発達心理学分野で用いられる検査法の主なものには、〇と△がある。

知的な発達具合を調べることができる検査。

(情緒・動作・感情も含む)日常生活や人間関係の発達具合を調べることができる検査。

知能検査では、〇で発達具合が示され、評価・診断の根拠とされることが多い。

発達検査では、〇で発達具合が示され、評価・診断の根拠とされることが多い。

知能検査法は、〇(Ａ式)と△(Ｂ式)により知能水準を明らかにする検査法。

〇は、性格などの個人差を重視し、知能は｢行動の目的や合理性などの思考力、能率的に自分の環境を処理する総合的能力｣とした。幼児用、子ども用、成人用まで用意され、適応範囲が広い。

精神年齢という考え方を取り入れ、知能指数(生活年齢により調整する)を測定する方法。回答する質問により、幼児から成人まで対応するが、子どもが興味をもてるような内容になっている(子ども向けとされる)。

パズルのような、遊びながら測定できるのが特徴の検査法。

積み木やカードなどの遊びを観察（行動観察）し、動作、言語反応行動、感情・情緒、社会的・対人的行動などの発達状態を調べる検査法。「姿勢・運動」、「認知・適応」、「言語・社会」の3領域について検査することができる。

乳幼児の日常生活行動を観察している主な養育者に、主に家庭生活で示す行動について質問に答えてもらうことで、「運動」「探索」「社会」「生活習慣」「言語」の5つの領域について診断する検査法。0～3歳用、3～7歳用がある。