問題一覧
1
血液を有形成分と無形成分にわけよ
有形:血球, 無形:血漿
2
血球を3つに区分せよ
赤血球, 白血球, 血小板
3
白血球を3つにわけよ
顆粒球, リンパ球, 単球
4
顆粒球を3つにわけよ
好中球, 好酸球, 好塩基球
5
男性における白血球の基準値
3900-9800/μL
6
女性における白血球の基準値
3500-9100/μL
7
白血球が高値を示す疾患・治療を選べ
白血病, 感染症, 熱傷, 副腎皮質ステロイド投与
8
白血球数が低値となる疾患・治療を選べ
重症細菌感染症, 放射線照射, 再生不良性貧血
9
好中球が白血球分画に占める割合
50%
10
リンパ球が白血球分画に占める割合
30%
11
単球が白血球分画に占める割合
5%
12
好酸球が白血球分画に占める割合
3%
13
好塩基球が白血球分画に占める割合
1%
14
好中球に多いのは
分葉核球
15
好中球が高値を示す疾患
細菌感染症, 炎症
16
好酸球が高値を示す疾患
アレルギー疾患
17
好塩基球が高値を示す疾患
アレルギー疾患
18
単球が高値を示す疾患
肝炎, 結核
19
リンパ球が高値を示す疾患
ウイルス感染症
20
中央が凹んだ特徴的な形態を示す無核の細胞
赤血球
21
酸素や二酸化炭素の運搬を担う細胞
赤血球
22
男性における赤血球の基準値
おおよそ570×10^4/μL
23
女性における赤血球の基準値
おおよそ500×10^4/μL
24
赤血球の合成を促進する、腎臓由来の物質
エリスロポエチン
25
エリスロポエチンの産生を増加させる要素は何か
男性ホルモン, 酸素濃度の低下
26
赤血球数が低値となる疾患
貧血, 腎不全
27
赤沈(赤血球沈降速度)は臨床では何に使用されるか
炎症反応のスクリーニング
28
赤沈(赤血球沈降速度)の値が亢進する疾患
感染症, 炎症, 悪性腫瘍
29
赤沈(赤血球沈降速度)の値が遅延する疾患
赤血球増加症, DIC(播種性血管内凝固症候群)
30
骨髄巨核球の細胞質がちぎれた、無核の細胞
血小板
31
全身の血管系で無秩序に血液凝固が起きて、血小板が消費される症候群
DIC(播種性血管内凝固症候群)
32
血小板数が減少する疾患・治療
再生不良性貧血, 栄養障害, 白血病, 抗がん剤投与, DIC(播種性血管内凝固症候群)
33
出血時間の基準値
1-5分
34
血小板がコラーゲンと結合する際に必要な物質
フォン・ウィルブランド因子
35
凝固の際、血小板同士が結合するのに必要な物質
フィブリノーゲン
36
血小板による止血を( )という
一次止血
37
血液凝固因子による止血を( )という
二次止血
38
出血時間が延長する疾患
血小板無力症, 血小板減少症, フォン・ウィルブランド病, 無フィブリノゲン血症
39
フィブリノゲンを産生する臓器
肝臓
40
炎症存在下ではフィブリノゲンは( )となる
高値
41
フィブリノゲンが低値となる疾患
重症肝障害, 無フィブリノゲン血症, 低フィブリノゲン血症, DIC(播種性血管内凝固症候群)
42
骨形成マーカー
オステオカルシン, 骨型アルカリフォスファターゼ
43
骨吸収マーカー
デオキシピリジノリン(DPD), Ⅰ型コラーゲン架橋N-テロペプチド(NTX), 酒石酸抵抗性酸性ホスファターゼ(TRACP)
44
破骨細胞由来の骨吸収マーカー
酒石酸抵抗性酸性ホスファターゼ
45
副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)はどこから分泌されるか
脳下垂体前葉
46
甲状腺刺激ホルモン(TSH)はどこから分泌されるか
脳下垂体前葉
47
成長ホルモン(GH)はどこから分泌されるか
脳下垂体前葉
48
バソプレシンはどこから分泌されるか
脳下垂体後葉
49
副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)が高値を示す疾患
クッシング病, アジソン病
50
コルチゾールの主な作用を3つ
抗炎症作用, 免疫抑制作用, 血糖上昇作用
51
クッシング病がACTH高値となるメカニズム
下垂体腺腫によりACTHの分泌が亢進するため
52
アジソン病がACTH高値となるメカニズム
副腎皮質機能低下に伴うコルチゾール低下により、負のフィードバックがかからなくなるため
53
甲状腺刺激ホルモン(TSH)が高値となる疾患
橋本病
54
甲状腺刺激ホルモン(TSH)が低値となる疾患
バセドウ病(グレーブス病)
55
副甲状腺ホルモン(PTH)の作用点
骨, 腎臓
56
副甲状腺ホルモン(PTH)の分泌を促進する要素はなにか
血中カルシウム濃度の低下
57
上皮小体ホルモンはどこから分泌されるか
副甲状腺
58
パラトルモンはどこから分泌されるか
副甲状腺
59
カルシトニンはどこから分泌されるか
甲状腺C細胞
60
カルシトニンが拮抗するホルモンはなにか
パラトルモン
61
カルシトニンの分泌を促進する要素は何か
血中カルシウム濃度の上昇
62
成長ホルモンが作用する臓器
腎臓, 肝臓
63
成長ホルモンの分泌が亢進するのは
夜
64
成長ホルモンの分泌を抑制するホルモンはなにか
ソマトスタチン
65
成長ホルモンが体を伸長させる機序
成長ホルモンが肝臓と腎臓の成長ホルモンレセプターに結合する→ソマトメジンが産生→骨端軟骨細胞の増殖促進→骨伸長
66
バソプレシンが低値となる疾患
尿崩症
67
エンベロープを有する肝炎ウイルス
B型肝炎ウイルス, C型肝炎ウイルス, D型肝炎ウイルス
68
核酸として、DNAを有する肝炎ウイルス
B型肝炎ウイルス
69
発がん性のある肝炎ウイルス
B型肝炎ウイルス, C型肝炎ウイルス
70
経口感染する肝炎ウイルス
A型肝炎ウイルス, E型肝炎ウイルス
71
日本人の肝臓癌の原因の70%を占める肝炎ウイルス
C型肝炎ウイルス
72
B型肝炎患者にのみ感染する肝炎ウイルス
D型肝炎ウイルス
73
B型肝炎における感染防御抗原は何か
HBs抗原
74
HBs抗原陽性の患者は現在( )。
B型肝炎ウイルスに感染している
75
HBe 抗原陽性の患者は現在( )。
B型肝炎ウイルスに感染しており、感染力が強い状態である
76
B型肝炎ウイルスのキャリアとなるのは、( )陽性が、( )以上続く場合である。
HBs, 6ヶ月
77
B型肝炎ワクチンに利用される抗原
HBs抗原
78
B型肝炎ウイルスが増殖している患者から検出される抗原
HBe抗原
79
B型肝炎の感染力が強い患者から検出される抗原または抗体
HBe抗原
80
B型肝炎における中和抗体
HBs抗体
81
B型肝炎における感染防御抗体
HBs抗体
82
B型肝炎ワクチンを受けた患者の血液から検出される抗体
HBs抗体
83
B型肝炎ウイルスを排除する抗体
HBs抗体
84
HBs抗原陽性のおよそ1-2ヶ月経過後に検出されるのは
HBc抗体
85
HBs抗原陽性のおよそ1-2週間経過後に検出されるのは
HBc抗体
86
HBs抗体はHBs抗原陽性後、( )で陽性となる
6ヶ月
87
HBs抗体陽性となる可能性があるのは
過去にB型肝炎ウイルスに感染した患者とB型肝炎のワクチンを受けた患者
88
HIVとは
ヒト免疫不全ウイルス
89
AIDSとは
後天性免疫不全症候群
90
AIDSで認められる悪性腫瘍
カポジ肉腫(ヒトヘルペスウイルス8型), バーキットリンパ腫(ヒトヘルペスウイルス4型)
91
AIDSにより発症する恐れのある真菌症で最も多いもの
アスペルギルス症
92
HIVの標的
CD4陽性細胞
93
HTLV-1の標的
CD4陽性細胞
94
HIVの主な感染経路
性交渉
95
日本人に多いHIVは
1型
96
AIDSではCD4/CD8比が( )以下となる
1
97
AIDS患者で顕著に減少するリンパ球
ヘルパーT細胞
98
HTLV-1が原因となる疾患
成人T細胞白血病
99
HTLV-1の潜伏期間はおよそどの程度か
40年
100
Streptococcus pyrogens を検出する検査法を2つ答えよ
ASO法, ASK法