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薬理学4
  • TOKI

  • 問題数 59 • 1/18/2024

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    問題一覧

  • 1

    刺激伝導系の組織のうち、正常状態において調律の周期が 最も短いのはどれか。 1 房室結節 2 洞結節(洞房結節) 3 左脚前枝・右脚 4 His(ヒス)束 5 プルキンエ線維

    2

  • 2

    心不全の原因ともなる「前負荷の増大」に相当するのはど れか。1つ選べ。 1 心収縮力の増大 2 静脈還流量の増大 3 左心室拡張期圧の増大 4 心拍数の増加 5 末梢血管抵抗の増大

    2

  • 3

    積極的適応がない場合の高血圧に対して、最初に投与すべ き降圧薬(第一選択薬)として、誤っているのはどれか。 1 つ選べ。 1 ARB 2 ACE 阻害薬 3 血管拡張薬 4 Ca2+チャネル遮断薬 5 利尿薬

    3

  • 4

    再生不良性貧血の治療薬はどれか。2つ選べ。 1 乾燥硫酸鉄 2 ホリナートカルシウム 3 ナンドロロン 4 ピリドキシン 5 エルトロンボパグ

    3, 5

  • 5

    肺動脈性肺高血圧症の治療に用いる薬物として、最も適切 なのはどれか。1 つ選べ。 1 アムロジピン 2 メチルドパ 3 オルメサルタン 4 ボセンタン 5 カルベジロール

    4

  • 6

    ケミカルメディエーター遊離阻害作用をもつヒスタミン H1 受容体遮断薬で、非鎮静性の薬物はどれか。1つ選べ。 1 ジフェンヒドラミン 2 ケトチフェン 3 クロモグリク酸 4 フェキソフェナジン 5 モンテルカスト

    4

  • 7

    Vaughan Williams 分類のⅠ 群に共通する薬理作用はどれか。 1つ選べ。 1 Ca2+チャネル遮断作用 2 K+チャネル遮断 3 Cl-チャネル遮断 4 Na+チャネル遮断 5 アドレナリンβ受容体遮断

    4

  • 8

    慢性心不全の重症度分類はどれか。1つ選べ。 1 Nohria-Stevenson 分類 2 CCS 分類 3 clinical scenario 分類 4 NYHA 分類 5 Forrester 分類

    4

  • 9

    血漿中のレニンの活性を阻害し、降圧作用を示すのはどれか。 1 つ選べ。 1 エナラプリル 2 カンデサルタン 3 カプトプリル 4 アリスキレン 5 バルサルタン

    4

  • 10

    溶血性貧血の治療薬として用いられるのはどれか。 1 つ選べ。 1 プレドニゾロン 2 フィルグラスチム 3 ダルベポエチン 4 メテノロン 5 メコバラミン

    1

  • 11

    K+チャネル開口作用により冠血管拡張作用を有する虚血 性心疾患治療薬として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。 1 グリベンクラミド 2 ニフェジピン 3 ニコランジル 4 アテノロール 5 ジピリダモール

    3

  • 12

    抗アレルギー薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。 1 ラマトロバンは、ロイコトリエン受容体を遮断する。 2 オマリズマブは、IgE に結合し、マスト細胞からのケミカルメディエーターの遊離を抑制する。 3 ケトチフェンは、トロンボキサン合成酵素を阻害する。 4 プランルカストは、プロスタノイド TP 受容体を遮断する。 5 スプラタストは、Th2 サイトカインの産生を抑制して、活性化 B 細胞による IgE 産生を抑制する。

    2, 5

  • 13

    心室筋の活動電位を矢印のように変化させるのはどれか。 1つ選べ。 1 プロパフェノン 2 メキシレチン 3 キニジン 4 フレカイニド 5 プロカインアミド

    2

  • 14

    心不全時の身体所見に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。 1 肺胞に血液が漏出することで、ピンク色の泡沫状の痰が出ることがある。 2 左室不全であるか、右室不全であるかによらず、一定の身体所見が現れる。 3 臥位になると息苦しさが増すので、自ら座り姿勢(起坐位、半座位)になろうとする。 4 肺うっ血が起こることにより、乾いた咳(空咳)が出る。 5 心エコー検査において、必ず左室駆出率(LVEF)の低下を認める。

    1, 3

  • 15

    アンギオテンシン II AT1 受容体遮断薬(ARB)に関する記 述のうち、誤っているのはどれか。1 つ選べ。 1 脂肪細胞のアンギオテンシン II の作用を遮断する。 2 キニナーゼ II を阻害する。 3 血管収縮とアルドステロン分泌を抑制する。 4 インスリン抵抗性を改善する。 5 高血圧症の治療薬に用いられる。

    2

  • 16

    血液・ 造血器官に作用する薬物に関する記述のうち、正し いのはどれか。2つ選べ。 1 エルトロンボパグは、 内因性トロンボポエチン(TPO)と非競合的に TPO 受容体を刺激して、血小板減少症を改善する。 2 ロミプロスチムは、プロスタノイド EP 受容体を刺激し、単球・マクロファージ系細胞の分化増殖を促進する。 3 ダルベポエチンアルファは、 赤芽球前駆細胞に作用して赤血球への分化増殖を促進し、巨赤芽球性貧血を改善する。 4 葉酸欠乏性の巨赤芽球性貧血の治療には、ジヒドロ葉酸還元酵素阻害薬のメトトレキサートが用いられる。 5 レノグラスチムは、 顆粒球系前駆細胞の分化・増殖を促進することで、好中球減少症を改善する。

    1, 5

  • 17

    発症後 6 時間以内の急性心筋梗塞における冠動脈血栓の 溶解に用いられるのはどれか。1つ選べ。 1 オザグレル 2 ヘパリン 3 ダビガトランエテキシラート 4 ワルファリン 5 モンテプラーゼ

    5

  • 18

    問 18 抗アレルギー薬プランルカストの作用機序はどれか。 1 つ選べ。 1 ヒスタミン H1 受容体の遮断 2 システイニルロイコトリエン受容体の遮断 3 血小板活性化因子(PAF)受容体の遮断 4 トロンボキサン合成酵素の阻害 5 プロスタノイド TP 受容体の遮断

    2

  • 19

    心電図上 QT 間隔の延長を誘発する可能性が最も高い抗不 整脈薬はどれか。1つ選べ。 1 ジゴキシン 2 メキシレチン 3 アミオダロン 4 プロプラノロール 5 ベラパミル

    3

  • 20

    心不全の治療薬として現在日本で製剤化されているナト リウム利尿ペプチドは次のうちどれか。1つ選べ。 1 NPPV 2 CNP 3 NT-ProBNP 4 ANP 5 BNP

    4

  • 21

    次の利尿薬のうち、ループ利尿薬はどれか。1 つ選べ。 1 スピロノクラトン 2 アセタゾラミド 3 トリアムテレン 4 ヒドロクロロチアジド 5 フロセミド

    5

  • 22

    以下の抗血小板薬作用機序として正しいのはどれか。 1 ジピリダモールは、ホスホジエステラーゼⅢの阻害とアデノシン A2a 受容体の間接的な活性化により血小板細胞内 cAMPレベルを上昇させる。 2 チカグレロルは、血小板の P2Y 型 ADP 受容体(P2Y12)を可逆的に遮断してアデニル酸シクラーゼを抑制する。 3 サルポグレラート塩酸塩は、セロトニン 5-HT3 受容体を遮断して細胞内 Ca2+レベルを低下させる。 4 低用量(100mg/day 程度)アスピリンは、血小板と内皮細胞のシクロオキシゲナーゼを可逆的に阻害する。 5 ベラプロストは、プロスタノイド IP 受容体を阻害して、血小板内 cAMP レベルを低下させる

    1

  • 23

    循環器系に作用する薬物に関する記述のうち、正しいのは どれか。2つ選べ。 1 ニトログリセリンから産生される一酸化窒素は、血管平滑筋のグアニル酸シクラーゼ活性を阻害することで心臓の前負荷を軽減する。 2 アルテプラーゼは、 遺伝子組換え型組織プラスミノーゲン活性化因子(t-PA)で、発症後6時間以内の虚血性脳血管障害に用いられる。 3 ニコランジルは、一酸化窒素(NO)遊離作用と ATP 感受性 K+チャネル遮断作用により、冠動脈を拡張させる。 4 アムロジピンは、 電位依存性 Ca2+チャネル遮断作用により細胞内への Ca2+流入を抑制し、 冠動脈を弛緩させて冠血流量を 増大させる。 5 ファスジルは、Rho キナーゼを阻害薬してミオシン軽鎖ホスファターゼを活性化することにより、血管平滑筋を弛緩させ る。

    4, 5

  • 24

    シクロオキシゲナーゼ (COX)について正しいのはどれか。 1つ選べ。 1 COX-2 は生体内に恒常的に存在する。 2 アセトアミノフェンは COX-1 の選択的阻害薬である。 3 COX-1 は炎症局所で刺激により誘導される。 4 エトドラクは COX-2 の選択的阻害薬である。 5 COX-1 の選択的阻害薬の方が副作用は少ない。

    4

  • 25

    Ca2+チャネルを遮断して上室性頻脈を抑制するのはどれ か。1 つ選べ。 1 シベンゾリン 2 リドカイン 3 ジゴキシン 4 ジルチアゼム 5 ピルジカイニド

    4

  • 26

    強心薬に関する記述のうち、正しいものはどれか。 2つ選べ。 1 ピモベンダンはトロポニン C のカルシウム感受性を増大させるとともにホスホジエステラーゼⅢを阻害して強心作用を示す。 2 ブクラデシンは、アデニル酸シクラーゼを直接活性化し、 細胞内 cAMP を増加することにより強心作用を示す。 3 ベスナリノンは、ホスホジエステラーゼⅢを阻害し、 細胞内cAMP を増加することにより強心作用を示す。 4 コルホルシンダロパートは、 cAMP 誘導体であり、 細胞膜を透過して細胞内で cAMP に変換されることにより強心作用を示す。 5 ジゴキシンは、Na+/Ca2+交換系を直接阻害して、心筋細胞内のカルシウムイオン濃度を増加させることにより強心作用 を示す。

    1, 3

  • 27

    高血圧症、慢性心不全に適応されるアドレナリンαβ受容 体遮断薬はどれか。1 つ選べ。 1 カルベジロール 2 マンニトール 3 カルテオロール 4 メトプロロール 5 プラゾシン

    1

  • 28

    アスピリンについて、正しいのはどれか。1 つ選べ。 1 ピラゾロン骨格を有し、アンチピリン・アミノピリン過敏症例には用いられない。 2 選択的 シクロオキシゲナーゼ-2 阻害薬である。 3 抗血栓作用は用量依存的に発現し、一日 1.5〜4.5g の経口投与により達成される。 4 シクロオキシゲナーゼの活性部位の serine 残基を非可逆的 にアセチル化する。 5 選択的 シクロオキシゲナーゼ-1 阻害薬である。

    4

  • 29

    発熱 現病歴 6ヶ月前に、下痢、血便、腹痛が一週間以上持続し、消化器内科を受診した。 下部内視鏡検査の結果、 潰瘍性大腸炎の中等症と診断された。 " 以下のうち、 本症例の治療に用いる薬剤として適切なのは どれか。2つ選べ。 1 プレドニゾロン 2 メサラジン(徐放性製剤) 3 メトトレキサート 4 エタネルセプト 5 ピコスルファート

    1, 2

  • 30

    プレドニゾロンやメサラジン(徐放性製剤)の作用機序として、正しいのはど れか。2つ選べ。 1 大腸粘膜炎症部位において、 5−アミノサリチル酸を放出し、抗炎症作用を発揮する。 2 炎症部位において産生される TNF-αの受容体への結合を阻害することにより、大腸粘膜部位での炎症を抑制する。 3 炎症細胞のグルココルチコイド受容体に結合して、 炎症・免疫応答を抑制する。 4 大腸において、 腸内細菌由来のアリルスルファターゼの働きにより生じたジフェノール体が粘膜部位を刺激する。 5 ジヒドロ葉酸還元酵素を阻害して、 炎症部位でのリンパ球の分裂を抑制する。

    1, 3

  • 31

    心房性頻脈の治療のため、抗不整脈薬 A を投与することに なった。投与後の心電図を投与前(平常時)のものと比較したと ころ以下の様な変化 (服用後)が見られた。 この心電図変化に最 も大きく関わっている薬理作用はどれか。1つ選べ。 1 Na+チャネル遮断 2 アセチルコリン M2 受容体遮断 3 K+チャネル遮断 4 Ca2+チャネル遮断 5 アドレナリンβ1 受容体遮断

    3

  • 32

    肺動脈性肺高血圧治療薬の作用機序に関する記述として正しいのはどれか。2つ選べ。 1 エポプロステノールは、非プロスタノイド性の活性代謝物が血管平滑筋細胞のプロスタノイド IP 受容体を選択的に刺激して細胞内 cAMP 濃度を上昇させることにより肺動脈平滑筋の弛緩作用と増殖抑性作用を示す。 2 リオシグアトは、 細胞膜貫通受容体型グアニル酸シクラーゼを活性化し、細胞内 cGMP 濃度を増大させる。 3 シルデナフィルは、ホスホジエステラーゼⅤを選択的に阻害し、cGMP の分解を抑制して血管拡張作用を示す。 4 セレキシパグは、L 型 Ca2+チャネル遮断することにより、細胞内への Ca2+流入を抑制して血管を弛緩させる。 5 ボセンタンは、エンドセリン ETA および ETB 受容体を非選択的に遮断し、肺動脈拡張作用を示す

    3, 5

  • 33

    メチルドパは、どのアドレナリン受容体の作動薬か。 1 つ選べ。 1 α1 2 β2 3 α2 4 β3 5 β1

    3

  • 34

    ADP 受容体遮断により抗血小板作用を発現するのはどれか。 1 つ選べ。 1 イコサペント酸エチル 2 クロピドグレル 3 シロスタゾール 4 ベラプロスト 5 サルポグレラート

    2

  • 35

    ソタロールが頻脈性不整脈の発生を抑える機序はどれか。 2つ選べ。 1 アドレナリンα1 受容体遮断 2 ムスカリン M2 受容体刺激 3 アドレナリンβ1 受容体遮断 4 Ca2+チャネル遮断 5 K+チャネル遮断

    3, 5

  • 36

    アスピリンが直接阻害する酵素はどれか。1つ選べ。 1 リポキシゲナーゼ 2 ホスホリパーゼ A2 3 シクロオキシゲナーゼ 4 ホスホリパーゼ C 5 TXA2 合成酵素

    3

  • 37

    ジゴキシンの作用として当てはまらないのはどれか。 1つ選べ。 1 陰性変時作用 2 催吐作用 3 陽性変力作用 4 陽性変伝導作用 5 利尿作用

    4

  • 38

    Ca2+チャネル遮断薬に関する記述のうち、正しいものはど れか。2つ選べ。 1 ジルチアゼムは、心筋細胞の L 型 Ca2+チャネルを遮断する。 2 ニフェジピンは、即効型の T 型 Ca2+チャネル遮断薬である。 3 Ca2+チャネル遮断薬は、高血圧治療薬に適応されていない。 4 アムロジピンは、 長時間作用型の L 型 Ca2+チャネル遮断薬で ある。 5 シルニジピンは、 交感神経終末の L 型 Ca2+チャネルを遮断す る

    1, 4

  • 39

    播種性血管内凝固症候群(DIC)の治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 ダルテパリンは、血液凝固第 Xa 因子を阻害することなく、トロンビンを阻害する。 2 フォンダパリヌクスは、アンチトロンビン依存的に血液凝固第 Xa 因子を阻害する。 3 アルガトロバンは、アンチトロンビン非依存的にトロンビンを阻害する。 4 ナファモスタットは、プラスミンを阻害することなく、トロンビンを阻害する。 5 トロンボモデュリンアルファは、トロンビン依存的にプロティン C の活性化を阻害する。

    2, 3

  • 40

    抗炎症薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。 1 メロキシカムは、 誘導型シクロオキシゲナーゼ (COX-2)を比較的選択的に阻害する。 2 デキサメタゾンは、細胞質受容体(核内受容体)に直接結合し、炎症に関係する遺伝子の発現を低下させる。 3 アスピリンは、 構成・誘導型両方のシクロオキシゲナーゼをアセチル化して酵素活性を可逆的に阻害する。 4 ジクロフェナクナトリウムを坐剤で用いると、 経口投与の場合よりも、肝臓における初回通過効果を受けやすくなる。 5 セレコキシブは、 炎症時に誘導される COX-2 に対してのみ選択的な阻害作用を有するため、薬剤性消化管潰瘍と冠血管障害は生じない。

    1, 2

  • 41

    不整脈治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。 1 リドカインは、 Na+チャネル遮断作用を有しているが、心室筋 では不応期が短いため効果は弱い。 2 ジソピラミドは、Na+チャネル遮断作用に加えて抗コリン作用を有しているため、 副作用として口渇や排尿困難を起こす。 3 キニジンは、Na+チャネルを遮断するが、QT 間隔には影響を及ぼさない。 4 メキシレチンは、 Na+チャネルを遮断し、 活動電位の持続時間を延長する。 5 ピルシカイニドは、Vaughan Williams の分類の Ic 群に属 し、活動電位持続時間には影響を及ぼさない。

    2, 5

  • 42

    アンギオテンシン受容体阻害薬とネプリライシン阻害薬 を 1:1 のモル比で単一の結晶複合製剤とした心不全治療 薬はどれか。1つ選べ。 1 トルパブタン 2 エプレレノン 3 カンデサルタンシレキセチル 4 サクビトリルバルサルタン 5 バルサルタン

    4

  • 43

    妊娠中の高血圧に対する抗高血圧薬の使用について、 誤っているのはどれか。2つ選べ。 1 レニン-アンギオテンシン系抑制薬は、第一選択の経口降圧薬の次に使用される。 2 メチルドパやラベタロールが、第一選択の経口降圧薬として用いられる。 3 症状が軽度の場合は、原則として薬は使用せず、 食事療法や安静によりストレスをためない生活を心がけて経過を見ていく。 4 ニフェジピンは, 妊婦 20 週未満にも投与可能である。 5 血管拡張薬のヒドララジンは、 妊娠高血圧症候群の降圧薬に 用いられる。

    1, 4

  • 44

    ヘパリンについて、正しいのはどれか。1つ選べ。 1 抗プラスミン作用を示す。 2 分子量 500 前後の塩基性ムコ多糖である 3 胎盤を通過しないため妊婦にも使用することができる。 4 アンチトロンビンの作用を阻害する。 5 経口で用いられ、血液凝固因子を直接阻害する。

    3

  • 45

    40 歳女性。風邪で発熱のため、ドラッグストアで購入し たアスピリンを含む下熱鎮痛薬を服用した。しばらくのの ち、 鼻水や鼻づまりに続いて咳や喘鳴 (ぜいめい)が出現 し、 更に喘息様症状を呈して呼吸困難に陥った。 本症状を 呈するに至ったメカニズムとして推定されるのはどれか。 2つ選べ。 1 シクロオキシゲナーゼの阻害 2 ロイコトリエン受容体の活性化 3 プロスタノイド TP 受容体の活性化 4 ホスホリパーゼ A2 の阻害 5 リポキシゲナーゼの阻害

    1, 2

  • 46

    Vaughan Williams 分類における薬物の作用に関する記述 のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 Ⅰ群〜Ⅳ群の薬物すべてに共通する薬理作用は、 活動電位の 第 2 相の延長である。 2 Ⅱ群に共通する抗不整脈作用は、アドレナリンβ2 受容体の 遮断である。 3 Ⅲ群は、K+の細胞外への流出を抑制し、活動電位持続時間を 短縮する。 4 Ⅰ群は、活動電位の立ち上がりである第 0 相を遅延させる。 5 Ⅳ群は、 細胞外からの Ca2+流入を抑制し、洞結節と房室結節 の不応期を延長する。

    4, 5

  • 47

    アンチトロンビン非依存的に活性化第Ⅹ因子(factor Xa) を直接阻害する薬物はどれか。1つ選べ。 1 ダビガトランエテキシラート 2 ワルファリン 3 未分画ヘパリン 4 エノキサパリン 5 エドキサバン

    5

  • 48

    臓器移植の拒絶反応に用いる薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 ミコフェノール酸モフェチルは、急性拒絶反応治療の第—選択薬である。 2 バシリキシマブは、 CTLA-4 を介する免疫チェックポイントシグナルを阻害して、T 細胞の免疫寛容を誘導する。 3 グスペリムスは、抗 CD25 モノクローナル抗体であり、急性拒絶反応の治療に用いられる。 4 エベロリムスは、 ほ乳類ラパマイシン標的タンパク質(mTOR)阻害作用に基づく免疫抑制により、 腎などの臓器移植に用いられる。 5 タクロリムスは、カルシニューリンを阻害して、T 細胞における IL-2 の産生を抑制する。

    4, 5

  • 49

    不整脈治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。 2つ選べ。 1 アミオダロンは、K+チャネル遮断作用を有しているため、OT延長症候群(トルサード・ド・ポアンツ)を起こしやすい 2 ベラパミルは、アドレナリンβ受容体遮断作用を有している が、K+チャネル遮断作用がないため、活動電位持続時間には影響を及ぼさない。 3 ベプリジルは、Ca2+チャネル遮断作用を有しているが、K+チャネル遮断作用がないため、QT 延長を起こしにくい。 4 ニフェカラントは、心筋の Na+チャネルを選択的に遮断するが、不応期に影響を与えない 5 ジベンゾリンは、 Na+チャネル遮断作用を有するが、 副作用として低血糖を起こすことがある。

    1, 5

  • 50

    フィブリンに親和性が高いプラスミノーゲン活性化因子 (t-PA)製剤はどれか。1つ選べ。 1 プラスグレル 2 モンテプラーゼ 3 フォンダパリヌクス 4 ウロキナーゼ 5 トロンボモジュリン

    2

  • 51

    タクロリムスにより、増殖分化が抑制される細胞はどれ か。1 つ選べ。 1 マクロファージ 2 キラー T 細胞 3 好中球 4 マスト細胞 5 形質細胞

    2

  • 52

    抗リウマチ作用を示す JAK 阻害薬はどれか。1つ選べ。 1 サラゾスルファピリジン 2 アバタセプト 3 ペニシラミン 4 トシリズマブ 5 トファシチニブ

    5

  • 53

    トラネキサム酸について、正しいのはどれか。1つ選べ。 1 トロンビンの活性を抑制する。 2 肝でのビタミン K 依存性凝固因子の生合成を抑制する。 3 プラスミノゲンを活性化する 4 ワルファリンの過量投与の中和に用いられる。 5 フィブリン分解を阻害する。

    5

  • 54

    臓器移植における拒絶反応の抑制に用いられない薬剤は どれか。1 つ選べ。 1 シクロスポリン 2 プレドニゾロン 3 タクロリムス 4 テセロイキン 5 アザチオプリン

    4

  • 55

    52 歳女性。全身倦怠感と微熱、手足の 関節痛と朝のこわばりを訴えて受診したところ、 関節リウマチと診断された。メトトレキサート過敏症の既往歴があるため代替薬 について、医師より薬剤師に相談があった。 問 55 医師に推奨すべきメトトレキサートの代替薬として適切なのはどれか。2つ選べ。 1 モルヒネ 2 レフルノミド 3 スリンダク 4 サラゾスルファピリジン 5 インフリキシマブ 問 56 前問で選択した医師に推奨すべきそれぞれの薬物の作用機序はどれか。2つ選べ。 6 腫瘍壊死因子 TNF-αの中和抗体 7 COX の阻害 8 オピオイドμ受容体の刺激 9 ピリミジンヌクレオチドの生合成抑制 10 T 細胞およびマクロファージでのサイトカイン産生抑制

    2, 4, 9, 10

  • 56

    インドメタシンが直接阻害する酵素はどれか。1つ選べ。 1 ホスホリパーゼ C 2 リポキシゲナーゼ 3 ホスホリパーゼ A2 4 シクロオキシゲナーゼ 5 TXA2 合成酵素

    4

  • 57

    心不全の薬物治療に関する記述のうち、正しいものはどれか。 2つ選べ。 1 アンギオテンシン変換酵素阻害薬やアンギオテンシンⅡ受容体遮断薬は、レニン-アンギオテンシンアルドステロン系の抑制により心保護作用を示し、慢性心不全に有効である。 2 ダパグリフロジンは、 急性心不全に対して有効性が認められている SGLT2 阻害薬である。 3 急性期と慢性期ともに救命第一に静脈内投与できる薬剤が優先的に選択される。 4 メチルジゴキシンは、 消化管吸収率が悪く、体内に蓄積しにくいので、 中毒症状を引き起こすことなく安全に使用できる。 5 フロセミドなどの利尿薬は、尿量を増加させることにより浮腫の改善に有効である。

    1, 5

  • 58

    59 A, B, C の化学構造を持つ薬物はどれか。順不同にて すべて選べ。 1 リドカイン 2 カルペリチド 3 ニフェジピン 4 プロプラノロール 5 ニコランジル 6 アザチオプリン 7 ジゴキシン 8 カンデサルタン 9 デキサメタゾン 10 ヘパリン

    3, 5, 7

  • 59

    薬物 A, B, C の薬理作用はどれか。順不同にて すべて選べ。 1 グルココルチコイド受容体の活性化による抗炎症作用 2 Na+チャネル阻害作用 3 L 型 Ca2+チャネルの遮断作用 4 6-メルカプトプリンに変換されることによる核酸合成阻害 作用 5 アドレナリンβ受容体の遮断作用 6 アンチトロンビン依存的な血液凝固因子阻害作用 7 ANP 受容体活性化による cGMP レベルの上昇 8 NO 遊離および ATP 感受性 K+チャネルの開口 9 アンギオテンシンⅡAT1 受容体の遮断作用 10 心筋 Na+ , K+ -ATPase の阻害作用

    3, 8, 10