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第22回(2014年)感染管理認定看護師 認定審査
39問 • 1年前
  • 秋葉昌人
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    問題一覧

  • 1

    2007年公開の「医療施設における隔離予防のためのCDCガイドライン」において推奨されている対策はどれか。

    接触予防策が必要な患者の健常皮膚に触れるときは常に手袋を装着する。

  • 2

    ウイルス感染症に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    麻疹の臨床経過は、潜伏期、カタル期、発疹期、回復期に分類され、カタル期にはコプリック斑が出現する。, 手足口病を引き起こすウイルスは、エンテロウイルスである。

  • 3

    ファシリティマネジメントに関する説明で正しいものを2つ選んでください。

    空気感染隔離室は、廊下に対して陰圧(-2.5pa)を維持し、1時間に6~12回の換気を行う。, 手術室では、高性能以上のフィルターを使用し、周辺区域に対し陽圧を保つ。

  • 4

    予防接種に関する説明で正しいものを選んでください。

    平成28年10月にからB型肝炎ワクチンが定期予防接種追加された。

  • 5

    感染症に関する説明で正しいものを2つ選んでください。

    デングウイルスは、ネッタイシマカが媒介し、人が感染するとデング熱やデング出血熱、デングショック症候群を引き起こす。, 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、マダニが媒介する新種のウイルスによる感染症である。

  • 6

    消化器内視鏡の感染対策で正しいものを2つ選んでください。

    スコープ自動洗浄・消毒装置を使用する前に用手洗浄を行う。, 内視鏡検査による患者間の交差感染防止を目的として、検査前に感染症の検査を行う必要はない。

  • 7

    医療関連肺炎を予防するために推奨される対策で正しいのはどれか。

    気管チューブのカフ上部に貯留した分泌物を吸引するために、カフ上部吸引ルーメン付き気管内チューブを使用する。

  • 8

    Clostridium difficileに関する説明で正しいものを2つ選んでください。

    Clostridium difficileには、毒素を産生しない株も存在する。, Clostridium difficileで汚染された高頻度接触環境表面は、1,000ppm(0.1%)~5,000ppm(0.5%)の次亜塩素酸ナトリウム溶液で清拭消毒を行う。

  • 9

    次の感染症をもつ患者に使用した器材と、その器材の消毒または滅菌方法で正しいものを2つ選んでください。

    腸管出血性大腸菌感染症患者に使用した便器・・・ウォッシャーディスインフェクター, ノロウイルス胃腸炎患者の嘔吐物で汚染されたプラスチック製膿盆・・・次亜塩素酸ナトリウム

  • 10

    結核に関する説明で正しいものはどれか。

    多剤耐性結核とは、イソニアジド(INH)及びリファンピシン(RFP)の両剤に耐性をもつ結核菌による結核のことを指す。

  • 11

    耐性菌に関する説明で、正しいものを2つ選んでください。

    感染症法において、薬剤耐性緑膿菌感染症は定点把握の感染症である。, 感染症法において、薬剤耐性アシネトバクター感染症とは、広域βーラクタム剤、アミノ配糖体、フルオロキノロンの3系統の薬剤に対して耐性を示すアシネトバクター属菌による感染症と定義付けられている。

  • 12

    結核の接触者検診に関する説明で正しいものを2つ選んでください。

    クォンティフェロンTB(QFT)とTスポットTB検査はいずれもインターフェロンγ遊離試験の一種である。, 適切な時期に実施されたQFT検査の結果が陰性であれば、その後の保健所による追跡検査は、原則として不要である。

  • 13

    2009年公開の「カテーテル関連尿路感染の予防のためのCDCガイドライン」において、推奨されている対策はどれか。

    療養施設で職員が間歇導尿を実施する際は、未滅菌手袋を着用する。

  • 14

    飛沫予防策に関する説明で正しいものを2つ選んでください。

    髄膜炎菌による敗血症に対して、効果的な治療開始後24時間が経過するまで飛沫予防策を実施する。, 百日咳に対して、効果的な治療開始後5日が経過するまで飛沫予防策を実施する。

  • 15

    2014年4月から6月まで中心ライン関連血流感染サーベイランスを実施したところ、この期間における中心ライン関連血流感染は5例、中心ライン使用日数は500中心ライン使用日、延べ患者日数は1,000患者日であった。サーベイランスの結果に関する説明で正しいものを2つ選んでください。

    中心ライン関連血流感染発生率は、10/1,000中心ライン使用日である。, 中心ライン使用比は0.5である。

  • 16

    消毒薬に関する説明で正しいのはどれか。

    0.05%ベンザルコニウム塩化物は膣の消毒に使用することができる。

  • 17

    疫学に関する用語の説明で正しいのはどれか。

    午前0時時点の入院患者に占めるClostridium difficile感染症患者の割合は、有病率(Prevalence rate)の一例である。

  • 18

    薬剤耐性機構に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    緑膿菌は、外膜の透過性が低いことや薬剤能動排出ポンプを複数持つことにより、多くの抗菌薬に自然耐性を示す。, βーラクタマーゼは、βーラクタム環を加水分解する酵素である。

  • 19

    防護環境に関する記載で、正しいのはどれか。

    防護環境では、室内の換気回数を12回以上とする。

  • 20

    医療現場における清掃について正しいのはどれか。

    病室の壁、ブラインド、窓カーテンは、目に見える汚れがある場合に清掃する。

  • 21

    事例 2014年2月10日から2月28日にかけてA病院で形成外科手術を受けた10名の患者が、2014年3月1日から3月15日の期間に手術部位感染を発症し、手術創の培養検体から多剤耐性緑膿菌が検出されました(図1)。A病院では、2014年3月1日以前に多剤耐性緑膿菌が検出されたことはありません。このため、A病院の感染対策チームは、多剤耐性緑膿菌感染症のアウトブレイクが発生したと判断し、調査を開始しました。感染対策チームは、多剤耐性緑膿菌による手術部位感染を起こした10名と、これらの患者と同時期に形成外科手術を受けて手術部位感染を起こさなかった患者を無作為に30名選択し、症例対照研究を実施しました。単変量解析の結果は以下の通りです。 問.図1の名称で正しいのはどれか。

    ヒストグラム

  • 22

    事例 2014年2月10日から2月28日にかけてA病院で形成外科手術を受けた10名の患者が、2014年3月1日から3月15日の期間に手術部位感染を発症し、手術創の培養検体から多剤耐性緑膿菌が検出されました(図1)。A病院では、2014年3月1日以前に多剤耐性緑膿菌が検出されたことはありません。このため、A病院の感染対策チームは、多剤耐性緑膿菌感染症のアウトブレイクが発生したと判断し、調査を開始しました。感染対策チームは、多剤耐性緑膿菌による手術部位感染を起こした10名と、これらの患者と同時期に形成外科手術を受けて手術部位感染を起こさなかった患者を無作為に30名選択し、症例対照研究を実施しました。単変量解析の結果は以下の通りです。 問.表1に掲載されているデータの説明で正しいのはどれか。

    表1に掲載されているp値は、症候群と対照群において、リスク因子に曝露した患者の比率に差が無いと仮定した場合、実際に観察された比率の差が生じる確率を表している。

  • 23

    事例 あなたはB病院の感染管理看護師です。ある日、内科病棟の看護師Cから、患者D氏の血液が飛散し、眼に入ってしまったとの連絡を受けました。あなたが内科病棟へ行くと以下のことがわかりました。 ・患者Dが処置中に突然吐血し、介助をしていた看護師Cの顔面に多量の血液が飛散した。看護師Cはゴーグルを着用しておらず、血液が眼の粘膜を汚染した。 ・看護師Cはすぐに流水で眼を洗浄した。 ・患者Dは、1週間前に実施した検査の結果、HBs抗原陽性、HCV抗体陰性、HIV抗体陽性でAIDSを発症している。 ・看護師Cは、B型肝炎ワクチン接種を3回受けたが、その後HBs抗体検査は受けていない。 問.HIV感染症に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    HIVの母子感染の経路として、経胎盤、経産道、経母乳の3種類がある。, HIV感染期には、ニューモシスチス肺炎やカポジ肉腫などの日和見感染を起こしやすい。

  • 24

    事例 あなたはB病院の感染管理看護師です。ある日、内科病棟の看護師Cから、患者D氏の血液が飛散し、眼に入ってしまったとの連絡を受けました。あなたが内科病棟へ行くと以下のことがわかりました。 ・患者Dが処置中に突然吐血し、介助をしていた看護師Cの顔面に多量の血液が飛散した。看護師Cはゴーグルを着用しておらず、血液が眼の粘膜を汚染した。 ・看護師Cはすぐに流水で眼を洗浄した。 ・患者Dは、1週間前に実施した検査の結果、HBs抗原陽性、HCV抗体陰性、HIV抗体陽性でAIDSを発症している。 ・看護師Cは、B型肝炎ワクチン接種を3回受けたが、その後HBs抗体検査は受けていない。 問.看護師CのHIV抗体検査を実施したところ、結果は陰性で、妊娠反応もありませんでした。看護師Cに対して行う必要があるHIV感染予防策で、正しいのはどれか。

    直ちに抗HIV薬の拡大投与を開始する。

  • 25

    事例 あなたはB病院の感染管理看護師です。ある日、内科病棟の看護師Cから、患者D氏の血液が飛散し、眼に入ってしまったとの連絡を受けました。あなたが内科病棟へ行くと以下のことがわかりました。 ・患者Dが処置中に突然吐血し、介助をしていた看護師Cの顔面に多量の血液が飛散した。看護師Cはゴーグルを着用しておらず、血液が眼の粘膜を汚染した。 ・看護師Cはすぐに流水で眼を洗浄した。 ・患者Dは、1週間前に実施した検査の結果、HBs抗原陽性、HCV抗体陰性、HIV抗体陽性でAIDSを発症している。 ・看護師Cは、B型肝炎ワクチン接種を3回受けたが、その後HBs抗体検査は受けていない。 問.看護師Cの抗HBs抗体検査を実施したところ、抗体価は4mlU/mlでした。看護師Cに対して行う必要があるB型肝炎予防策で正しいのはどれか。

    直ちに抗HBsヒト免疫グロブリンを投与し、B型肝炎ワクチン接種を行う。

  • 26

    事例 あなたはE病院に勤務する感染管理看護師です。NICUの看護師から「NICUの感染予防策を見直したい。同胞面会を推奨しているうえに、併設されている小児病棟には様々な感染症をもつ患児が入院しており、感染リスクが高い」という相談を受けました。 問.NICUの看護師に指導する内容で正しいものを2つ選択しなさい。

    早産児の粘膜様の皮膚に触れる場合は、手袋を着用する。, MRSAを保菌した患児を抱っこするときはガウンを着用する。

  • 27

    事例 あなたはE病院に勤務する感染管理看護師です。NICUの看護師から「NICUの感染予防策を見直したい。同胞面会を推奨しているうえに、併設されている小児病棟には様々な感染症をもつ患児が入院しており、感染リスクが高い」という相談を受けました。 問.NICUで使用する器材に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    沐浴槽は1人の沐浴ごとに浴室用洗剤で洗浄する。, 哺乳瓶は、洗浄後、0.01%(100ppm)次亜塩素酸ナトリウム溶液に1時間浸漬する。

  • 28

    事例 あなたはE病院に勤務する感染管理看護師です。NICUの看護師から「NICUの感染予防策を見直したい。同胞面会を推奨しているうえに、併設されている小児病棟には様々な感染症をもつ患児が入院しており、感染リスクが高い」という相談を受けました。 問.同胞面会における感染予防策で正しいのはどれか。

    現在小学2年生の患児の兄は、1歳を過ぎてからMR(麻疹・風疹)ワクチンを2回接種しているため、麻疹及び風疹に対する免疫を獲得していると判断して面会を許可した。

  • 29

    あなたはF病院で働く感威染管理護師です。 潜化器外科病棟の看護師から、 「血管内留置カテーテル が挿入されている3名の血液培養検査結果が陽性だった。 カテーテルに関連した血流感染かもしれないので、 病棟におけるカテーテル管理に問題があるのではないかとの相談を受けました。 3名の患者について情報収集を行ったところ、表の事項が明らかになった。 問.3名の患者の血液培養検査結果に基づいて、病棟看護師に説明する内容で正しいものを2つ選択しなさい。

    G氏はBacteroides fragilisによる二次的血流感染を起こしていると考えられる。, I氏はStaphylococcus epidemidisによる原発性の中心静脈カテーテル関連血流感染を起こしていることが疑われる。

  • 30

    事例 あなたはF病院で働く感威染管理護師です。 潜化器外科病棟の看護師から、 「血管内留置カテーテル が挿入されている3名の血液培養検査結果が陽性だった。 カテーテルに関連した血流感染かもしれないので、 病棟におけるカテーテル管理に問題があるのではないかとの相談を受けました。 3名の患者について情報収集を行ったところ、表の事項が明らかになった。 問.血液培養検体を採取する時の手技について病棟看護師に尋ねたところ、統一されていないことがわかりました、血液培養検体採取の手技で正しいのはどれか。

    抗菌薬がすでに投与されている場合は、次回の投与直前に採取する。

  • 31

    事例 あなたはF病院で働く感威染管理護師です。 潜化器外科病棟の看護師から、 「血管内留置カテーテル が挿入されている3名の血液培養検査結果が陽性だった。 カテーテルに関連した血流感染かもしれないので、 病棟におけるカテーテル管理に問題があるのではないかとの相談を受けました。 3名の患者について情報収集を行ったところ、表の事項が明らかになった。 問.今回の相談を契機に、消化器外科病棟における中心静脈カテーテル関連血流感染予防策を見直すことになりました。病棟看護師に指導する内容で正しいものを2つ選択しなさい。

    中心静脈カテーテルの挿入や被覆材を交換するときは、0.5%を超える濃度(>0.5%)のクロルヘキシジンを含むアルコール製剤を用いて皮膚消毒を行う。, 中心静脈カテーテル挿入部位を選択する際、成人の場合は大腿静脈の使用を避ける。

  • 32

    事例 あなたはF病院で働く感威染管理護師です。 潜化器外科病棟の看護師から、 「血管内留置カテーテル が挿入されている3名の血液培養検査結果が陽性だった。 カテーテルに関連した血流感染かもしれないので、 病棟におけるカテーテル管理に問題があるのではないかとの相談を受けました。 3名の患者について情報収集を行ったところ、表の事項が明らかになった。 問.あなたは抹消静脈カテーテルに関連した血流感染予防策についても提案することにしました。提案する予防策の正しい組み合わせはどれか。

    静脈炎を認める場合は、末梢静脈カテーテルを抜去する。, 末梢静脈カテーテルの留置期間が6日間を超える可能性が高い場合は、末梢挿入型中心静脈カテーテル(PICC)の使用を選択する。

  • 33

    風疹に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    先天性風疹症候群の三大症状は、先天性心疾患、難聴、白内障である。, 風疹ウイルスは、エンベロープを有するRNAウイルスである。

  • 34

    風疹の予防接種に関する説明で正しいのはどれか。

    風疹は、予防接種法において定期予防接種を行うA類疾病に位置付けられている。

  • 35

    事例 あなたは、500床のJ病院に勤務する感染管理看護師です。2014年6月6日に、整形外科病棟の看護師長から「骨折のために6月2日に入院した30歳の男性患者K氏に、本日から発熱と体幹に発疹が出現した。皮膚科を受診したところ、風疹の可能性が高いと言われた」と連絡がありました。あなたは、K氏が風疹である可能性を考慮した対応を開始することにしました。病棟で情報収集を行ったところ、以下の事項が明らかになりました。 ・K氏は入院後4床室に入院していたが、6月6日に個室に移動して飛沫予防策を開始した。 ・個室に移動する前にK氏と同室だった3名の患者は、現在も同じ病室に入院中で、このうち2名は6月6日に退院するが、L氏は6月9日まで入院する予定である。 ・入院後、毎日見舞いに来ていたK氏の妻が妊娠18週である。 問.K氏への対応で正しいものを2つ選択しなさい。

    風疹ウイルスはアルコールに感受性があるため、K氏のケアを行った後の手指衛生には、擦式アルコール製剤を使用することができる。, K氏が病室外に出る場合は、サージカルマスクを着用してもらう。

  • 36

    事例 あなたは、500床のJ病院に勤務する感染管理看護師です。2014年6月6日に、整形外科病棟の看護師長から「骨折のために6月2日に入院した30歳の男性患者K氏に、本日から発熱と体幹に発疹が出現した。皮膚科を受診したところ、風疹の可能性が高いと言われた」と連絡がありました。あなたは、K氏が風疹である可能性を考慮した対応を開始することにしました。病棟で情報収集を行ったところ、以下の事項が明らかになりました。 ・K氏は入院後4床室に入院していたが、6月6日に個室に移動して飛沫予防策を開始した。 ・個室に移動する前にK氏と同室だった3名の患者は、現在も同じ病室に入院中で、このうち2名は6月6日に退院するが、L氏は6月9日まで入院する予定である。 ・入院後、毎日見舞いに来ていたK氏の妻が妊娠18週である。 問.検査の結果、K氏は風疹と診断されました。濃厚接触者の抗体検査を実施したところ、K氏の妻と、6月6日までk氏の同室患者であったL氏及びK氏の担当であったM看護師の3名が、HI法で抗体価が8倍未満でした。抗体検査の結果に基づく対応で正しいのはどれか。

    K氏の妻は妊娠18週であるため、風疹に感染すれば胎児が先天性風疹症候群を引き起こす可能性がある。

  • 37

    ノロウイルス感染症に関する説明で正しいのはどれか。

    ノロウイルスの感染力は強く、100コピー程度の摂取でも感染する。

  • 38

    事例 あなたはN病院に勤務する感染管理看護師です。2014年1月23日に地域連携をしている100床の介護療養型医療施設のP病院から、「1月15日から現在までに、Q病棟の患者10名、職員8名に嘔吐と下痢が出現した。便からノロウイルスが検出されたが、どうすればよいか」との相談を受けました。あなたがP病院で情報収集を行ったところ以下の事実がわかりました。 ・1月15日にR氏が病室で大量の嘔吐をした。R氏は1月1日から2日まで外泊していた。R氏は、1月15日に数回軟便があり、便検査を行ったところ、ノロウイルス抗原陰性であった。 ・1月16日には、R氏が嘔吐した際に同室にいた患者4名に嘔吐または下痢が出現した。4名の便検査を行ったところ、2名の検体がノロウイルス抗原陽性であった。 ・その後の1週間でQ病棟に入院中の患者5名と同病棟に勤務する職員8名にも嘔吐や下痢が出現した。下痢を認めた10名の便検査の結果、6名の検体がノロウイルス抗原陽性であった。 ・1月17日にR氏の消化器症状が消失したため、R氏の隔離を解除し、6床室に転室した。 ・P病院では、1月25日に新年を祝う集会が予定されている。 問.P病院におけるノロウイルス感染症に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    R氏の隔離解除は、1月17日ではなく、1月19日以降に行う必要があった。, ・R氏の同室患者4名は、R氏から二次感染して、ノロウイルスによる胃腸炎を発症した可能性が高い。

  • 39

    事例 あなたはN病院に勤務する感染管理看護師です。2014年1月23日に地域連携をしている100床の介護療養型医療施設のP病院から、「1月15日から現在までに、Q病棟の患者10名、職員8名に嘔吐と下痢が出現した。便からノロウイルスが検出されたが、どうすればよいか」との相談を受けました。あなたがP病院で情報収集を行ったところ以下の事実がわかりました。 ・1月15日にR氏が病室で大量の嘔吐をした。R氏は1月1日から2日まで外泊していた。R氏は、1月15日に数回軟便があり、便検査を行ったところ、ノロウイルス抗原陰性であった。 ・1月16日には、R氏が嘔吐した際に同室にいた患者4名に嘔吐または下痢が出現した。4名の便検査を行ったところ、2名の検体がノロウイルス抗原陽性であった。 ・その後の1週間でQ病棟に入院中の患者5名と同病棟に勤務する職員8名にも嘔吐や下痢が出現した。下痢を認めた10名の便検査の結果、6名の検体がノロウイルス抗原陽性であった。 ・1月17日にR氏の消化器症状が消失したため、R氏の隔離を解除し、6床室に転室した。 ・P病院では、1月25日に新年を祝う集会が予定されている。 問.P病院の職員に指導するノロウイルス感染症予防策で正しいのはどれか。

    ノロウイルス感染症の患者を収容している病室から出た後は、擦式アルコール性手指消毒薬は使用せず、石鹸と流水による手洗いを行う。

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    職業感染管理 過去問

    秋葉昌人 · 8問 · 1年前

    職業感染管理 過去問

    職業感染管理 過去問

    8問 • 1年前
    秋葉昌人

    問題一覧

  • 1

    2007年公開の「医療施設における隔離予防のためのCDCガイドライン」において推奨されている対策はどれか。

    接触予防策が必要な患者の健常皮膚に触れるときは常に手袋を装着する。

  • 2

    ウイルス感染症に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    麻疹の臨床経過は、潜伏期、カタル期、発疹期、回復期に分類され、カタル期にはコプリック斑が出現する。, 手足口病を引き起こすウイルスは、エンテロウイルスである。

  • 3

    ファシリティマネジメントに関する説明で正しいものを2つ選んでください。

    空気感染隔離室は、廊下に対して陰圧(-2.5pa)を維持し、1時間に6~12回の換気を行う。, 手術室では、高性能以上のフィルターを使用し、周辺区域に対し陽圧を保つ。

  • 4

    予防接種に関する説明で正しいものを選んでください。

    平成28年10月にからB型肝炎ワクチンが定期予防接種追加された。

  • 5

    感染症に関する説明で正しいものを2つ選んでください。

    デングウイルスは、ネッタイシマカが媒介し、人が感染するとデング熱やデング出血熱、デングショック症候群を引き起こす。, 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、マダニが媒介する新種のウイルスによる感染症である。

  • 6

    消化器内視鏡の感染対策で正しいものを2つ選んでください。

    スコープ自動洗浄・消毒装置を使用する前に用手洗浄を行う。, 内視鏡検査による患者間の交差感染防止を目的として、検査前に感染症の検査を行う必要はない。

  • 7

    医療関連肺炎を予防するために推奨される対策で正しいのはどれか。

    気管チューブのカフ上部に貯留した分泌物を吸引するために、カフ上部吸引ルーメン付き気管内チューブを使用する。

  • 8

    Clostridium difficileに関する説明で正しいものを2つ選んでください。

    Clostridium difficileには、毒素を産生しない株も存在する。, Clostridium difficileで汚染された高頻度接触環境表面は、1,000ppm(0.1%)~5,000ppm(0.5%)の次亜塩素酸ナトリウム溶液で清拭消毒を行う。

  • 9

    次の感染症をもつ患者に使用した器材と、その器材の消毒または滅菌方法で正しいものを2つ選んでください。

    腸管出血性大腸菌感染症患者に使用した便器・・・ウォッシャーディスインフェクター, ノロウイルス胃腸炎患者の嘔吐物で汚染されたプラスチック製膿盆・・・次亜塩素酸ナトリウム

  • 10

    結核に関する説明で正しいものはどれか。

    多剤耐性結核とは、イソニアジド(INH)及びリファンピシン(RFP)の両剤に耐性をもつ結核菌による結核のことを指す。

  • 11

    耐性菌に関する説明で、正しいものを2つ選んでください。

    感染症法において、薬剤耐性緑膿菌感染症は定点把握の感染症である。, 感染症法において、薬剤耐性アシネトバクター感染症とは、広域βーラクタム剤、アミノ配糖体、フルオロキノロンの3系統の薬剤に対して耐性を示すアシネトバクター属菌による感染症と定義付けられている。

  • 12

    結核の接触者検診に関する説明で正しいものを2つ選んでください。

    クォンティフェロンTB(QFT)とTスポットTB検査はいずれもインターフェロンγ遊離試験の一種である。, 適切な時期に実施されたQFT検査の結果が陰性であれば、その後の保健所による追跡検査は、原則として不要である。

  • 13

    2009年公開の「カテーテル関連尿路感染の予防のためのCDCガイドライン」において、推奨されている対策はどれか。

    療養施設で職員が間歇導尿を実施する際は、未滅菌手袋を着用する。

  • 14

    飛沫予防策に関する説明で正しいものを2つ選んでください。

    髄膜炎菌による敗血症に対して、効果的な治療開始後24時間が経過するまで飛沫予防策を実施する。, 百日咳に対して、効果的な治療開始後5日が経過するまで飛沫予防策を実施する。

  • 15

    2014年4月から6月まで中心ライン関連血流感染サーベイランスを実施したところ、この期間における中心ライン関連血流感染は5例、中心ライン使用日数は500中心ライン使用日、延べ患者日数は1,000患者日であった。サーベイランスの結果に関する説明で正しいものを2つ選んでください。

    中心ライン関連血流感染発生率は、10/1,000中心ライン使用日である。, 中心ライン使用比は0.5である。

  • 16

    消毒薬に関する説明で正しいのはどれか。

    0.05%ベンザルコニウム塩化物は膣の消毒に使用することができる。

  • 17

    疫学に関する用語の説明で正しいのはどれか。

    午前0時時点の入院患者に占めるClostridium difficile感染症患者の割合は、有病率(Prevalence rate)の一例である。

  • 18

    薬剤耐性機構に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    緑膿菌は、外膜の透過性が低いことや薬剤能動排出ポンプを複数持つことにより、多くの抗菌薬に自然耐性を示す。, βーラクタマーゼは、βーラクタム環を加水分解する酵素である。

  • 19

    防護環境に関する記載で、正しいのはどれか。

    防護環境では、室内の換気回数を12回以上とする。

  • 20

    医療現場における清掃について正しいのはどれか。

    病室の壁、ブラインド、窓カーテンは、目に見える汚れがある場合に清掃する。

  • 21

    事例 2014年2月10日から2月28日にかけてA病院で形成外科手術を受けた10名の患者が、2014年3月1日から3月15日の期間に手術部位感染を発症し、手術創の培養検体から多剤耐性緑膿菌が検出されました(図1)。A病院では、2014年3月1日以前に多剤耐性緑膿菌が検出されたことはありません。このため、A病院の感染対策チームは、多剤耐性緑膿菌感染症のアウトブレイクが発生したと判断し、調査を開始しました。感染対策チームは、多剤耐性緑膿菌による手術部位感染を起こした10名と、これらの患者と同時期に形成外科手術を受けて手術部位感染を起こさなかった患者を無作為に30名選択し、症例対照研究を実施しました。単変量解析の結果は以下の通りです。 問.図1の名称で正しいのはどれか。

    ヒストグラム

  • 22

    事例 2014年2月10日から2月28日にかけてA病院で形成外科手術を受けた10名の患者が、2014年3月1日から3月15日の期間に手術部位感染を発症し、手術創の培養検体から多剤耐性緑膿菌が検出されました(図1)。A病院では、2014年3月1日以前に多剤耐性緑膿菌が検出されたことはありません。このため、A病院の感染対策チームは、多剤耐性緑膿菌感染症のアウトブレイクが発生したと判断し、調査を開始しました。感染対策チームは、多剤耐性緑膿菌による手術部位感染を起こした10名と、これらの患者と同時期に形成外科手術を受けて手術部位感染を起こさなかった患者を無作為に30名選択し、症例対照研究を実施しました。単変量解析の結果は以下の通りです。 問.表1に掲載されているデータの説明で正しいのはどれか。

    表1に掲載されているp値は、症候群と対照群において、リスク因子に曝露した患者の比率に差が無いと仮定した場合、実際に観察された比率の差が生じる確率を表している。

  • 23

    事例 あなたはB病院の感染管理看護師です。ある日、内科病棟の看護師Cから、患者D氏の血液が飛散し、眼に入ってしまったとの連絡を受けました。あなたが内科病棟へ行くと以下のことがわかりました。 ・患者Dが処置中に突然吐血し、介助をしていた看護師Cの顔面に多量の血液が飛散した。看護師Cはゴーグルを着用しておらず、血液が眼の粘膜を汚染した。 ・看護師Cはすぐに流水で眼を洗浄した。 ・患者Dは、1週間前に実施した検査の結果、HBs抗原陽性、HCV抗体陰性、HIV抗体陽性でAIDSを発症している。 ・看護師Cは、B型肝炎ワクチン接種を3回受けたが、その後HBs抗体検査は受けていない。 問.HIV感染症に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    HIVの母子感染の経路として、経胎盤、経産道、経母乳の3種類がある。, HIV感染期には、ニューモシスチス肺炎やカポジ肉腫などの日和見感染を起こしやすい。

  • 24

    事例 あなたはB病院の感染管理看護師です。ある日、内科病棟の看護師Cから、患者D氏の血液が飛散し、眼に入ってしまったとの連絡を受けました。あなたが内科病棟へ行くと以下のことがわかりました。 ・患者Dが処置中に突然吐血し、介助をしていた看護師Cの顔面に多量の血液が飛散した。看護師Cはゴーグルを着用しておらず、血液が眼の粘膜を汚染した。 ・看護師Cはすぐに流水で眼を洗浄した。 ・患者Dは、1週間前に実施した検査の結果、HBs抗原陽性、HCV抗体陰性、HIV抗体陽性でAIDSを発症している。 ・看護師Cは、B型肝炎ワクチン接種を3回受けたが、その後HBs抗体検査は受けていない。 問.看護師CのHIV抗体検査を実施したところ、結果は陰性で、妊娠反応もありませんでした。看護師Cに対して行う必要があるHIV感染予防策で、正しいのはどれか。

    直ちに抗HIV薬の拡大投与を開始する。

  • 25

    事例 あなたはB病院の感染管理看護師です。ある日、内科病棟の看護師Cから、患者D氏の血液が飛散し、眼に入ってしまったとの連絡を受けました。あなたが内科病棟へ行くと以下のことがわかりました。 ・患者Dが処置中に突然吐血し、介助をしていた看護師Cの顔面に多量の血液が飛散した。看護師Cはゴーグルを着用しておらず、血液が眼の粘膜を汚染した。 ・看護師Cはすぐに流水で眼を洗浄した。 ・患者Dは、1週間前に実施した検査の結果、HBs抗原陽性、HCV抗体陰性、HIV抗体陽性でAIDSを発症している。 ・看護師Cは、B型肝炎ワクチン接種を3回受けたが、その後HBs抗体検査は受けていない。 問.看護師Cの抗HBs抗体検査を実施したところ、抗体価は4mlU/mlでした。看護師Cに対して行う必要があるB型肝炎予防策で正しいのはどれか。

    直ちに抗HBsヒト免疫グロブリンを投与し、B型肝炎ワクチン接種を行う。

  • 26

    事例 あなたはE病院に勤務する感染管理看護師です。NICUの看護師から「NICUの感染予防策を見直したい。同胞面会を推奨しているうえに、併設されている小児病棟には様々な感染症をもつ患児が入院しており、感染リスクが高い」という相談を受けました。 問.NICUの看護師に指導する内容で正しいものを2つ選択しなさい。

    早産児の粘膜様の皮膚に触れる場合は、手袋を着用する。, MRSAを保菌した患児を抱っこするときはガウンを着用する。

  • 27

    事例 あなたはE病院に勤務する感染管理看護師です。NICUの看護師から「NICUの感染予防策を見直したい。同胞面会を推奨しているうえに、併設されている小児病棟には様々な感染症をもつ患児が入院しており、感染リスクが高い」という相談を受けました。 問.NICUで使用する器材に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    沐浴槽は1人の沐浴ごとに浴室用洗剤で洗浄する。, 哺乳瓶は、洗浄後、0.01%(100ppm)次亜塩素酸ナトリウム溶液に1時間浸漬する。

  • 28

    事例 あなたはE病院に勤務する感染管理看護師です。NICUの看護師から「NICUの感染予防策を見直したい。同胞面会を推奨しているうえに、併設されている小児病棟には様々な感染症をもつ患児が入院しており、感染リスクが高い」という相談を受けました。 問.同胞面会における感染予防策で正しいのはどれか。

    現在小学2年生の患児の兄は、1歳を過ぎてからMR(麻疹・風疹)ワクチンを2回接種しているため、麻疹及び風疹に対する免疫を獲得していると判断して面会を許可した。

  • 29

    あなたはF病院で働く感威染管理護師です。 潜化器外科病棟の看護師から、 「血管内留置カテーテル が挿入されている3名の血液培養検査結果が陽性だった。 カテーテルに関連した血流感染かもしれないので、 病棟におけるカテーテル管理に問題があるのではないかとの相談を受けました。 3名の患者について情報収集を行ったところ、表の事項が明らかになった。 問.3名の患者の血液培養検査結果に基づいて、病棟看護師に説明する内容で正しいものを2つ選択しなさい。

    G氏はBacteroides fragilisによる二次的血流感染を起こしていると考えられる。, I氏はStaphylococcus epidemidisによる原発性の中心静脈カテーテル関連血流感染を起こしていることが疑われる。

  • 30

    事例 あなたはF病院で働く感威染管理護師です。 潜化器外科病棟の看護師から、 「血管内留置カテーテル が挿入されている3名の血液培養検査結果が陽性だった。 カテーテルに関連した血流感染かもしれないので、 病棟におけるカテーテル管理に問題があるのではないかとの相談を受けました。 3名の患者について情報収集を行ったところ、表の事項が明らかになった。 問.血液培養検体を採取する時の手技について病棟看護師に尋ねたところ、統一されていないことがわかりました、血液培養検体採取の手技で正しいのはどれか。

    抗菌薬がすでに投与されている場合は、次回の投与直前に採取する。

  • 31

    事例 あなたはF病院で働く感威染管理護師です。 潜化器外科病棟の看護師から、 「血管内留置カテーテル が挿入されている3名の血液培養検査結果が陽性だった。 カテーテルに関連した血流感染かもしれないので、 病棟におけるカテーテル管理に問題があるのではないかとの相談を受けました。 3名の患者について情報収集を行ったところ、表の事項が明らかになった。 問.今回の相談を契機に、消化器外科病棟における中心静脈カテーテル関連血流感染予防策を見直すことになりました。病棟看護師に指導する内容で正しいものを2つ選択しなさい。

    中心静脈カテーテルの挿入や被覆材を交換するときは、0.5%を超える濃度(>0.5%)のクロルヘキシジンを含むアルコール製剤を用いて皮膚消毒を行う。, 中心静脈カテーテル挿入部位を選択する際、成人の場合は大腿静脈の使用を避ける。

  • 32

    事例 あなたはF病院で働く感威染管理護師です。 潜化器外科病棟の看護師から、 「血管内留置カテーテル が挿入されている3名の血液培養検査結果が陽性だった。 カテーテルに関連した血流感染かもしれないので、 病棟におけるカテーテル管理に問題があるのではないかとの相談を受けました。 3名の患者について情報収集を行ったところ、表の事項が明らかになった。 問.あなたは抹消静脈カテーテルに関連した血流感染予防策についても提案することにしました。提案する予防策の正しい組み合わせはどれか。

    静脈炎を認める場合は、末梢静脈カテーテルを抜去する。, 末梢静脈カテーテルの留置期間が6日間を超える可能性が高い場合は、末梢挿入型中心静脈カテーテル(PICC)の使用を選択する。

  • 33

    風疹に関する説明で正しいものを2つ選択しなさい。

    先天性風疹症候群の三大症状は、先天性心疾患、難聴、白内障である。, 風疹ウイルスは、エンベロープを有するRNAウイルスである。

  • 34

    風疹の予防接種に関する説明で正しいのはどれか。

    風疹は、予防接種法において定期予防接種を行うA類疾病に位置付けられている。

  • 35

    事例 あなたは、500床のJ病院に勤務する感染管理看護師です。2014年6月6日に、整形外科病棟の看護師長から「骨折のために6月2日に入院した30歳の男性患者K氏に、本日から発熱と体幹に発疹が出現した。皮膚科を受診したところ、風疹の可能性が高いと言われた」と連絡がありました。あなたは、K氏が風疹である可能性を考慮した対応を開始することにしました。病棟で情報収集を行ったところ、以下の事項が明らかになりました。 ・K氏は入院後4床室に入院していたが、6月6日に個室に移動して飛沫予防策を開始した。 ・個室に移動する前にK氏と同室だった3名の患者は、現在も同じ病室に入院中で、このうち2名は6月6日に退院するが、L氏は6月9日まで入院する予定である。 ・入院後、毎日見舞いに来ていたK氏の妻が妊娠18週である。 問.K氏への対応で正しいものを2つ選択しなさい。

    風疹ウイルスはアルコールに感受性があるため、K氏のケアを行った後の手指衛生には、擦式アルコール製剤を使用することができる。, K氏が病室外に出る場合は、サージカルマスクを着用してもらう。

  • 36

    事例 あなたは、500床のJ病院に勤務する感染管理看護師です。2014年6月6日に、整形外科病棟の看護師長から「骨折のために6月2日に入院した30歳の男性患者K氏に、本日から発熱と体幹に発疹が出現した。皮膚科を受診したところ、風疹の可能性が高いと言われた」と連絡がありました。あなたは、K氏が風疹である可能性を考慮した対応を開始することにしました。病棟で情報収集を行ったところ、以下の事項が明らかになりました。 ・K氏は入院後4床室に入院していたが、6月6日に個室に移動して飛沫予防策を開始した。 ・個室に移動する前にK氏と同室だった3名の患者は、現在も同じ病室に入院中で、このうち2名は6月6日に退院するが、L氏は6月9日まで入院する予定である。 ・入院後、毎日見舞いに来ていたK氏の妻が妊娠18週である。 問.検査の結果、K氏は風疹と診断されました。濃厚接触者の抗体検査を実施したところ、K氏の妻と、6月6日までk氏の同室患者であったL氏及びK氏の担当であったM看護師の3名が、HI法で抗体価が8倍未満でした。抗体検査の結果に基づく対応で正しいのはどれか。

    K氏の妻は妊娠18週であるため、風疹に感染すれば胎児が先天性風疹症候群を引き起こす可能性がある。

  • 37

    ノロウイルス感染症に関する説明で正しいのはどれか。

    ノロウイルスの感染力は強く、100コピー程度の摂取でも感染する。

  • 38

    事例 あなたはN病院に勤務する感染管理看護師です。2014年1月23日に地域連携をしている100床の介護療養型医療施設のP病院から、「1月15日から現在までに、Q病棟の患者10名、職員8名に嘔吐と下痢が出現した。便からノロウイルスが検出されたが、どうすればよいか」との相談を受けました。あなたがP病院で情報収集を行ったところ以下の事実がわかりました。 ・1月15日にR氏が病室で大量の嘔吐をした。R氏は1月1日から2日まで外泊していた。R氏は、1月15日に数回軟便があり、便検査を行ったところ、ノロウイルス抗原陰性であった。 ・1月16日には、R氏が嘔吐した際に同室にいた患者4名に嘔吐または下痢が出現した。4名の便検査を行ったところ、2名の検体がノロウイルス抗原陽性であった。 ・その後の1週間でQ病棟に入院中の患者5名と同病棟に勤務する職員8名にも嘔吐や下痢が出現した。下痢を認めた10名の便検査の結果、6名の検体がノロウイルス抗原陽性であった。 ・1月17日にR氏の消化器症状が消失したため、R氏の隔離を解除し、6床室に転室した。 ・P病院では、1月25日に新年を祝う集会が予定されている。 問.P病院におけるノロウイルス感染症に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    R氏の隔離解除は、1月17日ではなく、1月19日以降に行う必要があった。, ・R氏の同室患者4名は、R氏から二次感染して、ノロウイルスによる胃腸炎を発症した可能性が高い。

  • 39

    事例 あなたはN病院に勤務する感染管理看護師です。2014年1月23日に地域連携をしている100床の介護療養型医療施設のP病院から、「1月15日から現在までに、Q病棟の患者10名、職員8名に嘔吐と下痢が出現した。便からノロウイルスが検出されたが、どうすればよいか」との相談を受けました。あなたがP病院で情報収集を行ったところ以下の事実がわかりました。 ・1月15日にR氏が病室で大量の嘔吐をした。R氏は1月1日から2日まで外泊していた。R氏は、1月15日に数回軟便があり、便検査を行ったところ、ノロウイルス抗原陰性であった。 ・1月16日には、R氏が嘔吐した際に同室にいた患者4名に嘔吐または下痢が出現した。4名の便検査を行ったところ、2名の検体がノロウイルス抗原陽性であった。 ・その後の1週間でQ病棟に入院中の患者5名と同病棟に勤務する職員8名にも嘔吐や下痢が出現した。下痢を認めた10名の便検査の結果、6名の検体がノロウイルス抗原陽性であった。 ・1月17日にR氏の消化器症状が消失したため、R氏の隔離を解除し、6床室に転室した。 ・P病院では、1月25日に新年を祝う集会が予定されている。 問.P病院の職員に指導するノロウイルス感染症予防策で正しいのはどれか。

    ノロウイルス感染症の患者を収容している病室から出た後は、擦式アルコール性手指消毒薬は使用せず、石鹸と流水による手洗いを行う。