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第31回(2023年)感染管理認定看護師 認定審査
21回閲覧 • 39問 • 1年前
  • 秋葉昌人
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    問題一覧

  • 1

    感染症に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    ジカウイルス感染症は、フラビウイルス科フラビウイルス属のウイルスによる蚊媒介感染症である。, 重症熱性血小板減少症候群は、ブニヤウイルス科フレボウイルス属のSFTSウイルスによるマダニが媒介する感染症である。

  • 2

    消毒薬の濃度と適用として、正しいものを2つ選択しなさい。

    ノロウイルス患者の吐物汚染を受けた床の消毒には、0.1%(1,000ppm)次亜塩素酸ナトリウムを使用する。, 腸管出血性大腸菌O26感染症患者が使用した便座は、アルコールで清拭する。

  • 3

    血液への職業曝露に関する説明として、正しいのはどれか。

    HIV抗体陽性血液に曝露した後の抗HIV薬の予防内服は、4週間継続することが推奨されている。

  • 4

    感染管理の関係法規に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    破傷風トキソイドは3~8週間間隔で2回接種し、初回免疫後6か月以上の間隔をおいて1回追加接種する。, 梅毒を診断した場合は7日以内に届出る。

  • 5

    手術部位感染予防に有効が認められている対策として、正しいものを2つ選択しなさい。

    手術当日朝にシャワー浴を行う。, 「手術部位感染予防のためのCDCガイドライン」では、周術期の血糖コントロールを行い200ml/dl未満を目標とするとしている。

  • 6

    小児の感染症に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    乳幼児に急性胃腸炎を引き起こすロタウイルスは、ノンエンベロープウイルスである。, ヘルパンギーナの感染経路は、接触感染、飛沫感染、糞口感染である。

  • 7

    ファシリティマネジメントに関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    リネン類は80℃で10分間以上の洗濯処理を行う。, 「大量調理施設衛生管理マニュアル」では、調理従事者の検便には腸管出血性大腸菌の検査を含めることとしている。

  • 8

    統計学に関する説明として、正しいのはどれか。

    二群の平均値の差の検定にt検定を用いた。

  • 9

    ノロウイルスに関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    嘔吐物で汚染されたリネンの消毒は、85℃1分間以上、熱水消毒する。, ノンエンベロープのRNAウイルスである。

  • 10

    人工呼吸器関連肺炎予防の対策として、正しいのはどれか。

    医学的に禁忌でなければ、経鼻気管挿管よりも、経口気管挿管を優先的に選択する。

  • 11

    薬剤耐性菌に関する説明として、正しい内容を2つ選択しなさい。

    基質拡張型β-ラクタマーゼ(ESBL)産生大腸菌は、家畜類から分離され、食肉を介してヒトに伝播する可能性が指摘されている。, バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)のvanC型は、自然耐性菌である。

  • 12

    微生物に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    ポリオウイルスは、ノンエンベロープウイルスである。, 流行性角結膜炎(EKC)は、アデノウイルスによる感染症である。

  • 13

    感染経路別予防策に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    髄膜炎菌による敗血症には、効果的な治療を開始後24時間が経過するまで飛沫予防策を実施する。, 播種性病変がみられる帯状疱疹の患者には、空気予防策と接触予防策を行う。

  • 14

    手指衛生について、正しいもの2つ選択しなさい。

    エンベロープを有するウイルス保有者のケアの後は、擦式アルコール手指消毒薬で手指衛生を行う。, 手指衛生の直接観察法は、観察者の影響を受け、遵守率が高くなる可能性があることが欠点である。

  • 15

    防護環境に関する説明として、正しいのはどれか。

    防護環境では、室内の換気回数を12回/時間以上とする。

  • 16

    滅菌に関する説明として、正しいのはどれか。

    過酸化水素低温ガスプラズマ滅菌は、セルロースやパルプを含む製品の滅菌には不向きである。

  • 17

    ワクチンに関する説明として、正しいのはどれか。

    水痘ワクチンは、定期接種のワクチンである。

  • 18

    インフルエンザに関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    感染症法において、鳥インフルエンザA(H5N1)、鳥インフルエンザA(H7N9)は、二類感染症に位置付けられる。, インフルエンザウイルスは、エンベロープを有するRNAウイルスである。

  • 19

    細菌培養の検体採取として、正しいのはどれか。

    髄液検体は、室温または37℃保存とする。

  • 20

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。2020年8月10日に臨床検査技師より内科病棟でメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)が検出された患者について連絡がありました。 院内獲得の判定は、入院48時間以降に起こった感染症としています。 ・A氏は4人部屋に入院しており、同室にB氏、C氏、D氏がいる。 ・A氏の褥瘡からMRSAが検出されている。 ・A氏は、褥瘡の感染を発症しており治療が開始されている。 問.MRSAに関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。。

    MRSAの指定届出医療機関は、月毎に保健所に届けなければならない。, 薬剤耐性(AMR)対策アクションプランのヒトに関しての成果指標は、黄色ブドウ球菌のメチシリン耐性率を20%以下に低下させることである。

  • 21

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。2020年8月10日に臨床検査技師より内科病棟でメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)が検出された患者について連絡がありました。 院内獲得の判定は、入院48時間以降に起こった感染症としています。 ・A氏は4人部屋に入院しており、同室にB氏、C氏、D氏がいる。 ・A氏の褥瘡からMRSAが検出されている。 ・A氏は、褥瘡の感染を発症しており治療が開始されている。 問.8月12日に、同室者のB氏、C氏の2名と、別の個室に入院中のE氏から新たにMRSAが検出されました。MRSAが検出された4名の状況は、以下の通りです。 連絡を受けたあなたが実施する対策として、正しいものを2つ選択しなさい。

    高頻度接触表面を低水準消毒薬を含むクロスで清拭する。, D氏を別室に移動し、A氏、B氏、C氏、E氏でコホート隔離する。

  • 22

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。2020年8月10日に臨床検査技師より内科病棟でメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)が検出された患者について連絡がありました。 院内獲得の判定は、入院48時間以降に起こった感染症としています。 ・A氏は4人部屋に入院しており、同室にB氏、C氏、D氏がいる。 ・A氏の褥瘡からMRSAが検出されている。 ・A氏は、褥瘡の感染を発症しており治療が開始されている。    2020年8月31日現在、内科病棟ではMRSAの新たな発生はありませんでした。 内科病棟の8月1日~8月31日までの入院患者数は300名であり、MRSA発症患者4名の転帰は以下の通りです。 問.あなたは感染対策委員会で、当該内科病棟のMRSAに関する説明をすることになりました。当該内科病棟の8月のMRSAに関する説明として、正しいのはどれか。

    内科病棟の有病率は、1.3%である。

  • 23

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。3月10日、内科一般病棟から「3月8日に入院した患者F氏が、肺結核の可能性がある」と連絡がありました。あなたが病棟で確認すると以下の事がわかりました。 ・入院時に撮影した胸部X線の放射線科読影結果で、F氏に結節影と空洞影が確認された。 ・F氏は微熱と頻繁な咳嗽があり、肺炎疑いで4人部屋に入院している。 ・F氏と接触した職員は、担当医師2名と担当の看護チーム、胸部X線を撮影した技師のみである。 ・3月10日に採取した喀痰塗抹検査(チール・ニールセン染色)の結果、抗酸菌が陽性(1+)であった。 ・同室患者は他に3名いるが、F氏の入院時から部屋を移動した患者はいない。 ・F氏の喀痰の核酸増幅検査(PCR)の結果は、3月12日に判明する予定である。 問.3月10日の状況に基づく判断として、正しいものを2つ選択しなさい。

    2回目以降の喀痰抗酸菌検査は、前回の検体採取から8~24時間以上の間隔を空ける。, F氏を空気感染隔離室(陰圧室)へ移動する。

  • 24

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。3月10日、内科一般病棟から「3月8日に入院した患者F氏が、肺結核の可能性がある」と連絡がありました。あなたが病棟で確認すると以下の事がわかりました。 ・入院時に撮影した胸部X線の放射線科読影結果で、F氏に結節影と空洞影が確認された。 ・F氏は微熱と頻繁な咳嗽があり、肺炎疑いで4人部屋に入院している。 ・F氏と接触した職員は、担当医師2名と担当の看護チーム、胸部X線を撮影した技師のみである。 ・3月10日に採取した喀痰塗抹検査(チール・ニールセン染色)の結果、抗酸菌が陽性(1+)であった。 ・同室患者は他に3名いるが、F氏の入院時から部屋を移動した患者はいない。 ・F氏の喀痰の核酸増幅検査(PCR)の結果は、3月12日に判明する予定である。 問.当該内科一般病棟の職員に対して指導する内容として、正しいのはどれか。

    F氏の病室へ入る際は、N95レスピレーター着用時に毎回ユーザーシールチェックを実施する。

  • 25

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。3月10日、内科一般病棟から「3月8日に入院した患者F氏が、肺結核の可能性がある」と連絡がありました。あなたが病棟で確認すると以下の事がわかりました。 ・入院時に撮影した胸部X線の放射線科読影結果で、F氏に結節影と空洞影が確認された。 ・F氏は微熱と頻繁な咳嗽があり、肺炎疑いで4人部屋に入院している。 ・F氏と接触した職員は、担当医師2名と担当の看護チーム、胸部X線を撮影した技師のみである。 ・3月10日に採取した喀痰塗抹検査(チール・ニールセン染色)の結果、抗酸菌が陽性(1+)であった。 ・同室患者は他に3名いるが、F氏の入院時から部屋を移動した患者はいない。 ・F氏の喀痰の核酸増幅検査(PCR)の結果は、3月12日に判明する予定である。 問.3月12日、F氏の喀痰の喀痰のPCRの結果で結核菌と判明したため、「感染症法に基づく結核の接触者健康診断の手引き(改訂第6版)」に従い、F氏との接触者に対して健康診断を行うことになりました。接触者の健康診断に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    F氏の感染性期間の始期は、診断の3ヵ月前とする。, 濃厚接触者には、最終接触から2~3ヵ月後にインターフェロンγ遊離試験(Interferon-gamma release assay:IGRA)を実施する。

  • 26

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。集中治療室(ICU)において中心ライン関連血流感染(CLABSI)サーベイランスを実施しています。臨床的敗血症は判定していません。2022年度の結果は表1の通りでした。また、表1の結果は表2.3のベンチマークと比較しました。 問.表1のaに当てはまる数値について、正しいのはどれか。

    4.0

  • 27

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。集中治療室(ICU)において中心ライン関連血流感染(CLABSI)サーベイランスを実施しています。臨床的敗血症は判定していません。2022年度の結果は表1の通りでした。また、表1の結果は表2.3のベンチマークと比較しました。 問.表1のbに当てはまる数値について、正しいのはどれか。

    0.63

  • 28

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。集中治療室(ICU)において中心ライン関連血流感染(CLABSI)サーベイランスを実施しています。臨床的敗血症は判定していません。2022年度の結果は表1の通りでした。また、表1の結果は表2.3のベンチマークと比較しました。 問.表1のデータを表2・3のベンチマークデータと比較した結果に関する説明として、正しいのはどれか。

    感染率と中心ライン使用比がともに高いことから、不要な中心ラインを速やかに抜去する取り組みが必要である。

  • 29

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。7月8日に小児病棟の師長から、入院中の患児G氏に麻疹の疑いがあると報告がありました。あなたが情報収集したところ、G氏について以下のことがわかりました。 ・7月3日 38℃の発熱、脱水のため4人部屋に入院した。 ・7月5日 37℃に解熱した。 ・7月6日 39℃の発熱と発疹が出現したため、医師は麻疹を疑い抗体検査を行った。 ・7月8日 麻疹抗体検査の結果、麻疹IgM陽性、IgG陰性であった。 同室者の情報は以下の通りでした。 ・すべての患児が、7月3日以前から入院しており、麻疹罹患歴はなかった。また、麻疹ワクチンの接種歴は以下の通りであった。 H氏(7歳) 0歳時と7歳時に接種 I氏(6歳) 1歳児に接種 J氏(7歳) 接種歴なし   問.7月8日現在のG氏への対応として、正しいのはどれか。

    G氏を陰圧室に収容する。

  • 30

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。7月8日に小児病棟の師長から、入院中の患児G氏に麻疹の疑いがあると報告がありました。あなたが情報収集したところ、G氏について以下のことがわかりました。 ・7月3日 38℃の発熱、脱水のため4人部屋に入院した。 ・7月5日 37℃に解熱した。 ・7月6日 39℃の発熱と発疹が出現したため、医師は麻疹を疑い抗体検査を行った。 ・7月8日 麻疹抗体検査の結果、麻疹IgM陽性、IgG陰性であった。 同室者の情報は以下の通りでした。 ・すべての患児が、7月3日以前から入院しており、麻疹罹患歴はなかった。また、麻疹ワクチンの接種歴は以下の通りであった。 H氏(7歳) 0歳時と7歳時に接種 I氏(6歳) 1歳児に接種 J氏(7歳) 接種歴なし   問.7月8日現在の同室者への対応として、正しいものを2つ選択しなさい。

    H氏、I氏、J氏の麻疹IgG検査を行う。, H氏、I氏、J氏に緊急麻疹ワクチンを接種する。

  • 31

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。3月24日に内科病棟の看護師長から「昨日入院したK氏に発疹が出現し風疹の疑いがあると言われた。どうしたらいいか」と相談を受けました。情報収集を行ったところ、以下のことがわかりました。 ・K氏は43歳男性で個室に入院した。 ・入院時より耳介後部の腫脹があり、微熱(37.2℃)があった。 ・3月24日、顔に発疹が出現し皮膚科を受診した。 問.当該内科病棟で行う感染対策として、正しいものを2つ選択しなさい。

    K氏へのケアは、ウイルスに対して十分量の特異抗体価を有する者が優先して行う。, K氏が病室の外へ出る際は、K氏にサージカルマスクを着用してもらう。

  • 32

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。3月24日に内科病棟の看護師長から「昨日入院したK氏に発疹が出現し風疹の疑いがあると言われた。どうしたらいいか」と相談を受けました。情報収集を行ったところ、以下のことがわかりました。 ・K氏は43歳男性で個室に入院した。 ・入院時より耳介後部の腫脹があり、微熱(37.2℃)があった。 ・3月24日、顔に発疹が出現し皮膚科を受診した。 問.検査の結果、K氏は風疹と診断された。当該内科病棟の職員への対応として、正しいものを2つ選択しなさい。

    K氏に接触した職員をリストアップし、風疹IgG抗体とワクチン接種歴を確認する。, 風疹ウイルスの潜伏期間は14日~21日である。

  • 33

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。3月24日に内科病棟の看護師長から「昨日入院したK氏に発疹が出現し風疹の疑いがあると言われた。どうしたらいいか」と相談を受けました。情報収集を行ったところ、以下のことがわかりました。 ・K氏は43歳男性で個室に入院した。 ・入院時より耳介後部の腫脹があり、微熱(37.2℃)があった。 ・3月24日、顔に発疹が出現し皮膚科を受診した。 内科病棟の看護師長から「妊娠30週の看護師Lが勤務している。どうしたらいいか」と相談された。看護師Lの勤務を確認したところ、看護師Lの勤務は3月23日が日勤、24日と25日は休みであり、看護師Lの風疹特異抗体価やワクチン接種歴は不明でした。 問.看護師長と看護師Lへの説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    先天性風疹症候群の三大症状は、先天性心疾患、難聴、白内障であると伝える。, 看護師Lの風疹特異抗体価、ワクチン接種歴を確認するよう伝える。

  • 34

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。現在、市中では新型コロナウイルス感染症が流行しています。1月10日に病棟の看護師長から「新型コロナウイルス感染症の患者が複数出た。指示を仰ぎたい」と連絡がありました。あなたが病棟で確認すると以下のことがわかりました。 ・M氏は、前年の12月中旬から入院している。1月9日から発熱し、1月10日に新型コロナウイルス感染症と診断された。 ・同室のN氏は、1月5日に入院し、1月10日から発熱し、同日新型コロナウイルス感染症と診断され た ・同室のO氏は、1月5日に入院し、1月7日から発熱、咳、咽頭痛が出現したが、同日の新型コロナウイルス抗原定性検査は陰性であった。 ・同室のP氏は、1月8日に入院し、1月10日時点で、発熱や上気道症状は認めていない。 なお、院内では核酸増幅検査と抗原定性検査の実施が可能です。 問.1月10日の時点で行う対策として、正しいものを2つ選択しなさい。

    M氏とN氏はコホート隔離とする。, 他の病室の患者と、当該病棟の職員の症状を確認する。

  • 35

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。現在、市中では新型コロナウイルス感染症が流行しています。1月10日に病棟の看護師長から「新型コロナウイルス感染症の患者が複数出た。指示を仰ぎたい」と連絡がありました。あなたが病棟で確認すると以下のことがわかりました。 ・M氏は、前年の12月中旬から入院している。 1月9日から発熱し、 1月10日に新型コロナウイルス感染 症と診断された。 ・同室のN氏は、1月5日に入院し、1月10日から発熱し、同日新型コロナウイルス感染症と診断された。 ・同室のO氏は、1月5日に入院し、1月7日から発熱、咳、咽頭痛が出現したが、同日の新型コロナウイルス抗原定性検査は陰性であった。 ・同室のP氏は、1月8日に入院し、1月10日時点で、発熱や上気道症状は認めていない。 なお、院内では核酸増幅検査と抗原定性検査の実施が可能です。 問.新型コロナウイルス検査について、正しいのはどれか。

    M氏とN氏は、PCR検査で陰性化を確認しなくても隔離解除ができる。

  • 36

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。現在、市中では新型コロナウイルス感染症が流行しています。1月10日に病棟の看護師長から「新型コロナウイルス感染症の患者が複数出た。指示を仰ぎたい」と連絡がありました。あなたが病棟で確認すると以下のことがわかりました。 ・M氏は、前年の12月中旬から入院している。 1月9日から発熱し、 1月10日に新型コロナウイルス感染 症と診断された。 ・同室のN氏は、1月5日に入院し、1月10日から発熱し、同日新型コロナウイルス感染症と診断された。 ・同室のO氏は、1月5日に入院し、1月7日から発熱、咳、咽頭痛が出現したが、同日の新型コロナウイルス抗原定性検査は陰性であった。 ・同室のP氏は、1月8日に入院し、1月10日時点で、発熱や上気道症状は認めていない。 なお、院内では核酸増幅検査と抗原定性検査の実施が可能です。 問.1月11日に、別の病室の患者や職員から有症状者がいると報告があり、最終的に患者5名、職員3名が新型コロナウイルス感染症と診断された。この病棟での対策として、正しいものを2つ選択しなさい。

    病棟単位でゾーニングする場合は、病室内をウイルスがいるエリア、廊下をウイルスがいないエリアとし、廊下に出る前に手袋、ガウン、フェイスシールドを脱いで廃棄する。, 入院患者には、症状の有無に関わらず、可能な限りマスク着用の協力を依頼する。

  • 37

    あなたは、急性期病院の感染管理認定看護師です。消化器内科病棟の看護師長から「入院患者Q氏、R氏、S氏の3名に下痢症状がある。Closridioides difficileの検査結果は3名とも陽性であった。QとR氏はともに4人部屋の210号室に入院中である。S氏は3週間前にもClosridioides difficile感染症を起こし、それ以来個室に入院している」と連絡がありました。状況を確認したところ、以下のことがわかりました。 ・Closridioides difficile毒素抗原検査の結果、Q氏とR氏はトキシンA陰性、トキシンB陽性、S氏はトキシンA陽性、トキシンB陽性であった。 ・Q氏には2日前より1日に10回程度の水様便を認めている。 ・210号室にはトイレがあり、同室患者4名が使用している。 ・210号室にはQ氏とR氏以外にT氏とU氏が入院している。 ・T氏には昨日から水様便を認めている。 ・U氏には現時点で下痢を認めていない。 ・医師がT氏のClosridioides difficile毒素抗原検査を指示している。 ・S氏はメトロニダゾールによる治療終了後、一週間ほど下痢が治まっていたが、昨日から再び水様便がみられるようになった。 ・211号室(4人部屋)には、現在下痢を認めない患者が2名入院しており、2名分のべッドの空きがある。 問.210号室の患者および個室のS氏のC.difficile毒素抗原検査に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    Q氏とR氏のC.difficileの病原性はトキシンBに由来すると考えられる。, S氏のC.difficileは、トキシンAとトキシンBの両方を産生するが、毒素を産生しないC.difficile株も存在する。

  • 38

    あなたは、急性期病院の感染管理認定看護師です。消化器内科病棟の看護師長から「入院患者Q氏、R氏、S氏の3名に下痢症状がある。Closridioides difficileの検査結果は3名とも陽性であった。QとR氏はともに4人部屋の210号室に入院中である。S氏は3週間前にもClosridioides difficile感染症を起こし、それ以来個室に入院している」と連絡がありました。状況を確認したところ、以下のことがわかりました。 ・Closridioides difficile毒素抗原検査の結果、Q氏とR氏はトキシンA陰性、トキシンB陽性、S氏はトキシンA陽性、トキシンB陽性であった。 ・Q氏には2日前より1日に10回程度の水様便を認めている。 ・210号室にはトイレがあり、同室患者4名が使用している。 ・210号室にはQ氏とR氏以外にT氏とU氏が入院している。 ・T氏には昨日から水様便を認めている。 ・U氏には現時点で下痢を認めていない。 ・医師がT氏のClosridioides difficile毒素抗原検査を指示している。 ・S氏はメトロニダゾールによる治療終了後、一週間ほど下痢が治まっていたが、昨日から再び水様便がみられるようになった。 ・211号室(4人部屋)には、現在下痢を認めない患者が2名入院しており、2名分のべッドの空きがある。 問.210号室の患者および個室のS氏に使用する抗菌薬に関する説明として、正しいのはどれか。

    S氏には、バンコマイシン塩酸塩の使用が推奨される。

  • 39

    あなたは、急性期病院の感染管理認定看護師です。消化器内科病棟の看護師長から「入院患者Q氏、R氏、S氏の3名に下痢症状がある。Closridioides difficileの検査結果は3名とも陽性であった。QとR氏はともに4人部屋の210号室に入院中である。S氏は3週間前にもClosridioides difficile感染症を起こし、それ以来個室に入院している」と連絡がありました。状況を確認したところ、以下のことがわかりました。 ・Closridioides difficile毒素抗原検査の結果、Q氏とR氏はトキシンA陰性、トキシン部陽性、S氏はトキシンA陽性、トキシンB陽性であった。 ・Q氏には2日前より1日に10回程度の水様便を認めている。 ・210号室にはトイレがあり、同室患者4名が使用している。 ・210号室にはQ氏とR氏以外にT氏とU氏が入院している。 ・T氏には昨日から水様便を認めている。 ・U氏には現時点で下痢を認めていない。 ・医師がT氏のClosridioides difficile毒素抗原検査を指示している。 ・S氏はメトロニダゾールによる治療終了後、一週間ほど下痢が治まっていたが、昨日から再び水様便がみられるようになった。 ・211号室(4人部屋)には、現在下痢を認めない患者が2名入院しており、2名分のべッドの空きがある。 問.T氏のC.difficile毒素抗原検査結果はトキシンA、トキシンBともに陰性であった。当該消化器内科病棟で実施するC.difficile感染症対策として、正しいものを2つ選択しなさい。

    消化器内科病棟で他に下痢症状を認める患者はいないか確認する。, 210号室のトイレは0.5%(5,000ppm)の次亜塩素酸ナトリウム溶液で1日1回以上消毒する。

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    問題一覧

  • 1

    感染症に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    ジカウイルス感染症は、フラビウイルス科フラビウイルス属のウイルスによる蚊媒介感染症である。, 重症熱性血小板減少症候群は、ブニヤウイルス科フレボウイルス属のSFTSウイルスによるマダニが媒介する感染症である。

  • 2

    消毒薬の濃度と適用として、正しいものを2つ選択しなさい。

    ノロウイルス患者の吐物汚染を受けた床の消毒には、0.1%(1,000ppm)次亜塩素酸ナトリウムを使用する。, 腸管出血性大腸菌O26感染症患者が使用した便座は、アルコールで清拭する。

  • 3

    血液への職業曝露に関する説明として、正しいのはどれか。

    HIV抗体陽性血液に曝露した後の抗HIV薬の予防内服は、4週間継続することが推奨されている。

  • 4

    感染管理の関係法規に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    破傷風トキソイドは3~8週間間隔で2回接種し、初回免疫後6か月以上の間隔をおいて1回追加接種する。, 梅毒を診断した場合は7日以内に届出る。

  • 5

    手術部位感染予防に有効が認められている対策として、正しいものを2つ選択しなさい。

    手術当日朝にシャワー浴を行う。, 「手術部位感染予防のためのCDCガイドライン」では、周術期の血糖コントロールを行い200ml/dl未満を目標とするとしている。

  • 6

    小児の感染症に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    乳幼児に急性胃腸炎を引き起こすロタウイルスは、ノンエンベロープウイルスである。, ヘルパンギーナの感染経路は、接触感染、飛沫感染、糞口感染である。

  • 7

    ファシリティマネジメントに関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    リネン類は80℃で10分間以上の洗濯処理を行う。, 「大量調理施設衛生管理マニュアル」では、調理従事者の検便には腸管出血性大腸菌の検査を含めることとしている。

  • 8

    統計学に関する説明として、正しいのはどれか。

    二群の平均値の差の検定にt検定を用いた。

  • 9

    ノロウイルスに関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    嘔吐物で汚染されたリネンの消毒は、85℃1分間以上、熱水消毒する。, ノンエンベロープのRNAウイルスである。

  • 10

    人工呼吸器関連肺炎予防の対策として、正しいのはどれか。

    医学的に禁忌でなければ、経鼻気管挿管よりも、経口気管挿管を優先的に選択する。

  • 11

    薬剤耐性菌に関する説明として、正しい内容を2つ選択しなさい。

    基質拡張型β-ラクタマーゼ(ESBL)産生大腸菌は、家畜類から分離され、食肉を介してヒトに伝播する可能性が指摘されている。, バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)のvanC型は、自然耐性菌である。

  • 12

    微生物に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    ポリオウイルスは、ノンエンベロープウイルスである。, 流行性角結膜炎(EKC)は、アデノウイルスによる感染症である。

  • 13

    感染経路別予防策に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    髄膜炎菌による敗血症には、効果的な治療を開始後24時間が経過するまで飛沫予防策を実施する。, 播種性病変がみられる帯状疱疹の患者には、空気予防策と接触予防策を行う。

  • 14

    手指衛生について、正しいもの2つ選択しなさい。

    エンベロープを有するウイルス保有者のケアの後は、擦式アルコール手指消毒薬で手指衛生を行う。, 手指衛生の直接観察法は、観察者の影響を受け、遵守率が高くなる可能性があることが欠点である。

  • 15

    防護環境に関する説明として、正しいのはどれか。

    防護環境では、室内の換気回数を12回/時間以上とする。

  • 16

    滅菌に関する説明として、正しいのはどれか。

    過酸化水素低温ガスプラズマ滅菌は、セルロースやパルプを含む製品の滅菌には不向きである。

  • 17

    ワクチンに関する説明として、正しいのはどれか。

    水痘ワクチンは、定期接種のワクチンである。

  • 18

    インフルエンザに関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    感染症法において、鳥インフルエンザA(H5N1)、鳥インフルエンザA(H7N9)は、二類感染症に位置付けられる。, インフルエンザウイルスは、エンベロープを有するRNAウイルスである。

  • 19

    細菌培養の検体採取として、正しいのはどれか。

    髄液検体は、室温または37℃保存とする。

  • 20

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。2020年8月10日に臨床検査技師より内科病棟でメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)が検出された患者について連絡がありました。 院内獲得の判定は、入院48時間以降に起こった感染症としています。 ・A氏は4人部屋に入院しており、同室にB氏、C氏、D氏がいる。 ・A氏の褥瘡からMRSAが検出されている。 ・A氏は、褥瘡の感染を発症しており治療が開始されている。 問.MRSAに関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。。

    MRSAの指定届出医療機関は、月毎に保健所に届けなければならない。, 薬剤耐性(AMR)対策アクションプランのヒトに関しての成果指標は、黄色ブドウ球菌のメチシリン耐性率を20%以下に低下させることである。

  • 21

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。2020年8月10日に臨床検査技師より内科病棟でメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)が検出された患者について連絡がありました。 院内獲得の判定は、入院48時間以降に起こった感染症としています。 ・A氏は4人部屋に入院しており、同室にB氏、C氏、D氏がいる。 ・A氏の褥瘡からMRSAが検出されている。 ・A氏は、褥瘡の感染を発症しており治療が開始されている。 問.8月12日に、同室者のB氏、C氏の2名と、別の個室に入院中のE氏から新たにMRSAが検出されました。MRSAが検出された4名の状況は、以下の通りです。 連絡を受けたあなたが実施する対策として、正しいものを2つ選択しなさい。

    高頻度接触表面を低水準消毒薬を含むクロスで清拭する。, D氏を別室に移動し、A氏、B氏、C氏、E氏でコホート隔離する。

  • 22

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。2020年8月10日に臨床検査技師より内科病棟でメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)が検出された患者について連絡がありました。 院内獲得の判定は、入院48時間以降に起こった感染症としています。 ・A氏は4人部屋に入院しており、同室にB氏、C氏、D氏がいる。 ・A氏の褥瘡からMRSAが検出されている。 ・A氏は、褥瘡の感染を発症しており治療が開始されている。    2020年8月31日現在、内科病棟ではMRSAの新たな発生はありませんでした。 内科病棟の8月1日~8月31日までの入院患者数は300名であり、MRSA発症患者4名の転帰は以下の通りです。 問.あなたは感染対策委員会で、当該内科病棟のMRSAに関する説明をすることになりました。当該内科病棟の8月のMRSAに関する説明として、正しいのはどれか。

    内科病棟の有病率は、1.3%である。

  • 23

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。3月10日、内科一般病棟から「3月8日に入院した患者F氏が、肺結核の可能性がある」と連絡がありました。あなたが病棟で確認すると以下の事がわかりました。 ・入院時に撮影した胸部X線の放射線科読影結果で、F氏に結節影と空洞影が確認された。 ・F氏は微熱と頻繁な咳嗽があり、肺炎疑いで4人部屋に入院している。 ・F氏と接触した職員は、担当医師2名と担当の看護チーム、胸部X線を撮影した技師のみである。 ・3月10日に採取した喀痰塗抹検査(チール・ニールセン染色)の結果、抗酸菌が陽性(1+)であった。 ・同室患者は他に3名いるが、F氏の入院時から部屋を移動した患者はいない。 ・F氏の喀痰の核酸増幅検査(PCR)の結果は、3月12日に判明する予定である。 問.3月10日の状況に基づく判断として、正しいものを2つ選択しなさい。

    2回目以降の喀痰抗酸菌検査は、前回の検体採取から8~24時間以上の間隔を空ける。, F氏を空気感染隔離室(陰圧室)へ移動する。

  • 24

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。3月10日、内科一般病棟から「3月8日に入院した患者F氏が、肺結核の可能性がある」と連絡がありました。あなたが病棟で確認すると以下の事がわかりました。 ・入院時に撮影した胸部X線の放射線科読影結果で、F氏に結節影と空洞影が確認された。 ・F氏は微熱と頻繁な咳嗽があり、肺炎疑いで4人部屋に入院している。 ・F氏と接触した職員は、担当医師2名と担当の看護チーム、胸部X線を撮影した技師のみである。 ・3月10日に採取した喀痰塗抹検査(チール・ニールセン染色)の結果、抗酸菌が陽性(1+)であった。 ・同室患者は他に3名いるが、F氏の入院時から部屋を移動した患者はいない。 ・F氏の喀痰の核酸増幅検査(PCR)の結果は、3月12日に判明する予定である。 問.当該内科一般病棟の職員に対して指導する内容として、正しいのはどれか。

    F氏の病室へ入る際は、N95レスピレーター着用時に毎回ユーザーシールチェックを実施する。

  • 25

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。3月10日、内科一般病棟から「3月8日に入院した患者F氏が、肺結核の可能性がある」と連絡がありました。あなたが病棟で確認すると以下の事がわかりました。 ・入院時に撮影した胸部X線の放射線科読影結果で、F氏に結節影と空洞影が確認された。 ・F氏は微熱と頻繁な咳嗽があり、肺炎疑いで4人部屋に入院している。 ・F氏と接触した職員は、担当医師2名と担当の看護チーム、胸部X線を撮影した技師のみである。 ・3月10日に採取した喀痰塗抹検査(チール・ニールセン染色)の結果、抗酸菌が陽性(1+)であった。 ・同室患者は他に3名いるが、F氏の入院時から部屋を移動した患者はいない。 ・F氏の喀痰の核酸増幅検査(PCR)の結果は、3月12日に判明する予定である。 問.3月12日、F氏の喀痰の喀痰のPCRの結果で結核菌と判明したため、「感染症法に基づく結核の接触者健康診断の手引き(改訂第6版)」に従い、F氏との接触者に対して健康診断を行うことになりました。接触者の健康診断に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    F氏の感染性期間の始期は、診断の3ヵ月前とする。, 濃厚接触者には、最終接触から2~3ヵ月後にインターフェロンγ遊離試験(Interferon-gamma release assay:IGRA)を実施する。

  • 26

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。集中治療室(ICU)において中心ライン関連血流感染(CLABSI)サーベイランスを実施しています。臨床的敗血症は判定していません。2022年度の結果は表1の通りでした。また、表1の結果は表2.3のベンチマークと比較しました。 問.表1のaに当てはまる数値について、正しいのはどれか。

    4.0

  • 27

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。集中治療室(ICU)において中心ライン関連血流感染(CLABSI)サーベイランスを実施しています。臨床的敗血症は判定していません。2022年度の結果は表1の通りでした。また、表1の結果は表2.3のベンチマークと比較しました。 問.表1のbに当てはまる数値について、正しいのはどれか。

    0.63

  • 28

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。集中治療室(ICU)において中心ライン関連血流感染(CLABSI)サーベイランスを実施しています。臨床的敗血症は判定していません。2022年度の結果は表1の通りでした。また、表1の結果は表2.3のベンチマークと比較しました。 問.表1のデータを表2・3のベンチマークデータと比較した結果に関する説明として、正しいのはどれか。

    感染率と中心ライン使用比がともに高いことから、不要な中心ラインを速やかに抜去する取り組みが必要である。

  • 29

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。7月8日に小児病棟の師長から、入院中の患児G氏に麻疹の疑いがあると報告がありました。あなたが情報収集したところ、G氏について以下のことがわかりました。 ・7月3日 38℃の発熱、脱水のため4人部屋に入院した。 ・7月5日 37℃に解熱した。 ・7月6日 39℃の発熱と発疹が出現したため、医師は麻疹を疑い抗体検査を行った。 ・7月8日 麻疹抗体検査の結果、麻疹IgM陽性、IgG陰性であった。 同室者の情報は以下の通りでした。 ・すべての患児が、7月3日以前から入院しており、麻疹罹患歴はなかった。また、麻疹ワクチンの接種歴は以下の通りであった。 H氏(7歳) 0歳時と7歳時に接種 I氏(6歳) 1歳児に接種 J氏(7歳) 接種歴なし   問.7月8日現在のG氏への対応として、正しいのはどれか。

    G氏を陰圧室に収容する。

  • 30

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。7月8日に小児病棟の師長から、入院中の患児G氏に麻疹の疑いがあると報告がありました。あなたが情報収集したところ、G氏について以下のことがわかりました。 ・7月3日 38℃の発熱、脱水のため4人部屋に入院した。 ・7月5日 37℃に解熱した。 ・7月6日 39℃の発熱と発疹が出現したため、医師は麻疹を疑い抗体検査を行った。 ・7月8日 麻疹抗体検査の結果、麻疹IgM陽性、IgG陰性であった。 同室者の情報は以下の通りでした。 ・すべての患児が、7月3日以前から入院しており、麻疹罹患歴はなかった。また、麻疹ワクチンの接種歴は以下の通りであった。 H氏(7歳) 0歳時と7歳時に接種 I氏(6歳) 1歳児に接種 J氏(7歳) 接種歴なし   問.7月8日現在の同室者への対応として、正しいものを2つ選択しなさい。

    H氏、I氏、J氏の麻疹IgG検査を行う。, H氏、I氏、J氏に緊急麻疹ワクチンを接種する。

  • 31

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。3月24日に内科病棟の看護師長から「昨日入院したK氏に発疹が出現し風疹の疑いがあると言われた。どうしたらいいか」と相談を受けました。情報収集を行ったところ、以下のことがわかりました。 ・K氏は43歳男性で個室に入院した。 ・入院時より耳介後部の腫脹があり、微熱(37.2℃)があった。 ・3月24日、顔に発疹が出現し皮膚科を受診した。 問.当該内科病棟で行う感染対策として、正しいものを2つ選択しなさい。

    K氏へのケアは、ウイルスに対して十分量の特異抗体価を有する者が優先して行う。, K氏が病室の外へ出る際は、K氏にサージカルマスクを着用してもらう。

  • 32

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。3月24日に内科病棟の看護師長から「昨日入院したK氏に発疹が出現し風疹の疑いがあると言われた。どうしたらいいか」と相談を受けました。情報収集を行ったところ、以下のことがわかりました。 ・K氏は43歳男性で個室に入院した。 ・入院時より耳介後部の腫脹があり、微熱(37.2℃)があった。 ・3月24日、顔に発疹が出現し皮膚科を受診した。 問.検査の結果、K氏は風疹と診断された。当該内科病棟の職員への対応として、正しいものを2つ選択しなさい。

    K氏に接触した職員をリストアップし、風疹IgG抗体とワクチン接種歴を確認する。, 風疹ウイルスの潜伏期間は14日~21日である。

  • 33

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。3月24日に内科病棟の看護師長から「昨日入院したK氏に発疹が出現し風疹の疑いがあると言われた。どうしたらいいか」と相談を受けました。情報収集を行ったところ、以下のことがわかりました。 ・K氏は43歳男性で個室に入院した。 ・入院時より耳介後部の腫脹があり、微熱(37.2℃)があった。 ・3月24日、顔に発疹が出現し皮膚科を受診した。 内科病棟の看護師長から「妊娠30週の看護師Lが勤務している。どうしたらいいか」と相談された。看護師Lの勤務を確認したところ、看護師Lの勤務は3月23日が日勤、24日と25日は休みであり、看護師Lの風疹特異抗体価やワクチン接種歴は不明でした。 問.看護師長と看護師Lへの説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    先天性風疹症候群の三大症状は、先天性心疾患、難聴、白内障であると伝える。, 看護師Lの風疹特異抗体価、ワクチン接種歴を確認するよう伝える。

  • 34

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。現在、市中では新型コロナウイルス感染症が流行しています。1月10日に病棟の看護師長から「新型コロナウイルス感染症の患者が複数出た。指示を仰ぎたい」と連絡がありました。あなたが病棟で確認すると以下のことがわかりました。 ・M氏は、前年の12月中旬から入院している。1月9日から発熱し、1月10日に新型コロナウイルス感染症と診断された。 ・同室のN氏は、1月5日に入院し、1月10日から発熱し、同日新型コロナウイルス感染症と診断され た ・同室のO氏は、1月5日に入院し、1月7日から発熱、咳、咽頭痛が出現したが、同日の新型コロナウイルス抗原定性検査は陰性であった。 ・同室のP氏は、1月8日に入院し、1月10日時点で、発熱や上気道症状は認めていない。 なお、院内では核酸増幅検査と抗原定性検査の実施が可能です。 問.1月10日の時点で行う対策として、正しいものを2つ選択しなさい。

    M氏とN氏はコホート隔離とする。, 他の病室の患者と、当該病棟の職員の症状を確認する。

  • 35

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。現在、市中では新型コロナウイルス感染症が流行しています。1月10日に病棟の看護師長から「新型コロナウイルス感染症の患者が複数出た。指示を仰ぎたい」と連絡がありました。あなたが病棟で確認すると以下のことがわかりました。 ・M氏は、前年の12月中旬から入院している。 1月9日から発熱し、 1月10日に新型コロナウイルス感染 症と診断された。 ・同室のN氏は、1月5日に入院し、1月10日から発熱し、同日新型コロナウイルス感染症と診断された。 ・同室のO氏は、1月5日に入院し、1月7日から発熱、咳、咽頭痛が出現したが、同日の新型コロナウイルス抗原定性検査は陰性であった。 ・同室のP氏は、1月8日に入院し、1月10日時点で、発熱や上気道症状は認めていない。 なお、院内では核酸増幅検査と抗原定性検査の実施が可能です。 問.新型コロナウイルス検査について、正しいのはどれか。

    M氏とN氏は、PCR検査で陰性化を確認しなくても隔離解除ができる。

  • 36

    【事例】 あなたは病院の感染管理認定看護師です。現在、市中では新型コロナウイルス感染症が流行しています。1月10日に病棟の看護師長から「新型コロナウイルス感染症の患者が複数出た。指示を仰ぎたい」と連絡がありました。あなたが病棟で確認すると以下のことがわかりました。 ・M氏は、前年の12月中旬から入院している。 1月9日から発熱し、 1月10日に新型コロナウイルス感染 症と診断された。 ・同室のN氏は、1月5日に入院し、1月10日から発熱し、同日新型コロナウイルス感染症と診断された。 ・同室のO氏は、1月5日に入院し、1月7日から発熱、咳、咽頭痛が出現したが、同日の新型コロナウイルス抗原定性検査は陰性であった。 ・同室のP氏は、1月8日に入院し、1月10日時点で、発熱や上気道症状は認めていない。 なお、院内では核酸増幅検査と抗原定性検査の実施が可能です。 問.1月11日に、別の病室の患者や職員から有症状者がいると報告があり、最終的に患者5名、職員3名が新型コロナウイルス感染症と診断された。この病棟での対策として、正しいものを2つ選択しなさい。

    病棟単位でゾーニングする場合は、病室内をウイルスがいるエリア、廊下をウイルスがいないエリアとし、廊下に出る前に手袋、ガウン、フェイスシールドを脱いで廃棄する。, 入院患者には、症状の有無に関わらず、可能な限りマスク着用の協力を依頼する。

  • 37

    あなたは、急性期病院の感染管理認定看護師です。消化器内科病棟の看護師長から「入院患者Q氏、R氏、S氏の3名に下痢症状がある。Closridioides difficileの検査結果は3名とも陽性であった。QとR氏はともに4人部屋の210号室に入院中である。S氏は3週間前にもClosridioides difficile感染症を起こし、それ以来個室に入院している」と連絡がありました。状況を確認したところ、以下のことがわかりました。 ・Closridioides difficile毒素抗原検査の結果、Q氏とR氏はトキシンA陰性、トキシンB陽性、S氏はトキシンA陽性、トキシンB陽性であった。 ・Q氏には2日前より1日に10回程度の水様便を認めている。 ・210号室にはトイレがあり、同室患者4名が使用している。 ・210号室にはQ氏とR氏以外にT氏とU氏が入院している。 ・T氏には昨日から水様便を認めている。 ・U氏には現時点で下痢を認めていない。 ・医師がT氏のClosridioides difficile毒素抗原検査を指示している。 ・S氏はメトロニダゾールによる治療終了後、一週間ほど下痢が治まっていたが、昨日から再び水様便がみられるようになった。 ・211号室(4人部屋)には、現在下痢を認めない患者が2名入院しており、2名分のべッドの空きがある。 問.210号室の患者および個室のS氏のC.difficile毒素抗原検査に関する説明として、正しいものを2つ選択しなさい。

    Q氏とR氏のC.difficileの病原性はトキシンBに由来すると考えられる。, S氏のC.difficileは、トキシンAとトキシンBの両方を産生するが、毒素を産生しないC.difficile株も存在する。

  • 38

    あなたは、急性期病院の感染管理認定看護師です。消化器内科病棟の看護師長から「入院患者Q氏、R氏、S氏の3名に下痢症状がある。Closridioides difficileの検査結果は3名とも陽性であった。QとR氏はともに4人部屋の210号室に入院中である。S氏は3週間前にもClosridioides difficile感染症を起こし、それ以来個室に入院している」と連絡がありました。状況を確認したところ、以下のことがわかりました。 ・Closridioides difficile毒素抗原検査の結果、Q氏とR氏はトキシンA陰性、トキシンB陽性、S氏はトキシンA陽性、トキシンB陽性であった。 ・Q氏には2日前より1日に10回程度の水様便を認めている。 ・210号室にはトイレがあり、同室患者4名が使用している。 ・210号室にはQ氏とR氏以外にT氏とU氏が入院している。 ・T氏には昨日から水様便を認めている。 ・U氏には現時点で下痢を認めていない。 ・医師がT氏のClosridioides difficile毒素抗原検査を指示している。 ・S氏はメトロニダゾールによる治療終了後、一週間ほど下痢が治まっていたが、昨日から再び水様便がみられるようになった。 ・211号室(4人部屋)には、現在下痢を認めない患者が2名入院しており、2名分のべッドの空きがある。 問.210号室の患者および個室のS氏に使用する抗菌薬に関する説明として、正しいのはどれか。

    S氏には、バンコマイシン塩酸塩の使用が推奨される。

  • 39

    あなたは、急性期病院の感染管理認定看護師です。消化器内科病棟の看護師長から「入院患者Q氏、R氏、S氏の3名に下痢症状がある。Closridioides difficileの検査結果は3名とも陽性であった。QとR氏はともに4人部屋の210号室に入院中である。S氏は3週間前にもClosridioides difficile感染症を起こし、それ以来個室に入院している」と連絡がありました。状況を確認したところ、以下のことがわかりました。 ・Closridioides difficile毒素抗原検査の結果、Q氏とR氏はトキシンA陰性、トキシン部陽性、S氏はトキシンA陽性、トキシンB陽性であった。 ・Q氏には2日前より1日に10回程度の水様便を認めている。 ・210号室にはトイレがあり、同室患者4名が使用している。 ・210号室にはQ氏とR氏以外にT氏とU氏が入院している。 ・T氏には昨日から水様便を認めている。 ・U氏には現時点で下痢を認めていない。 ・医師がT氏のClosridioides difficile毒素抗原検査を指示している。 ・S氏はメトロニダゾールによる治療終了後、一週間ほど下痢が治まっていたが、昨日から再び水様便がみられるようになった。 ・211号室(4人部屋)には、現在下痢を認めない患者が2名入院しており、2名分のべッドの空きがある。 問.T氏のC.difficile毒素抗原検査結果はトキシンA、トキシンBともに陰性であった。当該消化器内科病棟で実施するC.difficile感染症対策として、正しいものを2つ選択しなさい。

    消化器内科病棟で他に下痢症状を認める患者はいないか確認する。, 210号室のトイレは0.5%(5,000ppm)の次亜塩素酸ナトリウム溶液で1日1回以上消毒する。