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生理学Ⅳ

生理学Ⅳ
101問 • 3年前
  • 陽一河原田
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    問題一覧

  • 1

    α運動ニューロンはどこに分布するか

    骨格筋線維(錘外筋)に分布する

  • 2

    感覚神経Ⅰaの受容器、関連項目を答えよ

    筋紡錘(錘内筋、らせん形)→伸張反射

  • 3

    感覚神経Ⅰbの受容器、関連項目を答えよ

    腱紡錘(ゴルジ腱器)→自原抑制

  • 4

    伸張反射を次の5つの語句を用いて説明しなさい ①大腿四頭筋の筋紡錘(受容器)②Ⅰa救心性神経(救心路)③脊髄(反射中枢)※介在ニューロンなし④α運動ニューロン(遠心路)⑤大腿四頭筋の錘外筋(効果器)

    例)膝蓋腱反射、膝蓋腱への伸長刺激が大腿四頭筋の筋紡錘内の錘内筋を伸展させることにより、筋紡錘に分布するⅠa救心性神経が興奮し、脊髄前角にある大腿四頭筋支配のα運動ニューロンを興奮させることにより瞬間的な大腿四分筋の収縮が見られる反射。またγ運動ニューロンの興奮による錘内筋の収縮は筋紡錘の感度を上昇させる働きを持ち、随意運動の際にはα運動ニューロンの興奮による筋長の短縮による筋紡錘の感度の低下を防ぐために同時にγ運動ニューロンを興奮させ(α―γ連関・γループ)、緊張性伸長反射の感度を一定に保つことにより筋トーヌスの維持に働く

  • 5

    拮抗抑制(Ⅰa抑制)を以下の5つの語句を用いて説明しなさい ①大腿四頭筋の筋紡錘(受容器)②Ⅰa救心性神経(救心路)③脊髄(反射中枢)※抑制性介在ニューロンあり④拮抗筋支配のα運動ニューロン(遠心路)⑤ハムストリングスの錘外筋(効果器)

    例)膝蓋腱反射、膝蓋腱への伸長刺激が大腿四頭筋の筋紡錘内の錘内筋を伸展させることにより、筋紡錘に分布するⅠa救心性神経が興奮し、脊髄前角にある大腿四頭筋支配のα運動ニューロンを興奮させ、伸長反射が起こると同時に、側枝が抑制性介在ニューロンを介し、拮抗筋であるハムストリングスを支配するα運動ニューロンの活動を抑制することにより弛緩させる反射

  • 6

    屈曲反射(逃避反射)を以下の5つの語句を用いて説明しなさい ①侵害受容器など(受容器)②Aδ線維など(救心路)③脊髄※刺激肢の屈筋には興奮性介在ニューロン、伸筋には抑制性介在ニューロンがシナプスする。④刺激肢の屈筋・伸筋を支配するα運動ニューロン(遠心路)⑤刺激肢の屈筋・伸筋の錘外筋(効果器)

    急激な侵害刺激を侵害受容器が受容し、脊髄反射により興奮性介在ニューロンを介した刺激肢の屈筋の収縮と抑制性介在ニューロンを介した伸筋の弛緩がみられる

  • 7

    交叉性伸展反射を以下の5つの語句を用いて説明しなさい ①侵害受容器など(受容器)②Aδ線維など(救心路)③脊髄※対側肢の伸筋には興奮性介在ニューロン、屈筋には抑制性介在ニューロンがシナプスする。④刺激肢の伸筋・伸屈筋の錘外筋(効果器)

    (屈曲反射)と同時に、興奮性介在ニューロンを介した対側肢の伸筋の収縮と、抑制性介在ニューロンを介した対側肢の屈筋の弛緩がみられる(交叉性伸展反射)反射

  • 8

    伸長反射は何波か答えよ

    H波

  • 9

    M波は潜時が

    短い

  • 10

    H波は潜時が

    長い

  • 11

    電気刺激の増強に伴いH波は

    減弱する

  • 12

    腹壁反射(皮膚反射)を説明しなさい

    腹部の皮膚が刺激を受けると腹壁筋が収縮する反射

  • 13

    挙睾筋反射(精巣挙筋反射)(皮膚反射)を説明しなさい

    大腿内側の皮膚を上に向かってこすると、こすった側の挙睾筋が収縮し、睾丸が引き上がる反射

  • 14

    横隔膜反射(皮膚反射)を説明しなさい

    腹部の下部の皮膚が刺激を受けると、横隔膜が収縮する反射

  • 15

    足底反射を説明しなさい(皮膚反射)

    足底をひっかくように刺激すると足指が屈曲する反射

  • 16

    肛門反射(皮膚反射)を説明しなさい

    肛門周囲の皮膚が刺激を受けると、肛門括約筋が収縮する反射

  • 17

    四肢間反射(長脊髄反射)を説明しなさい

    除脳動物で顕著にみられ、一側の前肢の足底部に痛み刺激を加えると、屈曲反射・交叉性伸展反射と同時に、同側の後肢が伸展し、体側の後肢が屈曲する反射

  • 18

    ひっかき反射(長脊髄反射)を説明しなさい

    脊髄動物(犬)で顕著にみられ、軽く触ったり毛を引っ張ると同側の後肢で刺激部位を繰り返しひっかくような反射

  • 19

    へーリングブロイエル反射(内臓―運動反射)

    吸息によって肺が伸展されると、吸息運動が抑制されて、吸息運動に切り替わる反射

  • 20

    排尿反射・排便反射(内臓―運動反射)を説明しなさい

    膀胱や直腸に尿や便が溜まって伸展されると、外尿道・外肛門括約筋が弛緩し、排尿・排便を行う反射

  • 21

    筋性防御(内臓―運動反射)を説明しなさい

    内臓や腹膜で炎症が起こると、その表層にある骨格筋が強く収縮する反射

  • 22

    角膜反射(脳幹反射)を説明しなさい

    結膜や角膜などを刺激すると目を閉じる反射

  • 23

    開口反射(脳幹反射)を説明しなさい

    舌や口腔粘膜の刺激で開口する反射

  • 24

    咬筋反射(下顎反射)(脳幹反射)を説明しなさい

    下顎骨を下に向けてたたくと咬筋が収縮して閉口する反射

  • 25

    嚥下反射(脳幹反射)を説明しなさい

    飲食物が舌の後部、咽頭などに触れると嚥下運動がおこる反射

  • 26

    前庭動眼反射(脳幹反射)を説明しなさい

    頭部の回旋や傾きに応じて眼球運動がおこり、視線を安定させる反射

  • 27

    咳反射(咳嗽反射)・くしゃみ反射(脳幹反射)を説明しなさい

    気道粘膜の刺激で咳やくしゃみがおこる反射

  • 28

    対光反射(脳幹反射)を説明しなさい

    瞳孔に強い光を当てると刺激した側と対側の瞳孔が収縮する反射

  • 29

    毛様体脊髄反射(脳幹反射)を説明しなさい

    頸部をつねるなどの上部体幹への刺激により同側の瞳孔が散大する反射

  • 30

    緊張性頚反射(姿勢反射)を説明しなさい

    橋~延髄の反射で、動物や新生児で頚部を回旋させると、回旋させた側の上下肢が伸展し、対側の上下肢が屈曲する反射

  • 31

    緊張性迷路反射(姿勢反射)を説明しなさい

    橋~延髄の反射で、動物で頭部を片方に傾けると、傾けた方向の上下肢が伸展し、対側の上下肢が屈曲する反射

  • 32

    立ち直り反射(姿勢反射)を説明しなさい

    中脳の反射で、動物を押したり倒したり(猫の落下実験が有名)すると、とっさに正常な起立姿勢に戻る反射

  • 33

    歩行リズムの調節について説明しなさい

    歩行のリズムは脊髄で発生するが、中脳などの脳幹部や、大脳皮質からの随意的な調整が可能である

  • 34

    中脳の立ち直り反射は、脊髄動物(延髄/脊髄で切断)でおこる

  • 35

    中脳の立ち直り反射は、除脳動物(中脳/橋で切断)でおこる

  • 36

    中脳の立ち直り反射は中脳動物(中脳上方で切断)でおこる

  • 37

    橋~延髄の緊張性迷路反射は脊髄動物(延髄/脊髄で切断)でおこる

  • 38

    橋~延髄の緊張性迷路反射は除脳動物(中脳/橋で切断)でおこる

  • 39

    橋~延髄の緊張性迷路反射は中脳動物(中脳上方で切断)でおこる

  • 40

    橋~延髄の緊張性頚反射は脊髄動物(延髄/脊髄で切断)でおこる

  • 41

    橋~延髄の緊張性頚反射は除脳動物(中脳/橋で切断)でおこる

  • 42

    橋~延髄の緊張性頚反射は中脳動物(中脳上方で切断)でおこる

  • 43

    小脳レベルの3つの働きを答えよ

    ①随意運動の協調②姿勢の保持・調節③熟練した運動の記憶

  • 44

    小脳障害を説明しなさい

    小脳に障害があっても運動は可能であるが(意図振戦・推尺障害・異常歩行)や拮抗筋の運動調節異常かどがみられる

  • 45

    大脳基底核レベルでの調節を3つ答えよ

    ①運動の発現・停止②円滑な運動の遂行③姿勢の制御

  • 46

    大脳基底核の障害の代表的な病気は何か

    パーキンソン病

  • 47

    パーキンソン病の特徴的な症状を4つ答えよ

    ①振戦②個縮③無動④姿勢保持障害

  • 48

    一次運動野はどこにあるか

    前頭葉の中心前回にある

  • 49

    一次運動野が障害を受けるとどうなる

    対側の支配筋に弛緩性麻痺→痙性麻痺がみられる

  • 50

    運動前野の障害で何がみられる

    熟練した運動の障害(失行)がみられる

  • 51

    補足運動野の障害では何がみられる

    痙縮・強制把握などがみられる

  • 52

    運動における伝導路(下行路)の錐体路系(皮質脊髄路・皮質延髄路)を説明しなさい

    随意運動を支配する神経の主要経路で大脳皮質から脊髄へ下行性に運動の信号を前角の運動ニューロンへ伝える。大脳皮質運動野→同側の内包→大脳脚→橋腹側部 →①約80%は対側へ交叉(錐体交叉)→対側の側索を下行→脊髄前角 →②約20%は錐体交叉をせずに同側の前索を下行→脊髄レベルで対側へ交叉→脊髄前角 ※前索を通過する経路を特に前皮質脊髄路という

  • 53

    錐体外路系(錐体路以外の運動に関与する経路)を説明しなさい

    錐体路における運動の調節を行う多数の経路が含まれ、姿勢の制御や円滑な随意運動の随行などに重要な役割を持つ ①皮質からの出力が脳幹を介して脊髄に下行する経路→皮質毛様体路・皮質赤核路・赤核脊髄路・毛様体脊髄路 ②皮質からの出力の直接投射を受けない脳幹の核から脊髄に下行する経路→前庭脊髄路・視蓋脊髄路

  • 54

    筋紡錘は筋の何に反応するか

    伸展

  • 55

    Ⅰa群救心性神経はどちらか

    螺旋形

  • 56

    Ⅰb群救心性神経はどっちの救心性神経となるか

    自原抑制

  • 57

    一つの運動ニューロンと支配される筋線維を何という

    運動単位

  • 58

    一本の運動神経線維が何本の筋線維を支配しているかという比を何という

    神経支配比

  • 59

    神経支配比は細かい動作を必要とする筋では

    小さい

  • 60

    神経筋接合部の興奮伝達を説明しなさい

    ①α運動ニューロンの活動電位の到達 ②シナプス前終末からのアセチルコリンの放出※ニコチン受容体への結合後、AChEにより再取り込みされる ③終盤電位の発生 ④筋の活動電位の発生

  • 61

    繊細な動きが要求される筋では運動単位における神経支配比が小さい

  • 62

    α運動ニューロンは錘内筋の収縮に働く

  • 63

    Ⅰb救心性神経は腱紡錘に分布する

  • 64

    遅筋線維の運動単位をS型という

  • 65

    筋紡錘は筋の強い収縮に反応する

  • 66

    速筋の運動単位の型を答えよ

    FF型

  • 67

    体液のPH調節に関与するのはどれか

    腎臓

  • 68

    血液量をモニターしているのは主にどの受容器か

    心肺部圧受容器

  • 69

    大動脈弓の圧受容器が刺激された時に起こる反応はどれか

    血圧の低下

  • 70

    循環系における圧受容器反射について誤っている記述はどれか

    反射中枢は脊髄にある

  • 71

    圧受容器の興奮で起こらないのはどれか

    迷走神経活動の低下

  • 72

    体内に二酸化炭素が蓄積した場合に起こるのはどれか

    呼吸性アシドーシス

  • 73

    暑熱環境での反応について誤っているのはどれか

    立毛筋支配の交感神経活動亢進

  • 74

    アシドーシスの原因とならないのはどれか

    頻回の嘔吐

  • 75

    暑さに対する気候順化について誤っているのはどれか

    皮膚血管が収縮する

  • 76

    肺における体液の酸塩基平衡に関与するのはどれか

    二酸化炭素の排泄

  • 77

    過換気で起こるのはどれか

    血漿水素イオン濃度の減少

  • 78

    集合管において水の再吸収を促すホルモンはどれか

    バゾプレッシン

  • 79

    体液の調節について誤っているのはどれか

    レニン・アンジオテンシン系は細胞外液量の増加で活性化される

  • 80

    腎臓の酸・塩基平衡の保持作用で最も重要なのはどれか

    水素イオンの排泄

  • 81

    尿量を増やすのはどれか

    細胞外液量の増加

  • 82

    腎臓による体液の調整について正しい記述はどれか

    ろ液の水分の99%は尿細管で再吸収される

  • 83

    血液中のグルコース濃度変化によって分泌が調節されるホルモンはどれか

    グルカゴン

  • 84

    血糖について誤っているのはどれか

    グルカゴンの作用で減少する

  • 85

    血糖を下げるホルモンはどれか

    インスリン

  • 86

    血圧が決まる3つの要素を答えよ

    血管容量・血液量・心臓の力

  • 87

    血管が拡張すると血圧は

    下がる

  • 88

    血液量が減ると血圧は

    下がる

  • 89

    心臓の力が弱まると血圧は

    下がる

  • 90

    圧受容器反射を説明しなさい

    血圧上昇→(頚動脈洞・大動脈弓)圧受容器興奮→舌咽神経・迷走神経→延髄・循環中枢→交感神経低下・副交感神経亢進→血圧低下

  • 91

    低圧受容器反射(心肺部圧受容器)血液量の変化を説明しなさい

    血液量の減少→(心房・静脈合流部 肺血管)低圧受容器→迷走神経→脳→ホルモンによる調節 バゾプレッシン↑尿量減少、体液↑ アルドステロン↑尿量減少、体液↑ 心房性ナトリウム利尿ペプチドによる調節↑尿量増加、体液↓

  • 92

    寒さへの適応で皮下脂肪は

    厚くなる

  • 93

    寒さへの適応として、皮膚血管と立毛筋(毛穴)はどうなる

    皮膚血管は収縮して、立毛筋も収縮して放熱を防ぐ

  • 94

    寒さへの適応としてふるえ熱生産はどうなる

    非ふるえ熱生産に移行して筋の収縮ではなく代謝を高めて産熱を行うように移行する

  • 95

    反射について正しいのはどれか

    腹壁反射の中枢は脊髄である

  • 96

    伸長反射の反射弓に含まれるのはどれか

    α運動ニューロン

  • 97

    運動反射と反射中枢の組み合わせで正しいのはどれか

    横隔膜反射→脊髄

  • 98

    視床下部が反射中枢として関与するのはどれか

    射乳反射

  • 99

    γ運動ニューロンについて正しいのはどれか

    筋紡錘の感度を調節する

  • 100

    塩分を多く摂取したときに血中濃度が高くなるのはどれか

    バゾプレッシン

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    問題一覧

  • 1

    α運動ニューロンはどこに分布するか

    骨格筋線維(錘外筋)に分布する

  • 2

    感覚神経Ⅰaの受容器、関連項目を答えよ

    筋紡錘(錘内筋、らせん形)→伸張反射

  • 3

    感覚神経Ⅰbの受容器、関連項目を答えよ

    腱紡錘(ゴルジ腱器)→自原抑制

  • 4

    伸張反射を次の5つの語句を用いて説明しなさい ①大腿四頭筋の筋紡錘(受容器)②Ⅰa救心性神経(救心路)③脊髄(反射中枢)※介在ニューロンなし④α運動ニューロン(遠心路)⑤大腿四頭筋の錘外筋(効果器)

    例)膝蓋腱反射、膝蓋腱への伸長刺激が大腿四頭筋の筋紡錘内の錘内筋を伸展させることにより、筋紡錘に分布するⅠa救心性神経が興奮し、脊髄前角にある大腿四頭筋支配のα運動ニューロンを興奮させることにより瞬間的な大腿四分筋の収縮が見られる反射。またγ運動ニューロンの興奮による錘内筋の収縮は筋紡錘の感度を上昇させる働きを持ち、随意運動の際にはα運動ニューロンの興奮による筋長の短縮による筋紡錘の感度の低下を防ぐために同時にγ運動ニューロンを興奮させ(α―γ連関・γループ)、緊張性伸長反射の感度を一定に保つことにより筋トーヌスの維持に働く

  • 5

    拮抗抑制(Ⅰa抑制)を以下の5つの語句を用いて説明しなさい ①大腿四頭筋の筋紡錘(受容器)②Ⅰa救心性神経(救心路)③脊髄(反射中枢)※抑制性介在ニューロンあり④拮抗筋支配のα運動ニューロン(遠心路)⑤ハムストリングスの錘外筋(効果器)

    例)膝蓋腱反射、膝蓋腱への伸長刺激が大腿四頭筋の筋紡錘内の錘内筋を伸展させることにより、筋紡錘に分布するⅠa救心性神経が興奮し、脊髄前角にある大腿四頭筋支配のα運動ニューロンを興奮させ、伸長反射が起こると同時に、側枝が抑制性介在ニューロンを介し、拮抗筋であるハムストリングスを支配するα運動ニューロンの活動を抑制することにより弛緩させる反射

  • 6

    屈曲反射(逃避反射)を以下の5つの語句を用いて説明しなさい ①侵害受容器など(受容器)②Aδ線維など(救心路)③脊髄※刺激肢の屈筋には興奮性介在ニューロン、伸筋には抑制性介在ニューロンがシナプスする。④刺激肢の屈筋・伸筋を支配するα運動ニューロン(遠心路)⑤刺激肢の屈筋・伸筋の錘外筋(効果器)

    急激な侵害刺激を侵害受容器が受容し、脊髄反射により興奮性介在ニューロンを介した刺激肢の屈筋の収縮と抑制性介在ニューロンを介した伸筋の弛緩がみられる

  • 7

    交叉性伸展反射を以下の5つの語句を用いて説明しなさい ①侵害受容器など(受容器)②Aδ線維など(救心路)③脊髄※対側肢の伸筋には興奮性介在ニューロン、屈筋には抑制性介在ニューロンがシナプスする。④刺激肢の伸筋・伸屈筋の錘外筋(効果器)

    (屈曲反射)と同時に、興奮性介在ニューロンを介した対側肢の伸筋の収縮と、抑制性介在ニューロンを介した対側肢の屈筋の弛緩がみられる(交叉性伸展反射)反射

  • 8

    伸長反射は何波か答えよ

    H波

  • 9

    M波は潜時が

    短い

  • 10

    H波は潜時が

    長い

  • 11

    電気刺激の増強に伴いH波は

    減弱する

  • 12

    腹壁反射(皮膚反射)を説明しなさい

    腹部の皮膚が刺激を受けると腹壁筋が収縮する反射

  • 13

    挙睾筋反射(精巣挙筋反射)(皮膚反射)を説明しなさい

    大腿内側の皮膚を上に向かってこすると、こすった側の挙睾筋が収縮し、睾丸が引き上がる反射

  • 14

    横隔膜反射(皮膚反射)を説明しなさい

    腹部の下部の皮膚が刺激を受けると、横隔膜が収縮する反射

  • 15

    足底反射を説明しなさい(皮膚反射)

    足底をひっかくように刺激すると足指が屈曲する反射

  • 16

    肛門反射(皮膚反射)を説明しなさい

    肛門周囲の皮膚が刺激を受けると、肛門括約筋が収縮する反射

  • 17

    四肢間反射(長脊髄反射)を説明しなさい

    除脳動物で顕著にみられ、一側の前肢の足底部に痛み刺激を加えると、屈曲反射・交叉性伸展反射と同時に、同側の後肢が伸展し、体側の後肢が屈曲する反射

  • 18

    ひっかき反射(長脊髄反射)を説明しなさい

    脊髄動物(犬)で顕著にみられ、軽く触ったり毛を引っ張ると同側の後肢で刺激部位を繰り返しひっかくような反射

  • 19

    へーリングブロイエル反射(内臓―運動反射)

    吸息によって肺が伸展されると、吸息運動が抑制されて、吸息運動に切り替わる反射

  • 20

    排尿反射・排便反射(内臓―運動反射)を説明しなさい

    膀胱や直腸に尿や便が溜まって伸展されると、外尿道・外肛門括約筋が弛緩し、排尿・排便を行う反射

  • 21

    筋性防御(内臓―運動反射)を説明しなさい

    内臓や腹膜で炎症が起こると、その表層にある骨格筋が強く収縮する反射

  • 22

    角膜反射(脳幹反射)を説明しなさい

    結膜や角膜などを刺激すると目を閉じる反射

  • 23

    開口反射(脳幹反射)を説明しなさい

    舌や口腔粘膜の刺激で開口する反射

  • 24

    咬筋反射(下顎反射)(脳幹反射)を説明しなさい

    下顎骨を下に向けてたたくと咬筋が収縮して閉口する反射

  • 25

    嚥下反射(脳幹反射)を説明しなさい

    飲食物が舌の後部、咽頭などに触れると嚥下運動がおこる反射

  • 26

    前庭動眼反射(脳幹反射)を説明しなさい

    頭部の回旋や傾きに応じて眼球運動がおこり、視線を安定させる反射

  • 27

    咳反射(咳嗽反射)・くしゃみ反射(脳幹反射)を説明しなさい

    気道粘膜の刺激で咳やくしゃみがおこる反射

  • 28

    対光反射(脳幹反射)を説明しなさい

    瞳孔に強い光を当てると刺激した側と対側の瞳孔が収縮する反射

  • 29

    毛様体脊髄反射(脳幹反射)を説明しなさい

    頸部をつねるなどの上部体幹への刺激により同側の瞳孔が散大する反射

  • 30

    緊張性頚反射(姿勢反射)を説明しなさい

    橋~延髄の反射で、動物や新生児で頚部を回旋させると、回旋させた側の上下肢が伸展し、対側の上下肢が屈曲する反射

  • 31

    緊張性迷路反射(姿勢反射)を説明しなさい

    橋~延髄の反射で、動物で頭部を片方に傾けると、傾けた方向の上下肢が伸展し、対側の上下肢が屈曲する反射

  • 32

    立ち直り反射(姿勢反射)を説明しなさい

    中脳の反射で、動物を押したり倒したり(猫の落下実験が有名)すると、とっさに正常な起立姿勢に戻る反射

  • 33

    歩行リズムの調節について説明しなさい

    歩行のリズムは脊髄で発生するが、中脳などの脳幹部や、大脳皮質からの随意的な調整が可能である

  • 34

    中脳の立ち直り反射は、脊髄動物(延髄/脊髄で切断)でおこる

  • 35

    中脳の立ち直り反射は、除脳動物(中脳/橋で切断)でおこる

  • 36

    中脳の立ち直り反射は中脳動物(中脳上方で切断)でおこる

  • 37

    橋~延髄の緊張性迷路反射は脊髄動物(延髄/脊髄で切断)でおこる

  • 38

    橋~延髄の緊張性迷路反射は除脳動物(中脳/橋で切断)でおこる

  • 39

    橋~延髄の緊張性迷路反射は中脳動物(中脳上方で切断)でおこる

  • 40

    橋~延髄の緊張性頚反射は脊髄動物(延髄/脊髄で切断)でおこる

  • 41

    橋~延髄の緊張性頚反射は除脳動物(中脳/橋で切断)でおこる

  • 42

    橋~延髄の緊張性頚反射は中脳動物(中脳上方で切断)でおこる

  • 43

    小脳レベルの3つの働きを答えよ

    ①随意運動の協調②姿勢の保持・調節③熟練した運動の記憶

  • 44

    小脳障害を説明しなさい

    小脳に障害があっても運動は可能であるが(意図振戦・推尺障害・異常歩行)や拮抗筋の運動調節異常かどがみられる

  • 45

    大脳基底核レベルでの調節を3つ答えよ

    ①運動の発現・停止②円滑な運動の遂行③姿勢の制御

  • 46

    大脳基底核の障害の代表的な病気は何か

    パーキンソン病

  • 47

    パーキンソン病の特徴的な症状を4つ答えよ

    ①振戦②個縮③無動④姿勢保持障害

  • 48

    一次運動野はどこにあるか

    前頭葉の中心前回にある

  • 49

    一次運動野が障害を受けるとどうなる

    対側の支配筋に弛緩性麻痺→痙性麻痺がみられる

  • 50

    運動前野の障害で何がみられる

    熟練した運動の障害(失行)がみられる

  • 51

    補足運動野の障害では何がみられる

    痙縮・強制把握などがみられる

  • 52

    運動における伝導路(下行路)の錐体路系(皮質脊髄路・皮質延髄路)を説明しなさい

    随意運動を支配する神経の主要経路で大脳皮質から脊髄へ下行性に運動の信号を前角の運動ニューロンへ伝える。大脳皮質運動野→同側の内包→大脳脚→橋腹側部 →①約80%は対側へ交叉(錐体交叉)→対側の側索を下行→脊髄前角 →②約20%は錐体交叉をせずに同側の前索を下行→脊髄レベルで対側へ交叉→脊髄前角 ※前索を通過する経路を特に前皮質脊髄路という

  • 53

    錐体外路系(錐体路以外の運動に関与する経路)を説明しなさい

    錐体路における運動の調節を行う多数の経路が含まれ、姿勢の制御や円滑な随意運動の随行などに重要な役割を持つ ①皮質からの出力が脳幹を介して脊髄に下行する経路→皮質毛様体路・皮質赤核路・赤核脊髄路・毛様体脊髄路 ②皮質からの出力の直接投射を受けない脳幹の核から脊髄に下行する経路→前庭脊髄路・視蓋脊髄路

  • 54

    筋紡錘は筋の何に反応するか

    伸展

  • 55

    Ⅰa群救心性神経はどちらか

    螺旋形

  • 56

    Ⅰb群救心性神経はどっちの救心性神経となるか

    自原抑制

  • 57

    一つの運動ニューロンと支配される筋線維を何という

    運動単位

  • 58

    一本の運動神経線維が何本の筋線維を支配しているかという比を何という

    神経支配比

  • 59

    神経支配比は細かい動作を必要とする筋では

    小さい

  • 60

    神経筋接合部の興奮伝達を説明しなさい

    ①α運動ニューロンの活動電位の到達 ②シナプス前終末からのアセチルコリンの放出※ニコチン受容体への結合後、AChEにより再取り込みされる ③終盤電位の発生 ④筋の活動電位の発生

  • 61

    繊細な動きが要求される筋では運動単位における神経支配比が小さい

  • 62

    α運動ニューロンは錘内筋の収縮に働く

  • 63

    Ⅰb救心性神経は腱紡錘に分布する

  • 64

    遅筋線維の運動単位をS型という

  • 65

    筋紡錘は筋の強い収縮に反応する

  • 66

    速筋の運動単位の型を答えよ

    FF型

  • 67

    体液のPH調節に関与するのはどれか

    腎臓

  • 68

    血液量をモニターしているのは主にどの受容器か

    心肺部圧受容器

  • 69

    大動脈弓の圧受容器が刺激された時に起こる反応はどれか

    血圧の低下

  • 70

    循環系における圧受容器反射について誤っている記述はどれか

    反射中枢は脊髄にある

  • 71

    圧受容器の興奮で起こらないのはどれか

    迷走神経活動の低下

  • 72

    体内に二酸化炭素が蓄積した場合に起こるのはどれか

    呼吸性アシドーシス

  • 73

    暑熱環境での反応について誤っているのはどれか

    立毛筋支配の交感神経活動亢進

  • 74

    アシドーシスの原因とならないのはどれか

    頻回の嘔吐

  • 75

    暑さに対する気候順化について誤っているのはどれか

    皮膚血管が収縮する

  • 76

    肺における体液の酸塩基平衡に関与するのはどれか

    二酸化炭素の排泄

  • 77

    過換気で起こるのはどれか

    血漿水素イオン濃度の減少

  • 78

    集合管において水の再吸収を促すホルモンはどれか

    バゾプレッシン

  • 79

    体液の調節について誤っているのはどれか

    レニン・アンジオテンシン系は細胞外液量の増加で活性化される

  • 80

    腎臓の酸・塩基平衡の保持作用で最も重要なのはどれか

    水素イオンの排泄

  • 81

    尿量を増やすのはどれか

    細胞外液量の増加

  • 82

    腎臓による体液の調整について正しい記述はどれか

    ろ液の水分の99%は尿細管で再吸収される

  • 83

    血液中のグルコース濃度変化によって分泌が調節されるホルモンはどれか

    グルカゴン

  • 84

    血糖について誤っているのはどれか

    グルカゴンの作用で減少する

  • 85

    血糖を下げるホルモンはどれか

    インスリン

  • 86

    血圧が決まる3つの要素を答えよ

    血管容量・血液量・心臓の力

  • 87

    血管が拡張すると血圧は

    下がる

  • 88

    血液量が減ると血圧は

    下がる

  • 89

    心臓の力が弱まると血圧は

    下がる

  • 90

    圧受容器反射を説明しなさい

    血圧上昇→(頚動脈洞・大動脈弓)圧受容器興奮→舌咽神経・迷走神経→延髄・循環中枢→交感神経低下・副交感神経亢進→血圧低下

  • 91

    低圧受容器反射(心肺部圧受容器)血液量の変化を説明しなさい

    血液量の減少→(心房・静脈合流部 肺血管)低圧受容器→迷走神経→脳→ホルモンによる調節 バゾプレッシン↑尿量減少、体液↑ アルドステロン↑尿量減少、体液↑ 心房性ナトリウム利尿ペプチドによる調節↑尿量増加、体液↓

  • 92

    寒さへの適応で皮下脂肪は

    厚くなる

  • 93

    寒さへの適応として、皮膚血管と立毛筋(毛穴)はどうなる

    皮膚血管は収縮して、立毛筋も収縮して放熱を防ぐ

  • 94

    寒さへの適応としてふるえ熱生産はどうなる

    非ふるえ熱生産に移行して筋の収縮ではなく代謝を高めて産熱を行うように移行する

  • 95

    反射について正しいのはどれか

    腹壁反射の中枢は脊髄である

  • 96

    伸長反射の反射弓に含まれるのはどれか

    α運動ニューロン

  • 97

    運動反射と反射中枢の組み合わせで正しいのはどれか

    横隔膜反射→脊髄

  • 98

    視床下部が反射中枢として関与するのはどれか

    射乳反射

  • 99

    γ運動ニューロンについて正しいのはどれか

    筋紡錘の感度を調節する

  • 100

    塩分を多く摂取したときに血中濃度が高くなるのはどれか

    バゾプレッシン