精神保健福祉の理論と相談援助の展開 精選 101

精神保健福祉の理論と相談援助の展開 精選 101
144問 • 2年前
  • 髙橋直希
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    問題一覧

  • 1

    精神病者慈善救治会の働きかけにより精神病者監護法(1900(明治 33)年)が制定された。

  • 2

    精神病院法が目標とした全道府県での公立精神科病院の建設が達成され,精神衛生法(1950(昭和 25)年)が制定された。

  • 3

    精神障害者も対策の対象に含めた心身障害者対策基本法(1970(昭和 45)年)が制定された。

  • 4

    精神衛生法が精神障害者の人権に配慮した適正な医療及び保護を明示した精神保健法(1987(昭和 62)年)に改称・改正された。

  • 5

    精神保健法が精神障害者社会復帰施設を法定化した「精神保健福祉法」(1995(平成 7)年)に改称・改正された。

  • 6

    次のうち,精神保健福祉に関する法律と関連する事項の組合せとして,正しいものを2つ選びなさい。

    精神保健法 -------------------- 精神医療審査会の設置, 「精神保健福祉法」 ------------ 精神障害者保健福祉手帳制度の創設

  • 7

    1940 年代,イギリスの医師,ジョーンズ(Jones,M)は,治療共同体という新しい治療理念を取り入れ,その後の精神病院改革に大きな影響を与えた。

  • 8

    バザーリア(Basaglia,F.)らによるボローニャでの脱施設化を進める精神医療改革は,法律 180 号の制定(1978 年)によってイタリア全土に広がりを見せた。

  • 9

    ケネディ(Kennedy,J)は大統領教書(1963 年)により,アメリカ合衆国の精神医療改革として地域ケアへの移行を目指す社会的協同事業体の設置を推し進めた。

  • 10

    WHO(世界保健機関)より派遺されたクラーク(Clark,D)は,「日本における地域精神衛生—WHO への報告」(1968 年)を行い,公立精神病院の建設を提案した。

  • 11

    1970 年代にアメリカで生まれた包括的地域生活支援(Assertive Community Treatment)の活動は,ニューヨークのファウンテンハウスを源流としている。

  • 12

    ジョーンズ(Jones,M.)は,病院の全環境を治療手段として用いる治療共同体の概念を提唱した。

  • 13

    ミニューチン(Minuchin,S.)は,集団や人間の相互依存性によるグループダイナミクスに着目した。

  • 14

    ロジャーズ(Rogers,C.)は,様々な心理療法やカウンセリング理論の基本となっている面接技法を統合したマイクロカウンセリングを開発した。

  • 15

    レヴィン(Lewin,K.)は,システム理論に基づいた構造的家族療法を展開し,家族成員間の境界に着目した。

  • 16

    アイビィ(Ivey,A.)は,非指示的アプローチである来談者中心療法(クライエント中心療法)を確立した。

  • 17

    諸外国の精神保健医療福祉政策に関する次の組み合わせのうち,正しいものを1つ選びなさい。

    韓国 ------------------------ 精神保健法(1995 年)

  • 18

    韓国では,入院医療・入所施設中心から地域ケア中心に転換したことにより,精神療養施設を廃止した。

  • 19

    イタリアでは,ケアプログラムアプローチ(CPA)により,精神障害者への医療サービスと福祉サービスを計画している。

  • 20

    イギリスでは,法律 180 号(1978 年)制定後,単科精神病院への新規入院を禁じた。

  • 21

    アメリカでは,入院回避のためのショートステイ施設として,ベンチャー(Venture)を用いている。

  • 22

    カナダでは,政府が発表した『闇からの脱出』の中で,精神障害者を中心に位置づけたリカバリーシステムを目指すこととした。

  • 23

    イギリスでは,「精神保健に関するナショナル・サービス・フレームワーク」により,積極的アウトリーチや家族ケアラー支援等の充実を図った。

  • 24

    ニュージーランドでは,「セクター制度」により,一定の人口規模ごとに,精神科病床,施設を配置し,治療と生活支援を一体的に実施した。

  • 25

    アメリカでは,精神保健サービス計画「ブループリント」を策定し,リカバリー概念をサービスの基盤とすることを明示した。

  • 26

    イタリアでは,「精神疾患及び知的障害に関する大統領教書」により,精神科病院を解体し,地域精神保健センターを整備した。

  • 27

    フランスでは,「法律第 180 号」により,精神科病院への新たな入院を禁止し,地域ケアと外来医療中心に転換した。

  • 28

    精神保健医療福祉の事項と人物に関する次の組合せのうち,正しいものを1つ選びなさい。

    当事者運動 ---------------------- オヘイガン(O’Hagan,M.)

  • 29

    次のうち,諸外国の精神保健医療福祉領域において資格化されている人材として,正しいものを2つ選びなさい。

    ニュージーランドにおける地域支援ワーカー, アメリカにおける認定ソーシャルワーカー

  • 30

    1960 年代には,地域の中の住まいや居場所づくりの取組が全国で進められた。

  • 31

    1970 年代には,精神衛生相談員として市町村の社会福祉担当部局への配置が進んだ。

  • 32

    1980 年代には,退院を促進するために,精神科医療機関への配置が義務づけられた。

  • 33

    1990 年代には,「医療観察法」が制定され,司法福祉の領域に参画するようになった。

  • 34

    2000 年代には,精神保健福祉士がスクールソーシャルワーカーとして,活用されるようになった。

  • 35

    次のうち,2010 年(平成 22 年)に改正された精神保健福祉士法の第2条に新たに加えられた内容として,正しいものを1つ選びなさい。

    地域相談支援の利用に関する相談

  • 36

    精神保健福祉士が行うエンパワメントアプローチに関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

    自尊心を高める過程を支援する。

  • 37

    次の記述のうち,精神保健福祉士が行うストレングス視点に基づく援助として,正しいものを2つ選びなさい。

    クライエントの希望や願望を援助目標に反映させる。, 援助において,精神保健福祉士が主に活動する場は,地域である。

  • 38

    リカバリーとは,回復のために利用していた様々な支援を必要としなくなり,自立することである。

  • 39

    エンパワメントとは,社会的に不利な状況に置かれた人が,自らの力を高め,行動できるようになることである。

  • 40

    ストレングスモデルとは,疾患やそれに起因する弱さを,個人に応じたプログラムにより強化していくことである。

  • 41

    インフォームドコンセントとは,医師が推奨する治療や検査について患者を説得することである。

  • 42

    ソーシャルインクルージョンとは,疾患や障害の状態に配慮し,求められる義務や行為に対する猶予制度を確立することである。

  • 43

    Bさん(30 歳,女性,統合失調症)は,週に4日,配送センターで仕分業務に従事して3年目となる。利用する障害者就業・生活支援センターのC就労支援担当者(精神保健福祉士)を訪れ,「配送センターの所長に,繁忙期は勤務日数を増やし,1日8時間勤務できないと雇用継続は難しいと言われた。これ以上働くと体調が不安で,通院する時間もなくなる。仕事は辞めたくない。でも,怖くて何も言えなかった」と訴えた。そこで,C就労支援担当者はBさんとの合意を得て,配送センターを訪問して所長に話をした。 次のうち,この場面でC就労支援担当者が果たした役割として,正しいものを1つ選びなさい。

    アドボカシー

  • 44

    リカバリーに関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。

    悩みを前向きに受け止めながら生きることである。

  • 45

    次の記述のうち,精神障害がある者のリカバリーについての説明として,適切なものを1つ選びなさい。

    希望はリカバリーを支える原動力となる。

  • 46

    次の記述のうち,ディーガン(Deegan,P.)が述べるリカバリーの内容として,正しいものを2つ選びなさい。

    新たな目的を再構築する。, 課題に立ち向かうことが求められる。

  • 47

    「精神保健福祉法」第5条に規定されている精神障害者の定義に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

    精神疾患を有する者としている。

  • 48

    次の記述のうち,精神保健福祉士が行う権利擁護活動の代弁機能として,適切なものを1つ選びなさい。

    障害年金の申請に行くクライエントの依頼を受けて,市役所の担当者にクライエントの来訪の目的,意図を事前に電話で伝えた。

  • 49

    次の記述のうち,ソーシャルワークにおける権利擁護の中の代弁機能に当たるものとして,正しいものを1つ選びなさい。

    購入した商品の不満をうまく伝えられない通院患者から依頼を受けて,消費生活センターに同行した。

  • 50

    次の記述のうち,精神科病院の退院後生活環境相談員(精神保健福祉士)の業務として,適切なものを2つ選びなさい。

    退院に向けた意欲の喚起や相談支援を行う。, 地域生活のための,クライシスプランを検討する。

  • 51

    次のうち,国連総会で採択された「精神疾患を有する者の保護及びメンタルヘルスケアの改善のための諸原則」(1991 年)の記述として,正しいものを2つ選びなさい。 (注) 「精神疾患を有する者の保護及びメンタルヘルスケアの改善のための諸原則」の日本語訳は厚生科学研究班の仮訳によるものである。

    精神疾患を有するすべての者は,可能な限り地域社会に住み,及びそこで働く権利を有する。, すべての患者の治療及びケアは,個別的に立案された治療計画に基づいて行われなければならない。

  • 52

    次のうち,精神障害者支援におけるアドヒアランスに関する記述として,正しいものを1つ選びなさい。

    患者が積極的に治療方針の決定に参加し,主体となって治療を受けることをいう。

  • 53

    精神科リハビリテーションに関する次の記述のうち,適切なものを2つ選びなさい。

    能力の向上だけでなく,自信を取り戻すことを助ける。, 障害があっても,その人らしい生き方の実現を目指す。

  • 54

    次の記述のうち,1994 年にWHO,ILO,UNESCOにより示された合同政策方針における「地域に根差したリハビリテーション(CBR)」の考え方として,正しいものを1つ選びなさい。

    総合的な地域開発の戦略の一つである。

  • 55

    精神科リハビリテーションの原則に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

    個人の社会生活技能の改善と環境面での支援開発を行う。

  • 56

    次のうち,アンソニー(Anthony,W.)らの提唱した精神科リハビリテーションの基本原則に関する記述として,適切なものを1つ選びなさい。

    熟慮した上で依存を増やすことは,結果的には本人の自立につながる。

  • 57

    次の記述のうち,社会リハビリテーションにおけるアセスメントとして,正しいものを1つ選びなさい。

    活用できる移動手段を把握する。

  • 58

    次の記述のうち,精神科リハビリテーションにおけるチームアプローチで各構成員に求められるものとして,正しいものを1つ選びなさい。

    それぞれの視点でモニタリングを行い,その結果を共有する。

  • 59

    次の記述のうち,精神科リハビリテーションにおけるアプローチの説明として,正しいものを1つ選びなさい。

    IPS(Individual Placement and Support)は,本人の希望に基づいて,雇用を目標に支援する。

  • 60

    次の記述のうち,就職を希望するクライエントのリハビリテーション計画における資源調整として,正しいものを1つ選びなさい。

    自宅から通える就労移行支援事業所を利用できるように援助する。

  • 61

    精神科リハビリテーションの評価に関する次の記述のうち,正しいものを2つ選びなさい。

    アセスメントとモニタリング,エバリュエーションの3つがある。, GAF(Global Assessment of Functioning)は,精神症状を含めた社会生活の全体機能を評価する。

  • 62

    次の記述のうち,就労移行支援事業所が行う職業リハビリテーションのプロセスにおけるインターベンションとして,正しいものを1つ選びなさい。

    就職を希望する利用者に同行し,ハローワークで求職登録を支援した。

  • 63

    精神科医療機関におけるリハビリテーションに関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

    精神療養病棟に入院中の患者に対しては,就労移行のためのプログラムよりも日常生活の質の改善へ向けたプログラムを優先させる。

  • 64

    入院患者に対する作業療法では,パラレルな場を設定し,共通課題に取り組む中で対人交流の技能を高める。

  • 65

    入院患者に対するレクリエーション療法では,誰でも参加できるプログラムを用い,集団での秩序だった行動を身につけさせる。

  • 66

    認知行動療法では,主観的な体験に解釈を加えることで洞察を促し,病的な行動の修正を図る。

  • 67

    社会生活技能訓練(SST)では,認知行動療法の技法を用い,宿題を課すことにより練習で得た技能の般化を目指す。

  • 68

    集団精神療法では,司会者が何を言っても良いと宣言し,参加者の自由な意見交換を促す。

  • 69

    急性期の入院患者に対する作業療法は,生活管理技能の改善を主目的とする。

  • 70

    社会生活技能訓練(SST)の基本訓練モデルは,あらかじめ獲得すべき技能が設定されている。

  • 71

    アルコール専門外来で行う集団精神療法は,各回の自由参加を原則とする。

  • 72

    うつ病に対する認知行動療法は,捉え方の偏りを修正して問題解決を促す。

  • 73

    統合失調症に対する心理教育は,精神分析療法を用いて展開する。

  • 74

    次の記述のうち,精神保健福祉士が行うグループワークとして,適切なものを1つ選びなさい。

    精神科病棟では,グループ活動におけるメンバーの発達や成長を他の専門職とともに評価する。

  • 75

    社会生活技能訓練(SST)の基本訓練モデルに関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

    練習したことを実生活の中で実践するチャレンジ課題(宿題)が出される。

  • 76

    精神科デイ・ケアの進め方に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。

    メンバーの社会関係の広がりを目指し,地域資源の活用を視野に入れた支援を展開する。

  • 77

    統合失調症の家族心理教育に関する次の記述のうち,正しいものを2つ選びなさい。

    家族の社会的孤立状態の解消を図る。, 家族の感情表出が,回復や再発に影響を与えることを説明する。

  • 78

    次の記述のうち,精神科デイ・ケアにおけるリワークプログラムとして,適切なものを 1 つ選びなさい。

    グループワークで,職場の人間関係の課題が再現された場合に気付きを促す。

  • 79

    次の記述のうち,精神保健福祉士が行うインテークとして,適切なものを1つ選びなさい。

    精神保健福祉士自身の発する非言語的メッセージに留意する。

  • 80

    精神科医療機関の精神保健福祉士が行うインテークにおける次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

    患者と信頼関係を形成する。

  • 81

    次のうち,相談援助のインテーク段階において,相談機関が対応可能かどうかを判断する方法として,適切なものを1つ選びなさい。

    スクリーニング

  • 82

    精神科医療機関の精神保健福祉士が行う支援に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。

    インテークでは,関係づくりを基軸とした情報収集を心がける。

  • 83

    次の記述のうち,精神保健福祉士が行うソーシャルワークの展開として,正しいものを2つ選びなさい。

    インテークでは,援助についての契約を結ぶ。, アセスメントでは,ニーズを明確にするための評価を行う。

  • 84

    次の記述のうち,相談支援事業所における精神保健福祉士が行うアセスメントとして,正しいものを1つ選びなさい。

    住む場所の希望を聞く。, 支援契約を結ぶ。

  • 85

    次の記述のうち,精神保健福祉士が行う援助プロセスにおけるアセスメントの説明として,適切なものを1つ選びなさい。

    利用者の状況を把握し,社会資源の精査をする。

  • 86

    D精神保健福祉士はカンファレンスにおいて,Eさん(30 歳)の退院を検討するために,今後,利用可能な社会資源に関連する情報をホワイトボードに図示して説明した。Eさんは,自宅への退院に備えて宿泊型自立訓練の体験をしていた。その一方,父親との折り合いが悪いことから,Eさんは以前に支援を受けていた市の保健師にも相談し,グループホームの見学も行った。また,日中については,友人のいるコンビニエンスストアで働くか,就労プログラムを実施している就労移行支援事業所又は精神科デイケアの利用を考えている。 次のうち,D精神保健福祉士がカンファレンスでの説明において,情報を図示したツールとして,適切なものを1つ選びなさい。

    エコマップ

  • 87

    次の記述のうち,リファーラルの説明として,適切なものを1つ選びなさい。

    患者の希望する支援に対してサービス提供機関へつなぐ。

  • 88

    次のうち,支援過程においてジェノグラムを作成する目的として,最も適切なものを1つ選びなさい。

    家族や親族の関係や世代間関係の把握

  • 89

    次の記述のうち,相談援助のプランニング段階の説明として,正しいものを1つ選びなさい。

    ニーズを充足するための様々な社会資源を検討し,それらの活用を考える。

  • 90

    次の記述のうち,相談援助過程におけるインターベンションの説明として,適切なものを1つ選びなさい。

    個々のニーズの充足に向けて援助者や援助機関が各々の役割を遂行する。

  • 91

    エバリュエーションに関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

    相談援助過程におけるクライエントのニーズ充足度や効果を客観的に精査する。

  • 92

    就労移行支援事業所に勤務するF精神保健福祉士は,来週,地域の企業に就職が決まったGさんと面接を行った。Gさんは,面接を通して自分の変化を振り返り,働くための生活習慣を身につけられたことと,自分に合った仕事を見つけるという目標を達成できたことに満足していた。しかし,サービスを受け始めたころのプログラムが単調で物足りなかったことと,就労までに時間がかかり過ぎたことは残念だったとも述べた。F精神保健福祉士は,Gさんにどのような支援があったらより早く就労できたと思うか質問し,Gさんが答えてくれた内容を次の支援にいかしていくことを約束した。 次のうち,この面接を実施した支援過程として,正しいものを1つ選びなさい。

    エバリュエーション

  • 93

    Hさん(40 歳,男性)は,アルコール依存症の入院治療を終え,現在は定期的な外来通院やセルフヘルプグループへの参加を継続している。病棟でHさんを担当していたJ精神保健福祉士は,退院して半年後,Hさんの外来の待合室での様子が気になったことから,「お久しぶり」と声をかけ,面接室で話を聴くこととした。Hさんは,「参加している自助グループの人間関係で悩んだりすることもあるが,トラブルにならないように何とか関係を保てている。今日は話を聴いてもらえてよかった」と語り,J精神保健福祉士はセルフヘルプグループの様子やHさんの気持ちを傾聴した。 次のうち,Hさんの支援過程においてJ精神保健福祉士が行ったこの面接の位置づけとして,正しいものを1つ選びなさい。

    フォローアップ

  • 94

    次のうち,ナラティブアプローチに関する記述として,正しいものを1つ選びなさい。

    物事の見方の多様性を認識して,クライエントの新たな意味づけを重視する。

  • 95

    Mさん(25 歳,女性)は,「精神科を受診したい」と市役所のN精神保健福祉士のもとを訪れた。 3週間前に夫を交通事故で亡くしたMさんは,葬儀後,何かしなければと思うのだが,気持ちの整理がつかずにいる。1 週間前からは過呼吸(過換気)発作が出て,子どもの世話が思うようにできなくなっているという。N精神保健福祉士は,Mさんが悲しみの感情を十分に表出できるよう耳を傾けた。さらに,1歳になる娘の預け先が見つからず職探しに取り組めていないというMさんに,市内の精神科医療機関の紹介とともに,市の子育て支援制度の利用を支援した。 次のうち,N精神保健福祉士の用いたアプローチとして,適切なものを1つ選びなさい。

    危機介入アプローチ

  • 96

    ノーマライゼーションに立脚した精神保健福祉士の支援に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。

    発達障害者の聴覚過敏の対処のために耳栓を使用できるように,職場の了解を得た。

  • 97

    精神保健福祉士が行う面接技法に関する次の組み合わせのうち,正しいものを1つ選びなさい。

    直面化(confrontation) --------- 利用者が話した内容の矛盾点を見定めて指摘する。

  • 98

    精神保健福祉士が用いる面接技法に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

    支持とは,相手の感情を,そのまま認めて受容したことを表明することである。

  • 99

    U精神科デイケアを利用するDさんは,デイケア担当のE精神保健福祉士に相談した。「先日,隣家の玄関前に空き缶が落ちていました。その横を通り過ぎたところ,いきなり隣人から,『空き缶を捨てたのはお前か』と怒鳴られました。その時は,『違います,私じゃないです』と答えましたが,精神障害者だからそう思われたのですかね。誤解なのに」と唇を噛みしめながら訴えた。E精神保健福祉士は,「Dさんが捨てた物ではないのに,誤解されて,悔しかったですね」と話したところ,Dさんは小さくうなずいた。 次のうち,この場面でE精神保健福祉士が用いた面接技法として,正しいものを1つ選びなさい。

    感情の反映

  • 100

    次の記述のうち,精神保健福祉士がクライエントに対して行う面接技法の直面化の説明として,正しいものを1つ選びなさい。

    話した内容の矛盾点を見定めて指摘すること。

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  • 2

    精神病院法が目標とした全道府県での公立精神科病院の建設が達成され,精神衛生法(1950(昭和 25)年)が制定された。

  • 3

    精神障害者も対策の対象に含めた心身障害者対策基本法(1970(昭和 45)年)が制定された。

  • 4

    精神衛生法が精神障害者の人権に配慮した適正な医療及び保護を明示した精神保健法(1987(昭和 62)年)に改称・改正された。

  • 5

    精神保健法が精神障害者社会復帰施設を法定化した「精神保健福祉法」(1995(平成 7)年)に改称・改正された。

  • 6

    次のうち,精神保健福祉に関する法律と関連する事項の組合せとして,正しいものを2つ選びなさい。

    精神保健法 -------------------- 精神医療審査会の設置, 「精神保健福祉法」 ------------ 精神障害者保健福祉手帳制度の創設

  • 7

    1940 年代,イギリスの医師,ジョーンズ(Jones,M)は,治療共同体という新しい治療理念を取り入れ,その後の精神病院改革に大きな影響を与えた。

  • 8

    バザーリア(Basaglia,F.)らによるボローニャでの脱施設化を進める精神医療改革は,法律 180 号の制定(1978 年)によってイタリア全土に広がりを見せた。

  • 9

    ケネディ(Kennedy,J)は大統領教書(1963 年)により,アメリカ合衆国の精神医療改革として地域ケアへの移行を目指す社会的協同事業体の設置を推し進めた。

  • 10

    WHO(世界保健機関)より派遺されたクラーク(Clark,D)は,「日本における地域精神衛生—WHO への報告」(1968 年)を行い,公立精神病院の建設を提案した。

  • 11

    1970 年代にアメリカで生まれた包括的地域生活支援(Assertive Community Treatment)の活動は,ニューヨークのファウンテンハウスを源流としている。

  • 12

    ジョーンズ(Jones,M.)は,病院の全環境を治療手段として用いる治療共同体の概念を提唱した。

  • 13

    ミニューチン(Minuchin,S.)は,集団や人間の相互依存性によるグループダイナミクスに着目した。

  • 14

    ロジャーズ(Rogers,C.)は,様々な心理療法やカウンセリング理論の基本となっている面接技法を統合したマイクロカウンセリングを開発した。

  • 15

    レヴィン(Lewin,K.)は,システム理論に基づいた構造的家族療法を展開し,家族成員間の境界に着目した。

  • 16

    アイビィ(Ivey,A.)は,非指示的アプローチである来談者中心療法(クライエント中心療法)を確立した。

  • 17

    諸外国の精神保健医療福祉政策に関する次の組み合わせのうち,正しいものを1つ選びなさい。

    韓国 ------------------------ 精神保健法(1995 年)

  • 18

    韓国では,入院医療・入所施設中心から地域ケア中心に転換したことにより,精神療養施設を廃止した。

  • 19

    イタリアでは,ケアプログラムアプローチ(CPA)により,精神障害者への医療サービスと福祉サービスを計画している。

  • 20

    イギリスでは,法律 180 号(1978 年)制定後,単科精神病院への新規入院を禁じた。

  • 21

    アメリカでは,入院回避のためのショートステイ施設として,ベンチャー(Venture)を用いている。

  • 22

    カナダでは,政府が発表した『闇からの脱出』の中で,精神障害者を中心に位置づけたリカバリーシステムを目指すこととした。

  • 23

    イギリスでは,「精神保健に関するナショナル・サービス・フレームワーク」により,積極的アウトリーチや家族ケアラー支援等の充実を図った。

  • 24

    ニュージーランドでは,「セクター制度」により,一定の人口規模ごとに,精神科病床,施設を配置し,治療と生活支援を一体的に実施した。

  • 25

    アメリカでは,精神保健サービス計画「ブループリント」を策定し,リカバリー概念をサービスの基盤とすることを明示した。

  • 26

    イタリアでは,「精神疾患及び知的障害に関する大統領教書」により,精神科病院を解体し,地域精神保健センターを整備した。

  • 27

    フランスでは,「法律第 180 号」により,精神科病院への新たな入院を禁止し,地域ケアと外来医療中心に転換した。

  • 28

    精神保健医療福祉の事項と人物に関する次の組合せのうち,正しいものを1つ選びなさい。

    当事者運動 ---------------------- オヘイガン(O’Hagan,M.)

  • 29

    次のうち,諸外国の精神保健医療福祉領域において資格化されている人材として,正しいものを2つ選びなさい。

    ニュージーランドにおける地域支援ワーカー, アメリカにおける認定ソーシャルワーカー

  • 30

    1960 年代には,地域の中の住まいや居場所づくりの取組が全国で進められた。

  • 31

    1970 年代には,精神衛生相談員として市町村の社会福祉担当部局への配置が進んだ。

  • 32

    1980 年代には,退院を促進するために,精神科医療機関への配置が義務づけられた。

  • 33

    1990 年代には,「医療観察法」が制定され,司法福祉の領域に参画するようになった。

  • 34

    2000 年代には,精神保健福祉士がスクールソーシャルワーカーとして,活用されるようになった。

  • 35

    次のうち,2010 年(平成 22 年)に改正された精神保健福祉士法の第2条に新たに加えられた内容として,正しいものを1つ選びなさい。

    地域相談支援の利用に関する相談

  • 36

    精神保健福祉士が行うエンパワメントアプローチに関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

    自尊心を高める過程を支援する。

  • 37

    次の記述のうち,精神保健福祉士が行うストレングス視点に基づく援助として,正しいものを2つ選びなさい。

    クライエントの希望や願望を援助目標に反映させる。, 援助において,精神保健福祉士が主に活動する場は,地域である。

  • 38

    リカバリーとは,回復のために利用していた様々な支援を必要としなくなり,自立することである。

  • 39

    エンパワメントとは,社会的に不利な状況に置かれた人が,自らの力を高め,行動できるようになることである。

  • 40

    ストレングスモデルとは,疾患やそれに起因する弱さを,個人に応じたプログラムにより強化していくことである。

  • 41

    インフォームドコンセントとは,医師が推奨する治療や検査について患者を説得することである。

  • 42

    ソーシャルインクルージョンとは,疾患や障害の状態に配慮し,求められる義務や行為に対する猶予制度を確立することである。

  • 43

    Bさん(30 歳,女性,統合失調症)は,週に4日,配送センターで仕分業務に従事して3年目となる。利用する障害者就業・生活支援センターのC就労支援担当者(精神保健福祉士)を訪れ,「配送センターの所長に,繁忙期は勤務日数を増やし,1日8時間勤務できないと雇用継続は難しいと言われた。これ以上働くと体調が不安で,通院する時間もなくなる。仕事は辞めたくない。でも,怖くて何も言えなかった」と訴えた。そこで,C就労支援担当者はBさんとの合意を得て,配送センターを訪問して所長に話をした。 次のうち,この場面でC就労支援担当者が果たした役割として,正しいものを1つ選びなさい。

    アドボカシー

  • 44

    リカバリーに関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。

    悩みを前向きに受け止めながら生きることである。

  • 45

    次の記述のうち,精神障害がある者のリカバリーについての説明として,適切なものを1つ選びなさい。

    希望はリカバリーを支える原動力となる。

  • 46

    次の記述のうち,ディーガン(Deegan,P.)が述べるリカバリーの内容として,正しいものを2つ選びなさい。

    新たな目的を再構築する。, 課題に立ち向かうことが求められる。

  • 47

    「精神保健福祉法」第5条に規定されている精神障害者の定義に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

    精神疾患を有する者としている。

  • 48

    次の記述のうち,精神保健福祉士が行う権利擁護活動の代弁機能として,適切なものを1つ選びなさい。

    障害年金の申請に行くクライエントの依頼を受けて,市役所の担当者にクライエントの来訪の目的,意図を事前に電話で伝えた。

  • 49

    次の記述のうち,ソーシャルワークにおける権利擁護の中の代弁機能に当たるものとして,正しいものを1つ選びなさい。

    購入した商品の不満をうまく伝えられない通院患者から依頼を受けて,消費生活センターに同行した。

  • 50

    次の記述のうち,精神科病院の退院後生活環境相談員(精神保健福祉士)の業務として,適切なものを2つ選びなさい。

    退院に向けた意欲の喚起や相談支援を行う。, 地域生活のための,クライシスプランを検討する。

  • 51

    次のうち,国連総会で採択された「精神疾患を有する者の保護及びメンタルヘルスケアの改善のための諸原則」(1991 年)の記述として,正しいものを2つ選びなさい。 (注) 「精神疾患を有する者の保護及びメンタルヘルスケアの改善のための諸原則」の日本語訳は厚生科学研究班の仮訳によるものである。

    精神疾患を有するすべての者は,可能な限り地域社会に住み,及びそこで働く権利を有する。, すべての患者の治療及びケアは,個別的に立案された治療計画に基づいて行われなければならない。

  • 52

    次のうち,精神障害者支援におけるアドヒアランスに関する記述として,正しいものを1つ選びなさい。

    患者が積極的に治療方針の決定に参加し,主体となって治療を受けることをいう。

  • 53

    精神科リハビリテーションに関する次の記述のうち,適切なものを2つ選びなさい。

    能力の向上だけでなく,自信を取り戻すことを助ける。, 障害があっても,その人らしい生き方の実現を目指す。

  • 54

    次の記述のうち,1994 年にWHO,ILO,UNESCOにより示された合同政策方針における「地域に根差したリハビリテーション(CBR)」の考え方として,正しいものを1つ選びなさい。

    総合的な地域開発の戦略の一つである。

  • 55

    精神科リハビリテーションの原則に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

    個人の社会生活技能の改善と環境面での支援開発を行う。

  • 56

    次のうち,アンソニー(Anthony,W.)らの提唱した精神科リハビリテーションの基本原則に関する記述として,適切なものを1つ選びなさい。

    熟慮した上で依存を増やすことは,結果的には本人の自立につながる。

  • 57

    次の記述のうち,社会リハビリテーションにおけるアセスメントとして,正しいものを1つ選びなさい。

    活用できる移動手段を把握する。

  • 58

    次の記述のうち,精神科リハビリテーションにおけるチームアプローチで各構成員に求められるものとして,正しいものを1つ選びなさい。

    それぞれの視点でモニタリングを行い,その結果を共有する。

  • 59

    次の記述のうち,精神科リハビリテーションにおけるアプローチの説明として,正しいものを1つ選びなさい。

    IPS(Individual Placement and Support)は,本人の希望に基づいて,雇用を目標に支援する。

  • 60

    次の記述のうち,就職を希望するクライエントのリハビリテーション計画における資源調整として,正しいものを1つ選びなさい。

    自宅から通える就労移行支援事業所を利用できるように援助する。

  • 61

    精神科リハビリテーションの評価に関する次の記述のうち,正しいものを2つ選びなさい。

    アセスメントとモニタリング,エバリュエーションの3つがある。, GAF(Global Assessment of Functioning)は,精神症状を含めた社会生活の全体機能を評価する。

  • 62

    次の記述のうち,就労移行支援事業所が行う職業リハビリテーションのプロセスにおけるインターベンションとして,正しいものを1つ選びなさい。

    就職を希望する利用者に同行し,ハローワークで求職登録を支援した。

  • 63

    精神科医療機関におけるリハビリテーションに関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

    精神療養病棟に入院中の患者に対しては,就労移行のためのプログラムよりも日常生活の質の改善へ向けたプログラムを優先させる。

  • 64

    入院患者に対する作業療法では,パラレルな場を設定し,共通課題に取り組む中で対人交流の技能を高める。

  • 65

    入院患者に対するレクリエーション療法では,誰でも参加できるプログラムを用い,集団での秩序だった行動を身につけさせる。

  • 66

    認知行動療法では,主観的な体験に解釈を加えることで洞察を促し,病的な行動の修正を図る。

  • 67

    社会生活技能訓練(SST)では,認知行動療法の技法を用い,宿題を課すことにより練習で得た技能の般化を目指す。

  • 68

    集団精神療法では,司会者が何を言っても良いと宣言し,参加者の自由な意見交換を促す。

  • 69

    急性期の入院患者に対する作業療法は,生活管理技能の改善を主目的とする。

  • 70

    社会生活技能訓練(SST)の基本訓練モデルは,あらかじめ獲得すべき技能が設定されている。

  • 71

    アルコール専門外来で行う集団精神療法は,各回の自由参加を原則とする。

  • 72

    うつ病に対する認知行動療法は,捉え方の偏りを修正して問題解決を促す。

  • 73

    統合失調症に対する心理教育は,精神分析療法を用いて展開する。

  • 74

    次の記述のうち,精神保健福祉士が行うグループワークとして,適切なものを1つ選びなさい。

    精神科病棟では,グループ活動におけるメンバーの発達や成長を他の専門職とともに評価する。

  • 75

    社会生活技能訓練(SST)の基本訓練モデルに関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

    練習したことを実生活の中で実践するチャレンジ課題(宿題)が出される。

  • 76

    精神科デイ・ケアの進め方に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。

    メンバーの社会関係の広がりを目指し,地域資源の活用を視野に入れた支援を展開する。

  • 77

    統合失調症の家族心理教育に関する次の記述のうち,正しいものを2つ選びなさい。

    家族の社会的孤立状態の解消を図る。, 家族の感情表出が,回復や再発に影響を与えることを説明する。

  • 78

    次の記述のうち,精神科デイ・ケアにおけるリワークプログラムとして,適切なものを 1 つ選びなさい。

    グループワークで,職場の人間関係の課題が再現された場合に気付きを促す。

  • 79

    次の記述のうち,精神保健福祉士が行うインテークとして,適切なものを1つ選びなさい。

    精神保健福祉士自身の発する非言語的メッセージに留意する。

  • 80

    精神科医療機関の精神保健福祉士が行うインテークにおける次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

    患者と信頼関係を形成する。

  • 81

    次のうち,相談援助のインテーク段階において,相談機関が対応可能かどうかを判断する方法として,適切なものを1つ選びなさい。

    スクリーニング

  • 82

    精神科医療機関の精神保健福祉士が行う支援に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。

    インテークでは,関係づくりを基軸とした情報収集を心がける。

  • 83

    次の記述のうち,精神保健福祉士が行うソーシャルワークの展開として,正しいものを2つ選びなさい。

    インテークでは,援助についての契約を結ぶ。, アセスメントでは,ニーズを明確にするための評価を行う。

  • 84

    次の記述のうち,相談支援事業所における精神保健福祉士が行うアセスメントとして,正しいものを1つ選びなさい。

    住む場所の希望を聞く。, 支援契約を結ぶ。

  • 85

    次の記述のうち,精神保健福祉士が行う援助プロセスにおけるアセスメントの説明として,適切なものを1つ選びなさい。

    利用者の状況を把握し,社会資源の精査をする。

  • 86

    D精神保健福祉士はカンファレンスにおいて,Eさん(30 歳)の退院を検討するために,今後,利用可能な社会資源に関連する情報をホワイトボードに図示して説明した。Eさんは,自宅への退院に備えて宿泊型自立訓練の体験をしていた。その一方,父親との折り合いが悪いことから,Eさんは以前に支援を受けていた市の保健師にも相談し,グループホームの見学も行った。また,日中については,友人のいるコンビニエンスストアで働くか,就労プログラムを実施している就労移行支援事業所又は精神科デイケアの利用を考えている。 次のうち,D精神保健福祉士がカンファレンスでの説明において,情報を図示したツールとして,適切なものを1つ選びなさい。

    エコマップ

  • 87

    次の記述のうち,リファーラルの説明として,適切なものを1つ選びなさい。

    患者の希望する支援に対してサービス提供機関へつなぐ。

  • 88

    次のうち,支援過程においてジェノグラムを作成する目的として,最も適切なものを1つ選びなさい。

    家族や親族の関係や世代間関係の把握

  • 89

    次の記述のうち,相談援助のプランニング段階の説明として,正しいものを1つ選びなさい。

    ニーズを充足するための様々な社会資源を検討し,それらの活用を考える。

  • 90

    次の記述のうち,相談援助過程におけるインターベンションの説明として,適切なものを1つ選びなさい。

    個々のニーズの充足に向けて援助者や援助機関が各々の役割を遂行する。

  • 91

    エバリュエーションに関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

    相談援助過程におけるクライエントのニーズ充足度や効果を客観的に精査する。

  • 92

    就労移行支援事業所に勤務するF精神保健福祉士は,来週,地域の企業に就職が決まったGさんと面接を行った。Gさんは,面接を通して自分の変化を振り返り,働くための生活習慣を身につけられたことと,自分に合った仕事を見つけるという目標を達成できたことに満足していた。しかし,サービスを受け始めたころのプログラムが単調で物足りなかったことと,就労までに時間がかかり過ぎたことは残念だったとも述べた。F精神保健福祉士は,Gさんにどのような支援があったらより早く就労できたと思うか質問し,Gさんが答えてくれた内容を次の支援にいかしていくことを約束した。 次のうち,この面接を実施した支援過程として,正しいものを1つ選びなさい。

    エバリュエーション

  • 93

    Hさん(40 歳,男性)は,アルコール依存症の入院治療を終え,現在は定期的な外来通院やセルフヘルプグループへの参加を継続している。病棟でHさんを担当していたJ精神保健福祉士は,退院して半年後,Hさんの外来の待合室での様子が気になったことから,「お久しぶり」と声をかけ,面接室で話を聴くこととした。Hさんは,「参加している自助グループの人間関係で悩んだりすることもあるが,トラブルにならないように何とか関係を保てている。今日は話を聴いてもらえてよかった」と語り,J精神保健福祉士はセルフヘルプグループの様子やHさんの気持ちを傾聴した。 次のうち,Hさんの支援過程においてJ精神保健福祉士が行ったこの面接の位置づけとして,正しいものを1つ選びなさい。

    フォローアップ

  • 94

    次のうち,ナラティブアプローチに関する記述として,正しいものを1つ選びなさい。

    物事の見方の多様性を認識して,クライエントの新たな意味づけを重視する。

  • 95

    Mさん(25 歳,女性)は,「精神科を受診したい」と市役所のN精神保健福祉士のもとを訪れた。 3週間前に夫を交通事故で亡くしたMさんは,葬儀後,何かしなければと思うのだが,気持ちの整理がつかずにいる。1 週間前からは過呼吸(過換気)発作が出て,子どもの世話が思うようにできなくなっているという。N精神保健福祉士は,Mさんが悲しみの感情を十分に表出できるよう耳を傾けた。さらに,1歳になる娘の預け先が見つからず職探しに取り組めていないというMさんに,市内の精神科医療機関の紹介とともに,市の子育て支援制度の利用を支援した。 次のうち,N精神保健福祉士の用いたアプローチとして,適切なものを1つ選びなさい。

    危機介入アプローチ

  • 96

    ノーマライゼーションに立脚した精神保健福祉士の支援に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。

    発達障害者の聴覚過敏の対処のために耳栓を使用できるように,職場の了解を得た。

  • 97

    精神保健福祉士が行う面接技法に関する次の組み合わせのうち,正しいものを1つ選びなさい。

    直面化(confrontation) --------- 利用者が話した内容の矛盾点を見定めて指摘する。

  • 98

    精神保健福祉士が用いる面接技法に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

    支持とは,相手の感情を,そのまま認めて受容したことを表明することである。

  • 99

    U精神科デイケアを利用するDさんは,デイケア担当のE精神保健福祉士に相談した。「先日,隣家の玄関前に空き缶が落ちていました。その横を通り過ぎたところ,いきなり隣人から,『空き缶を捨てたのはお前か』と怒鳴られました。その時は,『違います,私じゃないです』と答えましたが,精神障害者だからそう思われたのですかね。誤解なのに」と唇を噛みしめながら訴えた。E精神保健福祉士は,「Dさんが捨てた物ではないのに,誤解されて,悔しかったですね」と話したところ,Dさんは小さくうなずいた。 次のうち,この場面でE精神保健福祉士が用いた面接技法として,正しいものを1つ選びなさい。

    感情の反映

  • 100

    次の記述のうち,精神保健福祉士がクライエントに対して行う面接技法の直面化の説明として,正しいものを1つ選びなさい。

    話した内容の矛盾点を見定めて指摘すること。