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第30回(2022年)感染管理認定看護師 認定審査
40問 • 1年前
  • 秋葉昌人
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    問題一覧

  • 1

    エンベロープを有するウイルスを2つ選択しなさい。

    コロナウイルス, インフルエンザウイルス

  • 2

    「カテーテル関連尿路感染の予防のためのCDCガイドライン2009」において、尿道留置カテーテルの適正使用例として、誤っているのはどれか。

    患者が随意的に排尿可能な場合の培養検査の採尿手段

  • 3

    血液曝露に関する説明として、正しいのはどれか。

    B型肝炎ワクチンにより免疫が獲得できなかった看護師が、HBs抗原陽性血液に曝露した場合、曝露後24時間以内に抗HBsヒト免疫グロブリン(HBIG)の投与を行う。

  • 4

    統計学に関する説明として正しいのはどれか。

    入院患者の年齢が正規分布を示していたので代表値として平均値を用いた。

  • 5

    流行性角結膜炎に関する説明として、正しいのはどれか。

    潜伏期は、1~2週間である。

  • 6

    飛沫予防策に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    髄膜炎菌による敗血症に対して、効果的な治療開始後24時間が経過するまで飛沫予防策を実施する。, 百日咳に対して、効果的な治療開始後5日が経過するまで飛沫予防策を実施する。

  • 7

    消化器内視鏡検査に関する説明として、正しいのはどれか。

    消化器内視鏡検査室の室内圧は、廊下や隣接区域に対して等圧とする。

  • 8

    医療従事者のワクチン接種に関する説明として、正しいのはどれか。

    麻疹に未罹患で、ワクチン接種による免疫を獲得する場合は、2回接種が推奨される。

  • 9

    薬剤耐性菌に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    日本において、基質特異性拡張型βラクタマーゼ(ESBL)産生腸管出血性大腸菌感染症が報告されている。, 感染症法において、薬剤耐性緑膿菌感染症とは広域βラクタム剤、アミノ配糖体、フルオロキノロンの3系統の薬剤に対して耐性を示す緑膿菌による感染症と定義されている。

  • 10

    Closridioides difficileに関する説明として、正しいのはどれか。

    毒素検出検査を行うために採取した便検体は、採取後2~8℃で保管する。

  • 11

    感染症法に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    腸管出血性大腸菌感染症は、3類感染症に分類されている。, 鳥インフルエンザ(H5N1)は、2類感染症に分類されている。

  • 12

    小児の感染症に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    RSウイルス感染症の感染経路は、接触感染である。, 咽頭結膜熱(プール熱)は、学校保健安全法で、主要症状が消失した後2日を経過するまで出席停止とされている。

  • 13

    2011年公開の「血管内留置カテーテル関連感染予防のためのCDCガイドライン」において推奨されている対策として、正しいものを2つ選択しなさい。

    中心静脈カテーテル、末梢挿入型中心ライン(PICC)挿入の際は、マキシマル・バリア・プリコーションを行う。, カテーテル挿入部位の被覆は、滅菌ガーゼまたは滅菌フィルムドレッシング材を使用する。

  • 14

    薬剤耐性機構に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    緑膿菌は、外膜の透過性が低いことや薬剤排出ポンプを複数持つことにより、多くの抗菌薬に自然耐性を示す。, βラクタマーゼは、βラクタム環を加水分解する酵素である。

  • 15

    微生物検査のための検体採取方法に関する説明として、正しいのはどれか。

    抗菌薬投与中の血液培養検体を採取する場合は、血中濃度が最も低い時期に行う。

  • 16

    手術部位感染予防策として、正しいのはどれか。

    一次閉鎖した切開創は、術後24~48時間、滅菌された被覆材で保護する。

  • 17

    血液透析室における感染予防策に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    HBs抗原陽性の患者を個室管理できない場合は、隣にHBs抗体陽性の患者を配置する。, インフルエンザ患者に接触した血液透析患者には、抗インフルエンザ薬の予防投与を行う。

  • 18

    消毒薬の適応に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    腸管出血性大腸菌O-157感染症患者が使用した便座は、アルコールで清拭する。, 流行性角結膜炎患者に使用したスリーミラーレンズ(拡大鏡)は、洗浄後に0.1%(1,000ppm)次亜塩素酸ナトリウム溶液に30分間浸漬する。

  • 19

    疫学に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    迅速検査の感度が90%とは、疾患を持つ人の10%が陰性と判定される可能性があることを意味する。, 致命率は、特定の疾患により死亡するリスクを表す指標である。

  • 20

    アスペルギルス症対策に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    粉塵の飛散が予想される改修工事を行う病棟では、工事期間中は、移植患者など侵襲性アスペルギルス症のリスクが高い患者の入院を制限する。, 工事の際に行うインフェクション・コントロール・リスクアセスメント(Infection Control Risk Assessment)とは、工事内容と工事区域に応じた感染リスクを評価し、求められる対策を明らかにする活動である。

  • 21

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。1月10日に地域の高齢者施設から「複数の入所者がインフルエンザを発症し、職員の中にも体調不良の者がいる。指示を仰ぎたい。」と連絡がありました。あなたが施設を訪問すると以下のことがわかりました。 ・入所者のA氏とB氏が1月6日に外泊から戻った際、1月7日から発熱し、1月8日にインフルエンザと診断された。 ・A氏とB氏の同室のC氏が1月8日に発熱し、インフルエンザと診断された。 ・個室のD氏は1月9日の夜に37.8℃の発熱があり、本日検査したがインフルエンザは陰性であった。 ・1月8日から勤務している職員のE氏が本日出勤してきたが、昼頃より体調不良となり帰宅した。 ・施設の入所者は20名で、通所サービスで毎日15名を受け入れている。 問.1月10日の時点で入所者に行う対策として正しいのはどれか。

    A氏、B 氏、C氏は同室のままとし、食事は室内とし集合イベントへの参加は控える。

  • 22

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。1月10日に地域の高齢者施設から「複数の入所者がインフルエンザを発症し、職員の中にも体調不良の者がいる。指示を仰ぎたい。」と連絡がありました。あなたが施設を訪問すると以下のことがわかりました。 ・入所者のA氏とB氏が1月6日に外泊から戻った際、1月7日から発熱し、1月8日にインフルエンザと診断された。 ・A氏とB氏の同室のC氏が1月8日に発熱し、インフルエンザと診断された。 ・個室のD氏は1月9日の夜に37.8℃の発熱があり、本日検査したがインフルエンザは陰性であった。 ・1月8日から勤務している職員のE氏が本日出勤してきたが、昼頃より体調不良となり帰宅した。 ・施設の入所者は20名で、通所サービスで毎日15名を受け入れている。 問.この高齢者施設の対策として、正しいものを2つ選択しなさい。

    入所者、通所者、面会者や職員などすべての人の手指衛生を強化する。, 通所者は利用前に必ず検温や体調の確認を行い、発熱がある人のサービス利用は断る。

  • 23

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。1月10日に地域の高齢者施設から「複数の入所者がインフルエンザを発症し、職員の中にも体調不良の者がいる。指示を仰ぎたい。」と連絡がありました。あなたが施設を訪問すると以下のことがわかりました。 ・入所者のA氏とB氏が1月6日に外泊から戻った際、1月7日から発熱し、1月8日にインフルエンザと診断された。 ・A氏とB氏の同室のC氏が1月8日に発熱し、インフルエンザと診断された。 ・個室のD氏は1月9日の夜に37.8℃の発熱があり、本日検査したがインフルエンザは陰性であった。 ・1月8日から勤務している職員のE氏が本日出勤してきたが、昼頃より体調不良となり帰宅した。 ・施設の入所者は20名で、通所サービスで毎日15名を受け入れている。 問.この高齢者施設の職員に対する対策として、正しいものを2つ選択しなさい。

    職員のインフルエンザ様症状の有無を確認する。, A氏、B氏、C氏のケアを担当した職員に対し、抗ウイルス薬の予防投与を検討する。

  • 24

    【事例】  あなたの勤務する病院では、集中治療室(ICU)において尿道カテーテル関連尿路感染(CAUTI)サーベイランスを実施しています。2021年度の結果は表1の通りでした。また、表1の結果を表2・表3のベンチマークと比較しました。 問.表1の(a)に当てはまる数値として、正しいのはどれか。

    5.4

  • 25

    【事例】  あなたの勤務する病院では、集中治療室(ICU)において尿道カテーテル関連尿路感染(CAUTI)サーベイランスを実施しています。2021年度の結果は表1の通りでした。また、表1の結果を表2・表3のベンチマークと比較しました。 問.表1の(b)に当てはまる数値として、正しいのはどれか。

    0.4

  • 26

    【事例】  あなたの勤務する病院では、集中治療室(ICU)において尿道カテーテル関連尿路感染(CAUTI)サーベイランスを実施しています。2021年度の結果は表1の通りでした。また、表1の結果を表2・表3のベンチマークと比較しました。 問.表1のデータを表2・表3のベンチマークデータと比較した結果に関する説明として、正しいのはどれか。

    感染率が高く尿道カテーテル使用比が低いことから、尿道カテーテル使用に不慣れと考え、挿入手技や管理方法の見直し、感染対策を振り返る必要がある。

  • 27

     【事例】  あなたは病院の感染管理認定看護師です、2021年1月15日に近隣の介護老人保健施設から「ノロウイルスによる胃腸炎の入居者が複数いるので、感染対策について指導をしてほしい」と言われました。 この施設で情報収集を行ったところ、以下のことがわかりました。 ・入居者F氏、G氏、H氏の3名に2日前から嘔吐や下痢の症状が出現した。 ・本日3名の便検査を実施したところノロウイルス抗原陽性であった。 ・F氏、G氏は同室(4人室)、H氏は個室である。F氏、G氏はおむつを使用している。 ・H氏の個室にはトイレはなく、介助にて共有トイレを使用している。 ・F氏とG氏と同室であるI氏とJ氏に消化器症状はみられていない。 ・その他の入居者と職員に、消化器症状がある者はいない。 ・I氏は、今朝、あなたが勤務する病院の眼科病棟に入院した。 問.ノロウイルス感染症に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    効果のある抗ウイルス薬はない。, 感染力は強く、100コピー程度の接種でも感染する。

  • 28

     【事例】  あなたは病院の感染管理認定看護師です、2021年1月15日に近隣の介護老人保健施設から「ノロウイルスによる胃腸炎の入居者が複数いるので、感染対策について指導をしてほしい」と言われました。 この施設で情報収集を行ったところ、以下のことがわかりました。 ・入居者F氏、G氏、H氏の3名に2日前から嘔吐や下痢の症状が出現した。 ・本日3名の便検査を実施したところノロウイルス抗原陽性であった。 ・F氏、G氏は同室(4人室)、H氏は個室である。F氏、G氏はおむつを使用している。 ・H氏の個室にはトイレはなく、介助にて共有トイレを使用している。 ・F氏とG氏と同室であるI氏とJ氏に消化器症状はみられていない。 ・その他の入居者と職員に、消化器症状がある者はいない。 ・I氏は、今朝、あなたが勤務する病院の眼科病棟に入院した。 問.この施設の感染対策の指導として、正しいのはどれか。

    F氏とG氏の部屋のベッド柵やドアノブは、次亜塩素酸ナトリウム液で清拭する。

  • 29

     【事例】  あなたは病院の感染管理認定看護師です、2021年1月15日に近隣の介護老人保健施設から「ノロウイルスによる胃腸炎の入居者が複数いるので、感染対策について指導をしてほしい」と言われました。 この施設で情報収集を行ったところ、以下のことがわかりました。 ・入居者F氏、G氏、H氏の3名に2日前から嘔吐や下痢の症状が出現した。 ・本日3名の便検査を実施したところノロウイルス抗原陽性であった。 ・F氏、G氏は同室(4人室)、H氏は個室である。F氏、G氏はおむつを使用している。 ・H氏の個室にはトイレはなく、介助にて共有トイレを使用している。 ・F氏とG氏と同室であるI氏とJ氏に消化器症状はみられていない。 ・その他の入居者と職員に、消化器症状がある者はいない。 ・I氏は、今朝、あなたが勤務する病院の眼科病棟に入院した。 問.I氏は眼科病棟の個室に入院しており、1月15日に白内障の手術が予定されている。眼科病棟の看護師に指導する内容として、正しいのはどれか。

    I氏の嘔吐や下痢の症状に注意し、スタッフの手指衛生を強化する。

  • 30

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。2021年6月15日、細菌検査室から、ICUに入院している患者K氏の喀痰と血液培養から、薬剤耐性アシネトバクター・バウマニ(Multiple drug-registant Acinetobacter baumannii:MDR-Ab)が検出されたと連絡が入りました。喀痰は、6月12日に気管挿管チューブから吸引して採取したものでした。  ICUを訪問したところ、以下のことがわかりました。 ・K氏は、6月12日に発熱、呼吸不全、意識障害があり、他院で気管挿管され人工呼吸器を装着した状態で、当院のICUに転院となった。 ・K氏は6月12日の胸部X線検査で両肺野に浸潤影が認められ、肺炎と診断された。 ・ICUには2つの個室があるが、K氏はカーテンで仕切られた8床のオープンフロアのベッドに入院していた。 ・6月12日~6月15日までにICUに入室していた患者は15名であった。 問.MDR-Abに関する説明として、正しいのはどれか。

    肺炎、血流感染症、創部感染症など多彩な感染症を引き起こす。

  • 31

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。2021年6月15日、細菌検査室から、ICUに入院している患者K氏の喀痰と血液培養から、薬剤耐性アシネトバクター・バウマニ(Multiple drug-registant Acinetobacter baumannii:MDR-Ab)が検出されたと連絡が入りました。喀痰は、6月12日に気管挿管チューブから吸引して採取したものでした。  ICUを訪問したところ、以下のことがわかりました。 ・K氏は、6月12日に発熱、呼吸不全、意識障害があり、他院で気管挿管され人工呼吸器を装着した状態で、当院のICUに転院となった。 ・K氏は6月12日の胸部X線検査で両肺野に浸潤影が認められ、肺炎と診断された。 ・ICUには2つの個室があるが、K氏はカーテンで仕切られた8床のオープンフロアのベッドに入院していた。 ・6月12日~6月15日までにICUに入室していた患者は15名であった。 問.K氏の対応として、正しいものを2つ選択しなさい。

    個室管理とし、入室時は手袋とガウンを着用する。, 薬剤耐性アシネトバクター感染症として届出をする。

  • 32

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。2021年6月15日、細菌検査室から、ICUに入院している患者K氏の喀痰と血液培養から、薬剤耐性アシネトバクター・バウマニ(Multiple drug-registant Acinetobacter baumannii:MDR-Ab)が検出されたと連絡が入りました。喀痰は、6月12日に気管挿管チューブから吸引して採取したものでした。  ICUを訪問したところ、以下のことがわかりました。 ・K氏は、6月12日に発熱、呼吸不全、意識障害があり、他院で気管挿管され人工呼吸器を装着した状態で、当院のICUに転院となった。 ・K氏は6月12日の胸部X線検査で両肺野に浸潤影が認められ、肺炎と診断された。 ・ICUには2つの個室があるが、K氏はカーテンで仕切られた8床のオープンフロアのベッドに入院していた。 ・6月12日~6月15日までにICUに入室していた患者は15名であった。 問.6月15日の時点でK氏と同時期にICUに入室していた患者15名にスクリーニング検査を行ったところ、1名の患者L氏からMDR-Abが検出されました。L氏は現在もICU入室中で人工呼吸器を装着中であり、肺炎を含む感染症を示唆する所見はありません。 6月15日のスクリーニング検査の結果を受けて、今後あなたが実施する必要があると考える対策として正しいものを2つ選択しなさい。

    K氏とL氏を担当する看護師は、他の患者を担当しないようにする。, ICUで継続的に監視培養を実施する。

  • 33

    【事例】  あなたは病院の感染管理認定看護師です。2021年3月10日、救命救急センターから「昨夜搬送され、入院した患者M氏が結核を発病している可能性がある」と連絡がありました。あなたは以下のような状況を確認しました。 ・搬送時に撮影したM氏の胸部X線上、右肺上葉に異常陰影を認めた。 ・M氏の呼吸状態は悪く、初療室で気管挿管が行われた。 ・現在M氏は、人工呼吸器管理中で救命救急センターの個室に入室している。 ・気管挿管時に提出した喀痰塗抹検査の結果、抗酸菌が陽性(1+)であった。 ・M氏は1か月前から咳をしていたが、病院を受診していなかった。 ・核酸増幅検査(PCR法)の結果は3月12日に判明する予定である。 問.3月10日の状況に基づく判断として、正しいものを2つ選択しなさい。

    核酸増幅検査(PCR法)が陰性であったとしても、偽陰性の可能性を疑う必要がある。, 結核菌の耐性化を避けるため、作用点の異なる抗結核薬を複数組み合わせた多剤併用療法を少なくとも6カ月間継続する必要がある。

  • 34

    【事例】  あなたは病院の感染管理認定看護師です。2021年3月10日、救命救急センターから「昨夜搬送され、入院した患者M氏が結核を発病している可能性がある」と連絡がありました。あなたは以下のような状況を確認しました。 ・搬送時に撮影したM氏の胸部X線上、右肺上葉に異常陰影を認めた。 ・M氏の呼吸状態は悪く、初療室で気管挿管が行われた。 ・現在M氏は、人工呼吸器管理中で救命救急センターの個室に入室している。 ・気管挿管時に提出した喀痰塗抹検査の結果、抗酸菌が陽性(1+)であった。 ・M氏は1か月前から咳をしていたが、病院を受診していなかった。 ・核酸増幅検査(PCR法)の結果は3月12日に判明する予定である。 問.救急センターの職員に対して指導する内容として、正しいのはどれか。

    N95微粒子用マスクの着用のたびに、ユーザーシールチェックを実施する。

  • 35

    【事例】  あなたは病院の感染管理認定看護師です。2021年3月10日、救命救急センターから「昨夜搬送され、入院した患者M氏が結核を発病している可能性がある」と連絡がありました。あなたは以下のような状況を確認しました。 ・搬送時に撮影したM氏の胸部X線上、右肺上葉に異常陰影を認めた。 ・M氏の呼吸状態は悪く、初療室で気管挿管が行われた。 ・現在M氏は、人工呼吸器管理中で救命救急センターの個室に入室している。 ・気管挿管時に提出した喀痰塗抹検査の結果、抗酸菌が陽性(1+)であった。 ・M氏は1か月前から咳をしていたが、病院を受診していなかった。 ・核酸増幅検査(PCR法)の結果は3月12日に判明する予定である。 問.3月12日に核酸増幅検査(PCR法)の結果から結核菌陽性であると判明したため、「感染症法に基づく結核の接触者健康診断の手引き(改訂第5版)」に従い、M氏との接触者に対して健診を行うこととなった、接触者健診に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    M氏の初療を担当した3名は「濃厚接触者」と定義される。, M氏の感染性期間の始期は結核診断日の3ヵ月前とする。

  • 36

    【事例】  あなたは病院の感染管理認定看護師です。2021年4月10日に、細菌検査室から、メタロ-β-ラクタマーゼ産生Enterobacter cloacae(以下MBL-EC)が3階病棟に入院中の患者N氏から検出されたとの報告を受けました。N氏は4人部屋の301号室に入院中で、同室にO氏とP氏がいます。また、この日以前にMBL-ECが検出されたことはありません。2021年4月30日までの間に、さらにO氏と308号室に入院中のQ氏からMBL-ECが検出されました。2021年4月1日から4月30日までの入院患者数は合計300人でした。 問.あなたは3階病棟に勤務する職員に、MBL-ECについて説明することになりました。本菌に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    カルバペネム分解酵素(カルバペネマーゼ)は、IMP型やNDM型を含むメタロ-β-ラクタマーゼと、KPC型やOXA-48型を含むセリン型カルバペネマーゼに大別される。, カルバペネム耐性Enterobacter属菌には、カルバペネマーゼを産生せず、染色体性のクラスC型β-ラクタマーゼ産生と膜の透過性低下により、カルバペネム耐性を示すものが多い。

  • 37

    【事例】  あなたは病院の感染管理認定看護師です。2021年4月10日に、細菌検査室から、メタロ-β-ラクタマーゼ産生Enterobacter cloacae(以下MBL-EC)が3階病棟に入院中の患者N氏から検出されたとの報告を受けました。N氏は4人部屋の301号室に入院中で、同室にO氏とP氏がいます。また、この日以前にMBL-ECが検出されたことはありません。2021年4月30日までの間に、さらにO氏と308号室に入院中のQ氏からMBL-ECが検出されました。2021年4月1日から4月30日までの入院患者数は合計300人でした。 問.N氏からのMBL-EC検出の連絡を受けて、2021年4月10日時点で行う対策として、正しいのはどれか。

    3階病棟に入院中の患者を対象としたMBL-ECのスクリーニング培養検査の実施を提案する。

  • 38

    【事例】  あなたは病院の感染管理認定看護師です。2021年4月10日に、細菌検査室から、メタロ-β-ラクタマーゼ産生Enterobacter cloacae(以下MBL-EC)が3階病棟に入院中の患者N氏から検出されたとの報告を受けました。N氏は4人部屋の301号室に入院中で、同室にO氏とP氏がいます。また、この日以前にMBL-ECが検出されたことはありません。2021年4月30日までの間に、さらにO氏と308号室に入院中のQ氏からMBL-ECが検出されました。2021年4月1日から4月30日までの入院患者数は合計300人でした。 問.あなたの病院では、入院4日目以降に検出された薬剤耐性菌を院内獲得として 判定しています。3階病棟における2021年4月のMBL-EC発生状況に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    MBL-ECの有病率(prevalence rate)は1%である。, 薬剤耐性菌の有病率(prevalence rate)は、耐性菌の伝播の起こりやすさを表す指標である。

  • 39

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。ある日、血液内科病棟の師長から「移植件数が普段より多く、防護環境(移植室)が足りない。ベッド配置をどのようにすればよいか」との相談がありました。当該病棟には防護環境が2床しかありません。あなたが確認したところ、以下のような状況でした。 ・現在防護環境には、20日前に同種造血幹細胞移植を受けたR氏とS氏の2人が入院している。 ・R氏は移植後、移植片対宿主病(GVHD)を発症しており、好中球減少も遷延している。 ・S氏はGVHDの発症はなく、好中球の回復も順調である。 ・翌週からT氏、U氏の2名が移植治療を受ける予定である。 ・T氏は同種造血幹細胞移植、U氏は自家移植を実施する予定である。  問.防護環境に優先的に入室する必要がある患者はだれか。

    R氏とT氏

  • 40

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。ある日、血液内科病棟の師長から「移植件数が普段より多く、防護環境(移植室)が足りない。ベッド配置をどのようにすればよいか」との相談がありました。当該病棟には防護環境が2床しかありません。あなたが確認したところ、以下のような状況でした。 ・現在防護環境には、20日前に同種造血幹細胞移植を受けたR氏とS氏の2人が入院している。 ・R氏は移植後、移植片対宿主病(GVHD)を発症しており、好中球減少も遷延している。 ・S氏はGVHDの発症はなく、好中球の回復も順調である。 ・翌週からT氏、U氏の2名が移植治療を受ける予定である。 ・T氏は同種造血幹細胞移植、U氏は自家移植を実施する予定である。  問.病棟スタッフより、防護環境に入る面会者の基準が曖昧なので、面会基準を見直したいと相談された。防護環境に入室する面会者への指導内容として、正しいのはどれか。

    防護環境内での飲食は禁止する。

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    8問 • 1年前
    秋葉昌人

    問題一覧

  • 1

    エンベロープを有するウイルスを2つ選択しなさい。

    コロナウイルス, インフルエンザウイルス

  • 2

    「カテーテル関連尿路感染の予防のためのCDCガイドライン2009」において、尿道留置カテーテルの適正使用例として、誤っているのはどれか。

    患者が随意的に排尿可能な場合の培養検査の採尿手段

  • 3

    血液曝露に関する説明として、正しいのはどれか。

    B型肝炎ワクチンにより免疫が獲得できなかった看護師が、HBs抗原陽性血液に曝露した場合、曝露後24時間以内に抗HBsヒト免疫グロブリン(HBIG)の投与を行う。

  • 4

    統計学に関する説明として正しいのはどれか。

    入院患者の年齢が正規分布を示していたので代表値として平均値を用いた。

  • 5

    流行性角結膜炎に関する説明として、正しいのはどれか。

    潜伏期は、1~2週間である。

  • 6

    飛沫予防策に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    髄膜炎菌による敗血症に対して、効果的な治療開始後24時間が経過するまで飛沫予防策を実施する。, 百日咳に対して、効果的な治療開始後5日が経過するまで飛沫予防策を実施する。

  • 7

    消化器内視鏡検査に関する説明として、正しいのはどれか。

    消化器内視鏡検査室の室内圧は、廊下や隣接区域に対して等圧とする。

  • 8

    医療従事者のワクチン接種に関する説明として、正しいのはどれか。

    麻疹に未罹患で、ワクチン接種による免疫を獲得する場合は、2回接種が推奨される。

  • 9

    薬剤耐性菌に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    日本において、基質特異性拡張型βラクタマーゼ(ESBL)産生腸管出血性大腸菌感染症が報告されている。, 感染症法において、薬剤耐性緑膿菌感染症とは広域βラクタム剤、アミノ配糖体、フルオロキノロンの3系統の薬剤に対して耐性を示す緑膿菌による感染症と定義されている。

  • 10

    Closridioides difficileに関する説明として、正しいのはどれか。

    毒素検出検査を行うために採取した便検体は、採取後2~8℃で保管する。

  • 11

    感染症法に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    腸管出血性大腸菌感染症は、3類感染症に分類されている。, 鳥インフルエンザ(H5N1)は、2類感染症に分類されている。

  • 12

    小児の感染症に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    RSウイルス感染症の感染経路は、接触感染である。, 咽頭結膜熱(プール熱)は、学校保健安全法で、主要症状が消失した後2日を経過するまで出席停止とされている。

  • 13

    2011年公開の「血管内留置カテーテル関連感染予防のためのCDCガイドライン」において推奨されている対策として、正しいものを2つ選択しなさい。

    中心静脈カテーテル、末梢挿入型中心ライン(PICC)挿入の際は、マキシマル・バリア・プリコーションを行う。, カテーテル挿入部位の被覆は、滅菌ガーゼまたは滅菌フィルムドレッシング材を使用する。

  • 14

    薬剤耐性機構に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    緑膿菌は、外膜の透過性が低いことや薬剤排出ポンプを複数持つことにより、多くの抗菌薬に自然耐性を示す。, βラクタマーゼは、βラクタム環を加水分解する酵素である。

  • 15

    微生物検査のための検体採取方法に関する説明として、正しいのはどれか。

    抗菌薬投与中の血液培養検体を採取する場合は、血中濃度が最も低い時期に行う。

  • 16

    手術部位感染予防策として、正しいのはどれか。

    一次閉鎖した切開創は、術後24~48時間、滅菌された被覆材で保護する。

  • 17

    血液透析室における感染予防策に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    HBs抗原陽性の患者を個室管理できない場合は、隣にHBs抗体陽性の患者を配置する。, インフルエンザ患者に接触した血液透析患者には、抗インフルエンザ薬の予防投与を行う。

  • 18

    消毒薬の適応に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    腸管出血性大腸菌O-157感染症患者が使用した便座は、アルコールで清拭する。, 流行性角結膜炎患者に使用したスリーミラーレンズ(拡大鏡)は、洗浄後に0.1%(1,000ppm)次亜塩素酸ナトリウム溶液に30分間浸漬する。

  • 19

    疫学に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    迅速検査の感度が90%とは、疾患を持つ人の10%が陰性と判定される可能性があることを意味する。, 致命率は、特定の疾患により死亡するリスクを表す指標である。

  • 20

    アスペルギルス症対策に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    粉塵の飛散が予想される改修工事を行う病棟では、工事期間中は、移植患者など侵襲性アスペルギルス症のリスクが高い患者の入院を制限する。, 工事の際に行うインフェクション・コントロール・リスクアセスメント(Infection Control Risk Assessment)とは、工事内容と工事区域に応じた感染リスクを評価し、求められる対策を明らかにする活動である。

  • 21

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。1月10日に地域の高齢者施設から「複数の入所者がインフルエンザを発症し、職員の中にも体調不良の者がいる。指示を仰ぎたい。」と連絡がありました。あなたが施設を訪問すると以下のことがわかりました。 ・入所者のA氏とB氏が1月6日に外泊から戻った際、1月7日から発熱し、1月8日にインフルエンザと診断された。 ・A氏とB氏の同室のC氏が1月8日に発熱し、インフルエンザと診断された。 ・個室のD氏は1月9日の夜に37.8℃の発熱があり、本日検査したがインフルエンザは陰性であった。 ・1月8日から勤務している職員のE氏が本日出勤してきたが、昼頃より体調不良となり帰宅した。 ・施設の入所者は20名で、通所サービスで毎日15名を受け入れている。 問.1月10日の時点で入所者に行う対策として正しいのはどれか。

    A氏、B 氏、C氏は同室のままとし、食事は室内とし集合イベントへの参加は控える。

  • 22

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。1月10日に地域の高齢者施設から「複数の入所者がインフルエンザを発症し、職員の中にも体調不良の者がいる。指示を仰ぎたい。」と連絡がありました。あなたが施設を訪問すると以下のことがわかりました。 ・入所者のA氏とB氏が1月6日に外泊から戻った際、1月7日から発熱し、1月8日にインフルエンザと診断された。 ・A氏とB氏の同室のC氏が1月8日に発熱し、インフルエンザと診断された。 ・個室のD氏は1月9日の夜に37.8℃の発熱があり、本日検査したがインフルエンザは陰性であった。 ・1月8日から勤務している職員のE氏が本日出勤してきたが、昼頃より体調不良となり帰宅した。 ・施設の入所者は20名で、通所サービスで毎日15名を受け入れている。 問.この高齢者施設の対策として、正しいものを2つ選択しなさい。

    入所者、通所者、面会者や職員などすべての人の手指衛生を強化する。, 通所者は利用前に必ず検温や体調の確認を行い、発熱がある人のサービス利用は断る。

  • 23

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。1月10日に地域の高齢者施設から「複数の入所者がインフルエンザを発症し、職員の中にも体調不良の者がいる。指示を仰ぎたい。」と連絡がありました。あなたが施設を訪問すると以下のことがわかりました。 ・入所者のA氏とB氏が1月6日に外泊から戻った際、1月7日から発熱し、1月8日にインフルエンザと診断された。 ・A氏とB氏の同室のC氏が1月8日に発熱し、インフルエンザと診断された。 ・個室のD氏は1月9日の夜に37.8℃の発熱があり、本日検査したがインフルエンザは陰性であった。 ・1月8日から勤務している職員のE氏が本日出勤してきたが、昼頃より体調不良となり帰宅した。 ・施設の入所者は20名で、通所サービスで毎日15名を受け入れている。 問.この高齢者施設の職員に対する対策として、正しいものを2つ選択しなさい。

    職員のインフルエンザ様症状の有無を確認する。, A氏、B氏、C氏のケアを担当した職員に対し、抗ウイルス薬の予防投与を検討する。

  • 24

    【事例】  あなたの勤務する病院では、集中治療室(ICU)において尿道カテーテル関連尿路感染(CAUTI)サーベイランスを実施しています。2021年度の結果は表1の通りでした。また、表1の結果を表2・表3のベンチマークと比較しました。 問.表1の(a)に当てはまる数値として、正しいのはどれか。

    5.4

  • 25

    【事例】  あなたの勤務する病院では、集中治療室(ICU)において尿道カテーテル関連尿路感染(CAUTI)サーベイランスを実施しています。2021年度の結果は表1の通りでした。また、表1の結果を表2・表3のベンチマークと比較しました。 問.表1の(b)に当てはまる数値として、正しいのはどれか。

    0.4

  • 26

    【事例】  あなたの勤務する病院では、集中治療室(ICU)において尿道カテーテル関連尿路感染(CAUTI)サーベイランスを実施しています。2021年度の結果は表1の通りでした。また、表1の結果を表2・表3のベンチマークと比較しました。 問.表1のデータを表2・表3のベンチマークデータと比較した結果に関する説明として、正しいのはどれか。

    感染率が高く尿道カテーテル使用比が低いことから、尿道カテーテル使用に不慣れと考え、挿入手技や管理方法の見直し、感染対策を振り返る必要がある。

  • 27

     【事例】  あなたは病院の感染管理認定看護師です、2021年1月15日に近隣の介護老人保健施設から「ノロウイルスによる胃腸炎の入居者が複数いるので、感染対策について指導をしてほしい」と言われました。 この施設で情報収集を行ったところ、以下のことがわかりました。 ・入居者F氏、G氏、H氏の3名に2日前から嘔吐や下痢の症状が出現した。 ・本日3名の便検査を実施したところノロウイルス抗原陽性であった。 ・F氏、G氏は同室(4人室)、H氏は個室である。F氏、G氏はおむつを使用している。 ・H氏の個室にはトイレはなく、介助にて共有トイレを使用している。 ・F氏とG氏と同室であるI氏とJ氏に消化器症状はみられていない。 ・その他の入居者と職員に、消化器症状がある者はいない。 ・I氏は、今朝、あなたが勤務する病院の眼科病棟に入院した。 問.ノロウイルス感染症に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    効果のある抗ウイルス薬はない。, 感染力は強く、100コピー程度の接種でも感染する。

  • 28

     【事例】  あなたは病院の感染管理認定看護師です、2021年1月15日に近隣の介護老人保健施設から「ノロウイルスによる胃腸炎の入居者が複数いるので、感染対策について指導をしてほしい」と言われました。 この施設で情報収集を行ったところ、以下のことがわかりました。 ・入居者F氏、G氏、H氏の3名に2日前から嘔吐や下痢の症状が出現した。 ・本日3名の便検査を実施したところノロウイルス抗原陽性であった。 ・F氏、G氏は同室(4人室)、H氏は個室である。F氏、G氏はおむつを使用している。 ・H氏の個室にはトイレはなく、介助にて共有トイレを使用している。 ・F氏とG氏と同室であるI氏とJ氏に消化器症状はみられていない。 ・その他の入居者と職員に、消化器症状がある者はいない。 ・I氏は、今朝、あなたが勤務する病院の眼科病棟に入院した。 問.この施設の感染対策の指導として、正しいのはどれか。

    F氏とG氏の部屋のベッド柵やドアノブは、次亜塩素酸ナトリウム液で清拭する。

  • 29

     【事例】  あなたは病院の感染管理認定看護師です、2021年1月15日に近隣の介護老人保健施設から「ノロウイルスによる胃腸炎の入居者が複数いるので、感染対策について指導をしてほしい」と言われました。 この施設で情報収集を行ったところ、以下のことがわかりました。 ・入居者F氏、G氏、H氏の3名に2日前から嘔吐や下痢の症状が出現した。 ・本日3名の便検査を実施したところノロウイルス抗原陽性であった。 ・F氏、G氏は同室(4人室)、H氏は個室である。F氏、G氏はおむつを使用している。 ・H氏の個室にはトイレはなく、介助にて共有トイレを使用している。 ・F氏とG氏と同室であるI氏とJ氏に消化器症状はみられていない。 ・その他の入居者と職員に、消化器症状がある者はいない。 ・I氏は、今朝、あなたが勤務する病院の眼科病棟に入院した。 問.I氏は眼科病棟の個室に入院しており、1月15日に白内障の手術が予定されている。眼科病棟の看護師に指導する内容として、正しいのはどれか。

    I氏の嘔吐や下痢の症状に注意し、スタッフの手指衛生を強化する。

  • 30

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。2021年6月15日、細菌検査室から、ICUに入院している患者K氏の喀痰と血液培養から、薬剤耐性アシネトバクター・バウマニ(Multiple drug-registant Acinetobacter baumannii:MDR-Ab)が検出されたと連絡が入りました。喀痰は、6月12日に気管挿管チューブから吸引して採取したものでした。  ICUを訪問したところ、以下のことがわかりました。 ・K氏は、6月12日に発熱、呼吸不全、意識障害があり、他院で気管挿管され人工呼吸器を装着した状態で、当院のICUに転院となった。 ・K氏は6月12日の胸部X線検査で両肺野に浸潤影が認められ、肺炎と診断された。 ・ICUには2つの個室があるが、K氏はカーテンで仕切られた8床のオープンフロアのベッドに入院していた。 ・6月12日~6月15日までにICUに入室していた患者は15名であった。 問.MDR-Abに関する説明として、正しいのはどれか。

    肺炎、血流感染症、創部感染症など多彩な感染症を引き起こす。

  • 31

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。2021年6月15日、細菌検査室から、ICUに入院している患者K氏の喀痰と血液培養から、薬剤耐性アシネトバクター・バウマニ(Multiple drug-registant Acinetobacter baumannii:MDR-Ab)が検出されたと連絡が入りました。喀痰は、6月12日に気管挿管チューブから吸引して採取したものでした。  ICUを訪問したところ、以下のことがわかりました。 ・K氏は、6月12日に発熱、呼吸不全、意識障害があり、他院で気管挿管され人工呼吸器を装着した状態で、当院のICUに転院となった。 ・K氏は6月12日の胸部X線検査で両肺野に浸潤影が認められ、肺炎と診断された。 ・ICUには2つの個室があるが、K氏はカーテンで仕切られた8床のオープンフロアのベッドに入院していた。 ・6月12日~6月15日までにICUに入室していた患者は15名であった。 問.K氏の対応として、正しいものを2つ選択しなさい。

    個室管理とし、入室時は手袋とガウンを着用する。, 薬剤耐性アシネトバクター感染症として届出をする。

  • 32

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。2021年6月15日、細菌検査室から、ICUに入院している患者K氏の喀痰と血液培養から、薬剤耐性アシネトバクター・バウマニ(Multiple drug-registant Acinetobacter baumannii:MDR-Ab)が検出されたと連絡が入りました。喀痰は、6月12日に気管挿管チューブから吸引して採取したものでした。  ICUを訪問したところ、以下のことがわかりました。 ・K氏は、6月12日に発熱、呼吸不全、意識障害があり、他院で気管挿管され人工呼吸器を装着した状態で、当院のICUに転院となった。 ・K氏は6月12日の胸部X線検査で両肺野に浸潤影が認められ、肺炎と診断された。 ・ICUには2つの個室があるが、K氏はカーテンで仕切られた8床のオープンフロアのベッドに入院していた。 ・6月12日~6月15日までにICUに入室していた患者は15名であった。 問.6月15日の時点でK氏と同時期にICUに入室していた患者15名にスクリーニング検査を行ったところ、1名の患者L氏からMDR-Abが検出されました。L氏は現在もICU入室中で人工呼吸器を装着中であり、肺炎を含む感染症を示唆する所見はありません。 6月15日のスクリーニング検査の結果を受けて、今後あなたが実施する必要があると考える対策として正しいものを2つ選択しなさい。

    K氏とL氏を担当する看護師は、他の患者を担当しないようにする。, ICUで継続的に監視培養を実施する。

  • 33

    【事例】  あなたは病院の感染管理認定看護師です。2021年3月10日、救命救急センターから「昨夜搬送され、入院した患者M氏が結核を発病している可能性がある」と連絡がありました。あなたは以下のような状況を確認しました。 ・搬送時に撮影したM氏の胸部X線上、右肺上葉に異常陰影を認めた。 ・M氏の呼吸状態は悪く、初療室で気管挿管が行われた。 ・現在M氏は、人工呼吸器管理中で救命救急センターの個室に入室している。 ・気管挿管時に提出した喀痰塗抹検査の結果、抗酸菌が陽性(1+)であった。 ・M氏は1か月前から咳をしていたが、病院を受診していなかった。 ・核酸増幅検査(PCR法)の結果は3月12日に判明する予定である。 問.3月10日の状況に基づく判断として、正しいものを2つ選択しなさい。

    核酸増幅検査(PCR法)が陰性であったとしても、偽陰性の可能性を疑う必要がある。, 結核菌の耐性化を避けるため、作用点の異なる抗結核薬を複数組み合わせた多剤併用療法を少なくとも6カ月間継続する必要がある。

  • 34

    【事例】  あなたは病院の感染管理認定看護師です。2021年3月10日、救命救急センターから「昨夜搬送され、入院した患者M氏が結核を発病している可能性がある」と連絡がありました。あなたは以下のような状況を確認しました。 ・搬送時に撮影したM氏の胸部X線上、右肺上葉に異常陰影を認めた。 ・M氏の呼吸状態は悪く、初療室で気管挿管が行われた。 ・現在M氏は、人工呼吸器管理中で救命救急センターの個室に入室している。 ・気管挿管時に提出した喀痰塗抹検査の結果、抗酸菌が陽性(1+)であった。 ・M氏は1か月前から咳をしていたが、病院を受診していなかった。 ・核酸増幅検査(PCR法)の結果は3月12日に判明する予定である。 問.救急センターの職員に対して指導する内容として、正しいのはどれか。

    N95微粒子用マスクの着用のたびに、ユーザーシールチェックを実施する。

  • 35

    【事例】  あなたは病院の感染管理認定看護師です。2021年3月10日、救命救急センターから「昨夜搬送され、入院した患者M氏が結核を発病している可能性がある」と連絡がありました。あなたは以下のような状況を確認しました。 ・搬送時に撮影したM氏の胸部X線上、右肺上葉に異常陰影を認めた。 ・M氏の呼吸状態は悪く、初療室で気管挿管が行われた。 ・現在M氏は、人工呼吸器管理中で救命救急センターの個室に入室している。 ・気管挿管時に提出した喀痰塗抹検査の結果、抗酸菌が陽性(1+)であった。 ・M氏は1か月前から咳をしていたが、病院を受診していなかった。 ・核酸増幅検査(PCR法)の結果は3月12日に判明する予定である。 問.3月12日に核酸増幅検査(PCR法)の結果から結核菌陽性であると判明したため、「感染症法に基づく結核の接触者健康診断の手引き(改訂第5版)」に従い、M氏との接触者に対して健診を行うこととなった、接触者健診に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    M氏の初療を担当した3名は「濃厚接触者」と定義される。, M氏の感染性期間の始期は結核診断日の3ヵ月前とする。

  • 36

    【事例】  あなたは病院の感染管理認定看護師です。2021年4月10日に、細菌検査室から、メタロ-β-ラクタマーゼ産生Enterobacter cloacae(以下MBL-EC)が3階病棟に入院中の患者N氏から検出されたとの報告を受けました。N氏は4人部屋の301号室に入院中で、同室にO氏とP氏がいます。また、この日以前にMBL-ECが検出されたことはありません。2021年4月30日までの間に、さらにO氏と308号室に入院中のQ氏からMBL-ECが検出されました。2021年4月1日から4月30日までの入院患者数は合計300人でした。 問.あなたは3階病棟に勤務する職員に、MBL-ECについて説明することになりました。本菌に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    カルバペネム分解酵素(カルバペネマーゼ)は、IMP型やNDM型を含むメタロ-β-ラクタマーゼと、KPC型やOXA-48型を含むセリン型カルバペネマーゼに大別される。, カルバペネム耐性Enterobacter属菌には、カルバペネマーゼを産生せず、染色体性のクラスC型β-ラクタマーゼ産生と膜の透過性低下により、カルバペネム耐性を示すものが多い。

  • 37

    【事例】  あなたは病院の感染管理認定看護師です。2021年4月10日に、細菌検査室から、メタロ-β-ラクタマーゼ産生Enterobacter cloacae(以下MBL-EC)が3階病棟に入院中の患者N氏から検出されたとの報告を受けました。N氏は4人部屋の301号室に入院中で、同室にO氏とP氏がいます。また、この日以前にMBL-ECが検出されたことはありません。2021年4月30日までの間に、さらにO氏と308号室に入院中のQ氏からMBL-ECが検出されました。2021年4月1日から4月30日までの入院患者数は合計300人でした。 問.N氏からのMBL-EC検出の連絡を受けて、2021年4月10日時点で行う対策として、正しいのはどれか。

    3階病棟に入院中の患者を対象としたMBL-ECのスクリーニング培養検査の実施を提案する。

  • 38

    【事例】  あなたは病院の感染管理認定看護師です。2021年4月10日に、細菌検査室から、メタロ-β-ラクタマーゼ産生Enterobacter cloacae(以下MBL-EC)が3階病棟に入院中の患者N氏から検出されたとの報告を受けました。N氏は4人部屋の301号室に入院中で、同室にO氏とP氏がいます。また、この日以前にMBL-ECが検出されたことはありません。2021年4月30日までの間に、さらにO氏と308号室に入院中のQ氏からMBL-ECが検出されました。2021年4月1日から4月30日までの入院患者数は合計300人でした。 問.あなたの病院では、入院4日目以降に検出された薬剤耐性菌を院内獲得として 判定しています。3階病棟における2021年4月のMBL-EC発生状況に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    MBL-ECの有病率(prevalence rate)は1%である。, 薬剤耐性菌の有病率(prevalence rate)は、耐性菌の伝播の起こりやすさを表す指標である。

  • 39

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。ある日、血液内科病棟の師長から「移植件数が普段より多く、防護環境(移植室)が足りない。ベッド配置をどのようにすればよいか」との相談がありました。当該病棟には防護環境が2床しかありません。あなたが確認したところ、以下のような状況でした。 ・現在防護環境には、20日前に同種造血幹細胞移植を受けたR氏とS氏の2人が入院している。 ・R氏は移植後、移植片対宿主病(GVHD)を発症しており、好中球減少も遷延している。 ・S氏はGVHDの発症はなく、好中球の回復も順調である。 ・翌週からT氏、U氏の2名が移植治療を受ける予定である。 ・T氏は同種造血幹細胞移植、U氏は自家移植を実施する予定である。  問.防護環境に優先的に入室する必要がある患者はだれか。

    R氏とT氏

  • 40

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。ある日、血液内科病棟の師長から「移植件数が普段より多く、防護環境(移植室)が足りない。ベッド配置をどのようにすればよいか」との相談がありました。当該病棟には防護環境が2床しかありません。あなたが確認したところ、以下のような状況でした。 ・現在防護環境には、20日前に同種造血幹細胞移植を受けたR氏とS氏の2人が入院している。 ・R氏は移植後、移植片対宿主病(GVHD)を発症しており、好中球減少も遷延している。 ・S氏はGVHDの発症はなく、好中球の回復も順調である。 ・翌週からT氏、U氏の2名が移植治療を受ける予定である。 ・T氏は同種造血幹細胞移植、U氏は自家移植を実施する予定である。  問.病棟スタッフより、防護環境に入る面会者の基準が曖昧なので、面会基準を見直したいと相談された。防護環境に入室する面会者への指導内容として、正しいのはどれか。

    防護環境内での飲食は禁止する。