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感染に係る薬剤投与関連
  • 秋葉昌人

  • 問題数 125 • 12/7/2023

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    問題一覧

  • 1

    発熱患者から検出された培養検査のうち起因菌であることを強く疑うものはどれか1つ選べ。

    血液培養2セットから黄色ブドウ球菌を検出

  • 2

    敗血症(セプシス)の初期診療で間違っているものはどれか1つ選べ。

    すぐに広域抗菌薬を開始する

  • 3

    「フォーカス不明」の感染症になりやすいものはどれか2つ選べ。

    脳腫瘍, チフス

  • 4

    敗血症(セプシス)を示唆する徴候はどれか1つ選べ。

    呼吸数≧22回/分

  • 5

    主に免疫記憶に関与する免疫担当細胞はどれか1つ選べ。

    リンパ球

  • 6

    セプシスの治療方針として正しいものはどれか1つ選べ。

    起因菌が判明したら積極的にde-escalationを行う

  • 7

    発熱性好中球減少症において迅速にカバーしなければならない病原微生物はどれか1つ選べ。

    緑膿菌

  • 8

    抗菌薬の(血中濃度と比較して)髄液移行性について正しい組み合わせはどれか1つ選べ。

    セファゾリン=ほぼ0%

  • 9

    日本における成人の細菌性髄膜炎で代表的な起因菌はどれか1つ選べ。

    肺炎球菌

  • 10

    抗癌剤治療により発熱性好中球減少症の合併頻度が最も高い悪性腫瘍はどれか1つ選べ。

    急性骨髄性白血病

  • 11

    尿路感染症の起因菌になりにくい微生物はどれか2つ選べ。

    インフルエンザ桿菌, 肺炎球菌

  • 12

    グラム陽性球菌の特徴として正しいのはどれか3つ選べ。

    皮膚バリア障害や嚥下機能低下などが存在すると起因菌になりやすい, 皮膚や鼻腔、口腔などの常在菌叢を形成したり定着したりする, 黄色ブドウ球菌や肺炎球菌などが含まれる

  • 13

    現時点で抗ウイルス薬のないウイルス感染症はどれか1つ選べ。

    アデノウィルス

  • 14

    感染症診療において病原微生物を推定したり確定する意義として間違っているものは何か1つ選べ。

    感染部位の見直しには役に立たない

  • 15

    グラム陽性球菌に当てはまらない微生物はどれか2つ選べ。

    インフルエンザ桿菌, 大腸菌

  • 16

    カルバペネマーゼ産生腸内細菌科細菌(CPE)に対して正しいものを1つ選べ。

    CPEの検出頻度が高い諸外国からの帰国者にはCPEを保菌しているリスクがある

  • 17

    基質拡張型βラクタマーゼ(ESBL)について正しいものを1つ選べ。

    敗血症などの重症のESBL産生菌による感染に対してカルバペネム系薬は第一選択である

  • 18

    腸球菌について正しいものを1つ選べ。

    バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)となる腸球菌は、フェシウムが多く、フェカーリスは少ない

  • 19

    AmpC型βラクタマーゼについて正しいものを1つ選べ。

    染色体性のAmpC型βラクタマーゼによる感染症では、第3世代セフェム系薬を長期間使用していると徐々に耐性化し、治療に失敗する可能性がある

  • 20

    メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)について正しいものを1つ選べ。

    治療の第一選択薬はバンコマイシンである

  • 21

    頻呼吸の原因で間違っているものどれか1つ選べ。

    脳圧亢進

  • 22

    頻脈の原因で間違っているものどれか1つ選べ。

    高K血症

  • 23

    意識障害の原因で間違っているものどれか1つ選べ。

    低K血症

  • 24

    血圧を規定する因子で間違っているものどれか1つ選べ。

    体温

  • 25

    薬剤熱について正しいものはどれか1つ選べ。

    入院中の発熱の原因として多い

  • 26

    市中肺炎の起炎菌で頻度の高いものはどれか1つ選べ。

    肺炎球菌

  • 27

    気管支炎・肺炎で間違っているものはどれか1つ選べ。

    気管支炎と診断したら抗菌薬が必要である

  • 28

    肺炎の治療に関して間違っているものはどれか1つ選べ。

    画像所見が消失するまで治療を継続する

  • 29

    痰のグラム染色で間違っているものはどれか1つ選べ。

    肺炎球菌の場合は尿中抗原ほど有用ではない

  • 30

    誤嚥性肺炎に関して間違っているものはどれか1つ選べ。

    全例に抗菌薬投与が推奨される

  • 31

    敗血症に関して間違っているものはどれか1つ選べ。

    qSOFAの項目に脈拍数が含まれる

  • 32

    敗血症の治療として好ましくないものはどれか1つ選べ。

    積極的にガンマグロブリン製剤(国内)、遺伝子組み換え型トロンボモジュリン、エンドトキシン吸着療法を行う

  • 33

    Sepsis-3に関して間違っているものはどれか1つ選べ。

    敗血症性ショックは十分な補液の有無によらずに平均血圧、乳酸値で判断する

  • 34

    菌血症・敗血症に関して間違っているものはどれか1つ選べ。

    敗血症性ショックで全身血管抵抗は上がる

  • 35

    血液培養陽性になりやすい微生物、病態はどれか1つ選べ。

    黄色ブドウ球菌による感染性心内膜炎

  • 36

    21歳、男性、既往歴なし。4日前にバーベキューをした。昨日より39℃台の高熱、腹痛が認められ、今朝より頻回の水様性下痢が認められるようになり受診。全身状態は悪い。便グラム染色を行った。最も適切と思われる治療はどれか1つ選べ。

    アジスロマイシン

  • 37

    HIV感染症を疑う情報として誤っているものはどれか1つ選べ。

    長期に入浴しておらず見た目が不潔である

  • 38

    以下の文章で間違ったものはどれか1つ選べ。

    尿中白血球を認めたら尿路感染症と診断する

  • 39

    卵巣嚢腫の既往を有する47歳、日本人女性、受診1週間前より膀胱刺激症状があり、2日前より悪寒戦慄を伴う発熱が認められた。海外渡航歴・動物接触歴・シックコンタクトなし。体温40℃、血圧110/60mmHg、脈拍114回/分、呼吸20回/分、SpO2 95%(室内気)、右CVA knock pain(+)、尿中WBC30-49/HPF、初期対応として間違ったものはどれか1つ選べ。

    培養採取する前に速やかに抗菌薬の点滴投与を行う

  • 40

    急性胆管炎の治療で最も重要な事項はどれか1つ選べ。

    胆管閉塞解除

  • 41

    22歳、女性、生来健康。3日前より37度台の発熱が認められた。昨日よりつじつまが合わない言動があり、部屋の中で誰かと会話をしていた。問いかけても適切な返答が返ってこないため。家族に連れられて救急受診となった。体温38.0℃、 血圧142/80、脈拍108/分、呼吸24/分、意識レベルE3V4M5、後部硬直なし、Kernig徴候なし、特異的な神経所見なし、血糖値98mg/dL。確定診断をつける上で最も重要な検査項目をはどれか1つ選べ。

    髄液検査

  • 42

    以下の文章で正しいものはどれか1つ選べ。

    結核の治療を行う際に外科治療が必要になることがある

  • 43

    16歳、男性、生来健康、3日前より咽頭痛を自覚し本日より39℃の発熱が認められた。嚥下時痛が強く食事をとることが難しいとのことで来院した。次の中から溶連菌性扁桃炎の診断に関連する重要な所見はどれか1つ選べ。

    右扁桃の白苔

  • 44

    咽頭炎より咽後膿瘍を疑わせる所見はどれか1つ選べ。

    開口障害

  • 45

    肺結核を疑うきっかけもしくはリスクとなる事柄として誤って述べているものはどれか1つ選べ。

    咳嗽が1週間続いている

  • 46

    次のうち数か月の経過で悪化する感染症はどれか1つ選べ。

    結核

  • 47

    敗血症と診断するのに必要な項目はどれか3つ選べ。

    意識レベル, 呼吸数, 血圧

  • 48

    感染症診療の三角形に含まれないものはどれか1つ選べ。

    バイタルサイン

  • 49

    次のうち感染症の診断で最も重要性が低いものはどれか1つ選べ。

    CRP

  • 50

    感染症の診断で正しいものはどれか1つ選べ。

    排尿時痛や頻尿がなくても尿路感染の可能性は否定できない

  • 51

    喀痰培養検査について間違っているものはどれか1つ選べ。

    どうしても痰が出ない場合は唾液を提出する

  • 52

    尿培養検査について間違っているものはどれか1つ選べ。

    膀胱留置カテーテルが挿入されている場合はバッグ内から採取する

  • 53

    グラム染色について間違っているものはどれか1つ選べ。

    結果を得るまでに数日を要する

  • 54

    培養検査について間違っているものはどれか1つ選べ。

    陽性になった場合はほぼ原因菌と判断できる

  • 55

    血液培養について間違っているものはどれか1つ選べ。

    菌血症を疑っていなければ採取する必要はない

  • 56

    インフルエンザの肺炎が合併を強く疑う兆候はどれか1つ選べ。

    二峰性発熱

  • 57

    EBウイルス既感染と思われる検査結果はどれか1つ選べ。

    EBNA陽性

  • 58

    風邪では合わない症状はどれか1つ選べ。

    悪寒戦慄

  • 59

    インフルエンザでもっともみられる症状はどれか1つ選べ。

  • 60

    サイトメガロアンチゲネミア陽性で抗ウイルス薬を投与すべき患者はどれか1つ選べ。

    同種造血幹細胞移植

  • 61

    次のうち感染性腸炎と考えられる症例はどれか1つ選べ。

    悪心の後、嘔吐と水様下痢が頻回にある患者

  • 62

    大腸型の下痢を来しやすい病原体はどれか1つ選べ。

    腸管出血性大腸菌

  • 63

    抗菌薬を処方しない方が良いかもれしれない腸炎はどれか1つ選べ。

    腸管出血性大腸菌

  • 64

    便のグラム染色で診断できる菌はどれか1つ選べ。

    カンピロバクター

  • 65

    ノロウイルスの迅速検査を行うべき状況はどれか1つ選べ。

    院内感染アウトブレイク時

  • 66

    迅速発育菌はどれか1つ選べ。

    M.abscessus

  • 67

    IGRAの結果がもっとも重要な状況はどれか1つ選べ。

    潜伏結核の診断

  • 68

    隔離すべき結核はどれか1つ選べ。

    喉頭結核

  • 69

    もっとも感度が高い結核を診断するための検査はどれか1つ選べ。

    培養検査

  • 70

    肺結核の画像所見として合わないものはどれか1つ選べ。

    中葉の気管支拡張像

  • 71

    呼吸副雑音のうち間違っている説明はどれか1つ選べ。

    late inspiration cracklesは吸気の最初に聞こえるものである

  • 72

    qSOFAの説明で正しいものはどれか1つ選べ。

    SIRSに比べ死亡率を反映したため重症疾患を判断しやすい

  • 73

    腎盂腎炎の可能性が最も高い症例はどれか1つ選べ。

    発熱あり+頻尿あり+左CVA叩打痛陽性

  • 74

    胆道感染症を疑った際の身体診察はどれか2つ選べ。

    右季肋部叩打痛, Murphy徴候

  • 75

    急性前立腺炎の説明として間違っているものはどれか1つ選べ。

    前立腺の圧痛がなければ前立腺炎は否定できる

  • 76

    MICについて正しいものはどれか1つ選べ。

    感受性がSであり、十分量投与されれば効果があるとされている

  • 77

    ペプチドグリカン層の外側に外膜があるのはグラム陽性菌である

  • 78

    バンコマイシンについて正しいものはどれか1つ選べ。

    ペプチドグリカン層の横の架橋形成を阻害する

  • 79

    ST合剤について誤っているものはどれか1つ選べ。

    有機カチオン/H+交換輸送体を阻害しカリウムの排泄を阻害する

  • 80

    抗菌薬の濃度がMICを超えており、且つ効果があれば濃度依存性があるとされている。

  • 81

    次の説明文で間違っているものはどれか1つ選べ。

    メトロニダゾールはRNAポリメラーゼを阻害し嫌気性菌に抗菌活性を発揮する

  • 82

    マクロライド系について正しいものはどれか1つ選べ。

    バイオフィルム形成抑制作用があるが、16員環にはこの作用はない

  • 83

    キノロン系抗菌薬で誤っているものはどれか1つ選べ。

    シプロキサシンは主に糞中排泄される

  • 84

    オキサゾリジノン系について誤っているものはどれか1つ選べ。

    同成分で注射剤と経口剤があるので経口スイッチが可能であるが、バイオアベイラビリティを考慮して投与量を約2倍にする

  • 85

    アミノグリコシド系について正しいものはどれか1つ選べ。

    分布容積は平均的に0.25L/㎏程度と低い

  • 86

    第4世代セフェムについて正しい記載はどれか1つ選べ。

    AMP-C産生菌に有効である

  • 87

    カルバペネム系抗菌薬(メロペネム)について正しい記載はどれか1つ選べ。

    ESBL産生菌に有効である

  • 88

    第3世代セフェムについて正しい記載はどれか1つ選べ。

    セフォタキシムは腎排泄型の抗菌薬である

  • 89

    第1世代セフェム(セファゾリン・セファレキシン)について正しい記載はどれか1つ選べ。

    MSSA感染症の第一選択薬である

  • 90

    ペニシリンGについて正しい記載はどれか1つ選べ。

    ペニシリンG投与時には高K血症と血管炎に注意する

  • 91

    アジスロマイシンについて正しい記載はどれか1つ選べ。

    アジスロマイシンは肝代謝である

  • 92

    キノロン系抗菌薬について正しい記載はどれか1つ選べ。

    レボフロキサシンは腎排泄型薬剤である

  • 93

    バンコマイシンについて正しい記載はどれか1つ選べ。

    MRSA感染症の第一選択薬である

  • 94

    ミノサイクリンについて正しい記載はどれか1つ選べ。

    経口薬の吸収は良好である

  • 95

    クリンダマイシンに関して正しい記載はどれか1つ選べ。

    髄液移行は不良である

  • 96

    アナフィラキシーについて正しい記載はどれか1つ選べ。

    90%の割合で皮膚症状を認めるが、皮膚症状の無いアナフィラキシーも存在する

  • 97

    Clostridioides difficile感染症の治療について正しい記載はどれか2つ選べ。

    Clostridioideds difficile感染症の治療コストが最も安いのはメトロニダゾールである, 適切に治療をしても約30%の患者で再発を認めることがある

  • 98

    副作用について正しい記載はどれか1つ選べ。

    アナフィラキシーや抗菌薬関連下痢症は全ての抗菌薬で生じる副作用である

  • 99

    ペニシリンアレルギーについて正しい記載はどれか1つ選べ。

    セフタジジムとアズトレオナムは類似している構造を持つため交差アレルギーを起こす可能性がある

  • 100

    Clostridioides difficile感染症について正しい記載はどれか1つ選べ。

    Clostridioides difficileは芽胞を持つためアルコールが無効であり、流水石鹸による手洗い、次亜塩素酸Naによる消毒が必要である