JCS 1ー1は、覚醒している状態で、意識は明である。

意識障害の臨床的特徴として、日中に悪化することが多いことがあげられる。

錯覚は、誤りであることを指摘されると容易に修正されることが一般的である。

統合失調症では、幻覚の中でも幻聴の生じる頻度が高い。

幻視がよく観察される病態の一つに、アルコール離脱によって生じる振戦せん妄がある。

妄想は、内容が現実にありえないこと、そしてそれに確信をいだいて論理的な説明で訂正されないことという特徴を示す思考の異常である。

関係妄想とは、自分に高い価値や能力があるという妄想である。

知能指数は、正常者を10としている。

認知症とは、一度発達した知能が低下した状態である。

抑うつ気分は、躁病・状態において典型的にみとめられる。

統合失調症張型などでみられる緊張病症候群では、昏迷または精神運動興奮が単独、あるいは両者が交代してみられる。

考想伝播とは、自分が外部からあやつられるという体験である。

失語は、感覚性失語と運動性失語の2つに大別される。

閉じ込め症候群では、意識障害はなく、まばたきや眼球運動による意思疎通は可能である。

脳波検査は、てんかんの評価として重要である。

画像診断では、脳の萎縮を診断することができる。

長谷川式認知症スケールでは、50点以下が認知症疑いと診断される。

ウェクスラー法は性格テストの1つである。

ICD-10において、精神障害は、1桁目のアルファベットがMということに定められている。

統合失調症の先進国における生涯罹患率は、一般人口において約0.1%である。

統合失調症においては、一般に、女性の方が早期に発病し、予後が悪い。

統合失調症の陽性症状として、幻覚・妄想がある。

統合失調症の妄想型は、比較的固定した妄想を特徴とする。

うつ病と躁うつ病の生涯罹患率は、一般人口において男女とも約1%である。

炭酸リチウムは、躁病や躁状態に使用されることが多い。

うつ病の治療薬には、SSRI（選択的セロトニン再取り込み阻害薬）がある。

日本では現在、電気けいれん療法は行われていない。

うつ病の自殺の危険性は、症状が最も重い病極期に高まる。

うつ病の看護では、積極的に励ますことが大切である。

アルツハイマー病では、進行しても人格に変化は見られない。

レビー小体型認知症では、パーキンソン病症状、幻視、失神などの自律神経機能異常を伴うことが多い。

アルツハイマー病に対して使用される薬として、塩酸ドネペジルがある。

せん妄は急性で全般的な脳の機能障害に由来する精神障害である。

脳血管性認知症は、まだら認知症をしめす。

真性てんかんは、身体疾患に引き続いておこる。

てんかん発作は、すべて意識障害を伴う。

アルコール依存症の回復には、「断酒しないと自分はもうだめだ」と実感する体験を持つことが重要である。

アルコール依存症の患者の多くは、治療をすることで節酒できるようになる。

アルコール依存症の回復には、自助グループへの参加が有効である。

コルサコフ症候群は、主症状として振戦がある。

有機溶剤の吸引は中高年に多い。

パニック障害には、しばしば広場恐怖の合併がみとめられる。

心的外傷後ストレス障害は、受傷直後に起こる。

神経性無食欲症は、女性よりも男性によくみられる。

SSTは、運動機能の維持・回復のために行う。

アスペルガー症候群ではことばの発達の遅れは目立たない。

悪性症候群では、体温の低下がみられる。

悪性症候群では、血液中のCK値の上昇がみられる。

デイケアは、入院患者に対する治療法である。