する記述で誤っているのはどれか。

    CDCのサーベイランス用疾患定義の感度が85%ということは、この定義を用いることと15%の偽陽性が生じることを意味する。

  • 27

    D病院ICUにおけるCA-BSIサーベイランスの結果は表の通りです。表中の(A)~(D)に入る数字の組み合わせで正しいのはどれか。

    (A)10.0(B)0.7(C)5.0(D)0.75

  • 28

     あなたは2006年度上半期と下半期のCA-BSI発生率について、有意水準を0.05に設定し、フィッシャー直接確率法を用いて有意差の検定を行いました。その結果、P=0.35でした。結果の解釈で正しいのはどれか。 【上半期CA-BSI発生率=10.0 下半期CA-BSI発生率=5.0】

    CA-BSI発生率に優位差はないが、発生率が減少していることから、下半期から実施した複数の対策がCA-BSI予防に有効だった可能性がある。

  • 29

    SSIサーベイランスに関する記述で正しいのはどれか。

    退院後に発生するSSIを把握できない場合は、SSI発生率は実際よりも過少報告される可能性が高い。

  • 30

    SSIサーベイランスの手法に関する推奨事項として誤っているのはどれでしょうか。

    SSIの判定は執刀医が行う。

  • 31

    結腸手術を受けた患者Z氏のASAスコア3点、手術時間6時間、創分類は準清潔創でした。結腸手術のカットポイントは3時間です。Z氏のリスクインデックスはどれか。

    2

  • 32

    あなたはSSIサーベイランスの結果を表のようにまとめ、SIR(Standardized Infection Ration)を計算しました。正しいSIRはどれか。

    4.0

  • 33

    6人の患者のBAL検体からM.fortuitumが検出されたとの情報を得たあなたが最初に実施すべき対策はどれか。

    M.fortuitumによるアウトブレイクが発生したと判断し、速やかに病院管理者に連絡する。

  • 34

    調査の結果、気管支鏡室の水道水よりM.fortuitumが検出されました。新たなM.fortuitumの検出を予防するために、気管支鏡室で実施すべき対策として誤っているのはどれか。

    気管支鏡室に供給する水はRO水(逆浸透膜透過水)とする。

  • 35

    尿路感染に関する記載で正しいのどれか。

    医療関連尿路感染の約80%は、カテーテル由来である。

  • 36

    ・あなたはCT病院の感染管理看護師(ICN)です。75歳の男性であるH氏は2007年1月から15日から脳梗塞のためG病院の神経内科病棟に入院中です。H氏は膀胱留置カテーテルを挿入中であり、繰り返す誤嚥性肺炎に対するメロペネム投与暦があります。2007年2月15日に、H氏に38.5℃の発熱、尿混濁を認めました。呼吸状態は安定しており、血液培養等の結果は下表の通りです。 ・1週間後、同じ病棟で新たに5人の患者の尿からH氏のものと同じ薬剤感受性を示すP.aeruginosaが検出されました。5人とも膀胱留置カテーテルが挿入されていました。この病棟では、閉鎖式膀胱留置カテーテルセットは使用していません。また膀胱留置カテーテルの定期的交換はぜず、カテーテルが閉塞した場合にカテーテルのみ交換し、蓄尿バックは汚染がひどくなるまで使用しています。また、この病棟に個室はありません。 2007年2月15日に実施されたH氏の微生物検査結果について正しいのはどれか。

    H氏の尿から多剤耐性緑膿菌が検出されている。

  • 37

    ・あなたはCT病院の感染管理看護師(ICN)です。75歳の男性であるH氏は2007年1月から15日から脳梗塞のためG病院の神経内科病棟に入院中です。H氏は膀胱留置カテーテルを挿入中であり、繰り返す誤嚥性肺炎に対するメロペネム投与暦があります。2007年2月15日に、H氏に38.5℃の発熱、尿混濁を認めました。呼吸状態は安定しており、血液培養等の結果は下表の通りです。 ・1週間後、同じ病棟で新たに5人の患者の尿からH氏のものと同じ薬剤感受性を示すP.aeruginosaが検出されました。5人とも膀胱留置カテーテルが挿入されていました。この病棟では、閉鎖式膀胱留置カテーテルセットは使用していません。また膀胱留置カテーテルの定期的交換はぜず、カテーテルが閉塞した場合にカテーテルのみ交換し、蓄尿バックは汚染がひどくなるまで使用しています。また、この病棟に個室はありません。 神経内科病棟で実施すべき感染対策を2つ選べ。

    H氏のものと同じ薬剤感受性を示すP.aeruginosaが検出されている患者をコホーティングする。, 膀胱留置カテーテルと蓄尿バックの接続部は解放せず、同時交換する。

  • 38

     あなたはこのたびのP.aeruginosaの集積と関連のある要因を疫学研究により明らかにすることにしました。研究対象には、同じ感受性パターンを示すP.aeruginosaが検出されたH氏を含む患者6人と、この6人と同じ病棟に同じ時期に入院していた患者のなかから、年齢と性別についてマッチングを行った24人を選択しました。この疫学研究のデザインはどれか。

    後ろ向きコホート研究

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    問題一覧

  • 1

    疾患と潜伏期間の組み合わせで誤っているのはどれか。

    A型肝炎ー2~5日

  • 2

    日本医療福祉協会企画「病院空調設備の設計・管理指針」HEAS-02-2004に規定されている清浄度による病院内のゾーン(区域)名と当該例の組み合わせで正しいのはどれか。

    準清潔区域ー手術手洗いコーナー

  • 3

    消毒・滅菌に関する記載で正しいのはどれか。

    無菌性保証水準(Sterility Assurance Level)として採用されている10^-6レベルとは、滅菌を行って1個の微生物が生き残る確率が100万回に1回であることを意味する。

  • 4

    標準予防策に関する記載で正しいのはどれか。

    標準予防策には、手指衛生、使用した器具の処理方法、防護用具に関すること、救急蘇生や人工呼吸に関することなどが含まれる。

  • 5

    微生物名と染色法の組み合わせで正しいのはどれか。

    Legionella pneumophilaーヒメネス染色

  • 6

    感染症に関する法律について誤っているのはどれか。

    特定感染症指定医療機関は、新感染症の所見が有る者に医療を提供する機関であるため、一類感染症及び二類感染症の患者には対応しない。

  • 7

    E.H.Spauldingの分類について誤っているのはどれか。

    人工呼吸器回路は粘膜と直接接触しないため、中水準消毒を行う。

  • 8

    飛沫予防策の適応ではない感染症はどれか。

    MRSA肺炎

  • 9

    「廃棄物処理法に基づく感染性廃棄物処理マニュアル」の内容として誤っているのはどれか。

    輸液ボトルに刺して使用したエア針は、非感染性廃棄物である。

  • 10

    抗菌薬に対する耐性機構について誤っているのはどれか。

    βラクタマーゼは、抗菌構造の一部を修飾する修飾酵素である。

  • 11

    ICUにおける人口呼吸器関連肺炎サーベイランスに用いるリスク調整された指標はどれか。

    一定の人工呼吸器使用期間あたりの人工呼吸器関連肺炎症例数であるincidencedensity rate(罹患密度)

  • 12

    空気予防策について正しいのはどれか。

    喉頭結核と気管支結核は肺外結核であるが、空気予防策が必要となることがある。

  • 13

    「医療ケア関連肺炎防止のためのCDCガイドライン」にある人工呼吸器関連肺炎予防策に関する記載で誤っているのはどれか。

    肺炎を予防するために閉鎖式吸引システムを使用することが望ましい。

  • 14

    術前にプラークコントロール(口腔ケア)を実施した群と、実施しなかった群における術後肺炎の発生率を明らかにするために、外科患者を対象に前向きコホート研究を行なった。術前プラークコントロールと術後肺炎の相対リスクは0.69、相対リスクの95%信頼区間は0.31~1.40であった。この結果の解釈として正しいのはどれか。

    相対リスクの95%信頼区間が0.31~1.40であることから、術前プラークコントロールと術後肺炎には、統計学的に有意な関連はない。

  • 15

    エンベロープを持たないウイルスはどれか。

    ロタウイルス

  • 16

    疾患の説明で正しいのはどれか。

    急性HIV感染症は、感染後2~6週間で起こる。

  • 17

    免疫について誤っているのはどれか。

    予防接種や実際の感染によって誘導される免疫は、非特異的免疫である。

  • 18

    透析室における感染対策として正しいのはどれか。

    B型肝炎の交差感染を予防するため、HBs抗原陽性患者は別室で透析を受けるか、HBs抗原陽性患者とHBs抗体陰性患者との間にHBs抗体陽性患者を配置する。

  • 19

    流行性ウイルス感染症について誤っているのはどれか。

    風疹に対する抗体を持たない職員が、風疹患者に接触した場合、接触から72時間以内に風疹ワクチンを接種すれば風疹の発症を防ぐことができる。

  • 20

    【事例】  あなたはA病院の感染管理看護師(ICN)です。患者が内科外来で突然吐血し、担当していた看護学生が血液の飛沫を浴びたとの連絡が入りました。あなたが内科外来を訪れたとき、看護学生は血液のついた手を洗っていましたが、白衣の襟や胸部には血液が付着し、眼瞼から額にかけて著しい血液の飛沫がありました。曝露源となったこの患者は、HBs抗原陽性、HCV抗体陰性、HIV抗体陽性(血漿中HIV-RNA5000copies/ml)でした。A病院では、ウイルス学的検査はすべて外部委託しているため、検査結果が出るまで数日間を要します。 問.この看護学生の感染防止のために、最初に実施すべき対策はどれか。

    看護学生に眼を洗わせる

  • 21

    【事例】  あなたはA病院の感染管理看護師(ICN)です。患者が内科外来で突然吐血し、担当していた看護学生が血液の飛沫を浴びたとの連絡が入りました。あなたが内科外来を訪れたとき、看護学生は血液のついた手を洗っていましたが、白衣の襟や胸部には血液が付着し、眼瞼から額にかけて著しい血液の飛沫がありました。曝露源となったこの患者は、HBs抗原陽性、HCV抗体陰性、HIV抗体陽性(血漿中HIV-RNA5000copies/ml)でした。A病院では、ウイルス学的検査はすべて外部委託しているため、検査結果が出るまで数日間を要します。 問.この看護学生は、過去に一度もB型肝炎ワクチンを受けていないことが分かりました。この看護学生の感染防止のために、実施が推奨される対策として正しいものを2つ選択しなさい。

    看護学生のHBs抗体検査の結果を待たずに、HBIG(B型肝炎抗体含有免疫グロブリン)と初回のB型肝炎ワクチンを接種する。, 看護学生がHBs抗原陰性で、HBs抗体価が10mlU/ml未満であれば、B型肝炎ワクチンを初回、1ヶ月後、6ヶ月後の3回接種する。

  • 22

    【事例】  あなたはA病院の感染管理看護師(ICN)です。患者が内科外来で突然吐血し、担当していた看護学生が血液の飛沫を浴びたとの連絡が入りました。あなたが内科外来を訪れたとき、看護学生は血液のついた手を洗っていましたが、白衣の襟や胸部には血液が付着し、眼瞼から額にかけて著しい血液の飛沫がありました。曝露源となったこの患者は、HBs抗原陽性、HCV抗体陰性、HIV抗体陽性(血漿中HIV-RNA5000copies/ml)でした。A病院では、ウイルス学的検査はすべて外部委託しているため、検査結果が出るまで数日間を要します。 問.この看護学生に対し、「HIV職業感染と曝露後予防投与に関するCDCガイドライン改訂版(2005年9月発行)」に基づいて推奨される対策はどれか。

    ジドブジン(レトロビル)、ラミブジン(エピビル)、ロピナビル・リトナビル(カトレラ)の3剤による拡大投与を実施する。

  • 23

    【事例】  あなたはB病院の感染管理看護師(ICN)として業務に付いたばかりです。B病院では年1回の健康診断時の胸部エックス線検査以外、結核の職業感染防止対策は何も実施されていません。 ある日、C病棟に胸水貯留の治療目的で個室に入院している患者に、微熱と咳嗽が続いていることが分かりました。主治医は画像検査の結果から、結核の可能性があると判断し、あなたに連絡をしました。あなたが病棟に行ってみると、患者だけでなく、医師や看護師もマスクを使用していませんでした。 問.この患者の感染性を判断する上で、必要ではない検査はどれか。

    ツベルクリン反応検査

  • 24

    【事例】  あなたはB病院の感染管理看護師(ICN)として業務に付いたばかりです。B病院では年1回の健康診断時の胸部エックス線検査以外、結核の職業感染防止対策は何も実施されていません。 ある日、C病棟に胸水貯留の治療目的で個室に入院している患者に、微熱と咳嗽が続いていることが分かりました。主治医は画像検査の結果から、結核の可能性があると判断し、あなたに連絡をしました。あなたが病棟に行ってみると、患者だけでなく、医師や看護師もマスクを使用していませんでした。 問.各種検査の結果から、医師は患者が肺結核であると診断しました。また、この患者が排菌しており、結核菌が伝播するリスクがあるとあなたは判断しました。この患者と濃厚に接触した医療従事者への結核感染防止として誤っているのはどれか。

    接触直後に接触者全員に対してツベルクリン反応を実施し、この結果が陰性の接触者のみ2か月以降に再度ツベルクリン反応を実施する。

  • 25

    【事例】  あなたはB病院の感染管理看護師(ICN)として業務に付いたばかりです。B病院では年1回の健康診断時の胸部エックス線検査以外、結核の職業感染防止対策は何も実施されていません。 ある日、C病棟に胸水貯留の治療目的で個室に入院している患者に、微熱と咳嗽が続いていることが分かりました。主治医は画像検査の結果から、結核の可能性があると判断し、あなたに連絡をしました。あなたが病棟に行ってみると、患者だけでなく、医師や看護師もマスクを使用していませんでした。 問.この事例を踏まえて最も優先すべき結核感染対策はどれか。

    C病棟でこの患者に対して実施すべき空気予防策を策定し、病棟スタッフへの教育を行なう。

  • 26

    サーベイランスに関する記述で誤っているのはどれか。

    CDCのサーベイランス用疾患定義の感度が85%ということは、この定義を用いることと15%の偽陽性が生じることを意味する。

  • 27

    D病院ICUにおけるCA-BSIサーベイランスの結果は表の通りです。表中の(A)~(D)に入る数字の組み合わせで正しいのはどれか。

    (A)10.0(B)0.7(C)5.0(D)0.75

  • 28

     あなたは2006年度上半期と下半期のCA-BSI発生率について、有意水準を0.05に設定し、フィッシャー直接確率法を用いて有意差の検定を行いました。その結果、P=0.35でした。結果の解釈で正しいのはどれか。 【上半期CA-BSI発生率=10.0 下半期CA-BSI発生率=5.0】

    CA-BSI発生率に優位差はないが、発生率が減少していることから、下半期から実施した複数の対策がCA-BSI予防に有効だった可能性がある。

  • 29

    SSIサーベイランスに関する記述で正しいのはどれか。

    退院後に発生するSSIを把握できない場合は、SSI発生率は実際よりも過少報告される可能性が高い。

  • 30

    SSIサーベイランスの手法に関する推奨事項として誤っているのはどれでしょうか。

    SSIの判定は執刀医が行う。

  • 31

    結腸手術を受けた患者Z氏のASAスコア3点、手術時間6時間、創分類は準清潔創でした。結腸手術のカットポイントは3時間です。Z氏のリスクインデックスはどれか。

    2

  • 32

    あなたはSSIサーベイランスの結果を表のようにまとめ、SIR(Standardized Infection Ration)を計算しました。正しいSIRはどれか。

    4.0

  • 33

    6人の患者のBAL検体からM.fortuitumが検出されたとの情報を得たあなたが最初に実施すべき対策はどれか。

    M.fortuitumによるアウトブレイクが発生したと判断し、速やかに病院管理者に連絡する。

  • 34

    調査の結果、気管支鏡室の水道水よりM.fortuitumが検出されました。新たなM.fortuitumの検出を予防するために、気管支鏡室で実施すべき対策として誤っているのはどれか。

    気管支鏡室に供給する水はRO水(逆浸透膜透過水)とする。

  • 35

    尿路感染に関する記載で正しいのどれか。

    医療関連尿路感染の約80%は、カテーテル由来である。

  • 36

    ・あなたはCT病院の感染管理看護師(ICN)です。75歳の男性であるH氏は2007年1月から15日から脳梗塞のためG病院の神経内科病棟に入院中です。H氏は膀胱留置カテーテルを挿入中であり、繰り返す誤嚥性肺炎に対するメロペネム投与暦があります。2007年2月15日に、H氏に38.5℃の発熱、尿混濁を認めました。呼吸状態は安定しており、血液培養等の結果は下表の通りです。 ・1週間後、同じ病棟で新たに5人の患者の尿からH氏のものと同じ薬剤感受性を示すP.aeruginosaが検出されました。5人とも膀胱留置カテーテルが挿入されていました。この病棟では、閉鎖式膀胱留置カテーテルセットは使用していません。また膀胱留置カテーテルの定期的交換はぜず、カテーテルが閉塞した場合にカテーテルのみ交換し、蓄尿バックは汚染がひどくなるまで使用しています。また、この病棟に個室はありません。 2007年2月15日に実施されたH氏の微生物検査結果について正しいのはどれか。

    H氏の尿から多剤耐性緑膿菌が検出されている。

  • 37

    ・あなたはCT病院の感染管理看護師(ICN)です。75歳の男性であるH氏は2007年1月から15日から脳梗塞のためG病院の神経内科病棟に入院中です。H氏は膀胱留置カテーテルを挿入中であり、繰り返す誤嚥性肺炎に対するメロペネム投与暦があります。2007年2月15日に、H氏に38.5℃の発熱、尿混濁を認めました。呼吸状態は安定しており、血液培養等の結果は下表の通りです。 ・1週間後、同じ病棟で新たに5人の患者の尿からH氏のものと同じ薬剤感受性を示すP.aeruginosaが検出されました。5人とも膀胱留置カテーテルが挿入されていました。この病棟では、閉鎖式膀胱留置カテーテルセットは使用していません。また膀胱留置カテーテルの定期的交換はぜず、カテーテルが閉塞した場合にカテーテルのみ交換し、蓄尿バックは汚染がひどくなるまで使用しています。また、この病棟に個室はありません。 神経内科病棟で実施すべき感染対策を2つ選べ。

    H氏のものと同じ薬剤感受性を示すP.aeruginosaが検出されている患者をコホーティングする。, 膀胱留置カテーテルと蓄尿バックの接続部は解放せず、同時交換する。

  • 38

     あなたはこのたびのP.aeruginosaの集積と関連のある要因を疫学研究により明らかにすることにしました。研究対象には、同じ感受性パターンを示すP.aeruginosaが検出されたH氏を含む患者6人と、この6人と同じ病棟に同じ時期に入院していた患者のなかから、年齢と性別についてマッチングを行った24人を選択しました。この疫学研究のデザインはどれか。

    後ろ向きコホート研究