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第23回(2015年)感染管理認定看護師 認定審査
40問 • 1年前
  • 秋葉昌人
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    問題一覧

  • 1

    飛沫予防策に関する説明で正しいのはどれか。

    A群溶血性レンサ球菌による肺炎には、効果的な抗菌薬による治療開始後24時間が経過するまで飛沫予防策を実施する。

  • 2

    感染管理の関係法規に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    予防接種法において、高齢者への肺炎球菌ワクチンは定期接種に分類されている。, 学校保健安全法において、インフルエンザに罹患した場合の出席停止期間は、発症した後5日を経過し、且つ、解熱した後2日を経過するまでである。

  • 3

    感染症に関する説明で正しいのはどれか。

    イベルメクチンは疥癬の治療薬である。

  • 4

    手術部位感染予防に有効性が認められている対策で正しいものを2つ選択しなさい。

    手術前の除毛は、切開部あるいは周辺の毛が手術の邪魔になる場合を除き、行わない。, 開胸手術を受ける患者にはMRSAのスクリーニング検査を行い、陽性の場合は除菌を行う。

  • 5

    最近培養検査の検体採取で正しいのはどれか。

    喀痰の肉眼的品質評価Miller&Jonesの分類でM1に該当する喀痰検体は、検査に適さない。

  • 6

    微生物に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    Campylobacter jejuniに感染後、1~3週間でギランバレー症候群を発症することがある。, アデノウイルスは、感染性胃腸炎を引き起こすことがある。

  • 7

    母乳に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    搾母乳を哺乳瓶に移し替える作業では、新生児ごとに手袋を交換する。, HTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス1型)は母乳を介して感染することがある。

  • 8

    消毒薬に関する説明で正しい組み合わせはどれか。

    ポピドンヨードは、頻回もしくは広範囲に使用すると、甲状腺代謝異常を示すことがある。, 濃度の表示でppmとは、百万分量単位中の絶対数で、次亜塩素酸ナトリウムの10%溶液は100,000ppmに相当する。

  • 9

    疫学指標に関する説明で正しいのはどれか。

    2014年12月10日に開催された忘年会の参加者のうち、生ガキを食べてノロウイルス感染症に罹患した人の割合は、発病率attack rateの一例である。

  • 10

    ファシリティ・マネジメントに関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    環境省「廃棄物処理法に基づく感染性廃棄物処理マニュアル」によると、輸液セットの輸液ボトル側の針は、感染性廃棄物と同等の扱いをする。, 空気感染隔離室の空気は、HEPAフィルターを通して循環させる。

  • 11

    検査や疾患定義の妥当性に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    インフルエンザ様症状のある患者に、特異度100%のインフルエンザ迅速検査を実施して「陽性」の結果が出た場合、この患者がインフルエンザである可能性は高いと判断できる。, HIVの有病率が低い人口集団において、感度99%、特異度99%のHIVスクリーニング検査を行った場合、有病率が高い人口集団に比べて、陽性的中率は低下する。

  • 12

    内視鏡の管理に関する説明で正しいのはどれか。

    1日の検査終了後に、スコープの吸引・鉗子チャンネルにアルコールフラッシュを行う。

  • 13

    耐性菌に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    感染症法において、メロペネム耐性の腸内細菌科細菌による感染症は、届出が必要である。, メタロβラクタマーゼを産生する薬剤耐性緑膿菌の耐性遺伝子は、プラスミド上に存在する。

  • 14

    ワクチンに関する説明で正しいのはどれか。

    風疹ワクチン接種後にB型肝炎ワクチンを接種する場合は、間隔を空ける必要はない。

  • 15

    感染症に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    MERS(中東呼吸器症候群)コロナウイルスは、ヒトコブラクダが保有しているといわれ、ヒトコブラクダとの濃厚接触が感染リスクと考えられている。, エボラウイルスの消毒には、消毒用エタノールが有効である。

  • 16

    滅菌に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    ボウィー・ディックテストは、高圧蒸気滅菌機内の空気除去が確実に行われ、かつ適正な滅菌用蒸気が供給されたことをモニタリングする試験方法である。, 日本医療機器学会の「医療現場における滅菌保障のガイドライン2010」によると、インプラント(生体植え込み器具)の滅菌をする際は、生物学的インジケーターを毎回使用し、陰性の結果を確認後に払い出すよう推奨している。

  • 17

    近年発表されたランダム化比較試験やシステマティックレビュー等のエビデンスレベルが高い研究において、効果が認められている医療関連感染予防策はどれか。

    手術部位感染予防を目的として、周術期の低体温を予防する。

  • 18

    免疫に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    Hbs抗体陽性、HBs抗原陰性、Hbc抗体陽性患者が免疫不全に陥った場合、B型肝炎ウイルスが再活発化することがある。, 全身性炎症反応症候群(Sysemic inflammatory response syndrome:SIRS)とは、炎症性サイトカインや炎症性脂質メディエーターによる全身性の急性炎症反応であり、感染症により引き起こされるSIRSを敗血症という。

  • 19

    血液透析における感染予防策で正しいものを2つ選択しなさい。

    透析室ではベッド間隔を1m以上とし、原則としてB型肝炎、C型肝炎感染症のある患者と隣接しないように配置する。, 新たにB型肝炎ウイルスによる感染が起きていないことを確かめる目的で、HBs抗原、HBs抗体、HBc抗体の検査を年2回以上定期的に行う。

  • 20

    HIV感染症で正しいものを2つ選択しなさい。

    ニューモシスチス肺炎は、後天性免疫不全症候群(AIDS)と診断するための指標疾患の1つである。, 曝露後の予防として行う抗HIV薬の投与期間は、通常4週間である。

  • 21

    MDR-Abに関する説明で正しいのはどれか。

    血流感染症や創部感染症など多彩な感染症を引き起こすが、肺炎が最も多い。

  • 22

    事例 あなたはA病院の感染管理看護師です。2015年4月22日、細菌検査室から、ICUに入院している患者B氏の喀痰から、多剤耐性アシネトバクター・バウマニ(Multiple Drug-Resistant Acinetobacter baumannii:MDR-Ab)とメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(Methicillin-Resistant Staphylococcus Aureus:MRSA)が検出されたと連絡が入りました。喀痰は4月17日に気管から吸引して採取したものです。 ICUを訪問したところ、以下の事項がわかりました。 ・B氏は4月17日に発熱、呼吸不全、意識障害で他院からICUに転院してきた患者で、気管挿管され、人工呼吸器を装着中である。 ・B氏は胸部X線検査で両肺野に浸潤影が認められ、肺炎と診断されている。 ・4月17日~4月22日までにICUに入室していた患者は10名で、そのうち4名はすでに一般病棟に転棟している。 あなたは細菌検査室からの連絡を受けて、B氏を個室管理することにしました。ただし、ICU内には個室がないため、2床室を個室として利用することになりました。また、B氏に対して、標準予防策に加え接触予防策を開始することにしました。 問.B氏に対して実施する接触予防策で正しいものを2つ選択しなさい。

    B氏の皮膚やB氏に近い環境表面は、手袋を着用した手で触れる。, 血圧計や聴診器は、B氏専用とする。

  • 23

    事例 あなたはA病院の感染管理看護師です。2015年4月22日、細菌検査室から、ICUに入院している患者B氏の喀痰から、多剤耐性アシネトバクター・バウマニ(Multiple Drug-Resistant Acinetobacter baumannii:MDR-Ab)とメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(Methicillin-Resistant Staphylococcus Aureus:MRSA)が検出されたと連絡が入りました。喀痰は4月17日に気管から吸引して採取したものです。 ICUを訪問したところ、以下の事項がわかりました。 ・B氏は4月17日に発熱、呼吸不全、意識障害で他院からICUに転院してきた患者で、気管挿管され、人工呼吸器を装着中である。 ・B氏は胸部X線検査で両肺野に浸潤影が認められ、肺炎と診断されている。 ・4月17日~4月22日までにICUに入室していた患者は10名で、そのうち4名はすでに一般病棟に転棟している。 あなたは細菌検査室からの連絡を受けて、B氏を個室管理することにしました。ただし、ICU内には個室がないため、2床室を個室として利用することになりました。また、B氏に対して、標準予防策に加え接触予防策を開始することにしました。 問.あなたは2015年4月22日時点でICUに入院中の患者に保菌調査を行いました。その結果、人工呼吸器を装着中の患者C氏の喀痰からMDR-Abが検出されました。ICUで実施する必要がある感染予防策で正しいものを2つ選択しなさい。

    保菌調査の対象を拡大し、B氏がICUに入室した日以降にICUに入室歴のある患者全員に実施する。, B氏が2床室に転室する前に入室していたエリアは、環境消毒するとともにカーテンを交換する。

  • 24

    事例 あなたは、D病院の感染管理看護師です。ある日、産科病棟のE看護師から、妊娠39週の患者F氏の採血に使用した針を針捨て容器に捨てようとしたところ、その針で指を刺してしまったと連絡がありました。あなたが状況を確認すると以下の事項がわかりました。 ・F氏は1カ月前に行った血液検査の結果、HBs抗原陽性、HCV抗体陽性、HIV抗体陰性であった。 ・採血針には多量の血液が付着していた。 ・E看護師は針を指に深く刺し、出血を認めた。 ・E看護師はB型肝炎ワクチンの接種を1シリーズ(3回)終了した後にHBs抗体が産生されなかったため、2シリーズ目を3カ月前に終了していたが、その後のHBs抗体検査は実施していなかった。 問.E看護師のHBs抗体検査を実施したところ、HBs抗体価は5mlU/mlでした。E看護師に対して行う必要があるB型肝炎の予防策で正しいのはどれか。

    抗HBsヒト免疫グロブリン(HBIG)を投与し、1カ月後に再度HBIGを投与する。

  • 25

    事例 あなたは、D病院の感染管理看護師です。ある日、産科病棟のE看護師から、妊娠39週の患者F氏の採血に使用した針を針捨て容器に捨てようとしたところ、その針で指を刺してしまったと連絡がありました。あなたが状況を確認すると以下の事項がわかりました。 ・F氏は1カ月前に行った血液検査の結果、HBs抗原陽性、HCV抗体陽性、HIV抗体陰性であった。 ・採血針には多量の血液が付着していた。 ・E看護師は針を指に深く刺し、出血を認めた。 ・E看護師はB型肝炎ワクチンの接種を1シリーズ(3回)終了した後にHBs抗体が産生されなかったため、2シリーズ目を3カ月前に終了していたが、その後のHBs抗体検査は実施していなかった。 E看護師のHCV抗体検査を実施したところ、HCV抗体は陰性でした。E看護師への対応で正しいのはどれか。

    HCV抗体またはHCV-RNAの追跡調査を行う。

  • 26

    事例 あなたは、D病院の感染管理看護師です。ある日、産科病棟のE看護師から、妊娠39週の患者F氏の採血に使用した針を針捨て容器に捨てようとしたところ、その針で指を刺してしまったと連絡がありました。あなたが状況を確認すると以下の事項がわかりました。 ・F氏は1カ月前に行った血液検査の結果、HBs抗原陽性、HCV抗体陽性、HIV抗体陰性であった。 ・採血針には多量の血液が付着していた。 ・E看護師は針を指に深く刺し、出血を認めた。 ・E看護師はB型肝炎ワクチンの接種を1シリーズ(3回)終了した後にHBs抗体が産生されなかったため、2シリーズ目を3カ月前に終了していたが、その後のHBs抗体検査は実施していなかった。 問.F氏から出生する児に対して行うB型肝炎感染予防策に関する説明で正しいのはどれか。

    HBIGおよびB型肝炎ワクチンを出生後できるだけ早期に投与し、さらに生後1カ月と生後6か月の時点でB型肝炎ワクチンを投与する。

  • 27

    事例 あなたはG病院の感染管理看護師です。G病院では、2013年度から集中治療室(ICU)の入室患者を対象に中心ライン関連血流感染(CLABSI)サーベイランスを実施しています。サーベイランスから得られた2013年度と2014年度のデータは表の通りです。また、あなたは表1のデータを日本環境感染学会のサマリーデータと比較することにしました。 問.CLABSIサーベイランスから得られるデータの精度を高める方法で正しいのはどれか。

    CLABSI発生件数は、一般に公開され、広く使われている疾患定義に基づいて明らかにする。

  • 28

    事例 あなたはG病院の感染管理看護師です。G病院では、2013年度から集中治療室(ICU)の入室患者を対象に中心ライン関連血流感染(CLABSI)サーベイランスを実施しています。サーベイランスから得られた2013年度と2014年度のデータは表の通りです。また、あなたは表1のデータを日本環境感染学会のサマリーデータと比較することにしました。 問.表1のデータから、2013年度における1,000中心ライン使用日数あたりのCLABSI発生件数で正しいのはどれか。

    8.0

  • 29

    事例 あなたはG病院の感染管理看護師です。G病院では、2013年度から集中治療室(ICU)の入室患者を対象に中心ライン関連血流感染(CLABSI)サーベイランスを実施しています。サーベイランスから得られた2013年度と2014年度のデータは表の通りです。また、あなたは表1のデータを日本環境感染学会のサマリーデータと比較することにしました。 問.表1および表2のデータから得られる情報で正しいものを2つ選択しなさい。

    G病院のICUにおける2014年度のCLABSI発生密度率は、前年度から50%減少した。, G病院のICUにおける2013年度の中心ライン使用比は、JHAIS委員会サマリーデータの90パーセンタイル値を超えていたが、2014年度には中央値付近まで減少した。

  • 30

    事例 あなたはH病院の感染管理看護師です。10月20日、J病棟の看護師から、中心ライン関連血流感染と尿道カテーテル関連尿路感染を疑う関jyがそれぞれ1名発生したので、これらの感染症の予防策について指導してほしいと依頼がありました。患者について情報収集を行ったところ、以下の事項がわかりました。 K氏:10月2日、栄養管理のため右大腿静脈から中心静脈カテーテルを挿入した。挿入10日目にあたる10月11日から38.0℃の発熱を認めた。発熱当日に血液培養検査を実施したところ、Escherichia coliが検出された。カテーテル刺入部を覆う滅菌フィルムドレッシングは2週間ごとに交換し、その際の皮膚消毒には0.02%クロルヘキシジングルコン酸塩液を使用している。刺入部に発赤、腫脹はなく、浸出液も見られない。挿入後、カテーテルの交換は行っていない。 L氏:10月5日、失禁が続いていたため尿道カテーテルを挿入した。挿入7日目にあたる10月11日から38.5℃の発熱があり、尿混濁を認めた。尿一般検査と尿培養検査を行ったところ、白血球を多数認め、Pseudomonas aeruginosaが検出された。採尿バッグは常に膀胱と同じ高さに固定されており、採尿バッグ内には汚染が見られた。 問.あなたはJ病棟の看護師にK氏の中心静脈カテーテルの管理について指導を行うことにしました。指導内容で正しいものを2つ選択しなさい。

    皮膚消毒には、0.5%を超える濃度のクロルヘキシジングルコン酸塩含有アルコール製剤を使用する。, 滅菌フィルムドレッシングは汚れや緩みがない限り、少なくとも7日毎に交換すればよい。

  • 31

    事例 あなたはH病院の感染管理看護師です。10月20日、J病棟の看護師から、中心ライン関連血流感染と尿道カテーテル関連尿路感染を疑う関jyがそれぞれ1名発生したので、これらの感染症の予防策について指導してほしいと依頼がありました。患者について情報収集を行ったところ、以下の事項がわかりました。 K氏:10月2日、栄養管理のため右大腿静脈から中心静脈カテーテルを挿入した。挿入10日目にあたる10月11日から38.0℃の発熱を認めた。発熱当日に血液培養検査を実施したところ、Escherichia coliが検出された。カテーテル刺入部を覆う滅菌フィルムドレッシングは2週間ごとに交換し、その際の皮膚消毒には0.02%クロルヘキシジングルコン酸塩液を使用している。刺入部に発赤、腫脹はなく、浸出液も見られない。挿入後、カテーテルの交換は行っていない。 L氏:10月5日、失禁が続いていたため尿道カテーテルを挿入した。挿入7日目にあたる10月11日から38.5℃の発熱があり、尿混濁を認めた。尿一般検査と尿培養検査を行ったところ、白血球を多数認め、Pseudomonas aeruginosaが検出された。採尿バッグは常に膀胱と同じ高さに固定されており、採尿バッグ内には汚染が見られた。 問.あなたはJ病棟の看護師にL氏の尿道カテーテル管理について指導を行うことにしました。指導内容で正しいものを2つ選択しなさい。

    尿道カテーテルを抜去し、おむつの使用または間欠的導尿を行う。, 採尿バッグは常に膀胱より低く、床に触れないように固定する。

  • 32

    事例 あなたはM病院の感染管理看護師です。小児科病棟に入院中の患者2名が入院後にRSウイルス感染症を発症したと連絡を受けました。あなたが病棟で情報収集を行ったところ、以下の事項がわかりました。 ・小児科病棟には市中でRSウイルス感染症に罹患した患者N氏(4か月女児)が入院中である。 ・N氏は個室に収容されており、医療スタッフは飛沫予防策を実施している。 ・入院後にRSウイルスに感染した患者O氏とP氏は、305号室(4床室)に入院している。 ・305号室にはO氏とP氏のほかに患者R氏とS氏が入院している。 ・R氏は正期産で出生した3ヶ月の女児、S氏は21トリソミーの3歳男児である。 問.RSウイルスに関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    乳児早期の初感染では、重篤化する。, RSウイルス感染症は、例年夏季に流行する呼吸器感染症である。

  • 33

    事例 あなたはM病院の感染管理看護師です。小児科病棟に入院中の患者2名が入院後にRSウイルス感染症を発症したと連絡を受けました。あなたが病棟で情報収集を行ったところ、以下の事項がわかりました。 ・小児科病棟には市中でRSウイルス感染症に罹患した患者N氏(4か月女児)が入院中である。 ・N氏は個室に収容されており、医療スタッフは飛沫予防策を実施している。 ・入院後にRSウイルスに感染した患者O氏とP氏は、305号室(4床室)に入院している。 ・305号室にはO氏とP氏のほかに患者R氏とS氏が入院している。 ・R氏は正期産で出生した3ヶ月の女児、S氏は21トリソミーの3歳男児である。 問.RSウイルス感染症の感染対策で誤っているのはどれか。

    病室内の高頻度接触環境表面を5,000ppmの次亜塩素酸ナトリウム溶液で清拭消毒する。

  • 34

    事例 あなたはM病院の感染管理看護師です。小児科病棟に入院中の患者2名が入院後にRSウイルス感染症を発症したと連絡を受けました。あなたが病棟で情報収集を行ったところ、以下の事項がわかりました。 ・小児科病棟には市中でRSウイルス感染症に罹患した患者N氏(4か月女児)が入院中である。 ・N氏は個室に収容されており、医療スタッフは飛沫予防策を実施している。 ・入院後にRSウイルスに感染した患者O氏とP氏は、305号室(4床室)に入院している。 ・305号室にはO氏とP氏のほかに患者R氏とS氏が入院している。 ・R氏は正期産で出生した3ヶ月の女児、S氏は21トリソミーの3歳男児である。 問.RSウイルス感染症発生後に小児科病棟において実施する必要がある対応で、正しいものを2つ選択しなさい。

    感染者と非感染者の受け持ち看護師を分ける。, O氏とP氏を、2床室に移動させる。

  • 35

    事例 あなたはT病院の感染管理看護師です。2015年4月10日、微生物検査室からU病棟に入院中の患者V氏の喀痰塗抹検査の結果、抗酸菌が陽性(1+)であったと連絡が入りました。あなたはV氏について以下のことを確認しました。 ・76歳の男性であり、胸部異常陰影の精査目的で4月6日に312号室(4床室)に入院した。 ・咳嗽が時々あり、まれに痰の喀出があるが、発熱はない。 ・妻との二人暮らしであるが、入院後は娘が1歳の孫を連れて毎日面会に来ている。 ・4月7日にV氏の気管支鏡検査を行った。検査中、医師と看護師はサージカルマスクを着用していた。 ・4月11日に胸部CT検査を行う予定である。 ・核酸増幅検査(PCR法)の結果は、4月12日に判明する予定である。 ・V氏と同室の患者3名は、V氏が入院する以前から312号室に入院している。 問.結核の検査に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    喀痰培養検査で結核菌が確認された患者のうち、喀痰塗抹検査が3回連続して陰性の患者は、喀痰塗抹検査が陽性の患者と比べて感染性は低い。, クォンティフェロンTBゴールドやT-SPOTTB検査は、インターフェロンγ遊離試験(Interferon-ganma release assay:IGRA)の一種であり、BCG検査の影響を受けないことが大きな特徴である。

  • 36

    事例 あなたはT病院の感染管理看護師です。2015年4月10日、微生物検査室からU病棟に入院中の患者V氏の喀痰塗抹検査の結果、抗酸菌が陽性(1+)であったと連絡が入りました。あなたはV氏について以下のことを確認しました。 ・76歳の男性であり、胸部異常陰影の精査目的で4月6日に312号室(4床室)に入院した。 ・咳嗽が時々あり、まれに痰の喀出があるが、発熱はない。 ・妻との二人暮らしであるが、入院後は娘が1歳の孫を連れて毎日面会に来ている。 ・4月7日にV氏の気管支鏡検査を行った。検査中、医師と看護師はサージカルマスクを着用していた。 ・4月11日に胸部CT検査を行う予定である。 ・核酸増幅検査(PCR法)の結果は、4月12日に判明する予定である。 ・V氏と同室の患者3名は、V氏が入院する以前から312号室に入院している。 問.U病棟で行う感染予防策で正しいのはどれか。

    4月11日の胸部CT検査の順番は最後とし、V氏は外科用マスクを着用して検査室に出向く。

  • 37

    事例 あなたはT病院の感染管理看護師です。2015年4月10日、微生物検査室からU病棟に入院中の患者V氏の喀痰塗抹検査の結果、抗酸菌が陽性(1+)であったと連絡が入りました。あなたはV氏について以下のことを確認しました。 ・76歳の男性であり、胸部異常陰影の精査目的で4月6日に312号室(4床室)に入院した。 ・咳嗽が時々あり、まれに痰の喀出があるが、発熱はない。 ・妻との二人暮らしであるが、入院後は娘が1歳の孫を連れて毎日面会に来ている。 ・4月7日にV氏の気管支鏡検査を行った。検査中、医師と看護師はサージカルマスクを着用していた。 ・4月11日に胸部CT検査を行う予定である。 ・核酸増幅検査(PCR法)の結果は、4月12日に判明する予定である。 ・V氏と同室の患者3名は、V氏が入院する以前から312号室に入院している。 問.4月12日にPCR法の結果が結核菌陽性であると判明した。「感染症法に基づく結核の接触者健康診断の手引き(改訂第5版)」に従い、V氏の接触者に対し検診を行うことになった。接触者への対応で正しいものを2つ選択しなさい。

    4月6日からV氏と同室の患者3名は、濃厚接触者となる。, 気管支鏡検査を行った医師と看護師には、接触から2週間以内と6月中旬にIGRAを行い、感染の有無を判断する。

  • 38

    水痘に関する記述で正しいものを2つ選択しなさい。

    水痘・帯状疱疹ウイルスはヘルペスウイルス科のα亜科に属するDNAウイルスである。, 水痘はELISA法で特異的IgM抗体を証明するか、ペア血清中の抗体価の有意な上昇を認めれば診断できる。

  • 39

    事例 あなたはW病院の感染管理看護師です。内科医から水痘疑いの患者X氏(40歳代女性)が外来に来院しており、頭痛が強く食事が摂れないため入院させたいと連絡がありました。内科外来に行き情報収集したところ、以下の事項がわかりました。 ・水痘はまだ痂皮化していない。 ・リウマチの治療で免疫抑制薬を服用中である。 ・水痘の罹患歴、ワクチン接種歴は不明である。 ・水痘患者と接触した記憶はない。 問.外来で診察した内科医は1か月前に赴任してきたばかりで、水痘の罹患歴やワクチン接種歴がないことがわかりました。この内科医への対応で正しいのはどれか。

    この内科医の水痘抗体価測定を実施し、抗体がなければ72時間以内に水痘ワクチンを接種する。

  • 40

    事例 あなたはW病院の感染管理看護師です。内科医から水痘疑いの患者X氏(40歳代女性)が外来に来院しており、頭痛が強く食事が摂れないため入院させたいと連絡がありました。内科外来に行き情報収集したところ、以下の事項がわかりました。 ・水痘はまだ痂皮化していない。 ・リウマチの治療で免疫抑制薬を服用中である。 ・水痘の罹患歴、ワクチン接種歴は不明である。 ・水痘患者と接触した記憶はない。 問.X氏が入院するにあたり。実施する必要がある感染予防策で正しいのはどれか。

    水痘に対する抗体を持つ看護師がX氏を担当する。

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    問題一覧

  • 1

    飛沫予防策に関する説明で正しいのはどれか。

    A群溶血性レンサ球菌による肺炎には、効果的な抗菌薬による治療開始後24時間が経過するまで飛沫予防策を実施する。

  • 2

    感染管理の関係法規に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    予防接種法において、高齢者への肺炎球菌ワクチンは定期接種に分類されている。, 学校保健安全法において、インフルエンザに罹患した場合の出席停止期間は、発症した後5日を経過し、且つ、解熱した後2日を経過するまでである。

  • 3

    感染症に関する説明で正しいのはどれか。

    イベルメクチンは疥癬の治療薬である。

  • 4

    手術部位感染予防に有効性が認められている対策で正しいものを2つ選択しなさい。

    手術前の除毛は、切開部あるいは周辺の毛が手術の邪魔になる場合を除き、行わない。, 開胸手術を受ける患者にはMRSAのスクリーニング検査を行い、陽性の場合は除菌を行う。

  • 5

    最近培養検査の検体採取で正しいのはどれか。

    喀痰の肉眼的品質評価Miller&Jonesの分類でM1に該当する喀痰検体は、検査に適さない。

  • 6

    微生物に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    Campylobacter jejuniに感染後、1~3週間でギランバレー症候群を発症することがある。, アデノウイルスは、感染性胃腸炎を引き起こすことがある。

  • 7

    母乳に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    搾母乳を哺乳瓶に移し替える作業では、新生児ごとに手袋を交換する。, HTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス1型)は母乳を介して感染することがある。

  • 8

    消毒薬に関する説明で正しい組み合わせはどれか。

    ポピドンヨードは、頻回もしくは広範囲に使用すると、甲状腺代謝異常を示すことがある。, 濃度の表示でppmとは、百万分量単位中の絶対数で、次亜塩素酸ナトリウムの10%溶液は100,000ppmに相当する。

  • 9

    疫学指標に関する説明で正しいのはどれか。

    2014年12月10日に開催された忘年会の参加者のうち、生ガキを食べてノロウイルス感染症に罹患した人の割合は、発病率attack rateの一例である。

  • 10

    ファシリティ・マネジメントに関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    環境省「廃棄物処理法に基づく感染性廃棄物処理マニュアル」によると、輸液セットの輸液ボトル側の針は、感染性廃棄物と同等の扱いをする。, 空気感染隔離室の空気は、HEPAフィルターを通して循環させる。

  • 11

    検査や疾患定義の妥当性に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    インフルエンザ様症状のある患者に、特異度100%のインフルエンザ迅速検査を実施して「陽性」の結果が出た場合、この患者がインフルエンザである可能性は高いと判断できる。, HIVの有病率が低い人口集団において、感度99%、特異度99%のHIVスクリーニング検査を行った場合、有病率が高い人口集団に比べて、陽性的中率は低下する。

  • 12

    内視鏡の管理に関する説明で正しいのはどれか。

    1日の検査終了後に、スコープの吸引・鉗子チャンネルにアルコールフラッシュを行う。

  • 13

    耐性菌に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    感染症法において、メロペネム耐性の腸内細菌科細菌による感染症は、届出が必要である。, メタロβラクタマーゼを産生する薬剤耐性緑膿菌の耐性遺伝子は、プラスミド上に存在する。

  • 14

    ワクチンに関する説明で正しいのはどれか。

    風疹ワクチン接種後にB型肝炎ワクチンを接種する場合は、間隔を空ける必要はない。

  • 15

    感染症に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    MERS(中東呼吸器症候群)コロナウイルスは、ヒトコブラクダが保有しているといわれ、ヒトコブラクダとの濃厚接触が感染リスクと考えられている。, エボラウイルスの消毒には、消毒用エタノールが有効である。

  • 16

    滅菌に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    ボウィー・ディックテストは、高圧蒸気滅菌機内の空気除去が確実に行われ、かつ適正な滅菌用蒸気が供給されたことをモニタリングする試験方法である。, 日本医療機器学会の「医療現場における滅菌保障のガイドライン2010」によると、インプラント(生体植え込み器具)の滅菌をする際は、生物学的インジケーターを毎回使用し、陰性の結果を確認後に払い出すよう推奨している。

  • 17

    近年発表されたランダム化比較試験やシステマティックレビュー等のエビデンスレベルが高い研究において、効果が認められている医療関連感染予防策はどれか。

    手術部位感染予防を目的として、周術期の低体温を予防する。

  • 18

    免疫に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    Hbs抗体陽性、HBs抗原陰性、Hbc抗体陽性患者が免疫不全に陥った場合、B型肝炎ウイルスが再活発化することがある。, 全身性炎症反応症候群(Sysemic inflammatory response syndrome:SIRS)とは、炎症性サイトカインや炎症性脂質メディエーターによる全身性の急性炎症反応であり、感染症により引き起こされるSIRSを敗血症という。

  • 19

    血液透析における感染予防策で正しいものを2つ選択しなさい。

    透析室ではベッド間隔を1m以上とし、原則としてB型肝炎、C型肝炎感染症のある患者と隣接しないように配置する。, 新たにB型肝炎ウイルスによる感染が起きていないことを確かめる目的で、HBs抗原、HBs抗体、HBc抗体の検査を年2回以上定期的に行う。

  • 20

    HIV感染症で正しいものを2つ選択しなさい。

    ニューモシスチス肺炎は、後天性免疫不全症候群(AIDS)と診断するための指標疾患の1つである。, 曝露後の予防として行う抗HIV薬の投与期間は、通常4週間である。

  • 21

    MDR-Abに関する説明で正しいのはどれか。

    血流感染症や創部感染症など多彩な感染症を引き起こすが、肺炎が最も多い。

  • 22

    事例 あなたはA病院の感染管理看護師です。2015年4月22日、細菌検査室から、ICUに入院している患者B氏の喀痰から、多剤耐性アシネトバクター・バウマニ(Multiple Drug-Resistant Acinetobacter baumannii:MDR-Ab)とメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(Methicillin-Resistant Staphylococcus Aureus:MRSA)が検出されたと連絡が入りました。喀痰は4月17日に気管から吸引して採取したものです。 ICUを訪問したところ、以下の事項がわかりました。 ・B氏は4月17日に発熱、呼吸不全、意識障害で他院からICUに転院してきた患者で、気管挿管され、人工呼吸器を装着中である。 ・B氏は胸部X線検査で両肺野に浸潤影が認められ、肺炎と診断されている。 ・4月17日~4月22日までにICUに入室していた患者は10名で、そのうち4名はすでに一般病棟に転棟している。 あなたは細菌検査室からの連絡を受けて、B氏を個室管理することにしました。ただし、ICU内には個室がないため、2床室を個室として利用することになりました。また、B氏に対して、標準予防策に加え接触予防策を開始することにしました。 問.B氏に対して実施する接触予防策で正しいものを2つ選択しなさい。

    B氏の皮膚やB氏に近い環境表面は、手袋を着用した手で触れる。, 血圧計や聴診器は、B氏専用とする。

  • 23

    事例 あなたはA病院の感染管理看護師です。2015年4月22日、細菌検査室から、ICUに入院している患者B氏の喀痰から、多剤耐性アシネトバクター・バウマニ(Multiple Drug-Resistant Acinetobacter baumannii:MDR-Ab)とメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(Methicillin-Resistant Staphylococcus Aureus:MRSA)が検出されたと連絡が入りました。喀痰は4月17日に気管から吸引して採取したものです。 ICUを訪問したところ、以下の事項がわかりました。 ・B氏は4月17日に発熱、呼吸不全、意識障害で他院からICUに転院してきた患者で、気管挿管され、人工呼吸器を装着中である。 ・B氏は胸部X線検査で両肺野に浸潤影が認められ、肺炎と診断されている。 ・4月17日~4月22日までにICUに入室していた患者は10名で、そのうち4名はすでに一般病棟に転棟している。 あなたは細菌検査室からの連絡を受けて、B氏を個室管理することにしました。ただし、ICU内には個室がないため、2床室を個室として利用することになりました。また、B氏に対して、標準予防策に加え接触予防策を開始することにしました。 問.あなたは2015年4月22日時点でICUに入院中の患者に保菌調査を行いました。その結果、人工呼吸器を装着中の患者C氏の喀痰からMDR-Abが検出されました。ICUで実施する必要がある感染予防策で正しいものを2つ選択しなさい。

    保菌調査の対象を拡大し、B氏がICUに入室した日以降にICUに入室歴のある患者全員に実施する。, B氏が2床室に転室する前に入室していたエリアは、環境消毒するとともにカーテンを交換する。

  • 24

    事例 あなたは、D病院の感染管理看護師です。ある日、産科病棟のE看護師から、妊娠39週の患者F氏の採血に使用した針を針捨て容器に捨てようとしたところ、その針で指を刺してしまったと連絡がありました。あなたが状況を確認すると以下の事項がわかりました。 ・F氏は1カ月前に行った血液検査の結果、HBs抗原陽性、HCV抗体陽性、HIV抗体陰性であった。 ・採血針には多量の血液が付着していた。 ・E看護師は針を指に深く刺し、出血を認めた。 ・E看護師はB型肝炎ワクチンの接種を1シリーズ(3回)終了した後にHBs抗体が産生されなかったため、2シリーズ目を3カ月前に終了していたが、その後のHBs抗体検査は実施していなかった。 問.E看護師のHBs抗体検査を実施したところ、HBs抗体価は5mlU/mlでした。E看護師に対して行う必要があるB型肝炎の予防策で正しいのはどれか。

    抗HBsヒト免疫グロブリン(HBIG)を投与し、1カ月後に再度HBIGを投与する。

  • 25

    事例 あなたは、D病院の感染管理看護師です。ある日、産科病棟のE看護師から、妊娠39週の患者F氏の採血に使用した針を針捨て容器に捨てようとしたところ、その針で指を刺してしまったと連絡がありました。あなたが状況を確認すると以下の事項がわかりました。 ・F氏は1カ月前に行った血液検査の結果、HBs抗原陽性、HCV抗体陽性、HIV抗体陰性であった。 ・採血針には多量の血液が付着していた。 ・E看護師は針を指に深く刺し、出血を認めた。 ・E看護師はB型肝炎ワクチンの接種を1シリーズ(3回)終了した後にHBs抗体が産生されなかったため、2シリーズ目を3カ月前に終了していたが、その後のHBs抗体検査は実施していなかった。 E看護師のHCV抗体検査を実施したところ、HCV抗体は陰性でした。E看護師への対応で正しいのはどれか。

    HCV抗体またはHCV-RNAの追跡調査を行う。

  • 26

    事例 あなたは、D病院の感染管理看護師です。ある日、産科病棟のE看護師から、妊娠39週の患者F氏の採血に使用した針を針捨て容器に捨てようとしたところ、その針で指を刺してしまったと連絡がありました。あなたが状況を確認すると以下の事項がわかりました。 ・F氏は1カ月前に行った血液検査の結果、HBs抗原陽性、HCV抗体陽性、HIV抗体陰性であった。 ・採血針には多量の血液が付着していた。 ・E看護師は針を指に深く刺し、出血を認めた。 ・E看護師はB型肝炎ワクチンの接種を1シリーズ(3回)終了した後にHBs抗体が産生されなかったため、2シリーズ目を3カ月前に終了していたが、その後のHBs抗体検査は実施していなかった。 問.F氏から出生する児に対して行うB型肝炎感染予防策に関する説明で正しいのはどれか。

    HBIGおよびB型肝炎ワクチンを出生後できるだけ早期に投与し、さらに生後1カ月と生後6か月の時点でB型肝炎ワクチンを投与する。

  • 27

    事例 あなたはG病院の感染管理看護師です。G病院では、2013年度から集中治療室(ICU)の入室患者を対象に中心ライン関連血流感染(CLABSI)サーベイランスを実施しています。サーベイランスから得られた2013年度と2014年度のデータは表の通りです。また、あなたは表1のデータを日本環境感染学会のサマリーデータと比較することにしました。 問.CLABSIサーベイランスから得られるデータの精度を高める方法で正しいのはどれか。

    CLABSI発生件数は、一般に公開され、広く使われている疾患定義に基づいて明らかにする。

  • 28

    事例 あなたはG病院の感染管理看護師です。G病院では、2013年度から集中治療室(ICU)の入室患者を対象に中心ライン関連血流感染(CLABSI)サーベイランスを実施しています。サーベイランスから得られた2013年度と2014年度のデータは表の通りです。また、あなたは表1のデータを日本環境感染学会のサマリーデータと比較することにしました。 問.表1のデータから、2013年度における1,000中心ライン使用日数あたりのCLABSI発生件数で正しいのはどれか。

    8.0

  • 29

    事例 あなたはG病院の感染管理看護師です。G病院では、2013年度から集中治療室(ICU)の入室患者を対象に中心ライン関連血流感染(CLABSI)サーベイランスを実施しています。サーベイランスから得られた2013年度と2014年度のデータは表の通りです。また、あなたは表1のデータを日本環境感染学会のサマリーデータと比較することにしました。 問.表1および表2のデータから得られる情報で正しいものを2つ選択しなさい。

    G病院のICUにおける2014年度のCLABSI発生密度率は、前年度から50%減少した。, G病院のICUにおける2013年度の中心ライン使用比は、JHAIS委員会サマリーデータの90パーセンタイル値を超えていたが、2014年度には中央値付近まで減少した。

  • 30

    事例 あなたはH病院の感染管理看護師です。10月20日、J病棟の看護師から、中心ライン関連血流感染と尿道カテーテル関連尿路感染を疑う関jyがそれぞれ1名発生したので、これらの感染症の予防策について指導してほしいと依頼がありました。患者について情報収集を行ったところ、以下の事項がわかりました。 K氏:10月2日、栄養管理のため右大腿静脈から中心静脈カテーテルを挿入した。挿入10日目にあたる10月11日から38.0℃の発熱を認めた。発熱当日に血液培養検査を実施したところ、Escherichia coliが検出された。カテーテル刺入部を覆う滅菌フィルムドレッシングは2週間ごとに交換し、その際の皮膚消毒には0.02%クロルヘキシジングルコン酸塩液を使用している。刺入部に発赤、腫脹はなく、浸出液も見られない。挿入後、カテーテルの交換は行っていない。 L氏:10月5日、失禁が続いていたため尿道カテーテルを挿入した。挿入7日目にあたる10月11日から38.5℃の発熱があり、尿混濁を認めた。尿一般検査と尿培養検査を行ったところ、白血球を多数認め、Pseudomonas aeruginosaが検出された。採尿バッグは常に膀胱と同じ高さに固定されており、採尿バッグ内には汚染が見られた。 問.あなたはJ病棟の看護師にK氏の中心静脈カテーテルの管理について指導を行うことにしました。指導内容で正しいものを2つ選択しなさい。

    皮膚消毒には、0.5%を超える濃度のクロルヘキシジングルコン酸塩含有アルコール製剤を使用する。, 滅菌フィルムドレッシングは汚れや緩みがない限り、少なくとも7日毎に交換すればよい。

  • 31

    事例 あなたはH病院の感染管理看護師です。10月20日、J病棟の看護師から、中心ライン関連血流感染と尿道カテーテル関連尿路感染を疑う関jyがそれぞれ1名発生したので、これらの感染症の予防策について指導してほしいと依頼がありました。患者について情報収集を行ったところ、以下の事項がわかりました。 K氏:10月2日、栄養管理のため右大腿静脈から中心静脈カテーテルを挿入した。挿入10日目にあたる10月11日から38.0℃の発熱を認めた。発熱当日に血液培養検査を実施したところ、Escherichia coliが検出された。カテーテル刺入部を覆う滅菌フィルムドレッシングは2週間ごとに交換し、その際の皮膚消毒には0.02%クロルヘキシジングルコン酸塩液を使用している。刺入部に発赤、腫脹はなく、浸出液も見られない。挿入後、カテーテルの交換は行っていない。 L氏:10月5日、失禁が続いていたため尿道カテーテルを挿入した。挿入7日目にあたる10月11日から38.5℃の発熱があり、尿混濁を認めた。尿一般検査と尿培養検査を行ったところ、白血球を多数認め、Pseudomonas aeruginosaが検出された。採尿バッグは常に膀胱と同じ高さに固定されており、採尿バッグ内には汚染が見られた。 問.あなたはJ病棟の看護師にL氏の尿道カテーテル管理について指導を行うことにしました。指導内容で正しいものを2つ選択しなさい。

    尿道カテーテルを抜去し、おむつの使用または間欠的導尿を行う。, 採尿バッグは常に膀胱より低く、床に触れないように固定する。

  • 32

    事例 あなたはM病院の感染管理看護師です。小児科病棟に入院中の患者2名が入院後にRSウイルス感染症を発症したと連絡を受けました。あなたが病棟で情報収集を行ったところ、以下の事項がわかりました。 ・小児科病棟には市中でRSウイルス感染症に罹患した患者N氏(4か月女児)が入院中である。 ・N氏は個室に収容されており、医療スタッフは飛沫予防策を実施している。 ・入院後にRSウイルスに感染した患者O氏とP氏は、305号室(4床室)に入院している。 ・305号室にはO氏とP氏のほかに患者R氏とS氏が入院している。 ・R氏は正期産で出生した3ヶ月の女児、S氏は21トリソミーの3歳男児である。 問.RSウイルスに関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    乳児早期の初感染では、重篤化する。, RSウイルス感染症は、例年夏季に流行する呼吸器感染症である。

  • 33

    事例 あなたはM病院の感染管理看護師です。小児科病棟に入院中の患者2名が入院後にRSウイルス感染症を発症したと連絡を受けました。あなたが病棟で情報収集を行ったところ、以下の事項がわかりました。 ・小児科病棟には市中でRSウイルス感染症に罹患した患者N氏(4か月女児)が入院中である。 ・N氏は個室に収容されており、医療スタッフは飛沫予防策を実施している。 ・入院後にRSウイルスに感染した患者O氏とP氏は、305号室(4床室)に入院している。 ・305号室にはO氏とP氏のほかに患者R氏とS氏が入院している。 ・R氏は正期産で出生した3ヶ月の女児、S氏は21トリソミーの3歳男児である。 問.RSウイルス感染症の感染対策で誤っているのはどれか。

    病室内の高頻度接触環境表面を5,000ppmの次亜塩素酸ナトリウム溶液で清拭消毒する。

  • 34

    事例 あなたはM病院の感染管理看護師です。小児科病棟に入院中の患者2名が入院後にRSウイルス感染症を発症したと連絡を受けました。あなたが病棟で情報収集を行ったところ、以下の事項がわかりました。 ・小児科病棟には市中でRSウイルス感染症に罹患した患者N氏(4か月女児)が入院中である。 ・N氏は個室に収容されており、医療スタッフは飛沫予防策を実施している。 ・入院後にRSウイルスに感染した患者O氏とP氏は、305号室(4床室)に入院している。 ・305号室にはO氏とP氏のほかに患者R氏とS氏が入院している。 ・R氏は正期産で出生した3ヶ月の女児、S氏は21トリソミーの3歳男児である。 問.RSウイルス感染症発生後に小児科病棟において実施する必要がある対応で、正しいものを2つ選択しなさい。

    感染者と非感染者の受け持ち看護師を分ける。, O氏とP氏を、2床室に移動させる。

  • 35

    事例 あなたはT病院の感染管理看護師です。2015年4月10日、微生物検査室からU病棟に入院中の患者V氏の喀痰塗抹検査の結果、抗酸菌が陽性(1+)であったと連絡が入りました。あなたはV氏について以下のことを確認しました。 ・76歳の男性であり、胸部異常陰影の精査目的で4月6日に312号室(4床室)に入院した。 ・咳嗽が時々あり、まれに痰の喀出があるが、発熱はない。 ・妻との二人暮らしであるが、入院後は娘が1歳の孫を連れて毎日面会に来ている。 ・4月7日にV氏の気管支鏡検査を行った。検査中、医師と看護師はサージカルマスクを着用していた。 ・4月11日に胸部CT検査を行う予定である。 ・核酸増幅検査(PCR法)の結果は、4月12日に判明する予定である。 ・V氏と同室の患者3名は、V氏が入院する以前から312号室に入院している。 問.結核の検査に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    喀痰培養検査で結核菌が確認された患者のうち、喀痰塗抹検査が3回連続して陰性の患者は、喀痰塗抹検査が陽性の患者と比べて感染性は低い。, クォンティフェロンTBゴールドやT-SPOTTB検査は、インターフェロンγ遊離試験(Interferon-ganma release assay:IGRA)の一種であり、BCG検査の影響を受けないことが大きな特徴である。

  • 36

    事例 あなたはT病院の感染管理看護師です。2015年4月10日、微生物検査室からU病棟に入院中の患者V氏の喀痰塗抹検査の結果、抗酸菌が陽性(1+)であったと連絡が入りました。あなたはV氏について以下のことを確認しました。 ・76歳の男性であり、胸部異常陰影の精査目的で4月6日に312号室(4床室)に入院した。 ・咳嗽が時々あり、まれに痰の喀出があるが、発熱はない。 ・妻との二人暮らしであるが、入院後は娘が1歳の孫を連れて毎日面会に来ている。 ・4月7日にV氏の気管支鏡検査を行った。検査中、医師と看護師はサージカルマスクを着用していた。 ・4月11日に胸部CT検査を行う予定である。 ・核酸増幅検査(PCR法)の結果は、4月12日に判明する予定である。 ・V氏と同室の患者3名は、V氏が入院する以前から312号室に入院している。 問.U病棟で行う感染予防策で正しいのはどれか。

    4月11日の胸部CT検査の順番は最後とし、V氏は外科用マスクを着用して検査室に出向く。

  • 37

    事例 あなたはT病院の感染管理看護師です。2015年4月10日、微生物検査室からU病棟に入院中の患者V氏の喀痰塗抹検査の結果、抗酸菌が陽性(1+)であったと連絡が入りました。あなたはV氏について以下のことを確認しました。 ・76歳の男性であり、胸部異常陰影の精査目的で4月6日に312号室(4床室)に入院した。 ・咳嗽が時々あり、まれに痰の喀出があるが、発熱はない。 ・妻との二人暮らしであるが、入院後は娘が1歳の孫を連れて毎日面会に来ている。 ・4月7日にV氏の気管支鏡検査を行った。検査中、医師と看護師はサージカルマスクを着用していた。 ・4月11日に胸部CT検査を行う予定である。 ・核酸増幅検査(PCR法)の結果は、4月12日に判明する予定である。 ・V氏と同室の患者3名は、V氏が入院する以前から312号室に入院している。 問.4月12日にPCR法の結果が結核菌陽性であると判明した。「感染症法に基づく結核の接触者健康診断の手引き(改訂第5版)」に従い、V氏の接触者に対し検診を行うことになった。接触者への対応で正しいものを2つ選択しなさい。

    4月6日からV氏と同室の患者3名は、濃厚接触者となる。, 気管支鏡検査を行った医師と看護師には、接触から2週間以内と6月中旬にIGRAを行い、感染の有無を判断する。

  • 38

    水痘に関する記述で正しいものを2つ選択しなさい。

    水痘・帯状疱疹ウイルスはヘルペスウイルス科のα亜科に属するDNAウイルスである。, 水痘はELISA法で特異的IgM抗体を証明するか、ペア血清中の抗体価の有意な上昇を認めれば診断できる。

  • 39

    事例 あなたはW病院の感染管理看護師です。内科医から水痘疑いの患者X氏(40歳代女性)が外来に来院しており、頭痛が強く食事が摂れないため入院させたいと連絡がありました。内科外来に行き情報収集したところ、以下の事項がわかりました。 ・水痘はまだ痂皮化していない。 ・リウマチの治療で免疫抑制薬を服用中である。 ・水痘の罹患歴、ワクチン接種歴は不明である。 ・水痘患者と接触した記憶はない。 問.外来で診察した内科医は1か月前に赴任してきたばかりで、水痘の罹患歴やワクチン接種歴がないことがわかりました。この内科医への対応で正しいのはどれか。

    この内科医の水痘抗体価測定を実施し、抗体がなければ72時間以内に水痘ワクチンを接種する。

  • 40

    事例 あなたはW病院の感染管理看護師です。内科医から水痘疑いの患者X氏(40歳代女性)が外来に来院しており、頭痛が強く食事が摂れないため入院させたいと連絡がありました。内科外来に行き情報収集したところ、以下の事項がわかりました。 ・水痘はまだ痂皮化していない。 ・リウマチの治療で免疫抑制薬を服用中である。 ・水痘の罹患歴、ワクチン接種歴は不明である。 ・水痘患者と接触した記憶はない。 問.X氏が入院するにあたり。実施する必要がある感染予防策で正しいのはどれか。

    水痘に対する抗体を持つ看護師がX氏を担当する。