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消化性潰瘍/胃食道逆流症

消化性潰瘍/胃食道逆流症
99問 • 3年前
  • ほちや
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    問題一覧

  • 1

    消化性潰瘍はどのような病態か

    胃や十二指腸の壁に組織欠損を生じる

  • 2

    組織欠損のうち潰瘍とはどのようなものを言うか

    最大径が3mm以上で白苔を伴っているもの

  • 3

    胃細胞を4つに分類し、それぞれ作用を述べよ

    胃壁細胞:胃酸分泌, 主細胞:ペプシノゲン分泌, エンテロクロマフィン様細胞:ヒスタミン分泌, G細胞:ガストリン分泌

  • 4

    潰瘍は( )の( )により形成する

    粘膜防御機構, 低下

  • 5

    潰瘍の状態を悪化させる要因を2つ

    ストレス, 喫煙

  • 6

    粘膜防御機構低下をもたらし、潰瘍形成を引き起こす要因を2つ

    ヘリコバクターピロリ感染, NSAID使用

  • 7

    ヘリコバクターピロリ感染の陽性率が高い消化性潰瘍は

    十二指腸潰瘍

  • 8

    ヘリコバクターピロリが産生する物質を3つおよびその作用をそれぞれ答えよ

    ウレアーゼ:尿素からアンモニアを産生→胃上皮細胞に障害, VacA:胃上皮細胞に空胞を形成する, CagA:サイトカイン産生と細胞増殖促進→胃がん

  • 9

    「?」に入る酵素名を答えよ

    ウレアーゼ

  • 10

    NSAIDが潰瘍を引き起こす機序を2通りあげよ

    シクロオキシゲナーゼ阻害→粘膜防御因子であるプロスタグランジンE2産生低下→胃酸分泌促進, 分子型となった酸性NSAID(サリチル酸系、フェニル酢酸系、プロピオン酸系)が細胞膜を透過し、粘膜を直接傷害する

  • 11

    NSAIDのうち、胃粘膜を直接障害するのはどれか

    酸性NSAID

  • 12

    NSAID使用により産生が低下する粘膜防御因子は何か

    プロスタグランジンE2

  • 13

    胃酸分泌促進作用のある受容体を4つ、およびその作用様式(刺激か抑制か)をそれぞれ答えよ

    ムスカリンM1受容体刺激, ヒスタミンH2受容体刺激, ガストリン受容体刺激, ムスカリンM3受容体刺激

  • 14

    消化性潰瘍治療薬のターゲットを4つおよび、作用様式(刺激か遮断か)をそれぞれ答えよ

    プロトンポンプ遮断, ヒスタミンH2受容体遮断, ムスカリンM1受容体遮断, ガストリン受容体遮断

  • 15

    ムスカリンM1受容体を刺激した際、胃酸分泌に対してどのような影響を与えるか、その機序を含めて記述せよ

    ムスカリンM1受容体はエンテロクロマフィン様細胞に投射するアセチルコリン作動性神経細胞体やエンテロクロマフィン様細胞上に発現している。Ggタンパク質共役型受容体であり、刺激すると興奮性の情報を下流に伝えることでヒスタミン分泌促進とそれによる胃酸分泌を促進する。

  • 16

    ガストリン受容体を刺激した際、胃酸分泌に対してどのような影響を与えるか、その機序を含めて記述せよ

    ガストリン受容体はエンテロクロマフィン様細胞上および胃壁細胞上に発現している。エンテロクロマフィン様細胞上のガストリン受容体を刺激すると、ヒスタミンの遊離促進が起こり、遊離したヒスタミンが胃壁細胞に作用することで胃酸分泌が促進される。胃壁細胞のガストリン受容体は刺激により直接プロトンポンプにはたらき、胃酸分泌を促進する。

  • 17

    ヒスタミンH2受容体を刺激した際、胃酸分泌にどのような影響を与えるか、その機序を含めて記述せよ

    ヒスタミンH2受容体は胃壁細胞上に発現している。Gsタンパク質共役型受容体で、刺激されるとプロトンポンプに作用して胃酸分泌を促進する

  • 18

    ムスカリンM3受容体を刺激した際、胃酸分泌にどのような影響を与えるか、その機序を含めて記述せよ

    ムスカリンM3受容体は胃壁細胞上に発現している。Gqタンパク質共役型受容体で、刺激されるとプロトンポンプに作用して胃酸分泌を促進する

  • 19

    胃酸はどの胃細胞の何を通じて分泌されるか

    胃壁細胞のプロトンポンプ

  • 20

    胃潰瘍の胃酸分泌量は

    正常〜減少

  • 21

    十二指腸潰瘍の胃酸分泌量は

    亢進

  • 22

    胃潰瘍の痛みが起こるタイミングは

    食後

  • 23

    十二指腸潰瘍の痛みが生じるタイミングは

    空腹時(夜間)

  • 24

    胃潰瘍の好発年齢は

    中高年層

  • 25

    胃潰瘍の好発部位は

    胃角、小弯部

  • 26

    十二指腸潰瘍の好発部位は

    十二指腸球部

  • 27

    胃潰瘍では穿孔を

    生じにくい

  • 28

    十二指腸潰瘍では穿孔を

    生じやすい

  • 29

    胃潰瘍の成因は

    防御因子の減少

  • 30

    十二指腸潰瘍の原因は

    攻撃因子の増加

  • 31

    消化性潰瘍の症状を4つ

    心窩部痛, 出血, 吐き気, 胸やけ

  • 32

    胃潰瘍に多く見られる出血様式

    コーヒー残渣様吐血

  • 33

    十二指腸潰瘍に多く見られる出血様式

    黒色便(タール便)

  • 34

    消化性潰瘍の診断法2つ

    X線造影検査, 内視鏡検査

  • 35

    消化性潰瘍の治療薬を2種類に分類せよ

    攻撃因子抑制薬, 防御因子増強薬

  • 36

    消化性潰瘍治療薬のうち、攻撃因子抑制薬を5種類に効果が強い順に分類せよ

    プロトンポンプ阻害薬, ヒスタミンH2受容体遮断薬, ムスカリンM1受容体遮断薬, ガストリン受容体遮断薬, 制酸剤

  • 37

    消化性潰瘍治療薬であるプロトンポンプ阻害薬を2種類に分けよ

    非可逆的プロトンポンプ阻害薬, カリウムイオン競合型アシッドブロッカー(P-CAB)

  • 38

    非可逆的プロトンポンプ阻害薬4つ

    ランソプラゾール, エメプラゾール, オメプラゾール, ラベプラゾール

  • 39

    カリウムイオン競合型アシッドブロッカー(P-CAB)

    ボノプラザン

  • 40

    即効性のあるプロトンポンプ阻害薬

    ボノプラザン(P-CAB)

  • 41

    ラセミ体であるプロトンポンプ阻害薬は

    オメプラゾール

  • 42

    ランソプラゾールの作用機序

    酸性条件下で活性型のスルフェンアミド体になって、プロトンポンプのチオール基に共有結合することで直接阻害する

  • 43

    エメプラゾールの作用機序

    酸性条件下で活性型のスルフェンアミド体になって、プロトンポンプのチオール基に共有結合することで直接阻害する

  • 44

    オメプラゾールの作用機序

    酸性条件下で活性型のスルフェンアミド体になって、プロトンポンプのチオール基に共有結合することで直接阻害する

  • 45

    ラベプラゾールの作用機序

    酸性条件下で活性型のスルフェンアミド体になって、プロトンポンプのチオール基に共有結合することで直接阻害する

  • 46

    ボノプラザンの作用機序

    カリウムイオンがプロトンポンプを通って胃壁細胞内に入るのを競合的に阻害することで、プロトンの流出を間接的に阻害する

  • 47

    胃内腔から作用するプロトンポンプ阻害薬

    ボノプラザン

  • 48

    1度血管内に取り込まれてから作用するプロトンポンプ阻害薬

    ◯◯プラゾール

  • 49

    消化性潰瘍治療に用いられるヒスタミンH2受容体遮断薬

    ◯◯チジン

  • 50

    ファモチジンの作用機序

    胃壁細胞のヒスタミンH2受容体を遮断して胃酸分泌を抑制する

  • 51

    消化性潰瘍の治療に用いられるムスカリンM1受容体遮断薬

    ピレンゼピン

  • 52

    ピレンゼピンの作用機序

    エンテロクロマフィン様細胞に投射するアセチルコリン作動性神経細胞体およびエンテロクロマフィン様細胞上に発現しているムスカリンM1受容体遮断により、下流における胃酸分泌を抑制する。

  • 53

    ガストリン受容体遮断薬

    プログルミド

  • 54

    プロトンポンプ阻害薬のうち、効果が最も強いもの

    ボノプラザン

  • 55

    プログルミドの作用機序

    エンテロクロマフィン様細胞および胃壁細胞上のガストリン受容体を遮断して胃酸分泌を抑制する

  • 56

    制酸剤4つ

    炭酸水素ナトリウム, 酸化マグネシウム, 沈降炭酸カルシウム, 水酸化マグネシウム

  • 57

    消化性潰瘍の治療に用いられる炭酸水素ナトリウムの作用機序

    胃酸の中和

  • 58

    消化性潰瘍の治療に用いられる酸化マグネシウムの作用機序

    胃酸の中和

  • 59

    消化性潰瘍の治療に用いられる沈降炭酸カルシウムの作用機序

    胃酸の中和

  • 60

    消化性潰瘍の治療に用いられるすい酸化マグネシウムの作用機序

    胃酸の中和

  • 61

    消化性潰瘍治療薬のうち、防御因子増強薬を4つ挙げよ

    ミソプロストール, レバミピド, スクラルファート, ポラプレジンク

  • 62

    合成プロスタグランジン誘導体である消化性潰瘍治療薬

    ミソプロストール

  • 63

    NSAID使用に起因する胃腸障害に適応のある治療薬は何か

    ミソプロストール

  • 64

    ミソプロストールの禁忌

    妊婦

  • 65

    ミソプロストールの作用機序

    プロスタグランジン受容体を刺激し、胃酸分泌を抑制する

  • 66

    レバミピドの作用機序を2つ

    胃粘膜におけるプロスタグランジンE2の産生促進→胃酸分泌抑制, 活性酸素除去作用

  • 67

    消化性潰瘍治療薬のうちプロスタグランジン受容体刺激薬

    ミソプロストール

  • 68

    胃粘膜におけるプロスタグランジンE2産生を促進する消化性潰瘍治療薬

    レバミピド

  • 69

    活性酸素除去作用をもつ消化性潰瘍治療薬

    レバミピド

  • 70

    スクラルファートの作用機序

    潰瘍部のタンパク質と結合して保護層を形成する。

  • 71

    スクラルファートの禁忌

    透析患者

  • 72

    スクラルファートは何の塩であるか

    アルミニウム

  • 73

    アルミニウム塩である消化性潰瘍治療薬はなにか

    スクラルファート

  • 74

    潰瘍部のタンパク質と結合して保護層を形成する消化性潰瘍治療薬

    スクラルファート

  • 75

    ポラプレジンクの作用機序

    亜鉛とL-カルシノンから成る錯体で、損傷部分を保護する。

  • 76

    亜鉛とL-カルシノンから成る錯体である消化性潰瘍治療薬

    ポラプレジンク

  • 77

    亜鉛を含む消化性潰瘍治療薬

    ポラプレジンク

  • 78

    ヘリコバクターピロリ感染の判定方法をふたつ上げよ

    尿素呼気試験法, 迅速ウレアーゼ試験

  • 79

    迅速ウレアーゼ試験で検出する物質はなにか

    アンモニア

  • 80

    ヘリコバクターピロリの除菌後評価に用いられる判定方法ふたつ上げよ

    尿素呼気試験法, 便中抗原検査

  • 81

    ヘリコバクターピロリ感染の判定方法において、アンモニアを検出する試験はなにか

    迅速ウレアーゼ試験

  • 82

    迅速ウレアーゼ試験で使用するのはどこから採取した粘膜か。

    白苔付近

  • 83

    尿素呼気試験法で検出する物質はなにか

    二酸化炭素

  • 84

    迅速ウレアーゼ試験について説明せよ

    患者の白苔付近の粘膜を採取し、ヘリコバクターピロリが産生するアンモニアを検出する。簡便であるが、偽陰性が出やすく正確性に欠ける。

  • 85

    内視鏡検査を選べ

    迅速ウレアーゼ試験, 培養検査, 顕微鏡検査

  • 86

    尿素呼気試験法について説明せよ

    13Cラベリングをした尿素を患者に投与し、発生した13Cラベリング二酸化炭素を検出する。 正確性が高く、除菌後評価に用いられる。

  • 87

    ピロリ菌の除菌は何段階あるか

    3段階

  • 88

    ヘリコバクターピロリの一次除菌に用いられる薬剤(総称でも良い)を3つ挙げよ

    アモキシシリン, クラリスロマイシン, プロトンポンプ阻害薬

  • 89

    ヘリコバクターピロリの2次除菌に用いられる薬剤(総称でも良い)を挙げよ

    アモキシシリン, メトロニダゾール, プロトンポンプ阻害薬

  • 90

    ヘリコバクターピロリの三次除菌に用いられる薬剤(総称でも良い)を挙げよ

    アモキシシリン, メトロニダゾール, シタフロキサシン, プロトンポンプ阻害薬

  • 91

    胃食道逆流症の成因は何か

    胃の内容物が食道へ逆流することによる

  • 92

    胃食道逆流症の治療薬(総称でよい)をふたつ上げよ

    プロトンポンプ阻害薬, ヒスタミンH2受容体遮断薬

  • 93

    胃食道逆流症の症状を3つ挙げよ

    食道粘膜の病変, 胸やけ, 呑酸

  • 94

    胃食道逆流症の原因として、どこの機能低下があるか

    食道括約筋

  • 95

    胃食道逆流症の治療方法を3つ挙げよ

    食生活改善(高脂肪食、コーヒー、紅茶、パイナップルなどを避ける), 体勢改善(左側臥位にする、上体を起こすなど), 薬物治療(プロトンポンプ阻害薬、ヒスタミンH2受容体遮断薬)

  • 96

    十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリ感染陽性率

    70%

  • 97

    胃潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリ感染陽性率

    90%

  • 98

    消化性潰瘍患者のうち、痛みを訴えない人の割合

    およそ半数

  • 99

    ヘリコバクター・ピロリの除菌後評価は、除菌薬投与終了からどのくらいの期間を空けて行うのが良いか

    4週間

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    問題一覧

  • 1

    消化性潰瘍はどのような病態か

    胃や十二指腸の壁に組織欠損を生じる

  • 2

    組織欠損のうち潰瘍とはどのようなものを言うか

    最大径が3mm以上で白苔を伴っているもの

  • 3

    胃細胞を4つに分類し、それぞれ作用を述べよ

    胃壁細胞:胃酸分泌, 主細胞:ペプシノゲン分泌, エンテロクロマフィン様細胞:ヒスタミン分泌, G細胞:ガストリン分泌

  • 4

    潰瘍は( )の( )により形成する

    粘膜防御機構, 低下

  • 5

    潰瘍の状態を悪化させる要因を2つ

    ストレス, 喫煙

  • 6

    粘膜防御機構低下をもたらし、潰瘍形成を引き起こす要因を2つ

    ヘリコバクターピロリ感染, NSAID使用

  • 7

    ヘリコバクターピロリ感染の陽性率が高い消化性潰瘍は

    十二指腸潰瘍

  • 8

    ヘリコバクターピロリが産生する物質を3つおよびその作用をそれぞれ答えよ

    ウレアーゼ:尿素からアンモニアを産生→胃上皮細胞に障害, VacA:胃上皮細胞に空胞を形成する, CagA:サイトカイン産生と細胞増殖促進→胃がん

  • 9

    「?」に入る酵素名を答えよ

    ウレアーゼ

  • 10

    NSAIDが潰瘍を引き起こす機序を2通りあげよ

    シクロオキシゲナーゼ阻害→粘膜防御因子であるプロスタグランジンE2産生低下→胃酸分泌促進, 分子型となった酸性NSAID(サリチル酸系、フェニル酢酸系、プロピオン酸系)が細胞膜を透過し、粘膜を直接傷害する

  • 11

    NSAIDのうち、胃粘膜を直接障害するのはどれか

    酸性NSAID

  • 12

    NSAID使用により産生が低下する粘膜防御因子は何か

    プロスタグランジンE2

  • 13

    胃酸分泌促進作用のある受容体を4つ、およびその作用様式(刺激か抑制か)をそれぞれ答えよ

    ムスカリンM1受容体刺激, ヒスタミンH2受容体刺激, ガストリン受容体刺激, ムスカリンM3受容体刺激

  • 14

    消化性潰瘍治療薬のターゲットを4つおよび、作用様式(刺激か遮断か)をそれぞれ答えよ

    プロトンポンプ遮断, ヒスタミンH2受容体遮断, ムスカリンM1受容体遮断, ガストリン受容体遮断

  • 15

    ムスカリンM1受容体を刺激した際、胃酸分泌に対してどのような影響を与えるか、その機序を含めて記述せよ

    ムスカリンM1受容体はエンテロクロマフィン様細胞に投射するアセチルコリン作動性神経細胞体やエンテロクロマフィン様細胞上に発現している。Ggタンパク質共役型受容体であり、刺激すると興奮性の情報を下流に伝えることでヒスタミン分泌促進とそれによる胃酸分泌を促進する。

  • 16

    ガストリン受容体を刺激した際、胃酸分泌に対してどのような影響を与えるか、その機序を含めて記述せよ

    ガストリン受容体はエンテロクロマフィン様細胞上および胃壁細胞上に発現している。エンテロクロマフィン様細胞上のガストリン受容体を刺激すると、ヒスタミンの遊離促進が起こり、遊離したヒスタミンが胃壁細胞に作用することで胃酸分泌が促進される。胃壁細胞のガストリン受容体は刺激により直接プロトンポンプにはたらき、胃酸分泌を促進する。

  • 17

    ヒスタミンH2受容体を刺激した際、胃酸分泌にどのような影響を与えるか、その機序を含めて記述せよ

    ヒスタミンH2受容体は胃壁細胞上に発現している。Gsタンパク質共役型受容体で、刺激されるとプロトンポンプに作用して胃酸分泌を促進する

  • 18

    ムスカリンM3受容体を刺激した際、胃酸分泌にどのような影響を与えるか、その機序を含めて記述せよ

    ムスカリンM3受容体は胃壁細胞上に発現している。Gqタンパク質共役型受容体で、刺激されるとプロトンポンプに作用して胃酸分泌を促進する

  • 19

    胃酸はどの胃細胞の何を通じて分泌されるか

    胃壁細胞のプロトンポンプ

  • 20

    胃潰瘍の胃酸分泌量は

    正常〜減少

  • 21

    十二指腸潰瘍の胃酸分泌量は

    亢進

  • 22

    胃潰瘍の痛みが起こるタイミングは

    食後

  • 23

    十二指腸潰瘍の痛みが生じるタイミングは

    空腹時(夜間)

  • 24

    胃潰瘍の好発年齢は

    中高年層

  • 25

    胃潰瘍の好発部位は

    胃角、小弯部

  • 26

    十二指腸潰瘍の好発部位は

    十二指腸球部

  • 27

    胃潰瘍では穿孔を

    生じにくい

  • 28

    十二指腸潰瘍では穿孔を

    生じやすい

  • 29

    胃潰瘍の成因は

    防御因子の減少

  • 30

    十二指腸潰瘍の原因は

    攻撃因子の増加

  • 31

    消化性潰瘍の症状を4つ

    心窩部痛, 出血, 吐き気, 胸やけ

  • 32

    胃潰瘍に多く見られる出血様式

    コーヒー残渣様吐血

  • 33

    十二指腸潰瘍に多く見られる出血様式

    黒色便(タール便)

  • 34

    消化性潰瘍の診断法2つ

    X線造影検査, 内視鏡検査

  • 35

    消化性潰瘍の治療薬を2種類に分類せよ

    攻撃因子抑制薬, 防御因子増強薬

  • 36

    消化性潰瘍治療薬のうち、攻撃因子抑制薬を5種類に効果が強い順に分類せよ

    プロトンポンプ阻害薬, ヒスタミンH2受容体遮断薬, ムスカリンM1受容体遮断薬, ガストリン受容体遮断薬, 制酸剤

  • 37

    消化性潰瘍治療薬であるプロトンポンプ阻害薬を2種類に分けよ

    非可逆的プロトンポンプ阻害薬, カリウムイオン競合型アシッドブロッカー(P-CAB)

  • 38

    非可逆的プロトンポンプ阻害薬4つ

    ランソプラゾール, エメプラゾール, オメプラゾール, ラベプラゾール

  • 39

    カリウムイオン競合型アシッドブロッカー(P-CAB)

    ボノプラザン

  • 40

    即効性のあるプロトンポンプ阻害薬

    ボノプラザン(P-CAB)

  • 41

    ラセミ体であるプロトンポンプ阻害薬は

    オメプラゾール

  • 42

    ランソプラゾールの作用機序

    酸性条件下で活性型のスルフェンアミド体になって、プロトンポンプのチオール基に共有結合することで直接阻害する

  • 43

    エメプラゾールの作用機序

    酸性条件下で活性型のスルフェンアミド体になって、プロトンポンプのチオール基に共有結合することで直接阻害する

  • 44

    オメプラゾールの作用機序

    酸性条件下で活性型のスルフェンアミド体になって、プロトンポンプのチオール基に共有結合することで直接阻害する

  • 45

    ラベプラゾールの作用機序

    酸性条件下で活性型のスルフェンアミド体になって、プロトンポンプのチオール基に共有結合することで直接阻害する

  • 46

    ボノプラザンの作用機序

    カリウムイオンがプロトンポンプを通って胃壁細胞内に入るのを競合的に阻害することで、プロトンの流出を間接的に阻害する

  • 47

    胃内腔から作用するプロトンポンプ阻害薬

    ボノプラザン

  • 48

    1度血管内に取り込まれてから作用するプロトンポンプ阻害薬

    ◯◯プラゾール

  • 49

    消化性潰瘍治療に用いられるヒスタミンH2受容体遮断薬

    ◯◯チジン

  • 50

    ファモチジンの作用機序

    胃壁細胞のヒスタミンH2受容体を遮断して胃酸分泌を抑制する

  • 51

    消化性潰瘍の治療に用いられるムスカリンM1受容体遮断薬

    ピレンゼピン

  • 52

    ピレンゼピンの作用機序

    エンテロクロマフィン様細胞に投射するアセチルコリン作動性神経細胞体およびエンテロクロマフィン様細胞上に発現しているムスカリンM1受容体遮断により、下流における胃酸分泌を抑制する。

  • 53

    ガストリン受容体遮断薬

    プログルミド

  • 54

    プロトンポンプ阻害薬のうち、効果が最も強いもの

    ボノプラザン

  • 55

    プログルミドの作用機序

    エンテロクロマフィン様細胞および胃壁細胞上のガストリン受容体を遮断して胃酸分泌を抑制する

  • 56

    制酸剤4つ

    炭酸水素ナトリウム, 酸化マグネシウム, 沈降炭酸カルシウム, 水酸化マグネシウム

  • 57

    消化性潰瘍の治療に用いられる炭酸水素ナトリウムの作用機序

    胃酸の中和

  • 58

    消化性潰瘍の治療に用いられる酸化マグネシウムの作用機序

    胃酸の中和

  • 59

    消化性潰瘍の治療に用いられる沈降炭酸カルシウムの作用機序

    胃酸の中和

  • 60

    消化性潰瘍の治療に用いられるすい酸化マグネシウムの作用機序

    胃酸の中和

  • 61

    消化性潰瘍治療薬のうち、防御因子増強薬を4つ挙げよ

    ミソプロストール, レバミピド, スクラルファート, ポラプレジンク

  • 62

    合成プロスタグランジン誘導体である消化性潰瘍治療薬

    ミソプロストール

  • 63

    NSAID使用に起因する胃腸障害に適応のある治療薬は何か

    ミソプロストール

  • 64

    ミソプロストールの禁忌

    妊婦

  • 65

    ミソプロストールの作用機序

    プロスタグランジン受容体を刺激し、胃酸分泌を抑制する

  • 66

    レバミピドの作用機序を2つ

    胃粘膜におけるプロスタグランジンE2の産生促進→胃酸分泌抑制, 活性酸素除去作用

  • 67

    消化性潰瘍治療薬のうちプロスタグランジン受容体刺激薬

    ミソプロストール

  • 68

    胃粘膜におけるプロスタグランジンE2産生を促進する消化性潰瘍治療薬

    レバミピド

  • 69

    活性酸素除去作用をもつ消化性潰瘍治療薬

    レバミピド

  • 70

    スクラルファートの作用機序

    潰瘍部のタンパク質と結合して保護層を形成する。

  • 71

    スクラルファートの禁忌

    透析患者

  • 72

    スクラルファートは何の塩であるか

    アルミニウム

  • 73

    アルミニウム塩である消化性潰瘍治療薬はなにか

    スクラルファート

  • 74

    潰瘍部のタンパク質と結合して保護層を形成する消化性潰瘍治療薬

    スクラルファート

  • 75

    ポラプレジンクの作用機序

    亜鉛とL-カルシノンから成る錯体で、損傷部分を保護する。

  • 76

    亜鉛とL-カルシノンから成る錯体である消化性潰瘍治療薬

    ポラプレジンク

  • 77

    亜鉛を含む消化性潰瘍治療薬

    ポラプレジンク

  • 78

    ヘリコバクターピロリ感染の判定方法をふたつ上げよ

    尿素呼気試験法, 迅速ウレアーゼ試験

  • 79

    迅速ウレアーゼ試験で検出する物質はなにか

    アンモニア

  • 80

    ヘリコバクターピロリの除菌後評価に用いられる判定方法ふたつ上げよ

    尿素呼気試験法, 便中抗原検査

  • 81

    ヘリコバクターピロリ感染の判定方法において、アンモニアを検出する試験はなにか

    迅速ウレアーゼ試験

  • 82

    迅速ウレアーゼ試験で使用するのはどこから採取した粘膜か。

    白苔付近

  • 83

    尿素呼気試験法で検出する物質はなにか

    二酸化炭素

  • 84

    迅速ウレアーゼ試験について説明せよ

    患者の白苔付近の粘膜を採取し、ヘリコバクターピロリが産生するアンモニアを検出する。簡便であるが、偽陰性が出やすく正確性に欠ける。

  • 85

    内視鏡検査を選べ

    迅速ウレアーゼ試験, 培養検査, 顕微鏡検査

  • 86

    尿素呼気試験法について説明せよ

    13Cラベリングをした尿素を患者に投与し、発生した13Cラベリング二酸化炭素を検出する。 正確性が高く、除菌後評価に用いられる。

  • 87

    ピロリ菌の除菌は何段階あるか

    3段階

  • 88

    ヘリコバクターピロリの一次除菌に用いられる薬剤(総称でも良い)を3つ挙げよ

    アモキシシリン, クラリスロマイシン, プロトンポンプ阻害薬

  • 89

    ヘリコバクターピロリの2次除菌に用いられる薬剤(総称でも良い)を挙げよ

    アモキシシリン, メトロニダゾール, プロトンポンプ阻害薬

  • 90

    ヘリコバクターピロリの三次除菌に用いられる薬剤(総称でも良い)を挙げよ

    アモキシシリン, メトロニダゾール, シタフロキサシン, プロトンポンプ阻害薬

  • 91

    胃食道逆流症の成因は何か

    胃の内容物が食道へ逆流することによる

  • 92

    胃食道逆流症の治療薬(総称でよい)をふたつ上げよ

    プロトンポンプ阻害薬, ヒスタミンH2受容体遮断薬

  • 93

    胃食道逆流症の症状を3つ挙げよ

    食道粘膜の病変, 胸やけ, 呑酸

  • 94

    胃食道逆流症の原因として、どこの機能低下があるか

    食道括約筋

  • 95

    胃食道逆流症の治療方法を3つ挙げよ

    食生活改善(高脂肪食、コーヒー、紅茶、パイナップルなどを避ける), 体勢改善(左側臥位にする、上体を起こすなど), 薬物治療(プロトンポンプ阻害薬、ヒスタミンH2受容体遮断薬)

  • 96

    十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリ感染陽性率

    70%

  • 97

    胃潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリ感染陽性率

    90%

  • 98

    消化性潰瘍患者のうち、痛みを訴えない人の割合

    およそ半数

  • 99

    ヘリコバクター・ピロリの除菌後評価は、除菌薬投与終了からどのくらいの期間を空けて行うのが良いか

    4週間