ログイン

第24回(2016年)感染管理認定看護師 認定審査
39問 • 1年前
  • 秋葉昌人
  • 通報

    問題一覧

  • 1

    人工呼吸器関連肺炎予防のために実施が推奨されている対策で、正しいのはどれか。

    医学的に禁忌でなければ、経鼻挿管よりも、経口気管挿管を優先的に選択する。

  • 2

    感染経路別予防策に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    A型肝炎でオムツを使用している幼児には、接触予防策を行う。, 帯状疱疹の播種性病変がみられる患者には、空気予防策と接触予防策を行う。

  • 3

    消毒に関する説明で正しいのはどれか。

    眼球摘出術に使用した器材は、アルカリ洗浄剤を用いて90~93℃のウォッシャーディスインフェクターで洗浄後、プレバキューム式のオートクレーブにより134℃で8~10分間滅菌する。

  • 4

    薬剤耐性菌に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)は、染色体にmecA遺伝子が組み込まれることで、βーラクタム系抗菌薬に耐性を獲得した黄色ブドウ球菌である。, 基質特異性拡張型β-ラクタマーゼ(ESBL)は、βーラクタム系抗菌薬であるカルバペネム系抗菌薬を分解しない。

  • 5

    インフルエンザに関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    新型インフルエンザ等対策特別措置法における「特定接種」とは、新型インフルエンザ等が発生した場合に、医療の提供又は国民生活・国民経済の安定に寄与する業務を行う事業者の従業員や、新型インフルエンザ等対策の実施に携わる公務員に対して行う予防接種を指す。, 2011年9月、厚生労働省はインフルエンザ(鳥インフルエンザ及び新型インフルエンザ等感染症を除く)の「入院サーベイランス」を開始し、基幹定点の医療機関に対し、入院患者の発生状況と重症化の傾向を報告するように求めている。

  • 6

    統計学に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    二群の平均値の差の検定には、T検定を用いることができる。, 四分位範囲(Interquareile range:IQR)とは、25パーセンタイル値から75パーセンタイル値までの範囲である。

  • 7

    母子感染症に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    HBs抗原陽性の母親から出生した新生児には、出生時に抗HBsヒト免疫グロブリンとB型肝炎ワクチンを投与する。, 分娩前日に妊婦が水痘を発症した場合、水痘・帯状疱疹ウイルスの経胎盤的感染により新生児が水痘を発症することがある。

  • 8

    検体採取に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    抗菌薬の投与を開始した後に血液培養検体を採取する必要が生じた場合は、次回の抗菌薬投与直前に検体を採取する。, 淋菌やクラミジアを目的とした尿検体は、初尿を採取する。

  • 9

    内視鏡検査に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    消化器内視鏡検査室は、室内圧を等圧とし、換気回数は1時間あたり6回程度、外気量は1時間あたり2回程度が望ましい。, 使用後の生検鉗子は、洗浄後に滅菌を行う。

  • 10

    感染管理の関係法規に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    感染症法において、麻疹は診断したら、直ちに届け出なければならない。, 予防接種法において、小児の肺炎球菌ワクチンは定期接種である。

  • 11

    疫学に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    迅速検査の感度が90%とは、疾患を持つ人の10%が陰性と判定される可能性があることを意味する。, 致命率は、特定の疾患により死亡するリスクを表す指標である。

  • 12

    ワクチンに関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    B型肝炎ワクチンは、4週間隔で2回接種し、1回目から20~24週経過後に更に1回接種することが推奨されている。, DPT-IPVワクチンとは、ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオに対する四種混合の不活化ワクチンである。

  • 13

    結核の接触者健診に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    感染症法に基づく結核の接触者健康診断の手引き(改訂版第5版)では、IGRAを乳幼児の接触者健診の基本項目の一つとしている。, 肺病変を伴わない肺外結核患者の接触者健診は必要ないが、小児結核及び若年者の一次結核症の患者では、感染源の探求目的で接触者調査及び健診が必要である。

  • 14

    感染症に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    ウエストナイルウイルスは、鳥と蚊の間で感染源が維持され、主に蚊を介して人に感染する。, デングウイルスは、ネッタイシマカなどの蚊の媒介により人が感染すると、デング熱やデング出血熱を引き起こす。

  • 15

    滅菌に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    抜歯用鉗子は、使用後洗浄し、滅菌処理する。, 無菌性保障レベル10^-6とは、滅菌後の医療用品に1個の微生物が存在している確率が100万分の1であることを意味する。

  • 16

    アスペルギルス症対策に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    粉じんの飛散が予想される改修工事を行う病棟では、工事期間中は、移植患者など侵襲性アスペルギルス症のリスクが高い患者の入院を制限する。, 工事の際に行うインフェクション・コントロール・リスクアセスメント(Infection Control Risk Assessment)とは工事内容と工事区域に応じた感染リスクを評価し、求められる対策を明らかにする活動である。

  • 17

    「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下、廃棄物処理法)」に基づく感染性廃棄物処理マニュアルに記載されている内容で、正しいのはどれか。

    感染性廃棄物を適正に処理するために、医療機関は「特別管理産業廃棄物管理責任者」を設置する。

  • 18

    手術部位感染予防のために実施が推奨されている対策で、正しいものを2つ選択しなさい。

    手術前の除毛は、切開部あるいは周辺の体毛が手術の邪魔にならないかぎり行わない。, 手術室から廊下や隣接区域に向かう換気は陽圧に維持する。

  • 19

    平成26年6月に成立した医療事故調査制度に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    本制度の対象となる医療事故は、医療に起因し、又は起因すると疑われる予期せぬ死亡又は死産のことである。, 医療機関が医療事故調査・支援センターに医療事故について報告するにあたり、遺族の同意は不要である。

  • 20

    HIVスクリーニング検査で陽性と判明した患者への対応で、正しいものを2つ選択しなさい。

    ウエスタンブロット法及び核酸増幅検査法で確認検査を行う。, 確認検査で陽性と判明し、CD4陽性リンパ球数が500/μL以下の場合や妊婦・AIDS発症者には治療開始が特に強く勧められる。

  • 21

    事例 あなたはA病院に勤務する感染管理看護師です。2016年5月28日17時に、消化器内科病棟の看護師から「当病棟に5月27日に嘔吐と下痢を主訴に入院した患者B氏の便検査でノロウイルス抗原陽性だった」との報告を受けました。あなたが病棟で情報収集を行ったところ、以下の事項がわかりました。 ・B氏は4人部屋に入院しており、同じ病室にC氏とD氏が入院している。 ・入院日にB氏のケアを行った看護師Eと看護師Fに、5月28日の午後から嘔吐と下痢が出現した。2名の看護師の便検査を行ったところ、看護師Eのみノロウイルス抗原陽性であった。 ・5月28日の午後からC氏に下痢が出現した。便検査を行ったところ、ノロウイルス抗原陰性であった。 ・5月28日17時現在、D氏に消化器症状は認められない。 問.A病院の消化器内科病棟において実施する必要があるノロウイルス感染対策、正しいものを2つ選択しなさい。

    B氏を個室に移動し、接触予防策を実施する。, 看護師FはB氏から二次感染し、ノロウイルス胃腸炎を発症した可能性が高いため、就業制限を行う。

  • 22

    事例 あなたはA病院に勤務する感染管理看護師です。2016年5月28日17時に、消化器内科病棟の看護師から「当病棟に5月27日に嘔吐と下痢を主訴に入院した患者B氏の便検査でノロウイルス抗原陽性だった」との報告を受けました。あなたが病棟で情報収集を行ったところ、以下の事項がわかりました。 ・B氏は4人部屋に入院しており、同じ病室にC氏とD氏が入院している。 ・入院日にB氏のケアを行った看護師Eと看護師Fに、5月28日の午後から嘔吐と下痢が出現した。2名の看護師の便検査を行ったところ、看護師Eのみノロウイルス抗原陽性であった。 ・5月28日の午後からC氏に下痢が出現した。便検査を行ったところ、ノロウイルス抗原陰性であった。 ・5月28日17時現在、D氏に消化器症状は認められない。 問.あなたは今回の事例を機に、ノロウイルスに関する勉強会を開催することにしました。ノロウイルス感染症に関する説明で、正しいのはどれか。

    ノロウイルスによる感染は、100個程度のウイルスを摂取することで成立する。

  • 23

    事例 あなたはG病院のICUにおいて、2015年1月から12月まで尿道留置カテーテル関連尿路感染(以下、CAUTI)サーベイランスを行いました。その結果を日本環境感染学会JHAIS委員会のサマリーデータ(以下、JHAISデータ)と比較したところ、尿道カテーテル使用比は0.95でJHAISデータの90パーセンタイル値(0.94)付近に位置しており、発生密度率は1,000カテーテル使用日数あたり0.18件でJHAISデータの25パーセンタイル値(0.20)を下回っていました。 CAUTIの起因菌としては、Escherichia coliが最も多く、次いでPseudomonas aeruginosaが多くみられました。CAUTIは12例発生しましたが、そのうち腎盂腎炎から重症敗血症に至ったケースが3例発生しました。無症候性細菌尿はCAUTIとしてカウントしませんでしたが、5例発生しました。 あなたがICUで尿道留置カテーテルを使用中の患者に対して行われているケアを確認したところ、以下の点が明らかになりました。 ・採尿バッグの汚染を認めた場合は、カテーテルの接続部を外し、バッグのみ新品と交換している。 ・尿回収容器が不足しているため、一つの容器を2名の患者で共有している。 ・尿の回収は看護助手が一斉に行い、患者間で手袋の交換は行っていない。 ・カテーテルは全例大腿部に固定している。 ・CAUTIを疑っても尿培養を採取せずに、カテーテルを入れ替えて数日間経過観察を行う慣例がある。 問.CAUTIサーベイランスデータの解釈で、正しいものを2つ選択しなさい。

    G病院ICUでCAUTIサーベイランスを行う主要な目的は、日常的なCAUTIリスクの評価と低減である。, CAUTI発生密度率がJHAISデータの25パーセンタイル値を下回っている要因の一つに、尿培養検査の提出頻度が低いことがあると評価した。

  • 24

    事例 あなたはG病院のICUにおいて、2015年1月から12月まで尿道留置カテーテル関連尿路感染(以下、CAUTI)サーベイランスを行いました。その結果を日本環境感染学会JHAIS委員会のサマリーデータ(以下、JHAISデータ)と比較したところ、尿道カテーテル使用比は0.95でJHAISデータの90パーセンタイル値(0.94)付近に位置しており、発生密度率は1,000カテーテル使用日数あたり0.18件でJHAISデータの25パーセンタイル値(0.20)を下回っていました。 CAUTIの起因菌としては、Escherichia coliが最も多く、次いでPseudomonas aeruginosaが多くみられました。CAUTIは12例発生しましたが、そのうち腎盂腎炎から重症敗血症に至ったケースが3例発生しました。無症候性細菌尿はCAUTIとしてカウントしませんでしたが、5例発生しました。 あなたがICUで尿道留置カテーテルを使用中の患者に対して行われているケアを確認したところ、以下の点が明らかになりました。 ・採尿バッグの汚染を認めた場合は、カテーテルの接続部を外し、バッグのみ新品と交換している。 ・尿回収容器が不足しているため、一つの容器を2名の患者で共有している。 ・尿の回収は看護助手が一斉に行い、患者間で手袋の交換は行っていない。 ・カテーテルは全例大腿部に固定している。 ・CAUTIを疑っても尿培養を採取せずに、カテーテルを入れ替えて数日間経過観察を行う慣例がある。 問.G病院ICUで発生したCAUTIに関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    一般的にCAUTIの起因菌は、グラム陰性桿菌が最も多いと言われているが、G病院でも同様である。, 腎盂腎炎の場合は、一般的に感染した側の肋骨脊椎角(CVA)を打診すると圧痛が認められる。

  • 25

    事例 あなたはG病院のICUにおいて、2015年1月から12月まで尿道留置カテーテル関連尿路感染(以下、CAUTI)サーベイランスを行いました。その結果を日本環境感染学会JHAIS委員会のサマリーデータ(以下、JHAISデータ)と比較したところ、尿道カテーテル使用比は0.95でJHAISデータの90パーセンタイル値(0.94)付近に位置しており、発生密度率は1,000カテーテル使用日数あたり0.18件でJHAISデータの25パーセンタイル値(0.20)を下回っていました。 CAUTIの起因菌としては、Escherichia coliが最も多く、次いでPseudomonas aeruginosaが多くみられました。CAUTIは12例発生しましたが、そのうち腎盂腎炎から重症敗血症に至ったケースが3例発生しました。無症候性細菌尿はCAUTIとしてカウントしませんでしたが、5例発生しました。 あなたがICUで尿道留置カテーテルを使用中の患者に対して行われているケアを確認したところ、以下の点が明らかになりました。 ・採尿バッグの汚染を認めた場合は、カテーテルの接続部を外し、バッグのみ新品と交換している。 ・尿回収容器が不足しているため、一つの容器を2名の患者で共有している。 ・尿の回収は看護助手が一斉に行い、患者間で手袋の交換は行っていない。 ・カテーテルは全例大腿部に固定している。 ・CAUTIを疑っても尿培養を採取せずに、カテーテルを入れ替えて数日間経過観察を行う慣例がある。 問.G病院ICUでこれから行う必要があるCAUTI予防策に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    尿を回収する際は、患者ごとに手袋を交換し、手指衛生を行う。, カテーテルは、男性は下腹部、女性は大腿部に固定する。

  • 26

    事例 あなたはH病院に勤務する感染管理看護師です。2016年4月10日に、あなたは細菌検査室からメタロβラクタマーゼ産生Enterobacter cloacae(以下、MBL-EC)がI病棟に入院中の患者J氏から検出されたとの報告を受けました。J氏は4人床の301号室に入院中で、同室にK氏とL氏が入院しています。H病院では、この日以前にMBL-ECが検出されたことはありません。 2016年4月30日までの間に、さらにK氏と308号室に入院中のM氏からMBL-ECが検出されました。2015年4月30日現在、MBL-EC患者一覧は下表の通りです。また、I病棟における2016年4月1日から4月30日までの入院患者数は合計300人でした。 問.あなたはI病棟に勤務する職員に、MBL-ECについて説明することになりました。本菌に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    カルバペネム分解酵素(カルバペネマーゼ)は、IMP型やNDM型を含むメタロβラクタマーゼと、KPC型やOXA-48型を含むセリン型カルバペネマーゼに大別される。, カルバペネム耐性Enterobacter属菌には、カルバペネマーゼを産生せず、染色体性のクラスC型βラクタマーゼ産生と膜の透過性低下により、カルバペネム耐性を示すものが多い。

  • 27

    事例 あなたはH病院に勤務する感染管理看護師です。2016年4月10日に、あなたは細菌検査室からメタロβラクタマーゼ産生Enterobacter cloacae(以下、MBL-EC)がI病棟に入院中の患者J氏から検出されたとの報告を受けました。J氏は4人床の301号室に入院中で、同室にK氏とL氏が入院しています。H病院では、この日以前にMBL-ECが検出されたことはありません。 2016年4月30日までの間に、さらにK氏と308号室に入院中のM氏からMBL-ECが検出されました。2015年4月30日現在、MBL-EC患者一覧は下表の通りです。また、I病棟における2016年4月1日から4月30日までの入院患者数は合計300人でした。 問.J氏からのMDL-EC検出の連絡を受けて、2016年4月10日時点で行う必要がある対策はどれか。

    I病棟に入院中の患者を対象にしたMBL-ECのスクリーニング培養検査を企画する。

  • 28

    事例 あなたはH病院に勤務する感染管理看護師です。2016年4月10日に、あなたは細菌検査室からメタロβラクタマーゼ産生Enterobacter cloacae(以下、MBL-EC)がI病棟に入院中の患者J氏から検出されたとの報告を受けました。J氏は4人床の301号室に入院中で、同室にK氏とL氏が入院しています。H病院では、この日以前にMBL-ECが検出されたことはありません。 2016年4月30日までの間に、さらにK氏と308号室に入院中のM氏からMBL-ECが検出されました。2015年4月30日現在、MBL-EC患者一覧は下表の通りです。また、I病棟における2016年4月1日から4月30日までの入院患者数は合計300人でした。 問.H病院では、入院4日目移行に検出された耐性菌を院内獲得と判定しています。H病院I病棟における2015年4月のMBL-EC発生状況に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    MBL-ECの有病率(prevalence rate)は、1%である。, 耐性菌の有病率(prevalence rate)は、耐性菌の伝播の起こりやすさを表す指標である。

  • 29

    事例 あなたはN病院の感染管理看護師です。ある日血液内科病棟の師長から「移植件数が普段より多く、防護環境(移植室)が足りない。ベッド配置をどのようにすれば良いか」との相談がありました。血液内科場用糖には防護環境が2床しかありません。 あなたが血液内科病棟に赴き確認した所、以下のような状況でした。 ・現在防護環境には、20日前に同種造血幹細胞移植を受けたO氏と33日前に同種造血幹細胞移植を受けたP氏の2人が入院している。 ・O氏は移植後移植片対宿主病(Graft Versus Host Disease:以下GVHD)を発症しており、好中球も減少している。 ・P氏はGVHDの発症はなく、好中球の回復も順調である。 ・翌週からQ氏、R氏の2名が移植治療を受ける予定である。 ・Q氏は同種造血幹細胞移植、R氏は自家移植を実施する予定である。 また、あなたが病棟で情報収集をしていると、病棟のリンクスタッフが、防護環境に入る面会者の基準が曖昧なので、面会基準を見直したいと相談されました。そのため、防護環境の面会基準をリンクスタッフと一緒に見直すことにしました。 問.防護環境に優先的に入室する必要がある患者はだれか。

    O氏とQ氏

  • 30

    事例 あなたはN病院の感染管理看護師です。ある日血液内科病棟の師長から「移植件数が普段より多く、防護環境(移植室)が足りない。ベッド配置をどのようにすれば良いか」との相談がありました。血液内科場用糖には防護環境が2床しかありません。 あなたが血液内科病棟に赴き確認した所、以下のような状況でした。 ・現在防護環境には、20日前に同種造血幹細胞移植を受けたO氏と33日前に同種造血幹細胞移植を受けたP氏の2人が入院している。 ・O氏は移植後移植片対宿主病(Graft Versus Host Disease:以下GVHD)を発症しており、好中球も減少している。 ・P氏はGVHDの発症はなく、好中球の回復も順調である。 ・翌週からQ氏、R氏の2名が移植治療を受ける予定である。 ・Q氏は同種造血幹細胞移植、R氏は自家移植を実施する予定である。 また、あなたが病棟で情報収集をしていると、病棟のリンクスタッフが、防護環境に入る面会者の基準が曖昧なので、面会基準を見直したいと相談されました。そのため、防護環境の面会基準をリンクスタッフと一緒に見直すことにしました。 問.防護環境に入室面会者への指導内容で、正しいのはどれか。

    防護環境内での面会者の飲食は禁止する。

  • 31

    あなたは500床の急性期病院に勤務する感染管理看護師です。消化器内科病棟の看護師長から「入院患者S氏、T氏、U氏の3名に下痢症状がある。Clostridium difficileの検査で3名との陽性の結果が返ってきた。S氏とT氏はともに4床室の210号室に入院中である。U氏は3週間前にもC.difficile感染症を起こし、それ以来個室に入院していると連絡がありました。 状況を確認したところ、以下のことが判明しました。 ・C.difficile毒素抗原検査の結果、S氏とT氏はトキシンA陰性トキシンB陽性、U氏はトキシンA陽性トキシンB陽性であった。 ・S氏には3日前より1日に10回程度の水様便を認めている。 ・210号室にはトイレがあり、同室患者4名が使用している。 ・210号室にはS氏とT氏以外にV氏とW氏が入院している。 ・V氏には昨日から水様便を認めている。 ・W氏には現時点で下痢を認めていない。 ・医師がV氏のC.difficil毒素抗原検査を指示している。 ・U氏はメトロニダゾールによる治療終了後、1週間ほど下痢が治まっていたが、昨日から再び水様便がみられるようになった。 ・211号室(4床室)には、現在下痢を認めない患者が2名入院している。 問.210号室の患者のC.difficile毒素抗原検査に関する説明で、正しいものを2つ選べ。

    S氏とT氏のC.difficileの病原性はトキシンBに由来すると考えられる。, U氏のC.difficileは、トキシンAとトキシンBの両方を産生するが、毒素を産生しないC.difficile株も存在する。

  • 32

    事例 あなたは500床の急性期病院に勤務する感染管理看護師です。消化器内科病棟の看護師長から「入院患者S氏、T氏、U氏の3名に下痢症状がある。Clostridium difficileの検査で3名との陽性の結果が返ってきた。S氏とT氏はともに4床室の210号室に入院中である。U氏は3週間前にもC.difficile感染症を起こし、それ以来個室に入院していると連絡がありました。 状況を確認したところ、以下のことが判明しました。 ・C.difficile毒素抗原検査の結果、S氏とT氏はトキシンA陰性トキシンB陽性、U氏はトキシンA陽性トキシンB陽性であった。 ・S氏には3日前より1日に10回程度の水様便を認めている。 ・210号室にはトイレがあり、同室患者4名が使用している。 ・210号室にはS氏とT氏以外にV氏とW氏が入院している。 ・V氏には昨日から水様便を認めている。 ・W氏には現時点で下痢を認めていない。 ・医師がV氏のC.difficil毒素抗原検査を指示している。 ・U氏はメトロニダゾールによる治療終了後、1週間ほど下痢が治まっていたが、昨日から再び水様便がみられるようになった。 ・211号室(4床室)には、現在下痢を認めない患者が2名入院している。 問.310号室の患者に使用する抗菌薬に関する説明で、正しいのはどれか。

    U氏には、バンコマイシンの使用が推奨される。

  • 33

    あなたは500床の急性期病院に勤務する感染管理看護師です。消化器内科病棟の看護師長から「入院患者S氏、T氏、U氏の3名に下痢症状がある。Clostridium difficileの検査で3名との陽性の結果が返ってきた。S氏とT氏はともに4床室の210号室に入院中である。U氏は3週間前にもC.difficile感染症を起こし、それ以来個室に入院していると連絡がありました。 状況を確認したところ、以下のことが判明しました。 ・C.difficile毒素抗原検査の結果、S氏とT氏はトキシンA陰性トキシンB陽性、U氏はトキシンA陽性トキシンB陽性であった。 ・S氏には3日前より1日に10回程度の水様便を認めている。 ・210号室にはトイレがあり、同室患者4名が使用している。 ・210号室にはS氏とT氏以外にV氏とW氏が入院している。 ・V氏には昨日から水様便を認めている。 ・W氏には現時点で下痢を認めていない。 ・医師がV氏のC.difficil毒素抗原検査を指示している。 ・U氏はメトロニダゾールによる治療終了後、1週間ほど下痢が治まっていたが、昨日から再び水様便がみられるようになった。 ・211号室(4床室)には、現在下痢を認めない患者が2名入院している。 問.V氏のC.difficile毒素抗原検査結果はトキシンA、トキシンBともに陰性でした。消化器内科病棟で実施するC.difficile感染症対策で、正しいものを2つ選択しなさい。

    消化器内科病棟で他に下痢症状を呈している患者はいないか確認する。, 210号室のトイレは5,000ppmの次亜塩素酸ナトリウム溶液で1日1回以上消毒する。

  • 34

    事例 あなたはX病院で勤務する感染管理看護師です。血液透析室の師長から「午前中に透析を受けていた患者Y氏が透析終了後に発熱していたことがわかり、検査の結果、インフルエンザと診断された」と報告がありました。午前中はY氏のほかに10名の患者が透析を受けていました。師長によると、この10名のうち、Z氏とAA氏は、透析開始前に更衣室で15分間ほどY氏に向かい合って会話し、その間、Y氏はたびたび咳込んでいたとのことでした。また、Z氏はHBe抗原陽性です。AA氏には、B型肝炎感染はありませんが、B型肝炎ワクチン接種歴はありません。 問.師長に指導する内容で、正しいものを2つ選択しなさい。

    Y氏は、発症後少なくとも1週間は、個室で血液透析を受ける。, z氏とAA氏には、Y氏との接触から48時間以内に抗インフルエンザ薬の予防投与を行う。

  • 35

    事例 あなたはX病院で勤務する感染管理看護師です。血液透析室の師長から「午前中に透析を受けていた患者Y氏が透析終了後に発熱していたことがわかり、検査の結果、インフルエンザと診断された」と報告がありました。午前中はY氏のほかに10名の患者が透析を受けていました。師長によると、この10名のうち、Z氏とAA氏は、透析開始前に更衣室で15分間ほどY氏に向かい合って会話し、その間、Y氏はたびたび咳込んでいたとのことでした。また、Z氏はHBe抗原陽性です。AA氏には、B型肝炎感染はありませんが、B型肝炎ワクチン接種歴はありません。 問.Z氏とAA氏への対応で、正しいのはどれか。

    透析を行う際は、Z氏とAA氏の間に、HBs抗体陽性の患者を配置する。

  • 36

    事例 あなたはAB病院の感染管理看護師です。ある日、血液透析室の看護師ACから、患者AD氏の血液が飛散し、眼に入ってしまったとの連絡を受けました。あなたが血液透析室に出向いて看護師ACに確認したところ、以下のことがわかりました。 ・看護師ACがAD氏の検温をしていたところ、AD氏が突然起き上がり、透析回路の接続部が外れて血液が飛散し、両眼に入った。 ・看護師ACは曝露後すぐに眼を洗浄した。 ・AD氏はHIV感染症に対して、抗HIV薬による治療を受けており、ウイルス量は検出限界以下である。 ・看護師ACはこれまでにB型肝炎ワクチンを2クール(計6回)接種しているが、2クール接種後のHBs抗体検査は実施していない。 問.HIV感染予防について看護師ACに説明する内容で、正しいものを2つ選択しなさい。

    抗HIV薬の胎児への安全性は確認されていない。, HIV曝露後の予防内服は労働者災害補償保険の給付対象である。

  • 37

    事例 あなたはAB病院の感染管理看護師です。ある日、血液透析室の看護師ACから、患者AD氏の血液が飛散し、眼に入ってしまったとの連絡を受けました。あなたが血液透析室に出向いて看護師ACに確認したところ、以下のことがわかりました。 ・看護師ACがAD氏の検温をしていたところ、AD氏が突然起き上がり、透析回路の接続部が外れて血液が飛散し、両眼に入った。 ・看護師ACは曝露後すぐに眼を洗浄した。 ・AD氏はHIV感染症に対して、抗HIV薬による治療を受けており、ウイルス量は検出限界以下である。 ・看護師ACはこれまでにB型肝炎ワクチンを2クール(計6回)接種しているが、2クール接種後のHBs抗体検査は実施していない。 問.看護師ACの検査を行ったところ、HIV抗体陰性、HBs抗原陰性、HBs抗体は8mlU/ml、妊娠検査は陰性でした。看護師ACに行う感染予防策で正しいものを2つ選んでください。

    直ちに抗HBsヒト免疫グロブリンを投与する。, 抗HIV薬3剤以上の投与を開始する。

  • 38

    事例 あなたはAE病院で勤務する感染管理看護師です。ICU師長から「ICUで勤務する看護師AFから、今朝から右眼の充血と眼脂の増加があり、眼科を受診したところ、流行性角結膜炎と診断されたと連絡があった。看護師AFは、昨日の午前中に夜勤明けで帰宅しており、本日は休暇のため勤務はしていない。昨日の時点で明らかな眼の異常はなかったとのことだが、患者や職員への感染の心配はないだろうか」との相談がありました。 問.あなたはICU師長から、「流行性角結膜炎とはどのような疾患か」との質問を受けました。師長への解答で、正しいものを2つ選択しなさい。

    アデノウイルスによる疾患である。, 原因ウイルスは、エタノールで不活化される。

  • 39

    事例 あなたはAE病院で勤務する感染管理看護師です。ICU師長から「ICUで勤務する看護師AFから、今朝から右眼の充血と眼脂の増加があり、眼科を受診したところ、流行性角結膜炎と診断されたと連絡があった。看護師AFは、昨日の午前中に夜勤明けで帰宅しており、本日は休暇のため勤務はしていない。昨日の時点で明らかな眼の異常はなかったとのことだが、患者や職員への感染の心配はないだろうか」との相談がありました。 問.ICU師長に指導する内容で、正しいのはどれか。

    看護師AFが夜勤中に接触した患者は、接触から少なくとも10日間は眼の異常の有無について経過観察を行う。

  • 感染管理認定看護師 認定審査模擬試験

    感染管理認定看護師 認定審査模擬試験

    秋葉昌人 · 40問 · 1年前

    感染管理認定看護師 認定審査模擬試験

    感染管理認定看護師 認定審査模擬試験

    40問 • 1年前
    秋葉昌人

    第31回(2023年)感染管理認定看護師 認定審査

    第31回(2023年)感染管理認定看護師 認定審査

    秋葉昌人 · 21回閲覧 · 39問 · 1年前

    第31回(2023年)感染管理認定看護師 認定審査

    第31回(2023年)感染管理認定看護師 認定審査

    21回閲覧 • 39問 • 1年前
    秋葉昌人

    第30回(2022年)感染管理認定看護師 認定審査

    第30回(2022年)感染管理認定看護師 認定審査

    秋葉昌人 · 40問 · 1年前

    第30回(2022年)感染管理認定看護師 認定審査

    第30回(2022年)感染管理認定看護師 認定審査

    40問 • 1年前
    秋葉昌人

    第29回(2021年)感染管理認定看護師 認定審査

    第29回(2021年)感染管理認定看護師 認定審査

    秋葉昌人 · 40問 · 1年前

    第29回(2021年)感染管理認定看護師 認定審査

    第29回(2021年)感染管理認定看護師 認定審査

    40問 • 1年前
    秋葉昌人

    第28回(2020年)感染管理認定看護師 認定審査

    第28回(2020年)感染管理認定看護師 認定審査

    秋葉昌人 · 39問 · 1年前

    第28回(2020年)感染管理認定看護師 認定審査

    第28回(2020年)感染管理認定看護師 認定審査

    39問 • 1年前
    秋葉昌人

    薬剤及び水分管理に係る薬剤投与関連

    薬剤及び水分管理に係る薬剤投与関連

    秋葉昌人 · 70問 · 2年前

    薬剤及び水分管理に係る薬剤投与関連

    薬剤及び水分管理に係る薬剤投与関連

    70問 • 2年前
    秋葉昌人

    第27回(2019年)感染管理認定看護師 認定審査

    第27回(2019年)感染管理認定看護師 認定審査

    秋葉昌人 · 40問 · 1年前

    第27回(2019年)感染管理認定看護師 認定審査

    第27回(2019年)感染管理認定看護師 認定審査

    40問 • 1年前
    秋葉昌人

    第26回(2018年)感染管理認定看護師 認定審査

    第26回(2018年)感染管理認定看護師 認定審査

    秋葉昌人 · 39問 · 1年前

    第26回(2018年)感染管理認定看護師 認定審査

    第26回(2018年)感染管理認定看護師 認定審査

    39問 • 1年前
    秋葉昌人

    感染に係る薬剤投与関連

    感染に係る薬剤投与関連

    秋葉昌人 · 125問 · 2年前

    感染に係る薬剤投与関連

    感染に係る薬剤投与関連

    125問 • 2年前
    秋葉昌人

    第25回(2017年)感染管理認定看護師 認定審査

    第25回(2017年)感染管理認定看護師 認定審査

    秋葉昌人 · 36問 · 1年前

    第25回(2017年)感染管理認定看護師 認定審査

    第25回(2017年)感染管理認定看護師 認定審査

    36問 • 1年前
    秋葉昌人

    洗浄・消毒・滅菌とファシリティマネジメント 過去問②

    洗浄・消毒・滅菌とファシリティマネジメント 過去問②

    秋葉昌人 · 19問 · 1年前

    洗浄・消毒・滅菌とファシリティマネジメント 過去問②

    洗浄・消毒・滅菌とファシリティマネジメント 過去問②

    19問 • 1年前
    秋葉昌人

    第23回(2015年)感染管理認定看護師 認定審査

    第23回(2015年)感染管理認定看護師 認定審査

    秋葉昌人 · 40問 · 1年前

    第23回(2015年)感染管理認定看護師 認定審査

    第23回(2015年)感染管理認定看護師 認定審査

    40問 • 1年前
    秋葉昌人

    洗浄・消毒・滅菌とファシリティマネジメント 過去問

    洗浄・消毒・滅菌とファシリティマネジメント 過去問

    秋葉昌人 · 38問 · 1年前

    洗浄・消毒・滅菌とファシリティマネジメント 過去問

    洗浄・消毒・滅菌とファシリティマネジメント 過去問

    38問 • 1年前
    秋葉昌人

    第22回(2014年)感染管理認定看護師 認定審査

    第22回(2014年)感染管理認定看護師 認定審査

    秋葉昌人 · 39問 · 1年前

    第22回(2014年)感染管理認定看護師 認定審査

    第22回(2014年)感染管理認定看護師 認定審査

    39問 • 1年前
    秋葉昌人

    職業感染管理 過去問③

    職業感染管理 過去問③

    秋葉昌人 · 12問 · 1年前

    職業感染管理 過去問③

    職業感染管理 過去問③

    12問 • 1年前
    秋葉昌人

    第21回(2013年)感染管理認定看護師 認定審査

    第21回(2013年)感染管理認定看護師 認定審査

    秋葉昌人 · 33問 · 1年前

    第21回(2013年)感染管理認定看護師 認定審査

    第21回(2013年)感染管理認定看護師 認定審査

    33問 • 1年前
    秋葉昌人

    職業感染管理 過去問②

    職業感染管理 過去問②

    秋葉昌人 · 8問 · 1年前

    職業感染管理 過去問②

    職業感染管理 過去問②

    8問 • 1年前
    秋葉昌人

    第20回(2012年)感染管理認定看護師 認定審査

    第20回(2012年)感染管理認定看護師 認定審査

    秋葉昌人 · 40問 · 1年前

    第20回(2012年)感染管理認定看護師 認定審査

    第20回(2012年)感染管理認定看護師 認定審査

    40問 • 1年前
    秋葉昌人

    職業感染管理 過去問

    職業感染管理 過去問

    秋葉昌人 · 8問 · 1年前

    職業感染管理 過去問

    職業感染管理 過去問

    8問 • 1年前
    秋葉昌人

    問題一覧

  • 1

    人工呼吸器関連肺炎予防のために実施が推奨されている対策で、正しいのはどれか。

    医学的に禁忌でなければ、経鼻挿管よりも、経口気管挿管を優先的に選択する。

  • 2

    感染経路別予防策に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    A型肝炎でオムツを使用している幼児には、接触予防策を行う。, 帯状疱疹の播種性病変がみられる患者には、空気予防策と接触予防策を行う。

  • 3

    消毒に関する説明で正しいのはどれか。

    眼球摘出術に使用した器材は、アルカリ洗浄剤を用いて90~93℃のウォッシャーディスインフェクターで洗浄後、プレバキューム式のオートクレーブにより134℃で8~10分間滅菌する。

  • 4

    薬剤耐性菌に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)は、染色体にmecA遺伝子が組み込まれることで、βーラクタム系抗菌薬に耐性を獲得した黄色ブドウ球菌である。, 基質特異性拡張型β-ラクタマーゼ(ESBL)は、βーラクタム系抗菌薬であるカルバペネム系抗菌薬を分解しない。

  • 5

    インフルエンザに関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    新型インフルエンザ等対策特別措置法における「特定接種」とは、新型インフルエンザ等が発生した場合に、医療の提供又は国民生活・国民経済の安定に寄与する業務を行う事業者の従業員や、新型インフルエンザ等対策の実施に携わる公務員に対して行う予防接種を指す。, 2011年9月、厚生労働省はインフルエンザ(鳥インフルエンザ及び新型インフルエンザ等感染症を除く)の「入院サーベイランス」を開始し、基幹定点の医療機関に対し、入院患者の発生状況と重症化の傾向を報告するように求めている。

  • 6

    統計学に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    二群の平均値の差の検定には、T検定を用いることができる。, 四分位範囲(Interquareile range:IQR)とは、25パーセンタイル値から75パーセンタイル値までの範囲である。

  • 7

    母子感染症に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    HBs抗原陽性の母親から出生した新生児には、出生時に抗HBsヒト免疫グロブリンとB型肝炎ワクチンを投与する。, 分娩前日に妊婦が水痘を発症した場合、水痘・帯状疱疹ウイルスの経胎盤的感染により新生児が水痘を発症することがある。

  • 8

    検体採取に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    抗菌薬の投与を開始した後に血液培養検体を採取する必要が生じた場合は、次回の抗菌薬投与直前に検体を採取する。, 淋菌やクラミジアを目的とした尿検体は、初尿を採取する。

  • 9

    内視鏡検査に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    消化器内視鏡検査室は、室内圧を等圧とし、換気回数は1時間あたり6回程度、外気量は1時間あたり2回程度が望ましい。, 使用後の生検鉗子は、洗浄後に滅菌を行う。

  • 10

    感染管理の関係法規に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    感染症法において、麻疹は診断したら、直ちに届け出なければならない。, 予防接種法において、小児の肺炎球菌ワクチンは定期接種である。

  • 11

    疫学に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    迅速検査の感度が90%とは、疾患を持つ人の10%が陰性と判定される可能性があることを意味する。, 致命率は、特定の疾患により死亡するリスクを表す指標である。

  • 12

    ワクチンに関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    B型肝炎ワクチンは、4週間隔で2回接種し、1回目から20~24週経過後に更に1回接種することが推奨されている。, DPT-IPVワクチンとは、ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオに対する四種混合の不活化ワクチンである。

  • 13

    結核の接触者健診に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    感染症法に基づく結核の接触者健康診断の手引き(改訂版第5版)では、IGRAを乳幼児の接触者健診の基本項目の一つとしている。, 肺病変を伴わない肺外結核患者の接触者健診は必要ないが、小児結核及び若年者の一次結核症の患者では、感染源の探求目的で接触者調査及び健診が必要である。

  • 14

    感染症に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    ウエストナイルウイルスは、鳥と蚊の間で感染源が維持され、主に蚊を介して人に感染する。, デングウイルスは、ネッタイシマカなどの蚊の媒介により人が感染すると、デング熱やデング出血熱を引き起こす。

  • 15

    滅菌に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    抜歯用鉗子は、使用後洗浄し、滅菌処理する。, 無菌性保障レベル10^-6とは、滅菌後の医療用品に1個の微生物が存在している確率が100万分の1であることを意味する。

  • 16

    アスペルギルス症対策に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    粉じんの飛散が予想される改修工事を行う病棟では、工事期間中は、移植患者など侵襲性アスペルギルス症のリスクが高い患者の入院を制限する。, 工事の際に行うインフェクション・コントロール・リスクアセスメント(Infection Control Risk Assessment)とは工事内容と工事区域に応じた感染リスクを評価し、求められる対策を明らかにする活動である。

  • 17

    「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下、廃棄物処理法)」に基づく感染性廃棄物処理マニュアルに記載されている内容で、正しいのはどれか。

    感染性廃棄物を適正に処理するために、医療機関は「特別管理産業廃棄物管理責任者」を設置する。

  • 18

    手術部位感染予防のために実施が推奨されている対策で、正しいものを2つ選択しなさい。

    手術前の除毛は、切開部あるいは周辺の体毛が手術の邪魔にならないかぎり行わない。, 手術室から廊下や隣接区域に向かう換気は陽圧に維持する。

  • 19

    平成26年6月に成立した医療事故調査制度に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    本制度の対象となる医療事故は、医療に起因し、又は起因すると疑われる予期せぬ死亡又は死産のことである。, 医療機関が医療事故調査・支援センターに医療事故について報告するにあたり、遺族の同意は不要である。

  • 20

    HIVスクリーニング検査で陽性と判明した患者への対応で、正しいものを2つ選択しなさい。

    ウエスタンブロット法及び核酸増幅検査法で確認検査を行う。, 確認検査で陽性と判明し、CD4陽性リンパ球数が500/μL以下の場合や妊婦・AIDS発症者には治療開始が特に強く勧められる。

  • 21

    事例 あなたはA病院に勤務する感染管理看護師です。2016年5月28日17時に、消化器内科病棟の看護師から「当病棟に5月27日に嘔吐と下痢を主訴に入院した患者B氏の便検査でノロウイルス抗原陽性だった」との報告を受けました。あなたが病棟で情報収集を行ったところ、以下の事項がわかりました。 ・B氏は4人部屋に入院しており、同じ病室にC氏とD氏が入院している。 ・入院日にB氏のケアを行った看護師Eと看護師Fに、5月28日の午後から嘔吐と下痢が出現した。2名の看護師の便検査を行ったところ、看護師Eのみノロウイルス抗原陽性であった。 ・5月28日の午後からC氏に下痢が出現した。便検査を行ったところ、ノロウイルス抗原陰性であった。 ・5月28日17時現在、D氏に消化器症状は認められない。 問.A病院の消化器内科病棟において実施する必要があるノロウイルス感染対策、正しいものを2つ選択しなさい。

    B氏を個室に移動し、接触予防策を実施する。, 看護師FはB氏から二次感染し、ノロウイルス胃腸炎を発症した可能性が高いため、就業制限を行う。

  • 22

    事例 あなたはA病院に勤務する感染管理看護師です。2016年5月28日17時に、消化器内科病棟の看護師から「当病棟に5月27日に嘔吐と下痢を主訴に入院した患者B氏の便検査でノロウイルス抗原陽性だった」との報告を受けました。あなたが病棟で情報収集を行ったところ、以下の事項がわかりました。 ・B氏は4人部屋に入院しており、同じ病室にC氏とD氏が入院している。 ・入院日にB氏のケアを行った看護師Eと看護師Fに、5月28日の午後から嘔吐と下痢が出現した。2名の看護師の便検査を行ったところ、看護師Eのみノロウイルス抗原陽性であった。 ・5月28日の午後からC氏に下痢が出現した。便検査を行ったところ、ノロウイルス抗原陰性であった。 ・5月28日17時現在、D氏に消化器症状は認められない。 問.あなたは今回の事例を機に、ノロウイルスに関する勉強会を開催することにしました。ノロウイルス感染症に関する説明で、正しいのはどれか。

    ノロウイルスによる感染は、100個程度のウイルスを摂取することで成立する。

  • 23

    事例 あなたはG病院のICUにおいて、2015年1月から12月まで尿道留置カテーテル関連尿路感染(以下、CAUTI)サーベイランスを行いました。その結果を日本環境感染学会JHAIS委員会のサマリーデータ(以下、JHAISデータ)と比較したところ、尿道カテーテル使用比は0.95でJHAISデータの90パーセンタイル値(0.94)付近に位置しており、発生密度率は1,000カテーテル使用日数あたり0.18件でJHAISデータの25パーセンタイル値(0.20)を下回っていました。 CAUTIの起因菌としては、Escherichia coliが最も多く、次いでPseudomonas aeruginosaが多くみられました。CAUTIは12例発生しましたが、そのうち腎盂腎炎から重症敗血症に至ったケースが3例発生しました。無症候性細菌尿はCAUTIとしてカウントしませんでしたが、5例発生しました。 あなたがICUで尿道留置カテーテルを使用中の患者に対して行われているケアを確認したところ、以下の点が明らかになりました。 ・採尿バッグの汚染を認めた場合は、カテーテルの接続部を外し、バッグのみ新品と交換している。 ・尿回収容器が不足しているため、一つの容器を2名の患者で共有している。 ・尿の回収は看護助手が一斉に行い、患者間で手袋の交換は行っていない。 ・カテーテルは全例大腿部に固定している。 ・CAUTIを疑っても尿培養を採取せずに、カテーテルを入れ替えて数日間経過観察を行う慣例がある。 問.CAUTIサーベイランスデータの解釈で、正しいものを2つ選択しなさい。

    G病院ICUでCAUTIサーベイランスを行う主要な目的は、日常的なCAUTIリスクの評価と低減である。, CAUTI発生密度率がJHAISデータの25パーセンタイル値を下回っている要因の一つに、尿培養検査の提出頻度が低いことがあると評価した。

  • 24

    事例 あなたはG病院のICUにおいて、2015年1月から12月まで尿道留置カテーテル関連尿路感染(以下、CAUTI)サーベイランスを行いました。その結果を日本環境感染学会JHAIS委員会のサマリーデータ(以下、JHAISデータ)と比較したところ、尿道カテーテル使用比は0.95でJHAISデータの90パーセンタイル値(0.94)付近に位置しており、発生密度率は1,000カテーテル使用日数あたり0.18件でJHAISデータの25パーセンタイル値(0.20)を下回っていました。 CAUTIの起因菌としては、Escherichia coliが最も多く、次いでPseudomonas aeruginosaが多くみられました。CAUTIは12例発生しましたが、そのうち腎盂腎炎から重症敗血症に至ったケースが3例発生しました。無症候性細菌尿はCAUTIとしてカウントしませんでしたが、5例発生しました。 あなたがICUで尿道留置カテーテルを使用中の患者に対して行われているケアを確認したところ、以下の点が明らかになりました。 ・採尿バッグの汚染を認めた場合は、カテーテルの接続部を外し、バッグのみ新品と交換している。 ・尿回収容器が不足しているため、一つの容器を2名の患者で共有している。 ・尿の回収は看護助手が一斉に行い、患者間で手袋の交換は行っていない。 ・カテーテルは全例大腿部に固定している。 ・CAUTIを疑っても尿培養を採取せずに、カテーテルを入れ替えて数日間経過観察を行う慣例がある。 問.G病院ICUで発生したCAUTIに関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    一般的にCAUTIの起因菌は、グラム陰性桿菌が最も多いと言われているが、G病院でも同様である。, 腎盂腎炎の場合は、一般的に感染した側の肋骨脊椎角(CVA)を打診すると圧痛が認められる。

  • 25

    事例 あなたはG病院のICUにおいて、2015年1月から12月まで尿道留置カテーテル関連尿路感染(以下、CAUTI)サーベイランスを行いました。その結果を日本環境感染学会JHAIS委員会のサマリーデータ(以下、JHAISデータ)と比較したところ、尿道カテーテル使用比は0.95でJHAISデータの90パーセンタイル値(0.94)付近に位置しており、発生密度率は1,000カテーテル使用日数あたり0.18件でJHAISデータの25パーセンタイル値(0.20)を下回っていました。 CAUTIの起因菌としては、Escherichia coliが最も多く、次いでPseudomonas aeruginosaが多くみられました。CAUTIは12例発生しましたが、そのうち腎盂腎炎から重症敗血症に至ったケースが3例発生しました。無症候性細菌尿はCAUTIとしてカウントしませんでしたが、5例発生しました。 あなたがICUで尿道留置カテーテルを使用中の患者に対して行われているケアを確認したところ、以下の点が明らかになりました。 ・採尿バッグの汚染を認めた場合は、カテーテルの接続部を外し、バッグのみ新品と交換している。 ・尿回収容器が不足しているため、一つの容器を2名の患者で共有している。 ・尿の回収は看護助手が一斉に行い、患者間で手袋の交換は行っていない。 ・カテーテルは全例大腿部に固定している。 ・CAUTIを疑っても尿培養を採取せずに、カテーテルを入れ替えて数日間経過観察を行う慣例がある。 問.G病院ICUでこれから行う必要があるCAUTI予防策に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    尿を回収する際は、患者ごとに手袋を交換し、手指衛生を行う。, カテーテルは、男性は下腹部、女性は大腿部に固定する。

  • 26

    事例 あなたはH病院に勤務する感染管理看護師です。2016年4月10日に、あなたは細菌検査室からメタロβラクタマーゼ産生Enterobacter cloacae(以下、MBL-EC)がI病棟に入院中の患者J氏から検出されたとの報告を受けました。J氏は4人床の301号室に入院中で、同室にK氏とL氏が入院しています。H病院では、この日以前にMBL-ECが検出されたことはありません。 2016年4月30日までの間に、さらにK氏と308号室に入院中のM氏からMBL-ECが検出されました。2015年4月30日現在、MBL-EC患者一覧は下表の通りです。また、I病棟における2016年4月1日から4月30日までの入院患者数は合計300人でした。 問.あなたはI病棟に勤務する職員に、MBL-ECについて説明することになりました。本菌に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    カルバペネム分解酵素(カルバペネマーゼ)は、IMP型やNDM型を含むメタロβラクタマーゼと、KPC型やOXA-48型を含むセリン型カルバペネマーゼに大別される。, カルバペネム耐性Enterobacter属菌には、カルバペネマーゼを産生せず、染色体性のクラスC型βラクタマーゼ産生と膜の透過性低下により、カルバペネム耐性を示すものが多い。

  • 27

    事例 あなたはH病院に勤務する感染管理看護師です。2016年4月10日に、あなたは細菌検査室からメタロβラクタマーゼ産生Enterobacter cloacae(以下、MBL-EC)がI病棟に入院中の患者J氏から検出されたとの報告を受けました。J氏は4人床の301号室に入院中で、同室にK氏とL氏が入院しています。H病院では、この日以前にMBL-ECが検出されたことはありません。 2016年4月30日までの間に、さらにK氏と308号室に入院中のM氏からMBL-ECが検出されました。2015年4月30日現在、MBL-EC患者一覧は下表の通りです。また、I病棟における2016年4月1日から4月30日までの入院患者数は合計300人でした。 問.J氏からのMDL-EC検出の連絡を受けて、2016年4月10日時点で行う必要がある対策はどれか。

    I病棟に入院中の患者を対象にしたMBL-ECのスクリーニング培養検査を企画する。

  • 28

    事例 あなたはH病院に勤務する感染管理看護師です。2016年4月10日に、あなたは細菌検査室からメタロβラクタマーゼ産生Enterobacter cloacae(以下、MBL-EC)がI病棟に入院中の患者J氏から検出されたとの報告を受けました。J氏は4人床の301号室に入院中で、同室にK氏とL氏が入院しています。H病院では、この日以前にMBL-ECが検出されたことはありません。 2016年4月30日までの間に、さらにK氏と308号室に入院中のM氏からMBL-ECが検出されました。2015年4月30日現在、MBL-EC患者一覧は下表の通りです。また、I病棟における2016年4月1日から4月30日までの入院患者数は合計300人でした。 問.H病院では、入院4日目移行に検出された耐性菌を院内獲得と判定しています。H病院I病棟における2015年4月のMBL-EC発生状況に関する説明で、正しいものを2つ選択しなさい。

    MBL-ECの有病率(prevalence rate)は、1%である。, 耐性菌の有病率(prevalence rate)は、耐性菌の伝播の起こりやすさを表す指標である。

  • 29

    事例 あなたはN病院の感染管理看護師です。ある日血液内科病棟の師長から「移植件数が普段より多く、防護環境(移植室)が足りない。ベッド配置をどのようにすれば良いか」との相談がありました。血液内科場用糖には防護環境が2床しかありません。 あなたが血液内科病棟に赴き確認した所、以下のような状況でした。 ・現在防護環境には、20日前に同種造血幹細胞移植を受けたO氏と33日前に同種造血幹細胞移植を受けたP氏の2人が入院している。 ・O氏は移植後移植片対宿主病(Graft Versus Host Disease:以下GVHD)を発症しており、好中球も減少している。 ・P氏はGVHDの発症はなく、好中球の回復も順調である。 ・翌週からQ氏、R氏の2名が移植治療を受ける予定である。 ・Q氏は同種造血幹細胞移植、R氏は自家移植を実施する予定である。 また、あなたが病棟で情報収集をしていると、病棟のリンクスタッフが、防護環境に入る面会者の基準が曖昧なので、面会基準を見直したいと相談されました。そのため、防護環境の面会基準をリンクスタッフと一緒に見直すことにしました。 問.防護環境に優先的に入室する必要がある患者はだれか。

    O氏とQ氏

  • 30

    事例 あなたはN病院の感染管理看護師です。ある日血液内科病棟の師長から「移植件数が普段より多く、防護環境(移植室)が足りない。ベッド配置をどのようにすれば良いか」との相談がありました。血液内科場用糖には防護環境が2床しかありません。 あなたが血液内科病棟に赴き確認した所、以下のような状況でした。 ・現在防護環境には、20日前に同種造血幹細胞移植を受けたO氏と33日前に同種造血幹細胞移植を受けたP氏の2人が入院している。 ・O氏は移植後移植片対宿主病(Graft Versus Host Disease:以下GVHD)を発症しており、好中球も減少している。 ・P氏はGVHDの発症はなく、好中球の回復も順調である。 ・翌週からQ氏、R氏の2名が移植治療を受ける予定である。 ・Q氏は同種造血幹細胞移植、R氏は自家移植を実施する予定である。 また、あなたが病棟で情報収集をしていると、病棟のリンクスタッフが、防護環境に入る面会者の基準が曖昧なので、面会基準を見直したいと相談されました。そのため、防護環境の面会基準をリンクスタッフと一緒に見直すことにしました。 問.防護環境に入室面会者への指導内容で、正しいのはどれか。

    防護環境内での面会者の飲食は禁止する。

  • 31

    あなたは500床の急性期病院に勤務する感染管理看護師です。消化器内科病棟の看護師長から「入院患者S氏、T氏、U氏の3名に下痢症状がある。Clostridium difficileの検査で3名との陽性の結果が返ってきた。S氏とT氏はともに4床室の210号室に入院中である。U氏は3週間前にもC.difficile感染症を起こし、それ以来個室に入院していると連絡がありました。 状況を確認したところ、以下のことが判明しました。 ・C.difficile毒素抗原検査の結果、S氏とT氏はトキシンA陰性トキシンB陽性、U氏はトキシンA陽性トキシンB陽性であった。 ・S氏には3日前より1日に10回程度の水様便を認めている。 ・210号室にはトイレがあり、同室患者4名が使用している。 ・210号室にはS氏とT氏以外にV氏とW氏が入院している。 ・V氏には昨日から水様便を認めている。 ・W氏には現時点で下痢を認めていない。 ・医師がV氏のC.difficil毒素抗原検査を指示している。 ・U氏はメトロニダゾールによる治療終了後、1週間ほど下痢が治まっていたが、昨日から再び水様便がみられるようになった。 ・211号室(4床室)には、現在下痢を認めない患者が2名入院している。 問.210号室の患者のC.difficile毒素抗原検査に関する説明で、正しいものを2つ選べ。

    S氏とT氏のC.difficileの病原性はトキシンBに由来すると考えられる。, U氏のC.difficileは、トキシンAとトキシンBの両方を産生するが、毒素を産生しないC.difficile株も存在する。

  • 32

    事例 あなたは500床の急性期病院に勤務する感染管理看護師です。消化器内科病棟の看護師長から「入院患者S氏、T氏、U氏の3名に下痢症状がある。Clostridium difficileの検査で3名との陽性の結果が返ってきた。S氏とT氏はともに4床室の210号室に入院中である。U氏は3週間前にもC.difficile感染症を起こし、それ以来個室に入院していると連絡がありました。 状況を確認したところ、以下のことが判明しました。 ・C.difficile毒素抗原検査の結果、S氏とT氏はトキシンA陰性トキシンB陽性、U氏はトキシンA陽性トキシンB陽性であった。 ・S氏には3日前より1日に10回程度の水様便を認めている。 ・210号室にはトイレがあり、同室患者4名が使用している。 ・210号室にはS氏とT氏以外にV氏とW氏が入院している。 ・V氏には昨日から水様便を認めている。 ・W氏には現時点で下痢を認めていない。 ・医師がV氏のC.difficil毒素抗原検査を指示している。 ・U氏はメトロニダゾールによる治療終了後、1週間ほど下痢が治まっていたが、昨日から再び水様便がみられるようになった。 ・211号室(4床室)には、現在下痢を認めない患者が2名入院している。 問.310号室の患者に使用する抗菌薬に関する説明で、正しいのはどれか。

    U氏には、バンコマイシンの使用が推奨される。

  • 33

    あなたは500床の急性期病院に勤務する感染管理看護師です。消化器内科病棟の看護師長から「入院患者S氏、T氏、U氏の3名に下痢症状がある。Clostridium difficileの検査で3名との陽性の結果が返ってきた。S氏とT氏はともに4床室の210号室に入院中である。U氏は3週間前にもC.difficile感染症を起こし、それ以来個室に入院していると連絡がありました。 状況を確認したところ、以下のことが判明しました。 ・C.difficile毒素抗原検査の結果、S氏とT氏はトキシンA陰性トキシンB陽性、U氏はトキシンA陽性トキシンB陽性であった。 ・S氏には3日前より1日に10回程度の水様便を認めている。 ・210号室にはトイレがあり、同室患者4名が使用している。 ・210号室にはS氏とT氏以外にV氏とW氏が入院している。 ・V氏には昨日から水様便を認めている。 ・W氏には現時点で下痢を認めていない。 ・医師がV氏のC.difficil毒素抗原検査を指示している。 ・U氏はメトロニダゾールによる治療終了後、1週間ほど下痢が治まっていたが、昨日から再び水様便がみられるようになった。 ・211号室(4床室)には、現在下痢を認めない患者が2名入院している。 問.V氏のC.difficile毒素抗原検査結果はトキシンA、トキシンBともに陰性でした。消化器内科病棟で実施するC.difficile感染症対策で、正しいものを2つ選択しなさい。

    消化器内科病棟で他に下痢症状を呈している患者はいないか確認する。, 210号室のトイレは5,000ppmの次亜塩素酸ナトリウム溶液で1日1回以上消毒する。

  • 34

    事例 あなたはX病院で勤務する感染管理看護師です。血液透析室の師長から「午前中に透析を受けていた患者Y氏が透析終了後に発熱していたことがわかり、検査の結果、インフルエンザと診断された」と報告がありました。午前中はY氏のほかに10名の患者が透析を受けていました。師長によると、この10名のうち、Z氏とAA氏は、透析開始前に更衣室で15分間ほどY氏に向かい合って会話し、その間、Y氏はたびたび咳込んでいたとのことでした。また、Z氏はHBe抗原陽性です。AA氏には、B型肝炎感染はありませんが、B型肝炎ワクチン接種歴はありません。 問.師長に指導する内容で、正しいものを2つ選択しなさい。

    Y氏は、発症後少なくとも1週間は、個室で血液透析を受ける。, z氏とAA氏には、Y氏との接触から48時間以内に抗インフルエンザ薬の予防投与を行う。

  • 35

    事例 あなたはX病院で勤務する感染管理看護師です。血液透析室の師長から「午前中に透析を受けていた患者Y氏が透析終了後に発熱していたことがわかり、検査の結果、インフルエンザと診断された」と報告がありました。午前中はY氏のほかに10名の患者が透析を受けていました。師長によると、この10名のうち、Z氏とAA氏は、透析開始前に更衣室で15分間ほどY氏に向かい合って会話し、その間、Y氏はたびたび咳込んでいたとのことでした。また、Z氏はHBe抗原陽性です。AA氏には、B型肝炎感染はありませんが、B型肝炎ワクチン接種歴はありません。 問.Z氏とAA氏への対応で、正しいのはどれか。

    透析を行う際は、Z氏とAA氏の間に、HBs抗体陽性の患者を配置する。

  • 36

    事例 あなたはAB病院の感染管理看護師です。ある日、血液透析室の看護師ACから、患者AD氏の血液が飛散し、眼に入ってしまったとの連絡を受けました。あなたが血液透析室に出向いて看護師ACに確認したところ、以下のことがわかりました。 ・看護師ACがAD氏の検温をしていたところ、AD氏が突然起き上がり、透析回路の接続部が外れて血液が飛散し、両眼に入った。 ・看護師ACは曝露後すぐに眼を洗浄した。 ・AD氏はHIV感染症に対して、抗HIV薬による治療を受けており、ウイルス量は検出限界以下である。 ・看護師ACはこれまでにB型肝炎ワクチンを2クール(計6回)接種しているが、2クール接種後のHBs抗体検査は実施していない。 問.HIV感染予防について看護師ACに説明する内容で、正しいものを2つ選択しなさい。

    抗HIV薬の胎児への安全性は確認されていない。, HIV曝露後の予防内服は労働者災害補償保険の給付対象である。

  • 37

    事例 あなたはAB病院の感染管理看護師です。ある日、血液透析室の看護師ACから、患者AD氏の血液が飛散し、眼に入ってしまったとの連絡を受けました。あなたが血液透析室に出向いて看護師ACに確認したところ、以下のことがわかりました。 ・看護師ACがAD氏の検温をしていたところ、AD氏が突然起き上がり、透析回路の接続部が外れて血液が飛散し、両眼に入った。 ・看護師ACは曝露後すぐに眼を洗浄した。 ・AD氏はHIV感染症に対して、抗HIV薬による治療を受けており、ウイルス量は検出限界以下である。 ・看護師ACはこれまでにB型肝炎ワクチンを2クール(計6回)接種しているが、2クール接種後のHBs抗体検査は実施していない。 問.看護師ACの検査を行ったところ、HIV抗体陰性、HBs抗原陰性、HBs抗体は8mlU/ml、妊娠検査は陰性でした。看護師ACに行う感染予防策で正しいものを2つ選んでください。

    直ちに抗HBsヒト免疫グロブリンを投与する。, 抗HIV薬3剤以上の投与を開始する。

  • 38

    事例 あなたはAE病院で勤務する感染管理看護師です。ICU師長から「ICUで勤務する看護師AFから、今朝から右眼の充血と眼脂の増加があり、眼科を受診したところ、流行性角結膜炎と診断されたと連絡があった。看護師AFは、昨日の午前中に夜勤明けで帰宅しており、本日は休暇のため勤務はしていない。昨日の時点で明らかな眼の異常はなかったとのことだが、患者や職員への感染の心配はないだろうか」との相談がありました。 問.あなたはICU師長から、「流行性角結膜炎とはどのような疾患か」との質問を受けました。師長への解答で、正しいものを2つ選択しなさい。

    アデノウイルスによる疾患である。, 原因ウイルスは、エタノールで不活化される。

  • 39

    事例 あなたはAE病院で勤務する感染管理看護師です。ICU師長から「ICUで勤務する看護師AFから、今朝から右眼の充血と眼脂の増加があり、眼科を受診したところ、流行性角結膜炎と診断されたと連絡があった。看護師AFは、昨日の午前中に夜勤明けで帰宅しており、本日は休暇のため勤務はしていない。昨日の時点で明らかな眼の異常はなかったとのことだが、患者や職員への感染の心配はないだろうか」との相談がありました。 問.ICU師長に指導する内容で、正しいのはどれか。

    看護師AFが夜勤中に接触した患者は、接触から少なくとも10日間は眼の異常の有無について経過観察を行う。