問題一覧
1
異物の膜透過および体内動態に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
1 異物は、一般に極性の高いものほど体外への排泄は速い。
2 肺から吸収された異物は、肝臓による初回通過効果を受ける。
3 脂溶性の高い物質は、受動輸送により比較的容易に胎盤を透過する。
4 脂溶性が高く、酸性の化学物質は乳腺を介して乳汁に移行しやすい。
5 促進拡散は、担体による輸送機構でエネルギーを必要とする。
1, 3
2
第Ⅰ相反応を触媒する酵素はどれか。2つ選べ。
1 カルボキシエステラーゼ
2 グルタチオン S -トランスフェラーゼ
3 シトクロム P450
4 スルホトランスフェラーゼ
5 UDP-グルクロノシルトランスフェラーゼ
1, 3
3
シトクロム P450による異物代謝に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
1 2 個の電子を利用して、基質に 1つの酸素原子を添加する反応を触媒する。
2 酸化型シトクロム P450が一酸化炭素と結合すると、450 nmに吸収極大を示す。
3 異物代謝に利用される電子は、NADPH から NADPH-シトクロム P450 レダクターゼを介して供給され
る。
4 基質は、還元型シトクロム P450(Fe2+)に親和性を示す。
5 主に酸化反応を触媒し、還元反応を触媒することはない。
1, 3
4
次の化合物のうち、シトクロム P450による酸化によってヒドロキシアミンを生成するのは
どれか。2つ選べ
1, 5
5
シトクロム P450 による酸化反応で、ホルムアルデヒドを生成するのはどれか。3つ選べ。
1, 4, 5
6
正しいものを2つ選べ。
1 この反応を触媒するのはスルホトランスフェラーゼである。
2 この反応を触媒する酵素は細胞質に局在する。
3 この反応の基質は、必ず OH基または NH2 基を有している。
4 この反応によって、化学物質が代謝的活性化を受けることがある。
5 この反応によって生成する抱合体はβ体である。
4, 5
7
正しいのはどれか。2つ選べ。
1 エタノールは CYP2E1を誘導するため、アセトアミノフェンの肝毒性は飲酒によって増強される。
2 エタノールの代謝によって生じるホルムアルデヒドにより、頭痛や悪心、嘔吐などが引き起こされ
る。
3 カルボキシエステラーゼの遺伝子多型によって、イリノテカンの重篤な副作用が生じる可能性があ
る。
4 マラチオンは、哺乳動物の体内でカルボキシルエステラーゼによって代謝的に活性化される。
5 テオフィリン製剤を服用している非喫煙者が喫煙すると、テオフィリンの血中濃度が低下する可能
性がある。
1, 5
8
キシレンからメチル安息香酸への代謝に関与する第Ⅰ相反応酵素はどれか。3つ選べ。
1 シトクロム P450
2 カルボキシルエステラーゼ
3 エポキシドヒドロラーゼ
4 アルデヒド脱水素酵素
5 アルコール脱水素酵素
1, 4, 5
9
グルタチオン抱合に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
1 基質の求核性部位にグルタチオンが結合する。
2 基質は、システイン残基のチオール基と結合する。
3 この反応を触媒する酵素は、グルタチオン S -トランスフェラーゼである。
4 この抱合反応の後に起こるメルカプツール酸の生成には、アミノ酸抱合が関与する。
5 アセトアミノフェンの代謝的活性化に関与する。
2, 3
10
発がん物質 A~E の代謝と発がん作用に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
1 A は、それ自身が DNAと反応する一次発がん物質である。
2 B はマイコトキシンで、第二相反応によって代謝的に活性化されて変異原性を示す。
3 C は、魚や肉の焦げた部分に含まれ、第Ⅰ相反応および第Ⅱ相反応によって代謝的に活性化されて
変異原性を示す。
4 D は、シトクロム P450による N -脱メチル化によってメチルカチオンとなって発がん性を示す。
5 E の代謝活性化には、シトクロム P450とエポキシドヒドロラーゼが関わっている。
3, 5
11
遺伝毒性試験に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
1 in vivo試験では、被験物質を直接動物に投与するのではなく、培養細胞などを用いて遺伝毒性の
有無を評価する。
2 コメットアッセイでは、単細胞ゲル電気泳動法を用いて化学物質の DNA 損傷性の有無を確認する。
3 Ames 試験は、ネズミチフス菌(Salmonella Typhimurium)のヒスチジン要求性(his-)株を用いて
DNA 損傷を検出する試験である。
4 ほ乳類培養細胞を用いる in vitro小核試験では、染色体異常誘発性を検出する。
5 マウスリンフォーマ TK 試験は、哺乳類細胞を用いて化学物質による生殖細胞遺伝毒性を評価する
方法である。
2, 4
12
Ames 試験で S9mixを加える理由はどれか。1つ選べ。
1 菌体の代謝酵素を活性化する。
2 菌の増殖を早める。
3 復帰突然変異を抑制する。
4 被験化合物を代謝する。
5 コロニーを見やすくする
4
13
発がんプロモーターとその臓器選択的作用に関する組合せのうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。
1, 4
14
化学物質の主な有害作用に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
1 アスベストにより引き起こされる中皮腫は、アスベスト曝露による慢性障害である。
2 アセトアミノフェンの標的臓器は腎臓である。
3 テトロドトキシンは K+チャネルを阻害することで神経伝導を遮断する。
4 シアン化水素は、シトクロム cオキシダーゼを阻害して細胞呼吸を停止させる。
5 アニリンが引き起こすメトヘモグロビン血症は、ヘム鉄が 3 価から 2 価に還元されることによる。
1, 4
15
金属化合物の性質について正しいのはどれか。2つ選べ。
1 メチル水銀は中性アミノ酸輸送体を介して血液脳関門を通過する。
2 カドミウムの消化管からの吸収率は 95%以上である。
3 無機鉛は成人には中枢神経障害を引き起こすが、小児では貧血が問題となる。
4 3 価クロムの毒性は 6価クロムよりも強い。
5 ヒジキは有機ヒ素の含有率が高い
1
16
ダイオキシン類の記述について正しいものはどれか。2つ選べ。
1 2,3,7,8-TCDD (tetrachloro dibenzo p-dioxin)は化審法対象物である。
2 ダイオキシン類は十分な酸素の存在下、800℃以上の高温燃焼で生成を防止できる。
3 ダイオキシン類のヒトへの摂取は大気由来が最も多い。
4 ダイオキシン類の主な発生源は、約 9割が一般ごみ焼却施設におけるごみ焼却である。
5 毒性等量(TEQ)は 2,3,7,8-TCDDの毒性を 1とした時の他のダイオキシン類の相対的な毒性の強さで
ある。
2, 4
17
アセチルコリンエステラーゼ阻害作用を示す農薬として、我が国で用いられているのは
どれか。2つ選べ。
3, 4
18
農薬とその急性中毒に対する処置・解毒法の組合せのうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
4, 5
19
抗酸化因子に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
1 カタラーゼはスーパーオキシドを過酸化水素に変換する。
2 Cu/Zn-SOD はミトコンドリアに局在する。
3 グルタチオンペルオキシダーゼは、過酸化水素を水に変換する。
4 α-トコフェロールは抗酸化作用を示す。
5 グルタチオンはグルタミン、システイン、グリシンを構成アミノ酸にもつトリペプチドである。
3, 4
20
メタロチオネインに関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
1 カドミウムや無機水銀により発現が誘導される。
2 亜鉛やカドミウムなどの 2価の金属とは結合するが、1 価や 3 価の金属とは結合しない。
3 分子量は 6,000~7,000で、紫外部(280 nm)吸収がない。
4 生理的条件下では、大部分は亜鉛や銅と結合した状態で存在する。
5 重金属に結合してその毒性を軽減するが、活性酸素種を消去する作用は有さない。
2, 5
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問題一覧
1
異物の膜透過および体内動態に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
1 異物は、一般に極性の高いものほど体外への排泄は速い。
2 肺から吸収された異物は、肝臓による初回通過効果を受ける。
3 脂溶性の高い物質は、受動輸送により比較的容易に胎盤を透過する。
4 脂溶性が高く、酸性の化学物質は乳腺を介して乳汁に移行しやすい。
5 促進拡散は、担体による輸送機構でエネルギーを必要とする。
1, 3
2
第Ⅰ相反応を触媒する酵素はどれか。2つ選べ。
1 カルボキシエステラーゼ
2 グルタチオン S -トランスフェラーゼ
3 シトクロム P450
4 スルホトランスフェラーゼ
5 UDP-グルクロノシルトランスフェラーゼ
1, 3
3
シトクロム P450による異物代謝に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
1 2 個の電子を利用して、基質に 1つの酸素原子を添加する反応を触媒する。
2 酸化型シトクロム P450が一酸化炭素と結合すると、450 nmに吸収極大を示す。
3 異物代謝に利用される電子は、NADPH から NADPH-シトクロム P450 レダクターゼを介して供給され
る。
4 基質は、還元型シトクロム P450(Fe2+)に親和性を示す。
5 主に酸化反応を触媒し、還元反応を触媒することはない。
1, 3
4
次の化合物のうち、シトクロム P450による酸化によってヒドロキシアミンを生成するのは
どれか。2つ選べ
1, 5
5
シトクロム P450 による酸化反応で、ホルムアルデヒドを生成するのはどれか。3つ選べ。
1, 4, 5
6
正しいものを2つ選べ。
1 この反応を触媒するのはスルホトランスフェラーゼである。
2 この反応を触媒する酵素は細胞質に局在する。
3 この反応の基質は、必ず OH基または NH2 基を有している。
4 この反応によって、化学物質が代謝的活性化を受けることがある。
5 この反応によって生成する抱合体はβ体である。
4, 5
7
正しいのはどれか。2つ選べ。
1 エタノールは CYP2E1を誘導するため、アセトアミノフェンの肝毒性は飲酒によって増強される。
2 エタノールの代謝によって生じるホルムアルデヒドにより、頭痛や悪心、嘔吐などが引き起こされ
る。
3 カルボキシエステラーゼの遺伝子多型によって、イリノテカンの重篤な副作用が生じる可能性があ
る。
4 マラチオンは、哺乳動物の体内でカルボキシルエステラーゼによって代謝的に活性化される。
5 テオフィリン製剤を服用している非喫煙者が喫煙すると、テオフィリンの血中濃度が低下する可能
性がある。
1, 5
8
キシレンからメチル安息香酸への代謝に関与する第Ⅰ相反応酵素はどれか。3つ選べ。
1 シトクロム P450
2 カルボキシルエステラーゼ
3 エポキシドヒドロラーゼ
4 アルデヒド脱水素酵素
5 アルコール脱水素酵素
1, 4, 5
9
グルタチオン抱合に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
1 基質の求核性部位にグルタチオンが結合する。
2 基質は、システイン残基のチオール基と結合する。
3 この反応を触媒する酵素は、グルタチオン S -トランスフェラーゼである。
4 この抱合反応の後に起こるメルカプツール酸の生成には、アミノ酸抱合が関与する。
5 アセトアミノフェンの代謝的活性化に関与する。
2, 3
10
発がん物質 A~E の代謝と発がん作用に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
1 A は、それ自身が DNAと反応する一次発がん物質である。
2 B はマイコトキシンで、第二相反応によって代謝的に活性化されて変異原性を示す。
3 C は、魚や肉の焦げた部分に含まれ、第Ⅰ相反応および第Ⅱ相反応によって代謝的に活性化されて
変異原性を示す。
4 D は、シトクロム P450による N -脱メチル化によってメチルカチオンとなって発がん性を示す。
5 E の代謝活性化には、シトクロム P450とエポキシドヒドロラーゼが関わっている。
3, 5
11
遺伝毒性試験に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
1 in vivo試験では、被験物質を直接動物に投与するのではなく、培養細胞などを用いて遺伝毒性の
有無を評価する。
2 コメットアッセイでは、単細胞ゲル電気泳動法を用いて化学物質の DNA 損傷性の有無を確認する。
3 Ames 試験は、ネズミチフス菌(Salmonella Typhimurium)のヒスチジン要求性(his-)株を用いて
DNA 損傷を検出する試験である。
4 ほ乳類培養細胞を用いる in vitro小核試験では、染色体異常誘発性を検出する。
5 マウスリンフォーマ TK 試験は、哺乳類細胞を用いて化学物質による生殖細胞遺伝毒性を評価する
方法である。
2, 4
12
Ames 試験で S9mixを加える理由はどれか。1つ選べ。
1 菌体の代謝酵素を活性化する。
2 菌の増殖を早める。
3 復帰突然変異を抑制する。
4 被験化合物を代謝する。
5 コロニーを見やすくする
4
13
発がんプロモーターとその臓器選択的作用に関する組合せのうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。
1, 4
14
化学物質の主な有害作用に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
1 アスベストにより引き起こされる中皮腫は、アスベスト曝露による慢性障害である。
2 アセトアミノフェンの標的臓器は腎臓である。
3 テトロドトキシンは K+チャネルを阻害することで神経伝導を遮断する。
4 シアン化水素は、シトクロム cオキシダーゼを阻害して細胞呼吸を停止させる。
5 アニリンが引き起こすメトヘモグロビン血症は、ヘム鉄が 3 価から 2 価に還元されることによる。
1, 4
15
金属化合物の性質について正しいのはどれか。2つ選べ。
1 メチル水銀は中性アミノ酸輸送体を介して血液脳関門を通過する。
2 カドミウムの消化管からの吸収率は 95%以上である。
3 無機鉛は成人には中枢神経障害を引き起こすが、小児では貧血が問題となる。
4 3 価クロムの毒性は 6価クロムよりも強い。
5 ヒジキは有機ヒ素の含有率が高い
1
16
ダイオキシン類の記述について正しいものはどれか。2つ選べ。
1 2,3,7,8-TCDD (tetrachloro dibenzo p-dioxin)は化審法対象物である。
2 ダイオキシン類は十分な酸素の存在下、800℃以上の高温燃焼で生成を防止できる。
3 ダイオキシン類のヒトへの摂取は大気由来が最も多い。
4 ダイオキシン類の主な発生源は、約 9割が一般ごみ焼却施設におけるごみ焼却である。
5 毒性等量(TEQ)は 2,3,7,8-TCDDの毒性を 1とした時の他のダイオキシン類の相対的な毒性の強さで
ある。
2, 4
17
アセチルコリンエステラーゼ阻害作用を示す農薬として、我が国で用いられているのは
どれか。2つ選べ。
3, 4
18
農薬とその急性中毒に対する処置・解毒法の組合せのうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
4, 5
19
抗酸化因子に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
1 カタラーゼはスーパーオキシドを過酸化水素に変換する。
2 Cu/Zn-SOD はミトコンドリアに局在する。
3 グルタチオンペルオキシダーゼは、過酸化水素を水に変換する。
4 α-トコフェロールは抗酸化作用を示す。
5 グルタチオンはグルタミン、システイン、グリシンを構成アミノ酸にもつトリペプチドである。
3, 4
20
メタロチオネインに関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。
1 カドミウムや無機水銀により発現が誘導される。
2 亜鉛やカドミウムなどの 2価の金属とは結合するが、1 価や 3 価の金属とは結合しない。
3 分子量は 6,000~7,000で、紫外部(280 nm)吸収がない。
4 生理的条件下では、大部分は亜鉛や銅と結合した状態で存在する。
5 重金属に結合してその毒性を軽減するが、活性酸素種を消去する作用は有さない。
2, 5