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第26回(2018年)感染管理認定看護師 認定審査
39問 • 1年前
  • 秋葉昌人
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    問題一覧

  • 1

    検査や疾患定義の妥当性に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    中心ライン関連血流感染(CLABSI)の疾患定義の感度が98%ということは、CLABSIを発症している患者を2%見落とす可能性がある。, HIVの有病率が10%の集団において、感度90%、特異度が70%のHIVスクリーニング検査を行った場合の陽性的中率は25%である。

  • 2

    人工呼吸器関連肺炎(VAP)とネブライザー使用の関連を調べるために、VAPを起こした患者100人と起こさなかった患者300人を選択し、過去にさかのぼりネブライザー使用の有無を確認したところ、オッズ比が3.2、95%信頼区間は1.3~16.8(P=0.02)であった。この疫学研究に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    95%信頼区間から、VAPとネブライザー使用の間には統計学的に有意な関係があるといえる。, オッズ比が3.2とは、VAPを起こした患者が過去にネブライザーを使用していた確率が、VAP起こさなかった患者の3.2倍であることを意味する。

  • 3

    耐性菌に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    日本において、基質特異性拡張型βラクタマーゼ(ESBL)産生腸管出血性大腸菌感染症が報告されている。, 感染症法において、薬剤耐性緑膿菌感染症とは広域βラクタム剤、アミノ配糖体、フルオロキノロンの3系統の薬剤に対して耐性を示す緑膿菌による感染症と定義されている。

  • 4

    ウイルスと疾患の組み合わせで正しいものを2つ選択しなさい。

    Epstein-Barrウイルス(EBウイルス)・・・・伝染性単核球症, コクサッキーウイルスA16型、エンテロウイルス71型・・・・手足口病

  • 5

    検体採取に関する説明で正しいのはどれか。

    クラミジアや淋菌の検出を目的とする採尿は、初尿を採取する。

  • 6

    Clostridioides diffcile(Clostridium difficile)に関する説明で正しいのはどれか。

    Clostridioides difficile毒素検出検査を行うために採取した便検体は、採取後2~8℃で保管し、2時間以内に提出する。

  • 7

    感染症に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    日本における土着の麻疹ウイルス株は2010年5月を最後に国内での検出は無くなり、麻疹は輸入感染症といえる。, ジカウイルス感染症は、フラビウイルス科フラビウイルス属のジカウイルスによる蚊媒介感染症である。

  • 8

    感染管理の関係法規に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    学校保健安全法における流行性耳下腺炎の出席停止期間は、「耳下腺、顎下腺の腫脹が発見した後5日を経過し、かつ、全身状態が良好になるまで」である。, 感染症法において、鳥インフルエンザ(H5N1)は、2類感染症に分類されている。

  • 9

    結核の感染対策で正しいのはどれか。

    感染性の結核患者の接触者には、感染・発病の危険度に応じて、優先度の高い対象集団から「同心円状」に段階的に接触者健診を実施する。

  • 10

    手術部位感染予防に有効性が認められている対策で正しいものを2つ選択しなさい。

    手術室の室内圧は、廊下や周辺区域に対して陽圧を維持する。, 手術前の除毛は、切開部あるいは周辺の体毛が手術の邪魔になる場合を除き行わない。

  • 11

    感染経路別予防策に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    伝染性紅斑の小児には、飛沫予防策を行う。, 帯状疱疹の播種性病変がみられる患者には、空気予防策と接触予防策を行う。

  • 12

    2011年公開の「血管内カテーテル関連血流感染予防のためのCDCガイドライン」において、推奨されている対策として正しいものを2つ選択しなさい。

    血液、血液製剤または脂肪乳剤の投与に用いる輸液ラインは、輸液開始から24時間以内に交換する。, 成人患者では、中心静脈カテーテルの大腿静脈への挿入を避ける。

  • 13

    日本集中治療学会の人工呼吸器関連肺炎予防バンドル(2010年改訂版)において、推奨されている対策で正しいものを2つ選択しなさい。

    適切な鎮静・鎮痛をはかる。特に過鎮静は避ける。, 人工呼吸器離脱のプロトコルを、各施設に応じて作成し、適用する。

  • 14

    消化器内視鏡管理に関する説明で正しいのはどれか。

    内視鏡は、送気・送水ボタン、吸引ボタン、鉗子栓などを外し保管庫に保管する。

  • 15

    小児の感染症に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    RSウイルス感染症の感染経路は、接触感染である。, 咽頭結膜熱(プール熱)は、学校保健安全法で、主要症状が消退した後2日を経過するまで出席停止とされている。

  • 16

    ワクチンに関する説明で正しいのはどれか。

    風疹ワクチン接種後にB型肝炎ワクチンを接種する場合は、間隔を空ける必要がない。

  • 17

    消毒薬に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    0.05%ベンザルコニウム塩化物は、膣の消毒に使用することができる。, 大量の血液で汚染された箇所に次亜塩素酸ナトリウム溶液を使用する場合は、有効塩素濃度0.6~1%(6,000~10,000ppm)の溶液で消毒する必要がある。

  • 18

    滅菌に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    抜歯用鉗子は使用後洗浄し、滅菌処理する。, 過酸化水素低温プラズマ滅菌は、クロイツフェルト・ヤコブ病の原因となる異常プリオン蛋白を不活化する。

  • 19

    2017年公開の「日本造血細胞移植ガイドライン 造血細胞移植後の感染管理(第4版)」において、推奨されている対策で正しいものを2つ選択しなさい。

    移植病棟・病院施設内で工事やリノベーションが行われる場合は、air shielding等の埃を拡散させない方法を作業者に徹底させることを推奨する。, ポリオ経口ワクチン内服後3週間以内の人は、造血細胞移植患者が入室する防護環境に入室してはならない。

  • 20

    ファシリティマネジメントに関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    リネン類は80℃で10分以上の洗濯処理を行う。, 「大量調理施設衛生管理マニュアル」では、調理従業員の検便には腸管出血性大腸菌の検査を含めることとしている。

  • 21

    あなたはA病院の感染管理看護師です。2月10日に出勤したところ、内科病棟302号室 (4人室)に入院中の患者B氏とC氏の2名が2月9日インフルエンザを発症したと連絡を受けました。 あなたが病棟で情報収集を行ったところ、以下のことがわかりました。 ・B氏とC氏は個室に部屋を移動し、医療スタッフは飛沫予防策を実施している。 ・2月6日、2月7日に302号室を担当していた看護師Dは、2月7日の日勤勤務開始時 から咳症状があり、昼には38.0℃の発熱があり帰宅した。看護師Dは本日まで仕事を休んでおり、本日朝から解熱したと連絡があった。 ・302号室にはB氏とC氏のほかにE氏とF氏が入院している。E氏は2月10日6時ごろから全身倦怠感、関節痛、37.5℃の微熱症状があったが、インフルエンザ迅速検査の結果は陰性だった。 ・F氏は発熱や上気道症状などのインフルエンザを疑う症状はない。 ・2月7日に看護師Dと日勤勤務をしていた看護師Gは今朝から咳症状があり、体温を測定すると37.2℃だった。 問.インフルエンザ迅速診断キットに関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    インフルエンザウイルスの抗原抗体反応を利用した免疫法による検査である。, 臨床検体には鼻腔ぬぐい液、咽頭ぬぐい液や鼻咽頭吸引液が用いられる。

  • 22

    あなたはA病院の感染管理看護師です。2月10日に出勤したところ、内科病棟302号室 (4人室)に入院中の患者B氏とC氏の2名が2月9日インフルエンザを発症したと連絡を受けました。 あなたが病棟で情報収集を行ったところ、以下のことがわかりました。 ・B氏とC氏は個室に部屋を移動し、医療スタッフは飛沫予防策を実施している。 ・2月6日、2月7日に302号室を担当していた看護師Dは、2月7日の日勤勤務開始時 から咳症状があり、昼には38.0℃の発熱があり帰宅した。看護師Dは本日まで仕事を休んでおり、本日朝から解熱したと連絡があった。 ・302号室にはB氏とC氏のほかにE氏とF氏が入院している。E氏は2月10日6時ごろから全身倦怠感、関節痛、37.5℃の微熱症状があったが、インフルエンザ迅速検査の結果は陰性だった。 ・F氏は発熱や上気道症状などのインフルエンザを疑う症状はない。 ・2月7日に看護師Dと日勤勤務をしていた看護師Gは今朝から咳症状があり、体温を測定すると37.2℃だった。 問.内科病棟におけるインフルエンザ対策で正しいものを2つ選択しなさい。

    2月6日と2月7日に看護師Dと接触した職員及び患者にインフルエンザを疑う症状がないか確認する。, インフルエンザ罹患患者の増加に伴い、個室隔離が困難な場合は、B氏とC氏を集団隔離することが可能である。

  • 23

    あなたはA病院の感染管理看護師です。2月10日に出勤したところ、内科病棟302号室 (4人室)に入院中の患者B氏とC氏の2名が2月9日インフルエンザを発症したと連絡を受けました。 あなたが病棟で情報収集を行ったところ、以下のことがわかりました。 ・B氏とC氏は個室に部屋を移動し、医療スタッフは飛沫予防策を実施している。 ・2月6日、2月7日に302号室を担当していた看護師Dは、2月7日の日勤勤務開始時 から咳症状があり、昼には38.0℃の発熱があり帰宅した。看護師Dは本日まで仕事を休んでおり、本日朝から解熱したと連絡があった。 ・302号室にはB氏とC氏のほかにE氏とF氏が入院している。E氏は2月10日6時ごろから全身倦怠感、関節痛、37.5℃の微熱症状があったが、インフルエンザ迅速検査の結果は陰性だった。 ・F氏は発熱や上気道症状などのインフルエンザを疑う症状はない。 ・2月7日に看護師Dと日勤勤務をしていた看護師Gは今朝から咳症状があり、体温を測定すると37.2℃だった。 問.内科病棟における職員の就業に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    内科病棟職員は手指衛生を遵守し、サージカルマスクを装着して就業する。, 内科病棟職員は発熱や上気道症状などのインフルエンザ様症状がないことを確認してから出勤する。

  • 24

     H病院では集中治療室(ICU)において尿道留置カテーテル関連尿路感染(CAUTI)サーベイランスの実施をしています。2017年度の結果は表1の通りでした。  2018年4月10日に、あなたは細菌検査室から、メタロ-β-ラクタマーゼ産生Escherichia coli(以下、MBL-E.coli)がICUに入院中の患者I氏の尿から検出されたとの報告を受けました。  2018年4月30日までの間に、さらに患者J氏と患者K氏からMBL-E.coliが検出され、すべて尿路感染と判定しました(表2)。また、ICUにおける2018年4月の入院患者数は20人、尿道カテーテルを留置していた患者数は15人、尿道カテーテル使用日数は200、延べ入院患者日数は250でした。 問.表1の①に当てはまる数値で正しいのはどれか。

    6

  • 25

     H病院では集中治療室(ICU)において尿道留置カテーテル関連尿路感染(CAUTI)サーベイランスの実施をしています。2017年度の結果は表1の通りでした。  2018年4月10日に、あなたは細菌検査室から、メタロ-β-ラクタマーゼ産生Escherichia coli(以下、MBL-E.coli)がICUに入院中の患者I氏の尿から検出されたとの報告を受けました。  2018年4月30日までの間に、さらに患者J氏と患者K氏からMBL-E.coliが検出され、すべて尿路感染と判定しました(表2)。また、ICUにおける2018年4月の入院患者数は20人、尿道カテーテルを留置していた患者数は15人、尿道カテーテル使用日数は200、延べ入院患者日数は250でした。 問.表1の②に当てはまる数値で正しいのはどれか。

    0.8

  • 26

    H病院では集中治療室(ICU)において尿道留置カテーテル関連尿路感染(CAUTI)サーベイランスの実施をしています。2017年度の結果は表1の通りでした。  2018年4月10日に、あなたは細菌検査室から、メタロ-β-ラクタマーゼ産生Escherichia coli(以下、MBL-E.coli)がICUに入院中の患者I氏の尿から検出されたとの報告を受けました。  2018年4月30日までの間に、さらに患者J氏と患者K氏からMBL-E.coliが検出され、すべて尿路感染と判定しました(表2)。また、ICUにおける2018年4月の入院患者数は20人、尿道カテーテルを留置していた患者数は15人、尿道カテーテル使用日数は200、延べ入院患者日数は250でした。 問.H病院では、入院3日目移行に検出された耐性菌を院内獲得と判定しています。 H病院ICUにおける2018年4月のMBL-coliの発生状況に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    院内獲得のMBL-E.coliの発生率(incidence rate)は、10%である。, MBL-E.coliの有病率(prevalance rate)は、15%である。

  • 27

    あなたはL病院の感染管理看護師です、産科病棟の助産師から、破水を主訴に一昨日入院した妊娠週数37週の妊婦M氏について相談を受けました。M氏は入院直後から38℃を超える発熱と水疱を伴う発疹が出現し、水痘と診断されました。M氏は昨日、2,600gの男児を出産しました。 問.M氏と出産した児に対する感染予防策に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    児が発症した場合はアシクロビルを投与する。, 児にガンマグロブリンを投与する。

  • 28

    あなたはL病院の感染管理看護師です、産科病棟の助産師から、破水を主訴に一昨日入院した妊娠週数37週の妊婦M氏について相談を受けました。M氏は入院直後から38℃を超える発熱と水疱を伴う発疹が出現し、水痘と診断されました。M氏は昨日、2,600gの男児を出産しました。 問.児はNICUに入院することになりました。NICUの感染防止策に関する説明で正しい組み合わせはどれか。

    哺乳瓶は、洗浄後0.01%(100ppm)次亜塩素酸ナトリウム溶液に1時間浸漬する。, 児に触れるときは手袋を着用する。

  • 29

    あなたはN病院の感染管理看護師です。透析室の看護師長から、「最近、感染症の患者が 増えているので、感染対策を見直したい」と相談がありました。 問.透析室における消毒について正しいものを2つ選択しなさい。

    透析室の床の清掃に消毒薬を用いる必要はない。, 透析装置外装の消毒には、次亜塩素酸ナトリウムを使用する。

  • 30

    あなたはN病院の感染管理看護師です。透析室の看護師長から、「最近、感染症の患者が 増えているので、感染対策を見直したい」と相談がありました。 問.あなたは各感染症への対応について指導を行うことにしました。指導内容に関して正しいものを2つ選択しなさい。

    HBV感染患者のベッド配置は、HBV感染患者を透析室の隅に配置、その周辺にHBs抗体陽性者を配置する。, HCV感染患者はベッドを固定し、専用の透析装置や透析関連物品を使用する。

  • 31

    あなたはN病院の感染管理看護師です。透析室の看護師長から、「最近、感染症の患者が 増えているので、感染対策を見直したい」と相談がありました。 問.透析患者に推奨されるワクチンで正しいものを2つ選択しなさい。

    B型肝炎ワクチン, 肺炎球菌ワクチン

  • 32

    あなたはO病院の感染管理看護師です。ある日、手術室の看護師Pから患者Q氏の帝王切開の手術中、ゴーグルの脇から血液が入り、眼の粘膜に血液が飛散してしまったと連絡を受けました。  あなたが、手術室に行き看護師Pから話を聞いたところ、以下のことがわかりました。 ・患者Q氏は、HBs抗原陽性、HIV感染者である。 ・看護師Pは、HBVワクチンシリーズを2回受けているが、その後のHBs抗体検査の結果は確認していない。 ・直ちに看護師Pの検査を行ったところ、HIV抗体陰性、HBs抗原陰性、HBs抗体6mIU/ml、妊娠反応は陰性であった。 問.看護師Pに説明するHIV感染予防策で正しいのはどれか。

    直ちに、抗HIV薬の多剤併用レジメンを開始する。

  • 33

    あなたはO病院の感染管理看護師です。ある日、手術室の看護師Pから患者Q氏の帝王切開の手術中、ゴーグルの脇から血液が入り、眼の粘膜に血液が飛散してしまったと連絡を受けました。  あなたが、手術室に行き看護師Pから話を聞いたところ、以下のことがわかりました。 ・患者Q氏は、HBs抗原陽性、HIV感染者である。 ・看護師Pは、HBVワクチンシリーズを2回受けているが、その後のHBs抗体検査の結果は確認していない。 ・直ちに看護師Pの検査を行ったところ、HIV抗体陰性、HBs抗原陰性、HBs抗体6mIU/ml、妊娠反応は陰性であった。 問.帝王切開で出生した児に対して行うHBV感染予防対策として正しいのはどれか。

    HBIGを出生後12時間以内に接種し、B型肝炎ワクチンシリーズを開始する。

  • 34

    あなたはR病院の感染管理看護師です。2018年1月15日に近隣の介護老人保健施設か ら、「ノロウイルスによる胃腸炎の入居者が複数いるので、感染対策について指導をしてほ しい」と言われました。この施設で情報収集を行ったところ、以下のことがわかりました。  ・入所者S氏、T氏、U氏の3名に2日前から嘔吐や下痢の症状が出現した。  ・本日3名の便検査を実施したところノロウイルス抗原陽性であった。  ・S氏、T氏は同室(4人室)、U氏は個室であり、S氏、T氏はおむつを使用している。  ・U氏の個室にトイレはなく、介助にて共有トイレを使用している。  ・S氏とT氏と同室のV氏に症状はなく、今朝R病院の眼科病棟に入院した。  ・この施設には現在60名が入居しているが、3名以外に有病者はいない。 問.ノロウイルス感染症に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    ノロウイルスはエンベロープをもたないRNAウイルスである。, ノロウイルスの感染力は強く、100コピー程度の摂取でも感染する。

  • 35

    あなたはR病院の感染管理看護師です。2018年1月15日に近隣の介護老人保健施設か ら、「ノロウイルスによる胃腸炎の入居者が複数いるので、感染対策について指導をしてほ しい」と言われました。この施設で情報収集を行ったところ、以下のことがわかりました。  ・入所者S氏、T氏、U氏の3名に2日前から嘔吐や下痢の症状が出現した。  ・本日3名の便検査を実施したところノロウイルス抗原陽性であった。  ・S氏、T氏は同室(4人室)、U氏は個室であり、S氏、T氏はおむつを使用している。  ・U氏の個室にトイレはなく、介助にて共有トイレを使用している。  ・S氏とT氏と同室のV氏に症状はなく、今朝R病院の眼科病棟に入院した。  ・この施設には現在60名が入居しているが、3名以外に有病者はいない。 問.この施設の感染対策の指導として正しいのはどれか。

    S氏とT氏が入居している部屋のベッド柵やドアノブは、0.02%(200ppm)次亜塩素酸ナトリウム液で清拭する。

  • 36

    あなたはR病院の感染管理看護師です。2018年1月15日に近隣の介護老人保健施設か ら、「ノロウイルスによる胃腸炎の入居者が複数いるので、感染対策について指導をしてほ しい」と言われました。この施設で情報収集を行ったところ、以下のことがわかりました。  ・入所者S氏、T氏、U氏の3名に2日前から嘔吐や下痢の症状が出現した。  ・本日3名の便検査を実施したところノロウイルス抗原陽性であった。  ・S氏、T氏は同室(4人室)、U氏は個室であり、S氏、T氏はおむつを使用している。  ・U氏の個室にトイレはなく、介助にて共有トイレを使用している。  ・S氏とT氏と同室のV氏に症状はなく、今朝R病院の眼科病棟に入院した。  ・この施設には現在60名が入居しているが、3名以外に有病者はいない。 問.R病院の眼科病棟に入院したV氏は個室に入院しており、1月18日に白内障の手術が予定されていた。V氏の対応について正しいのはどれか。

    V氏の嘔吐や下痢の症状に注意し、スタッフの手指衛生を強化する。

  • 37

    あなたはW病院の感染管理看護師です。2017年6月15日、細菌検査室から、ICUに入院 している患者X氏の喀痰と血液培養から、薬剤耐性アシネトバクター・バウマニ(Multiple  drug-resistant Acinetobacter baumannii:MDR-Ab)が検出されたと連絡が入りました。喀 痰は6月12日に気管挿管チューブから吸引して採取したものでした。  ICUを訪問したところ、以下のことがわかりました。 ・X氏は、6月12日に発熱、呼吸不全、意識障害があり、Y病院で気管挿管され人工呼吸器を装着した状態で、当院のICUに転院となった。 ・X氏は6月12日の胸部X線検査で両肺野に浸潤影が認められ、肺炎と診断された。 ・ICUには2つの個室があり、X氏はカーテンで仕切られた8床のワンフロア‐のベッドに入院していた。  ・6月12日~6月15日までにICUに入室していた患者は16名であった。 問.MDR-Abに関する説明で正しいのはどれか。

    肺炎、血流感染症、創部感染症など多彩な感染症を引き起こす。

  • 38

     あなたはW病院の感染管理看護師です。2017年6月15日、細菌検査室から、ICUに入院 している患者X氏の喀痰と血液培養から、薬剤耐性アシネトバクター・バウマニ(Multiple  drug-resistant Acinetobacter baumannii:MDR-Ab)が検出されたと連絡が入りました。喀 痰は6月12日に気管挿管チューブから吸引して採取したものでした。  ICUを訪問したところ、以下のことがわかりました。 ・X氏は、6月12日に発熱、呼吸不全、意識障害があり、Y病院で気管挿管され人工呼吸器を装着した状態で、当院のICUに転院となった。 ・X氏は6月12日の胸部X線検査で両肺野に浸潤影が認められ、肺炎と診断された。 ・ICUには2つの個室があり、X氏はカーテンで仕切られた8床のワンフロア‐のベッドに入院していた。  ・6月12日~6月15日までにICUに入室していた患者は16名であった。 問.X氏への対応として正しいものを2つ選択しなさい。

    個室隔離とし、入室時は手袋とガウンを着用する。, 薬剤耐性アシネトバクター感染症として届出をする。

  • 39

    あなたはW病院の感染管理看護師です。2017年6月15日、細菌検査室から、ICUに入院 している患者X氏の喀痰と血液培養から、薬剤耐性アシネトバクター・バウマニ(Multiple  drug-resistant Acinetobacter baumannii:MDR-Ab)が検出されたと連絡が入りました。喀 痰は6月12日に気管挿管チューブから吸引して採取したものでした。  ICUを訪問したところ、以下のことがわかりました。 ・X氏は、6月12日に発熱、呼吸不全、意識障害があり、Y病院で気管挿管され人工呼吸器を装着した状態で、当院のICUに転院となった。 ・X氏は6月12日の胸部X線検査で両肺野に浸潤影が認められ、肺炎と診断された。 ・ICUには2つの個室があり、X氏はカーテンで仕切られた8床のワンフロア‐のベッドに入院していた。  ・6月12日~6月15日までにICUに入室していた患者は16名であった。 6月16日の時点でX氏と同時期にICUに入室していた患者16名にスクリーニング検査を行ったところ、1名の患者Z氏からMDR-Abが検出されました。Z氏は現在もICU入室中で人工呼吸器を装着中であり、肺炎を含む感染症を示唆する所見はありません。 問.6月16日のスクリーニング検査の結果を受けて、今後あなたが実施する必要があると考えられる対策で正しいものを2つ選択しなさい。

    X氏とZ氏を担当する看護師は、他の患者を担当しないようにする。, ICUで継続的に監視培養を実施する。

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    問題一覧

  • 1

    検査や疾患定義の妥当性に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    中心ライン関連血流感染(CLABSI)の疾患定義の感度が98%ということは、CLABSIを発症している患者を2%見落とす可能性がある。, HIVの有病率が10%の集団において、感度90%、特異度が70%のHIVスクリーニング検査を行った場合の陽性的中率は25%である。

  • 2

    人工呼吸器関連肺炎(VAP)とネブライザー使用の関連を調べるために、VAPを起こした患者100人と起こさなかった患者300人を選択し、過去にさかのぼりネブライザー使用の有無を確認したところ、オッズ比が3.2、95%信頼区間は1.3~16.8(P=0.02)であった。この疫学研究に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    95%信頼区間から、VAPとネブライザー使用の間には統計学的に有意な関係があるといえる。, オッズ比が3.2とは、VAPを起こした患者が過去にネブライザーを使用していた確率が、VAP起こさなかった患者の3.2倍であることを意味する。

  • 3

    耐性菌に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    日本において、基質特異性拡張型βラクタマーゼ(ESBL)産生腸管出血性大腸菌感染症が報告されている。, 感染症法において、薬剤耐性緑膿菌感染症とは広域βラクタム剤、アミノ配糖体、フルオロキノロンの3系統の薬剤に対して耐性を示す緑膿菌による感染症と定義されている。

  • 4

    ウイルスと疾患の組み合わせで正しいものを2つ選択しなさい。

    Epstein-Barrウイルス(EBウイルス)・・・・伝染性単核球症, コクサッキーウイルスA16型、エンテロウイルス71型・・・・手足口病

  • 5

    検体採取に関する説明で正しいのはどれか。

    クラミジアや淋菌の検出を目的とする採尿は、初尿を採取する。

  • 6

    Clostridioides diffcile(Clostridium difficile)に関する説明で正しいのはどれか。

    Clostridioides difficile毒素検出検査を行うために採取した便検体は、採取後2~8℃で保管し、2時間以内に提出する。

  • 7

    感染症に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    日本における土着の麻疹ウイルス株は2010年5月を最後に国内での検出は無くなり、麻疹は輸入感染症といえる。, ジカウイルス感染症は、フラビウイルス科フラビウイルス属のジカウイルスによる蚊媒介感染症である。

  • 8

    感染管理の関係法規に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    学校保健安全法における流行性耳下腺炎の出席停止期間は、「耳下腺、顎下腺の腫脹が発見した後5日を経過し、かつ、全身状態が良好になるまで」である。, 感染症法において、鳥インフルエンザ(H5N1)は、2類感染症に分類されている。

  • 9

    結核の感染対策で正しいのはどれか。

    感染性の結核患者の接触者には、感染・発病の危険度に応じて、優先度の高い対象集団から「同心円状」に段階的に接触者健診を実施する。

  • 10

    手術部位感染予防に有効性が認められている対策で正しいものを2つ選択しなさい。

    手術室の室内圧は、廊下や周辺区域に対して陽圧を維持する。, 手術前の除毛は、切開部あるいは周辺の体毛が手術の邪魔になる場合を除き行わない。

  • 11

    感染経路別予防策に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    伝染性紅斑の小児には、飛沫予防策を行う。, 帯状疱疹の播種性病変がみられる患者には、空気予防策と接触予防策を行う。

  • 12

    2011年公開の「血管内カテーテル関連血流感染予防のためのCDCガイドライン」において、推奨されている対策として正しいものを2つ選択しなさい。

    血液、血液製剤または脂肪乳剤の投与に用いる輸液ラインは、輸液開始から24時間以内に交換する。, 成人患者では、中心静脈カテーテルの大腿静脈への挿入を避ける。

  • 13

    日本集中治療学会の人工呼吸器関連肺炎予防バンドル(2010年改訂版)において、推奨されている対策で正しいものを2つ選択しなさい。

    適切な鎮静・鎮痛をはかる。特に過鎮静は避ける。, 人工呼吸器離脱のプロトコルを、各施設に応じて作成し、適用する。

  • 14

    消化器内視鏡管理に関する説明で正しいのはどれか。

    内視鏡は、送気・送水ボタン、吸引ボタン、鉗子栓などを外し保管庫に保管する。

  • 15

    小児の感染症に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    RSウイルス感染症の感染経路は、接触感染である。, 咽頭結膜熱(プール熱)は、学校保健安全法で、主要症状が消退した後2日を経過するまで出席停止とされている。

  • 16

    ワクチンに関する説明で正しいのはどれか。

    風疹ワクチン接種後にB型肝炎ワクチンを接種する場合は、間隔を空ける必要がない。

  • 17

    消毒薬に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    0.05%ベンザルコニウム塩化物は、膣の消毒に使用することができる。, 大量の血液で汚染された箇所に次亜塩素酸ナトリウム溶液を使用する場合は、有効塩素濃度0.6~1%(6,000~10,000ppm)の溶液で消毒する必要がある。

  • 18

    滅菌に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    抜歯用鉗子は使用後洗浄し、滅菌処理する。, 過酸化水素低温プラズマ滅菌は、クロイツフェルト・ヤコブ病の原因となる異常プリオン蛋白を不活化する。

  • 19

    2017年公開の「日本造血細胞移植ガイドライン 造血細胞移植後の感染管理(第4版)」において、推奨されている対策で正しいものを2つ選択しなさい。

    移植病棟・病院施設内で工事やリノベーションが行われる場合は、air shielding等の埃を拡散させない方法を作業者に徹底させることを推奨する。, ポリオ経口ワクチン内服後3週間以内の人は、造血細胞移植患者が入室する防護環境に入室してはならない。

  • 20

    ファシリティマネジメントに関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    リネン類は80℃で10分以上の洗濯処理を行う。, 「大量調理施設衛生管理マニュアル」では、調理従業員の検便には腸管出血性大腸菌の検査を含めることとしている。

  • 21

    あなたはA病院の感染管理看護師です。2月10日に出勤したところ、内科病棟302号室 (4人室)に入院中の患者B氏とC氏の2名が2月9日インフルエンザを発症したと連絡を受けました。 あなたが病棟で情報収集を行ったところ、以下のことがわかりました。 ・B氏とC氏は個室に部屋を移動し、医療スタッフは飛沫予防策を実施している。 ・2月6日、2月7日に302号室を担当していた看護師Dは、2月7日の日勤勤務開始時 から咳症状があり、昼には38.0℃の発熱があり帰宅した。看護師Dは本日まで仕事を休んでおり、本日朝から解熱したと連絡があった。 ・302号室にはB氏とC氏のほかにE氏とF氏が入院している。E氏は2月10日6時ごろから全身倦怠感、関節痛、37.5℃の微熱症状があったが、インフルエンザ迅速検査の結果は陰性だった。 ・F氏は発熱や上気道症状などのインフルエンザを疑う症状はない。 ・2月7日に看護師Dと日勤勤務をしていた看護師Gは今朝から咳症状があり、体温を測定すると37.2℃だった。 問.インフルエンザ迅速診断キットに関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    インフルエンザウイルスの抗原抗体反応を利用した免疫法による検査である。, 臨床検体には鼻腔ぬぐい液、咽頭ぬぐい液や鼻咽頭吸引液が用いられる。

  • 22

    あなたはA病院の感染管理看護師です。2月10日に出勤したところ、内科病棟302号室 (4人室)に入院中の患者B氏とC氏の2名が2月9日インフルエンザを発症したと連絡を受けました。 あなたが病棟で情報収集を行ったところ、以下のことがわかりました。 ・B氏とC氏は個室に部屋を移動し、医療スタッフは飛沫予防策を実施している。 ・2月6日、2月7日に302号室を担当していた看護師Dは、2月7日の日勤勤務開始時 から咳症状があり、昼には38.0℃の発熱があり帰宅した。看護師Dは本日まで仕事を休んでおり、本日朝から解熱したと連絡があった。 ・302号室にはB氏とC氏のほかにE氏とF氏が入院している。E氏は2月10日6時ごろから全身倦怠感、関節痛、37.5℃の微熱症状があったが、インフルエンザ迅速検査の結果は陰性だった。 ・F氏は発熱や上気道症状などのインフルエンザを疑う症状はない。 ・2月7日に看護師Dと日勤勤務をしていた看護師Gは今朝から咳症状があり、体温を測定すると37.2℃だった。 問.内科病棟におけるインフルエンザ対策で正しいものを2つ選択しなさい。

    2月6日と2月7日に看護師Dと接触した職員及び患者にインフルエンザを疑う症状がないか確認する。, インフルエンザ罹患患者の増加に伴い、個室隔離が困難な場合は、B氏とC氏を集団隔離することが可能である。

  • 23

    あなたはA病院の感染管理看護師です。2月10日に出勤したところ、内科病棟302号室 (4人室)に入院中の患者B氏とC氏の2名が2月9日インフルエンザを発症したと連絡を受けました。 あなたが病棟で情報収集を行ったところ、以下のことがわかりました。 ・B氏とC氏は個室に部屋を移動し、医療スタッフは飛沫予防策を実施している。 ・2月6日、2月7日に302号室を担当していた看護師Dは、2月7日の日勤勤務開始時 から咳症状があり、昼には38.0℃の発熱があり帰宅した。看護師Dは本日まで仕事を休んでおり、本日朝から解熱したと連絡があった。 ・302号室にはB氏とC氏のほかにE氏とF氏が入院している。E氏は2月10日6時ごろから全身倦怠感、関節痛、37.5℃の微熱症状があったが、インフルエンザ迅速検査の結果は陰性だった。 ・F氏は発熱や上気道症状などのインフルエンザを疑う症状はない。 ・2月7日に看護師Dと日勤勤務をしていた看護師Gは今朝から咳症状があり、体温を測定すると37.2℃だった。 問.内科病棟における職員の就業に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    内科病棟職員は手指衛生を遵守し、サージカルマスクを装着して就業する。, 内科病棟職員は発熱や上気道症状などのインフルエンザ様症状がないことを確認してから出勤する。

  • 24

     H病院では集中治療室(ICU)において尿道留置カテーテル関連尿路感染(CAUTI)サーベイランスの実施をしています。2017年度の結果は表1の通りでした。  2018年4月10日に、あなたは細菌検査室から、メタロ-β-ラクタマーゼ産生Escherichia coli(以下、MBL-E.coli)がICUに入院中の患者I氏の尿から検出されたとの報告を受けました。  2018年4月30日までの間に、さらに患者J氏と患者K氏からMBL-E.coliが検出され、すべて尿路感染と判定しました(表2)。また、ICUにおける2018年4月の入院患者数は20人、尿道カテーテルを留置していた患者数は15人、尿道カテーテル使用日数は200、延べ入院患者日数は250でした。 問.表1の①に当てはまる数値で正しいのはどれか。

    6

  • 25

     H病院では集中治療室(ICU)において尿道留置カテーテル関連尿路感染(CAUTI)サーベイランスの実施をしています。2017年度の結果は表1の通りでした。  2018年4月10日に、あなたは細菌検査室から、メタロ-β-ラクタマーゼ産生Escherichia coli(以下、MBL-E.coli)がICUに入院中の患者I氏の尿から検出されたとの報告を受けました。  2018年4月30日までの間に、さらに患者J氏と患者K氏からMBL-E.coliが検出され、すべて尿路感染と判定しました(表2)。また、ICUにおける2018年4月の入院患者数は20人、尿道カテーテルを留置していた患者数は15人、尿道カテーテル使用日数は200、延べ入院患者日数は250でした。 問.表1の②に当てはまる数値で正しいのはどれか。

    0.8

  • 26

    H病院では集中治療室(ICU)において尿道留置カテーテル関連尿路感染(CAUTI)サーベイランスの実施をしています。2017年度の結果は表1の通りでした。  2018年4月10日に、あなたは細菌検査室から、メタロ-β-ラクタマーゼ産生Escherichia coli(以下、MBL-E.coli)がICUに入院中の患者I氏の尿から検出されたとの報告を受けました。  2018年4月30日までの間に、さらに患者J氏と患者K氏からMBL-E.coliが検出され、すべて尿路感染と判定しました(表2)。また、ICUにおける2018年4月の入院患者数は20人、尿道カテーテルを留置していた患者数は15人、尿道カテーテル使用日数は200、延べ入院患者日数は250でした。 問.H病院では、入院3日目移行に検出された耐性菌を院内獲得と判定しています。 H病院ICUにおける2018年4月のMBL-coliの発生状況に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    院内獲得のMBL-E.coliの発生率(incidence rate)は、10%である。, MBL-E.coliの有病率(prevalance rate)は、15%である。

  • 27

    あなたはL病院の感染管理看護師です、産科病棟の助産師から、破水を主訴に一昨日入院した妊娠週数37週の妊婦M氏について相談を受けました。M氏は入院直後から38℃を超える発熱と水疱を伴う発疹が出現し、水痘と診断されました。M氏は昨日、2,600gの男児を出産しました。 問.M氏と出産した児に対する感染予防策に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    児が発症した場合はアシクロビルを投与する。, 児にガンマグロブリンを投与する。

  • 28

    あなたはL病院の感染管理看護師です、産科病棟の助産師から、破水を主訴に一昨日入院した妊娠週数37週の妊婦M氏について相談を受けました。M氏は入院直後から38℃を超える発熱と水疱を伴う発疹が出現し、水痘と診断されました。M氏は昨日、2,600gの男児を出産しました。 問.児はNICUに入院することになりました。NICUの感染防止策に関する説明で正しい組み合わせはどれか。

    哺乳瓶は、洗浄後0.01%(100ppm)次亜塩素酸ナトリウム溶液に1時間浸漬する。, 児に触れるときは手袋を着用する。

  • 29

    あなたはN病院の感染管理看護師です。透析室の看護師長から、「最近、感染症の患者が 増えているので、感染対策を見直したい」と相談がありました。 問.透析室における消毒について正しいものを2つ選択しなさい。

    透析室の床の清掃に消毒薬を用いる必要はない。, 透析装置外装の消毒には、次亜塩素酸ナトリウムを使用する。

  • 30

    あなたはN病院の感染管理看護師です。透析室の看護師長から、「最近、感染症の患者が 増えているので、感染対策を見直したい」と相談がありました。 問.あなたは各感染症への対応について指導を行うことにしました。指導内容に関して正しいものを2つ選択しなさい。

    HBV感染患者のベッド配置は、HBV感染患者を透析室の隅に配置、その周辺にHBs抗体陽性者を配置する。, HCV感染患者はベッドを固定し、専用の透析装置や透析関連物品を使用する。

  • 31

    あなたはN病院の感染管理看護師です。透析室の看護師長から、「最近、感染症の患者が 増えているので、感染対策を見直したい」と相談がありました。 問.透析患者に推奨されるワクチンで正しいものを2つ選択しなさい。

    B型肝炎ワクチン, 肺炎球菌ワクチン

  • 32

    あなたはO病院の感染管理看護師です。ある日、手術室の看護師Pから患者Q氏の帝王切開の手術中、ゴーグルの脇から血液が入り、眼の粘膜に血液が飛散してしまったと連絡を受けました。  あなたが、手術室に行き看護師Pから話を聞いたところ、以下のことがわかりました。 ・患者Q氏は、HBs抗原陽性、HIV感染者である。 ・看護師Pは、HBVワクチンシリーズを2回受けているが、その後のHBs抗体検査の結果は確認していない。 ・直ちに看護師Pの検査を行ったところ、HIV抗体陰性、HBs抗原陰性、HBs抗体6mIU/ml、妊娠反応は陰性であった。 問.看護師Pに説明するHIV感染予防策で正しいのはどれか。

    直ちに、抗HIV薬の多剤併用レジメンを開始する。

  • 33

    あなたはO病院の感染管理看護師です。ある日、手術室の看護師Pから患者Q氏の帝王切開の手術中、ゴーグルの脇から血液が入り、眼の粘膜に血液が飛散してしまったと連絡を受けました。  あなたが、手術室に行き看護師Pから話を聞いたところ、以下のことがわかりました。 ・患者Q氏は、HBs抗原陽性、HIV感染者である。 ・看護師Pは、HBVワクチンシリーズを2回受けているが、その後のHBs抗体検査の結果は確認していない。 ・直ちに看護師Pの検査を行ったところ、HIV抗体陰性、HBs抗原陰性、HBs抗体6mIU/ml、妊娠反応は陰性であった。 問.帝王切開で出生した児に対して行うHBV感染予防対策として正しいのはどれか。

    HBIGを出生後12時間以内に接種し、B型肝炎ワクチンシリーズを開始する。

  • 34

    あなたはR病院の感染管理看護師です。2018年1月15日に近隣の介護老人保健施設か ら、「ノロウイルスによる胃腸炎の入居者が複数いるので、感染対策について指導をしてほ しい」と言われました。この施設で情報収集を行ったところ、以下のことがわかりました。  ・入所者S氏、T氏、U氏の3名に2日前から嘔吐や下痢の症状が出現した。  ・本日3名の便検査を実施したところノロウイルス抗原陽性であった。  ・S氏、T氏は同室(4人室)、U氏は個室であり、S氏、T氏はおむつを使用している。  ・U氏の個室にトイレはなく、介助にて共有トイレを使用している。  ・S氏とT氏と同室のV氏に症状はなく、今朝R病院の眼科病棟に入院した。  ・この施設には現在60名が入居しているが、3名以外に有病者はいない。 問.ノロウイルス感染症に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    ノロウイルスはエンベロープをもたないRNAウイルスである。, ノロウイルスの感染力は強く、100コピー程度の摂取でも感染する。

  • 35

    あなたはR病院の感染管理看護師です。2018年1月15日に近隣の介護老人保健施設か ら、「ノロウイルスによる胃腸炎の入居者が複数いるので、感染対策について指導をしてほ しい」と言われました。この施設で情報収集を行ったところ、以下のことがわかりました。  ・入所者S氏、T氏、U氏の3名に2日前から嘔吐や下痢の症状が出現した。  ・本日3名の便検査を実施したところノロウイルス抗原陽性であった。  ・S氏、T氏は同室(4人室)、U氏は個室であり、S氏、T氏はおむつを使用している。  ・U氏の個室にトイレはなく、介助にて共有トイレを使用している。  ・S氏とT氏と同室のV氏に症状はなく、今朝R病院の眼科病棟に入院した。  ・この施設には現在60名が入居しているが、3名以外に有病者はいない。 問.この施設の感染対策の指導として正しいのはどれか。

    S氏とT氏が入居している部屋のベッド柵やドアノブは、0.02%(200ppm)次亜塩素酸ナトリウム液で清拭する。

  • 36

    あなたはR病院の感染管理看護師です。2018年1月15日に近隣の介護老人保健施設か ら、「ノロウイルスによる胃腸炎の入居者が複数いるので、感染対策について指導をしてほ しい」と言われました。この施設で情報収集を行ったところ、以下のことがわかりました。  ・入所者S氏、T氏、U氏の3名に2日前から嘔吐や下痢の症状が出現した。  ・本日3名の便検査を実施したところノロウイルス抗原陽性であった。  ・S氏、T氏は同室(4人室)、U氏は個室であり、S氏、T氏はおむつを使用している。  ・U氏の個室にトイレはなく、介助にて共有トイレを使用している。  ・S氏とT氏と同室のV氏に症状はなく、今朝R病院の眼科病棟に入院した。  ・この施設には現在60名が入居しているが、3名以外に有病者はいない。 問.R病院の眼科病棟に入院したV氏は個室に入院しており、1月18日に白内障の手術が予定されていた。V氏の対応について正しいのはどれか。

    V氏の嘔吐や下痢の症状に注意し、スタッフの手指衛生を強化する。

  • 37

    あなたはW病院の感染管理看護師です。2017年6月15日、細菌検査室から、ICUに入院 している患者X氏の喀痰と血液培養から、薬剤耐性アシネトバクター・バウマニ(Multiple  drug-resistant Acinetobacter baumannii:MDR-Ab)が検出されたと連絡が入りました。喀 痰は6月12日に気管挿管チューブから吸引して採取したものでした。  ICUを訪問したところ、以下のことがわかりました。 ・X氏は、6月12日に発熱、呼吸不全、意識障害があり、Y病院で気管挿管され人工呼吸器を装着した状態で、当院のICUに転院となった。 ・X氏は6月12日の胸部X線検査で両肺野に浸潤影が認められ、肺炎と診断された。 ・ICUには2つの個室があり、X氏はカーテンで仕切られた8床のワンフロア‐のベッドに入院していた。  ・6月12日~6月15日までにICUに入室していた患者は16名であった。 問.MDR-Abに関する説明で正しいのはどれか。

    肺炎、血流感染症、創部感染症など多彩な感染症を引き起こす。

  • 38

     あなたはW病院の感染管理看護師です。2017年6月15日、細菌検査室から、ICUに入院 している患者X氏の喀痰と血液培養から、薬剤耐性アシネトバクター・バウマニ(Multiple  drug-resistant Acinetobacter baumannii:MDR-Ab)が検出されたと連絡が入りました。喀 痰は6月12日に気管挿管チューブから吸引して採取したものでした。  ICUを訪問したところ、以下のことがわかりました。 ・X氏は、6月12日に発熱、呼吸不全、意識障害があり、Y病院で気管挿管され人工呼吸器を装着した状態で、当院のICUに転院となった。 ・X氏は6月12日の胸部X線検査で両肺野に浸潤影が認められ、肺炎と診断された。 ・ICUには2つの個室があり、X氏はカーテンで仕切られた8床のワンフロア‐のベッドに入院していた。  ・6月12日~6月15日までにICUに入室していた患者は16名であった。 問.X氏への対応として正しいものを2つ選択しなさい。

    個室隔離とし、入室時は手袋とガウンを着用する。, 薬剤耐性アシネトバクター感染症として届出をする。

  • 39

    あなたはW病院の感染管理看護師です。2017年6月15日、細菌検査室から、ICUに入院 している患者X氏の喀痰と血液培養から、薬剤耐性アシネトバクター・バウマニ(Multiple  drug-resistant Acinetobacter baumannii:MDR-Ab)が検出されたと連絡が入りました。喀 痰は6月12日に気管挿管チューブから吸引して採取したものでした。  ICUを訪問したところ、以下のことがわかりました。 ・X氏は、6月12日に発熱、呼吸不全、意識障害があり、Y病院で気管挿管され人工呼吸器を装着した状態で、当院のICUに転院となった。 ・X氏は6月12日の胸部X線検査で両肺野に浸潤影が認められ、肺炎と診断された。 ・ICUには2つの個室があり、X氏はカーテンで仕切られた8床のワンフロア‐のベッドに入院していた。  ・6月12日~6月15日までにICUに入室していた患者は16名であった。 6月16日の時点でX氏と同時期にICUに入室していた患者16名にスクリーニング検査を行ったところ、1名の患者Z氏からMDR-Abが検出されました。Z氏は現在もICU入室中で人工呼吸器を装着中であり、肺炎を含む感染症を示唆する所見はありません。 問.6月16日のスクリーニング検査の結果を受けて、今後あなたが実施する必要があると考えられる対策で正しいものを2つ選択しなさい。

    X氏とZ氏を担当する看護師は、他の患者を担当しないようにする。, ICUで継続的に監視培養を実施する。