問題一覧
1
発達心理分野においては、①・②・③で心の発達具合や各年代の心の特徴を調べる。
実験, 検査, 調査
2
各手法は①から②まで各年代に対応しており、乳児向け、青年向けなど区別されているものもある。
乳児, 高齢者
3
「検査」は①目的で用いられることが多く、②、③を明らかにすることができるが、発達心理では、④もある。
心の状態を評価する, 状態の良し悪し, 問題の有無, 心(脳機能)の発育状態を調べるニーズ
4
発達心理分野で用いられる検査では、主なものに①や②がある。
知能検査, 発達検査
5
知能検査法は、①(A式)と②(B式)により知能水準を明らかにすることができる。ウェクスラー式とビネー式がよく使われるが、それぞれ特徴がある。
言語式検査, 数学・図形式検査
6
知能検査法は、言語式検査(A式)と数学・図形式検査(B式)により①を明らかにすることができる。②式と③式がよく使われるが、それぞれ特徴がある。
知能水準, ウェクスラー, ビネー
7
発達検査法は、①や②の③を明らかにすることができる。その特性とニーズから、主に④を対象にした検査法である。日本においては⑤、⑥が用いられることが多い。
日常生活, 人間関係, 発達具合, 子ども, 新版K式発達検査, 乳幼児精神発達診断法
8
新版K式発達検査は、①を観察することで、②、③、④、⑤などの⑥が調べられる。
道具を使った遊び, 動き, 言語の理解と発話, 感情の動きと表出, 人間関係, 発達状態
9
認知検査法は、①や②、③といった③検査法である。その特性とニーズから、主に④を対象に用いることが多い。
記憶力, 理解力, 見当識, 脳の認知能力を測定する, 高齢者
10
「調査」は、心理学において最も多く用いられており、①と②がある。
量的調査, 質的調査
11
量的調査は①などの定量的な調査であり、②がしやすく③を調べることができる。
質問紙, 統計的な処理, 全体的な傾向・特徴
12
質的調査は①や②など③な調査であり、深く掛り下げて調べることができる。
面接, 観察, 定性的
13
医学的には段階的に身体が成長するとされるが、①も段階的に成長するとされている。
心
14
① (1905)の理論では、②と③の関係性に着目し、心は④で発達し、⑤が⑥や⑦、⑧に影響するとした。
フロイト, 身体, 性的発達, 5段階, 性的快感を得られるかどうか, 心の発達, 問題, 性格特性
15
①(1943)の理論では、②の観点から③と④を絡め、6つの発達段階があるとした。各段階で達成しなければならない課題があり、クリアできれば⑤、⑥、逆にクリアできないと次の段階に進みにくく、⑦とした。
ハヴィガースト, 教育学, 心の動き, 行動, 成長を自覚し, 幸福感を感じ, 社会に適応しにくくなる
16
①(1958)の心理社会的発達理論は、現在主流となっている理論である。②に着目し、②の中から学ぶことで心は発達し、死ぬまで発達し続けるとされる。
エリクソン, 人間関係
17
①(1970)の思考発達段階説は、②に着目し、人間の③は4段階で発達するとした。④の主軸は⑤(イメージ)であり、その発達により⑥があるとした。
ピアジェ, 思考の発達, 思考能力, 思考力, 表象, 心理的な影響
18
現代の発達心理学においては、心の発達に影響するものとして「①」、「②」、「③」の3つがあるとされる。
遺伝, 環境, 経験
19
心理学の理論では①はなく、②は③に含まれているが、研究があまり進んでいない。
胎児期, 新生児期, 乳児期
20
①は、身体の基礎的な組成が始まり、②・③といった心の基礎ができる。
胎児期, 神経, 脳
21
胎児の時点で何らかの障害が発生してしまうことがある(①)し、母体から②や③といった悪影響を受けてしまうこともある。
先天性疾患, 感染症, 薬物
22
新生児期は、①などの生物としての本能的な反応行動や、周囲の人物の表情を真似る行動(②・③などという)がみられる。
原始反射, 新生児模倣, 共鳴動作
23
エリクソンの理論においては、乳児期の発達課題は母性的人物から①を得ることとしている。
絶対的信頼感
24
乳児期(0~2歳くらい)は、脳機能、とくに①・②・③といった機能が急速に発達する。
知覚, 経験知, 認知
25
知覚は、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚といった感覚器から神経系を伝って脳に情報が入ることをいうが、乳児期は、独立して動いていた神経系が徐々に連動し始め、脳の中で複数の情報が一つに統合・まとめられていく。こうした神経が連動するまでの移行期間(①)を経て、脳内に新しい機能が徐々に完成していく。
神経移行期
26
乳児期は感情も生まれる(拡がる)時期である。生まれた段階では「①」と「②」の2つは感じるとされるが、経験値が増えるのに連動して、「①」・「②」の2つを起点として、「③」「④」「⑤」「⑥」といった感情が生まれ、拡がっていく。
快, 不快, 好き, 嫌い, 驚き, 恐れ
27
感情はすべての感覚器(五感)が影響するとされるが、乳児はとくに①が発達することから、②で安心感や不快感を感じる。
触覚, 肌に触れること
28
乳児は、成人が見ると魅力を感じる外見的な特徴を持っている(①)。さらに、「あなたがいないとダメなんです」といった②な態度を示すことで、大人は乳児に対する養育行動を継続したくなる。
乳児シグナル, 依存的
29
乳児はいつも世話をしてくれる大人(母性的人物)に「①」を形成する。①は、心理的な絆であり、「この人に任せれば安心」といった②の基礎である。その子どもにとって③となるなど心理的影響が大きく一生続くとされる。
愛着, 信頼感, 人間関係を築く基準
30
愛着は、母性的人物に対して①歳までに生じるとされるが、一度形成されると、母性的人物以外にも次々と対象を拡げていき、様々な人に対して信頼関係を結ぶ(②)ようになる。
1, 人間関係をつくる
31
愛着を形成した相手には、①を見せるようになる。②が現れたり、③としたり、①は発達とともに変化・多様になる。
愛着行動, 接近行動, 安全基地
32
乳児期は心の発達が明確にみられるが、遺伝的・本能的要素(①)、経験知などの学習要素(②)が相互に心理に影響し、心は発達していると考えられている。どちらも③からの影響が大きい。
生得説, 経験説, 親
33
乳児期は、①による②を使って思考を発達させていく。
五感, 経験知
34
心理的な特徴は①にすでに現れるが、この時点での特徴は②(遺伝・本能による心理的性質)によるものが大きい。
乳児期, 気質
35
「愛着」の形成によっても、①や②が変わる。安定的な愛着が形成された場合は他人(世の中)に対して③をもつことができるが、愛着形成が不安定な場合は他人(世の中)に④を特つ傾向が明らかとなっている。
考え方, 価値観, 安心感, 不信感
36
「愛着」には3種類ある(抵抗的愛着はさらに2つの行動パターンがある)。これら種類は、①と②の2要因で分類することができるが、親の③や子どもに与えた④(⑤)が関係しているとされるが、否定する研究もあるため、明確な関係性はわかっていない。
人間関係の積極性, 不安感の強さ, 養育態度, 不安, 母子分離不安
37
生後6ヶ月くらいまでの乳児は、母性的人物と自分を一体視している(①)が、その後徐々に自分と母性的人物が違うことを理解する(②)。さらに2歳までに母性的人物は自分と別の存在であることを認識できるようになる。
母子一体感, 分離個体化
38
①は、母親から離れることの強い不安であり、分離個体化が生じる②あたりからみられる。思考能力が乏しいため③から生じる不安感であり、その人間にとっての最大限の不安であることから、④(不安の上限)とされている。
母子分離不安, 10ヶ月, 感情, 不安感情の基準
39
人間は①(経験知として脳に入った情報)を②にするが、乳児期は初めて学ぶことが多いため、身の回りのあらゆることが、その後の③となる。
初めて学んだこと, 基準, 人生の判断基準
40
また、学んだことは特徴的な部分をもとに①して覚える。これは、学んだこと全体を覚えるのは情報量が多いため、特徴的なところだけ覚え、情報量を抑えて②するため。
シンボル化, 記憶に残りやすく
41
乳児期から幼児期にかけて、コミュニケーション・ツールとして「①」を、相手の感情を理解するために「②」を、自分の感情をコントロールする「③」を身につけ、社会性(コミュニケーション力)が発達していく。
言語, 心の理論, 感情抑制力
42
乳児期から幼児期にかけて、「①」「②」「③」を次々と身につけ、④(⑤※カタカナで)が発達していく。
言語, 心の理論, 感情抑制力, 社会性, コミュニケーション力
43
乳児期の時点で、乳児期に形成される「愛着」の影響を受けて、①や②なども現れるが、さらに、相手を③し、④を得るといった⑤の基本的な行動がみられるようになってくる。
社会的接近行動, 社会的回避行動, 信頼, 安心感, コミュニケーション
44
①に入る頃には周囲の人たちの②や③に合わせる行動(④)もみられるようになる。
幼児期, 気持ち, 雰囲気, 同調
45
同調は、①という気持ちから発生するとされ、自分の態度を周囲に合わせる行為だが、幼児期にはさらに②(③行動)へと発展していくことになる。
周囲に合わせないと不安, 協調行動, 協力し合う
46
生後①程度で他者の②を読むことで感情を多少③ことができる。
3ヶ月, 表情, 読み取る
47
乳幼児期はコミュニケーションの道具として①を覚えていくが、(まだ②ができない)表現力に乏しい乳児は、相手の感情に訴えるため「③」を変化させたりすることもある。
言葉, 発話, 泣き
48
発話の最初は①である。生後②程度でみられ、③歳くらいになると大人に似た発音ができるようになる。④歳頃までには⑤語の組み合わせ文(⑥の理解が始まる)が話せるようになる。
喃語, 3ヶ月, 1, 2, 2, 文法
49
1歳頃には、他者の①から感情を読み取ることで②(③)ができるようになる。
表情, 状況判断, 社会的参照
50
①(1970)の実験では、断崖の先にいる母親が②と、③があるはずなのに断崖を超える行動がみられる。これは、自分の目で見た恐怖より、④された母親の笑顔を⑤ことで、断崖は安全であると判断(⑥)したといえる。愛着による親への⑦が高いこと、1歳児でも⑥(空気が読める)ができることを証明した実験である。
キャンポス, 微笑んでいる, 恐怖心, 愛着形成, 信じる, 社会的参照, 信頼感
51
生後①程度で②の読み取り、③程度で複数のコミュニケーション媒体(④・⑤・⑥など)の読み取りはできる。
3ヶ月, 表情, 6ヶ月, 発話, 表情, 態度
52
①歳頃になると脳の②(表象:イメージ能力)が発達し、③を想像することができるようになる。
2, 表象機能, 目の前に無いもの
53
①の発達により、②歳になると、他者のこころ(気持ち)を理解する能力「③」が芽生え始め、自分が④や、自分が⑤などを基に、他の人の気持ちを⑥できるようになる。
表象能力, 3、4, 心の理論, 経験したこと, 感じた気持ち, 推測
54
「①」は、当初は心の状態(感情)を②できる程度だが、徐々に「③」「④」「⑤」「⑥」といった、より不明瞭な心の動き・思考まで類推できるようになってくる。
心の理論, 推測, 目的, 意図, 信念, 疑念
55
①~②歳の間に、ほかの人とコミュニケーションをとる中で、③(思っていることを素直に表す)と④(思っていても我慢をする)を覚えていくが、とくに④の能力の方が強くなる。
3, 7, 自己主張, 自己抑制
56
①の理論では、幼児期の発達課題は②人物から「③」を学び得ることとされる。
エリクソン, 親的, 自律
57
①歳くらいになると、基本的な身体機能はほぼ完成し、日常生活動作を②で行えるようになってくる。それまで③などにしてもらっていた行為を自分で行えるようになることで、自分はできるといった意識(④)が芽生える。
2, 自分の意志, 母性的人物, 自己効力感
58
自己効力感によって、①が芽生え、②(自分で判断して行動に移す)した活動ができるようになる。しかし、自己効力感がありすぎると調子に乗り過ぎて③のものができると④し、⑤したり(「恥」の体験:「⑥」・「⑦」ともいう)、自分の能力に疑いを持ってしまう(⑧)。
意思, 自律, 能力以上, 錯覚, 失敗, 恥感情, 恥体験, 自己疑惑
59
①歳を迎えたあたりで②への関心を持つようになる。乳児期から蓄積された③の経験知(④としての言葉)とそれを表した②が⑤であることを理解していき、③に関する経験知が整理されていく。
3, 文字, 言語, 発音, 同じもの
60
①~②歳になってくると、徐々に文字を③ようになってくるが、書く(描く)行為は④の⑤が影響するため、就学時でも文字がかけるかどうかは⑥が大きい。→幼児期は⑦の発達が進み、物事や言葉の「⑧」が徐々に理解できるようになり、頭の中で⑨が⑩されていく。
4, 5, 書ける, 空間認知機能, 発達具合, 個人差, 表象機能, 概念, 経験知, 整理
61
幼児期はまだ脳の①であり、見た目の、②部分に注意を向けてしまいそれ以外は③脳の傾向もみられる(④)。④は、乳児期の、経験知を⑤して記憶する脳の特性の延長とされている。
発達途上, 目立つ, 着目しない, 中心化, シンボル化
62
①は②の中で脳・こころを発達させる。③は、②によって子どもは④を学び、⑤・⑥の発達に大きく影響するとした。
幼児期, 日常の遊び, フレーベル, 自己内外, 能力, 心理
63
幼児期の遊びは、①、②、③、④と変化していくが、⑤で⑥や⑦を学ぶ機会となる。
一人遊び, 平行遊び, 連合遊び, 協同遊び, 他者が関わっていくこと, コミュニケーション力, 集団性
64
遊びは、①を膨らませて②も発達させたり、③を理解することで④(自我)を発達させたり、他者とのやりとりで「⑤」を発達させられるなど、子どもにとっては良いことずくめである。
創造力, 表象機能, 他者と自分の違い, 自己意識, 心の理論
65
①には②が芽生え、子ども自身も③したり、④を⑤できるようになってくる。
幼児期, 自我, 自分の気持ちを理解, 行動の特徴, 自覚
66
①(1970)によると、幼児期の思考は②に強い影響を受けることが特徴とされ、「③」、「④」、「⑤」といった⑥(思い込み)が発生しやすい。
ピアジェ, 表象機能, 実念論, 人工論, アニミズム, 空想と現実の混合
67
「①」は、②や③といった自分の④(イメージ・想像)が⑤すると思い込む現象である。
実念論, 思考, 夢, 表象, 実在
68
「①」は、世の中の事物はすべて②であると思い込む現象である。
人工論, 人間が作ったもの
69
「①」は、非生物にも人間と同様の②や③があると思い込む現象である。
アニミズム, 感情, 思考
70
幼児期には、ものごとを①できず、②に考えたり③(自分の気持ち)を優先した行動もみられる(④)。⑤は理解できるようになってくるものの、自分の⑥や⑦を優先してしまったり、他者も自分と⑧であると思い込んでいることで起こるとされる。
客観視, 自分中心, 自我, 自己中心性, 他者の気持ち, 欲求, 感情, 同じ気持ち
71
こうした自我による行動は、まずは①歳頃、親に対する反抗的な態度として現れる(②)。
2, 第一次反抗期
72
第一次反抗期は、子どもにとっては①と違うという②(自己主張)と、自分の思った通りにやりたい(③)から親に対して④する行動をとる時期である。俗に「⑤」などとも呼ばれるが、親からすれば、それまでは言うことを素直に聞いてくれていた子どもが⑥・⑦するため困惑しがち。
親, 意思表示, 自律心, 反発, イヤイヤ期, 反発, 自己主張
73
①とは、心(②・③・④)の⑤(個性)である。
自我, 気持ち, 考え方, 動き, 個人差
74
自我は、①・②に③との関りの中で、自分や他者の④を理解し、自分と他者の⑤を⑥することで発達する。
乳児期, 幼児期, 他者, 心の動き, 心の違い, 認識
75
①は、②(人)によって異なる。
自我, 子ども
76
①の理論では、②(6~8歳くらい)の発達課題は家族から「③」を学び、④・⑤をもって⑥から行動することとされる。
エリクソン, 児童期, 自発性, 興味, 関心, 自分
77
①(9~12歳くらい)の発達課題は②や③から「④」を学び、嫌な事でも⑤してやり遂げることとされる。
学童期, 近隣者, 学校関係者, 勤勉性, 我慢
78
学童期は①が変化し、②が芽生えたり③で友人を選ぶなど、感情が関係した④な付き合いが始まる(⑤)。
友人関係, 仲間意識, 内面, 心理的, ギャングエイジ
79
同世代の子どもと①することで、②に自分を見ることができるようになってくる。さらに、自分に③があると感じたり④があった場合は⑤を強く持てる。
比較, 客観的, 優位性, 成功体験, 自己効力感